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【発明の名称】 サーバ装置およびフォント情報管理方法および記憶媒体
【発明者】 【氏名】来見田 恒昭

【氏名】堀山 潤

【氏名】内藤 佳子

【氏名】池野 秀夫

【氏名】酒井 哲夫

【要約】 【課題】各データ処理装置で利用されるプリンタドライバのフォントメトリクスの形式が異なる場合でも、各データ処理装置に供給すべきフォントメトリクスファイル管理負担を軽減することである。

【解決手段】複数の印刷装置のいずれかにプリンタフォント以外のフォントファイルをダウンロードした際に、各データ処理装置が各印刷装置との印刷制御を行うためのプリンタドライバが使用するフォントメトリクスの形式を判定し(S3602)、該判定されるフォントメトリクスの形式に基づいて、異なるフォントメトリクス情報を作成する(S3610,S3606)構成を特徴とする。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 所定の通信媒体を介して複数の印刷装置および複数のデータ処理装置と通信可能なサーバ装置であって、前記複数の印刷装置のいずれかにプリンタフォント以外のフォントファイルをダウンロードするダウンロード手段と、前記各データ処理装置が各印刷装置との印刷制御を行うためのプリンタドライバが使用するフォントメトリクスの形式を判定する判定手段と、前記判定手段により判定されるフォントメトリクスの形式に基づいて、異なるフォントメトリクス情報を作成する作成手段と、を有することを特徴とするサーバ装置。
【請求項2】 前記作成手段により作成された各フォントメトリクス情報を適応する各データ処理装置に選別送出する送出手段を有することを特徴とする請求項1記載のサーバ装置。
【請求項3】 前記判定手段は、フォントメトリクスの形式がテキスト形式かバイナリ形式かのいずれであるかを判定することを特徴とする請求項1記載のサーバ装置。
【請求項4】 前記作成手段は、前記判定手段により判定されるフォントメトリクスの形式に基づいて、前記ダウンロード手段によりダウンロードされたプリンタフォント以外のフォントに対して異なるフォントメトリクス情報を作成することを特徴とする請求項1記載のサーバ装置。
【請求項5】 所定の通信媒体を介して複数の印刷装置および複数のデータ処理装置と通信可能なサーバ装置におけるフォント情報管理方法であって、前記複数の印刷装置のいずれかにプリンタフォント以外のフォントファイルをダウンロードするダウンロードステップと、前記各データ処理装置が各印刷装置との印刷制御を行うためのプリンタドライバが使用するフォントメトリクスの形式を判定する判定ステップと、前記判定ステップにより判定されるフォントメトリクスの形式に基づいて、異なるフォントメトリクス情報を作成する作成ステップと、を有することを特徴とするフォント情報管理方法。
【請求項6】 前記作成ステップにより作成された各フォントメトリクス情報を適応する各データ処理装置に選別送出する送出ステップを有することを特徴とする請求項5記載のフォント情報管理方法。
【請求項7】 前記判定ステップは、フォントメトリクスの形式がテキスト形式かバイナリ形式かのいずれかであるかを判定することを特徴とする請求項5記載のフォント情報管理方法。
【請求項8】 前記作成ステップは、前記判定ステップにより判定されるフォントメトリクスの形式に基づいて、前記ダウンロードステップによりダウンロードされたプリンタフォント以外のフォントに対して異なるフォントメトリクス情報を作成することを特徴とする請求項5記載のフォント情報管理方法。
【請求項9】 所定の通信媒体を介して複数の印刷装置および複数のデータ処理装置と通信可能なサーバ装置に、前記複数の印刷装置のいずれかにプリンタフォント以外のフォントファイルをダウンロードするダウンロードステップと、前記各データ処理装置が各印刷装置との印刷制御を行うためのプリンタドライバが使用するフォントメトリクスの形式を判定する判定ステップと、前記判定ステップにより判定されるフォントメトリクスの形式に基づいて、異なるフォントメトリクス情報を作成する作成ステップとを実行させるためのプログラムを記録したコンピュータが読み取り可能な記憶媒体。
【請求項10】 前記作成ステップにより作成された各フォントメトリクス情報を適応する各データ処理装置に選別送出する送出ステップを有することを特徴とする請求項9記載の記憶媒体。
【請求項11】 前記判定ステップは、フォントメトリクスの形式がテキスト形式かバイナリ形式かのいずれかであるかを判定することを特徴とする請求項9記載の記憶媒体。
【請求項12】 前記作成ステップは、前記判定ステップにより判定されるフォントメトリクスの形式に基づいて、前記ダウンロードステップによりダウンロードされたプリンタフォント以外のフォントに対して異なるフォントメトリクス情報を作成することを特徴とする請求項9記載の記憶媒体。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、所定の通信媒体を介して複数の印刷装置および複数のデータ処理装置と通信可能なサーバ装置およびフォント情報管理方法および記憶媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、印刷装置において、プリンタフォントを用いて文字を印刷する場合、フォントメトリクスファイルと呼ばれる、文字のピッチやアセンダ、ディセンダ情報などを記憶したファイルをプリンタドライバが読み込み、この情報を基に印刷を行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、同一プリンタを用いて印刷を行う場合であっても、クライアントである情報処理装置にインストールされているプリンタドライバが異なると、フォントメトリクスファイルの形式は異なるのが一般的であった。
【0004】すなわち、ネットワークに接続されたプリンタを複数のクライアントから印刷する場合、クライアントのプリンタドライバの種類を調べ、プリンタドライバの種類毎にメトリクスファイルを用意する必要があった。
【0005】プリンタに元々内蔵されているフォントについては、ドライバが最初から情報を有することが多いが、ソフトフォントと呼ばれる、プリンタにダウンロードして使用するフォントの場合には、どれだけのプリンタドライバが使われるか分からない為、複数形式のフォントメトリクスファイルを用意する必要があり、プリンタの管理者においては、ファイル管理の煩雑さと、ファイル増大によるコストアップ、またユーザにおいては自分が使用するメトリクスファイルを間違えずにプリンタドライバに登録するための情報管理の負荷増大といった問題点が指摘されていた。
【0006】本発明は、上記の問題点を解決するためになされたもので、本発明の目的は、所定の通信媒体を介して複数の印刷装置および複数のデータ処理装置と通信可能なサーバ装置において、前記複数の印刷装置のいずれかにプリンタフォント以外のフォントファイルをダウンロードした際に、各データ処理装置が各印刷装置との印刷制御を行うためのプリンタドライバが使用するフォントメトリクスの形式を判定し、該判定されるフォントメトリクスの形式に基づいて、異なるフォントメトリクス情報を作成することにより、各データ処理装置で利用されるプリンタドライバのフォントメトリクスの形式が異なる場合でも、各データ処理装置に適応する最小のフォントメトリクスファイルを作成するだけで済み、各データ処理装置に供給すべきフォントメトリクスファイル管理負担を軽減して、フォントファイル管理環境を整備することができるサーバ装置およびフォント情報管理方法および記憶媒体を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る第1の発明は、所定の通信媒体を介して複数の印刷装置および複数のデータ処理装置(図2に示すクライアントPC4,5に相当)と通信可能なサーバ装置であって、前記複数の印刷装置のいずれかにプリンタフォント以外のフォントファイルをダウンロードするダウンロード手段(図2に示すCPUボード203内のROMに相当)と、各データ処理装置が各印刷装置との印刷制御を行うためのプリンタドライバが使用するフォントメトリクスの形式を判定する判定手段(図2に示すCPUボード203内のROMに相当)と、前記判定手段により判定されるフォントメトリクスの形式に基づいて、異なるフォントメトリクス情報を作成する作成手段(図2に示すCPUボード203内のROMに相当)とを有するものである。
【0008】本発明に係る第2の発明は、前記作成手段により作成された各フォントメトリクス情報を適応する各データ処理装置に選別送出する送出手段(図2に示すCPUボード203内のROMに相当)を有するものである。
【0009】本発明に係る第3の発明は、前記判定手段は、フォントメトリクスの形式がテキスト形式かバイナリ形式かのいずれかであるかを判定するものである。
【0010】本発明に係る第4の発明は、前記作成手段は、前記判定手段により判定されるフォントメトリクスの形式に基づいて、前記ダウンロード手段によりダウンロードされたプリンタフォント以外のフォントに対して異なるフォントメトリクス情報を作成するものである。
【0011】本発明に係る第5の発明は、所定の通信媒体を介して複数の印刷装置および複数のデータ処理装置(図2に示すクライアントPC4,5に相当)と通信可能なサーバ装置におけるフォント情報管理方法であって、前記複数の印刷装置のいずれかにプリンタフォント以外のフォントファイルをダウンロードするダウンロードステップと、各データ処理装置が各印刷装置との印刷制御を行うためのプリンタドライバが使用するフォントメトリクスの形式を判定する判定ステップ(図33に示すステップS3602)と、前記判定ステップにより判定されるフォントメトリクスの形式に基づいて、異なるフォントメトリクス情報を作成する作成ステップ(図33に示すステップS3606,S3610)とを有するものである。
【0012】本発明に係る第6の発明は、前記作成ステップにより作成された各フォントメトリクス情報を適応する各データ処理装置に選別送出する送出ステップ(図33に示すステップS3611)を有するものである。
【0013】本発明に係る第7の発明は、前記判定ステップは、フォントメトリクスの形式がテキスト形式かバイナリ形式かのいずれかであるかを判定するものである。
【0014】本発明に係る第8の発明は、前記作成ステップは、前記判定ステップにより判定されるフォントメトリクスの形式に基づいて、前記ダウンロードステップによりダウンロードされたプリンタフォント以外のフォントに対して異なるフォントメトリクス情報を作成するものである。
【0015】本発明に係る第9の発明は、所定の通信媒体を介して複数の印刷装置および複数のデータ処理装置と通信可能なサーバ装置に、前記複数の印刷装置のいずれかにプリンタフォント以外のフォントファイルをダウンロードするダウンロードステップ(図12に示すステップS1204)と、各データ処理装置が各印刷装置との印刷制御を行うためのプリンタドライバが使用するフォントメトリクスの形式を判定する判定ステップ(図33に示すステップS3602)と、前記判定ステップにより判定されるフォントメトリクスの形式に基づいて、異なるフォントメトリクス情報を作成する作成ステップ(図33に示すステップS3606,S3610)とを実行させるためのプログラムを記録媒体にコンピュータが読み取り可能に記録させたものである。
【0016】本発明に係る第10の発明は、前記作成ステップにより作成された各フォントメトリクス情報を適応する各データ処理装置に選別送出する送出ステップ(図33に示すステップS3611)を有するものである。
【0017】本発明に係る第11の発明は、前記判定ステップは、フォントメトリクスの形式がテキスト形式かバイナリ形式かのいずれかであるかを判定するものである。
【0018】本発明に係る第12の発明は、前記作成ステップは、前記判定ステップにより判定されるフォントメトリクスの形式に基づいて、前記ダウンロードステップによりダウンロードされたプリンタフォント以外のフォントに対して異なるフォントメトリクス情報を作成するものである。
【0019】
【発明の実施の形態】〔第1実施形態〕図1は、本発明の第1実施形態を示すサーバ装置を適用可能な情報処理システムの構成を説明する図である。
【0020】図において、1はネットワークであり、本システムでは、例えばEthernetにより構成されているものとする。なお、ネットワークは、Ethenet以外にも、Local Talk(商品名)などで構成されていてもよい。また、本実施形態における「ネットワーク」という言葉は、物理的なケーブルと、ケーブル上を通る電気的な信号と、電気的な信号の組みあわせで実現される情報交換を実現するもの(プロトコル)の内の一つもしくは複数を指し、通常は、これらの総称を指す。
【0021】2はサーバコンピュータ(サーバ)であり、ファイルサーバ、webサーバなどのデータ処理機能を有し、本発明の中核を成すものである。3は管理者用パーソナルコンピュータ(以下パーソナルコンピュータをPCと表記)であり、サーバに対する指示や本発明で扱う周辺機器としての印刷装置への指示等を行う。
【0022】4,5はクライアントPCであり、ネットワーク1に接続された一般ユーザが使用するPCである。なお、管理者用PCであっても、クライアントPCとしても使用されることもあり得る。
【0023】6,7はプリンタであり、ネットワーク1に接続され、クライアントPC4およびクライアントPC5からの印刷命令を受けつけ、命令に従い印刷処理を行う。8,9は機能複合型複写機であり、画像スキャナ機能、プリンタ機能、ファクシミリ機能を備え、一つまたは複数の機能を組み合わせることにより、複写機、プリンタ、スキャナ、ファクシミリとして利用可能である。
【0024】次に、本システムの動作を説明する。
【0025】サーバ2は、定期的にプリンタ6,7、機能複合型複写機8,9と通信を行い、機器の状態やソフトウエアの設定をモニタする。管理者用PC3から機器に対し設定の変更やソフトウエア、ソフトウエアで使用するリソースの変更を行う。管理者用PC3から与えられた指示の結果は、サーバ2の内部に情報として集められ、クライアントPC4および5は、サーバ2から情報を受け取る。
【0026】また、サーバ2はhttpプロトコルを用いた通信手段を備え、管理者用PC3、クライアントPC4、およびクライアントPC5はWeb Browserを使用してサーバ2の情報を取得し、またサーバ2に対して指示を与えることが可能である。
【0027】サーバ2は、管理者用PC3、クライアントPC4もしくはクライアントPC5から指示があると、サーバ2に貯えられた情報を用いて、管理者用PC3、クライアントPC4もしくはクライアントPC5に情報を返す。
【0028】また、情報の内容によっては、プリンタ6,プリンタ7、機能複合型複写機8、機能複合型複写機9から情報を取得し、管理者用PC3、クライアントPC4もしくは5に情報を返すか、プリンタ6、プリンタ7、機能複合型複写機8、機能複合型複写機9に対して設定等の処理を行う。管理者用PC3には、ダウンローダを備え、プリンタ6、プリンタ7、機能複合型複写機8、機能複合型複写機9に対しソフトウエアもしくはソフトウエアが使用するリソースのダウンロードを行う。
【0029】ソフトウエアは、機器の印刷制御ファームウエア、ネットワーク制御ファームウエア、また機能複合型複写機8、機能複合型複写機9においては、前記ファームウエアに加え、スキャナ制御ファームウエア、ファクシミリ制御ファームウエア、複写機ファームウエア、パネル操作ファームウエア、画像管理ソフトウエア、アドレス管理ソフトウエアなどがある。また、ソフトウエアが使用するリソースとしては、フォント、外字、オーバレイフォーム、キャリブレーションテーブル、アドレス管理ソフトウエアが使用するアドレス情報、ファクシミリ番号などがある。クライアントPC4および。クライアントPC5は、プリンタ6、プリンタ7、機能複合型複写機8、機能複合型複写機9をアクセスして使用するためのソフトウエア(ドライバ等)およびソフトウエアが使用するリソース(クライアントPC用リソース)を保持する。
【0030】ソフトウエアは、プリンタを使用するためのプリンタドライバ、スキャナを使用するためのスキャナドライバ、ファクシミリを使用するためのファクシミリドライバ、複写機を制御するための複写機ユーティリティソフトウエア、ネットワークを利用するためのネットワークドライバ、Web Browser、アプリケーションソフトウエアなどがあり、ソフトウエアが使用するリソースについては、プリンタフォントに対応したクライアントPC用フォント、もしくはプリンタフォントの書体名や文字ごとのピッチなどプリンタ内のフォントを使用した印刷指示に必要な情報を保持したメトリクスファイル、ファクシミリドライバが利用するアドレス情報、カラーキャリブレーションを行う際の印刷データ、プレビューで利用するオーバレイイメージ等がある。
【0031】上記の機能に加え、プリンタ6の設定内容やソフトウエア、ソフトウエアが使用するリソースをプリンタ7、機能複合型複写機8、機能複合型複写機9に反映させることが可能である。
【0032】また、同様に機能複合型複写機8の設定内容やソフトウエア、ソフトウエアが使用するリソースを機能複合型複写機9、プリンタ6、プリンタ7に反映させることが可能である。さらに、機種間で機能の違いがあるときは、両機種に共通の機能についてのみ反映されるが、変換が可能なリソースなどの情報については変換された後反映される。同様に、これらの機種に関するクライアントPC4上の情報をクライアントPC5に反映させることも可能である。これらの処理は、サーバ2を通して情報の交換を行うことにより実現される。
【0033】プリンタ6、プリンタ7、機能複合型複写機8、機能複合型複写機9の設定内容は、管理者用PC3からの指示だけでなくパネルからの設定やクライアントPC4,5からの設定によっても変更される場合がある。
【0034】この情報を正確にクライアントPC4,5に渡す必要があるものは、クライアントPC4,5から表示等の指示があった場合、常にプリンタ6、プリンタ7、機能複合型複写機8、機能複合型複写機9に問い合わせを行い、問い合わせ時点での情報をクライアントPC4,5に返す。正確さが、さほど厳密に要求されないものについては、サーバ2内に保持した情報を用いるものとする。
【0035】図2は、図1に示した情報処理システムの主なハードウエアモジュールを説明するブロック図であり、図1と同一のものには同一の符号を付してある。以下、各機器のハードウエアモジュールの機能を説明する。
【0036】図において、201はネットワークラインである。ネットワークライン201は、各機器間のネットワークを構成する物理的なラインであり、通常はツイストペアケープル、同軸ケーブルや光ファイバなどが使われる。
【0037】サーバ2を構成するハードウエアモジュールとしては、ネットワークボード202、CPUボード203、Videoインタフェース204、I/Oインタフェース205、SCSIインタフェース206と、それらに接続されたCRT207、キーボード208、マウス209、ハードディスクドライブ210である。ハードディスクドライブ210は、複数のハードディスクユニットが並列に接続されており、データ転送の高速化と高信頼性を確保している。管理者用PC3、クライアントPC4、クライアントPC5を構成するハードウエアモジュールとしては、ネットワークボード202、CPUボード203、Vdeoインタフェース204、I/Oインタフェース205、IDEインタフェース211と、それらに接続されたCRT207、キーボード208、マウス209、ハードディスクドライブ210である。サーバ2とはハードディスクの構成が異なる。
【0038】CPUボードには、ROM、RAMを備え、CPUはROMに記憶した制御命令に従い、RAMや他の装置の制御を行う。
【0039】プリンタ6、プリンタ7のハードウエアモジュールとしては、周辺機器に対応したネットワークボード212、プリンタコントローラ213、プリンタエンジン(エンジン)214を備える。
【0040】機能複合型複写機8、機能複合型複写機9のハードウエアモジュールとしては、周辺機器に対応したネットワークボード212、機能複合型複写機用のコントローラボード215、プリンタエンジン214、操作パネルコントローラ(パネルコントローラ)216、操作パネル(パネル)217、スキャナコントローラ218、スキャナユニット219、モデム(Modem)220、IDEコントローラ221、ハードディスク222を備える。
【0041】図3は、図2に示したサーバのソフトウエアモジュール構成を説明する図である。
【0042】図において、301はOS(オペレーティングシステム)、302はライブラリ、303はWebサーバ、304はアプリケーションであり、アプリケーションの一部として周辺機器管理プログラム305を含む。
【0043】306はハードウエア制御プログラムであり、ハードウエア制御プログラムの一部としてネットワークボード制御プログラム307、ハードディスク制御プログラム308を含んでいる。
【0044】図4は、図3に示した周辺機器管理プログラム305の構成を説明する図であり、図3と同一のものには同一の符号を付してある。
【0045】図において、周辺機器管理プログラム305は、サーバ2上のアプリケーションの一つとして実現され、401は管理プログラムのメイン部分であり、管理プログラムの全体を制御する。402はGUI用CGIプログラムであり、Webサーバ303に対してhtml形式で表現された画面のデータを渡す。
【0046】Webサーバ303は、GUI用CGIプログラム402のデータをhttp形式で管理者用PC3もしくはクライアントPC4、クライアントPC5に送出し、管理者用PC3もしくはクライアントPC4、クライアントPC5からの指示を管理プログラム401に伝える。
【0047】デバイス通信プログラム403は、ネットワーク制御プログラム307を利用して周辺機器とサーバの間での通信を行い、デバイスからの情報等の取得とデバイスの設定、ソフトウエアやソフトウエアが利用するリソースのダウンロード等を行う。
【0048】IPCプログラム404は、プロセス間通信を行うプログラムであり、ネットワーク制御プログラム307を利用して他のPC、特に管理者用PC3との間での通信を行う。ファイル管理プログラム405は、HD制御プログラム308を利用し、ファイルサーバ機能を実現する。
【0049】図5は、図2に示した管理者用PC3のソフトウエア構成を説明する図である。
【0050】図において、501はOSであり、管理者用PCの全般的な処理を行う。502はダウンローダのメインプログラムであり、周辺機器、例えばプリンタに対しソフトウエアやソフトウエアが利用するリソースのダウンロードを行う。
【0051】503はGUIプログラムであり、表示やユーザからの指示のダウンローダヘの伝達などのユーザインタフェース機能を実現する。504はIPCプログラムであり、サーバのIPCプログラム404との間で通信を行う。
【0052】505はファイル管理プログラムであり、通常はOS501の一部として実装され、ファイルをハードディスクやCD−ROMの内容を読み込み、ダウンローダ502を通して周辺機器にダウンロードする際の、ファイル管理を行う。506はネットワークプログラムであり、通常はOS501の一部として実装され、ファイルをハードディスクやCD−ROMの内容を読み込み、ダウンローダ502を通して周辺機器にダウンロードする際の、ネットワーク通信を行う。
【0053】図6は、図2に示したクライアントPC4,5のソフトウエア構成を説明する図であり、(A)は、図2に示したクライアントPC4のソフトウエア構成を説明する図であり、(B)は図2に示したクライアントPC5のソフトウエア構成を説明する図である。
【0054】図6の(A)において、601はOSであり、クライアントPCの全般的な処理を行う。602はWeb Browserであり、サーバ2のWeb Server303からhtml形式で表現されたデータを受け取り、画面に表示するとともに、ユーザの指示をhttpプロトコルを通してサーバ2に伝える。
【0055】603はクライアントモジュールであり、Web Browser602で受信したデータのうち、Web Browser602が処理できないデータの一部に関して処理を行う。ここで、Web Browser602が処理出来ないデータとは、クライアントPC用のプリンタドライバ等のソフトウエア、クライアントPC用フォントなどのリソースであり、それぞれ決められた方法でクライアントPCにインストールする必要がある。604はネットワークプログラムであり、通常はOS601の一部として実装され、httpプロトコルを利用してWebサーバ303と通信を行う。605は、クライアントPC4,5上で動作する各種のアプリケーションである。アプリケーションには、たとえばワードプロセッサプログラムや、図形描画プログラムなどがある。606はプリンタドライバであり、アプリケーション605からの指示により、印刷データを、ネットワークプログラム604を通してプリンタ6,7、機能複合型複写機8、9に印刷データを送出し、印刷を行う。607はテキスト形式のフォントメトリクスデータであり、プリンタ内に内蔵されたフォントやダウンロードされたフォントの書体名、文字の大きさ、文字ごとのピッチなど、フォント選択や印刷レイアウトに必要な情報を保持したものであり、プリンタドライバにより参照される。
【0056】図6の(B)において、601はOSであり、クライアントPCの全般的な処理を行う。602はWeb Browserであり、サーバ2のWeb Server303からhtml形式で表現されたデータを受け取り、画面に表示するとともに、ユーザの指示をhttpプロトコルを通してサーバ2に伝える。
【0057】603はクライアントモジュールであり、Web Browser602で受信したデータのうち、Web Browser602が処理できないデータの一部に関して処理を行う。ここで、Web Browser602が処理出来ないデータとは、クライアントPC用のプリンタドライバ等のソフトウエア、クライアントPC用フォントなどのリソースであり、それぞれ決められた方法でクライアントPCにインストールする必要がある。604はネットワークプログラムであり、通常はOS601の一部として実装され、httpプロトコルを利用してWebサーバ303と通信を行う。605は、クライアントPC4,5上で動作する各種のアプリケーションである。アプリケーションには、たとえばワードプロセッサプログラムや、図形描画プログラムなどがある。608はプリンタドライバであり、アプリケーション605からの指示により、印刷データを、ネットワークプログラム604を通してプリンタ6,7、機能複合型複写機8、9に印刷データを送出し、印刷を行う。609はバイナリ形式のフォントメトリクスデータであり、プリンタ内に内蔵されたフォントやダウンロードされたフォントの書体名、文字の大きさ、文字ごとのピッチなど、フォント選択や印刷レイアウトに必要な情報を保持したものであり、プリンタドライバにより参照される。
【0058】プリンタドライバ606、プリンタドライバ608は、フォントメトリクスファイル以外にも、必要な情報(図示外)を保持することがある。必要な情報とは、キャリブレーションテーブルなど、印刷に使用する情報である。
【0059】図7は、図5に示したダウンローダ502の構成を説明するブロック図である。
【0060】図において、701はメインモジュールであり、各モジュールの呼び出しやパラメータの処理等を行う。702はファイル管理モジュールであり、ファイル管理プログラム505を利用してダウンロードするファイルのOpenやReadを行う。
【0061】703はデバイス探索モジュールであり、ダウンロード可能な周辺機器デバイスを探索し、通信可能なプロトコル、デバイスのアドレス等を取得する。704はファイル変換モジュールであり、ソフトウエアが用いるリソースにおいて、プリンタ用リソースとクライアントPC用リソースのフォーマットが異なる場合に、変換を行う。
【0062】ファイル変換モジュール704は、内部にプリンタ用ファイル変換モジュール705と、クライアントPC用ファイル変換モジュール706を含む。ここで、リソースのフォーマットの違いとは、例えばプリンタが3次曲線で表現されたフォントを使い、クライアントPCが2次曲線で表現されたフォントを使う場合や、プリンタとクライアントPCでオーバレイイメージの表現形式が異なるということである。
【0063】ダウンロードモジュール707は、ネットワークプログラム506を利用してダウンロードを行うモジュールである。通信モジュール708は、サーバ2と通信を行い、クライアントPC用リソースなどをサーバに送出するモジュールである。IPCモジュール709は、プロセス間通信を行うためのモジュールであり、IPCプログラム504を用いてプロセス間通信を実現する。
【0064】図8は、本発明に係るサーバ装置における第1のデータ処理手順の一例を示すフローチャートであり、図7に示したダウンローダの処理手順に対応する。なお、S801〜S820は各ステップを示す。また、本例では、フォントのダウンロードについて説明するが、他のソフトウエアやソフトウエアが用いるリソースについても同様である。前提として、ダウンローダ502とサーバ2は常時通信しており、ファイル名やデバイス名などの取得は可能だが、ファイルサーバ内で管理されているファイルの取得には、別途コネクションを確立してファイルを読み出すものとする。
【0065】先ず、ステップS801では、管理者がダウンローダのファイル選択画面からダウンロードするファイルの指定をする。ダウンローダのユーザ(管理者)は、ファイル名を入力することで、ファイルの指定を行う。次に、ステップS802では、ファイルがサーバ2上のファイルかどうかをサーバ上のファイル管理プログラム405へ問い合わせて判定し、サーバ2上のファイルであると判断した場合は、ステップS803に進み、サーバ2上のファイルでないと判断した場合は、ステップS807に進む。
【0066】そして、ステップS803では、ネットワークのコネクションを確立、すなわち、サーバからダウンロードファイル実体を取得するため、サーバマシンとのコネクションを確率する。ステップS804では、ファイルの読み出しを行う。そして、ステップS805ではServer FlagをONにする。次に、ステップS806では、ネットワークのコネクションを切断する。
【0067】一方、ステップS802でNOと判定された場合は、ステップS807で、管理者用PC上にファイルが有るのでローカルディスクより当該ファイルをOpenする。そして、ステップS808では、ファイルをReadし、ステップS809では、Server FlagをOFFにする。
【0068】次に、ステップS810では、ファイルをCloseする。すなわち、ステップS806もしくはステップS810の時点で、ダウンロードすべきファイルがダウンローダに読み込まれているので、該ファイルを閉じる。
【0069】次に、ステップS811では、管理者がネットワーク上のプリンタをダウンロードプログラムよりプリンタの選択を行う。ステップS812では、ステップS811で選択されたプリンタがダウンロード可能かどうかを判定する。なお、ダウンロード可能かどうかは、機種および装着されている記憶デバイス(RAM、Flash Memory、Hard Disk等)により判定される。すなわち、ダウンロード可能な機種であって、ダウンロード可能な記憶デバイスがその機種内に存在すれば、ダウンロード可能と判定される。
【0070】そこで、ステップS812でダウンロード可能と判定された場合は、ステップS813に進み、ダウンロード不可能と判定された場合はステップS820に進む。
【0071】そして、ステップS813では、フォントファイル(独自フォーマット,TrueType等)を、プリンタにダウンロード可能なNフォーマット形式に変換する。ただし、フォントファイルが既にダウンロード可能な形態であれば、何も行わない。そして、ステップS814では、ダウンロード可能な形態となったフォントファイルをプリンタに転送する。
【0072】次に、ステップS815はServer FlagがONかどうかを判定し、ONであると判定した場合は、既にクライアント用ファイルもサーバにあるとみなして処理を終了する。
【0073】一方、ステップS815で、Server FlagがONでないと判断した場合(すなわちOFFならば)、ステップS816に進み、フォントファイルを、クライアントPCが使用可能な形式、例えばTrueType形式に変換する。
【0074】ただし、フォントファイルが既にクライアントPCで使用可能な形態であれば、何も行わない。そして、ステップS817はサーバ2とのネットワークのコネクションを確立し、ステップS818では、クライアントPC用のフォントファイルをサーバ2に書き込む。
【0075】次に、ステップS819では、コネクションを切断し、ネットワークのクローズ処理を行った後、処理を終了する。
【0076】一方、ステップS812で、NOと判定された場合は、ステップS820では、プリンタにダウンロードすることが出来ない旨のメッセージを表示し、処理を終了する。
【0077】以上述べた処理により、プリンタにダウンロードしたフォントファイルに対応したクライアントPC用フォントファイルは、必ずサーバ2に存在することになる。
【0078】なお、フォントファイルの変換では、フォントファイルフォーマットそのものの変換を行う場合と、ヘダー情報などを付加する場合とがある。例えば、TrueType(登録商標)形式のフォントファイルを、TrueTypeラスタライザが搭載されたプリンタにダウンロードするときは、プリンタのためのヘダー情報などを付加してダウンロードする必要があるため、ファイル変換処理では、プリンタのためのヘダー情報などを付加する。
【0079】また、このフォントをMacOS(商品名)上で使用する場合は、付加情報としてFONDリソースと呼ばれる情報を付加する。
【0080】同様に、オーバレイイメージの変換では、オーバレイイメージのフォーマットそのものの変換を行う場合と、ヘダー情報などを付加する場合とがある。
【0081】例えば、BMP形式のオーバレイイメージファイルを、プリンタにダウンロードするときは、プリンタのためのヘダー情報などを付加してダウンロードする必要があるため、ファイル変換処理では、プリンタのためのヘダー情報などを付加する。
【0082】また、プリンタ用のオーバレイイメージをクライアントPC上のプレビューで使用する場合の変換処理は、色数を減らす、画像サイズを縮小する、JPEGなどの圧縮フォーマットを用いる、FAXなどで使用されているMH、MR、MMRなどの圧縮方法を用いる、などの処理を行いデータサイズを縮小するものとする。
【0083】図9は、図1に示した情報処理システムにおける周辺機器情報取得モジュールの構成を説明する図である。
【0084】図において、90lは周辺機器用(プリンタ用)の情報取得モジュールであり、全体の制御や通信、管理、割り込みがかかった場合の処理、周辺機器へのダウンロードデータの受け渡しなどを行う。902はIPC処理であり、他のモジュールとプロセス間通信を行うことで、情報の交換をおこなう。903はタイマモジュールであり、一定間隔で割り込みを発生させ、メイン処理901は割り込みのタイミングで周辺機器の情報を取得するよう動作する。
【0085】904はキャッシュ管理処理であり、タイマによる割り込みで取得した周辺機器情報を、一時的に記憶し、IPCからデータ送出の指示があると、キャッシュ内の情報を、IPCを通して他のモジュールに送出する。905は、TCP/IPのモジュールであり、TCP/IPで情報を取得したリデータをダウンロードすることが出来る周辺機器とデータ交換を行う。906はApple Talkのモジュールであり、Apple Talkで情報を取得したりデータをダウンロードすることが出来る周辺機器とデータ交換を行う。
【0086】907はIPX/SPXのモジュールであり、IPX/SPXで情報を取得したリデータをダウンロードすることが出来る周辺機器とデータ交換を行う。これ以外のプロトコルに対応することももちろん可能である。
【0087】図10は、本発明に係るサーバ装置における第2のデータ処理手順の一例を示すフローチャートであり、図10の(A)は割り込みによる周辺機器情報取得の処理手順に対応し、図10の(B)は、通常処理における処理手順に対応する。なお、図10の(A)における、S1011,S1012および、図10の(B)における、S1021〜S1028は各ステップを示す。
【0088】図10の(A)において、割り込みが発生すると、本処理が実行され、ステップS1011では、対象となる全部の周辺機器から情報を取得する。ここで、取得する情報は、ソフトウエアやソフトウエアが使用するリソースのバージョン、ファイルサイズ、日付、フォントであれば書体名など、ソフトウエアやソフトウエアが使用するリソースが変更されていないかどうか確認するための情報である。
【0089】次に、ステップS1012では、取得した情報をキャッシュ904に書き込み、処理を終了する。
【0090】図10の(B)において、通常処理では、ユーザIFを持つモジュールが受け取ったユーザからの指示に従い、情報取得やダウンロードを行うため、ステップS1021では、ユーザIFモジュールの指示をIPC(Inter Process Connection)を通して受け取る。指示で受け取る内容としては、処理内容、ダウンロードの場合のデータ、周辺機器のアドレス等である。
【0091】次に、ステップS1022では、ダウンロードであるかどうかを判定し、YESでればステップS1023に進み、ダウンロードでなければステップS1024に進む。
【0092】そして、ステップS1023では、送られたデータを指定された周辺機器にダウンロード(転送)して、処理を終了する。
【0093】一方、ステップS1024では、必要とされる情報の種類を特定する。ここで、情報の種類は、例えば書体名やフォームのサイズ、ソフトウエアのバージョンなどである。ステップS1025では、要求された情報がキャッシュ904中に存在するかどうかを判定し、存在すると判定した場合は、ステップS1026に進み、存在しないと判定した場合には、ステップS1027に進む。
【0094】そして、ステップS1026では、キャッシュ904からIPC902を通してデータ送出を行う。次に、ステップS1027では、周辺機器からデータを取得し、ステップS1028では、取得したデータをIPC902を通して送出し、処理を終了する。
【0095】図11は、図2に示した管理者用PC3側の管理プログラムのメインモジュールの構成を説明する図である。
【0096】図において、1101はメインモジュールで、全体の動作管理、処理の振り分けなどのメイン処理を行う。1102はGUIとの間で表示する情報の送出やGUIからの処理やデータの受信等の情報交換を行う。1103はネットワーク処理で、ネットワークを通してのファイルや情報の入出力を行う。1104はファイルサーバモジュールで、記憶装置1106に対してファイルの読み出し、書き込み、管理を行う。1105はIPC処理で、プロセス間通信でIPC902との間でデータや情報の交換を行う。すなわち、本プログラムは、周辺機器とGUI、ネットワークとファイルサーバのそれぞれにアクセスすることが可能な位置にあり、全体の動作をコントロールする。
【0097】図12は、本発明に係るサーバ装置における第3のデータ処理手順の一例を示すフローチャートであり、図11に示した管理者用PC3側の管理プログラムのメインソフトウエアの処理手順に対応する。なお、S1201〜S1210は各ステップを示す。
【0098】先ず、ステップS1201では、指示を受け取ると、ステップS1202で、指示がダウンロードかどうかを判定し、ダウンロードであると判定した場合は、ステップS1203に進み、ダウンロードでないと判定した場合は、ステップS1205に進む。
【0099】そして、ダウンロードと判定された場合には、本モジュールでは、ダウンロードすべきファイルをファイルサーバから取り出し、ダウンローダに送出するため、ステップS1203では、ファイルサーバ上のファイルをオープンし、ステップS1204ではネットワークモジュール1103を通してダウンローダにファイル(例えばプリンタ6,7で利用可能なフォントファイル(外字ファイルを含む)を含む)を送出し、次の処理を行うためにステップS1201に戻る。
【0100】一方、ステップS1202で、NOと判定された場合には、ステップS1205で、情報表示かどうかを判定し、情報表示と判定された場合はステップS1206に進み、情報表示でないと判定された場合はステップS1208に進む。
【0101】そして、情報表示の場合は、GUIとの通信モジュール1102から受けた指示に従い、周辺機器内の情報を送出するために、ステップS1206で、IPC902とIPC1105との間で情報交換を行い、周辺機器の情報を取得する。そして、ステップS1207では、表示すべき情報をGUIとの通信モジュール1102を通してGUIモジュールに出力した後、次の処理を行うためにステップS1201に戻る。
【0102】一方、ステップS1205で、NOと判定された場合には、ステップS1208では、サーバヘのファイルの保存かどうかを判定し、サーバヘのファイルの保存と判定された場合はステップS1209へ進み、サーバヘのファイルの保存ではないと判定された場合はステップS1210へ進む。
【0103】なお、サーバヘのファイルの保存の場合には、ダウンローダからの指示により行われ、ネットワークを通してファイルが送られてくる。
【0104】そして、ステップS1209では、ファイルをファイルサーバヘ保存した後、次の処理を行うためにステップS1201に戻る。
【0105】一方、ステップS1208で、NOと判定された場合には、ステップS1210で、GUIを通してのファイル出力を行う。これは、クライアントPC用リソース等の出力であり、GUIがクライアントPCと通信を行っているプロトコルであるhttpプロトコルを用いてファイル等をクライアントPCへ出力した後、次の処理を行うためにステップS1201に戻る。
【0106】これら一連の処理により、本システム内の情報およびデータ送受信が行われる。
【0107】図13は、本発明に係る情報処理システムにおけるGUIモジュールの一例を示すブロック図である。
【0108】同図において、1301は管理プログラムとの通信モジュールで、管理プログラムからの指示やファイル、情報を受け取りhtml出力モジュール1302に渡すとともに、指示入力モジュール1303から受けた指示やファイルを管理プログラムに渡す。
【0109】1302はhtml出力モジュールであり、管理プログラムから受け取った情報や指示を基にhtml規約に基づいたGUI画面ファイルを作成し、Webサーバとの通信手段であるWebサーバとの通信モジュール1304に渡す。
【0110】1303は指示入力モジュールであり、Webサーバから指示を受け取り、またはアーカイブされたリエンコードされたファイルを受け取り、指示は管理プログラムヘの命令として送出し、ファイルはアーカイブされたファイルを分離し、エンコードされたファイルをデコードした後に管理プログラムヘ送出する。
【0111】Webサーバとの通信モジュール1304は、html情報をWebサーバ303に送出し、Webサーバ303からの指示を指示入力モジュール1303に渡す。
【0112】図14は、図2に示したクライアントPC上にインストールされるクライアントモジュールの構成を説明する図である。なお、本モジュールはクライアントPC上にインストールされ、Webブラウザで受け取ったファイルを処理する。
【0113】図において、1401は入力手段で、Webブラウザからデータを受け取る。受け取ったデータは、通常管理情報とファイル実体がアーカイブされている。1402は判定手段で、受け取ったファイルの管理情報とファイル実体を分離するとともに、管理情報を基にファイルの種類を判定する。
【0114】ここで、管理情報とは、ファイルの種類、ファイル名やファイルサイズ等である。ファイルの種類がフォントであれば、フォント登録モジュール1403を呼び出す。ファイルの種類がオーバレイフォームであれば、オーバレイフォーム登録モジュール1404を呼び出す。
【0115】また、ファイルの種類がアドレス帳であれば、アドレス帳モジュール1405を呼び出す。さらに、ファイルの種類がColor CalibrationTableであればColor Calibration Table登録モジュール1406を呼び出す。
【0116】なお、フォント登録モジュール1403は、受け取ったフォント情報をフォントクライアントPCに登録する。オーバレイフォーム登録モジュール1404は、受け取ったファイルをオーバレイフォーム処理アプリケーションに登録する。オーバレイ処理アプリケーションがインストールされていない場合は、処理を行わない。
【0117】アドレス帳登録モジュール1405は、受け取ったアドレス帳を電子メール管理ソフトやFAXドライバ等、登録する先のフォーマットに変換した後、登録を行う。Color Calibration Table登録モジュール1406は、受け取ったファイルをイメージ処理を行うプリンタドライバ606またはプリンタドライバ608に登録する。
【0118】図15は、本発明に係るサーバ装置を適用する情報処理システム上でフォントをダウンロードする際のデータの流れを説明する図であり、図1と同一のものには同一の符号を付してある。なお、図中の■〜■はネットワーク上のデータ転送を行うためのルート処理を示す。
【0119】図において、管理者が、例えばコンパクトディスク(CD)から管理者用PC3に読み込んだフォントをルート処理■でプリンタ6にダウンロードする。次に、ルート処理■でフォントをサーバ2に登録する。そして、ルート処理■で、クライアントPC4とクライアントPC5は、Web Browser602を使用し、サーバ2からクライアントPC用フォントファイルを読み込み、クライアントモジュール603でシステムに登録する。
【0120】また、別のプリンタにダウンロードを行う場合は、ルート処理■で、管理者用PC3はサーバ2に登録されたフォントを読み込み、そのままプリンタ7にダウンロードする。PCからオーバレイフォームを登録する場合も同様の動作である。
【0121】図16は、本発明に係るサーバ装置を適用する情報処理システム上でカラーキャリブレーションテーブルをクライアントPCが取得する際のデータの流れを説明する図である。なお、図中の■〜■はネットワーク上のデータ転送を行うためのルート処理を示す。
【0122】先ず、ルート処理■で、プリンタ6内で発生したカラーキャリブレーションテーブルをサーバ2に送信する。クライアントPC4は、ルート処理■の流れに従いWeb Browserを用いて、プリンタ6のカラーキャリブレーションテーブルを受けとり、プリンタドライバ606またはプリンタドライバ608に登録する。プリンタ7で発生したカラーキャリブレーションテーブルをルート処理■の流れに従いサーバ2に送信する。
【0123】なお、クライアントPC4がプリンタ7のカラーキャリブレーションテーブルを受信する場合は、ルート処理■と同様の処理となる。ルート処理■やルート処理■は、割り込み処理で定期的に実施される。
【0124】ルート処理■は、管理者用PC3からカラーキャリブレーションテーブルをダウンロードする場合のデータの流れを表す。
【0125】すなわち管理者用PC3で測色ソフトウエアなどを使いキャリブレーションテーブルを作成した場合は、管理者用PC3からダウンロードされる。そして、ルート処理■に従いダウンロードされたデータと同じデータが管理者用PC3からサーバ2へ直接送られる。サーバ2からクライアントPC4,5へのデータの受け渡しは、プリンタ内で発生したカラーキャリブレーションテーブルと同様である。スキャナで取り込んだイメージデータをオーバレイフォームとして利用するためにプリンタドライバ606またはプリンタドライバ608に渡す場合、プリンタで発生したカラーキャリブレーションテーブルと同様のデータの流れになる。
【0126】図17は、図2に示したサーバ2において管理されるオーバレイイメージ情報の第1のデータ構造を説明する図である。
【0127】図において、サーバ2において管理されるオーバレイイメージ情報としては、オーバレイイメージの総数、番号、ファイル名、フォーマット、およびイメージのサイズ、イメージの実体が管理され、クライアントPCからサーバ上の管理プログラムに対して、オーバレイイメージに関する取得要求が発生した場合に備えて、サーバ2上に保持される。
【0128】図18は、本発明に係るサーバ装置を適用する情報処理システム上でアドレス帳のデータを機能複合型複写機から取得する際のデータの流れを説明する図である。なお、図中の■,■はネットワーク上のデータ転送を行うためのルート処理を示す。
【0129】先ず、ルート処理■では、機能複合型複写機8内のアドレス帳データがサーバに送出される。ルート処理■では、クライアントPCはサーバ2のデータを受信し、クライアントモジュール603は、クライアントPC内のアドレス帳データに追加もしくは上書きする。
【0130】図19は、本発明に係るサーバ装置を適用する情報処理システム上でクライアントPC上のアドレス帳データを機能複合型複写機にダウンロードする際のデータの流れを説明する図である。なお、図中の■,■はネットワーク上のデータ転送を行うためのルート処理を示す。
【0131】先ず、ルート処理■で、Web Browserを用いてサーバ2に送られたアドレス帳データは、そのまま機能複合型複写機8に書き込まれる。ルート処理■は、機能複合型複写機のアドレス帳を複写する際のデータの流れを表す。機能複合型複写機8のデータは、一旦サーバ2に送られ、そのまま機能複合型複写機9に書き込まれる。
【0132】図20は、本発明に係るサーバ装置を適用する情報処理システム上でプリンタもしくは機能複合型複写機の記憶装置の内容をバックアップするときのデータの流れを説明する図である。なお、図中の■はネットワーク上のデータ転送を行うためのルート処理を示す。
【0133】この処理は、通常Web Browserで指示され起動されるが、機能複合型複写機の操作パネルから指示され起動されても良い。ルート処理■はプリンタもしくは機能複合型複写機の記憶装置の内容がサーバ2に送出され、サーバ内のファイルサーバに記憶される。
【0134】図21は、本発明に係るサーバ装置を適用する情報処理システム上でバックアップされたプリンタもしくは機能複合型複写機の記憶装置の内容をリストアするときのデータの流れを説明する図である。なお、図中の■はネットワーク上のデータ転送を行うためのルート処理を示す。
【0135】なお、この処理は、通常Web Browserで指示され起動されるが、機能複合型複写機の操作パネルから指示され起動されても良い。
【0136】ルート処理■はサーバ2のファイルサーバ内にバックアップされたデータが、バックアップ元のプリンタもしくは機能複合型複写機の記憶装置に送出される。
【0137】図22は、本発明に係るサーバ装置を適用する情報処理システム上でクライアントPC4もしくは5がサーバ2からソフトウエアの取得をする際のデータの流れを説明する図である。なお、図中の■はネットワーク上のデータ転送を行うためのルート処理を示す。
【0138】先ず、ルート処理■のように、サーバからデータを取得し、クライアントモジュール603はデータをデコードしインストールする。
【0139】図23は、本発明に係るサーバ装置を適用する情報処理システム上でクライアントPC4もしくはクライアントPC5がサーバ2からプリンタドライバ、ファクシミリドライバ、スキャナドライバなど周辺機器のドライバを取得するときのデータの流れを説明する図である。なお、図中の■はネットワーク上のデータ転送を行うためのルート処理を示す。なお、ルート処理■のようにサーバ2からデータを取得するが、サーバ2はデータを送出する際、周辺機器との対応づけを行うために、対象となる周辺機器を参照する。すなわち、ネットワークアドレス、機種名、機能等を一緒にクライアントPC4もしくはクライアントPC5に送出し、クライアントモジュール603は、サーバ2から送出された情報を基にドライバをインストールする。
【0140】図24は、図2に示したサーバ2からクライアントPC4もしくはクライアントPC5にデータを送出する際のデータ構造を説明する図である。
【0141】図24からわかるように、先頭に、内部にアーカイブされて保持されているファイル数Nが入る。次に、N個分のアドレスの配列、さらに各アドレスで示された位置にヘッダーとともに保持されたファィルの実体が存在する。ヘッダーには、ヘッダー長、ファイルの種類、実体のサイズが含まれ、付加情報がある場合は、ヘッダーの後部に付加される。すなわち、ヘッダーの先頭からヘッダー長分後ろにはファイルの実体が存在する。
【0142】図25は、図24に示したヘッダー情報の一例を示す図であり、例えばフォントファイルをクライアントPCに送出する際の、図24に示したヘッダー情報を表したものである。
【0143】図25から分かる通り、フォントファイルをクライアントPCに送出する際には、ヘッダー情報に対して、バージョン、ファイル名、フォントの形式が付加情報として付加される。
【0144】図26は、図24に示したヘッダー情報の一例を示す図であり、例えばオーバレイフォームをクライアントPCに送出する際のヘッダー情報を表したものである。
【0145】図26から分かる通り、オーバレイフォームをクライアントPCに送出する際には、ヘッダー情報に対して、PDLの種類、用紙サイズ、解像度、フォーム番号が付加情報として付加される。
【0146】図27は、図24に示したヘッダー情報の一例を示す図であり、例えばカラーキャリブレーションテーブルをクライアントPCに送出する際のヘッダー情報を表したものである。
【0147】図27から分かる通り、カラーキャリブレーションテーブルをクライアントPCに送出する際には、ヘッダー情報に対して、キャリブレーション情報を測定した日時が付加情報として付加される。
【0148】図28は、図24に示したヘッダー情報の一例を示す図であり、例えばスキャナでスキャンしたイメージをオーバレイする際にプリンタドライバ606またはプリンタドライバ608で使われる情報をクライアントPCに送出する際のヘッダー情報を表したものである。
【0149】図28から分かる通り、スキャナでスキャンしたイメージをオーバレイする際には、プリンタドライバ606またはプリンタドライバ608で使われる情報をクライアントPCに送出する際には、ヘッダー情報に対して、用紙サイズ、解像度、オーバレイ番号が付加情報として付加される。
【0150】図29は、図24に示したヘッダー情報の一例を示す図であり、例えばソフトウエアをクライアントPCに送出する際のヘッダー情報を表したものである。
【0151】図29から分かる通り、ソフトウエアをクライアントPCに送出する際には、ヘッダー情報に対して、ソフトウエアのバージョンとファイルのチェックサムが付加情報として付加される。
【0152】また、ファイル実体は自己解凍形式のインストーラとなっており、クライアントモジュール603は、ダウンロードされた自己解凍形式のインストーラを起動する。
【0153】図30は、図24に示したヘッダー情報の一例を示す図であり、例えばドライバをクライアントPCに送出する際のヘッダー情報を表したものである。
【0154】図30から分かる通り、ドライバをクライアントPCに送出する際には、ヘッダー情報に対して、周辺機器の機種名、周辺機器にアクセスするためのアドレス(例えば、TCP/IP接続であればIPアドレス)、ドライバのバージョンとファイルのチェックサムが付加情報として付加される。
【0155】また、ファイル実体は自己解凍形式のインストーラとなっており、クライアントモジュール603は、機種名とアドレスを引数としてダウンロードされた自己解凍形式のインストーラを起動する。
【0156】図31は、本発明に係る印刷装置におけるフォントメトリクスファイルの一例を示す図であり、クライアントPC4上のプリンタドライバ606およびクライアントPC5上のプリンタドライバ608で使用されるフォントメトリクスファイルの例に対応する。
【0157】図において、(A)はクライアントPC4のプリンタドライバ606で使用されるフォントメトリクスファイル607で、全情報がテキスト形式で表記されている。メトリクス情報には、基準となるEMサイズ(通常、デザインしたメッシュサイズにおける全角の高さを表す)、EMサイズに対するアセンダ、ディセンダ、固定ピッチかプロポーショナルピッチかの区別、最も番号の小さな文字コード、最も番号の大きな文字コードと、各文字のLSB(レフトサイドベアリング:文字左側の空白)、ピッチを有し、他にもアンダーライン位置と太さ、x高さ(小文字xの高さ)、Capital高さ(大文字Hの高さ)、平均文字幅(A−Zとa−zの文字ピッチの平均であり、文字毎に重み付けを変える場合もある)などが入る。また、書体名称、ウェイト(レギュラー、ボールド、ライト等)やコードの並びの属性(ASCIIかJISかUnicodeか等)などのフォント選択の為の属性を持つ場合もある。
【0158】図31において、(B)はクライアントPC5のプリンタドライバ608で使用されるフォントメトリクスファイル609の構造を例示しており、全情報がバイナリ形式で表記されている。
【0159】(B)において、枠内の横一列は4バイトを表し、各情報は4バイトもしくは2バイトからなる。枠外には、説明の為、情報の内容が記してある。本図から分かる通り、メトリクス情報に書かれる内容は図31に示した(A)と同じであるが、表現形式が異なっている。すなわち、最初の4バイトには基準となるEMサイズ、それに続き、EMサイズに対するアセンダ、ディセンダ、固定ピッチかプロポーショナルピッチかの区別が4バイトで表され、ここから各々2バイトで最も番号の小さな文字コード、最も番号の大きな文字コードと、各文字のLSB、ピッチを有する。
【0160】他にもアンダーライン位置と太さ、x高さ、capital高さ、平均文字幅、書体名称、ウェイト、コードの並びの属性などの情報を持つ場合があることは(A)と同じである。
【0161】図32は、本発明に係るサーバ装置を適用可能な印刷システムの一例を示す図であり、以下、サーバ装置からフォントメトリクスファイルをネットワーク上のクライアントPCに自動インストールする処理例を説明する。なお、図中の■〜■はネットワーク上のデータ転送を行うためのルート処理を示す。また、図1と同一のものには同一の符号を付してある。
【0162】図32において、すなわち、管理者がルート処理■でフォントをプリンタ6にダウンロードした後、ルート処理■でサーバ2にフォントを転送する。クライアントPC4は、ルート処理■でサーバ2からメトリクス情報をクライアントPC4上のプリンタドライバ606で使用可能なテキスト形式で取得する。同様に、クライアントPC5は、ルート処理■でサーバ2からメトリクス情報をクライアントPC5上のプリンタドライバ608で使用可能なバイナリ形式で取得する。
【0163】図33は、本発明に係るサーバ装置におけるデータ処理手順の一例を示すフローチャートであり、図32に示した管理者用のPC3によるフォントメトリクス情報の生成およびフォントメトリクス情報の送出処理手順に対応する。なお、S3601〜S3611は各ステップを示す。
【0164】本プログラムはサーバ2内で実行され、クライアントPC4あるいはクライアントPC5からフォントメトリクス情報のメトリクスの送出要求があると、ステップS3601において、その形式(種類)を取得し、ステップS3602では、メトリクスの形式を判定し、バイナリであると判定された場合は、ステップS3603からステップS3606を実行する。バイナリではないと判定された場合はテキスト形式とみなし、ステップS3607からステップS3610を実行する。
【0165】ステップS3603で、フォントファイルから情報を読み出し、ステップS3604で、フォント全般に関わる情報ならびに各文字に関する情報をバイナリ形式でメトリクスファィルに書き出す。そして、ステップS3605で、フォントファイルから各文字のLSBとピッチを読み出す。そして、ステップS3606で、各文字のLSBとピッチをバイナリ形式でメトリクスファィルに書き出して、ステップS3611へ進む。
【0166】一方、ステップS3602で、バイナリ形式でないと判定された場合は、ステップS3607で、フォントファイルから情報を読み出し、ステップS3608で、フォント全般に関わる情報ならびに各文字に関する情報をテキスト形式でメトリクスファィルに書き出す。そして、ステップS3609で、フォントファイルから各文字のLSBとピッチを読み出す。そして、ステップS3610で、各文字のLSBとピッチをテキスト形式でメトリクスファィルに書き出して、ステップS3611へ進み、メトリクスファイルをクライアントPC4またはクライアントPC5に送出する。
【0167】以上述べたように、ネットワーク上にサーバ2とクライアントPC4,5ならびに周辺機器が接続された状況において、同一プリンタに対する複数のプリンタドライバが扱う形式のフォントメトリクスファィルをフォントデータから生成する手段をサーバ上に設けることにより、各クライアントは、必要な情報をサーバ2から容易にダウンロードすることが可能となった。
【0168】〔第2実施形態〕図34は、本発明の第2実施形態を示すプリントフォント管理装置を適用可能なネットワーク印刷システムの一例を示す図であり、図1と同一のものには同一の符号を付してある。なお、各機器の動作やファイル構造等については、第1実施形態と同様の動作もしくは構造を備えているものとする。
【0169】図において、1はネットワークであり、通常はEthernetを使用する。Ethernet以外にも、LocalTalkなどがある。なお、本実施形態における「ネットワーク」という言葉は、物理的なケーブルと、ケーブル上を通る電気的な信号と、電気的な信号の組みあわせで実現される情報交換を実現するもの(プロトコル)の内の一つもしくは複数を指し、通常は、これらの総称を指す。2はサーバコンピュータ(サーバ)であり、Webサーバなどの機能を有し、本発明の中核を成すものである。
【0170】3は管理者用パーソナルコンピュータ(以下パーソナルコンピュータをPCと表記)であり、サーバに対する指示や本発明で扱う周辺機器への指示等を行う。4および5はクライアントPCであり、ネットワークに接続された一般ユーザが使用するPCである。なお、管理者用PCであっても、クライアントPCとしても使用されることもありうる。
【0171】6,7はプリンタであり、ネットワーク1に接続され、クライアントPC4および5からの印刷命令を受けつけ、命令に従い印刷処理を行う。8,9は機能複合型複写機であり、画像スキャナ機能、プリンタ機能、ファクシミリ機能を備え、一つまたは複数の機能を組み合わせることにより、複写機、プリンタ、スキャナ、ファクシミリとして利用可能である。10はファイルサーバであり、通常はサーバ2、管理者用PC3などが共有するファイルを保持する。
【0172】上記のように構成されたネットワーク印刷システムにおいて、サーバ2は、定期的にプリンタ6,7、機能複合型複写機8,9と通信を行い、機器の状態やソフトウエアの設定をモニタする。管理者用PC3から機器に対し設定の変更やソフトウエア、ソフトウエアで使用するリソースの変更を行う。
【0173】管理者用PC3から与えられた指示の結果は、サーバ2の内部に情報として集められ、もしくはファイルサーバ10にファイルとして保持され、クライアントPC4および5は、サーバ2から情報を受け取り、またはファイルサーバ10からファイルを受け取る。
【0174】また、サーバ2はhttpプロトコルを用いた通信手段を備え、管理者用PC3、クライアントPC4、および5はWeb Browserを使用してサーバ2の情報を取得し、またサーバ2に対して指示を与えることが可能である。
【0175】サーバ2は、管理者用PC3、クライアントPC4もしくは5から指示があると、サーバ2に貯えられた情報もしくはファイルサーバ10に保持したファイルを用いて、管理者用PC3、クライアントPC4もしくは5に情報もしくはファイルを返す。
【0176】また、情報の内容によっては、プリンタ6,7、機能複合型複写機8,9から情報を取得し、管理者用PC3、クライアントPC4もしくは5に情報を返すか、プリンタ6,7、機能複合型複写機8,9に対して設定等の処理を行う。
【0177】管理者用PC3には、ダウンローダを備え、プリンタ6,7、機能複合型複写機8,9に対しソフトウエアもしくはソフトウエアが使用するリツースのダウンロードを行う。
【0178】ソフトウエアは、機器の印刷制御ファームウエア、ネットワーク制御ファームウエア、また機能複合型複写機8,9においては、前記ファームウエアに加え、スキャナ制御ファームウエア、ファクシミリ制御ファームウエア、複写機ファームウエア、パネル操作ファームウエア、画像管理ソフトウエア、アドレス管理ソフトウエアなどがある。
【0179】また、ソフトウエアが使用するリソースとしては、フォント、外字、オーバレイフォーム、キャリブレーションテーブル、アドレス管理ソフトウエアが使用するアドレス情報、ファクシミリ番号などがある。これらのソフトウエアやリツースのファイルは、ファイルサーバl0に保持される。
【0180】クライアントPC4,5は、プリンタ6,7、機能複合型複写機8,9をアクセスして使用するためのソフトウエア(ドライバ等)およびソフトウエアが使用するリソース(クライアントPC用リソース)を保持する。
【0181】ソフトウエアは、プリンタを使用するためのプリンタドライバ、スキャナを使用するためのスキャナドライバ、ファクシミリを使用するためのファクシミリドライバ、複写機を制御するための複写機ユーティリティソフトウエア、ネットワークを利用するためのネットワークドライバ、Web Browser、アプリケーションソフトウエアなどがあり、ソフトウエアが使用するリソースについては、プリンタフォントに対応したクライアントPC用フォント、ファクシミリドライバが利用するアドレス情報、カラーキャリブレーションを行う際の印刷データ、プレビューで利用するオーバレイイメージ等がある。
【0182】上記の機能に加え、プリンタ6の設定内容やソフトウエア、ソフトウエアが使用するリソースをプリンタ7、機能複合型複写機8,9に反映させることが可能である。
【0183】また、同様に機能複合型複写機8の設定内容やソフトウエア、ソフトウエアが使用するリツースを機能複合型複写機9、プリンタ6,7に反映させることが可能である。機種間で機能の違いがあるときは、両機種に共通の機能についてのみ反映されるが、変換が可能なリソースなどの情報については変換された後反映される。
【0184】同様に、これらの機種に関するクライアントPC4上の情報をクライアントPC5に反映させることも可能である。これらの処理は、サーバ2およびファイルサーバ10を通して情報の交換を行うことにより実現される。プリンタ6,7、機能複合型複写機8,9の設定内容は、管理者用PC3からの指示だけでなくバネルからの設定やクライアントPCからの設定によっても変更される場合がある。
【0185】この情報を正確にクライアントPCに渡す必要があるものは、クライアントPCから表示等の指示があった場合、常にプリンタ6,7、機能複合型複写機8,9に問い合わせを行い、問い合わせ時点での情報をクライアントPCに返す。正確さが、さほど厳密に要求されないものについては、サーバ2もしくはファイルサーバ10内に保持した情報もしくはファイルを用いる。
【0186】ファイルサーバ10は、サーバ2や管理者用PC3、クライアントPC4,5とネットワークを介して通信を行うことにより、ファイルを受け取り、送出し、また必要に応じて管理する。
【0187】ここでは、サーバや管理者用PCがそれぞれ一つずつの例を書いたが、ファイルサーバが分離することでサーバ、管理者用PCは複数あっても、容易にファイルや情報管理が行える。
【0188】すなわち、ファイルサーバ10には、システム内で共有される情報が保持され、必要に応じて各サーバや各管理者用PCに情報やファイルを送出し、またそれらからの情報やファイルを受け取り管理する。
【0189】なお、本実施形態におけるフォントメトリクスファイルは第1実施形態において示した図31と同様であるものとする。
【0190】本実施形態における、フォントメトリクス情報のクライアントPC4および5へのインストールは、次のように行われる。
【0191】すなわち、図34にいて、管理者がフォントをプリンタ6にダウンロードした後、ファイルサーバ10にフォントを転送する。サーバ2は、クライアントPC4からメトリクス取得要求があった場合は、ファイルサーバ10からフォント情報を取得し、メトリクス情報をクライアントPC4上のプリンタドライバ606で使用可能なテキスト形式で取得する。
【0192】同様にクライアントPC5からメトリクス取得要求があった場合は、サーバ2はファイルサーバ10からフォント情報を取得し、メトリクス情報をクライアントPC5上のプリンタドライバ608で使用可能なバイナリ形式で取得する。
【0193】なお、本実施形態におけるフォントメトリクス情報の生成処理等は、図33に示した手順に従うものとする。
【0194】以上述べたように、サーバとPCならびに周辺機器が接続された状況において、ファイルサーバ10を分離することにより、複数のサーバ2から設定され、もしくはダウンロードされた、機器情報やファィルの一元管理が可能となり、ファィルをファイルサーバ10で管理し、同一プリンタに対する複数のプリンタドライバが扱う形式のフォントメトリクスファィルをフォントデータから生成する手段をサーバ2上に設けることにより、各クライアントは、必要な情報をサーバ2から容易にダウンロードすることが可能となった。
【0195】〔第3実施形態〕図35は、本発明の第4実施形態を示すサーバ装置で読み取り可能な各種のプログラムを記憶した記憶媒体の一例を示す図であり、例えば図36の(A)に示すように、サーバ2に対応するプログラムをロードするための記憶媒体と、例えば図36の(B)に示すように、管理者用PC3に対応するプログラムをロードするための記憶媒体と、例えば図36の(C)に示すように、ユーザ用のクライアントPC4,5に対応するプログラムをロードするための記憶媒体とに個別に用意される場合を示す。
【0196】図37は、図2に示したサーバ2,管理者用PC3,クライアントPC4,5に対してプログラムが記憶された記憶媒体を読み取らせるシステム例を示す図であり、例えば記録媒体として、フロッピー(登録商標)ディスクを例として、上記サーバ2に対応するプログラムをロードするための記憶媒体FDと、管理者用PC3に対応するプログラムをロードするための記憶媒体FDと、ユーザ用のクライアントPC4,5に対応するプログラムをロードするための記憶媒体FDを対応するサーバ装置のフロッピーディスクドライブに挿入して、OSの管理下で、記憶されたプログラムをインストールするものとする。
【0197】なお、記憶媒体としては、後述するような各種の記憶媒体があり、フロッピーディスクに限られるものではない。
【0198】これらからわかるとおり、本発明は、可搬性のある記憶媒体を用いて、ワークステーションやパーソナルコンピュータ等のコンピュータで実行することが可能である。
【0199】上記実施形態によれば、サーバと1つまたは複数のPCならびに1つまたは複数の周辺機器が接続された状況において、ファームウエアをダウンロードする手段と、サーバにファームウエアに対応したプリンタドライバ等のドライバを保持する手段と、クライアントPCにおいてドライバの比較手段を有することにより、ファームウエアの更新時に、ファームウエアに対応したプリンタドライバ等のドライバをインストールすることが可能になる。
【0200】さらに、ファィルサーバを分離することにより、多くの機器が接続された状況においても、GUI処理の負荷を集中させることなく、ファィルの一元管理を保ったまま上記処理が可能となる。
【0201】また、各実施形態を有用に組み合せることも本発明の適用範囲である。
【0202】以下、図38に示すメモリマップを参照して本発明に係るサーバ装置を適用可能な情報処理システムで読み出し可能なデータ処理プログラムの構成について説明する。
【0203】図38は、本発明に係るサーバ装置を適用可能な情報処理システムで読み出し可能な各種データ処理プログラムを格納する記憶媒体のメモリマップを説明する図である。
【0204】なお、特に図示しないが、記憶媒体に記憶されるプログラム群を管理する情報、例えばバージョン情報,作成者等も記憶され、かつ、プログラム読み出し側のOS等に依存する情報、例えばプログラムを識別表示するアイコン等も記憶される場合もある。
【0205】さらに、各種プログラムに従属するデータも上記ディレクトリに管理されている。また、各種プログラムをコンピュータにインストールするためのプログラムや、インストールするプログラムが圧縮されている場合に、解凍するプログラム等も記憶される場合もある。
【0206】本実施形態における図8,図10,図12,図33に示す機能が外部からインストールされるプログラムによって、ホストコンピュータにより遂行されていてもよい。そして、その場合、CD−ROMやフラッシュメモリやFD等の記憶媒体により、あるいはネットワークを介して外部の記憶媒体から、プログラムを含む情報群を出力装置に供給される場合でも本発明は適用されるものである。
【0207】以上のように、前述した実施形態の機能を実現するソフトウエアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行することによっても、本発明の目的が達成されることは言うまでもない。
【0208】この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
【0209】プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピーディスク,ハードディスク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROM,EEPROM等を用いることができる。
【0210】また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0211】さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0212】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る第1〜第12の発明によれば、所定の通信媒体を介して複数の周辺装置および複数のデータ処理装置と通信可能なサーバ装置において、前記複数の印刷装置のいずれかにプリンタフォント以外のフォントファイルをダウンロードした際に、各データ処理装置が各印刷装置との印刷制御を行うためのプリンタドライバが使用するフォントメトリクスの形式を判定し、該判定されるフォントメトリクスの形式に基づいて、異なるフォントメトリクス情報を作成するので、各データ処理装置で利用されるプリンタドライバのフォントメトリクスの形式が異なる場合でも、各データ処理装置に適応する最小のフォントメトリクスファイルを作成するだけで済み、各データ処理装置に供給すべきフォントメトリクスファイル管理負担を軽減して、フォントファイル管理環境を整備することができるという効果を奏する。
【出願人】 【識別番号】000001007
【氏名又は名称】キヤノン株式会社
【出願日】 平成12年10月20日(2000.10.20)
【代理人】 【識別番号】100071711
【弁理士】
【氏名又は名称】小林 将高
【公開番号】 特開2002−132470(P2002−132470A)
【公開日】 平成14年5月10日(2002.5.10)
【出願番号】 特願2000−320174(P2000−320174)