| 【発明の名称】 |
印刷処理装置、印刷方法 |
| 【発明者】 |
【氏名】渡邉 章博
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| 【要約】 |
【課題】定型の帳票データを多量に印刷する際に、ネットワーク環境の快適性を保持すると共に低コスト化を図る。
【解決手段】コンピュータ2a,2bとプリンタ3とをLAN1を介して接続してなる印刷処理装置であり、コンピュータ2a,2bは、印刷対象のデータを登録する登録コマンドをLAN1を通じてプリンタ3へ送信する印刷ユーティリティを備え、プリンタ3は、印刷対象のデータを蓄積しておくライブラリ33と、LAN1を通じて受信されたコマンドを判別し、例えば登録コマンドの場合、指定されたデータがライブラリ33にあるかどうかを検索し、指定されたデータが無い場合、コンピュータ2a,2bより受信されたデータをライブラリ33に登録し、次に受信された印刷コマンドによってライブラリ33から該当データを読み出して印刷機構34に印刷させる制御部32とを備える。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 コンピュータとプリンタとをネットワークを介して接続してなる印刷処理装置において、前記コンピュータは、印刷対象のデータを前記ネットワークを介して前記プリンタに登録するための登録要求コマンドと印刷要求コマンドとをユーザ操作に応じて発行し前記ネットワークを介して前記プリンタへ送信する手段を備え、前記プリンタは、前記印刷対象のデータを蓄積する印刷データ蓄積手段と、前記コンピュータより前記ネットワークを通じてコマンド、印刷対象のデータを受信する受信手段と、前記受信手段により受信されたコマンドを判別する判別手段と、前記判別手段により判別されたコマンドにより指定されたデータが前記印刷データ蓄積手段にあるかどうかを検索する検索手段と、前記判別手段により判別されたコマンドが登録要求コマンドであり、前記検索手段による検索結果、指定されたデータが前記印刷データ蓄積手段に無い場合、前記受信手段により受信されたデータを前記印刷データ蓄積手段に登録する登録手段と、前記判別手段により判別されたコマンドが印刷要求コマンドであり、前記検索手段による検索結果、指定されたデータが前記印刷データ蓄積手段に存在する場合、前記印刷データ蓄積手段のデータを印刷する印刷手段とを具備したことを特徴とする印刷処理装置。 【請求項2】 前記コンピュータは、発行した前記登録要求コマンドに対して前記プリンタから前記ネットワークを介して送信されてきた登録済みの印刷データの固有情報、あるいは前記印刷要求コマンドに対して通知された該当データ無しを示す情報を表示する表示手段を備え、前記プリンタは、前記登録手段により登録された印刷データに付加された固有情報、あるいは印刷要求コマンドで指定されたデータが前記印刷データ蓄積手段に無い場合に該当データ無しを示す情報を、前記ネットワークを介して前記コンピュータへ送信する手段を具備したことを特徴とする請求項1記載の印刷処理装置。 【請求項3】 コンピュータとプリンタとをネットワークを介して接続してなる印刷処理装置における印刷方法において、前記コンピュータにおいて印刷対象のデータを前記ネットワークを介して前記プリンタに登録する段階と、前記コンピュータにおいて印刷要求コマンドを生成し前記ネットワークを介して前記プリンタへ送信する段階と、前記プリンタにおいて受信された印刷要求コマンドを基に前記プリンタに登録されているデータを検索し、印刷要求コマンドによって指定されたデータを印刷する段階とを有することを特徴とする印刷方法。 【請求項4】 コンピュータとプリンタとをネットワークを介して接続してなる印刷処理装置における印刷方法において、前記コンピュータにおいて印刷対象のデータに、ユーザがデータを指定するための第1の固有情報を付加し、前記ネットワークを介して前記プリンタに登録する段階と、前記プリンタにて登録したデータに前記プリンタ側で与えた第2の固有情報を前記ネットワークを介して前記コンピュータで受信し表示する段階と、前記コンピュータにおいて第1および第2の固有情報の少なくとも一つを含む印刷要求コマンドを前記ネットワークを介して前記プリンタへ送信する段階と、前記プリンタにおいて受信された印刷要求コマンドに含まれる固有情報を基に前記プリンタに登録されているデータを検索し、一致した固有情報を持つデータを印刷する段階とを有することを特徴とする印刷方法。 【請求項5】 前記プリンタを検索した結果、前記第1の固有情報および第2の固有情報の少なくとも一つを持つデータが存在しない場合、該当データ無しを示す情報を前記ネットワークを介して前記コンピュータへ送信する段階と、前記コンピュータにおいて、前記ネットワークを介して受信された該当データ無しを示す情報を表示する段階とを有することを特徴とする請求項4記載の印刷方法。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、例えばコンピュータとプリンタとをネットワークを介して接続した印刷処理装置、印刷方法に関する。 【0002】 【従来の技術】従来から、複数のコンピュータおよびプリンタとをネットワークを介して接続し、各コンピュータからネットワークを通じて送られてきたデータをプリンタにて受信し印刷することが行われている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】ところで、このようにネットワークを利用したシステム構成の場合、印刷の都度、印刷対象のデータと印刷要求とをコンピュータからネットワークを通じてプリンタへ送信するため、同じ時間に他のコンピュータからネットワーク上の他のコンピュータ、例えばファイルサーバなどにファイルアクセスが行われたり、他のプリンタに対する印刷データの送信が行われると、ネットワークの負荷が重くなる。特にイメージデータなどを印刷する際は、システム全体として処理速度が低下するという問題があった。 【0004】また、役所などでは、申込書などの定型の帳票データを幾度も何枚も印刷することがあり、このようなときは、ネットワーク環境が悪化するばかりか通信コストがかさむといった問題もある。 【0005】本発明はこのような課題を解決するためになされたもので、定型の帳票データを多量に印刷する際に、ネットワーク環境の快適性を保持すると共に低コスト化を図ることのできる印刷処理装置、印刷方法を提供することを目的としている。 【0006】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するために、請求項1記載の発明の印刷処理装置は、コンピュータとプリンタとをネットワークを介して接続してなる印刷処理装置において、前記コンピュータは、印刷対象のデータを前記ネットワークを介して前記プリンタに登録するための登録要求コマンドと印刷要求コマンドとをユーザ操作に応じて発行し前記ネットワークを介して前記プリンタへ送信する手段を備え、前記プリンタは、前記印刷対象のデータを蓄積する印刷データ蓄積手段と、前記コンピュータより前記ネットワークを通じてコマンド、印刷対象のデータを受信する受信手段と、前記受信手段により受信されたコマンドを判別する判別手段と、前記判別手段により判別されたコマンドにより指定されたデータが前記印刷データ蓄積手段にあるかどうかを検索する検索手段と、前記判別手段により判別されたコマンドが登録要求コマンドであり、前記検索手段による検索結果、指定されたデータが前記印刷データ蓄積手段に無い場合、前記受信手段により受信されたデータを前記印刷データ蓄積手段に登録する登録手段と、前記判別手段により判別されたコマンドが印刷要求コマンドであり、前記検索手段による検索結果、指定されたデータが前記印刷データ蓄積手段に存在する場合、前記印刷データ蓄積手段のデータを印刷する印刷手段とを具備したことを特徴としている。 【0007】請求項3記載の発明の印刷方法は、コンピュータとプリンタとをネットワークを介して接続してなる印刷処理装置における印刷方法において、前記コンピュータにおいて印刷対象のデータを前記ネットワークを介して前記プリンタに登録する段階と、前記コンピュータにおいて印刷要求コマンドを生成し前記ネットワークを介して前記プリンタへ送信する段階と、前記プリンタにおいて受信された印刷要求コマンドを基に前記プリンタに登録されているデータを検索し、印刷要求コマンドによって指定されたデータを印刷する段階とを有することを特徴としている。 【0008】請求項4記載の発明の印刷方法は、コンピュータとプリンタとをネットワークを介して接続してなる印刷処理装置における印刷方法において、前記コンピュータにおいて印刷対象のデータに、ユーザがデータを指定するための第1の固有情報を付加し、前記ネットワークを介して前記プリンタに登録する段階と、前記プリンタにて登録したデータに前記プリンタ側で与えた第2の固有情報を前記ネットワークを介して前記コンピュータで受信し表示する段階と、前記コンピュータにおいて第1および第2の固有情報の少なくとも一つを含む印刷要求コマンドを前記ネットワークを介して前記プリンタへ送信する段階と、前記プリンタにおいて受信された印刷要求コマンドに含まれる固有情報を基に前記プリンタに登録されているデータを検索し、一致した固有情報を持つデータを印刷する段階とを有することを特徴としている。 【0009】請求項1記載の発明では、反復印刷の可能性のある印刷対象のデータをプリンタに登録する際に、コンピュータから登録要求コマンドを発行し、プリンタでは、コンピュータより受信されたコマンドが登録要求コマンドの場合、このコマンドによって指定されたデータが印刷データ蓄積手段にあるかどうかを検索し、この検索結果、指定されたデータが印刷データ蓄積手段に無い場合、コンピュータより受信されたデータを印刷データ蓄積手段に登録する。そして、次に、コンピュータよりプリンタに受信されたコマンドが印刷要求コマンドであった場合、このコマンドによって指定されたデータを検索し、この検索結果、指定されたデータが印刷データ蓄積手段に存在する場合、印刷データ蓄積手段のデータを印刷するので、登録以降は、何枚印刷を行おうともネットワーク上を印刷データが流れることがなくなり、ネットワーク環境の快適性を保持すると共に低コスト化を図ることができる。 【0010】請求項3記載の発明では、反復印刷の可能性のある印刷対象のデータをコンピュータからネットワークを介してプリンタに登録しておき、反復印刷時にコンピュータにおいて印刷要求コマンドを生成しネットワークを介してプリンタへ送信し、プリンタにおいて受信された印刷要求コマンドを基に自身に登録されているデータを検索し、印刷要求コマンドによって指定されたデータを印刷するので、登録以降は、何枚印刷を行おうともネットワーク上を印刷対象のデータが流れることがなくなり、ネットワーク環境の快適性を保持すると共に低コスト化を図ることができる。 【0011】請求項4記載の発明では、コンピュータにおいて印刷対象のデータに、ユーザがデータを指定するための第1の固有情報を付加し、ネットワークを介してプリンタに登録しておき、プリンタにて登録したデータにプリンタ側で与えた第2の固有情報をネットワークを介してコンピュータで受信し表示する。そして、反復印刷時には、コンピュータにおいて第1および第2の固有情報の少なくとも一つを含む印刷要求コマンドをネットワークを介してプリンタへ送信し、プリンタにおいて受信された印刷要求コマンドに含まれる固有情報を基に自身に登録されているデータを検索し、一致した固有情報を持つデータを印刷するので、秘匿性を高めた中でユーザ自身が登録したデータだけを印刷することができる。 【0012】この結果、定型の帳票データを多量に印刷する際に、ネットワーク環境の快適性を保持すると共に低コスト化を図ることができる。 【0013】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。図1は本発明に係る一つの実施の形態の印刷処理装置のハードウェア構成を示す図である。 【0014】図1に示すように、この印刷処理装置は、ローカルネットワーク1(LAN1)などのネットワークを介して接続されたコンピュータ2a,2bとプリンタ3とから構成されている。 【0015】コンピュータ2a,2bは、CD−ROMやフロッピー(登録商標)ディスク(FD)を装填し読み取り可能な装置本体部と、この装置本体部に接続された入力装置および表示装置とからなる一般的なコンピュータである。入力装置は、例えばキーボート、マウスなどである。表示装置は、例えばCRTモニタ、LCDモニタなどである。 【0016】装置本体部には、CPU、ROMおよびRAMなどからなる制御部と、ハードディスクドライブ(HDD)と、CD−ROMの情報を読み取るCD−ROMドライブと、FDに対し情報を読み取りおよび書き込みを行うFDドライブと、通信装置などが搭載されている。ROMには、バイオスなどの初期動作設定プログラムが格納されている。通信装置は、LAN1とのデータ通信を行う例えばLANボードなどのLANインターフェース(以下LANI/Fと称す)である。HDDにはオペレーティングシステム(以下OSと称す)を含む各種ソフトウェアがインストールされている。ソフトウェアとして、例えば印刷ユーティリティなどがあり、この印刷ユーティリティは、ユーザ操作によって印刷指示が行われた場合に起動し、印刷用の画面(印刷ユーティリティ画面)を表示する。 【0017】図2に示すように、この印刷ユーティリティ画面20には、印刷データをユーザが登録する際にデータに名前を付ける(ライブラリ検索用の名前)ための名称入力欄21と、データ登録時にプリンタ3から発行および送信されてきたIDが表示されたり、印刷対象のデータを一意に指定して印刷するためのIDをキー入力する欄22と、印刷部数を指定する欄23と、登録ボタン24、印刷ボタン25などが設けられている。登録ボタン24および印刷ボタン25は、ユーザによるそれぞれのボタン操作によって、プリンタ3に対して各コマンドを発行する。 【0018】プリンタ3は、LANI/F31と、制御部32と、ライブラリ33と、印刷機構34とを有している。LANI/F31は、LAN1とのデータ通信を行うものである。制御部32は、CPU、ROMおよびRAMなどからなり、コンピュータ2a,2bにインストールされた印刷ユーティリティと連携して印刷対象のデータのライブラリ33への登録処理および印刷処理などを実行する。ライブラリ33は、例えばハードディスク装置などの大容量記憶装置に生成された印刷対象データを蓄積するデータベースである。このライブラリ33には、例えば役所などで利用される定型の帳票(住民票のコピー依頼の用紙など)のデータ、文書コンテンツなどが登録および格納される。 【0019】印刷機構34は、制御部32によって制御されて、用紙カセットなどにセットされている印刷用紙をフィードし、印刷対象のデータを印刷用紙に印刷し排出する。 【0020】続いて、図3,図4を参照してこの印刷処理装置の動作(印刷方法)について説明する。 【0021】まず、この印刷処理装置において印刷対象のデータをプリンタ3に登録する際の動作(登録フェーズ)について説明する。 【0022】例えばコンピュータ2aなどにおいて、あるアプリケーションソフトを利用して定型の帳票などを作成し、ユーザが印刷操作(印刷指示)を行うと(図3のS101)、印刷ユーティリティが起動し、コンピュータ2aのモニタなどに、図2に示した印刷ユーティリティ画面20が表示される(S102)。 【0023】ここで、この定型帳票を今後、何度も印刷する可能性がある場合、つまり反復印刷の可能性がある場合、この帳票のデータを登録するために、印刷ユーティリティ画面20の名称入力欄21に帳票の名前(ユーザが付ける第1の固有情報)、例えば「申込書A1」などをキー入力し、登録ボタン24を押す。 【0024】すると、印刷ユーティリティは、印刷ボタン25は押されずに(S103のN)登録操作がなされたものとして(S104の印刷操作)、その名前「申込書A1」を付加した登録要求コマンド(以下登録コマンドと称す)を生成し、LAN1を通じてプリンタ3へ送信する(S105)。 【0025】プリンタ3では、コンピュータ2aよりLAN1を通じてLANI/F31にコマンドが受信されると(図4のS201)、制御部32に渡す。 【0026】制御部32は、受信されたコマンドがどういったコマンドであるかを判別する(S202)。 【0027】そして、受信されたコマンドが登録コマンドであった場合(S202の登録コマンド)、制御部32は、登録コマンドに含まれる固有情報、つまり「申込書A1」をキーとしてライブラリ33を検索する(S203)。 【0028】この検索の結果、「申込書A1」と一致する固有情報を持つデータがライブラリ33に存在した場合(S204のY)、制御部32は、登録コマンドに対し登録不可能の応答をLAN1を通じてコンピュータ2aへ送信する(S205)。 【0029】コンピュータ2aでは、登録不可能の応答が受信されると、入力欄21に異なる名称でのキー入力をユーザに促す。 【0030】また、「申込書A1」と一致する固有情報を持つデータがライブラリ33に存在しない場合(S204のN)、制御部32は、登録コマンドに対する登録可能の応答をLAN1を通じてコンピュータ2aへ送信し、この応答をコンピュータ2aの印刷ユーティリティが受信すると、印刷対象のデータをプリンタ3へ送信する。 【0031】プリンタ3において、コンピュータ2aからの印刷対象のデータを受信すると、制御部32は、その受信した印刷対象のデータに、例えば「00051」などのID番号(プリンタ側で印刷対象のデータを一意に識別可能なプリンタ固有の管理情報:第2の固有情報)を割付けて(キーコードの自動発行処理)、「申込書A1」、時刻などに対応付けてライブラリ33に新規データとして登録する(S206)。 【0032】そして、制御部32は、割付けたプリンタ固有の管理情報、つまり「00051」をLAN1を通じてコンピュータ2aへ送信する(S207)。 【0033】コンピュータ2aでは、プリンタ3からのプリンタ固有の管理情報、つまり「00051」を受信すると、印刷ユーティリティは、それを印刷ユーティリティ画面20のIDの欄22に表示する。 【0034】続いて、この印刷処理装置において印刷対象のデータを印刷する際の動作(印刷フェーズ)について説明する。 【0035】この場合、登録フェーズのときと同様にコンピュータ2aにおいて印刷ユーティリティを起動させて印刷ユーティリティ画面20を表示させる(図3のS101〜S102)。 【0036】そして、通常の印刷データの印刷の場合は、ユーザが部数の欄23に印刷部数をキー入力し、印刷ボタン25を押すと(S103のY)、印刷ユーティリティは、名称、IDの各欄21、22に何も入力されなかったことから、通常の印刷と判定して、現在、アクティブになっているアプリケーションソフトで作成された印刷対象のデータと印刷要求コマンド(以下印刷コマンドと称す)をLAN1を通じてプリンタ3へ送信する(S106)。 【0037】プリンタ3では、コンピュータ2aよりLAN1を通じてLANI/F31にコマンドが受信されると(図4のS201)、制御部32に渡す。 【0038】制御部32は、受信されたコマンドがどういったコマンドであるかを判別する(S202)。 【0039】そして、受信されたコマンドが印刷コマンドであり、固有情報が含まれておらず、印刷データが送られてきたことから(S202の印刷コマンド+印刷データ)、制御部32は、印刷機構34を制御し、受信した印刷データを印刷用紙に印刷させる(S208)。 【0040】一方、反復印刷する場合、印刷ユーティリティ画面20の名称、IDの欄21,22のいずれかに固有情報がキー入力され、印刷対象データが指定され印刷部数がキー入力された後に印刷ボタン25が押されると(図3のA104の印刷操作)、印刷ユーティリティは、固有情報を含む印刷コマンドを生成(発行)し、LAN1を通じてプリンタ3へ送信する。 【0041】プリンタ3では、コンピュータ2aよりLAN1を通じてLANI/F31にコマンドが受信されると(図4のS201)、制御部32に渡す。 【0042】制御部32は、受信されたコマンドがどういったコマンドであるかを判別する(S202)。 【0043】印刷コマンドに固有情報が含まれていれば、その固有情報をキーとしてライブラリ33を検索する(S209)。 【0044】この検索の結果、受信された固有情報と一致する固有情報を持つデータがライブラリ33に存在した場合(S210のY)、制御部32は、ライブラリ33から該当する印刷対象のデータを読み出して印刷機構34を制御し、指定された部数だけ印刷を行う(S208)。 【0045】また、上記検索の結果、受信された固有情報と一致する固有情報を持つデータがライブラリ33に存在しない場合(S210のN)、制御部32は、印刷コマンドに対し該当データがプリンタ3に無いことを示す応答をLAN1を通じてコンピュータ2aへ送信する(S211)。 【0046】コンピュータ2aでは、印刷不可能の応答が受信されると、名称、IDの入力欄21,22に異なる名称,IDでのキー入力をユーザに促す。 【0047】このようにこの実施形態の印刷処理装置によれば、反復印刷の可能性のある印刷対象のデータについて、コンピュータ2a,2bとLAN1を介して接続された印刷先のプリンタ3側に予め登録しておき、登録しておいたデータを印刷する際は、コンピュータ2a,2bから印刷コマンドだけをプリンタ3へ送信することで何枚でも印刷できるようになり、ネットワークの負荷を少なくできる。 【0048】また、反復印刷を何枚行おうと、1回のコマンドのみの送信で済むため、ネットワーク上に流れるデータ量を削減でき、通信コストを削減することができる。 【0049】さらに、プリンタ3に印刷対象のデータを登録した際に、プリンタ側で管理する固有情報(ID番号など)がコンピュータ2a,2bに送信されて表示されるので、この固有情報を見たユーザ本人だけがプリンタ3に登録済みのデータを印刷することができ、コンピュータ2a,2bとプリンタ3が離れている場合などに秘匿性も確保できる。 【0050】なお、本発明は上記実施形態のみに限定されるものではない。上記実施形態では、プリンタの印刷データ蓄積手段としてハードディスク装置を例に説明したが、この他、例えばメモリやテープ装置、光ディスク装置などでも良い。また、上記実施形態では、ライブラリにおけるデータの蓄積形式については限定していないが、印刷データは印刷イメージとして記憶してもよく、また、印刷コマンドそのものを記憶しても良い。 【0051】さらに、上記実施形態では、プリンタ3に登録した印刷対象のデータについて、プリンタ側で管理できるようにIDを割付けることとしているが、この他、例えばホスト側でIDを割り付けても良い。また、プログラムID、タスクID、スレッドIDなどとしても良い。 【0052】上記実施形態に記載のコンピュータ2aの印刷ユーティリティの動作内容やプリンタ3の動作内容は、ソフトウェア(プログラム)としてフロッピーディスクなどのコンピュータ2a,2b、あるいはプリンタ3が読み出し可能な記憶媒体に記憶されていても良く、この場合、記憶媒体に記憶されたソフトウェア(プログラム)をコンピュータ2a,2b、あるいはプリンタ3が読み出すことにより、各実施形態における処理が可能になる。 【0053】なお、本発明における記憶媒体としては、磁気ディスク、フロッピーディスク、ハードディスク、光ディスク(CD−ROM、CD−R、DVDなど)、光磁気ディスク(MOなど)、半導体メモリなど、プログラムを記憶でき、かつコンピュータやプリンタが読み取り可能な記憶媒体であれば、その記憶形式はいずれの形態であっても良い。 【0054】また、記憶媒体からコンピュータ、あるいはプリンタにインストールされたプログラムの指示に基づき、コンピュータ、あるいはプリンタ上で稼動しているOS(オペレーティングシステム)や、データベース管理ソフト、ネットワークソフトなどのMW(ミドルウェア)などが本実施形態を実現するための各処理の一部を実行しても良い。 【0055】さらに、本発明における記憶媒体は、コンピュータ、あるいはプリンタと独立した媒体に限らず、LANやインターネットなどにより伝送されたプログラムをダウンロードして記憶または一時記憶した記憶媒体も含まれる。 【0056】また、記憶媒体は一つに限らず、複数の媒体から本実施形態における処理が実行される場合も本発明における記録媒体に含まれ、媒体構成はいずれの構成であっても良い。 【0057】なお、本発明におけるコンピュータやプリンタは、記憶媒体に記憶されたプログラムに基づき、本実施形態における各処理を実行するものであって、パソコンとプリンタを一体化した装置、別々の装置がネットワーク接続されたシステムなどのいずれの構成であっても良い。 【0058】また、本発明におけるコンピュータとは、パソコンに限らず、情報処理機器に含まれる演算処理装置、マイコンなども含み、プログラムによって本発明の機能を実現することが可能な機器、装置を総称している。 【0059】 【発明の効果】以上説明したように、請求項1,3記載の発明によれば、反復印刷の可能性のある印刷対象のデータについて、コンピュータから登録要求コマンドを発行し、プリンタにおいて指定されたデータが無い場合に、コンピュータより受信されたデータを登録する。そして、次に、コンピュータよりプリンタに印刷要求コマンドが受信されると、このコマンドによって指定されたデータを検索し、指定されたデータがプリンタに存在する場合にデータを印刷するので、登録以降は、何枚印刷を行おうともネットワーク上を印刷データが流れることがなくなり、ネットワーク環境の快適性を保持すると共に低コスト化を図ることができる。 【0060】請求項2記載の発明によれば、コンピュータから発行した登録要求コマンドに対してプリンタ側で登録した印刷データに割付けられた固有情報、あるいは印刷要求コマンドに対してプリンタ側で該当データが存在しなかった場合に通知された情報を表示する表示手段を備えたことで、データを登録したユーザだけがプリンタに蓄積されているデータを印刷できるようになる。 【0061】請求項4記載の発明では、コンピュータにおいて印刷対象のデータに、ユーザがデータを指定するための第1の固有情報を付加し、ネットワークを介してプリンタに登録しておき、プリンタにて登録したデータにプリンタ側で与えた第2の固有情報をネットワークを介してコンピュータで受信し表示する。そして、反復印刷時には、コンピュータにおいて第1および第2の固有情報の少なくとも一つを含む印刷要求コマンドをネットワークを介してプリンタへ送信し、プリンタにおいて受信された印刷要求コマンドに含まれる固有情報を基に自身に登録されているデータを検索し、一致した固有情報を持つデータを印刷するので、秘匿性を高めた中でユーザ自身が登録したデータだけを印刷することができる。 【0062】請求項5記載の発明によれば、プリンタにおいて、検索した結果、第1の固有情報および第2の固有情報の少なくとも一つを持つデータが存在しない場合、該当データ無しを示す情報をネットワークを介してコンピュータへ送信し、コンピュータにおいて、ネットワークを介して受信された該当データ無しを示す情報を表示するので、データを登録したユーザだけがプリンタに蓄積されているデータを印刷できるようになる。 【0063】この結果、定型の帳票データを多量に印刷する際に、ネットワーク環境の快適性を保持すると共に低コスト化を図ることができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000003078 【氏名又は名称】株式会社東芝
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| 【出願日】 |
平成12年10月26日(2000.10.26) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100077849 【弁理士】 【氏名又は名称】須山 佐一
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| 【公開番号】 |
特開2002−132467(P2002−132467A) |
| 【公開日】 |
平成14年5月10日(2002.5.10) |
| 【出願番号】 |
特願2000−327596(P2000−327596) |
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