| 【発明の名称】 |
画像出力装置、画像出力システム、画像処理方法及び記憶媒体 |
| 【発明者】 |
【氏名】鈴木 政義
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| 【要約】 |
【課題】再印刷出力時において画像展開処理時間の増加によるスループットを低下させることなく、蓄積するデータ量を極力少なくすることを可能とし、複数部のコピー或いは電子ソート等の機能を有する画像出力装置のコストパフォーマンスを高めることを可能とした画像出力装置、画像出力システム、画像処理方法及び記憶媒体を提供する。
【解決手段】印刷データに基づき頁を複数のバンドに分割し、中間コードに変換してバンド毎に画像の展開処理を行い、画像データをハードディスク10に記憶するに際し、バンド毎の描画処理に要する予測時間がエンジン3での1バンド分の印刷に要する時間より大きい場合、各バンドを中間コード或いはビットイメージに展開された画像データの形式でハードディスク10に記憶するCPUを備える。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 印刷データに基づき画像データを展開し出力する画像出力装置であって、前記印刷データに基づき印刷対象を複数のバンドに分割し、中間コードに変換して前記バンド毎に画像の展開処理を行う画像処理手段と、前記バンド毎に、前記画像処理手段における処理時間が印刷手段での印刷速度に間に合うか否かを判別する判別手段と、画像データを記憶する記憶手段と、画像データを前記記憶手段に記憶するに際し、前記判別手段による判別結果に基づき、前記各バンドを前記中間コード或いはビットイメージに展開された画像データの形式で前記記憶手段に記憶する制御手段とを有することを特徴とする画像出力装置。 【請求項2】 前記画像処理手段は、前記印刷データに基づき、印字に必要な用紙の大きさの全印字範囲を前記複数のバンドに分割し、前記中間コードとしての1頁分の画像処理プログラムリスト及びオブジェクトデータを作成し、前記バンド毎に画像の展開処理を行うことを特徴とする請求項1記載の画像出力装置。 【請求項3】 前記画像処理プログラムリストは、発生する画像の各々に対して使用する前記オブジェクトデータの指定や描画位置等のデータの加工を指定するプログラムとデータを含むリストであり、前記オブジェクトデータは、発生する画像の基になるデータであることを特徴とする請求項2記載の画像出力装置。 【請求項4】 前記制御手段は、前記判別手段により前記画像処理手段における前記各バンドの描画処理に要する予測時間が前記印刷手段での印刷に要する時間より大きいと判別された場合は、前記印刷手段による印刷開始に先立ち、前記各バンドを前記中間コード或いは前記ビットイメージに展開された画像データの形式で前記記憶手段に記憶することを特徴とする請求項1記載の画像出力装置。 【請求項5】 画像データの圧縮/伸長を行う圧縮/伸長手段を有し、前記制御手段は、前記中間コード或いは前記ビットイメージに展開された画像データの形式で前記記憶手段に記憶する場合は、前記圧縮/伸長手段により画像データを圧縮処理し、前記記憶手段から画像データを読み出す場合は、前記圧縮/伸長手段により画像データを伸長処理することを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の画像出力装置。 【請求項6】 データの入出力を行う通信手段を有し、前記制御手段は、外部の情報処理装置或いはネットワーク等の通信媒体との間で前記通信手段によりデータ通信を行うことを特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載の画像出力装置。 【請求項7】 複数部のコピーを行うコピー機能、或いは頁順を揃えて印刷する電子ソート機能を有することを特徴とする請求項1乃至6の何れかに記載の画像出力装置。 【請求項8】 印刷データに基づき画像データを展開し出力する画像出力装置と、該画像出力装置に前記印刷データを送信する情報処理装置とを具備してなる画像出力システムであって、前記画像出力装置は、前記印刷データに基づき印刷対象を複数のバンドに分割し、中間コードに変換して前記バンド毎に画像の展開処理を行う画像処理手段と、前記バンド毎に、前記画像処理手段における処理時間が印刷手段での印刷速度に間に合うか否かを判別する判別手段と、画像データを記憶する記憶手段と、画像データを前記記憶手段に記憶するに際し、前記判別手段による判別結果に基づき、前記各バンドを前記中間コード或いはビットイメージに展開された画像データの形式で前記記憶手段に記憶する制御手段とを有することを特徴とする画像出力システム。 【請求項9】 前記画像出力装置の前記画像処理手段は、前記印刷データに基づき、印字に必要な用紙の大きさの全印字範囲を前記複数のバンドに分割し、前記中間コードとしての1頁分の画像処理プログラムリスト及びオブジェクトデータを作成し、前記バンド毎に画像の展開処理を行うことを特徴とする請求項8記載の画像出力システム。 【請求項10】 前記画像処理プログラムリストは、発生する画像の各々に対して使用する前記オブジェクトデータの指定や描画位置等のデータの加工を指定するプログラムとデータを含むリストであり、前記オブジェクトデータは、発生する画像の基になるデータであることを特徴とする請求項9記載の画像出力システム。 【請求項11】 前記画像出力装置の前記制御手段は、前記判別手段により前記画像処理手段における前記各バンドの描画処理に要する予測時間が前記印刷手段での印刷に要する時間より大きいと判別された場合は、前記印刷手段による印刷開始に先立ち、前記各バンドを前記中間コード或いは前記ビットイメージに展開された画像データの形式で前記記憶手段に記憶することを特徴とする請求項8記載の画像出力システム。 【請求項12】 前記画像出力装置は、画像データの圧縮/伸長を行う圧縮/伸長手段を有し、前記画像出力装置の前記制御手段は、前記中間コード或いは前記ビットイメージに展開された画像データの形式で前記記憶手段に記憶する場合は、前記圧縮/伸長手段により画像データを圧縮処理し、前記記憶手段から画像データを読み出す場合は、前記圧縮/伸長手段により画像データを伸長処理することを特徴とする請求項8乃至11の何れかに記載の画像出力システム。 【請求項13】 前記画像出力装置は、データの入出力を行う通信手段を有し、前記画像出力装置の前記制御手段は、前記情報処理装置或いはネットワーク等の通信媒体との間で前記通信手段によりデータ通信を行うことを特徴とする請求項8乃至12の何れかに記載の画像出力システム。 【請求項14】 前記画像出力装置は、複数部のコピーを行うコピー機能、或いは頁順を揃えて印刷する電子ソート機能を有することを特徴とする請求項8乃至13の何れかに記載の画像出力システム。 【請求項15】 印刷データに基づき画像データを展開し出力する画像出力装置に適用される画像処理方法であって、前記印刷データに基づき印刷対象を複数のバンドに分割し、中間コードに変換して前記バンド毎に画像の展開処理を行う画像処理工程と、前記バンド毎に、前記画像処理工程における処理時間が印刷手段での印刷速度に間に合うか否かを判別する判別工程と、画像データを記憶手段に記憶するに際し、前記判別工程による判別結果に基づき、前記各バンドを前記中間コード或いはビットイメージに展開された画像データの形式で前記記憶手段に記憶する制御工程とを有することを特徴とする画像処理方法。 【請求項16】 前記画像処理工程では、前記印刷データに基づき、印字に必要な用紙の大きさの全印字範囲を前記複数のバンドに分割し、前記中間コードとしての1頁分の画像処理プログラムリスト及びオブジェクトデータを作成し、前記バンド毎に画像の展開処理を行うことを特徴とする請求項15記載の画像処理方法。 【請求項17】 前記画像処理プログラムリストは、発生する画像の各々に対して使用する前記オブジェクトデータの指定や描画位置等のデータの加工を指定するプログラムとデータを含むリストであり、前記オブジェクトデータは、発生する画像の基になるデータであることを特徴とする請求項16記載の画像処理方法。 【請求項18】 前記制御工程では、前記判別工程により前記画像処理工程における前記各バンドの描画処理に要する予測時間が前記印刷手段での印刷に要する時間より大きいと判別された場合は、前記印刷手段による印刷開始に先立ち、前記各バンドを前記中間コード或いは前記ビットイメージに展開された画像データの形式で前記記憶手段に記憶することを特徴とする請求項15記載の画像処理方法。 【請求項19】 画像データの圧縮/伸長を行う圧縮/伸長工程を有し、前記制御工程では、前記中間コード或いは前記ビットイメージに展開された画像データの形式で前記記憶手段に記憶する場合は、前記圧縮/伸長工程により画像データを圧縮処理し、前記記憶手段から画像データを読み出す場合は、前記圧縮/伸長工程により画像データを伸長処理することを特徴とする請求項15乃至18の何れかに記載の画像処理方法。 【請求項20】 データの入出力を行う通信工程を有し、前記制御工程では、外部の情報処理装置或いはネットワーク等の通信媒体との間で前記通信工程によりデータ通信を行うことを特徴とする請求項15乃至19の何れかに記載の画像処理方法。 【請求項21】 複数部のコピーを行うコピー機能、或いは頁順を揃えて印刷する電子ソート機能を有する画像出力装置に適用可能であることを特徴とする請求項15乃至20の何れかに記載の画像処理方法。 【請求項22】 印刷データに基づき画像データを展開し出力する画像出力装置に適用される画像処理方法を実行するプログラムを記憶したコンピュータにより読み出し可能な記憶媒体であって、前記画像処理方法は、前記印刷データに基づき印刷対象を複数のバンドに分割し、中間コードに変換して前記バンド毎に画像の展開処理を行うように制御する画像処理ステップと、前記バンド毎に、前記画像処理ステップにおける処理時間が印刷手段での印刷速度に間に合うか否かを判別するように制御する判別ステップと、画像データを記憶手段に記憶するに際し、前記判別ステップによる判別結果に基づき、前記各バンドを前記中間コード或いはビットイメージに展開された画像データの形式で前記記憶手段に記憶するように制御する制御ステップとを有することを特徴とする記憶媒体。 【請求項23】 前記画像処理ステップでは、前記印刷データに基づき、印字に必要な用紙の大きさの全印字範囲を前記複数のバンドに分割し、前記中間コードとしての1頁分の画像処理プログラムリスト及びオブジェクトデータを作成し、前記バンド毎に画像の展開処理を行うように制御することを特徴とする請求項22記載の記憶媒体。 【請求項24】 前記画像処理プログラムリストは、発生する画像の各々に対して使用する前記オブジェクトデータの指定や描画位置等のデータの加工を指定するプログラムとデータを含むリストであり、前記オブジェクトデータは、発生する画像の基になるデータであることを特徴とする請求項23記載の記憶媒体。 【請求項25】 前記制御ステップでは、前記判別ステップにより前記画像処理ステップにおける前記各バンドの描画処理に要する予測時間が前記印刷手段での印刷に要する時間より大きいと判別された場合は、前記印刷手段による印刷開始に先立ち、前記各バンドを前記中間コード或いは前記ビットイメージに展開された画像データの形式で前記記憶手段に記憶するように制御することを特徴とする請求項22記載の記憶媒体。 【請求項26】 画像データの圧縮/伸長を行うように制御する圧縮/伸長ステップを有し、前記制御ステップでは、前記中間コード或いは前記ビットイメージに展開された画像データの形式で前記記憶手段に記憶する場合は、前記圧縮/伸長ステップにより画像データを圧縮処理するように制御し、前記記憶手段から画像データを読み出す場合は、前記圧縮/伸長ステップにより画像データを伸長処理するように制御することを特徴とする請求項22乃至25の何れかに記載の記憶媒体。 【請求項27】 データの入出力を行うように制御する通信ステップを有し、前記制御ステップでは、外部の情報処理装置或いはネットワーク等の通信媒体との間で前記通信ステップによりデータ通信を行うように制御することを特徴とする請求項22乃至26の何れかに記載の記憶媒体。 【請求項28】 複数部のコピーを行うコピー機能、或いは頁順を揃えて印刷する電子ソート機能を有する画像出力装置に適用可能であることを特徴とする請求項22乃至27の何れかに記載の記憶媒体。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、画像出力装置、画像出力システム、画像処理方法及び記憶媒体に関し、特に、ホストコンピュータ或いはネットワーク等に接続され、入力されるデータに基づき画像データを展開しデータする場合に好適な画像出力装置、画像出力システム、画像処理方法及び記憶媒体に関する。 【0002】 【従来の技術】従来、ホストコンピュータ或いはネットワーク等に接続され、入力されるデータに基づき画像データを展開しデータする画像出力装置として、レーザビームプリンタ(以下LBPと略称)がある。LBPにおいて、入力されたデータは、ビデオコントローラにより画像データに展開され、静電写真プロセスによる印字機能を有するエンジン部に送られ、記録紙に転写され画像が形成される。 【0003】一般に同装置において、ホストコンピュータ或いはネットワークの負担を軽減するため、データ転送を1回のみとして、入力データをLBP側のハードディスク等の大容量な二次記憶装置に記憶して、複数部のコピー印刷或いは電子ソート等の処理を可能とするものがある。同装置では、同一データの印刷に際し、一回目の印刷時にビットマップ展開処理された画像データをハードディスク等の大容量な二次記憶装置に記憶し、それ以降の印刷では展開処理に要する時間を省略して処理の高速化を図るようになっている。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従来の画像出力装置においては、一旦ハードディスク等の大容量な二次記憶装置に蓄積したデータは、展開処理済みの画像データ(ビットマップデータ)或いはそれを圧縮したデータであるため、蓄積するデータ量がかなり大きくなり、ハードディスク等の二次記憶装置として大容量のものを選択する必要があった。或いは、蓄積できる容量の制限から、コピー出力及び電子ソート等の機能において、処理可能なジョブ数制限等の制約が厳しいものとなっていた。 【0005】また、ハードディスク等の二次記憶装置は、RAM等のメモリに比較して転送速度が遅く、蓄積されたデータの量がかなり大きくなってしまうことで、出力の際、二次記憶装置からの読み出し速度がネックとなるため、高速な画像出力装置において、出力処理スループットの低下を招く、或いは転送速度の高い二次記憶装置を選択する等によりコストアップする要因となっていた。 【0006】本発明は、上述した点に鑑みなされたものであり、再印刷出力時において画像展開処理時間の増加によるスループットを低下させることなく、蓄積するデータ量を極力少なくすることを可能とし、複数部のコピー或いは電子ソート等の機能を有する画像出力装置のコストパフォーマンスを高めることを可能とした画像出力装置、画像出力システム、画像処理方法及び記憶媒体を提供することを目的とする。 【0007】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため、請求項1記載の発明は、印刷データに基づき画像データを展開し出力する画像出力装置であって、前記印刷データに基づき印刷対象を複数のバンドに分割し、中間コードに変換して前記バンド毎に画像の展開処理を行う画像処理手段と、前記バンド毎に、前記画像処理手段における処理時間が印刷手段での印刷速度に間に合うか否かを判別する判別手段と、画像データを記憶する記憶手段と、画像データを前記記憶手段に記憶するに際し、前記判別手段による判別結果に基づき、前記各バンドを前記中間コード或いはビットイメージに展開された画像データの形式で前記記憶手段に記憶する制御手段とを有することを特徴とする。 【0008】上記目的を達成するため、請求項2記載の発明は、前記画像処理手段は、前記印刷データに基づき、印字に必要な用紙の大きさの全印字範囲を前記複数のバンドに分割し、前記中間コードとしての1頁分の画像処理プログラムリスト及びオブジェクトデータを作成し、前記バンド毎に画像の展開処理を行うことを特徴とする。 【0009】上記目的を達成するため、請求項3記載の発明は、前記画像処理プログラムリストは、発生する画像の各々に対して使用する前記オブジェクトデータの指定や描画位置等のデータの加工を指定するプログラムとデータを含むリストであり、前記オブジェクトデータは、発生する画像の基になるデータであることを特徴とする。 【0010】上記目的を達成するため、請求項4記載の発明は、前記制御手段は、前記判別手段により前記画像処理手段における前記各バンドの描画処理に要する予測時間が前記印刷手段での印刷に要する時間より大きいと判別された場合は、前記印刷手段による印刷開始に先立ち、前記各バンドを前記中間コード或いは前記ビットイメージに展開された画像データの形式で前記記憶手段に記憶することを特徴とする。 【0011】上記目的を達成するため、請求項5記載の発明は、画像データの圧縮/伸長を行う圧縮/伸長手段を有し、前記制御手段は、前記中間コード或いは前記ビットイメージに展開された画像データの形式で前記記憶手段に記憶する場合は、前記圧縮/伸長手段により画像データを圧縮処理し、前記記憶手段から画像データを読み出す場合は、前記圧縮/伸長手段により画像データを伸長処理することを特徴とする。 【0012】上記目的を達成するため、請求項6記載の発明は、データの入出力を行う通信手段を有し、前記制御手段は、外部の情報処理装置或いはネットワーク等の通信媒体との間で前記通信手段によりデータ通信を行うことを特徴とする。 【0013】上記目的を達成するため、請求項7記載の発明は、複数部のコピーを行うコピー機能、或いは頁順を揃えて印刷する電子ソート機能を有することを特徴とする。 【0014】上記目的を達成するため、請求項8記載の発明は、印刷データに基づき画像データを展開し出力する画像出力装置と、該画像出力装置に前記印刷データを送信する情報処理装置とを具備してなる画像出力システムであって、前記画像出力装置は、前記印刷データに基づき印刷対象を複数のバンドに分割し、中間コードに変換して前記バンド毎に画像の展開処理を行う画像処理手段と、前記バンド毎に、前記画像処理手段における処理時間が印刷手段での印刷速度に間に合うか否かを判別する判別手段と、画像データを記憶する記憶手段と、画像データを前記記憶手段に記憶するに際し、前記判別手段による判別結果に基づき、前記各バンドを前記中間コード或いはビットイメージに展開された画像データの形式で前記記憶手段に記憶する制御手段とを有することを特徴とする。 【0015】上記目的を達成するため、請求項9記載の発明は、前記画像出力装置の前記画像処理手段は、前記印刷データに基づき、印字に必要な用紙の大きさの全印字範囲を前記複数のバンドに分割し、前記中間コードとしての1頁分の画像処理プログラムリスト及びオブジェクトデータを作成し、前記バンド毎に画像の展開処理を行うことを特徴とする。 【0016】上記目的を達成するため、請求項10記載の発明は、前記画像処理プログラムリストは、発生する画像の各々に対して使用する前記オブジェクトデータの指定や描画位置等のデータの加工を指定するプログラムとデータを含むリストであり、前記オブジェクトデータは、発生する画像の基になるデータであることを特徴とする。 【0017】上記目的を達成するため、請求項11記載の発明は、前記画像出力装置の前記制御手段は、前記判別手段により前記画像処理手段における前記各バンドの描画処理に要する予測時間が前記印刷手段での印刷に要する時間より大きいと判別された場合は、前記印刷手段による印刷開始に先立ち、前記各バンドを前記中間コード或いは前記ビットイメージに展開された画像データの形式で前記記憶手段に記憶することを特徴とする。 【0018】上記目的を達成するため、請求項12記載の発明は、前記画像出力装置は、画像データの圧縮/伸長を行う圧縮/伸長手段を有し、前記画像出力装置の前記制御手段は、前記中間コード或いは前記ビットイメージに展開された画像データの形式で前記記憶手段に記憶する場合は、前記圧縮/伸長手段により画像データを圧縮処理し、前記記憶手段から画像データを読み出す場合は、前記圧縮/伸長手段により画像データを伸長処理することを特徴とする。 【0019】上記目的を達成するため、請求項13記載の発明は、前記画像出力装置は、データの入出力を行う通信手段を有し、前記画像出力装置の前記制御手段は、前記情報処理装置或いはネットワーク等の通信媒体との間で前記通信手段によりデータ通信を行うことを特徴とする。 【0020】上記目的を達成するため、請求項14記載の発明は、前記画像出力装置は、複数部のコピーを行うコピー機能、或いは頁順を揃えて印刷する電子ソート機能を有することを特徴とする。 【0021】上記目的を達成するため、請求項15記載の発明は、印刷データに基づき画像データを展開し出力する画像出力装置に適用される画像処理方法であって、前記印刷データに基づき印刷対象を複数のバンドに分割し、中間コードに変換して前記バンド毎に画像の展開処理を行う画像処理工程と、前記バンド毎に、前記画像処理工程における処理時間が印刷手段での印刷速度に間に合うか否かを判別する判別工程と、画像データを記憶手段に記憶するに際し、前記判別工程による判別結果に基づき、前記各バンドを前記中間コード或いはビットイメージに展開された画像データの形式で前記記憶手段に記憶する制御工程とを有することを特徴とする。 【0022】上記目的を達成するため、請求項16記載の発明は、前記画像処理工程では、前記印刷データに基づき、印字に必要な用紙の大きさの全印字範囲を前記複数のバンドに分割し、前記中間コードとしての1頁分の画像処理プログラムリスト及びオブジェクトデータを作成し、前記バンド毎に画像の展開処理を行うことを特徴とする。 【0023】上記目的を達成するため、請求項17記載の発明は、前記画像処理プログラムリストは、発生する画像の各々に対して使用する前記オブジェクトデータの指定や描画位置等のデータの加工を指定するプログラムとデータを含むリストであり、前記オブジェクトデータは、発生する画像の基になるデータであることを特徴とする。 【0024】上記目的を達成するため、請求項18記載の発明は、前記制御工程では、前記判別工程により前記画像処理工程における前記各バンドの描画処理に要する予測時間が前記印刷手段での印刷に要する時間より大きいと判別された場合は、前記印刷手段による印刷開始に先立ち、前記各バンドを前記中間コード或いは前記ビットイメージに展開された画像データの形式で前記記憶手段に記憶することを特徴とする。 【0025】上記目的を達成するため、請求項19記載の発明は、画像データの圧縮/伸長を行う圧縮/伸長工程を有し、前記制御工程では、前記中間コード或いは前記ビットイメージに展開された画像データの形式で前記記憶手段に記憶する場合は、前記圧縮/伸長工程により画像データを圧縮処理し、前記記憶手段から画像データを読み出す場合は、前記圧縮/伸長工程により画像データを伸長処理することを特徴とする。 【0026】上記目的を達成するため、請求項20記載の発明は、データの入出力を行う通信工程を有し、前記制御工程では、外部の情報処理装置或いはネットワーク等の通信媒体との間で前記通信工程によりデータ通信を行うことを特徴とする。 【0027】上記目的を達成するため、請求項21記載の発明は、複数部のコピーを行うコピー機能、或いは頁順を揃えて印刷する電子ソート機能を有する画像出力装置に適用可能であることを特徴とする。 【0028】上記目的を達成するため、請求項22記載の発明は、印刷データに基づき画像データを展開し出力する画像出力装置に適用される画像処理方法を実行するプログラムを記憶したコンピュータにより読み出し可能な記憶媒体であって、前記画像処理方法は、前記印刷データに基づき印刷対象を複数のバンドに分割し、中間コードに変換して前記バンド毎に画像の展開処理を行うように制御する画像処理ステップと、前記バンド毎に、前記画像処理ステップにおける処理時間が印刷手段での印刷速度に間に合うか否かを判別するように制御する判別ステップと、画像データを記憶手段に記憶するに際し、前記判別ステップによる判別結果に基づき、前記各バンドを前記中間コード或いはビットイメージに展開された画像データの形式で前記記憶手段に記憶するように制御する制御ステップとを有することを特徴とする。 【0029】上記目的を達成するため、請求項23記載の発明は、前記画像処理ステップでは、前記印刷データに基づき、印字に必要な用紙の大きさの全印字範囲を前記複数のバンドに分割し、前記中間コードとしての1頁分の画像処理プログラムリスト及びオブジェクトデータを作成し、前記バンド毎に画像の展開処理を行うように制御することを特徴とする。 【0030】上記目的を達成するため、請求項24記載の発明は、前記画像処理プログラムリストは、発生する画像の各々に対して使用する前記オブジェクトデータの指定や描画位置等のデータの加工を指定するプログラムとデータを含むリストであり、前記オブジェクトデータは、発生する画像の基になるデータであることを特徴とする。 【0031】上記目的を達成するため、請求項25記載の発明は、前記制御ステップでは、前記判別ステップにより前記画像処理ステップにおける前記各バンドの描画処理に要する予測時間が前記印刷手段での印刷に要する時間より大きいと判別された場合は、前記印刷手段による印刷開始に先立ち、前記各バンドを前記中間コード或いは前記ビットイメージに展開された画像データの形式で前記記憶手段に記憶するように制御することを特徴とする。 【0032】上記目的を達成するため、請求項26記載の発明は、画像データの圧縮/伸長を行うように制御する圧縮/伸長ステップを有し、前記制御ステップでは、前記中間コード或いは前記ビットイメージに展開された画像データの形式で前記記憶手段に記憶する場合は、前記圧縮/伸長ステップにより画像データを圧縮処理するように制御し、前記記憶手段から画像データを読み出す場合は、前記圧縮/伸長ステップにより画像データを伸長処理するように制御することを特徴とする。 【0033】上記目的を達成するため、請求項27記載の発明は、データの入出力を行うように制御する通信ステップを有し、前記制御ステップでは、外部の情報処理装置或いはネットワーク等の通信媒体との間で前記通信ステップによりデータ通信を行うように制御することを特徴とする。 【0034】上記目的を達成するため、請求項28記載の発明は、複数部のコピーを行うコピー機能、或いは頁順を揃えて印刷する電子ソート機能を有する画像出力装置に適用可能であることを特徴とする。 【0035】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。 【0036】図1は本発明の実施の形態に係るレーザビームプリンタ(以下LBPと略称)の構成を示すブロック図である。本発明の実施の形態に係るLBP1は、DMAC2a・画像発生部2b・圧縮/伸長部2cを有するCPU2(画像処理手段、判別手段、制御手段)、プリンタエンジン3(以下エンジンと略称、印刷手段)、入力/出力ポート4(通信手段)、ワーク領域6a・受信バッファ6b・画像処理プログラムリスト領域6c・オブジェクトデータ領域6d・バンドメモリ(1)領域6e・バンドメモリ(2)領域6f・プリレンダリングバンドメモリ領域6gを有するRAM6、ROM7、EEPROM8、操作パネル9、ハードディスク(HD)10(記憶手段)がバス5によって接続された構成となっている。図中100はホストコンピュータ(以下ホスト、情報処理装置)である。 【0037】上記構成を詳述すると、CPU2は、装置全体を制御する中央処理装置であり、バス5によって接続された上記各部を制御することで、後述の図3〜図6のフローチャートに示す処理を実行する。CPU2のDMAC2a、画像発生部2b、圧縮/伸長部2cについては後述する。エンジン3は、印刷動作を司る。I/Oポート4は、LBP1とホスト100との間のデータの入力/出力を行う。RAM6には、上記のワーク領域6a、受信バッファ6b、画像処理プログラムリスト領域6c、オブジェクトデータ領域6d、バンドメモリ領域6e、バンドメモリ領域6f、プリレンダリングバンドメモリ領域6gが確保されている。 【0038】RAM6のワーク領域6aは、CPU2が各種制御を実行する際のワーク領域となる。また、ワーク領域6a内には、頁毎のバンドの情報を格納するバンド管理テーブル領域6a1が確保されている。受信バッファ6bは、I/Oポート4を経由して入力されるホスト100からの受信データを一時的に格納する。画像処理プログラムリスト領域6cは、受信バッファ6bに格納された受信データから、印字するのに必要な記録紙の大きさの全印字範囲を複数のバンドに分割し、各バンド毎に生成される画像処理プログラムリストを格納する。オブジェクトデータ領域6dは、オブジェクトデータを格納する。バンドメモリ領域6eは、上記バンド毎に画像処理プログラムリストとオブジェクトデータから生成されるビットマップデータを格納する。プリレンダリングバンドメモリ領域6gには、ビットマップイメージ画像データが展開される。こられの領域の詳細については後述する。 【0039】ROM7には、CPU2が動作するための制御プログラムとフォントデータが記憶されている。EEPROM8には、LBP1の動作モード等の設定情報を格納する領域が確保されている。操作パネル9には、操作のためのスイッチ、LED及びLCD表示器等が配置されており、LBP1の状態を表示すると共に、オペレータによるスイッチ操作による入力情報が入力される。ハードディスク10は、ユーザで登録可能なフォームデータ、外字等のユーザデータが記憶されていると共に、複数部のコピー印刷、電子ソート等の印刷に際し、頁毎のバンドの情報を格納するバンド管理テーブル、及びバンド毎にビットイメージに展開された画像データ、或いは画像処理プログラムとオブジェクトデータが記憶される。 【0040】上記CPU2には、ダイレクトメモリアクセスコントローラ(DMAC)2a、画像発生部2b、及び圧縮/伸長部2cが含まれている。DMAC2aは、ホスト100からの受信データについてI/Oポート4からRAM6内の受信バッファ6bへと、また、ビットイメージに展開された画像データについてRAM6内のバンドメモリ領域6eもしくはバンドメモリ領域6fからエンジン3へのダイレクトメモリアクセス(DMA)転送を制御する。また更に、DMAC2aは、RAM6とハードディスク10間のデータについてもDMA転送を制御する。 【0041】画像発生部2bは、バンド毎にRAM6内の画像処理プログラムリスト及びオブジェクトデータをバンドメモリ領域6e、6fにビットマップデータ展開を行う。圧縮/伸長部2cは、RAM6内のバンドメモリ領域6e、6f、またはプリレンダリングバンドメモリ領域6gに展開されたビットマップイメージ画像データの圧縮/伸長処理を制御する。 【0042】図8は本発明の画像処理方法を実行するプログラム及び関連データが記憶媒体から装置に供給される概念例を示す説明図である。本発明の画像処理方法を実行するプログラム及び関連データは、フロッピディスクやCD−ROM等の記憶媒体81を装置82に装備された記憶媒体ドライブ挿入口83に挿入することで供給される。その後、プログラム及び関連データを記憶媒体81から一旦ハードディスクにインストールしハードディスクからRAMにロードするか、或いはハードディスクにインストールせずに直接RAMにロードすることで、プログラム及び関連データを実行することが可能となる。 【0043】この場合、本発明の実施の形態に係るレーザビームプリンタにおいて本発明の画像処理方法を実行するプログラムを実行する場合は、例えば上記図8を参照して説明したような手順でレーザビームプリンタに当該プログラム及び関連データを供給するか、或いはレーザビームプリンタに予め当該プログラム及び関連データを格納しておくことで、プログラム実行が可能となる。 【0044】図7は本発明の画像処理方法を実行するプログラム及び関連データを記憶した記憶媒体の記憶内容の構成例を示す説明図である。記憶媒体は、例えばボリューム情報71、ディレクトリ情報72、プログラム実行ファイル73、プログラム関連データファイル74等の記憶内容で構成される。本発明の画像処理方法を実行するプログラムは、後述の図3〜図6のフローチャートに基づきプログラムコード化されたものである。 【0045】次に、上記の如く構成された本発明の実施の形態に係るLBP1における画像発生及び印刷出力の動作について、図2〜図6を参照しながら詳細に説明する。 【0046】図2は本実施形態における画像の発生と印刷の関係を示す説明図、図3〜図6は本実施形態におけるLBP1のCPU2の制御手順を示すフローチャートである。 【0047】CPU2は、ホスト100から送られRAM6の受信バッファ6bに格納された印刷データから、印字するのに必要な記録紙210(図2参照)の大きさの全印字範囲を複数のバンドに分割する(ステップS1)。尚、本実施形態では、バンド1〜バンド8(201〜208)の8本のバンドに分割されているものとする。次に、分割された各バンド毎に、1頁分の画像処理プログラムリストとオブジェクトデータを作成(所謂中間コードを作成)し、所定のフォーマットに変換して、RAM6の画像処理プログラムリスト領域6cとオブジェクトデータ領域6dに格納する(ステップS2)。 【0048】画像処理プログラムリストは、発生する画像一つ一つに対して、使用するオブジェクトデータの指定や、画像メモリ上の描画位置、拡大、回転、圧縮データの伸長、繰り返しの回数、既に描画された画像メモリとの論理演算等、データの加工を指定するプログラムとデータを含む。オブジェクトデータは、発生する画像の基になるデータである。 【0049】CPU2は、分割された各バンド毎に、1頁分の画像処理プログラムリストとオブジェクトデータの作成及びRAM6の画像処理プログラムリスト領域6cとオブジェクトデータ領域6dへの格納に際し、画像発生部2bにおける各バンドの描画処理時間を予測計算する(ステップS3)。即ち、予めROM7に登録されている画像発生部2bにおける各処理時間を参照して、各バンドの画像処理プログラムリスト及びオブジェクトデータにおける処理を積算することで、各バンドの描画処理に要する予測時間が得られる。 【0050】CPU2は、上記予測時間をエンジン3が1バンド分の画像データを印刷するのに要する時間と比較する(ステップS4)。CPU2内の画像発生部2bによる画像描画処理と、描画された画像データのエンジン3への転送(即ち画像データの印刷)が並行して実行されるため、予測時間の方が大きい場合、画像発生部2bによる画像描画処理が間に合わず、オーバーランが発生する可能性がある。それを防止するため、予測時間の方が大きい場合、画像発生部2bを起動させ、印刷開始に先立ち予め画像データ(ビットマップデータ)を生成し(この処理をプリレンダリングと呼ぶ)、RAM6のプリレンダリングバンドメモリ領域6gに発生した画像を記憶する(ステップS5)。 【0051】CPU2内の画像発生部2bは、プログラムリストに従い、オブジェクトデータを用いて画像データ(ビットマップデータ)を生成し、画像メモリに発生した画像を記憶する。 【0052】本実施形態では、画像メモリは、バンドメモリ(1)領域6eとバンドメモリ(2)領域6f及びプリレンダリングバンドメモリ領域6gの3個の領域が確保されている。画像発生部2bは、画像処理プログラムリストの各コードを逐次読み込み、コードを解釈し、そこに示されたオブジェクトデータを選択し、バンドメモリ上の指定された位置に指定されたデータ加工を施して描画する。一つの描画が終了すると、次のプログラムコードを画像処理プログラムリストから読み込んで次の画像を発生する。バンド内における用意された全ての画像処理プログラムリストのプログラムコードによる画像発生が終了すると、バンドメモリへの描画が終了したことになる。 【0053】次に、CPU2は、画像発生部2bによる描画処理が終了したかを判別し(ステップS6)、終了していれば、次のステップS7に進む。また、CPU2は、上記ステップS4において、予測時間の方がエンジン3が1バンド分の画像データを印刷するのに要する時間より小さいと判別した場合は、ステップS7に進む。CPU2は、RAM6のワーク領域6a内における頁毎のバンドの情報を格納するバンド管理テーブル領域6a1に、現在のバンドが既に画像展開されているバンド(プリレンダリングバンドと呼ぶ)か、まだ描画されていないバンドかを登録する(ステップS7)。 【0054】次に、CPU2は、1頁内の全バンドについて、上記ステップS2〜ステップS7の処理が終了したかを判別し、終了していなければ上記ステップS2に戻り、上記ステップS2〜ステップS7の処理を繰り返すことで、1頁分について、全てのバンドの画像処理プリレンダリングとオブジェクトデータが作成され、またプリレンダリングバンドの画像データが作成されたことになる。 【0055】図4は本実施形態における、上記のように1頁分について、全てのバンド(バンド1:201〜バンド8:208)の画像処理プログラムリストとオブジェクトデータが作成され、またプリレンダリングバンドの画像データが作成された後の、印刷処理におけるCPU2の制御手順を示すフローチャートである。 【0056】CPU2は、RAM6のバンド管理テーブル領域6a1を検索し、1番目のバンド(バンド1:201)が既にプリレンダリングバンドであるかどうかを判別する(ステップS9)。プリレンダリングバンドの場合は、ステップS12に進む。一方、プリレンダリングバンドでない場合は、画像発生部2bを起動することで、画像発生部2bは画像処理プログラムリスト及びオブジェクトデータを読み出し、1番目のバンド(バンド1:201)の描画処理を実行し、画像メモリであるRAM6内のバンドメモリ(1)領域6eに画像データを展開する(ステップS10)。CPU2は、画像発生部2bによる描画処理が終了したかを判別し(ステップS11)、終了していれば次のステップS12に進む。 【0057】CPU2は、エンジン3を起動して印刷を開始し(ステップS12)、用紙搬送に合わせて、プリレンダリングバンドの場合はRAM6のプリレンダリングバンドメモリ領域6g内の、また、プリレンダリングバンドでない場合はRAM6のバンドメモリ(1)領域6e内の画像データを、DMAC2aによりエンジン3に転送する(ステップS13)。 【0058】次に、CPU2は、2番目のバンド202について、RAM6のバンド管理テーブル領域6a1を検索し、プリレンダリングバンドであるかどうかを判別する(ステップS14)。プリレンダリングバンドの場合は、ステップS17に進む。一方、プリレンダリングバンドでない場合は、画像発生部2bを起動することで、画像発生部2bは画像処理プログラムリスト及びオブジェクトデータを読み出し、2番目のバンド(バンド2:202)の描画処理を実行し、画像メモリであるRAM6内のバンドメモリ(1)領域6eに画像データを展開する(ステップS15)。CPU2は、画像発生部2bによる描画処理が終了したかを判別し(ステップS16)、終了していれば次のステップS17に進む。 【0059】次に、CPU2は、上記ステップS13における画像データのエンジン3への転送が終了したかを判別し(ステップS17)、2番目のバンド202がプリレンダリングバンドの場合はRAM6のプリレンダリングバンドメモリ領域6g内の、また、プリレンダリングバンドでない場合はRAM6のバンドメモリ(2)領域6f内の画像データを、DMAC2aによりエンジン3に転送する(ステップS18)。 【0060】続いて、1頁分の全てのバンドの画像データが転送終了したかを判別し(ステップS19)、終了していれば1頁の印刷が終了したこととなり、一方、終了していなければ上記ステップS14に戻り、以後、上記ステップS14〜ステップS19を繰り返すことで、1頁の印刷が終了する。 【0061】上記のように、プリレンダリングバンドは、予め画像データを生成しておき、また、プリレンダリングバンドで無いバンド(オーバーランしないバンド)については、2つのバンドメモリ領域6e、6fのうち一方のバンドメモリ領域から画像データを転送し、他方のバンドメモリ領域で画像データを生成し、この動作を交互に切換えながら行うことで、少ない画像メモリで印刷が可能となっている。 【0062】図5及び図6は本実施形態における、複数部のコピー印刷或いは電子ソート等の処理時のハードディスク10の制御処理におけるCPU2の制御手順を示すフローチャートである。図5は、上記のように、1頁分の全てのバンドの画像処理プログラムリストとオブジェクトデータが作成され、またプリレンダリングバンドの画像データが作成された以降に処理される。尚、本実施形態では、図5における処理は上記図4で説明した印刷処理と並行して処理される。 【0063】先ず、CPU2は、RAM6内のバンド管理テーブル領域6a1をハードディスク10に格納し(ステップS51)、プリレンダリングバンドについて、バンド毎にRAM6内のプリレンダリングバンドメモリ領域6g内の画像データを読み出し、CPU2内の圧縮/伸長部2cで圧縮処理を行って、ハードディスク10に格納する(ステップS52)。 【0064】更に、CPU2は、プリレンダリングバンドでは無いバンドについて、RAM6の画像処理プログラムリスト領域6c及びオブジェクトデータ領域6d内の画像処理プログラムリストとオブジェクトデータを、バンド毎にハードディスク10に格納する(ステップS53)。 【0065】図6は本実施形態における、複数部のコピー印刷或いは電子ソート等の処理時のハードディスク10の制御処理で、2部目以降の印刷時にハードディスク10から読み出す制御方法を示すフローチャートである。 【0066】先ず、CPU2は、ハードディスク10からバンド管理テーブルをRAM6内のバンド管理テーブル領域6a1に転送し(ステップS61)、次に、ハードディスク10からバンド毎にプリレンダリングバンドの画像データを読み出し、CPU2内の圧縮/伸長部2cで伸長処理を行って、RAM6のプリレンダリングバンドメモリ領域6g内へ画像データを転送する(ステップS62)。 【0067】更に、CPU2は、プリレンダリングバンドでは無いバンドについて、ハードディスク10から画像処理プログラムリストとオブジェクトデータを読み出し、RAM6の画像処理プログラムリスト領域6c及びオブジェクトデータ領域6d内のバンド毎に転送する(ステップS63)。 【0068】上記処理により、上記図3で説明した処理と同様に、RAM6内には頁毎の印刷に必要とするデータが格納されるため、それ以降は、上記図4で説明した印刷処理を行うことで印刷ができる。 【0069】以上説明したように、本発明の実施の形態によれば、LBP1のCPU2は、印刷データに基づき頁を複数のバンドに分割し、中間コードに変換してバンド毎に画像の展開処理を行い、画像データをハードディスク10に記憶するに際し、バンド毎の描画処理に要する予測時間がエンジン3での1バンド分の印刷に要する時間より大きい場合、各バンドを中間コード或いはビットイメージに展開された画像データの形式でハードディスク10に記憶する制御を行うため、下記のような作用及び効果を奏する。 【0070】複数部のコピー印刷或いは電子ソート等の処理時における展開処理した画像データを一旦蓄積する際に、バンドに応じて、中間コード或いは圧縮されたイメージデータで蓄積するため、再印刷出力時において画像展開処理時間の増加によるスループットを低下させることなく、蓄積するデータ量を極力少なくすることが可能となり、複数部のコピー或いは電子ソート等の機能を有する画像出力装置のコストパフォーマンスを高める効果がある。 【0071】[他の実施の形態]上述した本発明の実施の形態では、画像出力装置としてLBPの場合を例に上げ説明したが、本発明は、これに限定されるものでないことは言うまでもなく、例えば、LEDプリンタ、インクジェットプリンタ等の場合であってもよく、複数のバンドに分割して画像データを展開処理する画像出力装置であれば全てに適用することができる。 【0072】また、上述した本発明の実施の形態では、画像データの記憶手段をハードディスクとして説明したが、本発明は、これに限定されるものでないことは言うまでもなく、例えば、フラッシュメモリカード、MO、CD−R及びDVD−RAM等でもよいことは言うまでもない。更に、プリレンダリングバンドの画像イメージデータの記憶に際し、必ずしも圧縮する必要は無い。 【0073】また、上述した本発明の実施の形態では、画像出力装置とホストコンピュータを各1台ずつ接続した場合を例に上げ説明したが、本発明は、これに限定されるものでないことは言うまでもなく、画像出力装置とホストコンピュータをネットワーク等の通信媒体を介して任意台数接続したシステムにも適用することができる。 【0074】尚、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適用してもよい。上述した実施形態の機能を実現するソフトウエアのプログラムコードを記憶した記憶媒体を、システム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体等の媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成されることは言うまでもない。 【0075】この場合、記憶媒体等の媒体から読み出されたプログラムコード自体が上述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体等の媒体は本発明を構成することになる。プログラムコードを供給するための記憶媒体等の媒体としては、例えば、フロッピディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、或いはダウンロードなどを用いることができる。 【0076】また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、上述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOSなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって上述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。 【0077】更に、記憶媒体等の媒体から読出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって上述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。 【0078】 【発明の効果】以上説明したように、請求項1〜7記載の画像出力装置によれば、複数部のコピー印刷或いは電子ソート等の処理時における展開処理した画像データを一旦蓄積する際に、バンドに応じて、中間コード或いは圧縮されたイメージデータで蓄積するため、再印刷出力時において画像展開処理時間の増加によるスループットを低下させることなく、蓄積するデータ量を極力少なくすることが可能となり、複数部のコピー或いは電子ソート等の機能を有する画像出力装置のコストパフォーマンスを高める効果がある。 【0079】また、請求項8〜14記載の画像出力システムによれば、画像出力システムを画像出力装置と情報処理装置から構成することで、上記と同様に、再印刷出力時において画像展開処理時間の増加によるスループットを低下させることなく、蓄積するデータ量を極力少なくすることが可能となり、複数部のコピー或いは電子ソート等の機能を有する画像出力装置のコストパフォーマンスを高める効果がある。 【0080】また、請求項15〜21記載の画像処理方法によれば、画像処理方法を画像出力装置で実行することで、上記と同様に、再印刷出力時において画像展開処理時間の増加によるスループットを低下させることなく、蓄積するデータ量を極力少なくすることが可能となり、複数部のコピー或いは電子ソート等の機能を有する画像出力装置のコストパフォーマンスを高める効果がある。 【0081】また、請求項22〜28記載の記憶媒体によれば、記憶媒体から画像処理方法を読み出して画像出力装置で実行することで、上記と同様に、再印刷出力時において画像展開処理時間の増加によるスループットを低下させることなく、蓄積するデータ量を極力少なくすることが可能となり、複数部のコピー或いは電子ソート等の機能を有する画像出力装置のコストパフォーマンスを高める効果がある。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000001007 【氏名又は名称】キヤノン株式会社
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| 【出願日】 |
平成12年10月26日(2000.10.26) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100081880 【弁理士】 【氏名又は名称】渡部 敏彦
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| 【公開番号】 |
特開2002−132466(P2002−132466A) |
| 【公開日】 |
平成14年5月10日(2002.5.10) |
| 【出願番号】 |
特願2000−326931(P2000−326931) |
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