| 【発明の名称】 |
マウスパッドとその作製キットおよびマウスパッド作製方法 |
| 【発明者】 |
【氏名】佐藤 将広
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| 【要約】 |
【課題】マウスパッドの利用者が満足できる絵柄や色彩等を利用者自らが選択し、オリジナルのマウスパッドを簡単に作製することを可能にしたマウスパッドとその作製キットおよびマウスパッド作製方法を提供する。
【解決手段】シート部材Pの表裏面に、耐熱剥離シート5を備えたフィルム4を当接し、両フィルム4を熱圧着した後、耐熱剥離シート5を両フィルム4から剥離除去してデザインシート1を作製し、このデザインシート1を台座シート10に貼着してマウスパッドを作製する。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 シート部材の表裏面にフィルムを熱圧着したデザインシートと、このデザインシートを貼着した台座シートとから成ることを特徴とするマウスパッド。 【請求項2】 シート部材と、シート部材の表裏面に熱圧着できるフィルムとからデザインシートを構成し、このデザインシートを貼着できる台座シートを備えたことを特徴とするマウスパッド作製キット。 【請求項3】 デザインシートは、シート部材と、このシート部材の表裏面に接着層を介して熱圧着できるフィルムとから成る請求項2記載のマウスパッド作製キット。 【請求項4】 デザインシートは、シート部材と、このシート部材の表裏面に接着層を介して熱圧着できるフィルムと、両フィルムに貼設した耐熱剥離シートとから成る請求項2記載のマウスパッド作製キット。 【請求項5】 台座シートは、弾性シート部材と、この弾性シート部材の表面に粘着層を介して貼設した剥離紙とから成る請求項2記載のマウスパッド作製キット。 【請求項6】 シート部材の表裏面にフィルムを当接し、両フィルムをシート部材に熱圧着してデザインシートを作製し、このデザインシートを台座シートに貼着するマウスパッド作製方法。 【請求項7】 シート部材の表裏面に、耐熱剥離シートを備えたフィルムを当接し、両フィルムを熱圧着した後、耐熱剥離シートを両フィルムから剥離除去してデザインシートを作製し、このデザインシートを台座シートに貼着するマウスパッド作製方法。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、パーソナルコンピュータの操作に用いるボール式マウスを載置するマウスパッドとその作製キットおよびマウスパッド作製方法に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来におけるマウスパッドとしては、例えばボール式マウスとの接触面にフィルム層や合成樹脂層を備え、また、テーブル面と接触する下面に弾性層として、例えば発泡ウレタン層やゴムシート層等を備えたものが存在する。そして、この様なマウスパッドには、絵柄や色彩等が付されていることが多い。すなわち、従来のマウスパッドは、フィルム層や合成樹脂層に絵柄等を直接印刷したり、また、弾性層に絵柄等を印刷してフィルム層や合成樹脂層を透明にしていたのである。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この様なマウスパッドは、メーカー側の工場で作成されるため、マウスパッドに付される絵柄や色彩等はメーカー側が独自に決定し、ユーザーはメーカー側が作製した各種のマウスパッドの中から気に入ったデザインの物を選択して購入するしかなかった。そのため、マウスパッドの利用者は、自分の趣味に合った絵柄や色彩等が付されたマウスパッドを見い出せないことがあった。この様な事態は、ユーザーがオリジナルのマウスパッドを作製できれば解決されるが、一般のユーザーがマウスパッドを作製する機器等を所持するのは到底不可能である。また、オリジナルのマウスパッドの作製をメーカー側に依頼すると、多大な費用が必要となる弊害も生じていた。 【0004】そこで本発明は、叙上のような従来存した問題点に鑑み創出されたもので、マウスパッドの利用者が満足できる絵柄や色彩等を利用者自らが選択し、オリジナルのマウスパッドを簡単に作製することを可能にしたマウスパッドとその作製キットおよびマウスパッド作製方法を提供することを目的としたものである。 【0005】 【課題を解決するための手段】このため、本発明に係るマウスパッドにあっては、シート部材の表裏面にフィルムを熱圧着したデザインシートと、このデザインシートを貼着した台座シートとから成ることで、上述した課題を解決した。 【0006】また、マウスパッド作製キットにあっては、シート部材と、シート部材の表裏面に熱圧着できるフィルムとからデザインシートを構成し、このデザインシートを貼着できる台座シートを備えたことで、同じく上述した課題を解決した。 【0007】さらに、デザインシートは、シート部材と、このシート部材の表裏面に接着層を介して熱圧着できるフィルムとから成ることで、同じく上述した課題を解決した。 【0008】また、デザインシートは、シート部材と、このシート部材の表裏面に接着層を介して熱圧着できるフィルムと、両フィルムに貼設した耐熱剥離シートとから成ることで、同じく上述した課題を解決した。 【0009】加えて、台座シートは、弾性シート部材と、この弾性シート部材の表面に粘着層を介して貼設した剥離紙とから成ることで、同じく上述した課題を解決した。 【0010】一方、マウスパッド作製方法にあっては、シート部材の表裏面にフィルムを当接し、両フィルムをシート部材に熱圧着してデザインシートを作製し、このデザインシートを台座シートに貼着することで、同じく上述した課題を解決した。 【0011】また、シート部材の表裏面に、耐熱剥離シートを備えたフィルムを当接し、両フィルムを熱圧着した後、耐熱剥離シートを両フィルムから剥離除去してデザインシートを作製し、このデザインシートを台座シートに貼着することで、同じく上述した課題を解決した。 【0012】本発明に係るマウスパッドとその作製キットおよびマウスパッド作製方法においては、所定の絵柄が印刷された用紙・写真等のシート部材の表裏面に、フィルムを接着層を介して当接させ、このフィルムをヒートローラやアイロン等を用いて熱圧着させる。この様にして、シート部材はフィルムによりラミネートされてデザインシートが作製される。 【0013】また、フィルムの片面に貼設した耐熱剥離シートは、フィルムの熱圧着後に剥離除去される。その後、台座シートの剥離紙を剥離除去して粘着層を露出させ、これにデザインシートを貼着する。 【0014】 【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の一実施の形態を説明する。本発明に係るマウスパッドは、図1に示すように、シート部材Pの表裏面にフィルム4を熱圧着したデザインシート1と、このデザインシート1を貼着した台座シート10とから成る。そして、マウスパッド作製キットは、図1、図2に示すように、所定の絵柄が印刷された用紙・写真等のシート部材Pと、シート部材Pの表裏面に熱圧着できる透明な軟質合成樹脂製のフィルム4とからデザインシート1を構成し、このデザインシート1を貼着できる台座シート10を備えている。 【0015】ボール式マウスを載置するデザインシート1は、シート部材Pと、このシート部材Pの表裏面に接着層2を介して熱圧着できるフィルム4と、両フィルム4に貼設した耐熱剥離シート5とから成る。このフィルム4は、接着層2が内側にくるように折込部3を介して2枚折とし、このフィルム4間にシート部材Pを入れて、フィルム4の接着層2がフィルム4の表裏面に当接するように配置される。また、接着層2を有するフィルム4面と反対側のフィルム4面に貼設されている耐熱剥離シート5には、紫外線カット機能を有することを明示すべく、例えば「PHOTONEX:UV−FILM」等の文字が印刷されている。 【0016】このデザインシート1を形成するフィルム4としては、ソフトな手触りの新しい感覚の、例えばフォトネックスフィルム(商品名)を使用している。これにより、適度な摩擦・抵抗力をもってマウスパッドのボールを操作でき、また、長時間の使用によってもフィルム4に傷が付くことがない。このフィルム4は、従来のポリエステルラミネートを使用したときの欠点(滑りや傷の付着)を十分に解消しているのである。また、耐熱剥離シート5は、塩ビベースのソフトなラミネートを行なうために、特に低温タイプの接着層を備えている。そして、熱圧着を行なう、例えばラミネーター機のヒートローラやアイロン等への絡み付きを防止するために、耐熱ポリエステル素材等を用いて形成されている。 【0017】また、フィルム4は、例えば約100μm〜150μm程度の厚みを有する塩化ビニール樹脂を用いて形成されている。さらに、接着層2は、約10μm〜30μm程度の厚みに塗着させたホットメルト型のアクリル系等の合成樹脂製接着剤を用いて形成している。 【0018】一方、デザインシート1を貼着させる台座シート10は、弾性シート部材11と、この弾性シート部材11の表面に粘着層12を介して貼設した剥離紙13とから成る。この台座シート10を構成する弾性シート部材11は、例えば発泡ポリエチレン等の多孔質性合成樹脂製材を用いて形成されている【0019】以下に、本発明に係るマウスパッド作製方法の一例を説明する。まず、透明なフィルム4を折込部3を介して2枚折にし、所定の絵柄が印刷された用紙・写真等のシート部材Pをフィルム4間に入れ、フィルム4の接着層2をシート部材Pの表裏面に当接させる(図2のa参照)。 【0020】次に、フィルム4の両面を上下一対のヒートローラにより挟み込んだり、アイロンを押し付けて熱圧着し、シート部材Pをフィルム4によりラミネートする(図1のa参照)。 【0021】そして、シート部材Pにフィルム4を熱圧着した後に、フィルム4の他側面に貼設している耐熱剥離シート5を剥離除去することで、デザインシート1を完成させる(図1・図2のb参照)。 【0022】一方、台座シート10においては、弾性シート部材11の一側面に形成した粘着層12に貼設している剥離紙13を剥離除去して、当該粘着層12にデザインシート1を貼着させる(図1のb、図2のc参照)。 【0023】最後に、デザインシート1及び台座シート10の余分な端部をカッターナイフ等で切断し、マウスパッドが完成する(図2のd参照)。 【0024】 【発明の効果】本発明は以上のように構成されているため、利用者の趣味に合った絵柄や色彩等を利用者自らが自由に選択して、オリジナルのマウスパッドを簡単に作製することを可能にした、マウスパッドとその作製キットおよびマウスパッド作製方法を提供するものである。 【0025】すなわち本発明に係るマウスパッドは、シート部材Pの表裏面にフィルム4を熱圧着したデザインシート1と、このデザインシート1を貼着した台座シート10とから成るので、極めて簡単な構成により、利用者の好みを満足させるマウスパッドを安価に作製できる。 【0026】また、本発明に係るマウスパッド作製キットは、シート部材Pと、シート部材Pの表裏面に熱圧着できるフィルム4とからデザインシート1を構成し、このデザインシート1を貼着できる台座シート10を備えたことから、好みの絵柄や色彩が施されたシート部材Pを利用者自らが選択し、これを簡単にマウスパッドとして用いることができる。そして、デザインシート1は、シート部材Pと、このシート部材Pの表裏面に接着層2を介して熱圧着できるフィルム4とから成るので、フィルム4に挟持される絵柄や写真等を利用者が自由に選択できる。しかも、接着層2を介するため、フィルム4をシート部材Pに簡単に熱圧着できる。このとき、接着層2として、例えばホットメルト型のアクリル系等の合成樹脂製接着剤を用いることにより、塩ビベースのソフトなラミネートを可能にする。 【0027】また、デザインシート1は、シート部材Pと、このシート部材Pの表裏面に接着層2を介して熱圧着できるフィルム4と、両フィルム4に貼設した耐熱剥離シート5とから成るので、シート部材Pやフィルム4に皺を生じさせることなく、シート部材Pにフィルム4を熱圧着できる。しかも、フィルム4自体を塩化ビニール樹脂を用いて作製すれば、適度な摩擦・抵抗力をもってマウスパッドのボールを操作でき、従来のポリエステルラミネートの欠点(滑りや傷の付着)を解消することができる。また、耐熱剥離シート5により、熱圧着を行なうヒートローラやアイロン等へのフィルム4の絡み付きや付着等を確実に防止している。 【0028】一方、台座シート10は、弾性シート部材11と、この弾性シート部材11の表面に粘着層12を介して貼設した剥離紙13とから成るので、利用者自らが作製した好みのデザインシート1を、剥離紙13を剥離除去するという簡単な手順により、弾性シート部材11に即座に貼着できる。 【0029】この他、本発明に係るマウスパッド作製方法にあっては、シート部材Pの表裏面にフィルム4を当接し、両フィルム4をシート部材Pに熱圧着してデザインシート1を作製し、このデザインシート1を台座シート10に貼着するので、利用者の趣味に合ったオリジナルのマウスパッドを誰もが簡単に作製できる。 【0030】また、シート部材Pの表裏面に、耐熱剥離シート5を備えたフィルム4を当接し、両フィルム4を熱圧着した後、耐熱剥離シート5を両フィルム4から剥離除去してデザインシート1を作製するので、その熱圧着時において耐熱剥離シート5が、ヒートローラやアイロンへのフィルム4の絡み付きや付着等を確実に防止している。
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| 【出願人】 |
【識別番号】391001457 【氏名又は名称】アイリスオーヤマ株式会社
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| 【出願日】 |
平成12年10月20日(2000.10.20) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100094617 【弁理士】 【氏名又は名称】神崎 正浩
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| 【公開番号】 |
特開2002−132441(P2002−132441A) |
| 【公開日】 |
平成14年5月10日(2002.5.10) |
| 【出願番号】 |
特願2000−321791(P2000−321791) |
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