| 【発明の名称】 |
ワイヤレス空中マウス |
| 【発明者】 |
【氏名】坪田 俊介
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| 【要約】 |
【課題】起立状態でのプレゼンテーション時などに机上を必要としないポインティングデバイス(以下、ワイヤレス空中マウス)を提案する。
【解決手段】空中で握ることができる筐体11と、この筐体11に指が収まるくぼみ12,15,16、操作中の落下を防止する中指を通す穴部13を持ち、さらに、マウス本体10を傾けることによりボール21の重量が感圧センサ22a〜22fに分散してかかり、この感圧センサ22はボール21の重量が変化すると、マウス本体の傾きを感知しカーソルの移動を行う通常のマウスと同様な機能を有する。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 指が収まるくぼみと、操作中の落下を防止する中指を通す穴部とを持ち、空中で握る筐体と、前記くぼみに対応するボタンを有するクリックボタンと、筐体の内部に設けられ、筐体の傾きを感知する、感圧センサおよびボール機構とを有することを特徴とするワイヤレス空中マウス。 【請求項2】 感圧センサおよびボール機構は前記筐体を傾けることにより、ボールの重量が分散してかかる圧力を感知することを特徴とする請求項1記載のワイヤレス空中マウス。 【請求項3】 前記感知センサは上下左右天地に設けられたことを特徴とする請求項2記載のワイヤレス空中マウス。 【請求項4】 前記感知センサにかかるボールの重量が変化することにより、前記筐体の傾きを感知し画面上のカーソルの移動をファームウェアで制御することを特徴とする請求項3記載のワイヤレス空中マウス。 【請求項5】 PC本体と通信機能を有することを特徴とする請求項1記載のワイヤレス空中マウス。 【請求項6】 クリックボタンは、前記ボタンを左右対称にしたことを特徴とする請求項1記載のワイヤレス空中マウス。 【請求項7】 画面上のカーソルを中心に移動させる専用ボタンを有することを特徴とする請求項1記載のワイヤレス空中マウス。 【請求項8】 空中で握る球体に近い形状の筐体と、該筐体に設けたボタンを有するクリックボタンと、筐体の内部に設けられ、筐体の傾きを感知する、感圧センサおよびボール機構とを有することを特徴とするワイヤレス空中マウス。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明はワイヤレス空中マウスに関し、特に、起立状態でのプレゼンテーション時などに机上を必要としないポインティングデバイス(以下、ワイヤレス空中マウス)に関する。 【0002】 【従来の技術】従来、この種のマウスは、無線技術を用いた、ワイヤレスキーボードやワイヤレスマウスがすでに商品化されている。たとえば特開平07−5984号公報に記載されているマウスは、ユーザの手の掌にフィットする部分と、掌中に保持する部分と、コンピュータと無線連絡する回路を備えており、ボールが突き抜けるアパーチャを含む下部表面を有し、ボールを親指で操作するように構成されている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】この種の従来のマウスでは、プレゼンテーション時などには机上スペースに制限を受けることが多く、特にカーソルを移動するためのポインティングデバイスに関しては、起立状態での操作には不便な面があるが、特開平07−5984号公報に記載のマウスではボールを親指で操作しなければならなかった。 【0004】本発明では、起立状態でのプレゼンテーション時などに机上を必要としないポインティングデバイス(以下、ワイヤレス空中マウス)を提供する。 【0005】 【課題を解決するための手段】本発明の第1の実施の形態は、指が収まるくぼみと、操作中の落下を防止する中指を通す穴部とを持ち、空中で握る筐体と、前記くぼみに対応するボタンを有するクリックボタンと、筐体の内部に設けられ、筐体の傾きを感知する、感圧センサおよびボール機構とを有するワイヤレス空中マウスを提供することにある。 【0006】本発明の第1の実施の形態は、感圧センサおよびボール機構は前記筐体を傾けることにより、ボールの重量が分散してかかる圧力を感知する請求項1記載のワイヤレス空中マウスを提供することにある。 【0007】本発明の第1の実施の形態は、前記感知センサは上下左右天地に設けられた請求項2記載のワイヤレス空中マウスを提供することにある。 【0008】本発明の第1の実施の形態は、前記感知センサにかかるボールの重量が変化することにより、前記筐体の傾きを感知し画面上のカーソルの移動をファームウェアで制御する請求項3記載のワイヤレス空中マウスを提供することにある。 【0009】本発明の第1の実施の形態は、PC本体と通信機能を有する請求項1記載のワイヤレス空中マウスを提供することにある。 【0010】本発明の第1の実施の形態は、クリックボタンは、前記ボタンを左右対称にした請求項1記載のワイヤレス空中マウスを提供することにある。 【0011】本発明の第1の実施の形態は、画面上のカーソルを中心に移動させる専用ボタンを有する請求項1記載のワイヤレス空中マウスを提供することにある。 【0012】本発明の第2の実施の形態は、空中で握る球体に近い形状の筐体と、該筐体に設けたボタンを有するクリックボタンと、筐体の内部に設けられ、筐体の傾きを感知する、感圧センサおよびボール機構とを有することを特徴とするワイヤレス空中マウス。 【0013】 【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。 【0014】図1は本発明の一実施例を示す。図1を参照すると、一実施例のマウス10は、空中で握ることを前提とし筐体11と、この筐体11に人差し指用くぼみ15、中指用くぼみ16および親指用くぼみ12を有し、中指用くぼみ16には操作中の落下を防止する中指を通す穴部13を持っている。中指用通し穴部13は筐体にピボット13aされていて、マウスの使用時には中指が穴部13に挿入されていて、マウスの収納時には穴部13が倒された状態となる。 【0015】この筐体11にはPC(パソコン等)の操作に必要な、通常のマウスと同様左右のボタンを持つクリックボタン14を有している。クリックボタン14は、人差し指および中指で操作し、通常のマウスと同様の機能を持つ操作ボタンである。 【0016】また、筐体11には、親指用くぼみ12に水平位置リセットボタン17を有していて、リセットボタン17は親指で操作し、画面(図示せず)上のカーソルを中央位置に移動する機能を有している。 【0017】図2は本発明の一実施例の感知センサとボール機構を示す。図2において、本実施例の感知センサとボール機構20は筐体11の中央にカーソル移動用のボール21を有していて、その周囲に上下左右天地(計6個)に感圧センサ22a〜22fが設けられている。 【0018】このマウスは本体を傾けることにより、ボールの重量が上下左右天地(計6個)に設けられた感圧センサに分散してかかり、ボールの重量が変化することにより、本機の傾きを感知しその傾きに応じたカーソルの移動を実行する。 【0019】また、本機の性質上、空中で水平状態で使用されるとは限らないので、上記水平位置リセットボタン17をクリックすることにより、カーソルを画面中央に移動し、その時点での本機の傾き状態から変化させることにより、カーソルの操作を継続できるものとする。 【0020】図3は本発明のカーソル移動機構フローチャートを示す。図3において、まず、カーソル位置リセットボタン14をクリックすることにより、画面上のマウスカーソルが中央に移動し、現在のマウス本体の傾き状態において、カーソルが画面の中心となるように設定される(S301,S302)。 【0021】マウス本体を前後・左右に傾けることにより、上下左右天地に設置された感圧センサに分散してかかり、各感圧センサ22a〜22fにかかるボールの重量が変化する(S303,S304)。この重量変化をファームウェア等で制御することにより、マウス本体の傾きに応じたカーソルの移動が可能となる(S305)。 【0022】PC本体とマウス本体の通信手段としては、すでに商品化されているRFによる技術を用いるものとする。 【0023】発明の他の実施例を説明する。 【0024】本発明の一実施例では、ワイヤレス空中マウスの形状を卵形の一部をカットし、指の収まり用のくぼみがついた形としたが、発明の他の実施例としては球体に近い形とし、この球体の内部に感知センサとボール機構を設けたもので、より所持性を高めることを可能にした。ただしその際には、転がりを防止するためのカットまたは突起などを有しても良い。 【0025】また、本実施例では、右手での操作を前提に形状を考察したが、完全に左右対称とすることで、左右どちらの手で持っても違和感のないような形状とすることも可能である。 【0026】 【発明の効果】以上説明したように、本発明は、起立状態でのプレゼンテーション時などに有効な、机上を必要としないワイヤレス空中マウスを実現するものである。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000004237 【氏名又は名称】日本電気株式会社
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| 【出願日】 |
平成12年10月26日(2000.10.26) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100082935 【弁理士】 【氏名又は名称】京本 直樹 (外2名)
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| 【公開番号】 |
特開2002−132440(P2002−132440A) |
| 【公開日】 |
平成14年5月10日(2002.5.10) |
| 【出願番号】 |
特願2000−327055(P2000−327055) |
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