トップ :: G 物理学 :: G06 計算;計数




【発明の名称】 インタフェース装置
【発明者】 【氏名】平井 早苗

【要約】 【課題】ユーザがソフトウェアを容易に利用することができるインタフェース装置を提供する。

【解決手段】本発明によるインタフェース装置は、固有の情報を保持する情報保持部(1)と、前記情報保持部(1)の前記固有の情報と、前記情報保持部(1)の動作の状態とを認識し、前記情報保持部(1)の前記動作の状態を示す状態情報を生成する情報生成部(2)と、前記情報生成部(2)より入力される前記固有の情報と前記状態情報に基づいて、ソフトウェアの制御を行う制御部(3)とを備え、前記情報保持部(1)は、前記制御部により制御が行われる前記ソフトウェアに関連した外観を有する。ここで、前記外観は、前記ソフトウェアの内容に関連する。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 固有の情報を保持する情報保持部と、前記情報保持部の前記固有の情報と、前記情報保持部の動作の状態とを認識し、前記情報保持部の前記動作の状態を示す状態情報を生成する情報生成部と、前記情報生成部より入力される前記固有の情報と前記状態情報に基づいて、ソフトウェアの制御を行う制御部とを備え、前記情報保持部は、前記制御部により制御が行われる前記ソフトウェアに関連した外観を有するインタフェース装置。
【請求項2】 請求項1記載のインタフェース装置において、前記情報保持部は、前記固有の情報に対応したスイッチ切換部を有し、前記情報生成部は、前記固有の情報を認識するためのスイッチが設けられた固有情報認識部を有し、前記スイッチは、前記スイッチ切換部による機械的作用を通じて切り換えられ、前記固有情報認識部は、前記スイッチの切換状況に応じて前記固有の情報を認識するインタフェース装置。
【請求項3】 請求項1記載のインタフェース装置において、前記情報保持部は、前記固有の情報を光学的又は電気的に識別可能な識別部を有し、前記情報生成部は、前記識別部を光学的又は電気的に読み取り可能な読取部を有し、前記読取部は、前記識別部から前記固有の情報を認識するインタフェース装置。
【請求項4】 請求項1記載のインタフェース装置において、前記情報生成部は、特定の距離範囲内にあるときに前記情報保持部の存在を検出する検出部と、前記固有の情報を認識するための固有情報認識部と、前記情報保持部の前記情報生成部に対する取り付け及び取り外しの状態を前記動作の状態として認識する状態認識部とを有し、前記検出部は、前記距離範囲内に前記情報保持部が存在するとき、前記固有情報認識部により前記情報保持部の前記取り付けとして認識し、前記距離範囲内から前記情報保持部が存在しないとき、前記状態認識部により前記情報保持部の前記取り外しとして認識するインタフェース装置。
【請求項5】 請求項1記載のインタフェース装置において、前記情報保持部の前記動作は、前記情報保持部の脱着、押込、回転、傾斜の少なくともいずれか1つにより行われ、前記情報生成部は、前記情報保持部の前記動作に基づいて、前記状態情報を生成するインタフェース装置。
【請求項6】 請求項1記載のインタフェース装置において、前記制御部は、前記固有の情報と前記状態情報に基づいて、前記ソフトウェアの動作が対応づけられて設定されたソフトウェア動作設定テーブルを有し、前記制御部は、前記ソフトウェア動作設定テーブルを参照して、前記状態情報に応じたソフトウェアの制御を行うインタフェース装置。
【請求項7】(a) 固有の情報を保持する固有情報保持部材を提供するステップと、(b) 前記固有情報保持部材を固有情報読取部材に作用させ、第1及び第2の状態を生成するステップと、(c) 前記固有情報読取部材が前記固有の情報を読み取るステップと、(d) 前記読み取られた固有の情報と前記第1及び第2の状態の少なくともいずれか1つに基づいて、ソフトウェアの制御を行うステップとを備えたインタフェース装置におけるソフトウェアの制御方法。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インタフェース装置に関するものであり、特にユーザがソフトウェアを容易に利用することができるインタフェース装置に関する。
【0002】
【従来の技術】パーソナルコンピュータに代表される情報処理装置は、入力装置としてキーボード及びマウスが主に利用されている。この情報処理装置は、操作対象のGUIオブジェクト(グラフィカル・ユーザ・インタフェース・オブジェクト)がディスプレイ上に表示され、そのGUIオブジェクトをマウスの利用により間接的に指示したり、キーボードを利用してディスプレイ上の領域に文字を間接的に入力することで知られている。
【0003】また、情報処理装置は、ハードウェアである入力装置をより直接的に利用し、ソフトウェアを操作することでも知られている。例えば、パーソナルコンピュータ(以下、PCと略記)のワンタッチボタン機能がある。ワンタッチボタンとは、キーボード上に設置されるハードウェアボタンである。ワンタッチボタン機能とは、ワンタッチボタンを押下することで、対応付けられたソフトウェアアプリケーションが起動あるいは終了するという機能である。各ボタンとソフトウェアアプリケーションとの対応付けは、制御ソフトウェア上でユーザが設定することが可能である。このハードウェアボタンは、キーボード上に配置されるのに限らず、その他の外付け機器に設置されているものもある。このワンタッチボタン機能は、ディスプレイ上に表示されるGUIオブジェクトを介さずにハードウェアボタンの押下のみでソフトウェアを操作できる。
【0004】その他に、カードを利用して情報処理装置へログインする従来技術として、特開平11−69002号公報では、ログイン操作が簡単な電子メール機能付通信端末装置が知られている。この通信端末装置は、主制御部、ICカード、カードリーダを備えている。主制御部は、ネットワークの利用を可能にするユーザID、パスワードのようなアカウント情報、認証情報、金額情報などが記録されているICカードから、このアカウント情報を使用してカードリーダを介して読み込み、読み込んだアカウント情報を使用してネットワークにログインしている。
【0005】他の従来例として、特開平6−149471号公報では、メニュー選択手段の回転方向によるメニュー選択と、実行手段の倒れ方向によるメニューの実行と、バック手段の倒れ方向による一つ前のメニューリストに戻る構造を入力手段に持たせ、使用者が操作することにより、メニュー選択動作をする入力装置が知られている。この入力装置は、円柱をつまみとして左右に回すことができ、且つレバーとして左右に傾けることが出来る構造になっている。円柱をつまみとして左右に回すことにより、選択状態表示を移動させメニューを選択するようにし、円柱をレバーとして左右に傾け、右であればそのメニューに対する選択処理を行い、左であれば現在の選択を無効にし一つ前のメニューリストに戻る構成である。
【0006】また、特開平9−47575号公報では、3次元的な玩具体とゲーム機とを融合させて玩具体に対応するキャラクターをモニター装置に表示するようにしたゲーム装置が知られている。このゲーム装置は、ゲーム機本体、ロボット玩具、モニター装置及び操作装置から構成されている。ロボット玩具は、ロボット主要部とロボット主要部に着脱自在に装着される複数種類のロボット部品とを有している。ロボット主要部は、自己のデータを記録した不揮発性メモリを有し、それぞれのロボット部品は自己を識別されるための識別部を有する。また、ゲーム機本体は、ロボット主要部の不揮発性メモリからデータを読み取る読取手段と、それぞれのロボット部品の識別部を解読してロボット部品を個々に特定する特定手段を有すると共に、読取手段によって読み取られたデータ及び特定手段で特定された内容及び操作装置の操作に従ってキャラクターの動作を制御する制御手段を有して構成されている。
【0007】また、特開平11−249794号公報では、ジョグダイヤルを利用して所望プログラムの起動を容易に行うコンピュータシステムが知られている。このコンピュータシステムは、回転自在のジョグダイヤルと少なくとも1の入力キーとを備えたジョグダイヤルパネルと、ジョグダイヤルパネルから入力された信号を対応するスキャンコードに変換して出力するスキャンコード変換手段と、スキャンコード変換手段から出力された信号に応じて所定の機能を実行するホストシステムと、ジョグダイヤルパネルの操作状態を表示可能な表示手段とを備えている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ユーザには、ボタン、スイッチ、カードを含むインタフェースデバイスを操作してソフトウェアが動作される際、利用性が向上するインタフェース装置が望まれる。
【0009】本発明の目的は、ユーザがソフトウェアを容易に利用することができるインタフェース装置を提供することにある。
【0010】本発明の他の目的は、ユーザがインタフェースデバイスを見るだけで機能が類推できるインタフェース装置を提供することにある。
【0011】本発明の更に他の目的は、ユーザがより愛着を感じることができるインタフェース装置を提供することにある。
【0012】本発明の更に他の目的は、楽しみながら操作を行うことができる情報処理装置におけるインタフェース装置を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】その課題を解決するための手段が、下記のように表現される。その表現中の請求項対応の技術的事項には、括弧()つきで、番号、記号等が添記されている。その番号、記号等は、請求項対応の技術的事項と実施の複数・形態のうち、少なくとも1つの形態の技術的事項との一致・対応関係を明白にしているが、その請求項対応の技術的事項が実施の形態の技術的事項に限定されることを示すためのものではない。
【0014】本発明によるインタフェース装置は、固有の情報を保持する情報保持部(1、101、201、301)と、前記情報保持部(1、101、201、301)の前記固有の情報と、前記情報保持部(1、101、201、301)の動作の状態とを認識し、前記情報保持部(1、101、201、301)の前記動作の状態を示す状態情報を生成する情報生成部(2、102、202、302)と、前記情報生成部(2、102、202、302)より入力される前記固有の情報と前記状態情報に基づいて、ソフトウェアの制御を行う制御部(3、103、203、303)とを備え、前記情報保持部(1、101、201、301)は、前記制御部により制御が行われる前記ソフトウェアに関連した外観を有する。ここで、前記外観は、前記ソフトウェアの内容に関連する。
【0015】また、前記情報保持部(1、201、301)は、前記固有の情報に対応したスイッチ切換部(12a、212a)を有し、前記情報生成部(2、202、302)は、前記固有の情報を認識するためのスイッチ(21a、221a)が設けられた固有情報認識部(23、223、323)を有し、前記スイッチ(21a、221a)は、前記スイッチ切換部(12a、212a)による機械的作用を通じて切り換えられ、前記固有情報認識部(23、223、323)は、前記スイッチの切換状況に応じて前記固有の情報を認識する。ここで、前記情報生成部(2、202、302)は、前記固有情報認識部(23、223、323)による前記スイッチの切換状況に応じて前記動作の状態を認識することができる。
【0016】また、前記情報保持部(101)は、前記固有の情報を光学的又は電気的に識別可能な識別部(112)を有し、前記情報生成部(102)は、前記識別部(112)を光学的又は電気的に読み取り可能な読取部(123)を有し、前記読取部(123)は、前記識別部(112)から前記固有の情報を認識する。ここで、前記情報生成部(102)は、前記読取部(123)が前記識別部(112)を読み取ることにより前記動作の状態を認識することができる。
【0017】また、前記情報生成部(102、302)は、特定の距離範囲内にあるときに前記情報保持部(101、301)の存在を検出する検出部(121、321)と、前記固有の情報を認識するための固有情報認識部(123、323)と、前記情報保持部(101、301)の前記情報生成部(102、302)に対する取り付け及び取り外しの状態を前記動作の状態として認識する状態認識部(122、322)とを有し、前記検出部(121、321)は、前記距離範囲内に前記情報保持部(101、301)が存在するとき、前記固有情報認識部(123、323)により前記情報保持部(101、301)の前記取り付けとして認識し、前記距離範囲から前記情報保持部(101、301)が存在しないとき、前記状態認識部(122、322)により前記情報保持部(101、301)の前記取り外しとして認識する。
【0018】また、前記情報保持部(1、101、201、301)の前記動作は、前記情報保持部(1、101、201、301)の脱着、押込、回転、傾斜の少なくともいずれか1つにより行われ、前記情報生成部(2、102、202、302)は、前記情報保持部(1、101、201、301)の前記動作に基づいて、前記状態情報を生成する。
【0019】更に、前記制御部(3、103、203、303)は、前記固有の情報と前記状態情報に基づいて、前記ソフトウェアの動作が対応づけられて設定されたソフトウェア動作設定テーブル(31、131、231、331)を有し、前記制御部(3、103、203、303)は、前記ソフトウェア動作設定テーブル(31、131、231、331)を参照して、前記状態情報に応じたソフトウェアの制御を行う。
【0020】本発明によるインタフェース装置におけるソフトウェアの制御方法は、(a)固有の情報を保持する固有情報保持部材(1、101、201、301)を提供するステップと、(b)前記固有情報保持部材(1、101、201、301)を固有情報読取部材(2、102、302)に作用させ、第1及び第2の状態を生成するステップと、(c)前記固有情報読取部材(2、102、302)が前記固有の情報を読み取るステップと、(d)前記読み取られた固有の情報と前記第1及び第2の状態の少なくともいずれか1つに基づいて、ソフトウェアの制御を行うステップとを備えている。
【0021】本発明によるインタフェース装置(10、100、200、300)は、ロボットや人形、マスコットや文房具などを取り付けることができるインタフェースオブジェクト(1、101、201、301)を脱着することが可能である。また、前記インタフェースオブジェクト(1、101、201、301)は、固有の情報(12a、112a、212a)を保持し、前記インタフェース装置(10、100、200、300)は、前記インタフェースオブジェクト(1、101、201、301)の脱着の操作に基づいてソフトウェア(3、103、203)が連携する。
【0022】前記インタフェース装置(10、100、200、300)は、更に、前記固有の情報(12a、212a)を保有する前記インタフェースオブジェクト(1、101、201、301)をユーザにより脱着するためのオブジェクト脱着装置(2、102、202、302)を備えている。また、前記インタフェース装置(200、300)は、前記インタフェースオブジェクト(201、301)を前記オブジェクト脱着装置(2、102、202、302)に対して、ユーザにより回転、押込、傾斜などの作用を加えることも可能である。
【0023】前記オブジェクト脱着装置(202、302)は、前記インタフェースオブジェクト(1、101、201、301)の前記固有の情報(12a、112a、212a)と、位置、回転、傾きなどの状態を表す状態情報を取得する機能を有し、前記ソフトウェアを有する情報処理装置(3、103、203、303)に前記固有の情報(12a、112a、212a)と前記状態情報とを送信することが好ましい。
【0024】前記情報処理装置(3、103、203、303)は、前記状態情報に基づいて前記ソフトウェアの動作が対応付けられているソフトウェア動作設定テーブル(31、231、331)を有し、入力されてきた前記固有の情報(12a、112a、212a)と前記状態情報に応じて割りつけられている前記ソフトウェアの制御を実行することが好ましい。
【0025】前記インタフェース装置(10、100、200、300)は、前記インタフェースオブジェクト(1、101、201、301)が有する固有情報保持部(11、111、211、311)あるいは脱着部(12、112、212、312)を簡便な構成とすることで、前記インタフェースオブジェクト(1、101、201、301)の外観の形状を様々にデザインすることができる。
【0026】また、前記インタフェースオブジェクト(1、101、201、301)は、前記情報処理装置(3、103、203、303)により制御が行われる前記ソフトウェアに関連付けられる前記外観を有していることが好ましい。更に、前記外観は、前記インタフェース装置(10、100、200、300)の機能を象徴する意匠とすることが好ましい。
【0027】
【発明の実施の形態】添付図面を参照して、本発明によるインタフェース装置の実施の形態を以下に説明する。
【0028】(実施の形態1)図1は、本実施の形態1に係るインタフェース装置の構成を示すブロック図である。
【0029】図1に示されるように、符号10は実施の形態1に係るインタフェース装置を示している。このインタフェース装置10はインタフェースオブジェクト1、オブジェクト脱着装置2、情報処理装置3、表示装置41、記憶媒体42から構成されている。図1には本実施の形態1に係るインタフェース装置10を説明するために必要な部分のみが記載されており、一般的なインタフェース装置には必要であるが本実施の形態1の説明には不要な構成要素については省略してある。
【0030】インタフェースオブジェクト1は、固有の情報としてIDを有している装置である。このインタフェースオブジェクト1は、ロボットや人形、マスコットや文房具などの対象物を取り付けることができる。インタフェースオブジェクト1は、IDを保持するID保持機構11と、オブジェクト脱着装置2への脱着を可能とする装着機構の片方の装着部12とを備えている。
【0031】オブジェクト脱着装置2は、インタフェースオブジェクト1を脱着する装着機構の他方の装着部21と、インタフェースオブジェクト1の脱着の状態を認識する脱着認識部22と、インタフェースオブジェクト1のIDを読み取るID認識部23と、脱着認識部22で認識された脱着の状態に対応する脱着情報を生成し、脱着情報とID認識部23で読み取られたインタフェースオブジェクト1のIDとをオブジェクト情報として情報処理装置3へ送信するオブジェクト情報送信部24から構成されている。
【0032】情報処理装置3は、オブジェクト情報送信部24より入力されるオブジェクト情報を受信するオブジェクト情報受信部33と、入力されたオブジェクト情報に基づいてソフトウェアの動作コマンドが対応付けられて記述されているソフトウェア動作設定テーブル31と、ソフトウェア動作設定テーブル31を参照し、オブジェクト情報受信部33により得られたオブジェクト情報に対応するソフトウェア動作コマンドを取得して、取得した動作コマンドに従ってソフトウェアを制御するソフトウェア制御部32とを備えている。この情報処理装置3は、オブジェクト脱着装置2より入力されるIDに従ってソフトウェアの制御を行う。
【0033】表示装置41は、情報処理装置3が指示する情報を表示するものである。記憶媒体42は、情報処理装置3が利用するデータを記憶するものである。
【0034】次に、実施の形態1に係るインタフェース装置10の動作について図2を参照しながら詳細に説明する。
【0035】図2は、本実施の形態1に係るインタフェース装置の動作を示すフローチャートである。
【0036】図2に示されるように、ユーザは、インタフェース装置10を起動させる(ステップS1)。このとき、表示装置41には、常に、情報処理装置3から指示される情報が表示される状態になる。また、記憶媒体42には、情報処理装置3で利用されたデータが記憶される状態になる。次に、インタフェース装置10は、インタフェースオブジェクト1の脱着が行われるまで(脱着が発生するまで)待機の状態となる(ステップS2)。次いで、インタフェースオブジェクト1の装着部12とオブジェクト脱着装置2の装着部21との脱着が行われると、脱着認識部22は、インタフェースオブジェクト1の脱着が発生したことを検知する(ステップS2のYES)。脱着が発生すると、オブジェクト脱着装置2のID認識部23は、オブジェクト情報を取得する(ステップS3)。ここで、オブジェクト情報は、インタフェースオブジェクト1のIDと脱着情報とを含む。次に、オブジェクト脱着装置2は、取得されたオブジェクト情報をオブジェクト情報送信部24から情報処理装置3へ送信する(ステップS4)。次に、情報処理装置3は、その送信されたオブジェクト情報をオブジェクト情報受信部33により受信する(ステップS5)。次いで、ソフトウェア制御部32は、オブジェクト情報に対応付けられているソフトウェアコマンドをソフトウェア動作設定テーブル31より取得する(ステップS6)。次に、ソフトウェア制御部32は、取得されたソフトウェアコマンドを実行する(ステップS7)。ステップS7が終了すると、処理はステップS2に戻る。インタフェース装置10は、インタフェースオブジェクト1の脱着が新たに行われるまで待機の状態となる。
【0037】このように、インタフェース装置10は、インターフェースオブジェクト1の脱着に応じた動作を行うことができる。
【0038】次に、実施の形態1に係るインタフェース装置10のインタフェースオブジェクト1の装着部12とオブジェクト脱着装置2の装着部21から構成される装着機構、IDを認識する動作及び脱着の状態を認識する動作について図3を参照しながら詳細に説明する。
【0039】図3は、本実施の形態1に係るインタフェース装置におけるインタフェースオブジェクト1の装着部とオブジェクト脱着装置2の装着部から構成される装着機構の概略を示す図である。
【0040】図3に示されるように、装着部12は、インタフェースオブジェクト1側の片方の装着機構であり、ID保持機構11をも兼ね備えている。この装着部12は、ボックス型の装着部本体12bを有している。装着部本体12bの上部には、IDを表現するためのひとつあるいは複数の穴12aが開けられている。ここで、穴12aは、IDを保持するID保持機構11である。装着部21は、オブジェクト脱着装置2側の他方の装着機構であり、脱着認識部22とID認識部23をも兼ね備えている。装着部21は、装着部本体12bを取り付けることができるボックス型の装着部本体21bと、装着部本体21bを安定的に支える板状の台21cを有している。装着部本体21bの上部には、ひとつあるいは複数のスイッチ21aが設けられている。スイッチ21aは、押下された位置及び数によりIDを認識するID認識部23である。また、スイッチ21aは、装着部本体12bが離れたとき、インターフェースオブジェクト1の脱着の状態を認識する脱着認識部22でもある。
【0041】インタフェースオブジェクト1を取り付けたとき、スイッチ21aは、穴12aのないところでは押下され、穴12aのあるところでは押下されない。このため、オブジェクト脱着装置2は、インタフェースオブジェクト1のIDを認識することが可能となる。また、装着部21は、押下されたスイッチ21aの位置及び数によりインタフェースオブジェクト1が脱着されたことを認識でき、全てのスイッチ21aが離されることでインタフェースオブジェクト1が脱着されたことを認識できる。オブジェクト脱着装置2は、装着部21に複数のスイッチ21aを配置することにより、ID認識部23の機能と脱着認識部22の機能とを同時に実現できる。
【0042】また、装着部12及び装着部21は、インタフェースオブジェクト1とオブジェクト脱着装置2との接触がスイッチである必要はない。インタフェース装置10は、スイッチに限らず、機械的作用を通じてIDを認識することができる。
【0043】また、インタフェース装置10は、インタフェースオブジェクト1側の装着部12及びID保持機構11を簡易な構成とすることで、インタフェースオブジェクト1自体を安価に制作することができる。このインタフェース装置10は、ユーザの身の回りの対象物あるいはユーザが制作した対象物をインタフェースオブジェクト1として利用することができる。
【0044】更に、インタフェース装置10は、インタフェースオブジェクト1にメモリを搭載することも可能である。この場合、IDの保持は、ソフトウェア動作設定テーブル31に記載する情報など様々な情報をインタフェースオブジェクト1自体にメモリさせておくことが可能となる。
【0045】このように、インタフェースオブジェクト1の装着部12とオブジェクト脱着装置2の装着部21から構成される装着機構は、機械的作用を通じて脱着の状態を認識することができる。装着部12及び装着部21は、上記の説明に限定されるものではない。インタフェース装置10は、インタフェースオブジェクト1にIDを保持する機能があり、オブジェクト脱着装置2にIDを認識する機能があればよい。但し、ID保持機構11及び装着部12は、なるべくインタフェースオブジェクト1の外観形状に影響を与えないようにすることが望ましい。
【0046】次に、前述したインタフェースオブジェクト1の意匠の取り付けについて図4(a)、(b)及び(c)を参照しながら詳細に説明する。
【0047】図4(a)及び(b)は、本実施の形態1に係るインタフェース装置におけるインタフェースオブジェクト意匠Aを示す図、(c)は本実施の形態1に係るインタフェース装置におけるインタフェースオブジェクト意匠Bを示す図である。
【0048】インタフェース装置10は、装着部12を様々な形状をもつ対象物の内部に取り付けることで、様々な意匠をもつインタフェースオブジェクト1を実現できる。
【0049】図4(a)に示されるように、符号51はインタフェースオブジェクト意匠Aである。このインタフェースオブジェクト意匠A51は、ロボットや人形、マスコットや文房具などの外観を有する対象物である。図4(b)に示されるように、インタフェースオブジェクト1は、インタフェースオブジェクト意匠A51と、ID保持機構11を兼ね備えた装着部12から構成される。インタフェースオブジェクト意匠A51は、装着部12を内部に取り付けることにより、装着部12とオブジェクト脱着装置2の装着部21とを脱着することが可能になる。
【0050】また、インタフェース装置10は、装着部12を様々な形状をもつ対象物の外部に取り付けることで、様々な意匠をもつインタフェースオブジェクト1を実現できる。
【0051】図4(c)に示されるように、符号52はインタフェースオブジェクト意匠Bである。このインタフェースオブジェクト意匠B52は、ロボットや人形、マスコットや文房具などの外観を有する対象物である。インタフェースオブジェクト1は、インタフェースオブジェクト意匠B52と、ID保持機構11を兼ね備えた装着部12から構成される。インタフェースオブジェクト意匠B52は、装着部12を外部に取り付けることにより、装着部12とオブジェクト脱着装置2の装着部21とを脱着することが可能になる。
【0052】このように、実施の形態1に係るインタフェース装置10におけるインタフェースオブジェクト1は、ぬいぐるみや文房具などに装着部12を内部あるいは外部に取り付けることで、そのぬいぐるみや文房具を情報処理装置3に対するインタフェースオブジェクトとして利用することができる。また、インタフェースオブジェクト1は、装置の提供者があらかじめ提供するインタフェースオブジェクト以外にも、自分の身の回りにある物体を対象物として装着部12を内部あるいは外部に取り付けることで、身の回りの気に入った物体を容易にインタフェースオブジェクト1にすることが可能になり、ユーザの興味や楽しさも向上する。
【0053】次に、前述したソフトウェア動作設定テーブル31について図5を参照しながら詳細に説明する。この情報処理装置3は、脱着に応じてソフトウェアを制御するためにソフトウェア動作設定テーブル31の内容を設定することができる。
【0054】図5は、本実施の形態1に係るインタフェース装置の情報処理装置におけるソフトウェア動作設定テーブルを示す図である。
【0055】図5に示されるように、ソフトウェア動作設定テーブル31は、インタフェースオブジェクト1のIDに対応するオブジェクトID31aと、脱着に対応するオブジェクト情報である脱着情報31bとが含まれる。この脱着情報31bには、インタフェースフェースオブジェクト1が取り付けられたときに処理を行うエリア(インタフェースオブジェクト取り付けと称す)31gと、インタフェースオブジェクト1が取り外されたときに処理を行うエリア(インタフェースオブジェクト取り外しと称す)31hとが含まれる。インタフェースオブジェクト取り付け31g及びインタフェースオブジェクト取り外し31hは、それぞれ上述したソフトウェアコマンドに対応する。また、インタフェースオブジェクト取り付け31gには、ソフトウェアの動作コマンド31cと、コマンド引数31dとが含まれる。また、インタフェースオブジェクト取り外し31hには、ソフトウェアの動作コマンド31eと、コマンド引数31fとが含まれる。ソフトウェア動作設定テーブル31には、オブジェクトID31aに対して、脱着情報31bの動作コマンド31c、31eとコマンド引数31d、31fが対応付けれられて記述されている。
【0056】オブジェクトID31aとして「1」が関連付けられるインタフェースオブジェクト1がオブジェクト脱着装置2に取り付けられた場合、脱着情報31bには、動作コマンド31cとしてユーザログインコマンドと、コマンド引数31dとしてコマンド実行に必要な引数であるユーザ名とパスワードが対応づけられている。情報処理装置3は、得られたコマンドおよび引数を利用して、ユーザの環境をログインする。
【0057】オブジェクトID31aとして「2」が関連付けられるインタフェースオブジェクト1がオブジェクト脱着装置2に取り付けられた場合、脱着情報31bには、動作コマンド31cとしてワープロアプリケーション起動コマンドが対応づけられている。情報処理装置3は、得られたコマンドを利用して、ワープロアプリケーションを起動する。
【0058】オブジェクトID31aとして「3」が関連付けられるインタフェースオブジェクト1がオブジェクト脱着装置2に取り付けられた場合、脱着情報31bには、動作コマンド31cとしてメールアプリケーション起動コマンドと、コマンド引数31dとしてコマンド実行に必要な引数であるユーザ名とパスワードが対応づけられている。情報処理装置3は、得られたコマンドおよび引数を利用して、メールアプリケーションを起動する。
【0059】オブジェクトID31aとして「4」が関連付けられるインタフェースオブジェクト1がオブジェクト脱着装置2に取り付けられた場合、脱着情報31bには、動作コマンド31cとしてデスクトップテーマ変更コマンドと、コマンド引数31dとしてコマンド実行に必要な引数であるファイル名が対応づけられている。情報処理装置3は、得られたコマンドおよび引数を利用して、デスクトップテーマを変更する。
【0060】オブジェクトID31aとして「1」が関連付けられるインタフェースオブジェクト1がオブジェクト脱着装置2から脱着された場合、脱着情報31bには、動作コマンド31eとしてユーザログアウトコマンドが対応づけられている。情報処理装置3は、得られたコマンドを利用して、ユーザの環境をログアウトする。
【0061】オブジェクトID31aとして「2」が関連付けられるインタフェースオブジェクト1がオブジェクト脱着装置2から脱着された場合、脱着情報31bには、動作コマンド31eとしてワープロアプリケーション終了コマンドが対応づけられている。情報処理装置3は、得られたコマンドを利用して、ワープロアプリケーションを終了する。
【0062】オブジェクトID31aとして「3」が関連付けられるインタフェースオブジェクト1がオブジェクト脱着装置2から脱着された場合、脱着情報31bには、動作コマンド31eとしてメールアプリケーション終了コマンドが対応づけられている。情報処理装置3は、得られたコマンドを利用して、メールアプリケーションを終了する。
【0063】このように、インタフェースオブジェクト1の脱着が行われた場合、ソフトウェア制御部32は、情報処理装置3におけるソフトウェア動作設定テーブル31と対応付けれられている。このため、情報処理装置3は、ソフトウェアアプリケーションを実行することができる。
【0064】次に、前述したインタフェースオブジェクト1を操作したときのソフトウェアの動作について図5を参照しながら詳細に説明する。
【0065】ユーザは、個々のユーザ専用のインタフェースオブジェクト1を用意し、それをオブジェクト脱着装置2に取り付けることでユーザの環境に自動的にログインし、オブジェクト脱着装置2から脱着することでユーザの環境からログアウトするという機能を実施できる。ユーザは、ユーザログインの動作コマンド31c、ユーザログアウトの動作コマンド31e及び必要なコマンド引数31d(ログインユーザ名、パスワードなど)をあらかじめ登録しておくことが望ましい。また、ユーザは、簡単にソフトウェア動作設定テーブル31にユーザのログイン情報(ログインネーム、パスワードなど)を登録できるツールを準備しておくことが望ましい。これにより、ユーザは、お気に入りのデザインのインタフェースオブジェクト1を情報処理装置3に対してオブジェクト脱着装置2に脱着することで、ユーザの環境へのログイン、ログアウトができることになる。インタフェースオブジェクト1の脱着により自分のユーザ環境に自動的にログインできることで、ユーザは、ログインユーザ名やパスワードを覚える必要がなくなり、キーボードやマウスなどでログイン/ログアウトの指示を入力する手間も省くことができ、より簡易にログイン/ログアウトを実行することができる。
【0066】また、ユーザは、個々のユーザ専用のインタフェースオブジェクト1を用意し、それをオブジェクト脱着装置2に取り付けることでワープロアプリケーションを起動し、オブジェクト脱着装置2から脱着することでワープロアプリケーションを終了するという機能を実施できる。ユーザは、ワープロアプリケーションの動作コマンド31c、31eをあらかじめ登録しておくことが望ましい。
【0067】また、ユーザは、個々のユーザ専用のインタフェースオブジェクト1を用意し、それをオブジェクト脱着装置2に取り付けることでメールアプリケーションを起動し、オブジェクト脱着装置2から脱着することでメールアプリケーションを終了するという機能を実施できる。ユーザは、メールアプリケーションの動作コマンド31c、31eと必要なコマンド引数31d、31f(ユーザ名、パスワードなど)をあらかじめ登録しておくことが望ましい。ユーザは、個々のユーザ専用のインタフェースオブジェクト1を用意し、インタフェースオブジェクト1を見るだけで起動するアプリケーションの機能が類推でき、非常に直感的かつ簡単に必要なアプリケーションを起動/終了することが可能となる。ここで、ユーザ専用のインタフェースオブジェクト1は、例えば、メール送受信アプリケーションに対してポスト形、ワープロアプリケーションに対して鉛筆型、年賀状印刷用のアプリケーションに対しては門松型、などユーザ自身で決めることができる。
【0068】更に、ユーザは、インタフェースオブジェクト1にデスクトップテーマを関連付けて動作させることもできる。デスクトップテーマとは、情報処理装置のGUI(グラフィカルユーザインタフェース)におけるアイコン、壁紙、GUIの色調、スクリーンセイバー、警告音などのデザインセットであり、GUIデスクトップの見栄えに関わるコンテンツ群である。例えば、ユーザは、あるキャラクタ形状のインタフェースオブジェクト1に対して、同じキャラクタデザインのデスクトップテーマ(壁紙、アイコン、スクリーンセイバー等)を関連付け、インタフェースオブジェクト1の脱着と同時にデスクトップテーマが変更されるようにすることができる。ユーザは、デスクトップテーマ変更の動作コマンド31cと必要なコマンド引数31d(ユーザ名など)をあらかじめ登録しておくことが望ましい。
【0069】このように、インタフェース装置10は、ハードウェアであるインタフェースオブジェクト1とソフトウェアとを関連させて動作させることができる。このため、システム提供者は、デスクトップテーマとインタフェースオブジェクト1を組み合わせて、あるいはアプリケーションソフトウェアとインタフェースオブジェクト1を組み合わせて、デザインを行い販売することができる。一方、ユーザは、物理的なものであるインタフェースオブジェクト1を見たり触れたりすることで、よりソフトウェアの内容を把握しやすくなり、またユーザの楽しさも増す。また、インタフェース装置10は、インタフェースオブジェクト1の形状や色調などの外観に制限がなく、ソフトウェア動作設定テーブル31に記述されるソフトウェアと関連した外観とすることにより、ユーザがインタフェースオブジェクト1を見るだけでソフトウェアの種類やソフトウェアの機能が類推できるという効果を向上することができる。
【0070】以上の説明より、本実施の形態1に係るインタフェース装置10によれば、ユーザがソフトウェアを容易に利用することができる。これは、インタフェース装置が、IDを保持するインタフェースオブジェクト1と、インタフェースオブジェクト1を脱着することができインタフェースオブジェクト1からIDを読み取って送信することができるオブジェクト脱着装置2と、インタフェースオブジェクト1のIDと脱着情報とを含むオブジェクト情報に対してソフトウェアの動作を対応付けたソフトウェア動作設定テーブル31を有する情報処理装置3から構成されており、更に、情報処理装置3は、ソフトウェア動作設定テーブル31の記述に応じてソフトウェアを制御することができるためである。これにより、ユーザは、インタフェースオブジェクト1を操作するだけで、ソフトウェアを容易に利用することができ、ソフトウェアあるいはインタフェース装置10そのものの利用性が向上する。
【0071】また、本実施の形態1に係るインタフェース装置10によれば、ユーザがインタフェースデバイスを見るだけで機能が類推できる。これは、システム提供者あるいはユーザが、インタフェースオブジェクト1の外観とソフトウェアの動作との関連付けをソフトウェア動作設定テーブル31に記述することができるためである。これにより、ユーザは、インタフェースオブジェクト1の外観を見るだけで、そのインタフェースオブジェクト1を操作することにより生じるソフトウェアの動作を類推することができるという効果が得られる。
【0072】また、本実施の形態1に係るインタフェース装置10によれば、ユーザがより愛着を感じることができる。これは、システム提供者が、インタフェースオブジェクト1側のID保持機構11及び装着部12を簡易な設計とすることにより、インタフェース装置10には、インタフェースオブジェクト1そのものの形状に制限が加えられないので、ユーザは、身の回りのものに対して容易にID保持機構11/装着部12を装備することが可能であるためである。これにより、ユーザは、身の回りの物をインタフェースオブジェクト1として利用することができ、インタフェースオブジェクト1そのものの形状やそのインタフェースオブジェクト1を操作する際に生じるソフトウェアの動作に対して愛着や楽しさを感じることができるという効果が得られる。
【0073】また、本実施の形態1に係るインタフェース装置10によれば、ユーザが楽しみながら操作を行うことができる。これは、ユーザは、ぬいぐるみや文房具など様々な形状のインタフェースオブジェクト1を利用することができるためである。これにより、ユーザがより直感的に、また楽しみながらソフトウェアを実行できるという効果が得られる。
【0074】(実施の形態2)実施の形態1においてインタフェースオブジェクト1とオブジェクト脱着装置2の脱着は、装着部12の穴12aと装着部21のスイッチ21aによりID及び脱着を認識している。一方、実施の形態2では、インタフェースオブジェクト1とオブジェクト脱着装置2の脱着は、バーコードとバーコードリーダを利用した装着部によりID及び脱着の状態を認識することができる。
【0075】実施の形態2に係るインタフェース装置の構成について図6を参照して説明する。但し、実施の形態2に係るインタフェース装置の動作については、実施の形態1と同様であるため説明を省略する。また、実施の形態2に係るインタフェース装置の情報処理装置におけるソフトウェア動作設定テーブルについては、実施の形態1と同様であるため説明を省略する。
【0076】図6は、本実施の形態2に係るインタフェース装置の構成を示すブロック図である。
【0077】図6に示されるように、符号100は実施の形態2に係るインタフェース装置を示している。このインタフェース装置100はインタフェースオブジェクト101、オブジェクト脱着装置102、情報処理装置103、表示装置141、記憶媒体142から構成されている。図6には本実施の形態2に係るインタフェース装置100を説明するために必要な部分のみが記載されており、一般的なインタフェース装置には必要であるが本実施の形態2の説明には不要な構成要素については省略してある。
【0078】インタフェースオブジェクト101は、固有の情報としてIDを有している装置である。このインタフェースオブジェクト101は、ロボットや人形、マスコットや文房具などの対象物を取り付けることができる。インタフェースオブジェクト101は、IDを保持するID保持機構111と、オブジェクト脱着装置102への脱着を可能とする装着機構の片方の装着部112とを備えている。
【0079】オブジェクト脱着装置102は、インタフェースオブジェクト101を脱着する装着機構の他方の装着部121と、インタフェースオブジェクト101の脱着の状態を認識する脱着認識部122と、インタフェースオブジェクト101のIDを読み取るID認識部123と、脱着認識部122で認識された脱着の状態に対応する脱着情報を生成し、脱着情報とID認識部123で読み取られたインタフェースオブジェクト101のIDとをオブジェクト情報として情報処理装置103へ送信するオブジェクト情報送信部124から構成されている。
【0080】情報処理装置103は、オブジェクト情報送信部124より入力されるオブジェクト情報を受信するオブジェクト情報受信部133と、入力されたオブジェクト情報に対してソフトウェアの動作コマンドが対応付けられて記述されているソフトウェア動作設定テーブル131と、ソフトウェア動作設定テーブル131を参照し、オブジェクト情報受信部133により得られたオブジェクト情報に対応するソフトウェア動作コマンドを取得して、取得した動作コマンドに従ってソフトウェアを制御するソフトウェア制御部132とを備えている。この情報処理装置103は、オブジェクト脱着装置102より入力されるIDに従ってソフトウェアの制御を行う。
【0081】表示装置141は、情報処理装置103が指示する情報を表示するものである。記憶媒体142は、情報処理装置103が利用するデータを記憶するものである。
【0082】次に、実施の形態2に係るインタフェース装置100のインタフェースオブジェクト101の装着部112とオブジェクト脱着装置102の装着部121から構成される装着機構、IDを認識する動作及び脱着の状態を認識する動作について図7を参照しながら詳細に説明する。
【0083】図7は、本実施の形態2に係るインタフェース装置におけるインタフェースオブジェクトの装着部とオブジェクト脱着装置の装着部から構成される装着機構の概略を示す図である。
【0084】図7に示されるように、インタフェースオブジェクト意匠151は、ロボットや人形、マスコットや文房具などの外観を有する対象物である。このインタフェースオブジェクト意匠151の下部に取り付けられた装着部112は、インタフェースオブジェクト101側の片方の装着機構であり、ID保持機構111をも兼ね備えている。この装着部112は、板状に形成されている。また、装着部112には、IDを記録したバーコード112aが記載されている。ここで、バーコード112aは、IDを保持するID保持機構111である。バーコード112aは、装着部112にそのまま印刷されたり、あらかじめ印刷されたシールを装着部112に貼り付けられてもよい。装着部121は、オブジェクト脱着装置102側の他方の装着機構であり、脱着認識部122とID認識部123をも兼ね備えている。装着部121は、装着部112を収める装着部本体121bと、装着部本体121bを安定的に支える板状の台121cを有している。装着部本体121bの上部には、バーコード112aを読むためのバーコードリーダー121aが設けられている。ここで、バーコードリーダー121aは、バーコード112aからIDを認識するID認識部123である。また、バーコードリーダー121aは、インターフェースオブジェクト101の脱着の状態を認識する脱着認識部122でもある。
【0085】インタフェースオブジェクト101を取り付けたとき、装着部本体121bにあるバーコードリーダー121aは、装着部112にあるバーコード112aを読み取る。このため、オブジェクト脱着装置102は、インタフェースオブジェクト101のIDを認識することが可能となる。また、装着部121は、装着部112が装着部本体121bに差し込まれることでインタフェースオブジェクト101が取り付けられたことを認識でき、装着部本体121bから装着部112が引き抜かれることでインタフェースオブジェクト1が脱着されたことを認識できる。オブジェクト脱着装置102は、装着部121にバーコードリーダー121aを設けることにより、ID認識部123の機能と脱着認識部122の機能とを同時に実現できる。
【0086】また、装着部112及び装着部121は、インタフェースオブジェクト101とオブジェクト脱着装置102とが接触する必要はない。インタフェース装置100は、オブジェクト脱着装置102にBlueToothなどの無線技術を利用することができる。例えば、装着部112と装着部121には、無線技術が利用され、装着部121には、特定の距離範囲内にインタフェースオブジェクト101が存在するか否かを検出する検出部が備えられているとする。インタフェース装置100は、オブジェクト脱着装置102の装着部121により、特定の距離範囲内にインタフェースオブジェクト101が存在するとき、インタフェースオブジェクト101の取り付けとして認識し、範囲からインタフェースオブジェクト101が存在しないとき、インタフェースオブジェクト101の取り外しとして認識するようにしてもよい。また、インタフェース装置100は、無線技術に限らず、上述したように光学的又は電気的にインタフェースオブジェクト101の取り付け、取り外しを認識することができる。
【0087】また、インタフェース装置100は、インタフェースオブジェクト101側の装着部112及びID保持機構111を簡易な構成とすることで、インタフェースオブジェクト101自体を安価に制作することができる。このインタフェース装置100は、ユーザの身の回りの対象物あるいはユーザが制作した対象物をインタフェースオブジェクトとして利用することができる。
【0088】更に、インタフェース装置100は、インタフェースオブジェクト101にメモリを搭載することも可能である。この場合、IDの保持は、ソフトウェア動作設定テーブル131に記載する情報など様々な情報をインタフェースオブジェクト101自体にメモリさせておくことが可能となる。
【0089】このように、インタフェース装置100のインタフェースオブジェクト101の装着部112とオブジェクト脱着装置102の装着部121から構成される装着機構は、互いに組み合わさることにより脱着が可能である。装着部112及び装着部121は、上記の説明に限定されるものではない。インタフェース装置100は、インタフェースオブジェクト101にIDを保持する機能があり、オブジェクト脱着装置102にIDを認識する機能があればよい。但し、ID保持機構111及び装着部112は、なるべくインタフェースオブジェクト101の外観形状に影響を与えないようにすることが望ましい。
【0090】以上の説明により、本実施の形態2に係るインタフェース装置100によれば、実施の形態1の効果に加えて光学的作用又は電気的作用を通じて脱着の状態を認識することができる。
【0091】(実施の形態3)実施の形態1において、情報処理装置3は、インターフェースオブジェクト1の脱着に応じてソフトウェアを制御している。一方、実施の形態3では、情報処理装置は、インターフェースオブジェクト1の動作に応じてソフトウェアを制御することができる。
【0092】実施の形態3に係るインタフェース装置の構成について図8を参照して説明する。
【0093】図8は、本実施の形態3に係るインタフェース装置の構成を示すブロック図である。
【0094】図8に示されるように、符号200は実施の形態3に係るインタフェース装置を示している。このインタフェース装置200はインタフェースオブジェクト201、オブジェクト脱着装置202、情報処理装置203、表示装置241、記憶媒体242から構成されている。図8には本実施の形態3に係るインタフェース装置200を説明するために必要な部分のみが記載されており、一般的なインタフェース装置には必要であるが本実施の形態3の説明には不要な構成要素については省略してある。
【0095】インタフェースオブジェクト201は、固有の情報としてIDを有している装置である。このインタフェースオブジェクト201は、ロボットや人形、マスコットや文房具などの対象物を取り付けることができる。インタフェースオブジェクト201は、IDを保持するID保持機構211と、オブジェクト脱着装置202への脱着を可能とする装着機構の片方の装着部212とを備えている。
【0096】オブジェクト脱着装置202は、インタフェースオブジェクト201を脱着する装着機構の他方の装着部221と、インタフェースオブジェクト201の脱着の状態と外力の発生の状態とを認識する脱着認識部222と、インタフェースオブジェクト201のIDを読み取るID認識部223と、脱着認識部222で認識された外力の発生の状態に対応する外力情報を生成し、外力情報とID認識部223で読み取られたインタフェースオブジェクト201のIDとをオブジェクト情報として情報処理装置203へ送信するオブジェクト情報送信部224から構成されている。
【0097】情報処理装置203は、オブジェクト情報送信部224より入力されるオブジェクト情報を受信するオブジェクト情報受信部233と、入力されたオブジェクト情報に基づいてソフトウェアの動作コマンドが対応付けられて記述されているオブジェクト情報を有したソフトウェア動作設定テーブル231と、ソフトウェア動作設定テーブル233を参照し、オブジェクト情報受信部233により得られたオブジェクト情報に対応するソフトウェア動作コマンドを取得して、取得した動作コマンドに従ってソフトウェアを制御するソフトウェア制御部232とを備えている。この情報処理装置203は、オブジェクト脱着装置202より入力されるIDに従ってソフトウェアの制御を行う。
【0098】表示装置241は、情報処理装置203が指示する情報を表示するものである。記憶媒体242は、情報処理装置203が利用するデータを記憶するものである。
【0099】次に、実施の形態3に係るインタフェース装置200の動作について図9を参照しながら詳細に説明する。ここで、インタフェースオブジェクト201とインタフェース装置200の“動作”を区別するために前者のほうを外力による動作、あるいは単に外力と称す。
【0100】図9は、本実施の形態3に係るインタフェース装置の動作を示すフローチャートである。
【0101】図9に示されるように、ユーザは、インタフェース装置200を起動させる(ステップS201)。このとき、表示装置241には、常に、情報処理装置203から指示される情報が表示される状態になる。また、記憶媒体242には、情報処理装置203で利用されたデータが記憶される状態になる。次に、インタフェース装置200は、インタフェースオブジェクト201に外力が発生するまで、待機の状態となる(ステップS202)。次いで、取り付けられたインタフェースオブジェクト201が外力により変動されると、脱着認識部222は、インタフェースオブジェクト201が外力により変動したことを検知する(ステップS202のYES)。外力が発生すると、オブジェクト脱着装置202のID認識部223は、オブジェクト情報を取得する(ステップS203)。ここで、オブジェクト情報は、インタフェースオブジェクト201のIDと外力情報とを含む。次に、オブジェクト脱着装置202は、取得されたオブジェクト情報をオブジェクト情報送信部224から情報処理装置203へ送信する(ステップS204)。次に、情報処理装置203は、その送信されたオブジェクト情報をオブジェクト情報受信部233により受信する(ステップS205)。次いで、ソフトウェア制御部232は、オブジェクト情報に対応付けられているソフトウェアコマンドをソフトウェア動作設定テーブル231より取得する(ステップS206)。次に、ソフトウェア制御部232は、取得されたソフトウェアコマンドを実行する(ステップS207)。ステップS207が終了すると、処理はステップS202に戻る。インタフェース装置200は、インタフェースオブジェクト201に外力が新たに発生するまで待機の状態となる。
【0102】このように、インタフェース装置200は、インターフェースオブジェクト201による外力に応じた動作を行うことができる。
【0103】次に、実施の形態3に係るインタフェース装置200のインタフェースオブジェクト201の装着部212とオブジェクト脱着装置202の装着部221から構成される装着機構、IDを認識する動作及び外力の発生の状態を認識する動作について図10を参照しながら詳細に説明する。
【0104】図10は、本実施の形態3に係るインタフェース装置におけるインタフェースオブジェクトの装着部とオブジェクト脱着装置の装着部から構成される装着機構の概略を示す図である。
【0105】図10に示されるように、装着部212は、インタフェースオブジェクト201側の片方の装着機構であり、ID保持機構211をも兼ね備えている。この装着部212は、ボックス型の装着部本体212bを有している。装着部本体212bの上部には、IDを表現するためのひとつあるいは複数の穴212aが開けられている。ここで、穴212aは、IDを保持するID保持機構211である。装着部221は、オブジェクト脱着装置202側の他方の装着機構であり、脱着認識部222とID認識部223をも兼ね備えている。装着部221は、装着部本体212bを取り付けることができるボックス型の装着部本体221bと、装着部本体221bを安定的に支える板状の台221cを有している。装着部本体221bの上部には、ひとつあるいは複数のスイッチ221aが設けられている。スイッチ221aは、押下された位置及び数によりIDを認識するID認識部223である。また、スイッチ221aは、装着部本体212bが離れたとき、インターフェースオブジェクト201の脱着の状態を認識する脱着認識部222でもある。
【0106】インタフェースオブジェクト201を取り付けたとき、スイッチ221aは、穴212aのないところでは押下され、穴212aのあるところでは押下されない。このため、オブジェクト脱着装置202は、インタフェースオブジェクト201のIDを認識することが可能となる。また、装着部221は、押下されたスイッチ221aの位置及び数によりインタフェースオブジェクト201が取り付けられたことを認識でき、全てのスイッチ221aが離されることでインタフェースオブジェクト201が脱着されたことを認識できる。オブジェクト脱着装置202は、装着部221に複数のスイッチ221aを配置することにより、ID認識部223の機能と脱着認識部222の機能とを同時に実現できる。
【0107】また、装着部212及び装着部221は、インタフェースオブジェクト201とオブジェクト脱着装置202とが接触する必要はない。インタフェース装置200は、オブジェクト脱着装置202にBlueToothなどの無線技術を利用することができる。例えば、装着部212と装着部221には、無線技術が利用され、装着部221には、特定の距離範囲内にインタフェースオブジェクト201が存在するか否かを検出する検出部が備えられているとする。インタフェース装置200は、オブジェクト脱着装置202の装着部221により、特定の距離範囲内にインタフェースオブジェクト201が持ち込まれたとき、インタフェースオブジェクト201の取り付けとして認識し、範囲からインタフェースオブジェクト201が持ち出されたとき、インタフェースオブジェクト201の取り外しとして認識するようにしてもよい。
【0108】また、インタフェース装置200は、インタフェースオブジェクト201側の装着部212及びID保持機構211を簡易な構成とすることで、インタフェースオブジェクト201自体を安価に制作することができる。このインタフェース装置200は、ユーザの身の回りの対象物あるいはユーザが制作した対象物をインタフェースオブジェクトとして利用することができる。
【0109】更に、インタフェース装置200は、インタフェースオブジェクト201にメモリを搭載することも可能である。この場合、IDの保持は、ソフトウェア動作設定テーブル231に記載する情報など様々な情報をインタフェースオブジェクト201自体にメモリさせておくことが可能となる。
【0110】このように、インタフェースオブジェクト201の装着部212とオブジェクト脱着装置202の装着部221から構成される装着機構は、互いに組み合わさることにより脱着が可能である。装着部212及び装着部221は、上記の説明に限定されるものではない。インタフェース装置200は、インタフェースオブジェクト201にIDを保持する機能があり、オブジェクト脱着装置202にIDを認識する機能があればよい。但し、ID保持機構211及び装着部212は、なるべくインタフェースオブジェクト201の外観形状に影響を与えないようにすることが望ましい。
【0111】次に、前述したオブジェクト脱着装置202の装着部221の動作機構について図11乃至図13を参照しながら詳細に説明する。
【0112】図11は、本実施の形態3に係るインタフェース装置のオブジェクト脱着装置における装着部の押込の状態を示す図である。図12は、本実施の形態3に係るインタフェース装置のオブジェクト脱着装置における装着部の傾斜の状態を示す図である。図13は、本実施の形態3に係るインタフェース装置のオブジェクト脱着装置における装着部の回転の状態を示す図である。
【0113】上述したオブジェクト脱着装置102の装着部221は、動作機構225を有している。この動作機構225は、外力に応じて上下あるいは前後、左右、左右回転などに装着部221の装着部本体221bを変動させることのできるハードウェア的な仕組みである。
【0114】例えば、図11に示されるように、装着部本体221bの上部の面に対して均等な力で上方から押し込まれた場合、装着部本体221bは、外力に応じてスイッチ221aと共に矢印Aが示す方向へ押し込まれる。このとき、図8に示された動作認識部226は、動作機構225の状態あるいは変動量の情報を取得し、その情報をオブジェクト情報の一種としてオブジェクト情報送信部224へ出力する。また、装着部本体221bの上部の面に対して均等な力で上方へ持ち上げられた場合、装着部本体221bは、外力に応じてスイッチ221aと共に矢印Aが示す逆の方向へ持ち上げられる。このとき、図8に示された動作認識部226は、動作機構225の状態あるいは変動量の情報を取得し、その情報をオブジェクト情報の一種としてオブジェクト情報送信部224へ出力する。
【0115】また、図12に示されるように、装着部本体221bの上部の面に対して斜め方向から押し込まれた場合、装着部本体221bは、外力に応じてスイッチ221aと共に矢印Bが示す方向へ傾けられる。このとき、図8に示された動作認識部226は、動作機構225の状態あるいは変動量の情報を取得し、その情報をオブジェクト情報の一種としてオブジェクト情報送信部224へ出力する。
【0116】また、図13に示されるように、装着部本体221bの上部の面に対して平行に押し込まれた場合、装着部本体221bは、外力に応じてスイッチ221aと共に矢印Cが示す方向へ回転させられる。このとき、図8に示された動作認識部226は、動作機構225の状態あるいは変動量の情報を取得し、その情報をオブジェクト情報の一種としてオブジェクト情報送信部224へ出力する。
【0117】このように、ユーザは、オブジェクト脱着装置202に取り付けられた状態のインタフェースオブジェクト201に対して上から押しこんだり、回転させたり、前後あるいは左右に傾けたりするなどのように作用を加えることが可能になる。この場合、脱着は、機械的作用の他に、光学的作用又は電気的作用を通じて脱着の状態を認識することができる。また、入力は、外力に限らず、インタフェースオブジェクト201そのものの重さや形状であってもよい。また、動作認識部226は、インタフェースオブジェクト201に対して行われた外力(押しこみ、回転、傾きなど)を状態値あるいは変動量として情報を取得することが可能である。このため、オブジェクト情報送信部224は、外力により得られた情報を情報処理装置203のオブジェクト情報受信部233へ送ることができる。
【0118】次に、前述したソフトウェア動作設定テーブル231について図14を参照しながら詳細に説明する。この情報処理装置203は、外力に応じてソフトウェアを制御するためにソフトウェア動作設定テーブル231の内容を設定することができる。
【0119】図14は、本実施の形態3に係るインタフェース装置の情報処理装置におけるソフトウェア動作設定テーブルを示す図である。
【0120】図14に示されるように、ソフトウェア動作設定テーブル231には、インタフェースオブジェクト201のIDに対応するオブジェクトID31aと、外力の発生の状態に対応した情報として外力情報31jとが含まれる。外力情報31jには、インタフェースオブジェクト201がスイッチとして押し込まれたときに処理を行うエリア(押し込みスイッチと称す)31kと、インタフェースオブジェクト201が回転されたときに回転の連続値として処理を行うエリア(回転(連続値)と称す)31mと、インタフェースオブジェクト201が前後あるいは左右に傾けられたときに傾きの連続値として処理を行うエリア(前後傾き(連続値)と称す)31nとが含まれる。押し込みスイッチ31k、回転(連続値)31m及び前後傾き(連続値)31nは、それぞれ上述したソフトウェアコマンドに対応する。ソフトウェア動作設定テーブル231には、オブジェクトID31aに対して外力情報31jの押し込みスイッチ31k、回転(連続値)31m、前後傾き(連続値)31nが対応付けれられて記述されている。
【0121】図14に示されるように、オブジェクトID31aとして「1」が関連付けられるインタフェースオブジェクト201がオブジェクト脱着装置202に取り付けられている場合、外力情報31jには、押し込みスイッチ31kとして最近使ったファイルの表示機能が対応づけられている。外力により押し込みが行われるとき、情報処理装置203は、最近使ったファイルの表示機能を実行する。
【0122】図14に示されるように、オブジェクトID31aとして「2」が関連付けられるインタフェースオブジェクト201がオブジェクト脱着装置202に取り付けられている場合、外力情報31jには、押し込みスイッチ31kとしてファイル切り替え機能、回転(連続値)31mとして横スクロール機能、前後(連続値)31nとして縦スクロール機能が対応づけられている。外力により押し込みが行われるとき、情報処理装置203は、ファイル切り替え機能を実行する。また、外力により回転が行われるとき、情報処理装置203は、横スクロール機能を実行する。また、外力により前後傾きが行われるとき、情報処理装置203は、縦スクロール機能を実行する。
【0123】図14に示されるように、オブジェクトID31aとして「3」が関連付けられるインタフェースオブジェクト201がオブジェクト脱着装置202に取り付けられている場合、外力情報31jには、押し込みスイッチ31kとしてメール送受信機能、回転(連続値)31mとして横スクロール機能、前後(連続値)31nとして縦スクロール機能が対応づけられている。外力により押し込みが行われるとき、情報処理装置203は、メール送受信機能を実行する。また、外力により回転が行われるとき、情報処理装置203は、横スクロール機能を実行する。また、外力により前後傾きが行われるとき、情報処理装置203は、縦スクロール機能を実行する。
【0124】図14に示されるように、オブジェクトID31aとして「4」が関連付けられるインタフェースオブジェクト201がオブジェクト脱着装置202に取り付けられている場合、外力情報31jには、押し込みスイッチ31kとしてスクリーンセイバー起動機能、回転(連続値)31mとして壁紙変更機能が対応づけられている。このオブジェクトID31aが4であるオブジェクト情報31jは、GUIの色調、アイコン、壁紙及びスクリーンセイバーなどの意匠を変更することができるオブジェクト情報である。外力により押し込みが行われるとき、情報処理装置203は、スクリーンセイバー起動機能を実行する。また、外力により回転が行われるとき、情報処理装置203は、壁紙変更機能を実行する。
【0125】このように、情報処理装置203は、外力に応じたソフトウェアアプリケーションを実行することができる。
【0126】以上の説明により、本実施の形態3に係るインタフェース装置200によれば、動作機構225を利用した装着部221と動作認識部226とを備えたオブジェクト脱着装置202と、インターフェースオブジェクト201を操作することにより生じる外力に応じた情報処理装置203とを備えることにより、外力に応じてソフトウェアを制御することができる。
【0127】また、本実施の形態3に係るインタフェース装置200によれば、実施の形態1の効果に加えて、装着部221の動作に応じてソフトウェアの制御を行うことができ、その制御についてソフトウェア動作設定テーブル231の内容を変更したり加えたりすることができる。
【0128】(実施の形態4)実施の形態1において、情報処理装置3は、インターフェースオブジェクト1の脱着に応じてソフトウェアを制御している。また、実施の形態3において、情報処理装置203は、インターフェースオブジェクト201の動作に応じてソフトウェアを制御している。一方、実施の形態4では、情報処理装置は、インターフェースオブジェクトの脱着及び動作に応じてソフトウェアを制御することができる。
【0129】実施の形態4に係るインタフェース装置の構成について図15を参照して説明する。但し、実施の形態4に係るインタフェース装置におけるインタフェースオブジェクトの装着部とオブジェクト脱着装置の装着部から構成される装着機構については、実施の形態3と同様であるため説明を省略する。また、実施の形態4に係るインタフェース装置のオブジェクト脱着装置における装着部の動作機構については、実施の形態3の図11乃至図13と同様であるため説明を省略する。
【0130】図15は、本実施の形態4に係るインタフェース装置の構成を示すブロック図である。
【0131】図15に示されるように、符号300は実施の形態4に係るインタフェース装置を示している。このインタフェース装置300はインタフェースオブジェクト301、オブジェクト脱着装置302、情報処理装置303、表示装置341、記憶媒体342から構成されている。図15には本実施の形態4に係るインタフェース装置300を説明するために必要な部分のみが記載されており、一般的なインタフェース装置には必要であるが本実施の形態4の説明には不要な構成要素については省略してある。
【0132】インタフェースオブジェクト301は、固有の情報としてIDを有している装置である。このインタフェースオブジェクト301は、ロボットや人形、マスコットや文房具などの対象物を取り付けることができる。インタフェースオブジェクト301は、IDを保持するID保持機構311と、オブジェクト脱着装置302への脱着を可能とする装着機構の片方の装着部312とを備えている。
【0133】オブジェクト脱着装置302は、インタフェースオブジェクト301を脱着する装着機構の他方の装着部321と、インタフェースオブジェクト301の脱着の状態と外力の発生の状態とを認識する脱着認識部322と、インタフェースオブジェクト301のIDを読み取るID認識部323と、脱着認識部322で認識された脱着の状態に対応した脱着情報と外力の発生の状態に対応した外力情報とを生成し、脱着情報と外力情報とID認識部323で読み取られたインタフェースオブジェクト301のIDとをオブジェクト情報として情報処理装置303へ送信するオブジェクト情報送信部324から構成されている。
【0134】情報処理装置303は、オブジェクト情報送信部324より入力されるオブジェクト情報を受信するオブジェクト情報受信部333と、入力されたオブジェクト情報に基づいてソフトウェアの動作コマンドが対応付けられて記述されているソフトウェア動作設定テーブル331と、ソフトウェア動作設定テーブル331を参照し、オブジェクト情報受信部333により得られたオブジェクト情報に対応するソフトウェア動作コマンドを取得して、取得した動作コマンドに従ってソフトウェアを制御するソフトウェア制御部332とを備えている。この情報処理装置303は、オブジェクト脱着装置302より入力されるIDに従ってソフトウェアの制御を行う。
【0135】表示装置341は、情報処理装置303が指示する情報を表示するものである。記憶媒体342は、情報処理装置303が利用するデータを記憶するものである。
【0136】次に、実施の形態4に係るインタフェース装置300の動作について図16を参照しながら詳細に説明する。ここで、インタフェースオブジェクト301とインタフェース装置300の“動作”を区別するために前者のほうを外力による動作、あるいは単に、外力と称す。
【0137】図16は、本実施の形態4に係るインタフェース装置の動作を示すフローチャートである。
【0138】図16に示されるように、ユーザは、インタフェース装置300を起動させる(ステップS301)。このとき、表示装置341には、常に、情報処理装置303から指示される情報が表示される状態になる。また、記憶媒体342には、情報処理装置303で利用されたデータが記憶される状態になる。次に、インタフェース装置300は、インタフェースオブジェクト301の脱着が行われるまで(脱着が発生するまで)、あるいは取り付けられたインタフェースオブジェクト301が外力により変動するまで(外力が発生するまで)、待機の状態となる(ステップS302)。次いで、インタフェースオブジェクト301の装着部312とオブジェクト脱着装置302の装着部321との脱着が行われると、脱着認識部322は、インタフェースオブジェクト301の脱着が発生したことを検知する。また、取り付けられたインタフェースオブジェクト301が外力により変動されると、脱着認識部322は、インタフェースオブジェクト301が外力により変動したことを検知する(ステップS302のYES)。脱着あるいは外力が発生すると、オブジェクト脱着装置302のID認識部323は、オブジェクト情報を取得する(ステップS303)。ここで、オブジェクト情報は、脱着情報と外力情報とインタフェースオブジェクト301のIDとを含む。次に、オブジェクト脱着装置302は、取得されたオブジェクト情報をオブジェクト情報送信部324から情報処理装置303へ送信する(ステップS304)。次に、情報処理装置303は、その送信されたオブジェクト情報をオブジェクト情報受信部333により受信する(ステップS305)。次いで、ソフトウェア制御部332は、オブジェクト情報に対応付けられているソフトウェアコマンドをソフトウェア動作設定テーブル331より取得する(ステップS306)。次に、ソフトウェア制御部332は、取得されたソフトウェアコマンドを実行する(ステップS307)。ステップS307が終了すると、処理はステップS302に戻る。インタフェース装置300は、インタフェースオブジェクト301の脱着あるいはインタフェースオブジェクト301に外力が新たに発生するまで待機の状態となる。
【0139】このように、インタフェース装置300は、インターフェースオブジェクト301の脱着あるいは外力に応じた動作を行うことができる。
【0140】次に、前述したソフトウェア動作設定テーブル331について図17及び図18を参照しながら説明する。この情報処理装置303は、脱着あるいは外力に応じてソフトウェアを制御するためにソフトウェア動作設定テーブル331の内容を設定することができる。但し、ソフトウェア動作設定テーブル331の内容については、実施の形態1及び実施の形態3で説明された内容と同様であるため説明を省略する。
【0141】図17は、本実施の形態4に係るインタフェース装置の情報処理装置におけるソフトウェア動作設定テーブルに示された脱着情報の内容を表す図である。図18は、本実施の形態4に係るインタフェース装置の情報処理装置におけるソフトウェア動作設定テーブルに示された外力情報の内容を表す図である。
【0142】図17に示されるように、ソフトウェア動作設定テーブル331に示された脱着情報の内容331Xは、実施の形態1で説明されたソフトウェア動作設定テーブル31に対応している。また、ソフトウェア動作設定テーブル331に示された外力情報の内容331Yは、実施の形態3で説明されたソフトウェア動作設定テーブル231に対応している。
【0143】図17に示されるように、オブジェクトID31aとして「1」が関連付けられるインタフェースオブジェクト301がオブジェクト脱着装置302に取り付けられた場合、情報処理装置303は、ユーザの環境をログインする。次に、図18に示されるように、外力により押し込みが行われるとき、情報処理装置303は、最近使ったファイルの表示機能を実行する。
【0144】図17に示されるように、オブジェクトID31aとして「2」が関連付けられるインタフェースオブジェクト301がオブジェクト脱着装置302に取り付けられた場合、情報処理装置303は、ワープロアプリケーションを起動する。次に、図18に示されるように、外力により押し込みが行われるとき、情報処理装置303は、ファイル切り替え機能を実行する。また、外力により回転が行われるとき、情報処理装置303は、横スクロール機能を実行する。また、外力により前後傾きが行われるとき、情報処理装置303は、縦スクロール機能を実行する。
【0145】図17に示されるように、オブジェクトID31aとして「3」が関連付けられるインタフェースオブジェクト301がオブジェクト脱着装置302に取り付けられた場合、情報処理装置303は、メールアプリケーションが起動する。次に、図18に示されるように、外力により押し込みが行われるとき、情報処理装置303は、メール送受信機能を実行する。また、外力により回転が行われるとき、情報処理装置303は、横スクロール機能を実行する。また、外力により前後傾きが行われるとき、情報処理装置303は、縦スクロール機能を実行する。
【0146】図17に示されるように、オブジェクトID31aとして「4」が関連付けられるインタフェースオブジェクト301がオブジェクト脱着装置302に取り付けられた場合、情報処理装置303は、デスクトップテーマを変更する。次に、図18に示されるように、外力により押し込みが行われるとき、情報処理装置303は、スクリーンセイバー起動機能を実行する。また、外力により回転が行われるとき、情報処理装置303は、壁紙変更機能を実行する。
【0147】このように、情報処理装置303は、脱着あるいは外力に応じたソフトウェアアプリケーションを実行することができる。
【0148】以上の説明により、本実施の形態4に係るインタフェース装置300によれば、実施の形態1及び3の効果に加えて、動作機構325を利用した装着部321と動作認識部326とを備えたオブジェクト脱着装置302と、インターフェースオブジェクト301を操作することにより生じる脱着あるいは外力に応じた情報処理装置303とを備えることにより、脱着あるいは外力に応じてソフトウェアを制御することができる。
【0149】また、本実施の形態4に係るインタフェース装置300によれば、装着部321の動作に応じてソフトウェアの制御を行うことができ、その制御についてソフトウェア動作設定テーブル331の内容を変更したり加えたりすることができる。
【0150】
【発明の効果】本発明のインタフェース装置は、ソフトウェアを容易に利用することができる。
【出願人】 【識別番号】000004237
【氏名又は名称】日本電気株式会社
【出願日】 平成12年10月23日(2000.10.23)
【代理人】 【識別番号】100102864
【弁理士】
【氏名又は名称】工藤 実 (外1名)
【公開番号】 特開2002−132431(P2002−132431A)
【公開日】 平成14年5月10日(2002.5.10)
【出願番号】 特願2000−322385(P2000−322385)