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【発明の名称】 文字入力機能を備えた携帯端末
【発明者】 【氏名】吉田 明弘

【要約】 【課題】携帯電話において、大文字・小文字に関わらず、良好に文字入力を行うようにする。

【解決手段】文字入力キー「ABC」が押下されたとき、切替フラグのセット状態が維持されて、図4(b)に示すように、表示パネル30では、大文字「A」が表示される。更に、切替指示キー「#」が押下されると、小文字入力モードに切り替えられて、図4(c)に示すように、表示パネル30では、小文字「a」が大文字「A」から切替られて表示される。次に、文字入力キー「DEF」22cが押下されたとき、切替フラグのリセット状態が維持されて、図4(d)に示すように、表示パネル30では、小文字「a」とともにその右隣に小文字「d」が表示される。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 文字表示を行う表示パネル(30)と、文字を入力するための文字入力キー(22a〜22j)と、文字種別としての大文字及び小文字のうち、一方から他方への切り替えを指示するための指示キー(23)とを有する文字入力機能を備えた携帯端末であって、前記文字入力キーの操作に応じて入力された第1の入力文字を前記一方の文字種別で表示させるように前記表示パネルを制御する第1の表示制御手段と、前記第1の入力文字が前記一方の文字種別で前記表示パネルに表示されているとき、前記指示キーの操作に応じて、前記第1の入力文字を前記一方の文字種別から前記他方の文字種別に切り替えて表示させるように前記表示パネルを制御する第2の表示制御手段を有し、前記第1の入力文字が前記一方の文字種別から前記他方の文字種別に切り替えて前記表示パネルに表示されているとき、前記第1の表示制御手段は、前記文字入力キーの操作に応じて入力された第2の入力文字を前記他方の文字種別で表示させるように前記表示パネルを制御することを特徴とする文字入力機能を備えた携帯端末。
【請求項2】 前記第1及び第2の入力文字に加えて、前記一方の文字種別から前記他方の文字種別への切り替えを示す切替情報を表示させるように前記表示パネルを制御する第3の表示制御手段を有することを特徴とする請求項1に記載の文字入力機能を備えた携帯端末。
【請求項3】 前記第3の表示制御手段は、前記切替情報として前記他方の文字種別での所定の文字を表示させるように前記表示パネルを制御することを特徴とする請求項2に記載の文字入力機能を備えた携帯端末。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、文字入力機能を備えた携帯端末に関する。
【0002】
【従来の技術】以下、従来の携帯電話における、文字入力機能の一例として、送信メールの作成機能について図5を参照して説明する。なお、以下、送信メールの作成モードに設定されいる例について説明する。先ず、携帯電話では、大文字入力が指示されている状態で、文字入力キー「DEF」が押下されると、表示パネル1では、図5(a)に示すように、大文字「D」が表示されるとともに、この大文字「D」がカーソル1aで指示される。
【0003】次に、切替指示キー「♯」が押下されると、表示パネル1は、図5(b)に示すように、大文字「D」に代えて小文字「d」を表示するとともに、小文字「d」をカーソル1aで指示する。これにより、大文字「D」が、切替指示キー「♯」キーの押下に基づいて、小文字「d」に切り替えられることになる。更に、文字入力キー「WXYZ」が押下されると、表示パネル1は、図5(c)に示すように、小文字「d」に隣接して大文字「W」を表示するとともに、大文字「W」をカーソル1aで指示表示する。これにより、小文字「d」の入力が確定されるとともに、大文字「W」が新たに表示されることになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記携帯電話の表示パネル1では、上述の如く、切替指示キー「♯」キーの押下に基づいて、大文字「D」が、小文字「d」に切り替えられて、表示されるものの、更に、文字入力キー「WXYZ」が押下されると、小文字「w」ではなく、大文字「W」が表示される。このため、利用者にとっては、小文字「g」に引き続きいて小文字「w」を入力させるには、一度、「♯」キーを押下されたにも関わらず、再度、「♯」キーを押下するといった余分な手間が生じる。
【0005】本発明は、上記点に鑑み、大文字・小文字に関わらず、良好に文字入力を行うようにした文字入力機能を備えた携帯端末を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明では、表示パネル(30)と、文字入力キー(22a〜22j)と、文字種別としての大文字及び小文字のうち、一方から他方への切り替えを指示するための指示キー(23)とを有し、文字入力キーの操作に応じて入力された第1の入力文字を一方の文字種別で表示させるように表示パネルを制御する第1の表示制御手段と、第1の入力文字が一方の文字種別で表示パネルに表示されているとき、指示キーの操作に応じて、第1の入力文字を一方の文字種別から他方の文字種別に切り替えて表示させるように表示パネルを制御する第2の表示制御手段を有し、第1の入力文字が一方の文字種別から他方の文字種別に切り替えて表示パネルに表示されているとき、第1の表示制御手段は、文字入力キーの操作に応じて入力された第2の入力文字と第1の入力文字とを他方の文字種別で表示させるように表示パネルを制御することを特徴とする。
【0007】このように、第1の入力文字が一方の文字種別から他方の文字種別に切り替えて表示パネルに表示されている状態で、文字入力キーの操作に応じて第2の入力文字が入力されたとき、表示パネルにおいては、第2の入力文字が、第1の入力文字と同様に、他方の文字種別で表示される。このため、第1の入力文字の文字種を切り替えあと、指示キーを操作することなく、第2の入力文字を、第1の入力文字と同一の文字種で入力することができる。従って、従来に比べて、大文字・小文字に関わらず、良好に文字入力を行うことができる。
【0008】請求項2に記載の発明のように、第3の表示制御手段は、第1及び第2の入力文字に加えて、一方の文字種別から他方の文字種別への切り替えを示す切替情報を表示させるように表示パネルを制御するようにしてもよい。これにより、利用者にとっては、表示パネルの表示によって、切替情報を知ることができるため、大文字・小文字に関わらず、より、一層、良好に文字入力を行うことができる。具体的には、請求項3に記載の発明のように、第3の表示制御手段は、切替情報として他方の文字種別での所定の文字を表示させるように表示パネルを制御するようにしてもよい。
【0009】因みに、上記各手段の括弧内の符号は、後述する一実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示す一例である。
【0010】
【発明の実施の形態】図1に本発明に係る携帯電話の一実施形態を示す。図1は、携帯電話の正面図を示す。携帯電話は、直方形のケース10、操作部20、及び、表示パネル(液晶パネル)30を有する。表示パネル30は、ケース10の正面11側に配設されている。操作部20は、五方向キー21、文字入力キー22a〜22j、及び、切替指示キー「#」23を有するもので、ケース10の正面11側に配設されている。五方向キー21は、上方向キー21a、下方向キー21b、右方向キー21c、左方向キー21d、及び中央キー「S」21eを有する。
【0011】ここで、上方向キー21aは、中央キー「S」21eを基準に図示上側で選択作動可能に形成され、下方向キー21bは、中央キー「S」21eを基準に図示下側で選択作動可能に形成されている。右方向キー21cは、中央キー「S」21eを基準に図示右側で選択作動可能に形成され、左方向キー21dは、中央キー「S」21eを基準に図示左側で選択作動可能に形成されている。中央キー「S」21eは、設定・確定機能を果たす。
【0012】文字入力キー22b〜22iは、各々、アルファベット入力時にて、複数(3つ、或いは4つの)の文字のうちいずれか1つの文字をトグル処理にて入力する役割を果たす。例えば、文字入力キー「ABC」22bは、アルファベットとして、「A」、「B」及び「C」のうちいずれか1つをトグル処理にて、表示パネル30に表示させる。ここで、トグル処理について、文字入力キー「ABC」を一例にとって説明する。
【0013】すなわち、表示パネル30においては、文字入力キー「ABC」22bが一度押下されると、文字「A」(或いは、「a」)が表示され、その表示された文字が未確定の状態で文字入力キー「ABC」22bが押下されると、文字「A」(或いは、「a」)に代えて、文字「B」(或いは、「b」)が表示される。
【0014】更に、表示パネル30では、文字「B」(或いは、「b」)が未確定の状態で文字入力キー「ABC」22bが押下されると、文字「B」(或いは、「b」)に代えて、文字「C」(或いは、「c」)が表示される。その後、文字「C」(或いは、「c」)が未確定の状態で文字入力キー「ABC」22bが押下されると、文字「C」(或いは、「c」)に代えて、文字「A」(或いは、「a」)が表示される。このように、トグル処理では、「ABC」22bを押下する毎に、表示パネル30は、上述の如く、「A」、「B」、「C」、「A」の順に、表示を切り替える。また、切替指示キー「#」23は、文字種別の切り替えのため、大文字入力モード及び小文字入力モードのうち一方から他方への切替指示の役割を果たす。
【0015】次に、携帯電話の電気回路構成について図2に基づいて説明する。図2は、携帯電話の電気回路構成を示すブロック図である。図2に示すように、携帯電話はアンテナ50、無線部51、音声処理部52、マイク53、スピーカ54、メモリ55、及び、制御部56を有する。無線部51は、制御部56の制御によって、送信信号をアンテナ50から出力させる一方、アンテナ50での受信信号を受信する。音声処理部52は、制御部56の制御によって、送話信号を送信信号に変換する一方、受信信号を受話信号に変換する。
【0016】マイク53は、利用者の送話を送話信号に変換し音声処理部52に出力し、スピーカ54は、音声処理部52からの受話信号を受話に変換する。メモリ55は、制御部56の各種プログラム、各種データとを保持する。また、メモリ55は、切替フラグ55aを有し、切替フラグ55aは、文字入力処理の実行中にて、大文字入力モード及び小文字入力モードのうち、一方から他方への切替情報を記憶する。制御部56は、マイクロコンピュータ等から構成されたもので、通話処理、送信メール作成処理を実行する。
【0017】制御部56は、図3に示すフローチャートに従って、送信メール作成処理を実行する。以下、制御部56における、送信メール作成処理について、図3を参照して説明する。先ず、文字入力処理を起動させる(ステップ100)。なお、文字入力処理において、その起動時にて、予め、大文字入力モードに設定されており、切替フラグ55aは、セット状態になっている。その後、ステップ110に進んで、キー入力が有るか否かを判定し、キー入力が有るとき、そのキー入力の入力キー種を判定する(ステップ120)。
【0018】次に、入力キー種が切替指示キー「#」23であるとき、ステップ130に進んで、未確定文字が有るか否かを判定し、未確定文字が有るとき、その未確定文字が大文字及び小文字のうち一方から他方に切替可能な文字(以下、切替可能文字という)であるか否かを判定することになる(ステップ140)。但し、切替可能文字としては、アルファベットが採用されている。
【0019】次に、ステップ140にて未確定文字が切替可能文字であるとき、文字入力モードの切り替え設定を行う(ステップ150)。すなわち、ステップ150の処理に先立って、大文字入力モードが設定されているとき、大文字入力モードから小文字入力モードに切り替える。一方、ステップ150の処理に先立って、小文字入力モードが設定されているとき、小文字入力モードから大文字入力モードに切り替える。
【0020】次に、上記ステップ150の処理にて切替設定された文字入力モードに基づいて、未確定文字を表示パネル30に表示させる(ステップ160)。すなわち、ステップ150の処理にて小文字入力モードから大文字入力モードに切替設定されたとき、大文字で未確定文字を表示パネル30に表示させる。一方、ステップ150の処理にて大文字入力モードから小文字入力モードに切替設定されたとき、小文字で未確定文字を表示パネル30に表示させる。
【0021】次に、ステップ150の処理にて切替設定された文字入力モードを示す切替情報を、表示パネル30に表示させる(ステップ170)。すなわち、ステップ150の処理にて、小文字入力モードから大文字入力モードに切替設定されたとき、切替情報として、大文字で所定文字(例えば、「A」)を表示パネル30に表示させる。一方、ステップ150の処理にて大文字入力モードから小文字入力モードに切替設定されたとき、切替情報として、小文字で所定文字(例えば、「a」)を表示パネル30に表示させる。
【0022】次に、上記ステップ150の処理での文字入力モードの切り替えを示す切替情報を、メモリ55に記憶する。具体的には、上記ステップ150の処理にて、大文字入力モードから小文字入力モードに切り替えられたとき、切替フラグ55aをリセットする。一方、上記ステップ150の処理にて、小文字入力モードから大文字入力モードに切り替えられたとき、切替フラグ55aをセットし、その後、ステップ110に進む。
【0023】次に、キー入力が有るか否かを判定し、キー入力が有るとき、そのキー入力の入力キー種を判定する(ステップ120)。ここで、入力キーの入力キー種が、文字入力キー22a〜22jのうちいずれか1つであるとき、新たな入力文字が有るとして、ステップ190に進んで、未確定文字が有るか否かを判定する。ここで、未確定文字が有るとき、その未確定文字を入力する為のキー種と、上記入力キー種とが同一であるか否かを判定する(ステップ200)。
【0024】ここで、未確定文字を入力する為のキー種と、入力キー種と同一であるとき、ステップ210に進んで、トグル処理を行う。その後、そのトグル処理による入力文字を、メモリ55の切替フラグ55aの状態に応じて、表示パネル30に表示させる(ステップ211)。具体的には、切替フラグ55aがセットしているとき、大文字入力モードに設定されているとして、表示パネル30は、トグル処理による入力文字を、大文字で、表示する。一方、切替フラグ55aがリセットしているとき、小文字入力モードに設定されているとして、表示パネル30は、トグル処理による入力文字を、小文字で、表示する。
【0025】次に、ステップ200にて、未確定文字を入力する為のキー種と、入力キー種とが、異なるとき、未確定文字を確定し(ステップ220)、ステップ120における入力キーによる新規の入力文字を取り込み(ステップ230)、新規の入力文字を、メモリ55の切替フラグ55aの状態に応じて、表示パネル30に表示させる(ステップ240)。
【0026】具体的には、切替フラグ55aがセットしているとき、大文字入力モードに設定されているとして、表示パネル30は、新たな入力文字を、大文字で、表示する。その一方、切替フラグ55aがリセットしているとき、小文字入力モードに設定されているとして、表示パネル30は、新たな入力文字を、小文字で、表示する。但し、表示パネル30では、新たな入力文字が、確定された未確定文字の右隣に表示される。その後、ステップ110に進む。
【0027】次に、キー入力が有るか否かを判定し、キー入力が有るとき、そのキー入力の入力キー種がを判定する(ステップ120)。ここで、入力キーの入力キー種が、五方向キー21の中央キー「S」21eであるとき、ステップ120の処理に先立って、入力された文字列(或いは、文字)が文章として確定されたと判定して、その文章をメモリ55に記憶させる。
【0028】以下、送信メール作成処理時における文字入力処理の一例を図4を参照して説明する。図4(a)〜(h)は、文字入力処理の実行時における表示パネル30の表示を示す。先ず、文字入力処理を起動させたとき、表示パネル30は、図4(a)に示す表示を行う。すなわち、表示パネル30では、カーソル31が大文字での所定文字「A」32aとともに表示される。ここで、所定文字「A」32aは、大文字入力モードが設定されていることを意味する。また、メモリ55の切替フラグ55aは、セット状態になっている。
【0029】次に、文字入力キー「ABC」22bが押下されたとき、切替フラグ55aのセット状態が維持されて、表示パネル30は、図4(b)に示す表示を行う。即ち、表示パネル30では、大文字「A」が、カーソル31、及び、大文字での所定文字「A」32aとともに、表示される。但し、大文字「A」は、カーソル31で指示されて、未確定文字になっている。また、メモリ55の切替フラグ55aは、セット状態になっている。
【0030】次に、切替指示キー「#」23が押下されると、大文字入力モードから小文字入力モードに切り替えられて、表示パネル30は、図4(c)に示す表示を行うことになる。すなわち、表示パネル30では、小文字「a」が大文字「A」から切替られて表示されるとともに、小文字での所定文字「a」32bが、大文字での所定文字「A」32aから切り替えて表示される。但し、小文字での所定文字「a」32bは、小文字入力モードが設定されていることを意味し、小文字「a」は、カーソル31で指示されて、未確定文字になっている。また、メモリ55の切替フラグ55aは、リセット状態になる。
【0031】次に、文字入力キー「DEF」22cが押下されたとき、切替フラグ55aのリセット状態が維持されて、表示パネル30は、図4(d)に示す表示を行うことになる。ここで、図4(c)に示す小文字「a」を入力する為の文字入力キー「ABC」22bと、押下された文字入力キー「DEF」22cとは、異なるため、未確定文字である小文字「a」を確定し、小文字「d」が入力される。具体的には、表示パネル30では、小文字「a」とともにその右隣に小文字「d」が表示される。但し、小文字「d」は、カーソル31で指示されて、未確定文字になっている。
【0032】次に、文字入力キー「ABC」22bが押下されたとき、切替フラグ55aのリセット状態が維持されて、表示パネル30は、図4(e)に示す表示を行うことになる。ここで、図4(d)に示す小文字「d」を入力する為の文字入力キー「DEF」22cと、押下された文字入力キー「ABC」22bとは、異なるため、未確定文字である小文字「d」を確定し、小文字「a」が入力される。具体的には、表示パネル30では、小文字「a」「d」とともにその右隣に小文字「a」が表示される。但し、小文字「a」は、カーソル31で指示されて、未確定文字になっている。
【0033】次に、切替指示キー「#」23が押下されると、小文字入力モードから大文字入力モードに切り替えられて、表示パネル30は、図4(f)に示す表示を行うことになる。すなわち、表示パネル30では、大文字「A」が小文字「a」から切り替えられて表示されるとともに、大文字での所定文字「A」32aが、小文字での所定文字「a」32bから切り替えられて表示される。但し、大文字「A」は、カーソル31で指示されて、未確定文字になっている。また、メモリ55の切替フラグ55aは、セット状態になる。
【0034】次に、文字入力キー「ABC」22bが押下されたとき、切替フラグ55aのセット状態が維持されて、表示パネル30は、図4(g)に示す表示を行うことになる。ここで、図4(f)に示す大文字「A」を入力する為の文字入力キー「ABC」22bと、押下された文字入力キー「ABC」22bとは、同一であるため、トグル処理を行う。具体的には、表示パネル30では、大文字「B」が、図4(g)に示す大文字「A」に切り替えられて表示される。但し、大文字「B」は、小文字「a」「d」の右隣に位置して、大文字「B」は、カーソル31で指示されて、未確定文字になっている。
【0035】次に、文字入力キー「DEF」22cが押下されたとき、切替フラグ55aのセット状態が維持されて、表示パネル30は、図4(h)に示す表示を行うことになる。ここで、図4(g)に示す大文字「B」を入力する為の文字入力キー「ABC」22bと、押下された文字入力キー「DEF」22cとは、異なるため、未確定文字である大文字「B」を確定し、大文字「D」が入力される。具体的には、表示パネル30では、小文字「a」「d」、大文字「B」とともにその右隣に大文字「D」が表示される。但し、大文字「D」は、カーソル31で指示されて、未確定文字になっている。
【0036】以下、本実施形態の特徴を述べる。先ず、表示パネル30において、未確定文字である大文字「A」が表示されている状態で、切替指示キー「#」23が押下されると、小文字「a」が大文字「A」から切替られて表示される。更に、文字入力キー「DEF」22cが押下されたとき、切替フラグ55aのリセット状態が維持されて、表示パネル30では、小文字「a」とともにその右隣に小文字「d」が表示される。これと共に、表示パネル30において、未確定文字である小文字「a」が表示されている状態で、切替指示キー「#」23が押下されると、大文字「A」が小文字「a」から切替られて表示される。更に、文字入力キー「DEF」22cが押下されたとき、切替フラグ55aのリセット状態が維持されて、表示パネル30では、小文字「a」とともにその右隣に小文字「d」が表示される。
【0037】このように、先だって入力された入力文字(第1の入力文字)の入力モードを(文字種)を切り替えあと、切替指示キー23を操作することなく、後から入力された入力文字(第2の入力文字)を、先だって入力された入力文字と同一の文字種で入力することができる。従って、大文字・小文字に関わらず、良好に文字入力を行うことができる。
【0038】また、表示パネル30は、小文字入力モードに切替設定されたとき、小文字で所定文字「a」を表示する一方、大文字入力モードに切替設定されたとき、大文字で所定文字「A」を表示する。このため、利用者にとっては、表示パネル30の表示によって、切替情報を知ることができるため、大文字・小文字に関わらず、より、一層、良好に文字入力を行うことができる。
【0039】なお、本発明の実施にあたり、携帯電話に限らず、PHS、若しくは、PDA(Personal Digital Assistants)等の携帯端末に適用してもよい。さらに、上記実施形態では、文字入力処理の一例として送信メール作成処理での、文字入力処理につき説明したが、これに限らず、発信先の名前及び電話番号等を文字入力する機能(メモリダイヤル機能)、若しくは、着信メロディの曲名を文字入力する機能等の各種文字入力機能に適用してもよい。
【0040】また、上記実施形態では、「アルファベット」の文字種別を切り替える(大文字から小文字、或いは、小文字から大文字)ようにした例につき説明したが、これに限らず、「ひらがな」の文字種別を切り替えるようにしてもよい。例えば、大文字「あ」から小文字「ぁ」に切り替えようにしてもよく、或いは、小文字「ぁ」から大文字「あ」に切り替えるようにしてもよい。
【出願人】 【識別番号】000004260
【氏名又は名称】株式会社デンソー
【出願日】 平成12年10月26日(2000.10.26)
【代理人】 【識別番号】100100022
【弁理士】
【氏名又は名称】伊藤 洋二 (外2名)
【公開番号】 特開2002−132427(P2002−132427A)
【公開日】 平成14年5月10日(2002.5.10)
【出願番号】 特願2000−327511(P2000−327511)