| 【発明の名称】 |
日本語入力オン/オフ切替システム |
| 【発明者】 |
【氏名】高橋 基
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| 【要約】 |
【課題】入力モード違いによる入力ミスから起因する打込作業のストレスを解消すること。
【解決手段】コンピュータ1の入力側インターフェイス10に接続された切替ペダル2と、プログラムに従って前記切替ペダル2からのペダルオン信号を監視し、その監視結果に基づいてIMEの動作を制御と共に、各種制御を行うCPU3と、前記プログラムを格納する記憶装置4を備えている。打込者が切替ペダル2を踏んでいる間は半角モードとなり、ペダル2を離している間は、全角モードとなっているので、足で切替ペダル2を踏んでいるという打込者の身体的動作の継続によって、現在の入力モードを明確に意識することができる。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 日本語入力システムを備えるコンピュータに対し、インターフェイスを介して接続された切替ペダルを用い、この切替ペダルが踏まれている状態が継続している間は、前記日本語入力システムのオフ又はオン状態を継続させることを特徴とする日本語入力オン/オフ切替システム。 【請求項2】 前記ペダルが踏まれていない状態の入力モードを基本入力モードとし、前記日本語入力システムがオン状態の基本入力モードと、前記日本語入力システムがオフ状態の基本入力モードとを交互に変換できることを特徴とする請求項1に記載の日本語入力オン/オフ切替システム。 【請求項3】 踏まれたときに、ペダルオン信号をコンピュータ側に送出することを特徴とする請求項1又は2に記載の切替ペダル。 【請求項4】 日本語入力システムを備えるコンピュータに、そのインターフェイスを介して接続された切替ペダルからのペダルオン信号の状態を監視し、その信号のオン状態が継続している場合には、日本語入力システムのオフ又はオン状態を継続させることをコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータに装備されている日本語入力システム(ソフト)のオン/オフをペダルにより行う日本語入力オン/オフ切替システムに関する。 【0002】 【従来の技術】プログラマー等は、コンピュータ等を用いてプログラムを打込む際に日本語等で注釈を付けてプログラムの内容を理解し易くする場合が多い。また、最近のように電子メールでの通信が盛んになると、メッセージ部分は日本語入力モード(ローマ字入力,以下、本願では全角モードという)で打ち、アドレス部分は英数直接入力モード(以下、本願では半角モードという)で打つことになる。これらの場合には入力モードの切替えが必要になってくるが、マウスによる切替えの場合には画面に表示されているツールバー等で現在の入力モードを目で確認しつつマウス操作を行い、その後、切替えの完了を目視して、切換後の打込み作業に移行している。また、キー操作の場合には、ファンクションキーを用いたり、ショートカットキーを用いる。例えばWINDOWS(登録商標)のオペレーションシステムによれば、 [Alt]+[全角]キーを押して、半角モードと全角モードを交互に切替えて使用している。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかし、打込作業に熱中する余り、上記ツールバーの入力モード表示に意識が行かずに、上記切替作業を行わずに、全角モード時に半角モードの意識で英数字を打込んだり、半角モード時に全角モードの意識で日本語を打込んだりする場合があった。また、たとえ現在の入力モードを意識していても、上記マウス操作やキー操作により、打込み動作が一時中断されることになっていた。さらに、マウス操作やキー操作に不慣れな者が打込み作業を行う場合に、入力モード切替えのマウス操作やキー操作を誤ったり、忘れてしまい、操作マニュアルを見ざるを得ない場合も多かった。 【0004】そこで、本願発明は、入力モード違いによる入力ミスに起因する打込作業のストレスを解消し、また全角モードと半角モードのキー或はマウスによる煩雑な切換操作を無くし、さらに、キー或はマウス操作に不慣れな者であっても、入力モード切替え作業を容易に行うことができる日本語入力オン/オフ切替システムを提供することを目的とする。 【0005】 【課題を解決するための手段】この目的を達成するため、本願発明は日本語入力システムを備えるコンピュータに対し、インターフェイスを介して接続された切替ペダルを用い、この切替ペダルが踏まれている状態が継続している間は、前記日本語入力システムのオフ又はオン状態を継続させることを特徴とする日本語入力オン/オフ切替システムとした(請求項1に記載の発明)。 【0006】ここに日本語入力システムとは、かな漢字変換を実現し、日本語を入力するためのシステムをいう。WINDOWS(登録商標)のOSではIME(Input Method Editor 日本語入力フロントエンドソフトウェア)と称されている。この発明によれば、打込者が自己の足の動作状態の意識を通じて、日本語入力システムが機能しているか否かを把握することができる。よって、入力ミスから起因する打込作業のストレスが解消し、打込作業の効率を上げることができる。 【0007】上記システムにおいて、前記ペダルが踏まれていない状態の入力モードを基本入力モードとし、前記日本語入力システムがオン状態の基本入力モードと、前記日本語入力システムがオフ状態の基本入力モードとを交互に変換できるようにしてもよい(請求項2に記載の発明)。 【0008】この発明によれば、コンピュータの打込者が、その使用目的に応じて、基本入力モードを選択することができる。また、打込者が慣れている入力モードを基本モードに設定することができる。 【0009】上記システムにおいて、前記切替ペダルは、踏まれたときにペダルオン信号をコンピュータ側に送出する機能を備えればよい(請求項3に記載の発明)。簡単な構造のペダルにより、日本語入力オン/オフ切替システムを構成することができる。 【0010】上記目的を達成するため、日本語入力システムを備えるコンピュータに、そのインターフェイスを介して接続された切替ペダルからのペダルオン信号の状態を監視し、その信号のオン状態が継続している場合には、日本語入力システムのオフ又はオン状態を継続させることをコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体とした(請求項4に記載の発明)。上記日本語入力オン/オフ切替システムをパッケージ化することにより、その有用性を社会に生かすことができる。 【0011】 【発明の実施の形態】本発明に係る実施形態を図1乃至図3に基づいて説明する。図1は本実施形態に係る日本語入力オン/オフ切替システム(以下、システムともいう)のハードウェア構成ブロック図、図2(イ)は同システムに使用する切替ペダルのオン/オフと、CPU側の日本語入力システムのオン/オフの関係を示した状態図,同図(ロ)は従来の日本語入力切替システムを示した状態図である。図3は本実施形態に係るシステムの処理手順を示すフローチャート図である。なお、本実施形態では、日本語入力ソフトとして前記IMEを想定している。 【0012】実施形態に係るシステムは、図1に示したように、電子計算機(以下、コンピュータ1という)の入力側インターフェイス10に接続された切替ペダル2と、プログラムに従って前記切替ペダル2からのペダルオン信号を監視し、その監視結果に基づいてIMEの動作を制御すると共に、各種制御を行うCPU3と、前記プログラムを格納する記憶装置4を備えている。なお、前記CPU3には、入力装置としてのキーボード5と、出力装置としての液晶ディスプレイ6が接続されている。 【0013】前記切替ペダル2は、踏込みで通電状態となり、踏外しで非通電状態となるスイッチの役割を果すもので、踏込み状態でペダルオン信号が前記インターフェイス10を介してコンピータ1に送出される。このペダルオン信号のデータは、前記CPU3の内部メモリ(レジスタ)等に一時的に記憶され、或はレジスタを介して前記記憶装置4に記憶される。 【0014】前記ペダルオン信号のオン/オフ継続状態を監視し、その監視結果に基づいて前記IMEの動作を制御する手順を規定したプログラムは、前記記憶装置4の補助記憶装置41(ハードディスク)に記憶され、コンピュータ1の起動と共に主記憶部40に常駐する。この実施形態では、前記プログラムは、前記ペダルオン信号のオフ継続状態時に全角モードを基本入力モードとし、一方、前記ペダルオン信号のオン継続状態時に、前記IMEをオフにするように記述されているなお、前記補助記憶装置41には、前記IMEを含んだWINDOWS(登録商標)のOSが格納されている。 【0015】以上のように構成された日本語入力オン/オフ切替システムでは、前記CPU3が、前記プログラムに従って前記ペダルオン信号のオン/オフ継続状態を監視している。よって、図2(イ)に示したように、打込者が切替ペダル2を踏んでいる間は半角モードとなり、ペダル2を離している間は、全角モードとなっているので、足で切替ペダル2を踏んでいるという打込者の身体的動作の継続によって、現在の入力モードを明確に意識することができる。従って、入力モードの打込者の意識と、その打込み結果の齟齬による入力作業のストレスやミスを防止することができる。 【0016】このようなシステムに対し、従来のキー又はマウスによる切替え操作は、図2(ロ)に示したように、その操作時の意識だけで前記IMEがオン/オフするだけであり、打込もうとする入力モードを確認するためには、画面内のツールバー等のインジケータを見なければない。 【0017】次に、前記CPU3による、前記システムの制御手順を図3に基づいて説明する。OSのフロントエンド処理の日本語入力オン/オフ切替処理が開始されると、まずステップ100で、前記ペダル2が踏込まれている(オン)か、踏外されている(オフ)か否かが判断される。このステップ100で、オフと判断されれば、前記IMEの状態をチェックし(ステップ102)、その結果、半角モードであると判断されれば(ステップ104)、全角モードに切替えられ(ステップ106)、前記ステップ100に戻る。また前記ステップ104で半角モードではないと判断されれば、そのまま前記ステップ100に戻るようになっている。 【0018】一方、前記ステップ100で、前記ペダル2が踏まれている(オン)と判断されれば、前記IMEの状態をチェックし(ステップ108)、その結果、全角モードであると判断されれば(ステップ110)、半角モードに切替えられ(ステップ112)、前記ステップ100に戻る。また、前記ステップ110で全角モードではないと判断されれば、そのまま前記ステップ100に戻るようになっている。 【0019】以上の手順では、全角モードを基本入力モードとし、前記ペダル2を踏んでいる間は半角モードになり、ペダル2を離すと全角モードに戻るような処理となっているが、半角モードを基本入力モードとする処理手順でもよい。 【0020】また、基本入力モードをプログラム上で反転できるようにしてもよい。これは、通常、全角モードを主体とする打込者であっても、また逆に半角モードを主体とする打込者であっても、同一のコンピュータ1を使えるようにすることが望ましいこと、また、同一の打込者であっても、入力する目的に応じて、基本入力モードを反転できるようにすることが望ましいからである。 【0021】この手順は、まず、前記ディスプレイ6上の、例えば起動画面に「現在の入力モードは全角モードです。反転させますか?」等のダイアログボックスを表示させ、「いいえ」のボタンを押すと、図4に示したような処理が行われる。 【0022】即ち、図4で示すように、ステップ200において、反転ボタンのオン/オフが判断され、オフであるので、図3の処理手順と同様の手順で、ステップ202乃至ステップ214の処理が行われる。 【0023】一方、前記ダイアログボックスで「はい」のボタンを押すと、ステップ200において、反転ボタンのオン/オフが判断され、オンであるので、図5に示したようにステップ300にジャンプして、半角モードを基本入力モードとする処理が実行される。即ち、ステップ300で、前記ペダル2のオン/オフが判断され、オフと判断されれば、前記IMEの状態をチェックし(ステップ302)、その結果、全角モードであると判断されれば(ステップ304)、半角モードに切替えられ(ステップ306)、前記ステップ200に戻るが、前記ステップ304で全角モードではないと判断されれば、そのまま前記ステップ200に戻るようになっている。 【0024】一方、前記ステップ300で、前記ペダル2のオンであると判断されれば、前記IMEの状態をチェックし(ステップ308)、その結果、半角モードであると判断されれば(ステップ310)、全角モードに切替えられる(ステップ312)、前記ステップ200に戻る。他方、前記ステップ310で半角モードではないと判断されれば、そのまま前記ステップ200に戻るようになっている。 【0025】上記各処理手順を記述したプログラムは、プログラマー、老人や子供等、コンピュータに不慣れな者にとって、有用なものであり、FD等の記録媒体に記録して配布することもできる。 【0026】以上の実施形態では、WINDOWS(登録商標)のIMEにおける日本語入力システムを前提にして説明したが、本発明は日本語入力システムのオン/オフを制御するものであり、どのようなOSにも対応することができる。 【0027】 【発明の効果】請求項1の発明によれば、打込者がその足の動作状態の意識を通じて、日本語入力システムが機能しているか否かを、把握することができるので、入力モードの打込者の意識と、その打込み結果の齟齬による入力作業のストレスやミスを防止することができる。また全角モードと半角モードのキー或はマウスによる煩雑な切換操作を無くし、さらに、キー或はマウス操作に不慣れな者であっても、入力モード切替え作業を容易に行うことができる日本語入力オン/オフ切替システムを提供することができる。請求項4の発明によれば、上記の有用なオン/オフ切替システムをパッケージ化することで、その有用性を社会に生かすことができる。特に、半角モードを基本入力モードとしコメントを全角モードで入力するプログラマーにとって、また、その他老人や子供等のコンピュータに不慣れな者にとって有用なものであり、FD等の記録媒体に記録して配布することもできる。 【0028】請求項2に記載の発明によれば、コンピュータの打込者が、その使用目的に応じて、基本入力モードを選択することができる。また、打込者が慣れている入力モードを基本モードに設定することができる。 【0029】請求項3に記載の発明によれば、簡単な構造のペダルにより、日本語入力オン/オフ切替システムを構成することができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】300077836 【氏名又は名称】株式会社アジルコア
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| 【出願日】 |
平成12年10月25日(2000.10.25) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100083851 【弁理士】 【氏名又は名称】島田 義勝 (外1名)
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| 【公開番号】 |
特開2002−132426(P2002−132426A) |
| 【公開日】 |
平成14年5月10日(2002.5.10) |
| 【出願番号】 |
特願2000−324828(P2000−324828) |
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