| 【発明の名称】 |
リモートコントロールシステム |
| 【発明者】 |
【氏名】林 雅之
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| 【要約】 |
【課題】実機のユーザインターフェイスにはあらかじめPC用のユーザインターフェイスを作り込んでおき、PCではそのように作られた実機のユーザインターフェイスそのものを利用できるようにしたリモートコントロールシステムを提供することにある。
【解決手段】パーソナルコンピュータとこのパーソナルコンピュータによりリモートコントロールが可能に形成された実機とを組み合わせたリモートコントロールシステムにおいて、前記実機に搭載のグラフィックユーザインターフェイスの中に実機の操作ボタン部を模したソフトウェアキー部分を備え、前記パーソナルコンピュータ側では前記グラフィックユーザインターフェイスを使用して前記ソフトウェアキー部分が表示画面内に表示されソフトウェアキーが利用できるようにし、実機側では前記ソフトウェアキー部分が表示画面の表示領域外に出るように構成する。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】パーソナルコンピュータとこのパーソナルコンピュータによりリモートコントロールが可能に形成された実機とを組み合わせたリモートコントロールシステムにおいて、前記実機に搭載のグラフィックユーザインターフェイスの中に実機の操作ボタン部を模したソフトウェアキー部分を備え、前記パーソナルコンピュータ側では前記グラフィックユーザインターフェイスを使用して前記ソフトウェアキー部分が表示画面内に表示されソフトウェアキーが利用できるようにし、実機側では前記ソフトウェアキー部分が表示画面の表示領域外に出るように構成したことを特徴とするリモートコントロールシステム。 【請求項2】前記グラフィックユーザインターフェイスで表示される前記ソフトウェアキー部分を除く画面表示部分を前記実機の表示画面の解像度と同じドット数にしたことを特徴とする請求項1記載のリモートコントロールシステム。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、リモートコントローラによって機器を制御するためのリモートコントロールシステムに関し、詳しくは、パーソナルコンピュータ(以下PCという)により組込み機器をリモートコントロールすることができるシステムにおいて、PCでのリモートコントロールアプリケーションの開発工数がほとんどかからないユーザインターフェイスの実現に関するものである。 【0002】 【従来の技術】図2は従来のリモートコントロールシステムの一構成例である。図において、10はPCであり、本体11と、ディスプレイ12と、マウス13やキーボード14などの入力デバイスから構成されている。20はPC10からリモートコントロールが可能な組み込み機器であり、表示画面21、操作ボタン22、ジョグダイアル23などを備え、操作ボタン22やジョグダイアル23などの入力デバイスを使って実機の操作を行うことができるようになっている。 【0003】ところで、実機側では、そのユーザインターフェイス(図省略)を介してPC側のマウス13やキーボード14などのデバイスを利用できなかったり、あるいは利用することが機器の仕様上望ましくない場合が多々ある。 【0004】そのため、通常の組込み機器側では実機専用のボタン22やジョグダイアル23などの機器固有のデバイスによってユーザ入力を受け付け、他方PC側のリモートコントロールアプリケーションではPC側のマウス13やキーボード14のみを使って操作できるようにするのが一般的である。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このように実機とPCとの2つの異なる入力デバイスを使って実機を操作するために、実機用とPC用の2つのユーザインターフェイスをそれぞれ設計しなければならず、さらにそれぞれ個別に評価する必要がある。そのため、リモートコントロールをサポートしない機器に比べ、開発工数が増大し高価にもなり、さらに製品リリース後の機能追加の際は2つの独立したユーザインターフェイスの再設計、再評価が必要になり、そのコストも増大するという課題がある。 【0006】実機用のユーザインターフェイスとPC用のユーザインターフェイスは別々に設計および開発するのではなく、全く同一のものを利用できるのが望ましい。そこで、実機のユーザインターフェイスにはあらかじめPC用のユーザインターフェイスを作り込んでおき、PCではそのように作られた実機のユーザインターフェイスそのものを利用できるようにすることが必要である。 【0007】本発明の目的は、上記の課題を解決するもので、実機のユーザインターフェイスにはあらかじめPC用のユーザインターフェイスを作り込んでおき、PCではそのように作られた実機のユーザインターフェイスそのものを利用できるようにしたリモートコントロールシステムを提供することにある。 【0008】 【課題を解決するための手段】このような目的を達成するために請求項1の発明は、パーソナルコンピュータとこのパーソナルコンピュータによりリモートコントロールが可能に形成された実機とを組み合わせたリモートコントロールシステムにおいて、前記実機に搭載のグラフィックユーザインターフェイスの中に実機の操作ボタン部を模したソフトウェアキー部分を備え、前記パーソナルコンピュータ側では前記グラフィックユーザインターフェイスを使用して前記ソフトウェアキー部分が表示画面内に表示されソフトウェアキーが利用できるようにし、実機側では前記ソフトウェアキー部分が表示画面の表示領域外に出るように構成したことを特徴とする。 【0009】このように構成されたグラフィックユーザインターフェイスを搭載した実機であれば、実機が交換された場合でも、新たにパーソナルコンピュータ用のユーザインターフェイスを設計する必要もなく、またそのための追加的な評価も不要である。 【0010】この場合、請求項2のように、グラフィックユーザインターフェイスで表示されるソフトウェアキー部分を除く画面表示部分が、実機の表示画面の解像度と同じドット数になるようにして、実機ではソフトウェアキー部分が表示されないようにすることもできる。 【0011】 【発明の実施の形態】以下図面を用いて本発明を詳しく説明する。本発明に係るリモートコントロールシステムはユーザインターフェイス部分(図示せず)を除いては図2に示す構成と同じである。以下ユーザインターフェイス部分について説明する。本発明ではユーザインターフェイスの特にグラフィカルユーザインターフェイス(以下GUIと言う)に特徴がある。 【0012】図1はGUIの画面表示についての説明図である。実機にはこの画面全体が表示できるようにしたPC用のGUIを作り込んでおき、PC側ではそのように作られた実機のGUIを利用できるようにする。 【0013】したがって、実機ではAの領域のみが画面21に表示でき、PCではすべての部分であるB領域(領域Aを包含する)がPC側のディスプレイ12に画面表示できる。例えば、実機に搭載した表示画面21の解像度が横640ドット×縦480ドットである場合は、GUIにはAの表示領域を同じく横640ドット×縦480ドットに設計しておく。そのようにしておけば、実機では自ずからAの領域だけが表示される。したがって、Aの領域だけが表示されるようなGUIの追加的な工数は全く不要である。もしあるとしても通常ごく僅かである。 【0014】このような機能を有するGUIを搭載した実機では、実機上のボタン22やジョグダイアル23を入力デバイスとしてユーザの入力を受け付け、そのキーコマンドをGUIに送る。キーコマンドを受け取ったGUIはそのコマンドに従った処理を行う。 【0015】PC側のリモートコントロールアプリケーション(図示せず)では実機に搭載されたGUIを利用することができ、表示画面にはすべての領域Bを表示することができる。最近のPC10のディスプレイ12の画面の解像度は一般的に実機の表示画面21の解像度よりも高いため、領域Bを表示することは十分可能である。 【0016】PC側のリモートコントロールアプリケーションでは、実機のボタンやジョグダイアルなどを模した仮想的な入力デバイス(ソフトウェアキーとも呼ぶ)を画面上でマウスを使って操作する。GUIはユーザのマウスによる入力をキーコマンドと同様に受け付け、同様の処理を行う。 【0017】このような機能を有するGUIを搭載した機器であれば、機器を交換しても新たにPC用のグラフィカルユーザインターフェイスを改めて設計する必要もなく、そのための追加的な評価も必要としない。 【0018】なお、以上の説明は、本発明の説明および例示を目的として特定の好適な実施例を示したに過ぎない。したがって本発明は、上記実施例に限定されることなく、その本質から逸脱しない範囲で更に多くの変更、変形をも含むものである。 【0019】 【発明の効果】以上説明したように本発明によれば次のような効果がある。 (1)上記のような機能を有するGUIを搭載した実機であれば、新たにPC用のユーザインターフェイスを設計する必要もなく、そのための追加的な評価も不要である。このため、従来のシステムにおいて必要であったリモートコントロールの実装にかかる工数の大半が省略できる。 (2)製品出荷後の機能追加の際にも、それにかかる工数が圧縮できる。 (3)従来のようにPCと実機用にそれぞれユーザインターフェイスを作る必要がないため、製品開発スピードが向上する。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000006507 【氏名又は名称】横河電機株式会社
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| 【出願日】 |
平成12年10月24日(2000.10.24) |
| 【代理人】 |
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| 【公開番号】 |
特開2002−132425(P2002−132425A) |
| 【公開日】 |
平成14年5月10日(2002.5.10) |
| 【出願番号】 |
特願2000−323643(P2000−323643) |
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