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【発明の名称】 不動産情報提供方法及び不動産情報誌発行方法
【発明者】 【氏名】大村 浩次

【要約】 【課題】一回のデータ入力でワンソースマルチユースに活用し、不動産情報の一元化することにより、不動産情報提供並びに不動産情報誌発刊に際して作業損失、時間損失、費用損失を軽減し、常に正確な鮮度の高い情報を提供することができる。

【解決手段】不動産店舗10をネットワーク化する。各不動産店舗で不動産物件データを登録させた後、通信ネットワーク12を介してサーバ18へ送信してデータをサーバ内部又は外部の記憶装置に登録する。データをサーバを介して顧客に向けて提供すると共に、一度登録されたデータを基に不動産情報誌の組版を行う。そして、通信ネットワークを介して印刷会社へ組版の該データを送信して自動的に不動産情報誌を出版する。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 不動産店舗をネットワーク化する工程と;前記各不動産店舗で不動産物件データを登録させた後、通信ネットワークを介してサーバへ送信して該データを該サーバ内部又は外部の記憶装置に登録し、該データをサーバを介して顧客に向けて提供すると共に、前記一度登録されたデータを基に不動産情報誌の組版を行い、通信ネットワークを介して印刷会社へ組版の該データを送信して自動的に不動産情報誌を出版してなる不動産情報提供方法。
【請求項2】 不動産店舗をネットワーク化する工程と;前記各不動産店舗で不動産物件データを入力する工程と;前記入力されたデータを通信ネットワークを介してシステムサーバに送信する工程と;前記送信されたデータをウエブサーバを経由してパソコン上のホームページ、携帯電話、ウエブTVに、かつ前記システムサーバを経由してファクシミリ、タッチパネル等によりユーザーに不動産情報を提供する工程と;を備える不動産情報提供方法。
【請求項3】 不動産店舗をネットワーク化する工程と;前記各不動産店舗で不動産物件データを入力する工程と;前記入力されたデータを通信ネットワークを介してシステムサーバに送信する工程と;前記パソコン上のホームページ、携帯電話、ウエブTV、ファクシミリ、タッチパネル等によりユーザーによって閲覧された閲覧情報、ユーザーからの反響情報、営業日報情報等のデータを前記システムサーバに送信する工程と;前記システムサーバで前記情報データを集計し分析する工程と;前記分析結果を登録不動産店舗に送信する工程と;を備える不動産情報提供方法。
【請求項4】 不動産店舗をネットワーク化する工程と;前記各不動産店舗で不動産物件データを入力する工程と;一度データ入力された前記物件データに不動産情報誌を作成するに必要な情報誌作成情報を備える掲載用処理データを付加して情報誌掲載用入稿を作成する工程と;前記掲載用入稿を通信ネットワーク又は記録媒体を介して印刷会社に送り不動産情報誌を作成して不動産情報誌を発行する工程と;を備える不動産情報誌発行方法。
【請求項5】 不動産店舗データと、物件登録データと、部屋登録データを有する不動産物件データを蓄積する工程と;一度入力された前記物件データに不動産情報誌を作成するに必要となる情報誌ページ数データ、掲載件数決定データ、掲載順データを備える掲載用処理データを付加して情報誌掲載用入稿を作成する工程と;前記掲載用入稿を通信ネットワーク又は記録媒体を介して印刷会社に送り不動産情報誌を作成して不動産情報誌を発行する工程と;を備える不動産情報誌発行方法。
【請求項6】 前記掲載用入稿作成工程は、情報誌システム設定工程と、紙面種別設定工程と、入稿データ作成工程と、校正リスト工程と、入稿データ転送工程とを備えることを特徴とする請求項4又は5記載の不動産情報誌発行方法。
【請求項7】 前記不動産店舗データは、各店舗の所在地を備え、また物件登録データは、物件の所在地や設備並びに建物の構造、物件の写真等を備え、また部屋登録データは、部屋構成、間取り、設備並びに賃料等を備えることを特徴とする請求項4又は5記載の不動産情報誌発行方法。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、不動産情報を一元化してなる不動産情報提供方法及び不動産情報誌発行方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の不動産情報の管理方法を説明する。不動産物件のインターネットでの情報は、専用のデータベースサーバに登録を行い情報を発信する。また、情報誌への掲載については、その都度出版会社との間で紙でのやりとりを数回行い物件広告を掲載する。その他、FAXや各種端末など発信する媒体ごとに登録作業や管理を個別に行う。
【0003】従来の不動産情報誌発刊方法を説明する。各出版会社の決められたフォーマットの出稿シートに文字原稿を記入し、間取り図と併せて出版会社へFAX送信する。また、物件写真は別途郵送する。出版会社は、送られたきた文字原稿と間取り図及び物件写真を付け合わせて出版原稿として入力し、その出版原稿を原稿依頼者にFAXにて送信し、校正依頼をする。原稿依頼者は、送られてきた出版原稿を校正及び確認し、訂正事項があれば訂正をした上で出版会社にFAXにて返送する。出版会社は、原稿の校正・確認作業が終了した時点で、一括してページの組版を行い入稿作業を行う。入稿されたデータをもとに印刷、製本を行い、情報誌として出版される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の不動産情報の管理方法は、ひとつの管理物件について、管理ソフト、インターネット、情報誌、その他媒体と管理・媒体ごとに情報の入力が必要となり、人的負担が高く人件費等のコスト高の原因となっていた。また、情報の一元管理がしにくいため、入力ミスの発見や情報の鮮度管理の面でも把握が難しい現状であった。
【0005】従来の情報誌発刊方法は、すべて手作業のため、その度ごとに作業的な損失が発生し、人的負担がかかっていた。原稿のやりとりがFAXもしくは郵便のため、時間的な損失が多く情報の鮮度落ちの原因となっていた。また、事故リスクも高い。さらに、通信費や人件費等の費用的な損失が発生していた。
【0006】本発明は、上記の欠点を艦がみてなされたもので、その目的は、一回のデータ入力でワンソースマルチユースに活用し、不動産情報の一元化することにより、不動産情報提供並びに不動産情報誌発刊に際して作業損失、時間損失、費用損失を軽減し、常に正確な鮮度の高い情報を供給する不動産情報提供方法及び不動産情報誌発行方法を提供することにある。
【0007】
【問題を解決するための手段】請求項1に係る不動産情報提供方法は、不動産店舗をネットワーク化する工程と;前記各不動産店舗で不動産物件データを登録させた後、通信ネットワークを介してサーバへ送信して該データを該サーバ内部又は外部の記憶装置に登録し、該データをサーバを介して顧客に向けて提供すると共に、前記一度登録されたデータを基に不動産情報誌の組版を行い、通信ネットワークを介して印刷会社へ組版の該データを送信して自動的に不動産情報誌を出版してなる。
【0008】請求項2に係る不動産情報提供方法は、不動産店舗をネットワーク化する工程と;前記各不動産店舗で不動産物件データを入力する工程と;前記入力されたデータを通信ネットワークを介してシステムサーバに送信する工程と;前記送信されたデータをウエブサーバを経由してパソコン上のホームページ、携帯電話、ウエブTVに、かつ前記システムサーバを経由してファクシミリ、タッチパネル等によりユーザーに不動産情報を提供する工程と;を備える。
【0009】請求項3に係る不動産情報提供方法は、不動産店舗をネットワーク化する工程と;前記各不動産店舗で不動産物件データを入力する工程と;前記入力されたデータを通信ネットワークを介してシステムサーバに送信する工程と;前記パソコン上のホームページ、携帯電話、ウエブTV、ファクシミリ、タッチパネル等によりユーザーによって閲覧された閲覧情報、ユーザーからの反響情報、営業日報情報等のデータを前記システムサーバに送信する工程と;前記システムサーバで前記情報データを集計し分析する工程と;前記分析結果を登録不動産店舗に送信する工程と;を備える。
【0010】請求項4に係る不動産情報誌発行方法は、不動産店舗をネットワーク化する工程と;前記各不動産店舗で不動産物件データを入力する工程と;一度データ入力された前記物件データに不動産情報誌を作成するに必要な情報誌作成情報を備える掲載用処理データを付加して情報誌掲載用入稿を作成する工程と;前記掲載用入稿を通信ネットワーク又は記録媒体を介して印刷会社に送り不動産情報誌を作成して不動産情報誌を発行する工程と;を備える。
【0011】請求項5に係る不動産情報誌発行方法は、不動産店舗データと、物件登録データと、部屋登録データを有する不動産物件データを蓄積する工程と;一度入力された前記物件データに不動産情報誌を作成するに必要となる情報誌ページ数データ、掲載件数決定データ、掲載順データを備える掲載用処理データを付加して掲載用入稿を作成する工程と;前記掲載用入稿を通信ネットワーク又は記録媒体を介して印刷会社に送り不動産情報誌を作成して不動産情報誌を発行する工程と;を備える。
【0012】請求項6に係る不動産情報誌発行方法は、前記掲載用入稿作成工程が、情報誌システム設定工程と、紙面種別設定工程と、入稿データ作成工程と、校正リスト工程と、入稿データ転送工程とを備えることを特徴とする。
【0013】請求項7に係る不動産情報誌発行方法は、前記不動産店舗データが、各店舗の所在地を備え、また物件登録データが、物件の所在地や設備並びに建物の構造、物件の写真等を備え、また部屋登録データが、部屋構成、間取り、設備並びに賃料等を備え物件の所在地や設備並びに建物の構造等を備えることを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】不動産情報提供方法は、不動産店舗をネットワーク化する。前記各不動産店舗で不動産物件データを登録させた後、通信ネットワークを介してサーバへ送信して該データを該サーバ内部又は外部の記憶装置に登録し、該データをサーバを介して顧客に向けて提供すると共に、前記登録されたデータを基に不動産情報誌の組版を行い、通信ネットワークを介して印刷会社へ組版の該データを送信して自動的に不動産情報誌を出版してなる。
【0015】以下、添付図面を参照して本発明の一実施例を詳述する。図1は、本発明に係る不動産情報提供装置及び方法の一実施例を示す概略図である。該図において、各不動産店舗10は、ネットワーク化用の通信ネットワーク12を介してつながっている。各不動産店舗は、各店舗に設置されている情報端末装置14を使用して不動産物件データ及び掲載処理データを入力する。そして、前記不動産物件データは情報端末装置又はシステムサーバ18の記憶装置16に保管される。
【0016】そして、不動産物件データの物件情報は、システムサーバ18を介して不動産情報誌出版会社20に送信され、又はCD−ROM等の記憶媒体を該出版会社に配送して情報誌とし作成され頒布される。さらに、物件情報は、ウエブサーバ22又はシステムサーバ18を介してパソコン上のホームページ24、携帯電話のiモード26、ウエブTV28、又はファクシミリ30、タッチパネル32に送られる。
【0017】不動産物件データは、不動産店舗に設置されている情報端末機上のデータ入力画面を立ち上げて入力される。すなわち、不動産物件データ入力工程40は、図2に示すように、初期設定データ入力工程42と、物件登録データ入力工程44と、部屋登録データ入力工程46とを有する。さらに、前記入力工程により入力された情報を有するデータベースに登録された物件並びに部屋、及び登録済み部屋を一欄として見ることができる工程49を有する。
【0018】ここで、初期設定データは、不動産店舗情報である。すなわち、店舗の会社名、所在地、連絡先等である。物件登録データは、物件名、物件所在地、物件の写真、住居環境、入居条件、設備等である。必要であれば地図サイトにリンクして地図を取り出すことも可能である。部屋登録データは、間取り、家賃、設備、家主名及びその住所、部屋の見取り図等である。
【0019】各不動産店舗は、物件データを上述した入力工程に従って、入力する。該データは、情報端末装置の記憶装置に蓄積される。そして、上述の不動産物件データは、一度情報端末装置のデータベース47に蓄積された後、インターネット48によりシステムサーバに送信され記憶される。
【0020】また、システムサーバには、上述の不動産物件データに加えて各店舗の営業部員が収集した顧客の反響、ニーズ等の営業日報データが送信されて登録される。サーバは、営業日報を集計分析して各不動産店舗へ情報を還元する機能を有する。
【0021】かくして、前記各不動産店舗で入力された初期設定データ、物件登録データ及び部屋登録データを記載した不動産物件データは、クライアントである不動産店舗に設置されている情報端末装置内の記憶装置であるデータベースに蓄積された後、通信ネットワークを介してシステムサーバに送信される。
【0022】そして、各店舗が掲載用に一度登録された物件情報は、ウエブサーバを介して顧客のパソコン等の情報端末装置のホームページ、ウエブTVさらにはiモード携帯電話に公開される。顧客は、情報端末装置から不動産店舗ネットワーク管理会社のホームページにアクセスして、各店舗の登録物件情報を検索して所望の物件情報を得ることができる。また、顧客は、ウエブTVにおいて、テレビに電話回線をつなぎインターネットに接続することにより各店舗の登録物件情報を検索して所望の物件情報を得ることができる。さらに、iモード携帯電話においては、必要な物件情報を入手したら直接該当の不動産店舗へ電話をかけることができる。
【0023】また、システムサーバから所望の物件情報をファクシミリ30により各家庭に送信することができる。さらに、コンビニエンスストア等に設置されたタッチパネル32から所望の物件を入手することができる。
【0024】次に、図2及び図3を参照して各不動産店舗が登録した物件情報を不動産情報誌に掲載する方法を説明する。
【0025】各不動産店舗の登録した物件情報を不動産情報誌に掲載する情報誌掲載用入稿作成工程50は、図2に示すように、情報誌システム設定データ入力工程52と、紙面種別設定データ入力工程54と、入稿データ作成工程56と、校正リスト確認工程58と、入稿データ転送工程60とを有する。
【0026】情報誌システム設定データは、情報誌のページ数、掲載件数、掲載エリア、対象物件区分、店長推薦物件等である。紙面種別設定データは、掲載対象物件である。校正リストは、校正確認済みデータである。特に、これらデータは、店長いち押し物件、おすすめ物件等の情報を有する。
【0027】かくして、上述した不動産物件データと不動産情報誌掲載処理データとが同一の情報端末装置に入力される。よって、初期設定データと、物件登録データと、部屋登録データとから一度得られた物件データに掲載処理データとして情報誌システム設定データ、紙面種別設定データを加えることにより入稿データがオンライン上で得られる。すなわち、一回のデータ入力は、ワンソースマルチユースに活用でき、不動産情報の一元化することが可能となる。
【0028】図3を使用して、情報誌発刊を行うための工程を説明する。上述した初期設定工程42と、物件登録工程44と、部屋登録工程46とから得られた物件データをデータベース47に登録する。そして、情報誌システム設定工程52により不動産情報誌作成のめたの掲載作成情報となる掲載用処理データとしてのページ数、掲載件数決定データをデータベース47に送る。そして、紙面種別設定工程54により上記データを基にデータベース内の登録済物件から入稿に必要な入稿データを抽出する。次に掲載順番決定工程55により掲載する物件の順番を決定する。入稿データ作成工程56により掲載順データを考慮してデータベース内の登録済物件から入稿物件を抽出して入稿データファイルを作成する。
【0029】そして、入稿用データファイル57が得られる。次に、校正リスト確認工程58により入稿データは、入稿用データファイルから抽出され、そして入稿データを基に簡易組版を行って情報誌掲載内容と同様に表示させ、よって校正確認が行なわれる。入稿データ転送工程60により入稿用データファイルから抽出された確認済み入稿データファイルの入稿59は、システムサーバ16に送信される。入稿は、システムサーバから印刷会社に送信され、そこで不動産情報誌が印刷されて顧客に提供される。
【0030】すなわち、不動産情報誌は、前記各不動産店舗で入力された不動産物件データを基に掲載用処理データを加えてオンライン上で作成される。これら一連の不動産情報誌作成に際して、前記各不動産店舗で入力された不動産物件情報を基に掲載用処理データを加えて入稿を作成する作業は、各店舗に設置されている情報端末装置を使用して行うことができる。
【0031】上記実施例は、不動産情報を基に説明をしてきたが、不動産情報に限らずに旅行情報、中古車、人材募集情報等の全ての情報に適用できる。
【0032】
【発明の効果】本発明による不動産情報提供方法及び不動産情報誌発行方法によれば、一回のデータ入力でワンソースマルチユースに活用し、不動産情報の一元化することにより、不動産情報提供並びに不動産情報誌発刊に際して作業損失、時間損失、費用損失を軽減し、常に正確な鮮度の高い情報を提供することができる。
【出願人】 【識別番号】500454356
【氏名又は名称】株式会社アパマンショップネットワーク
【出願日】 平成12年9月28日(2000.9.28)
【代理人】 【識別番号】100086368
【弁理士】
【氏名又は名称】萩原 誠
【公開番号】 特開2002−109020(P2002−109020A)
【公開日】 平成14年4月12日(2002.4.12)
【出願番号】 特願2000−297398(P2000−297398)