| 【発明の名称】 |
インターネットを利用した建築状況報告システム |
| 【発明者】 |
【氏名】伊澤 清吏
【氏名】森井 裕樹
【氏名】脇坂 信二
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| 【要約】 |
【課題】建設中である住宅等の工事の進行状況のホームページを作成することにより、施主やその関係者がどこにいても、インターネットで工事の進行状況を確認できるシステム。
【解決手段】本発明では、工務店の担当者が定期的に、工事現場へ出かけていき、そこで予め決められた場所を数箇所、デジタルカメラで写真を撮り、工務店にある端末から、決められたソフトウェアを使って送信することにより、自動的にホームページが作成される。施主は、このホームページに対して、予め与えられたパスワードを入力すれば、工事中の自分の家がインターネット経由でどこからでも見ることができるようになっている。しかも、定期的に新しい状況が掲載されてくるため、工事の進行状況や、気になる工事のようすを確認することができるようになっている。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 住宅の建築において、施主が工事現場に行かなくても、工事の様子を逐次、インターネットから確認することができることを特徴とするシステム。 【請求項2】 工事の進行状況に応じて、ホームページの内容も順次追加され、しかも,最新情報がまず見られようになっていることを特徴とする建築状況報告システム。 【請求項3】 必要とされる高精彩画像が、必要とされるときにのみ、サーバ内に転送され、ホームページに掲載されるため、通常はデータの通信量が少なく抑えられることを特徴とする建築状況報告システム。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】建設中である住宅等の工事の進行状況のホームページを作成することにより、施主やその関係者がどこにいても、インターネットで工事の進行状況を確認できるシステム。 【0002】 【従来の技術】従来、住居を建築する施主にとって、工事の進行状況を確認するには、その建築現場に出向いて、自らその進行状況を確認する以外に方法がなかった。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】住宅を建てる施主にとって、工事に着工するまでは、様々な打合せが行われ、建築を担当する工務店とも、かなり密度の濃いコミュニケーションがもたれていた。しかしながら契約し、工事が始まると、建設期間が長いにもかかわらず、この間、ほとんど施主には、何の報告も無いままに工事が進んでいく。施主にとっても、高価な買物であるため、気になってしょうがないのだが、場所が遠いとか、時間がないなどの理由から、工事現場へ足を運ぶことも出来ず、心理的不安を募らせることが多かった。 【0004】 【課題を解決するための手段】本発明では、工務店の担当者が定期的に,工事現場へ出かけていき、そこで予め決められた場所を数箇所、デジタルカメラで写真を撮り、工務店にある端末から、決められたソフトウェアを使って送信することにより、自動的にホームページが作成される。施主は、このホームページに対して、予め与えられたパスワードを入力すれば、工事中の自分の家がインターネット経由でどこからでも見ることができるようになっている。しかも、定期的に新しい状況が掲載されてくるため、工事の進行状況や、気になる工事のようすを確認することができるようになっている。 【0005】 【発明の実施の形態】<システムの概要>本発明の実施に当たってのシステム全体像について説明する。図1に示すように、建築情報管理サーバ(1)を設置し、インターネット網(2)に常時接続しておく。このインターネット網(2)に工務店の端末(3)やさらには、一般のインターネットにアクセスできる一般の人の端末(4)から構成されるオープンシステムで構成されている。また、工務店の端末(3)には図2で示すようにデジタルカメラ(5)からのデータの取り込み用インターフェイス(6)が用意されている。 <建築情報管理サーバの詳細>建築管理サーバのコントロールは、図3に示すように契約工務店ごとに、フォルダを作成し、そのフォルダの元に、施主ごとのフォルダが作成される。さらに,施主のフォルダ内には、建築する住宅の属性ファイルと工事進行状況ファイルが形成されている。属性ファイル、工事進行状況ファイルは図4に示すように、それぞれのファイルから構成されている。 <ホームページの登録>工務店は施主との契約が締結された段階で、工務店端末のコンピュータ(3)から新規施主登録を行う。この作業は、図4で示す属性ファイルを作り上げる操作を実施する。着工前写真、現地案内図,工程表、設計図,仕様書は既に出来上がっている紙媒体をスキャナー(7)から入力する。施主紹介、担当者紹介は、予め規定されたフォーマットに入力する。掲示板は、自動的に作成される。ここまでの内容は、固定的なデータとして、ホームページからいつでも見ることができる。また,ホームページはこのように施主ごとに作られるが、登録時に施主の意向を確認して、完全に誰でも閲覧できるようにするか、パスワードを知っている人だけが閲覧できるかをここで指定しておく。ホームページへの新規施主登録の流れを図5に示す。 <ホームページへのデータの追加>以上の操作で、新規契約施主に対するホームページの枠組みが出来上がる。あとは、図4に示す工事進行状況ファイルに対して、工事の進行ごとに、工務店の担当者が建築中の工事現場に出向いて、決められた場所をデジカメで撮影してくる。工務店に戻ってくると、工務店端末のコンピュータ(3)に写真取り込みインターフェイス(6)を経由して、画像をコンピュータ内に取り込む。そして工務店の端末(3)から建築情報管理サーバ(1)へ入力された画像とコメントを送信する。建築情報管理サーバ(1)は受取った画像データとコメント該当する工務店下の施主ファイルの該当する工事に蓄積する。この操作を、解体工事時、基礎工事時、上棟時、外壁工事時、内部工事時、内装工事時、竣工時という風に、工事の進行に応じて、この操作を繰り返し、実際の家の完成にむけての動きが、そのままホームページに反映される仕組みになっている。 <ホームページの閲覧>作成されたホームページは,施主別に管理され、工務店名、施主名から検索できるようになっている。各ホームページは図6に示すように最新工事詳細画面(8)、工事メニュエリア(9)、工事段階別の枠組エリア(10)の3つの枠組みから構成されており、当初、何もデータがない状態から,工事の進行とともに工事段階別の枠組エリア(10)にデータが埋め込まれていく。最新のデータは最新工事詳細画面(8)に表示される。工事メニュエリア(9)からメニューを選択することにより、任意の工事の表示場所へ移動させることができるようになっている。例えば、具体的なホームページとして示された図7の現地案内図のメニューをクリックすると図8の建築場所の案内図が表示されるようになっている。 <詳細データの閲覧>作成されたホームページは、階層的な構造を持っていて、工事メニュエリア(9)や工事段階別の枠組エリア(10)をクリックすることにより、最新工事詳細画面(8)を表示させることができる。例えば工事段階別の枠組エリア(10)の内部工事をクリックすると、図9に示すように、内部工事の様子が表示される。ところがホームページに掲載する写真のデータが、大きなものであれば、一般の家庭からアクセスして、このホームページを見る場合に、回線等の事情から非常に長い時間がかかるようになるため、実用的なものでは、なくなってしまう可能性がある。この問題を解決するため、本発明では、以下に示すような仕組みを通して、さらに工事の詳細部分が見られるようになっている。この仕組みを図10に示す。工務店の担当者が撮ってくる写真は、高精彩(例えば1600x1200ピルセル)の画像であり、これを工務店端末では、このままデジタルカメラから、工務店端末(3)に取り込む。ここでは、PF1〜PFnが高精彩の写真とする。これをホームページのデータとして、建築情報管理サーバ(1)に送るときに、前処理として、この画像を自動的に画素数の少ないもの(例えば640x480ピクセル)にスケーリングする。スケーリングされた画像をP1〜Pnとする。このP1〜Pnが、送信されて建築情報管理サーバ(1)に蓄積される。一般のインターネット端末(4)からホームページを見る人も,実は、このP1〜Pnの画像をみることになる。ところが、このホームページでは、図9に示された写真をクリックすれば、さらに詳細画像が見られるようになっている。この時の処理は、一般のインターネット端末(4)がP1の画像をクリックして、この詳細画像要求を出すと、建築情報管理サーバ(1)は自分自身の内部にこの詳細データがないため、工務店端末(3)内のローカルな記憶装置内にあるPF1の画像を転送してきて、それを、一般のインターネット端末(4)に配信するため、通常扱われていない高精彩の写真を見せることができるようになっている。なお,本発明は、注文住宅だけではなく、工事中のマンションについても、同様のサービスを実施して、見込み顧客の関心を高めることもできる。 【0006】 【発明の効果】<施主にとって>家を新築するという、高価な買物に対して,従来建築中の様子は建築現場へ赴く以外に知るすべもなかった。しかも時間的、距離的な制限から、頻繁に見に行くこともできずに、心理的な不安があったがそれを解消することができる。また、いつでも、どこでもインターネットにアクセスできる環境さえあれば、工事の進行状況を確認することができるというメリットが提供できる。 <工務店にとって>まず,この仕組みを通して、顧客の満足度を向上させることができ、他競合工務店との差別化ができる。さらに新たな顧客に対して、この建築中のホームページを見せることにより、顧客獲得の成約率を上げることができる。また、施主自身がこのホームページをとおして、建築中の家を知人や友人に見せることによって、新規ユーザへの紹介も増大する。現場の様子を、工務店側からかなり詳細に知ることができるため、きちんとした工事が行われていることが確認でき、品質の向上にも繋がる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】598157524 【氏名又は名称】株式会社 ポリテック
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| 【出願日】 |
平成12年10月2日(2000.10.2) |
| 【代理人】 |
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| 【公開番号】 |
特開2002−108978(P2002−108978A) |
| 【公開日】 |
平成14年4月12日(2002.4.12) |
| 【出願番号】 |
特願2000−339722(P2000−339722) |
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