| 【発明の名称】 |
植物栽培育成システムおよび記録媒体 |
| 【発明者】 |
【氏名】江藤 三津男
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| 【要約】 |
【課題】植物の栽培環境や栽培処理を行う時間等が無くても植物を栽培する楽しみを得ることのできる植物栽培育成システムを提供することにある。
【解決手段】利用者のユーザ端末からの植物栽培の申込みをネットワークを介して受付ける申込受付手段と、申し込まれた植物栽培が行われる栽培区画を利用者別に登録する区画登録手段と、申し込まれた植物栽培の委託形態を、ネットワークを介して利用者から受付ける委託形態受付手段と、受付けた委託形態に応じて植物の成長を助ける栽培処理が対応する栽培区画の植物に対して行われるように手配する栽培処理手配手段とを備える。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 利用者のユーザ端末からの植物栽培の申込みを受付ける申込受付手段と、申し込まれた植物栽培が行われる栽培区画を利用者別に登録する区画登録手段と、申し込まれた植物栽培の委託形態を利用者から受付ける委託形態受付手段と、受付けた委託形態に応じて植物の成長を助ける栽培処理が対応する栽培区画の植物に対して行われるように手配する栽培処理手配手段と、を備えたことを特徴とする植物栽培育成システム。 【請求項2】 上記申込受付手段はネットワークを介して植物栽培の申込みを受け付けるとともに、上記委託形態受付手段はネットワークを介して上記委託形態を受け付けるように構成されていることを特徴とする請求項1記載の植物栽培育成システム。 【請求項3】 植物の成長を助ける栽培処理および採取処理を行う栽培装置を備え、該栽培装置は、上記栽培処理手配手段により手配された処理を対応する栽培区画の植物に対して行うように構成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の植物栽培育成システム。 【請求項4】 上記委託形態受付手段が受け付ける委託形態には、栽培に関する全ての処理を委託する全面委託形態、一部の処理のみを委託する一部委託形態、処理の委託を行わない無委託形態が含まれることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の植物栽培育成システム。 【請求項5】 利用者による植物栽培の申込みを受付ける申込受付手段と、申し込まれた植物栽培が行われる栽培区画を利用者別に登録する区画登録手段と、登録された栽培区画における植物の育成状況の情報を記憶する記憶手段と、利用者による植物の育成観察依頼を受けて該利用者の植物栽培が行われる栽培区画における植物の育成状況の情報を上記記憶手段から呼び出して上記利用者に提供する育成状況提供手段と、を備えたことを特徴とする植物栽培育成システム。 【請求項6】 上記申込受付手段はネットワークを介して植物栽培の申込みを受け付けるとともに、上記育成状況提供手段はネットワークを介して上記育成状況の情報を送信するように構成されていることを特徴とする植物栽培育成システム。 【請求項7】 利用者による植物の配送依頼を受付ける配送受付手段と、上記配送依頼に基づき依頼された利用者の栽培区画から採取された植物が当該利用者に配送されるように配送手配を行う配送手配手段と、を備えたことを特徴とする請求項5又は6に記載の植物栽培育成システム。 【請求項8】 上記育成状況提供手段により送信される植物の育成状況の情報とは、当該植物又は当該植物が育成される栽培区画を撮影手段により撮影したデジタル画像情報であることを特徴とする請求項5〜7の何れかに記載の植物栽培育成システム。 【請求項9】 コンピュータにより読取可能な命令コードからなるプログラムが格納された記録媒体であって、利用者による植物栽培の申込みをネットワークを介して受付ける申込受付ルーチンと、申し込まれた植物栽培が行われる栽培区画を利用者別に登録する区画登録ルーチンと、申し込まれた植物栽培の委託形態をネットワークを介して利用者から受付ける委託形態受付ルーチンと、受付けた委託形態に応じた栽培処理が対応する栽培区画の植物に対し行われるように手配する栽培処理手配ルーチンと、を含むプログラムが格納されていることを特徴とする記録媒体。 【請求項10】 コンピュータにより読取可能な命令コードからなるプログラムが格納された記録媒体であって、利用者による植物栽培の申込みをネットワークを介して受付ける申込受付ルーチンと、申し込まれた植物栽培が行われる栽培区画を利用者別に登録する区画登録ルーチンと、上記登録された栽培区画における植物の育成状況の情報を記憶装置に記憶させる記憶ルーチンと、利用者による植物の育成観察依頼を受けて該利用者の植物栽培が行われている栽培区画における植物の育成状況の情報を上記記憶手段から呼び出してネットワークを介して上記利用者に送信する育成状況送信ルーチンと、を含むプログラムが格納されていることを特徴とする記録媒体。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】この発明は、栽培地の一部の区画を植物栽培用区画として希望者に貸し出す植物栽培育成サービスに利用して有用な植物栽培育成システムおよび記録媒体に関する。 【0002】 【従来の技術】植物を栽培し、植物の成長過程を見るのを楽しみとしたり、その植物が開花するのを楽しみとする植物の愛好家は多くいる。 【0003】このような植物愛好家であっても、例えば自宅のベランダが狭かったり日当たりが悪いなどの住宅環境により、植物を栽培する環境が得られず、植物の栽培を諦めてしまうと云ったケースが少なくないのが現状である。 【0004】一方、愛好者の一部には自宅から離れた所に植物の栽培場を借りて栽培を行っている熱心な愛好家もいる。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、植物の栽培は、毎日の灌水を欠かさずに行い、更に適宜な時期に肥料を与えたり害虫駆除を行わなければならないなど、かなり面倒なものである。したがって、栽培場の近くに住んでいる人や比較的自由な時間を多く有する人であれば別であるが、一般の愛好家にとっては自宅から離れた栽培場に毎日出かけて灌水等を行うのはかなり難しいことである。 【0006】そのため、栽培するという楽しみや植物の育成状況を観察するといった楽しみを多くの人が得ることができない状況にある。 【0007】この発明は、上記課題を解決するためになされたもので、植物の栽培環境や栽培処理を行う時間等が無くても植物を栽培する楽しみを得ることのできる植物栽培育成システムおよび記録媒体を提供することを目的としている。 【0008】 【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達成するため、利用者のユーザ端末からの植物栽培の申込みを受付ける申込受付手段(例えばステップS10,S11)と、申し込まれた植物栽培が行われる栽培区画を利用者別に登録する区画登録手段(例えばステップS14〜S16)と、申し込まれた植物栽培の委託形態を利用者から受付ける委託形態受付手段(例えばステップS10,S11)と、受付けた委託形態に応じて植物の成長を助ける栽培処理が対応する栽培区画の植物に対して行われるように手配する栽培処理手配手段(例えばステップS16)とを備えたことを特徴とする植物栽培育成システムである。 【0009】なお、申込受付手段や委託形態受付手段はネットワークを介して申込みや委託形態を受け付けても良いし、例えば、郵送、電話、FAX送信などを利用してネットワークを介した方法以外の形態で申込みや委託形態を受け付けても良い。 【0010】このような手段によれば、利用者は自己の植物栽培を行う栽培区画を登録し、そこで植物栽培を行うことが出来る。さらに、その利用者に応じた栽培の委託形態を選ぶことが可能で、選択した委託形態により例えば利用者が出来ない範囲の栽培処理を手配してくれるので、利用者は出来る範囲の栽培に携わるだけで、植物を育成させ植物栽培を楽しむことが出来る。 【0011】望ましくは、植物の成長を助ける栽培処理および採取処理を行う栽培装置(例えば栽培ロボット40)を備え、該栽培装置は、上記栽培処理手配手段により手配された処理を対応する栽培区画の植物に対して行うように構成すると良い。 【0012】具体的には、上記委託形態受付手段が受け付ける委託形態には、栽培に関する全ての処理を委託する全面委託形態(例えば全面委託コース)、一部の処理のみを委託する一部委託形態(例えば土日コース)、処理の委託を行わない無委託形態(例えば自己栽培コース)が含まれると良い。このような委託形態により、例えば、栽培場まで遠くてなかなか水やりに行けないといった利用者や、自由になる時間がなくて土日しか栽培場に行けないといった利用者、また、近いので毎日でも栽培場に行けるといった利用者など、それぞれの利用者の事情に合わせた各種形態での植物栽培が可能である。 【0013】また、本発明の植物栽培育成システムは、利用者による植物栽培の申込みを受付ける申込受付手段(例えばステップS10,S11)と、申し込まれた植物栽培が行われる栽培区画を利用者別に登録する区画登録手段(例えばステップS14,S15)と、上記登録された栽培区画における植物の育成状況の情報を記憶する記憶手段(例えば菜園サーバ10の記憶装置13や栽培ロボット40の記憶装置48)と、利用者による植物の育成観察依頼を受けて該利用者の植物栽培が行われる栽培区画における植物の育成状況の情報を上記記憶手段から呼び出して上記利用者に提供する育成状況提供手段(例えばステップS24〜S29)とを備えた構成とする。 【0014】なお、申込受付手段や育成状況提供手段は、ネットワークを介して申込みの受付や育成状況の提供(送信)を行っても良いし、また、例えば、郵送、電話、FAX送信などを利用してネットワークを介する方法以外の形態で申込みの受付や育成状況の提供を行うようにしても良い。 【0015】このような手段によれば、利用者は自己の植物栽培を行う栽培区画を登録し、そこで植物栽培を行うことが出来る。さらに、そこでの植物の育成状況の情報を離れたところに居ながら取得することが出来る。すなわち、栽培場に行けないときであっても、或いは、全く行かなくても、例えば自宅にいながら自己の植物の育成観察を行うことが可能であり、それにより植物栽培の醍醐味を味わうことが出来る。 【0016】望ましくは、利用者による植物の配送依頼を例えばネットワークを介して受付ける配送受付手段(例えばステップS30)と、上記配送依頼に基づき依頼した利用者の栽培区画から採取された植物を当該利用者に配送するように配送手配を行う配送手配手段(例えばステップS31)とを備えると良い。このような手段により、利用者は育成状況を観察してきた自己の植物を実際に手に取ることができ、それにより植物栽培の醍醐味を味わうことが出来る。 【0017】具体的には、上記育成状況提供手段により送信される植物の育成状況の情報とは、当該植物又は当該植物が育成される栽培区画を撮影手段により撮影したデジタル画像情報である。 【0018】 【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。 【0019】図1は、本発明の実施の形態である植物栽培育成システムの全体構成を示すブロック図である。 【0020】この実施の形態の植物栽培育成システムは、菜園センタ20にある栽培地を複数の区画に分け、各区画を希望者に貸し出す植物栽培育成サービスの提供に使用されるもので、サービス業者により運営される菜園サーバ10と、例えば菜園センタ20の植物販売部門21や配送センタ22に設置され植物の販売処理や配送処理の管理を行う管理コンピュータと、利用者が自宅等に保有するパソコンなどからなるユーザ端末などから構成される。 【0021】菜園センタ20には、植物の販売に携わる植物販売部門21や、植物を顧客側に向けて配送する配送センタ22、並びに、植物の栽培処理を行う栽培ロボット40や、希望者に貸し出される複数の栽培区画からなる栽培地としての区画エリア23等が備わっている。植物販売部門では、人為的な作業により植物販売を行う顧客側に植物の発送処理をしたり、請求書や振込み用紙などを送付して料金を領収する処理や顧客側に領収書を送付する処理など料金に関する処理が行われ、配送センタでは植物を梱包しいわゆる宅急便(登録商標)などを利用して植物を顧客側へ発送する処理が行われる。これら植物を発送する処理や料金に関する処理は、例えば管理コンピュータにより管理され、管理コンピュータにより処理の内容、必要なデータ(書類の送付先や植物の配送先の宛名や住所など)、管理データ(処理の期日など)、処理済みか否かのチェック項目などがリストとして出力され、作業者はこのリストにしたがって未処理の処理を行う。そして、その処理が終わったら仕事リスト中のチェック項目に作業済みのチェックを入れる。 【0022】菜園サーバ10は、インターネットなどのネットワークNETに常時接続されたサーバコンピュータであり、サービスを利用したい利用者や、サービスを受けている利用者は、それぞれパーソナルコンピュータなどのユーザ端末30を使用しネットワークNETを介して自由に菜園サーバ10に接続することが可能になっている。また、菜園サーバ10と菜園センタ20の管理コンピュータ並びに栽培ロボット40とは有線又は無線の通信回線を介して接続されており、相互にデータの送受信が可能にされている。 【0023】図2には、菜園サーバ10の全体構成のブロック図を示す。 【0024】菜園サーバ10は、装置全体の制御を司るCPU(Central Processing Unit)11や、CPU11にプログラムやデータを展開するメモリ空間を提供するRAM(Random Access Memory)12、並びに、CPU11が実行するプログラムやデータを記憶したり植物栽培育成サービスで使用されるデータベースが構築される記憶装置13、マウスなどのポインティングデバイスやキーボードなどの外部からデータ入力可能な入力装置からなる入力部15、ディスプレーなど外部への表示出力が可能な表示装置からなる表示部16、プリンターなど外部への印字出力が可能な印字部17、インターネットを介したデータ通信のプロトコル制御を行う伝送制御部18等から構成される。 【0025】上記の記憶装置13は、磁気的、光学的記録媒体、若しくは半導体メモリなどCPUで読取可能な記録媒体14を含んだ構成である。この記録媒体14はCD−ROM等の可搬型の媒体やハードディスク等の固定的な媒体を含む。また、この記録媒体14に格納するプログラムやデータ等は、その一部若しくは全部を他のサーバやクライアントからネットワーク回線などの伝送媒体を介して伝送制御部18から受信する構成にしてもよく、更に、前記記録媒体14はネットワーク上に構築された他のサーバの記録媒体であってもよい。更に、前記プログラムをネットワーク回線などの伝送媒体を介して他のサーバやクライアントへ伝送してこれらの機器にインストールするように構成しても良い。 【0026】ユーザ端末30は、ネットワークNETを介してデータの送受信が可能なように構成されたパーソナルコンピュータ等であり、その構成要素は図2の菜園サーバと同様であるのでその構成説明は省略する。ユーザ端末30の記憶装置には例えば所謂ブラウザソフトなど、ネットワークNET上のサーバコンピュータで公開されているデータファイルを所定の形式で展開して閲覧するソフトウェアが格納されており、該ソフトウェアにより菜園サーバ10で公開されているデータファイルを自己のユーザ端末30に受信して閲覧したり、また、ユーザ端末30から菜園サーバ10側に所定の項目のデータを送信したりすることが可能になっている。 【0027】図3は、栽培ロボットの概略構成を示すブロック図である。 【0028】栽培ロボット40は、菜園センタ20の区画エリア23において、灌水や雑草除去、並びに、肥料や害虫駆除用の薬剤の注入等の栽培処理を行ったり、区画エリア23で栽培される植物の撮影や採取を、電気的な制御信号により自動的に行うロボット装置である。 【0029】栽培ロボット40は、制御プログラムや制御データが格納されたフラッシュメモリなどの記憶手段を内部に備えこれらの制御プログラムや制御データに従って装置全体の制御を司るCPU(Central Processing Unit)41や、所定の散水口から設定量の散水を行う水やり装置42、並びに、植物採取用の鋏みと該鋏みを動かす駆動装置および鋏みの位置を所定の範囲で移動させる搬送装置と切断した植物を受ける荷台44からなる植物採取装置43、区画エリア23内をくまなく回れるように装置全体を移動させる移動装置45、区画エリア23の各栽培区画に設けられた識別ラベルを検出する区画センサ46、CCD(Charge CoupledDevice)などの撮像手段を有し植物の成育状態を撮影したり植物採取を行う際に植物の位置を検出するための撮影を行う撮影カメラ47、撮影した植物又は栽培区画の画像データが格納されて画像データベースが構築される記憶手段48、データ通信のプロトコル制御等を行う伝送制御部49などを備えている。 【0030】次に、上記のように構成された植物栽培育成システムの動作内容について、菜園サーバ10や栽培ロボット40により実行されるフローチャートを参照しながら詳細に説明する。 【0031】図4と図5には、菜園サーバ10により実行されるアクセス処理のフローチャートを、図6と図7には、このフローチャートで利用者側に送信される表示ページの画像図を、図9には、菜園サーバの記憶装置に構築される複数のデータベースのチャートを、それぞれ示す。図4,図5のフローチャートで示す各機能を実現するプログラムはCPU11が読取可能な命令コードで記述され、前記記録媒体14に格納されている。また、このプログラムはプログラムコードの形態でネットワーク回線などの伝送媒体を介して菜園サーバ10へ伝送することもできる。 【0032】図4のアクセス処理は、ネットワークNETを介したユーザ端末30側から菜園サーバ10へのアクセスにより開始される処理である。ユーザ端末30からのアクセスがあると、先ず、ステップS1にて図6(a)のトップページのデータをユーザ端末30に送信する処理を行いステップS2に移行する。 【0033】ユーザ端末30に送られる各ページのデータには、ユーザ端末30の表示装置に文字や画像を所定の形式で表示させる表示データや、これら表示データにリンクされ他のページへ移行させるためのリンクデータ、並びに、利用者により入力される文字等のデータを菜園サーバ10側に送信させるコマンドデータ等が含まれている。そして、利用者が入力部15により表示文字や表示画像を選択して指示操作することで、該表示文字や表示画像にリンクされた他のページへ選択的に移行できたり、入力欄に文字を入力して送信コマンドを実行することで、該文字データを菜園サーバ10に送信できるようになっている。 【0034】図6(a)のトップページでは、植物の販売を支援する販売ページ、利用者が栽培区画を借りて自己の植物栽培を行う栽培育成サービスの契約を行う契約ページ、栽培育成サービスにおける植物観察や配送依頼を行う観察メニューページの何れかへの移行が、利用者により選択できるようになっている。 【0035】ステップS2では、トップページで利用者が選択した選択番号のデータが受信されたか否か確認し、受信がなければこのステップS2の受信確認処理を繰り返し行い、受信があればこの選択番号のデータに基づき分岐処理を行う。すなわち、選択番号が「1」で販売ページが選択されたならステップS3に、「2」で菜園契約が選択されたならステップS10に、「3」で観察・配送が選択されたなら図5のステップS17に、それぞれ移行する。 【0036】その結果、ステップS3に移行したら、該ステップで図6(b)の販売植物ページのデータをユーザ端末30に送信してステップS4に移行する。図6(b)の販売植物ページでは、植物のジャンルや種類の表示と、これらの植物の中から希望する植物の番号を入力する入力欄の表示と、植物送付を希望するのか植物の栽培を希望するのか希望の依頼内容を選択するリンク表示とが行われる。 【0037】ステップS4では、ユーザ端末30から希望植物の番号と希望の依頼内容の受信を待って、受信したらステップS5で希望の依頼内容による分岐処理を行い、希望の依頼内容が送付であればステップS6に、菜園であれば菜園契約を行うステップ10に移行する。 【0038】その結果、依頼内容が送付でステップS6に移行したら、該ステップで図6(c)の送付申込ページのデータを送信する。この送付申込ページには、送付される対象植物の名称や支払い金額、並びに、送付先の宛名や住所や支払いクレジットカードのカード番号など顧客データを入力する入力欄などが表示される。 【0039】その後、順次、上記入力欄に記入された申込内容データの受信(ステップS7)、申込内容データを販売手配データベースに登録する処理(ステップS8)、販売手配データベースの該当の手配フラグを未発送を表す"0"に設定する処理(ステップS9)を行ってステップS1に戻る。 【0040】この販売手配データベースは、図9(b)に示すデータレコードが登録されるデータベースであり、菜園サーバ10の記憶装置13に構築される。販売手配データベースに登録されるデータレコードの各フィールドの内容は、送付する植物の種類を示す「植物番号」、「送付先」、「金額」、「支払いクレジットカード番号」、送付処理状況が反映される「手配フラグ」等である。 【0041】次に、ステップS2又はステップS5の分岐処理で利用者が菜園契約のページを選択してステップS10に移行した場合の説明を行う。 【0042】ステップS10に移行すると、先ず、図6(d)の菜園契約ページのデータをユーザ端末30に送信する。この菜園契約ページには、植物栽培の委託形態の選択を行う契約コースの表示や、選択する委託形態を入力する入力欄、並びに、契約期間、栽培する植物の種類、栽培区画の借りる面積のそれぞれを入力する入力欄が表示される。そして、次のステップS11で上記菜園契約ページに入力された契約内容のデータが利用者から送られてくるのを待って、その内容を受信する。 【0043】上記の栽培の委託形態を示す契約コースには、灌水や雑草とり並びに肥料や害虫駆除薬の投与などの栽培処理を全面的にサービス業者側に委託する全面委託形態としての全面委託コース、土日のみ自分で栽培処理を行い他の曜日はサービス業者に任せる一部委託形態としての土日コース、全面的に自分で栽培処理を行う無委託形態としての自己栽培コースがある。 【0044】すなわち、上記のステップS10,S11の処理が利用者による植物栽培の申込みを受付ける申込受付手段として機能し、その中でも、契約コースを選択させるデータやその選択結果を受信する処理が委託形態受付手段として機能する。 【0045】菜園契約ページのデータを受信したら、次に、ステップS12に移行して、該ステップにおいて利用者の情報(例えば、名前、メールアドレス、クレジットカード番号、住所など)を入力してもらう利用者登録ページを送信して、次のステップS13で該ページで入力された利用者情報である登録内容のデータを受信する。そして、ステップS14に移行する。 【0046】ステップS14では、図6(e)の区画ページのデータをユーザ端末30に送信する。この区画ページは利用者に貸す栽培地の区画を利用者に選んでもらうページであり、区画で仕切られた栽培地の平面図を表示し、貸しだし済みの区画と貸しだし可能な区画とがハッチング模様などにより区別されて表示される。また、各区画には識別番号が書き入れられ、利用者は希望区画番号の入力欄に希望の区画の識別番号を入力して送信するようになっている。そして、次のステップS15で上記区画ページで入力された希望区画のデータをユーザ端末機30から受信してステップS16に移行する。 【0047】ステップS16では、ステップS11,S13,S15でそれぞれ受信された契約内容、利用者登録内容、区画番号のデータに基づいて、利用者が栽培区画を借りて利用者の植物を栽培する菜園契約の情報を契約データベースに登録する処理を行う。すなわち、この区画番号データの登録が、栽培区画を利用者別に登録する区画登録手段として機能する。 【0048】契約データベースは、図9(a)に示すデータレコードが登録されるデータベースであり、菜園サーバ10の記憶装置13に構築される。登録されるデータレコードの各フィールドの内容は、例えば「利用者名」、利用者識別用の「利用者ID」、委託形態を示す「契約コース」、貸し出される栽培区画を示す「区画番号」、「契約期間」、栽培する植物の種類を示す「植物」、「クレジットカード番号」、「メールアドレス」などである。この契約データベースに登録されたデータレコードにより、利用者とその栽培区画や依頼形態が確認できるようになっている。 【0049】つまり、利用者は上記ステップS10,S12で送信される契約ページや利用者登録ページに所定の事項を入力し、更にステップS14で送信される区画ページで希望の区画を選択することで、自宅にいながらにして菜園センタの栽培場の区画を借り、そこで所望の植物の栽培を開始することが出来る。さらに、図6(d)の契約ページの契約コースの選択の項目で、利用者に適した植物栽培の委託形態が選択できるようになっている。 【0050】また、上記の契約データベースに利用者が選択した区画番号と契約コースとを登録することで、後述の栽培ロボット実働処理により、栽培ロボットが自動的にこれらデータを参照し、その区画番号が示す栽培区画の植物に契約コースに応じた栽培処理を行うようになっている。すなわち、契約データベースに区画番号と契約コースとを登録することでその栽培処理の手配が完了されるようになっており、この契約データベースやそれにデータを登録するステップ16が栽培処理手配手段として機能している。 【0051】次に、ステップS2の分岐処理で利用者が観察・配送のページを選択してステップS17(図5)に移行した場合の説明を行う。 【0052】ステップS17に移行すると、図7(a)の観察メニューページのデータをユーザ端末機30に送信する。この観察メニューページは、菜園センタ20の区画エリア23に栽培される植物の観察を画像データにより行うためのページであり、観察する植物は自分のものか他人のものか何れかの選択を行う選択入力欄と、自分の植物観察を行う際に必要な利用者IDの入力欄とが表示される。そして、これらの入力データが送信されるのを待ってステップ18で受信する。 【0053】次いで、ステップS19で選択入力欄のデータが自分のものか他人のものかを判別して、自分のものであればステップS24に、他人のものであればステップS20にそれぞれ移行する。 【0054】その結果、他人の植物観察と判別されてステップS20に移行したら、順次、菜園センタ20で栽培されている栽培植物の一覧を選択可能に表示した栽培植物一覧メニューページのデータを送信する処理(ステップS20)、このページで選択された観察希望の区画を示すデータを受信する処理(ステップS21)、この受信したデータから該当区画の画像データを後述の植物画像データベースから引き出してユーザ端末30に送信する処理(ステップS22)を行って、ステップS23に移行する。そして、ステップS23にて利用者に他の区画の観察希望があるか否かを選択させ、有ればステップS20に戻ってステップS20〜S22の処理を再度実行し、無ければステップS1のトップページに戻る。 【0055】一方、ステップS19の判別処理で自分の植物観察と判別されてステップS24に移行したら、先ず、該ステップS24で契約データベース(図9(a))から該当の利用者IDを有するデータレコードを全て引き出し、さらに、これらデータレコードから区画番号フィールドのデータを全て抽出する。 【0056】そして、ステップS25において、上記抽出した画像番号データに対応する栽培区画の画像データを植物画像データベース(後述)から過去数日分引き出し、次いでステップS26において、これらの画像が適宜配列されるようにして観察記録ページの1ページのデータを作成する。ステップS24で抽出した画像番号データが複数あるときは、例えば抽出した順に、その中の1つの画像番号データについてステップS25,S26の処理を行う。 【0057】1ページのデータを作成したら、ステップS27でまだページ作成していない画像番号データの有無を判別し、あればステップS25に戻ってその画像番号データについてステップS25,S26の処理を行う。すなわち、ステップS25〜S27のループ処理を繰り返し行うことにより、ステップS24で抽出した全ての画像番号データについて観察記録ページの各ページのデータが作成される。 【0058】観察記録ページの各ページのデータが作成されたら、ステップS28において各ページのデータを統合して図7(b)に示す観察記録ページのデータを作成する。そして、次のステップS29においてこのページデータをユーザ端末30に送信する。すなわち、上記のステップS24〜S29の処理が、植物の育成状況の情報を呼び出してネットワークを介して利用者に送信する育成状況提供手段として機能する。 【0059】ここで送信される観察記録ページには、利用者が借りている栽培区画ごとに1つのページが設けられているように複数ページを少しずらして重ねたカスケード表示がなされ、各ページの表れている部分をポインティングデバイス等を使用して指示操作することで該当するページが1番上に表示されるようになっている。これらの各ページには、対応する栽培区画で過去数日に撮影しされ植物のデジタル画像が日付とともに並べられる。また、観察記録ページの下部には、利用者が自己の植物の配送を希望する際に配送して欲しい植物が栽培されている区画の番号を入力する入力欄が設けられている。 【0060】そして、その後のステップS30で、利用者からの配送希望データの受信の有無を判別し、無かったならステップS1のトップページに戻る一方、有ればステップS31で配送希望の内容のデータを配送手配データベースに登録するとともに、該登録データに対応する手配フラグを未発送を表す"0"に設定してからステップS1に戻る。すなわち、上記観察記録ページの配送希望の入力欄やステップS30の受信処理が配送受付手段として機能し、続くステップS31の処理が配送手配手段として機能する。 【0061】上記ステップS31の配送手配データベースは、図9(d)に示すデータレコードが登録されるデータベースであり、菜園サーバ10の記憶装置13に構築される。配送手配データベースに登録されるデータレコードの各フィールドの内容は、送付する植物が栽培されている栽培区画を示す「区画番号」と、利用者の配送依頼がなされた日時とほぼ同一である該データリストの「登録日時」と、配送処理の状況が反映される「手配フラグ」などである。 【0062】つまり、植物栽培契約をした利用者は、ステップS17で送信される観察メニューページで自分の植物観察を選択し、自己の利用者IDを入力することで、自宅にいながらにして、自己の植物の最近の様子をデジタル画像により観察することが出来るし、また、配送希望を入力することで、その自己の植物を自宅等まで配送させて、手に取って楽しむことも出来るようになっている。 【0063】図8には、菜園サーバにより実行されるサーバ側配送処理のフローチャートを示す。このフローチャートで示す各機能を実現するプログラムはCPU11が読取可能な命令コードで記載され、前記記録媒体14に格納されている。また、このプログラムはプログラムコードの形態でネットワーク回線などの伝送媒体を介して菜園サーバ10へ伝送することもできる。 【0064】このサーバ側配送処理は、予め設定された時間毎(例えば午前9時と午後1時など)に菜園サーバ10にて実行されるバッチ処理である。設定時間が来ると、このサーバ側配送処理が開始され、先ず、ステップS41において販売手配データベース(図9(b))の中から手配フラグが"0"のデータレコードを全て抽出し、次のステップS42で、この抽出したデータレコードを菜園センタ20の植物販売部門21の管理コンピュータに送信する。抽出したデータレコードが複数ある場合には1レコードずつ管理コンピュータに送信する。 【0065】植物販売部門21では、管理コンピュータにこの手配フラグ"0"のデータレコードが表示され、作業者はこのデータレコードを頼りに植物の発送処理と販売に係る処理を行う。データレコードには処理を完了した際にチェックを入れる入力項目が設定され、管理コンピュータに表示される。作業者は、このデータレコードの処理が完了したらこの処理完了のチェック入力項目にチェックを入れて処理完了を登録する。そして、この処理完了の登録があると、管理コンピュータから菜園サーバ10に送付完了通知が行われる。 【0066】菜園サーバ10では、ステップS42でデータレコードを管理コンピュータに送信した後、ステップS43において販売部門の管理コンピュータから送付完了通知の受信を確認し、無ければ確認を繰り返し、有ればステップS44で販売手配データベースの該当のデータレコードの手配フラグを処理済みを表す"1"に設定してステップS45に移行する。 【0067】ステップS45では、ステップS41で抽出してまだ販売部門に送信していないデータレコードの有無を判別し、有ればステップS42に戻って無くなるまでステップS42〜S45の処理を繰り返し、無くなれば次のステップS46に移行する。 【0068】ステップS46では、配送手配データベース(図9(d))の中から手配フラグが"0"の全てのデータレコードを抽出し、次のステップS47で、この抽出した全てのデータレコードについて配送要求信号とどの区画の植物の配送かを示すデータ信号とを栽培ロボット40に送信する。 【0069】そして、ステップS48において栽培ロボット40から全ての配送要求の完了を示す完了信号が受信されるまでデータの受信がないか確認し、受信されたらステップS49で先に抽出した全データレコードの手配フラグを配送済みを示す"1"に設定して、このサーバ側配送処理を終了する。 【0070】つまり、図4,図5のアクセス処理で利用者から依頼された植物販売の内容や配送依頼の内容が販売手配データベースや配送手配データベースにデータレコードとして登録された後、この図8のサーバ側配送処理によりそのデータレコードが植物販売部門21や栽培ロボット40に送信されて、利用者により依頼された植物販売の処理や配送の処理が実際に行われるようになっている。 【0071】図10には、栽培ロボットにより実行される栽培ロボット実働処理のフローチャートを示す。このフローチャートで示す各機能を実現するプログラムはCPU41が読取可能な命令コードで記述され、CPU41内の記録媒体に格納されている。また、このプログラムはプログラムコードの形態でネットワーク回線などの伝送媒体を介して栽培ロボット40へ伝送することもできる。 【0072】この栽培ロボット実働処理は、予め設定された時間毎(例えば午前7時と午後3時など)に栽培ロボット40により実行されるバッチ処理である。設定時間が来ると、このサーバ側配送処理が開始され、先ず、ステップS51において、菜園サーバ10の契約データベースに通信回線を介してアクセスし、該データベースの全レコードの中から順番に1つのレコードを参照して、該レコードの区画番号データが示す栽培区画へ移動する。 【0073】次いで、ステップS52で、上記参照しているレコードのコースデータを判別し、ステップS53で該コースが全面委託であればステップS57に、それ以外であればステップS54に分岐し、ステップS54では上記コースが土日コースであればステップS55に、それ以外(すなわち自己栽培コース)であればステップS56に分岐する。 【0074】これら分岐処理の結果、全面委託でステップS57に移行したときには、該ステップで移動した栽培区画で水やり処理と写真撮影を行って、次のステップS58に移行する。 【0075】一方、土日コースでステップS55に移行したときには、該ステップで今日の曜日が土日か否か判別し、土日であればステップS56で写真撮影のみ行って次のステップS58に移行し、土日でなければステップS57で水やりと写真撮影を行って次のステップS58に移行する。 【0076】また、自己栽培コースでステップS56に移行したときには、該ステップで写真撮影のみ行って次のステップS58に移行する。 【0077】つまり、上記ステップS52〜S57の処理により、利用者が選択した委託形態に応じて自動的に必要な栽培処理が行われるようになっている。また、写真撮影は委託形態に関わらず栽培契約の全てのコースで行われるようになっている。 【0078】ステップS58では、ステップS57又はステップS56の撮影で取得した画像データを記憶装置48に格納する。このとき、画像データとともに撮影日時のデータと撮影した区画番号データも同時に格納する。 【0079】次に、ステップS59に移行して、契約データベースの全てのレコードについてステップS51からの処理を実行したか否か判別処理を行う。そして、未処理のものがあれば、ステップS51に戻って該未処理のレコードについてステップS51からの処理を繰り返し、全て処理を完了していれば次のステップS60に移行する。 【0080】ステップS60ではステップS58で記憶装置に格納した画像データを通信回線を介して菜園サーバ10に送信する処理を行ってこの栽培ロボット実働処理を終了する。 【0081】菜園サーバ10では、上記ステップS60で栽培ロボット40から送られた画像データをここで植物画像データベース(図9(c))に登録し、図5のステップS25やステップS22の画像データの読み出しの際に該植物画像データベースを利用して必要な画像データを呼び出す。植物画像データベースに登録されるデータの各フィールドは、図9(c)に示すように、「区画番号」、「撮影日時」、「画像データ」などである。 【0082】図11には、栽培ロボットにより実行されるロボット側配送処理のフローチャートを示す。このフローチャートで示す各機能を実現するプログラムはCPU41が読取可能な命令コードで記述され、CPU41内の記録媒体に格納されている。また、このプログラムはプログラムコードの形態でネットワーク回線などの伝送媒体を介して栽培ロボット40へ伝送することもできる。 【0083】この配送処理は、図8のサーバ側配送処理のステップS47で栽培ロボット40へ配送要求信号が送られることで開始される。栽培ロボット40がこの配送要求信号を受信すると、先ず、ステップS71において配送要求信号とともに送られて来るどの区画の植物の配送かを示す区画データに基づいて、移動装置45を動作させて区画データに対応する栽培区画へ移動し、次いでステップS72で植物採取装置43によりこの栽培区画の植物を採取して荷台44に載せる。なお、菜園サーバ10から複数の上記区画データが送られてきたときは、順番に1つの区画データごとステップS71,S72の処理を実行する。 【0084】次に、ステップS73で配送要求のある区画がまだあるか判別して、まだ有ればステップS71に戻ってステップS71,S72の処理を繰り返すが、無ければ次のステップS74に移行する。 【0085】ステップS74に移行したら、順次、移動装置45を動作させて配送センタ22に移動する処理(ステップS74)、採取した植物とその植物がどの栽培区画のものかを示す区画番号タグとをセットにして荷台44から降ろす処理(ステップS75)、配送処理の完了信号を菜園サーバ10に送信する処理(ステップS76)を行って、このロボット側配送処理を終了する。 【0086】つまり、このロボット側配送処理によって、利用者が図7(b)の観察記録ページで配送依頼を行った植物が、栽培区画から自動的に採取されて配送センタ22に搬送され、そこで発送処理が行われて利用者の自宅等まで搬送されることとなる。 【0087】以上のように、この実施の形態の植物栽培育成システムによれば、利用者はネットワークNETを介して自己の植物栽培を行う栽培区画を菜園センタ20に登録し、そこで自己の植物栽培を行うことが出来る。さらに、契約ページ(図6(d))の契約コースの選択で利用者に応じた栽培の委託形態を選ぶことが可能であり、選択した委託形態により例えば利用者が出来ない範囲の栽培処理を自動的に手配してくれるので、利用者は出来る範囲の栽培に携わるだけで、植物を育成させ植物栽培を楽しむことが出来る。 【0088】また、植物の栽培処理を行う栽培ロボットにより、契約コースに応じて手配された栽培処理を、契約された栽培区画の植物に対して自動的に行うことが出来る。なお、栽培ロボットに頼らずに菜園サーバ10により手配された栽培処理のデータに基づいて作業者が対応する栽培区画に対して所定の栽培処理を行うようにしても良い。 【0089】また、上記の契約コースで選択可能な委託形態として、全面委託コース、一部の栽培処理のみを委託する土日コース、栽培処理の委託を行わない自己栽培コースなどが設けられているので、例えば、栽培場まで遠くてなかなか灌水に行けないといった利用者や、自由になる時間がなくて土日しか栽培場に行けないといった利用者、また、近いので毎日でも栽培場に行けるといった利用者など、それぞれの利用者の事情に合わせた委託形態の選択が可能である。委託形態は、その他、時期を指定した委託や、栽培処理の内容毎の委託(例えば肥料や薬剤注入のみ委託等)など、種々の応用が可能である。 【0090】また、利用者は契約した栽培区画の植物の日々の育成状況をネットワークNETを介してユーザ端末30で確認できるので、栽培場に行けないときであっても、或いは、栽培場に全く行かない場合でも、自宅にいながらにして自己の植物の育成観察を行うことが可能であり、それにより植物栽培の醍醐味を味わうことが出来る。 【0091】また、利用者はネットワークNETを介して契約した栽培区画の植物を採取し配送してもらうことが出来るので、利用者は育成状況を観察してきた自己の植物を実際に手に取ることができ、それにより植物栽培のさらなる醍醐味を味わうことが出来る。 【0092】なお、本発明は上記実施の形態に限られるものではない。例えば、植物栽培育成システムの構成要素として、ネットワークNETを介してユーザ端末30と接続される菜園サーバ10、植物販売部門等の管理コンピュータ、および栽培ロボット40を示したが、例えは、菜園サーバ10に管理コンピュータとしての機能を兼ね合わせた構成とすることも出来るし、また、植物販売部門や配送センタに管理コンピュータを設置せずに、菜園サーバ10側から販売部門や配送センタへ印字出力やファックス送信により処理手配を行うようにすることも出来る。また、栽培ロボットが行う処理は、作業者により代行させることも出来る。 【0093】 【発明の効果】以上のように、本発明の植物栽培育成システムによれば、利用者は自己の植物栽培を行う栽培区画を登録し、そこで植物栽培を行うことが出来る。さらに、その利用者に応じた栽培の委託形態を選ぶことが可能で、選択した委託形態により例えば利用者が出来ない範囲の栽培処理を手配してくれるので、利用者は出来る範囲の栽培に携わるだけで、植物を育成させ植物栽培を楽しむことが出来るという効果がある。 【0094】また、植物の栽培処理を行う栽培装置により、委託された栽培処理を対応する栽培区画の植物に対して自動的に行うことが出来る。 【0095】また、利用者は登録した栽培区画における植物の育成状況を離れたところに居ながらにして確認することが出来るので、栽培場に行けないときであっても、或いは、全く行かない場合でも、例えば自宅にいながら自己の植物の育成観察を行うことが可能であり、それにより植物栽培の醍醐味を味わうことが出来るという効果もある。 【0096】また、利用者は自己の植物の配送依頼を行い、自己の植物を実際に手に取ることができので、それにより植物栽培のさらなる醍醐味を味わうことが出来る。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000001443 【氏名又は名称】カシオ計算機株式会社
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| 【出願日】 |
平成12年9月27日(2000.9.27) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100090033 【弁理士】 【氏名又は名称】荒船 博司 (外1名)
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| 【公開番号】 |
特開2002−108970(P2002−108970A) |
| 【公開日】 |
平成14年4月12日(2002.4.12) |
| 【出願番号】 |
特願2000−294758(P2000−294758) |
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