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【発明の名称】 リンク管理方法およびそのプログラムが記録されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体
【発明者】 【氏名】中谷 智広

【氏名】林 一寿

【氏名】清水 正利

【氏名】田邊 敏晴

【氏名】森 啓

【氏名】夏原 英雄

【要約】 【課題】ネットワーク上のコンテンツにリンクを設定するときに不正や改ざんを防止してコンテンツの信頼性を確保するリンク管理方法を提供する。

【解決手段】リンク作成者がリンク作成クライアントソフト20aをリンク作成者端末20上で起動して、インターネットを介してシステム100に接続すると、システムは、IDおよびパスワードの入力画面をリンク作成者端末20に表示させて(S1)、IDおよびパスワードの入力を促す。IDおよびパスワードが入力されると、顧客DB3内のIDおよびパスワードと照合し(S2)、いずれもが一致する(YES)ときにリンク設定を許可する。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 ネットワーク上のコンテンツに対するリンクの設定をコンピュータシステムにより管理するときのリンク管理方法であって、ネットワークを介してなされるリンク設定の要求が予め登録されたユーザからの要求であるか否かを判定し、予め登録されたユーザからの要求であると判定されたときにリンク設定の管理を行うことを特徴とするリンク管理方法。
【請求項2】 ネットワーク上のコンテンツに対するリンクの設定をコンピュータシステムにより管理するときのリンク管理方法であって、ネットワークを介してなされるリンク設定の要求が予め登録されたユーザからの要求であるか否かを判定し、予め登録されたユーザからの要求であると判定されたときは予め記憶されたコンテンツの識別情報を一覧表示して選択を促し、選択された識別情報に対応するコンテンツを提供してリンク設定を行わせ、設定されたリンクの設定履歴を記録し、この設定履歴に基づいて課金することを特徴とするリンク管理方法。
【請求項3】 前記登録されたユーザをユーザグループに所属させて管理を行うとともに当該ユーザまたはユーザグループの管理履歴を記録しておき、この記録された管理履歴に基づいて課金を行うことを特徴とする請求項2記載のリンク管理方法。
【請求項4】 予め登録されたユーザグループにコンテンツが対応づけられているとき、前記コンテンツに対するリンク設定の要求が前記ユーザグループに属するユーザからの要求であるか否かを判定し、前記ユーザからの要求であると判定されたときに前記対応づけられたコンテンツの識別情報を一覧表示して選択を促し、選択された識別情報に対応するコンテンツを提供してリンク設定を行わせ、設定されたリンクの設定履歴を記録し、この設定履歴に基づいて課金することを特徴とするリンク管理方法。
【請求項5】 ネットワーク上のコンテンツに対するリンクの設定をコンピュータシステムにより管理するときのリンク管理プログラムが記録されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、ネットワークを介してなされるリンク設定の要求が予め登録されたユーザからの要求であるか否かを判定し、予め登録されたユーザからの要求であると判定されたときにリンク設定の管理を行うことを特徴とするリンク管理プログラムが記録されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワークのコンテンツに対するリンク管理方法およびそのプログラムを記録した記録媒体に係り、特にネットワークのコンテンツにリンクを設定するときに不正や改ざんを防止してコンテンツの信頼性を確保する技術などに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、インターネット上での情報発信方法として、テキストや静止画だけでなく、音声の特定の区間や、映像中の特定の領域にリンク情報を付与して、他のマルチメディア情報と関連させる手段が提供されている。また、コンテンツを提供する情報発信者自身が事前にリンクを作成する手段や、情報受信者がリンク情報を動的に付与して情報を共有する手段も与えられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このようなリンク作成において、誰がリンクを作成したかというログ情報をとったり、特定の受信者にのみ、リンク付与を許可するアクセス制限をかけることができなかったために、不正や改ざんの可能性が潜在し、コンテンツの信頼性を低下させる原因になっている。また、同様の理由でリンク作成者に料金請求するようなサービスは提供できなかった。
【0004】そこで、本発明は上記従来の課題に鑑みなされたもので、その目的とするところは、ネットワーク上のコンテンツにリンクを設定するときに不正や改ざんを防止してコンテンツの信頼性を確保するリンク管理方法を提供することにある。
【0005】また、本発明の他の目的とするところは、リンク設定に関して課金を行うリンク管理方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記従来の課題を解決するために、本発明の請求項1に係るリンク管理方法は、ネットワーク上のコンテンツに対するリンクの設定をコンピュータシステムにより管理するときのリンク管理方法であって、ネットワークを介してなされるリンク設定の要求が予め登録されたユーザからの要求であるか否かを判定し、予め登録されたユーザからの要求であると判定されたときにリンク設定の管理を行うことで解決手段とする。
【0007】本発明の請求項2に係るリンク管理方法は、ネットワーク上のコンテンツに対するリンクの設定をコンピュータシステムにより管理するときのリンク管理方法であって、ネットワークを介してなされるリンク設定の要求が予め登録されたユーザからの要求であるか否かを判定し、予め登録されたユーザからの要求であると判定されたときは予め記憶されたコンテンツの識別情報を一覧表示して選択を促し、選択された識別情報に対応するコンテンツを提供してリンク設定を行わせ、設定されたリンクの設定履歴を記録し、この設定履歴に基づいて課金することで解決手段とする。
【0008】本発明の請求項3に係るリンク管理方法は、請求項2記載のリンク管理方法において、前記登録されたユーザをユーザグループに所属させて管理を行うとともに当該ユーザまたはユーザグループの管理履歴を記録しておき、この記録された管理履歴に基づいて課金を行うことで解決手段とする。
【0009】本発明の請求項4に係るリンク管理方法は、予め登録されたユーザグループにコンテンツが対応づけられているとき、前記コンテンツに対するリンク設定の要求が前記ユーザグループに属するユーザからの要求であるか否かを判定し、前記ユーザからの要求であると判定されたときに前記対応づけられたコンテンツの識別情報を一覧表示して選択を促し、選択された識別情報に対応するコンテンツを提供してリンク設定を行わせ、設定されたリンクの設定履歴を記録し、この設定履歴に基づいて課金することで解決手段とする。
【0010】本発明の請求項5に係るリンク管理プログラムが記録されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体は、ネットワーク上のコンテンツに対するリンクの設定をコンピュータシステムにより管理するときのリンク管理プログラムが記録されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、ネットワークを介してなされるリンク設定の要求が予め登録されたユーザからの要求であるか否かを判定し、予め登録されたユーザからの要求であると判定されたときにリンク設定の管理を行うことを特徴とするリンク管理プログラムが記録されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体をもって解決手段とする。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。
【0012】[第1の実施の形態]図1は、本発明の第1の実施の形態に係るシステムの構成図である。
【0013】図1に示すように、コンピュータネットワークシステム(以下、システムという)100は、コンテンツサーバ1、ウェブサーバ2、顧客データベース(以下データベースをDBと略記する)DB3および、コンテンツサーバ1上にある任意のコンテンツに対して、コンテンツ名とコンテンツ内のリンク領域およびリンク先のURL(これらをリンク情報という)を付与するとともに、リンク情報が埋め込まれたコンテンツを情報閲覧者に提供するリンク管理サーバ4で構成される。
【0014】コンテンツサーバ1は、コンテンツ提供者端末10などから提供される映像情報や音声情報(以下、コンテンツという)を蓄積する。ウェブサーバ2は、インターネットを介して接続されたコンテンツ提供者端末10、リンクを設定する利用者(以下、リンク作成者という)が利用するリンク作成者端末20、コンテンツの受信者(以下、情報閲覧者という)が利用する情報閲覧者端末30などとの交信を制御する。顧客DB3は、リンク作成者が予め登録された者であるか否かの認証を行うために、リンク作成者IDおよびパスワードを記憶している。リンク作成者端末20には、コンテンツに連動するリンクを付与するためのソフトウェアであるリンク作成クライアントソフト20aが、一方、情報閲覧者端末30には、リンク情報が埋め込まれたコンテンツを閲覧するためのソフトウェアである情報受信クライアントソフト30aがインストールされている。
【0015】このシステム100では、コンテンツサーバ1にある任意のコンテンツに対して、他のURLへのハイパーリンクを設定する際に不特定者による改ざんを防止する目的で、「予め登録されたリンク作成者かどうかの認証を行うとともにリンク作成者に対して課金を実施する」ようになっている。
【0016】認証手続きは、リンク作成者が入力したIDおよびパスワードと顧客DB3に格納されている当該リンク作成者のIDおよびパスワードとを照合することで実施する。課金の手続きは、リンク作成等の際に、リンク作成者ID、リンク作成年月日、リンク作成時間等をリンク作成ログ4aに記録しておき、これを基に料金計算プログラム4bおよび図示しない料金表4cで料金を算出することにより実施する。
【0017】リンク管理サーバ4は、コンテンツ名、コンテンツ内のリンク領域およびリンク先のURLをリンク情報としてリンク作成者端末20から受け取り蓄積するリンク蓄積機能と、リンク情報のコンテンツ名で特定されるコンテンツを配信する際に、当該コンテンツに対してリンク情報を埋め込んで情報閲覧者端末30に提供するリンク付加機能を有している。
【0018】図2は、システム100におけるリンク作成のフローチャートである。
【0019】リンク作成者がリンク作成クライアントソフト20aをリンク作成者端末20上で起動して、インターネットを介してシステム100に接続すると、システムは、IDおよびパスワードの入力画面をリンク作成者端末20に表示させて(S1)、IDおよびパスワードの入力を促す。IDおよびパスワードが入力されると、顧客DB3内のIDおよびパスワードと照合し(S2)、いずれか一方が一致しない(NO)ときは、エラー表示を行う(S3)。一方、いずれもが一致する(YES)ときは、コンテンツサーバ1からコンテンツ名やその属性等を読み出し一覧にして表示し、いずれか選択するように促す(S5)。
【0020】いずれかのコンテンツが選択されると(ここでは、映像コンテンツが選択されたこととする)、システムは作業モードの選択を促す(S7)。具体的には、「リンク作成」あるいは「リンク削除」を選択させる。
【0021】「リンク作成」が選択されると、リンク管理サーバ4は、選択されたコンテンツをリンク作成者端末20に表示することで、コンテンツへのリンク領域を定義させる(S9)。図2では、映像が再生されたところが示されている。ここで、リンク作成者が画面において領域が指定されると、システムは、URLの入力画面を表示してURLの入力を促す(S11)。当該画面には、URLの入力エリアと、登録ボタンと、参照ボタンが含まれる。入力エリアにURLが入力されて登録ボタンが押されると、登録を完了した旨を知らせる(S13)とともに、リンク管理サーバ4が、リンク作成の履歴をリンク作成ログ4aに記録する(15)。具体的には、当該リンク作成者ID、当該リンク作成年月日、当該リンク作成時間等を記録する。なお、URLの入力画面で参照ボタンを押すとリンク先のホームページ(HP)にジャンプできるようになっている。
【0022】このように、予め登録されたリンク作成者に限ってリンク作成を許可するようにしたので、このシステムでは、コンテンツの改ざんや不正が極めて困難であり、コンテンツの信頼性を確保できるという効果が得られている。
【0023】図3は、リンク削除のフローチャートである。
【0024】リンク作成者が接続してから選択可能な作業モードが表示されるまでは、図2の作成のフローチャートと同様であるので説明を省略する。
【0025】ステップS7で選択された作業モードが「リンク削除」であったときは、リンク管理サーバ4は、選択されたコンテンツを埋め込まれたリンクとともにリンク作成者端末20に表示し、リンク領域を選択してクリックするように促す(S21)。いずれかのリンクが選択されクリックされると、リンク管理サーバ4は、当該リンクを削除するボタンとキャンセルするボタンを表示して選択を促す(S23)。削除するボタンが押されると、削除を完了した旨を知らせる(S25)とともに、リンク管理サーバ4が、リンク削除の履歴をリンク作成ログ4aに記録する(S27)。具体的には、当該リンク作成者ID、当該リンク削除年月日、当該リンク削除時間等を記録する。
【0026】このように、予め登録されたリンク作成者に限ってリンク削除を許可するようにしたので、コンテンツの信頼性を確保できるという効果が得られる。
【0027】これまでは、映像コンテンツにリンクを埋め込むあるいは削除する処理を述べたが、音声コンテンツに対しても、同様の処理が行える。
【0028】図4は、音声にリンクを設定するときのフローチャートである。
【0029】リンク作成クライアントソフト20aを起動してシステムにアクセスし、コンテンツが表示されるまでは、図2の処理と同様である。図4の例では、システムは、映像コンテンツを再生させる(S31)。そして、音声を再生するとともに、リンク作成を開始したいところで開始ボタンを押すように促す(S33)。リンク作成者が希望のタイミングで開始ボタンを押すと、次に、システムは、リンク作成を終了させたいタイミングで終了ボタンを押すように促す(S35)。終了ボタンが押されると、次に、指定された音声区間の音声を可視化する際に表示させたいアイコンを指定させる(S37)。そして、URLの入力画面を表示してURLを入力させ(S39)、図2と同様にリンク管理サーバ4がリンク作成ログ4aに履歴を記録する。
【0030】このように、システム100は、映像だけでなく音声についてもリンクを設定することができ、さらに、削除についても同様に行えるようになっている。また、音声へのリンク作成あるいは削除の際にも履歴の記録が行われる。
【0031】図5は、情報閲覧のフローチャートである。
【0032】情報閲覧者は、情報閲覧者端末30からインターネットを介してあるホームページに接続し、通常のリンクが埋め込まれた単語や画像などをクリックする(S41)。ここで、このリンクのリンク先が、コンテンツサーバ1内においてリンク情報が設定された映像などのコンテンツであるときは、情報閲覧者端末30において情報受信クライアントソフト30aが起動してリンク管理サーバ4との交信を行い、当該コンテンツを表示する(S43)。図5に示すように、コンテンツが映像であるときはリンク領域が設定されている。この領域の内部がクリックされると、リンク管理サーバ4は、当該コンテンツに設定されたリンク先のページを起動させる(S45)。
【0033】従って、情報閲覧者は、通常の情報閲覧(ブラウジング)と同じように、簡単なポインティング操作を行うだけで、管理されたリンクによる情報閲覧を行うことができる。
【0034】図6は、課金方法を示す図である。
【0035】これまで説明したように、システム100は、利用される課程において、リンク作成ログ4aにリンク作成および削除の履歴(ログ)を記録している。料金計算プログラム4bは、例えば、毎月の締め日などに起動され、リンク作成ログ4a、顧客DB3および料金表4cを基に、料金計算を行い、決済システムに計算結果を通知して課金を行う。具体的には、料金表4cには、顧客ごとに、リンク作成1回当たり、また、リンク削除1回当たりの単位料金などが登録されており、料金計算プログラム4bは、リンク作成ログ4aを基に、顧客ごとにリンク作成回数、削除回数を求め、それぞれに単位料金を乗じるなどして合計を算出し、顧客DB3に記録された顧客名、IDなどとともに決済システムへ通知する。
【0036】従って、決済システムは顧客の銀行口座などから料金の引き落としを行うことができる。このように、課金処理を行うようなシステムとしたため、例えば、ひやかし半分で利用されることがなく、社会的信用のある顧客だけにこのシステムによる利便性を享受させることができる。
【0037】図7(a)は、システム100の第1の変形例を示す図であり、図7(b)は、システム100の第2の変形例を示す図である。
【0038】図1で、システム100は、コンテンツサーバ1とリンク管理サーバ4とを分離し、リンク管理サーバ4がコンテンツサーバ1からコンテンツを取得して、リンク情報を埋め込むようにしているが、図7(a)のコンテンツサーバ1Aのように、コンテンツサーバ1とリンク管理サーバ4の機能を併せ持つようにしてもよい。すなわち、コンテンツサーバ1Aに、リンク作成機能とリンク付加機能をもつリンク付加アプリケーションをインストールとすることで、図1のシステムと同様の作用および効果を奏するようになる。
【0039】また、図7(b)のコンテンツサーバ1Bのように、コンテンツサーバ1とリンク管理サーバ4の機能を併せ持ち、コンテンツが蓄積された段階で、リンク情報を埋め込み保存しておいてもよい。すなわち、コンテンツサーバ1Bにリンク埋め込み機能もつリンク埋め込みアプリケーションをインストールすることで、図1のシステムと同様の作用および効果を奏するようになる。
【0040】[第2の実施の形態]図8は、第2の実施の形態に係るシステムの構成図である。
【0041】図8に示すように、システム200は、システム100に対して、ユーザグループDB5とユーザグループ管理DB6が追加して設けられている。その他の構成要素および利用形態はシステム100と同様であるので説明を省略する。
【0042】ユーザグループDB5には、ユーザグループ(以下、適宜グループと略記する)とそのグループに属するユーザが定義される。また、定義されたグループで利用できるコンテンツ名が当該グループに関連づけて登録される。ユーザグループDB5ユーザグループ管理DB6には、グループやユーザ個々のコンテンツへのアクセス権限、リンクの設定および削除の権限、グループやユーザの登録および削除を行える管理者権限を有するユーザグループ管理者のIDやパスワードなどが設定されている。システム200は、ユーザグループ管理ログ5aを記録して、これを料金計算プログラム4bへ引き渡すことで、グループごとの課金などを可能としている。
【0043】図9は、ユーザグループおよびユーザをシステムに追加する際のフローチャートである。ユーザグループ管理者が、当該管理者の端末などからインターネットを介してシステム100に接続すると、システム200は、IDおよびパスワードの入力画面を管理者の端末に表示させて、IDおよびパスワードの入力を促す(S51)。IDおよびパスワードが入力されると、ユーザグループ管理DB6のユーザグループ管理者IDおよびパスワードと照合し(S52)、いずれかが一致しない(NO)ときは、エラー表示を行う(S53)。一方、一致する(YES)ときは、システム200は、「リンク作成者の追加」あるいは「リンク作成者の削除」の選択メニューを表示していずれかの選択を促す(S55)。前者が選択されると、リンク作成者あるいはユーザグループを追加する処理に移行し、後者が選択されると、リンク作成者を削除する処理に移行する。
【0044】ここでは、前者が選択されたこととする。選択後、システム200は、ユーザグループDB5に既に登録されているグループ名を表示して、リンク作成者を既存のグループに追加したいときはいずれかを選択するように促すとともに、ユーザグループ名の入力エリアを表示して、ユーザグループを追加したいときは入力エリアに入力するように促す(S57)。
【0045】既存のグループが選択されたときは、リンク作成者IDの入力エリアを表示してリンク作成者IDの入力を促し(S59)、ここに入力されたIDのユーザを、ユーザグループDB5の中の、ステップS57で選択された既存のグループに追加登録する(S61)。なお、ステップS59では、追加ボタンが表示され、これが押されると、新たな画面を表示して、当該グループに新たなユーザを追加できるようにしている。また、画面に表示されたクリアボタンが押下されると、入力されたIDを消去して、入力をやり直せるようにしている。
【0046】一方、ステップS57で、新しいユーザグループ名が入力エリアに入力されて登録ボタンが押されると、確認画面を表示して、当該ユーザグループの追加を行うか否かの確認を行わせる(S63)。ここで、表示された追加ボタンが押されることによりユーザグループ管理者から追加する旨の指示があったときは、ユーザグループDB5に当該グループ名のユーザグループを追加登録するとともに登録した旨の表示を行う(S65)。そして、ステップS59で処理を移行させて、当該追加登録したばかりでユーザが登録されていないグループに、ユーザ(リンク作成者)を追加登録させる。なお、これら一連の課程において、システム200は、グループあるいはユーザの追加について、リンク作成者IDやユーザグループ名とともにその日付時間をユーザグループ管理ログ5aに記録する(S69)。従って、後述するように、グループやユーザの追加に対する課金が可能となっている。
【0047】図10は、ユーザグループおよびユーザを削除する際のフローチャートである。ユーザグループ管理者がシステムにアクセスしてから、「リンク作成者の追加」あるいは「リンク作成者の削除」の選択メニューを表示する(S55)までは、図9の処理と同様である。ここで、後者が選択されると、システム200は、ユーザグループDB5に既に登録されているグループ名を表示して、リンク作成者を既存のグループから削除したいときは、表示されたグループを選択するように促し、さらに、同一画面で、既存のユーザグループ名を表示して、ユーザグループ自体を削除したいときは当該グループ名を選択するように促す(S71)。
【0048】ここで、ユーザグループ管理者がリンク作成者を削除すべく、グループを選択したときは、リンク作成者IDの削除画面を表示するとともに、その中の入力エリアに削除したいリンク作成者のIDを入力させる(S73)。そして、表示された削除ボタンが押されたときは、確認画面を表示して、当該削除を行うか否かの確認を行わせ(S79)、ここで、表示された「はい」ボタンが押されることでユーザグループ管理者から削除する旨の指示があったときは、ユーザグループDB5から当該リンク作成者IDを削除し(S81)、ユーザグループから削除した旨の表示を行う(S83)。なお、ステップS73では、IDの消去が可能となっており、ステップS79では削除のキャンセルが可能となっている。
【0049】一方、ステップS71でユーザグループ管理者がユーザグループ自体を削除すべくグループを選択したときは、確認画面を表示して、そのグループを削除するか否かの確認を行わせ(S85)、ここで、表示された「はい」ボタンが押されることでユーザグループ管理者から削除する旨の指示があったときは、ユーザグループDB5から当該グループを削除する(S87)とともに削除した旨の表示を行う(S89)。
【0050】なお、これら一連の課程において、システム200は、グループあるいはユーザの削除について、リンク作成者IDやユーザグループ名とともにその日付時間をユーザグループ管理ログ5aに記録する(S91)。従って、後述するように、グループやユーザの削除に対する課金が可能となっている。
【0051】図11は、映像とユーザグループを関連づける際のフローチャートである。
【0052】システム200は、映像とユーザグループを関連づけることで、特定のグループだけで映像コンテンツを共有できるようにしている。この処理も、ユーザグループ管理者の指示の下に行われる。図11に示すように、ユーザグループ管理者がシステムに接続し、ステップS52で、ユーザグループ管理者であることが認められると、次に、システムは、当該管理者が管理者として設定されている全てのグループをユーザグループDB5から読み込んで表示し、どのグループに映像を関連づけるかの選択を促す(S101)。いずれかのグループが選択されると、次に、そのグループで利用できるコンテンツを一覧表示させる(S103)。ここでは、当該グループ名とこれに関連づけて既に登録されているコンテンツ名をユーザグループDB5から読み込んで一覧表示するとともに、関連づけを解除するためのボタンを対応して表示する。また、同一画面において、当該グループに関連づけされていないコンテンツ名をコンテンツサーバ1から読み込んで一覧表示するとともに、関連づけを登録設定するためのボタンを対応して表示する。
【0053】ステップS103で、解除するためのボタンが押されたときは、当該ユーザグループと当該コンテンツの関連づけを解除するか否かの確認を行わせる(S105)。ここで、画面表示された解除ボタンが押されることでユーザグループ管理者から解除する旨の指示があったときは、ユーザグループDB5から当該関連づけを解除する(S107)とともに解除した旨の表示を行う(S109)。
【0054】一方、登録するためのボタンが押されたときは、当該ユーザグループと当該コンテンツの関連づけを登録するか否かの確認を行わせる(S111)。ここで、画面表示された登録ボタンが押されることでユーザグループ管理者から登録する旨の指示があったときは、ユーザグループDB5に当該関連づけを登録設定(S113)するとともに登録した旨の表示を行う(S115)。なお、システムは、当該関連づけの登録および解除についても、ユーザグループ管理ログ5aに履歴を記録する(S117)。また、ステップS105およびS111では、解除および登録をキャンセルすることができるようになっている。
【0055】従って、ユーザグループ管理者は、このような簡単な操作を行うだけで、映像とグループの関連づけを登録設定または解除設定することができるので、グループ内での映像コンテンツの共有を簡単に行うことができる。また、音声コンテンツについても同様にしてグループとの関連づけの設定が行え、グループのユーザで共有したり共有を解除したりすることが可能である。
【0056】図12は、システム200においてリンク作成または削除するまでの処理のフローチャートである。
【0057】システム200においては、リンク作成者は、ユーザグループに属するユーザとして登録されるので、図2に示したリンク作成の処理とは異なる処理を経てリンク作成を行うようになっている。つまり、図12に示すように、システム200は、接続してきたリンク作成者を顧客DB3に登録されたリンク作成者IDおよびパスワードによる認証を行う(S2)ところまでは、同様の処理を行うが、その後、ユーザグループDB5内の登録内容の照合により、リンク作成者IDがユーザグループDB5のユーザグループのユーザとして登録されているか否かの判定を行う(S121)。登録されていない(NO)ときは、その旨のエラー表示を行い(S123)、一方、ユーザとして登録されている(YES)ときは、そのリンク作成者がユーザとして登録されている全てのグループユーザグループDB5から読み出し表示して、どのグループのユーザとして処理を行うかの選択を促す(S125)。
【0058】ここで、いずれかのグループが選択されると、システム200は、そのユーザグループに関連づけて利用できるようになっているコンテンツの一覧をユーザグループDB5から読み出して表示させ選択を促す(S127)。そして、いずれかのコンテンツが選択されると作業モードの選択(S7)へと処理を移す。これ以降の処理は、図2と同様に行われるので、その説明は省略する。
【0059】システム200は、かかる処理においても、ユーザグループ管理ログ5aに履歴を記録し課金に利用できるようにしている。
【0060】従って、システム200では、コンテンツに対しては、グループのユーザに限ってリンクの作成および削除が行えるので、グループのユーザ以外の者による改ざんおよび不正を防止することができる。、図13は、システム200における課金方法を示す図である。
【0061】リンク作成ログ4aに記録された履歴に基づく課金については、図6の処理と同様である。一方、システム200では、料金計算プログラム4bが、ユーザグループ管理ログ5aに、ユーザグループごとの所属ユーザ数やコンテンツ数、ユーザグループ数を記録し、さらに、ユーザグループやユーザを追加または削除した履歴、すなわち、管理履歴を記録しており、これらに基づいた課金を行うようにしている。従って、利用形態に応じた様々な課金を行うことができるようになるという効果が得られている。
【0062】図14は、本実施の形態のシステムを利用したサービスの具体例を示す図である。
【0063】まず、図14を参照して、映像とリンクさせた情報発信を説明する。
【0064】この発明を利用することで、コンテンツ提供会社であるビデオ製作会社AやBは、商品の製造メーカや販売メーカに対して、商品と有機的に結びついた広告配信サービスを提供することができる。すなわち、コンテンツ提供会社が提供するビデオ中に登場する商品に対し、リンク作成者である各メーカにリンクを付与するのを許可するとともに、そのリンクの付与に対して課金することができる。
【0065】具体的には、コミュニケーションサービスを提供するサービス会社に本発明に係るシステムを構築し、コンテンツサーバとしてのVODサーバを用意する。ビデオ製作会社は、VODサーバに映像コンテンツを内に格納しておく。一方、商品の製造メーカや販売メーカをリンク作成者としてシステムに登録しておく。
【0066】そして、リンク作成者は、広告をリンクづけたい映像コンテンツがあるときは、トップページからシステムにアクセスし、映像中にリンクを作成したい領域を指定してリンクを付与する。リンク先については、HTMLのホームページに限るものでなく、映像、音声等の、URLが付与できるものであれば良いので様々な角度から広告配信が可能となる。さらに、コンテンツ提供会社が、ユーザグループ管理者としての権限を具備すれば、ユーザグループのユーザとして商品の製造メーカや販売メーカを指定することで、第三者による不正改ざんを防止することができる。
【0067】また、リンク作成ログを利用してリンクの作成に対して、リンク作成会員であるメーカに課金することができる。また、ビデオ製作会社がユーザグループを作成したことの代償としてリンク作成者にユーザグループ作成料の請求を行うことも可能となる。さらに、本発明のもう1つの効果として、ビデオ製作会社自身に対してもユーザグループ管理ログに基づいて利用料金を課金することができる。なお、コンテンツが、音声とBGMデータが記録されたものであれば、レコード製作会社やレコード販売会社にとって、様々な角度からの広告配信が可能となる。
【0068】また、この発明を利用することで、サービス会社自体が管理者となり、同一テーマに属するコンテンツに関するコメントを閲覧者同士で共有する会員制のサービスを提供することができる。サービス会社は、ビデオ製作会社・レコード会社などから提供されたコンテンツに対して、ユーザが共通のテーマで情報交換を行えるような掲示板を提供し、共通のテーマ一覧を表示するトップページを提供する。
【0069】また、サービス会社は、このテーマ毎にユーザグループを定義するとともに、会員がリンク作成を行えるようにユーザグループの登録作業を事前に実施する。会員が所望のテーマに対して発言する場合は、サービス会社が作成したトップページにアクセスすると発言可能なユーザグループの一覧が表示される。そこで会員が所望のユーザグループを選択するとリンクが作成できるコンテンツ一覧が表示され、その中からリンクを作成したいコンテンツを選択する。新規にリンクを作成したい場合、コンテンツ内にリンクを作成すると、会員内で発言や情報共有ができるように予めサービス会社が作成してある掲示板へ転移する。既存のリンクに関して発言したい場合は、そのリンクを押下することで、既に作成されている掲示板に転移する。
【0070】しかも、サービス会社は、このユーザグループに参加する会員に対して、ユーザグループ内のコンテンツ群に対してリンクを作成する行為に対して課金を行うことができる。
【0071】また、本発明を実施するためのリンク管理プログラムは、半導体メモリ、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、磁気テープなどのコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納することで流通可能になる。従って、任意のサーバにその記録媒体をセットし、処理プログラムを読み込ませ、そして実行することにより、本発明と同様の作用が働き、その結果、そのサーバ上で本発明と同様の効果を得ることができる。
【0072】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るリンク管理方法または記録媒体によれば、コンテンツに対するリンク設定を予め登録されたユーザに許可するようにしたので、コンテンツの改ざんや不正を防止することができ、コンテンツの信頼性を向上させることができる。
【出願人】 【識別番号】399040405
【氏名又は名称】東日本電信電話株式会社
【識別番号】399041158
【氏名又は名称】西日本電信電話株式会社
【出願日】 平成12年9月27日(2000.9.27)
【代理人】 【識別番号】100083806
【弁理士】
【氏名又は名称】三好 秀和 (外4名)
【公開番号】 特開2002−108941(P2002−108941A)
【公開日】 平成14年4月12日(2002.4.12)
【出願番号】 特願2000−295046(P2000−295046)