| 【発明の名称】 |
電子商取引を行うWebサイトの情報管理システム |
| 【発明者】 |
【氏名】池田 進一
【氏名】江河 博巳
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| 【要約】 |
【課題】検索された情報を、効率良く、利用者に有益なかたちで表示することのできる電子商取引を行うWebサイトを提供すること。
【解決手段】電気通信回線を利用した情報ネットワーク上に開設された電子商取引を行うWebサイトにおいて、同Webサイトを運営するサーバは、情報提供者の提供する各種情報を、情報提供者が所望する最小の単位に細分化して最小単位情報として登録・管理するとともに、情報利用者の所望する検索結果を、同情報利用者の検索実行様式から分析した結果に基づいて、検索結果に該当する前記最小単位情報を自動的に編集して表示するようにした。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】電気通信回線を利用した情報ネットワーク上に開設された電子商取引を行うWebサイトにおいて、同Webサイトを運営するサーバは、情報提供者の提供する各種情報を、情報提供者が所望する最小の単位に細分化して最小単位情報として登録・管理するとともに、情報利用者の所望する検索結果を、同情報利用者の検索実行様式から分析した結果に基づいて、検索結果に該当する前記最小単位情報を自動的に編集して表示するようにしたことを特徴とする電子商取引を行うWebサイトの情報管理システム。 【請求項2】情報提供者の提供する各種情報を最小単位情報化する最小単位化手段を備えていることを特徴とする請求項1記載の電子商取引を行うWebサイトの情報管理システム。 【請求項3】サーバは、情報検索結果の表示様式を決定する複数のレポートスタイルシートを予め用意しておき、同複数のレポートスタイルシートの中から情報利用者に任意に選択・指定させ、指定された表示様式にしたがって、検索結果に該当する前記最小単位情報を自動的に編集して表示するようにしたことを特徴とする請求項1又は2に記載の電子商取引を行うWebサイトの情報管理システム。 【請求項4】情報提供者の最小単位情報の被検索状況を、一定期間ごとに情報提供者へ報告するフィードバック機能を有することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の電子商取引を行うWebサイトの情報管理システム。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】この発明は、例えばインターネットなど、電気通信回線を利用した情報ネットワーク上に開設された、電子商取引を行うWebサイトの情報管理システムに関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来、インターネットなどの電気通信回線を利用した情報ネットワークの発達にともない、所望する情報を誰でもがグローバルな規模で検索し入手可能となってきている。 【0003】また、インターネット上で運営されているWebサイトも多種多様であり、個人レベルのサイトから各種団体、企業の運営するサイトが無数に存在する一方、かかる各種サイトを含む莫大な情報の中から、所望する情報を検索し、即座にアクセスできるように多数のリンクを張った検索エンジンが所謂ポータルサイトとして稼働している。 【0004】また、近年では、専門店やデパート、スーパーなどに行かずとも買い物ができる、所謂バーチャルショッピングモール(以下ショッピングモールという)が人気サイトとなっている。 【0005】これは、通信販売の一形態といえるものであるが、売り手側はインターネット上で情報提供しているので、ユーザは、いつでも好きなときにショッピングモールをモニタ画面上に呼び出し、さらにモールにリンクされた店へアクセスし、用意されている商品カタログなどを自由に閲覧することができるとともに、閲覧して気に入ったものがあれば、購入手続を画面上で行って即座に購入手続をとることも可能となっている。 【0006】かかるショッピングモールは、時代の流れとともに、今後とも発展することが予想される。 【0007】 【発明が解決しようとする課題】ところが、現状では、ショッピングモールに出店しても、商品情報の露出機会に不均衡が生じることがあった。 【0008】すなわち、商品によっては、同一のカテゴリーにあるにもかかわらず、その商品情報の表示順序が後半部分になってしまったり、同一画面上であっても下側の目立たない場所にしか表示されないことがあり、利用者の目にとまりにくくなることがあった。 【0009】検索して得た情報の表示結果が複数のページにまたがった場合、利用者は、どうしてもトップページや前半部分のページに掲載された情報の方に注意がいき、後半部分の情報は読み流されたり、あるいは飛ばされてしまう傾向にあり、また、同一ページであっても、上側に掲載されている情報が目に入り易いからである。 【0010】これでは、利用者の目にとまりにくい商品は、他の出店者の商品と比べて受注件数が少なくなってしまうおそれがあり、同じ出店条件であっても、結果的には商品情報の露出機会に不均衡を生じ、出店者の営業成果にも差がついてしまうことになる。 【0011】他方、情報利用者にしても、同一カテゴリーで同一の指定条件で情報検索した場合に、検索するたびに同じ商品情報が目につくのでは検索効率が悪く、まだ見ていない情報を得るためには、複数ページの後半までいちいち画面表示させなければならないので面倒になってしまう。これでは、同ショッピングモールを敬遠してしまうことになりかねない。 【0012】そのようなことになると、ショッピングモールの運営もままならなくなり、モール出店者にとっても大きな不利益となる。 【0013】本発明は、上記課題を解決することのできる電子商取引を行うWebサイトの情報管理システムを提供することを目的としている。 【0014】 【課題を解決するための手段】上記課題を解決するために、請求項1記載の本発明では、電気通信回線を利用した情報ネットワーク上に開設された電子商取引を行うWebサイトにおいて、同Webサイトを運営するサーバは、情報提供者の提供する各種情報を、情報提供者が所望する最小の単位に細分化して最小単位情報として登録・管理するとともに、情報利用者の所望する検索結果を、同情報利用者の検索実行様式から分析した結果に基づいて、検索結果に該当する前記最小単位情報を自動的に編集して表示するようにした。 【0015】また、請求項2記載の本発明では、上記情報提供者の提供する各種情報を最小単位情報化する最小単位化手段を備えていることとした。 【0016】また、請求項3記載の本発明では、上記サーバは、情報検索結果の表示様式を決定する複数のレポートスタイルシートを予め用意しておき、同複数のレポートスタイルシートの中から情報利用者に任意に選択・指定させ、指定された表示様式にしたがって、検索結果に該当する前記最小単位情報を自動的に編集して表示するようにした。 【0017】また、請求項4記載の本発明では、上記情報提供者の最小単位情報の被検索状況を、一定期間ごとに情報提供者へ報告するフィードバック機能を有することとした。 【0018】 【発明の実施の形態】本発明は、電気通信回線を利用した情報ネットワーク上に開設された電子商取引を行うWebサイトにおいて、同Webサイトを運営するサーバは、情報提供者の提供する各種情報を、情報提供者が所望する最小の単位に細分化して最小単位情報として登録・管理するとともに、情報利用者(以下、単に「利用者」という)の所望する検索結果を、同利用者の検索実行様式から分析した結果に基づいて、検索結果に該当する前記最小単位情報を自動的に編集して表示するようにしたものである。 【0019】ここでWebサイトとは、テキスト、画像、音などの素材から構成された多数の情報をパッケージした情報ページからなり、かかるWebサイトは、HTML(HyperText Markup Language)ファイルで各ページを表現している。そして、サイトを運営するWWWサーバ(以下、単に「サーバ」という)とブラウザとは、インターネットの標準プロトコルであるHTTP(HyperText Transfer Protocol)で情報のやりとりを行っている。 【0020】インターネットの利用者は、CPUやROM、RAMなどのメモリー、前記ブラウザが格納されたハードディスクなどを備えたコンピュータ本体、同本体に接続されたモニタ、入力デバイスであるキーボード、マウスなどからなるパソコンなどのコンピュータを利用してインターネットに接続し、所定のWebサイトにアクセスして、同サイトの有する様々な情報を前記モニタに表示させて閲覧することができる。本実施の形態では、所望する情報を表示させるための利用者のアクションとして、グラフィックユーザインターフェイス(GUI)環境の下でのコンピュータ操作により行うようにしている。すなわち、前記したマウスなどの入力デバイスによるアイコンなどの選択入力(以下「クリック」という)で行うようにしている。 【0021】本実施の形態では、前記Webサイトを、専門店やデパート、スーパーなどに行かずとも買い物ができる、所謂バーチャルショッピングモール(以下ショッピングモールという)としており、同ショッピングモールには、様々なカテゴリーの商品、サービスなどを提供する者が出店している。 【0022】例えば、ショッピングであれば、家庭用品関連、ファッション関連、書籍関連、CDなどの音楽関連、自動車関連など、その他様々なカテゴリー、さらには、観光案内、ゴルフ場、スキー場、レストラン、キャンプ場などの様々なサービス施設などが出店している。 【0023】利用者は、これらの中から、所望する目的情報、商品を検索して閲覧し、気に入ったものがあれば、所定のルールの下での電子商取引を行うことができる。 【0024】本ショッピングモールを運営するサーバは、情報提供者、すなわち出店者の提供する各種商品やサービスに関する情報を、出店者が所望する最小の単位に細分化して最小単位情報として登録・管理し、検索条件に対応して登録した中から最小単位情報ごとに検索するとともに、この最小単位情報が複数にわたれば、それらの表示順や表示位置などを適宜編集し、検索結果として画面に表示するようにしている。 【0025】編集に際しては、上記最小単位情報の検索回数などを加味した自動陳列棚機能を用いることができる。 【0026】すなわち、自動陳列棚機能とは、例えば、売れる商品情報、人気の有る提供情報などと、その他の情報を上手く組合わせて表示可能とする機能である。 【0027】例えば、一つのカテゴリーの中で、利用者の指定した条件で検索した結果が多数存在する場合、多数の情報の中でも検索回数(クリック回数)が多いもの、少なくいものが生じる。つまり、人気のある情報や不人気の情報が検索回数からある程度判断できる。 【0028】しかし、ある利用者が、このカテゴリーから同一の指定条件で検索した場合、検索回数の多かった情報が常に表示画面の上段、すなわち見やすい位置に表示され、検索回数の少ない情報は、現在表示されていない隠された後のページにしか掲載されないとなると、同一カテゴリーにある商品情報間で露出機会に大きな不均衡を生じ、同じショッピングモールに出店したとしても、売上に大きな差が出てしまう。 【0029】そして、出店者側にとって、レポートへの露出機会が少なくなれば、それだけ情報(商品・サービス)の訴求力もなくなってしまう。 【0030】そこで、同一の利用者が同一カテゴリーの中で同様な指定条件で検索した場合には、その利用者が今まであまり閲覧していない、つまりクリック回数の少なかった情報についても、過去のクリック回数は少ないにもかかわらず、自動陳列棚機能によってレポートのトップ近傍に表示するものである。 【0031】このように、自動陳列棚機能とは、利用者の検索回数やレポート表示位置出現回数などを考慮して、本ショッピングモール出店者のどの最小単位情報についても利用者になるべく多く閲覧してもらえるようにレポート表示位置を自動設定することができるようにしたものである。 【0032】したがって、利用者は、同じ目的で何度か検索した場合に、検索するたびに多くの情報に接することができる。そして、出店者側からしても、不公平となることなく自店の商品情報を露出させることができるのでショッピングモールへの出店効果を十分に受けることができる。 【0033】また、前記最小単位情報を自動的に編集して表示する際に、サーバは、情報検索結果の表示様式を決定する複数のレポートスタイルシートを予め用意しておき、同複数のレポートスタイルシートの中から利用者に任意に選択・指定させ、指定された表示様式にしたがって、検索結果に該当する前記最小単位情報を自動的に編集して表示することもできる。なお、この複数のレポースタイルシートについては、画面上に一覧表示された、所謂プルダウンメニューの中から所望のシートをクリックする選択方式が望ましい。 【0034】かかる構成とすれば、利用者は、自分に合った様式で検索結果を表示することができ、商品情報が見易くなって、ショッピングモールを有効利用することができる。 【0035】以上説明してきたように、本実施の形態では、出店者の提供する情報を最小単位情報に作成することが重要となるが、そのために、サーバでは、出店者の提供する各種商品・サービス情報を最小単位情報化するための最小単位化手段を備えている。 【0036】同最小単位化手段は、出店者の各種情報を最小単位の情報として定義するためのもので、出店者は同手段を利用して、本ショッピングモールへの出店契約を行うとともに、提供情報を出店者が管理し易い管理単位に分割して、任意の最小単位情報として登録する。このように、出店者側に都合がよく、なおかつ管理し易い形式で最小単位情報を登録することができるので、ショッピングモールでは、出店者に最適なモールとなるような情報管理を行いやすくなる。 【0037】次いで、サーバは、利用者の条件検索に応じて送信する関連した他の最小単位情報との関係を定義づけしたり、リンク先URLとの関係付けを行う。 【0038】そして最後に、提供された各種情報に対する著作権などの諸権利、最小単位情報の掲載期限などを決定する。 【0039】ところで、最小単位情報には、所有権者情報、権利関連情報、本実施形態の特徴の一つである後述する陳列棚情報、さらには、情報作成年月日、更新年月日、情報掲載期限、検索回数など、さらに、各最小単位情報の階層関係テーブルなどの情報が定義され、さらに、サーバは、全てのデータを最小単位化して記録、管理するようにしている。 【0040】したがって、利用者の行動検索履歴なども最小単位情報ごとに把握することができ、商品単位や検索表示位置単位など、きめ細やかな情報管理を行うことができる。 【0041】さらに、情報提供者の最小単位情報の被検索状況を、一定期間ごとに情報提供者へ報告するフィードバック機能を備えておくことが好ましい。 【0042】すなわち、サーバでは、出店者の最小単位情報ごとの利用者による検索回数(クリック回数)、それによる被検索状況、商品の申込状況、前記自動陳列棚機能の推定効果などを出店者に報告するとともに、提供情報(商品)の変更や付加価値をつける必要性などを含めてコンサルティングなどを行って、ショッピングモール全体の質の向上を図ることも可能となる。 【0043】また、出店者側は、報告書にもとづいて商品をリニューアルしたり、あるいは市場ニーズを正確に捉えることができるので、拡販に結びつけることができ、さらには、本ショッピングモールを、事業拡大の手段としても利用可能となる。 【0044】このように、本実施の形態によればショッピングモールの品質を高めることができ、そうなれば、当然ながら、一般の利用者がこのショッピングモールへアクセスする回数も増加し、広告媒体としても利用価値が高まるので、広告収入などの収益も期待できる。 【0045】 【実施例】以下、本発明を、添付図に示す実施例を通してより具体的に説明する。 【0046】図1は、本発明に係る電子商取引を行うWebサイトが開設された電気通信回線を利用した情報ネットワークの概念的構成図である。 【0047】本実施例に係る電子商取引を行うWebサイトは、所謂オンラインショッピングが可能なショッピングモールであって、電気通信回線を利用した情報ネットワーク、すなわち、インターネットに開設されており、多数の出店者が、それぞれの商品やサービスの情報を提供し、情報を得ようとする利用者はこれらを自由に閲覧して、気に入ったものがあれば、所定のルールの下で電子商取引を行うことができる。 【0048】図1において、1はWWW(World Wide Web)と呼ばれる電気通信回線で構築されたインターネットであり、同インターネット1を介して、パーソナルコンピュータ(以下「パソコン」という)などからなる利用者端末機器(以下、単に「利用者」という)2と、前記Webサイトを管理運営するサーバ側機器(以下、単に「サーバ」という)3とが接続されている。 【0049】利用者2やサーバ3は、CPUやROM、RAMなどのメモリーや、インターネット1上の無数のデータやオブジェクトの中から目的とするものを取り込むためのソフトウェアであるブラウザが格納されたハードディスクなどを備えたコンピュータ本体20と、同本体20に接続されたモニタ21と、キーボードやマウスなどからなる入力デバイス22などを備えている。 【0050】また、利用者2は、前記ブラウザを起動して、ブラウザ画面上で所望するURL(uniform re sourse locator)を入力したりするなどして、インターネット1にリンクした本実施例におけるショッピングモールなどを含め、その他様々なWebサイトをモニタ21で閲覧することができる。 【0051】サーバ3のハードディスク内には、オペレーティングシステム(OS)やその他ソフトウェア、そして、本実施例では、本ショッピングモールを構築するためのHTMLファイルや各種データなどが格納されている。 【0052】また、ショッピングモールには、情報検索用の検索メニューを備えた検索ページが、通常、サイトの筆頭ページ(ホームページ)に用意されており、同検索ページの検索メニューを利用して、ショッピングモール内に蓄積されている多数の情報の中から、所望する情報を検索可能としている。なお、本実施例では、所望する情報を表示させるための利用者2のアクションとしては、グラフィックユーザインターフェイス(GUI)環境の下でのコンピュータ操作により行うようにしている。すなわち、マウスなどの入力デバイス22によりアイコンをクリックすることで行うことが可能である。 【0053】上記した検索ページにおいて、ショッピングモールを運営するサーバ3は、情報提供者、すなわち出店者の提供する各種情報を、出店者が所望する最小の単位に細分化して最小単位情報として登録・管理するとともに、利用者2の所望する検索結果を、同利用者2の検索実行様式から分析した結果に基づいて、検索結果に該当する前記最小単位情報を自動的に編集して表示するようにした管理システムを備えることに特徴がある。 【0054】上記最小単位情報が、本ショッピングモールの情報管理システムにおける管理単位となっており、この最小単位情報を、最小のショウウインドウというイメージからSST(small shop tray)と定義する。 【0055】かかるSSTは、本ショッピングモールへの出店者側で自由にその大きさを決定できるもので、決定に際しては、基本的に、利用者2が一回のクリックによる検索行為で表示させることのできる大きさを最小単位としている。例えば、プログラムや画像データなどのように分割しても意味をなさないようなものは、一つの情報単位とするものである。 【0056】また、出店者によっては、必ずしも一回のクリックと規定せずに、利用者2の検索状況を捉え易い単位、売買目的に作成された個別商品単位を決定することができ、さらには論文、小説、オーディオ、写真や動画など、著作権にかかわる情報などに関しては情報提供者の都合に合わせた管理単位が決定される。 【0057】また、サーバ3は、情報検索結果の表示様式を決定する複数のレポートスタイルシート10を予め用意しており、利用者2は、図6に示すように、用意された複数のレポートスタイルシート10の中から任意に選択・指定して、利用者2側で情報検索結果の表示様式を決定可能とし、しかも、決定された表示様式にしたがって、検索結果は、該当する前記SSTを自動的に編集して表示するようにしている。 【0058】本ショッピングモールの情報管理システムについては、さらに後に詳述するが、かかる情報管理を行うために、サーバ3に備えた4種類のデータベース5,6,7,8について先ず説明する。 【0059】図1において、5は情報データベースであり、本ショッピングモール内で提供可能な商品情報、バナー広告、及びその他の提供情報が利用者2に検索させる前記SST毎に記録されている。 【0060】また、6は利用者2のショッピングモールの検索状況を記録する利用者管理用データベースであり、記録内容としては、利用者2が選択した後述するレポートスタイルシート10をはじめ、利用者2の住所、電話番号、メールアドレス、ホームページUR Lなどの個人情報、同利用者2の本ショッピングモールへのアクセス回数、さらに、商品購入履歴、その他同モールの利用履歴等であって、これらの記録によって、利用者2は細かいサービスを受けることができるようになっている。なお、利用者2のプライバシーなどを保護するために、個人情報に関しては暗号化などのセキュリティ対策を施している。 【0061】なお、利用者2は本ショッピングモールに会員登録を行うことができ、利用者管理用データベース6ではこの会員情報についても記録している。会員登録した利用者2は、オークションへの参加や懸賞サービスなどの各種サービスを受けることができる。 【0062】また、会員登録した利用者2は、後述する独自検索メニュー9を作成することができ、この独自検索メニュー9の登録状況についても利用者管理用データベース6に記録されている。 【0063】7は検索用ニーズデータベースであり、本ショッピングモールにおいて中核をなすデータベースである。 【0064】検索用ニーズデータベース7には、独自検索メニュー9(後に詳述する)を作成するためのタイトル文字列や検索用アイコン画像などが格納されている。そして、これらは前記情報データベース5と結びついている。 【0065】また、前記タイトル文字列や検索用アイコン画像は階層化されており、その階層関係についても、メニュー階層セルテーブルとして定義されている。 【0066】そして、これらのタイトル文字列や検索用アイコン画像と、予め用意してある検索メニュースタイルシートを利用して、独自検索メニュー9を作成可能としている。なお、本実施例では、独自検索メニュー9用の背景として使用する背景シートも多数格納している。 【0067】8は利用者メニュースタイルデータベースであり、利用者2が作成した前記独自検索メニュー9の画面情報や、三階層のメニューの階層関係情報や、利用者2が独自に指定した検索用文字列や、独自に作成した検索用アイコン画像などからなる利用者検索用オブジェクトなどが格納されている。 【0068】かかるデータベース5,6,7,8を利用することで、サーバ3はショッピングモール全体の管理を行うとともに、出店者及び利用者2の管理を行っている。 【0069】ここで、本実施例に係るショッピングモールに、利用者2が実際にアクセスして、所望する情報を入手する場合について以下に説明する。 【0070】(ホームメニュー4の自動更新)図1において、利用者2がショッピングモールにアクセスすると(a)、サーバ3は、利用者2が独自検索メニュー9を既に登録しているか、登録していればそのスタイルは何か、あるいは今回が初めてのアクセスであるかなどを、利用者管理用データベース6を検索して識別し(イ)、独自検索メニュー9の登録がない場合は、後述するホームメニュー4を送信して(ロ)、利用者2のモニタ21に表示する(b)。 【0071】ホームメニュー4とは、予めサーバ3側で設定した標準の検索メニューであり、図2に示す構成としている。 【0072】すなわち、図2において、41は本実施例におけるショッピングモールの共通表示エリアであり、モールのロゴやシンボルマーク、各ページにリンクしたタグ、あるいはバナー広告などからなり、本実施例では、常にページトップに表示されるようにしている。 【0073】42はこのホームメニュー4を含む検索メニューに共通した条件表示エリアであり、検索条件の入力やその他のリンクなどが常に表示されるもので、本実施例では、常にページの左側に帯状に表示されるようにしている。45は独自検索メニュー指定用のプルダウンメニュー、46は検索結果レポートスタイル指定用のプルダウンメニュー、47は文字列による検索条件指定窓、48は条件式による検索条件指定窓である。 【0074】43は検索メニュー表示エリアであり、前述したように、利用者2の利用傾向に合わせて自動的に更新され、表示内容が変化するもので、本実施例では、常にページ中央に表示されるようにしている。本実施例に係るショッピングモールは、多岐にわたる商品を扱っており、図示するように、ショッピングを行う場合、ファッション、本、音楽、様々なカテゴリーのモール検索メニュー100がある。さらに、観光案内、ゴルフ場、スキー場、レストラン、キャンプなどのサービス施設の検索メニュー200も用意されている。 【0075】44は本ショッピングモール共通のサービスエリアであり、本ショッピングモールの利用状況や、同モールに登録した会員への各種サービス案内、その他インフォメーションなどを表示するもので、本実施例では、前記検索メニュー表示エリア43の下側に帯状に表示されるようにしている。 【0076】ところで、本ショッピングモールにおいては、利用者2が情報検索する際に、個々の利用者2の利用履歴に基づいて、各利用者2に最適と判断される形態となるように、ホームメニュー4を自動更新して表示するメニュー最適化プログラムを備えている。 【0077】同プログラムは、図1に示した各種データベース5,6,7,8を参照するものであり、利用者2がアクセスすると、かかるメニュー最適化プログラムが起動して、サーバ3は前記各データベース5,6,7,8を検索してアクセスした利用者2を識別するとともに、同利用者2の検索履歴から同利用者2に最適と判断される形態となるように、検索メニュー表示エリア43の検索メニューの表示順や、表示位置を自動更新して表示することができるものである。 【0078】すなわち、利用者2が本ショッピングモールのURLに初めてアクセスした場合、サーバ3は、予めサーバ3側で設定したホームメニュー4を送信して利用者2のモニタ21に表示させる。 【0079】そして、利用者2がこのホームメニュー4を利用した後、同ショッピングモールとの接続を終了して、さらに同利用者2が再度前記ショッピングモールへアクセスした場合、サーバ3は、例えば検索メニューの表示順序や表示位置を、利用者2の利用傾向に合わせて自動的に更新するようにしている。 【0080】例えば、利用者2が図2で示した最初のホームメニュー4において、サービス施設の検索メニュー200中のキャンプサイト210の情報を得ていたとすると、今回のホームメニュー4では、図3に示すように、検索メニュー表示エリア43には、サービス施設の検索メニュー200がトップに表示され、しかも、キャンプサイト210がそのメニュー200中のトップに表示されるようにしている。 【0081】当然ながら、その後、利用者2の利用状況によって、サーバ3は、その利用者の検索履歴情報を参照し、その利用状態から、利用者2にとって最適と思われる表示形態に自動更新したホームメニュー4をモニタ21に表示する。 【0082】例えば、「行ってみよう」と表示されたサービス施設の検索メニュー200における検索累計が1000件で、「モールカテゴリー」と表示されたモール検索メニュー100の検索累計が800件であった場合、図3においては、図2で示したホームメニュー4とは上下反対に入れ替わっていることが分かる。 【0083】また同様に、サービス施設の検索メニュー200の中でも、検索累計の数の変化によって、表示順序が入れ替わる。 【0084】なお、上述した検索メニューの自動更新において、その表示順の変更、表示位置の変更などの具体的な動作は適宜サーバ側で設計可能としている。 【0085】このように、本ショッピングモールではメニュー最適化プログラムを備えていることから、初めての検索以降は、その利用者2の検索履歴情報に基づいて、利用者2の検索動向を反映させて利用者2の志向に沿ったメニュー形態をとることができ、利用者2は情報検索を円滑に行うことができる。 【0086】また、図1に示すように、利用者2は、ホームメニュー4が表示されると、同メニュー4の条件表示エリア42で検索条件を文字列で入力したり、検索メニュー表示エリア43の各メニューをクリックしたりして情報検索を行うことができる(c)。このときに、サーバ3は、利用者管理用データベース6及び検索用ニーズデータベース7の該当データを自動更新する(ハ)。 【0087】そして、サーバ3は、利用者2の指定した条件で要求情報を情報データベース5から捜し出して(ニ)送信する(d)。 【0088】(検索結果の表示様式指定機能)また、本ショッピングモールでは、情報検索結果を、利用者2の指定した様式で表示することができる。 【0089】すなわち、サーバ3は、図2に示すように、そのホームページに予めサーバ3側で設定したホームメニュー4を送信するとともに、会員登録用のタグ49を表示しておく。そして、利用者2は、会員登録タグ49をクリックし、リンクされている図示しない登録画面から必要事項を記入したり選択することにより、無料で会員登録をすることができるようにしている。 【0090】さらに、サーバ3は、前述したように、情報検索結果の表示様式を決定する複数のレポートスタイルシート10を予め用意しており(図6参照)、会員登録済みの利用者2は、用意された前記複数のレポートスタイルシート10の中から任意に選択・指定して、利用者2側で情報検索結果の表示様式を決定することができる。 【0091】本実施例では、図6に示すように、レポートスタイル10は、スタイル表示を行うプルダウンメニュー46に10種類用意されており、各レポートスタイル10はそれぞれ行×列の数が異なっている。 【0092】利用者2は、スタイル表示プルダウンメニュー46から自分好みのレポートスタイル10を簡単に指定して使用することができる。 【0093】サーバ3は、利用者2が指定したレポートスタイル10に合わせてこの利用者2の検索結果を編集し、利用者2へ送信し、モニタ21に表示させる。 【0094】例えば、利用者が、前述したように、温泉に関する独自検索メニュー9である「温泉めぐりメニュー」を利用とする場合、この独自検索メニュー9を、独自検索メニュー指定用のプルダウンメニュー45で指定するとともに、スタイル表示プルダウンメニュー46(図6参照)から、所望するレポートスタイルを選択し、文字列による検索条件指定窓47内に、所望する温泉地の宿を指定する。 【0095】これらの検索条件を受けて、サーバ3は各種データベース5,6,7,8を利用して得た情報結果を、図7に示すように、指定されたレポートスタイルにてモニタ21に表示すべく送信する。 【0096】ここでは、利用者2がスタイル表示プルダウンメニュー46(図6参照)から、3行5列(3×5)のレポートスタイル■を選択した場合としており、各検索結果情報は、3行5列の15のセル11内に、文字や画像などで作成された前述のSSTで表示されている。ここでは情報結果として、温泉地の宿名と宿泊料金が表示されている。また、画面下部のサービスエリア44には、検索結果件数やレポートのページ数、その他注意事項などが表示されている。 【0097】なお、検索結果を示す3行5列内の各セル11をクリックすることで、その下の階層にジャンプさせることも可能である。例えば、所望する温泉宿の詳細をセル11にリンクさせて、利用者11は、興味を引く宿の詳細を知ることも可能となる。 【0098】他方、利用者2がレポートスタイルシート10を指定しない場合は、同利用者2が以前に選択・指定したレポートスタイルシート10で情報検索結果を表示し、利用者2が会員登録をしていないか、もしくは、同利用者2が以前にもレポートスタイルシート10を選択・指定していない場合は、全利用者2中、最も指定頻度の高いレポートスタイルシート10で情報検索結果を表示するようにしている。かかるレポートスタイル10は、それだけ人気が高いものなので、一般の利用者2の好みと合致する可能性が高いものである。 【0099】このように、利用者2は、自分に合った様式で検索結果を表示することができ、情報が見易くなって、検索メニューを有効利用することができる。 【0100】しかも、自分に合った様式だけではなく、表示結果は、前述した最小単位情報であるSSTが、利用者2の検索実行様式から分析した結果に基づいて自動的に編集されて表示されるので、多様な情報を得やすくなる。 【0101】(独自検索メニュー9の作成)また、利用者2は前述したように会員登録すると、以下に説明する独自検索メニュー9を作成して利用することが可能となる。 【0102】すなわち、会員登録した利用者2は、上記ホームメニュー4を好みに応じてアレンジして、独自検索メニュー9を作成することができる。また、独自検索メニュー9は、サーバ3側が予め用意したメニュー作成ツールを用いて、前記した検索用ニーズデータベース7内のデータを、モニタ21上でセットアップしながらオンラインにて簡単に作成することができる。そして、この独自検索メニュー9はサーバ3の利用者管理用データベース6に登録されて運用される。 【0103】例えば、図4に示すように、メニュー作成ツールの一つであるフリーフォームのスタイルシート91を用い、利用者2は、タイトル92と標準検索用オブジェクト(検索対象項目のタイトル文字列や検索用アイコン画像など)93とマークオブジェクト94とを、スタイルシート91上の任意の位置に配置しながら作成していく。このとき、スタイルシート91の背景95やマークオブジェクト94は、前述したように検索用ニーズデータベース7内に複数種格納されており、これらの中から、好みに応じて選択することができる。図4中、96は文字列で背景95やマークオブジェクト94を検索選択するプルダウンメニュー群である。 【0104】また、好みのマークオブジェクト94がない場合、利用者2は独自にこれを作成登録することもできる。そして、この作成したマークオブジェクト94は、オープンシンボルマークとして、このショッピングモールにアクセスした他の誰でもが利用できる。 【0105】上述のメニュー作成ツールを利用して作成した独自検索メニュー9の一例を図5に示す。ここでは、利用者2が温泉に関する情報を検索しやすいように独自に作成し「温泉めぐりメニュー」と名付けたメニューを独自検索メニュー9としている。 【0106】図示するように、検索メニュー表示エリア43には、利用者2が指定した県別の複数の温泉地がそれぞれボタン化されて表示されており(図中ではアンダーラインで表示している)、しかも、メニュー階層を二階層としている。したがって、ボタン化されたメニュー項目300をクリックすると、ニ階層目のサブメニューに該当温泉地の個別の温泉情報が表示され、さらにこれをクリックすると、個別温泉の情報ページへとジャンプして必要な情報を得ることが可能となっている。 【0107】また、必要であれば、その温泉地のホテルなどの宿泊所情報や地図情報へアクセス可能なリンクボタン310なども設定しておくことができる。 【0108】かかる独自検索メニュー9は、例えば10個程度の複数登録が可能であり、利用者2は、本モールショッピングにアクセスするたびに、目的に合った独自検索メニュー9を適宜選択して使用して、効率的に目的情報を呼び出すことが可能である。したがって、検索時間を短縮することができ、効率的なインターネット1の利用が可能となる。 【0109】本実施例では、独自検索メニュー9を既に登録した利用者2が本ショッピングモールにアクセスすると、自動的に最新登録の独自検索メニュー9を検索メニュー表示エリア43に表示するようにして、その他の登録済み独自検索メニュー9は、検索メニュー表示エリア43の下方のサービスエリア44に、登録時に付けた名前で表示されるようにしている。 【0110】このように、利用者2は自分のよく利用する情報を、自分に合った様式からなる自分好みの独自検索メニュー9を作成してこれを利用することにより、効率的な情報検索が可能となる。 【0111】(検索用ニーズデータベース7の自動更新)さらに、本実施例では、利用者2がホームメニュー4なり独自検索メニュー9なりで、キーワード検索などのように文字列を入力して検索を行った場合に、その条件が、前記検索用ニーズデータベース7内に格納されたどの検索用オブジェクトにも合致しない検索条件であったとすると、サーバ3は前述したように、これを新規の利用者検索用オブジェクトとして、前記検索用ニーズデータベース7内に追加するようにして、検索用ニーズデータベース7についても自動更新することができる。 【0112】かかる利用者検索用オブジェクトには、マークオブジェクト(画像情報、あるいはアイコンなどのシンボル情報としてのマークオブジェクト)を利用者が追加することができ、しかも、追加された利用者検索用オブジェクトは、これもオープンなものとして、このショッピングモールにアクセスした者は誰でも自由に利用できるようにしている。すなわち、サーバ3は、追加された利用者検索用オブジェクトをホームメニュー4に追加することとしている。 【0113】しかし、かかるオブジェクトを利用しての検索頻度が予め設定した値よりも少ない場合はホームメニュー4から削除し、このオブジェクトを最初に入力した利用者2の独自検索メニュー9にのみ表示するようにしている。 【0114】(ショッピングモールの管理体系)本ショッピングモールは、伝えたい情報を利用者2に便利な形で提供できるように、出店者の提供する商品情報を、出店者が所望する最小の単位に細分化して最小単位情報であるSSTとして登録・管理するとともに、利用者2の所望する検索結果を、同利用者2の検索実行様式から分析した結果に基づいて、検索結果に該当する前記SSTを自動的に編集して表示するようにしたことに特徴がある。 【0115】すなわち、前述したように、最小のショウウインドウというイメージから定義したSSTを用い、かかるSSTに関する情報を参照することにより、利用者2の指定した検索条件や、指定した検索結果のレポートスタイルに最適な様式で処理できる管理体系を備えることに特徴がる。 【0116】ここで、SSTの構成についてさらに詳述する。 【0117】図8にSSTの構造を示す。 【0118】SSTには、利用者2に提供される情報や各種プログラム、文字、画像、音声などのオブジェクトなどの情報そのものと、SSTの管理情報であるであるところの情報カテゴリー、SST所有権者情報、権利関連情報、後述する陳列棚情報、情報作成年月日、更新年月日、SST掲載期限、検索回数など、さらに、各SSTの階層関係テーブルなどの情報が定義されている。 【0119】また、SSTは、図9に示すように、本実施例に係るショッピングモールの管理体系の中心的役割を担っているもので、全てのデータがSSTとしてサーバ3に登録され、記録、管理されている。 【0120】したがって、利用者2の行動検索履歴をSSTごとに把握することができ、商品単位や検索表示位置単位など、きめ細やかな情報管理を行うことができる。 【0121】かかるSSTを実現するために、本実施例では、サーバ3は下記の処理機能を備えている。 【0122】■本ショッピングモールに出店する企業などの出店者に対し、その提供情報、すなわち、商品情報、広告、ニュース、その他情報を、SST化(最小単位化)するオーソライズツール。 【0123】■SSTの検索回数などを加味した自動陳列棚機能。 【0124】■出店者へ、各SSTの状況をレポートする報告書作成機能。 【0125】ここで、■オーソライズツールとは、出店者の情報をSSTとして定義するためのツールであり、出店者は本ツールを利用して、本ショッピングモールへの出店契約を行うとともに、提供情報を出店者が管理し易い管理単位に分割して任意のSSTとして登録する。次いで、利用者2の条件検索に応じて送信する関連したSSTとの関係を定義づけしたり、リンク先URLとの関係付けを行う。最後に、提供情報に対する著作権などの諸権利、SSTの掲載期限を決定する。 【0126】このように、オーソライズツールを用いることにより、情報管理しやすい形式でSST(最小単位情報)を登録することができるので、ショッピングモールでは、出店者に最適なモールとなるような情報管理を行いやすくなる。 【0127】また、掲載期限などの情報管理により、SSTの消去も自動的に行えるので、サーバ3にとっても効率的なデータベース管理、及びショッピングモール運営が行える。 【0128】ところで、出店者は、SSTを登録する際に、地図や動画情報などのように膨大なデータ量を有する情報で、論理的な分割が適当でない情報については、SSTとして定義するのではなく、SSTとは別の情報として定義しておき、利用者から検索指定を受け、その検索条件により順次、別途定義した情報データから取出し、動的に作成した仮想SSTを利用者2へ送信することができる。 【0129】図10にオーソライズツールの使用例を示しており、出店者は、インターネット画面上の表示エリア51で出店に関する情報入力が可能となっている。 【0130】例えば、ショップとしての登録、商品の登録、特別セール商品の登録、マップの登録、ショップ契約などを行うことができる。また、エリア52は商品登録のときに、ショップ登録の情報を表示するエリアとなり、エリア53は、ショップや、商品に関しての利用者2の検索状況を表示するエリアとなっている。 【0131】また、上記した■自動陳列棚機能とは、売れる商品情報、人気の有る提供情報などと、その他の情報を上手く組合わせて表示可能とした機能である。 【0132】例えば、図6、図7で示したように、温泉に関する独自検索メニュー9である「温泉めぐりメニュー」を利用した場合の検索結果についても自動陳列機能がはたらいいる。 【0133】すなわち、利用者2が「温泉めぐりメニュー」を何度か利用したとすると、検索情報結果の31件のSST(この場合は宿となる)の中でも、この利用者2の好む宿は検索回数(クリック回数)が多く、あまり興味を引かない宿は検索回数が少なくなることは当然である。したがって、逆に、検索回数によって、この利用者2の好みがある程度判断することができる。なお、図6では、レポートスタイルシート10が標準の3行4列(3×4)のレポートスタイル■で表示されている。 【0134】しかし、この利用者2が「温泉めぐりメニュー」を利用するときに、検索回数の多かったSST(宿)が常にレポートの上段、すなわち見やすい位置に表示され、検索回数の少ないSST(宿)は、現在表示されていない隠されたページにしか掲載されないというのでは、SST間に不均衡が生じる。すなわち、利用者2は、次ページ以降の情報を見るのは面倒になる傾向があるので、同じショッピングモールに出店したとしても、SST間で検索回数の格差が大きく広がりやすい。 【0135】そして、出店者側にとって、レポートへの露出機会が少なくなれば、それだけ情報(商品)の訴求力もなくなってしまう。 【0136】そこで、利用者2がその後再度「温泉めぐりメニュー」を利用した場合は、今まであまり閲覧していないクリック回数の少なかったSST(宿)、例えば、図7の場合であれば、Aホテル、B民宿、ペンションD、E旅館別館が、過去のクリック回数は少ないにもかかわらず、自動陳列機能によって、今回初めてレポートの最初の行に表示されている。 【0137】そして、Fホテル、JJ旅館が利用者2がよくクリックして情報を得ていたSST(検索回数の多い宿)であった場合は、これらのSST(宿)についても当然ながら、レポートの筆頭ページのしかるべき位置に表示するようにしている。なお、図7においては、利用者2は3行5列(3×5)のレポートスタイル■を選択している。 【0138】このように、自動陳列棚機能とは、利用者2の検索回数やレポート表示位置出現回数などを考慮して、本ショッピングモール出店者のどのSSTについても利用者2になるべく多く閲覧してもらえるようにレポート表示位置を自動設定することができるものである。 【0139】したがって、利用者2は、「温泉めぐりメニュー」を利用するたびに、多くのSST、すなわち宿情報に接することができる。そして、出店者側からしても、不公平となることなく自店のSSTを露出させることができるのでショッピングモールへの出店効果を十分に受けることができる。 【0140】さらに、■報告書作成機能は、出店者へ、各SSTの状況を週、月、年ごとにレポートするもので、本ショッピングモールを運営するサーバ3側は、出店者のSSTごとの利用者2による検索回数(クリック回数)による被検索状況、商品の申し込み状況、前記自動陳列棚機能の推定効果などを、各出店者に報告するとともに、提供情報(商品)の変更や付加価値の必要性を含めてコンサルティングなどを行って、ショッピングモール全体の質の向上をいち早く図ることが可能となっている。 【0141】この報告書を受けて、出店者は、利用者2にとって魅力有る商品となるように付加価値をつけたり、デザインを変更したり、さらには新たな商品開発を行ったりして、市場ニーズに即応していくことが可能となる。 【0142】そして、インターネット1上における本ショッピングモールの取扱う商品品質が高まれば、当然ながら、一般利用者がこのショッピングモールへアクセスする回数も増加し、広告媒体としても利用価値が高まるので、広告収入などの収益も期待できる。 【0143】さらに、出店者側は、前記報告書を利用して拡販を図るだけにとどまらず、本ショッピングモールを事業拡大の手段として利用することが可能となる。 【0144】以上説明してきたように、本実施例に係るショッピングモールでは、利用者2が好みの検索画面メニューを自分好みに編集変更することができ、検索効率を向上させることができる。 【0145】また、特に、検索結果の表示画面を、自分の好みのレイアウトに変更できるので、常に見やすい状態で検索結果を得ることができる。 【0146】さらに、出店者は、自動陳列機能により自店の商品情報(SST)の露出機会が増え、従来のショッピングモールなどへの出店に比べて商品などの訴求力が高まり、販売力も増大する。 【0147】したがって、多数の利用者2が本モールにアクセスすることになり、ショッピングモールとしてのインターネット1上での地位が向上し、広告媒体としての利用価値も高まるなど、付随するさらなる効果も期待することができる。 【0148】なお、Webサイトとしては、ショッピングモールのみならず、検索エンジンに適用することもできる。この場合、電子商取引よりも、無償の情報提供が主体となるが、きわめて検索しやすいことから、利用者がインターネット接続時の入口サイトとして、所謂ポータルサイトとして多数の利用者に貢献することができる。 【0149】 【発明の効果】本発明は上記のような形態で実施されるもので、以下の効果を奏する。 【0150】(1)請求項1記載の本発明では、電気通信回線を利用した情報ネットワーク上に開設された電子商取引を行うWebサイトにおいて、同Webサイトを運営するサーバは、情報提供者の提供する各種情報を、情報提供者が所望する最小の単位に細分化して最小単位情報として登録・管理するとともに、情報利用者の所望する検索結果を、同情報利用者の検索実行様式から分析した結果に基づいて、検索結果に該当する前記最小単位情報を自動的に編集して表示するようにしたことにより、例えば利用者の検索回数やレポート表示位置出現回数などを考慮して、本ショッピングモール出店者のどの最小単位情報についても利用者になるべく多く閲覧してもらえるようにレポート表示位置を自動設定することができるようになり、利用者にとっては、同じ目的で何度か検索した場合に、検索するたびに多くの情報に接することができ、一方、出店者側からすると、不公平となることなく自店の商品情報を露出させることができるので、ショッピングモールへの出店効果を十分に受けることができる。 【0151】(2)請求項2記載の本発明では、上記情報提供者の提供する各種情報を最小単位情報化する最小単位化手段を備えていることとしたことにより、出店者側に都合のいいように最小単位情報を登録することができるので、ショッピングモールでは、出店者に最適なモールとなるような情報管理を行いやすくなる。 【0152】(3)請求項3記載の本発明では、上記サーバは、情報検索結果の表示様式を決定する複数のレポートスタイルシートを予め用意しておき、同複数のレポートスタイルシートの中から情報利用者に任意に選択・指定させ、指定された表示様式にしたがって、検索結果に該当する前記最小単位情報を自動的に編集して表示するようにしたことにより、利用者は、自分に合った様式で検索結果を表示することができ、商品情報が見易くなるとともに、検索するたびに多くの情報に接することができるので、ショッピングモールを有効利用することができる。 【0153】(4)請求項4記載の本発明では、上記情報提供者の最小単位情報の被検索状況を、一定期間ごとに情報提供者へ報告するフィードバック機能を有することとしたので、提供される商品情報の変更や付加価値をつける必要性などを含めてコンサルティングなどを行うこともでき、ショッピングモール全体の質の向上を図ることが可能となり、いつまでも利用者の人気を保持することができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】501016881 【氏名又は名称】株式会社ウェブブーツ
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| 【出願日】 |
平成12年10月2日(2000.10.2) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100080160 【弁理士】 【氏名又は名称】松尾 憲一郎
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| 【公開番号】 |
特開2002−108939(P2002−108939A) |
| 【公開日】 |
平成14年4月12日(2002.4.12) |
| 【出願番号】 |
特願2000−302618(P2000−302618) |
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