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【発明の名称】 情報配信方法及び情報配信装置
【発明者】 【氏名】梅田 洋史

【要約】 【課題】情報端末を使用する特定のユーザ層を狙って特定の情報を配信することが可能な技術を提供する。

【解決手段】情報配信装置1は、情報端末3を利用するユーザの個人情報を登録することが可能な個人情報登録部5と、各種の情報を蓄積することが可能な情報蓄積部7と、個人情報登録部5に登録されている個人情報と情報蓄積部7に蓄積されている各種の情報との間でマッチング処理を行うことによって、特定の情報とこの特定の情報を配信すべきユーザを選択する選択処理部9と、この選択処理部9によって選択されたユーザの情報端末3に、特定の情報を配信する情報配信部11とを備えている。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 各種の情報を所定の情報端末に配信するための情報配信方法であって、情報端末を利用するユーザの個人情報を個人情報登録部に登録する工程と、各種の情報を情報蓄積部に蓄積する工程と、個人情報登録部に登録されている個人情報と情報蓄積部に蓄積されている各種の情報との間でマッチング処理を行うことによって、特定の情報とこの特定の情報を配信すべきユーザを選択する選択処理工程と、この選択処理工程によって選択されたユーザの情報端末に、特定の情報を配信する情報配信工程とを有することを特徴とする情報配信方法。
【請求項2】 前記選択処理部では、マッチング処理を行う際に、情報を配信する時間帯を考慮しつつ、特定の情報とこの特定の情報を配信すべきユーザを選択することを特徴とする請求項1に記載の情報配信方法。
【請求項3】 前記マッチング処理とは、相互の情報が適合するか否かを比較する比較処理のことであることを特徴とする請求項1に記載の情報配信方法。
【請求項4】 前記比較処理とは、個人情報登録部に登録されている個人情報に基づいて、配信しようとする情報がユーザに適合したものとなるか否かを判断する判断処理のことであることを特徴とする請求項3に記載の情報配信方法。
【請求項5】 前記選択処理部には、1日を複数の時間帯に分割し、この分割された時間帯の各々に、ユーザに配信すべきと判断された特定の情報が振り分けられた情報配信タイムテーブルが設けられていることを特徴とする請求項2に記載の情報配信方法。
【請求項6】 各種の情報を所定の情報端末に配信するための情報配信装置であって、情報端末を利用するユーザの個人情報を登録することが可能な個人情報登録部と、各種の情報を蓄積することが可能な情報蓄積部と、個人情報登録部に登録されている個人情報と情報蓄積部に蓄積されている各種の情報との間でマッチング処理を行うことによって、特定の情報とこの特定の情報を配信すべきユーザを選択する選択処理部と、この選択処理部によって選択されたユーザの情報端末に、特定の情報を配信する情報配信部とを備えていることを特徴とする情報配信装置。
【請求項7】 前記選択処理部では、マッチング処理を行う際に、情報を配信する時間帯を考慮しつつ、特定の情報とこの特定の情報を配信すべきユーザを選択することを特徴とする請求項6に記載の情報配信装置。
【請求項8】 前記マッチング処理とは、相互の情報が適合するか否かを比較する比較処理のことであることを特徴とする請求項6に記載の情報配信装置。
【請求項9】 前記比較処理とは、個人情報登録部に登録されている個人情報に基づいて、配信しようとする情報がユーザに適合したものとなるか否かを判断する判断処理のことであることを特徴とする請求項8に記載の情報配信装置。
【請求項10】 前記選択処理部には、1日を複数の時間帯に分割し、この分割された時間帯の各々に、ユーザに配信すべきと判断された特定の情報が振り分けられた情報配信タイムテーブルが設けられていることを特徴とする請求項7に記載の情報配信装置。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種の情報を所定の情報端末に配信するための技術に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、インターネットの普及に伴って、各種の情報(例えば、音声情報、画像情報、文字情報など)が多種多様な通信ネットワークを介して簡単に配信できるようになっている。この場合、情報端末を利用するユーザは、多種多様な通信ネットワークの中から、自分の目的や用途に合ったネットワークを選択して、各種の情報を得ることになる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述したような従来の技術には、以下のような問題が存在する。
【0004】ユーザ側から考察すると、多種多様な通信ネットワークの中から自分の目的や用途に合ったネットワークを選択することは時間もかかり面倒であると共に、選択したネットワークには、膨大な量の情報が配信されているため、希望の情報を得ることが困難である。情報端末としては、ある一定の場所に固定した状態で使用する固定端末(例えば、デスクトップ型のパソコン)と、移動中に携帯しながら使用する携帯端末(例えば、インターネット対応の携帯電話やPHS)とがあるが、特に移動中における携帯端末でのネットワーク検索には、種々の制約(端末操作の煩雑、この操作煩雑に伴う通信料金の上昇など)がかかる。
【0005】情報提供者側から考察すると、せっかく提供した情報も他の膨大な量の情報に埋もれてしまうため、ユーザの目に映るチャンスが極めて少なくなってしまう。また、特定のユーザ層を狙って情報を配信することができないため、情報の宣伝広告的効果を得ることができない。
【0006】本発明は、このような問題を解決するために成されており、その目的は、情報端末を使用する特定のユーザ層を狙って特定の情報を配信することが可能な技術を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成するために、本発明は、各種の情報を所定の情報端末に配信するための情報配信方法であって、情報端末を利用するユーザの個人情報を個人情報登録部に登録する工程と、各種の情報を情報蓄積部に蓄積する工程と、個人情報登録部に登録されている個人情報と情報蓄積部に蓄積されている各種の情報との間でマッチング処理を行うことによって、特定の情報とこの特定の情報を配信すべきユーザを選択する選択処理工程と、この選択処理工程によって選択されたユーザの情報端末に、特定の情報を配信する情報配信工程とを有する。
【0008】また、本発明は、各種の情報を所定の情報端末に配信するための情報配信装置であって、情報端末を利用するユーザの個人情報を登録することが可能な個人情報登録部と、各種の情報を蓄積することが可能な情報蓄積部と、個人情報登録部に登録されている個人情報と情報蓄積部に蓄積されている各種の情報との間でマッチング処理を行うことによって、特定の情報とこの特定の情報を配信すべきユーザを選択する選択処理部と、この選択処理部によって選択されたユーザの情報端末に、特定の情報を配信する情報配信部とを備えている。
【0009】このような情報配信方法及び情報配信装置の発明によれば、マッチング処理にによって、特定の情報が、この特定の情報を配信すべきユーザに配信される。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態に係る情報配信装置について、添付図面を参照して説明する。
【0011】図1に示すように、本実施の形態の情報配信装置1は、情報端末3を利用するユーザの個人情報を登録することが可能な個人情報登録部5と、各種の情報を蓄積することが可能な情報蓄積部7と、個人情報登録部5に登録されている個人情報と情報蓄積部7に蓄積されている各種の情報との間でマッチング処理を行うことによって、特定の情報とこの特定の情報を配信すべきユーザを選択する選択処理部9と、この選択処理部9によって選択されたユーザの情報端末3に、特定の情報を配信する情報配信部11とを備えている。
【0012】情報端末3としては、例えば、携帯電話、PHS、パソコンなどを適用することができる。
【0013】ユーザの個人情報とは、例えば、年齢、性別、職業、電話番号、メールアドレスなどであり、情報端末3とこれを利用するユーザとを特定するための情報である。なお、このような個人情報は、情報端末3を購入する際に、例えば電話会社やインターネット会社に登録される。
【0014】個人情報登録部5は、複数のユーザの個人情報を一括して保存することができるように構成されており、使用目的に応じて、例えば年齢別或いは性別又は職業別にデータベース化することができるようになっている。
【0015】情報蓄積部7は、各種の情報(例えば、音声情報、画像情報、文字情報など)を蓄積することができるように構成されており、使用目的に応じて、ジャンル別に各種の情報をデータベース化できるようになっている。
【0016】選択処理部9において、マッチング処理とは、相互の情報が適合するか否かを比較する比較処理のことである。この場合の比較処理とは、具体的には、個人情報登録部5に登録されている個人情報に基づいて、配信しようとする情報がユーザに適合したものとなるか否かを判断する判断処理のことである。そして、この判断処理において適合するものと判断された場合には、その情報がユーザに配信される。適合しなかった場合には、再びマッチング処理が行われる。このマッチング処理は、個人情報登録部5に登録された全ての個人情報と、情報蓄積部7に蓄積されている全ての情報との間で適合する情報が無くなるまで行われる。
【0017】このマッチング処理において、適合するか否かの判断は、配信しようとする情報が、ユーザの希望に合っているか否か、ユーザの要求を満足させるに足りるものか否か、ユーザの興味を引くものか否か、ユーザが多少でも気にしてくれそうなものか否か、などの判断基準に基づいて行われる。なお、この判断基準は、一例であって、狙いを付けたユーザ層の種類(年齢、性別、職業、収入など)や、情報配信装置1の使用目的に応じて、任意に変更することが可能である。
【0018】また、選択処理部9では、マッチング処理を行う際、情報を配信する時間帯を考慮しつつ、特定の情報とこの特定の情報を配信すべきユーザを選択している。つまり、1日を複数の時間帯に分割し、この分割された時間帯の各々に、ユーザに配信すべきと判断された特定の情報が振り分けられる。そして、各々の時間帯に応じた情報の配信が行われる。この場合、図2に示すような情報配信タイムテーブルを選択処理部9に設ければ、この情報配信タイムテーブルに基づいて、情報の配信を円滑且つ確実に行うことができる。なお、図2には、画像情報を配信する情報配信タイムテーブルが例示されているが、音楽情報や文字情報などを配信する場合も同様であるため、その例示は省略する。
【0019】情報配信部11では、選択処理部9で選択された特定の情報が、配信先の情報端末3の種類に対応した制御信号に変換される。なお、制御信号とは、情報端末3の送受信に対応した電気信号(アナログ信号、デジタル信号)である。これにより、特定の情報を所定の情報端末3に確実に配信することが可能となる。
【0020】次に、上述したような情報配信装置1の動作について、図2及び図3を参照して説明する。なお、以下の動作説明では、情報端末3の一例として、インターネット対応の携帯電話3aを例にとって説明する。
【0021】この例では、携帯電話通信事業社13のネットワーク上に、上述した情報配信装置1が構築されているものとする。
【0022】まず、ユーザが携帯電話販売店で携帯電話3aを購入する際、そのユーザの個人情報が、携帯電話通信事業社13に構築されている情報配信装置1の個人情報登録部5に登録される。そして、この例の情報配信装置1では、更に、情報配信サービスを受ける旨の登録が成される。このように、個人情報登録部5には、携帯電話3aを購入したユーザの個人情報が順次登録されてゆくことになる。
【0023】また、情報配信装置1の情報蓄積部7には、企業の宣伝広告、新商品の紹介、娯楽施設の案内などの各種の情報が提供されて蓄積される。この情報蓄積に際して、携帯電話通信事業社13には、情報提供者15から一定の情報配信手数料が支払われる。情報配信手数料は、例えば、ある時間帯に何人のユーザに何回情報を配信したかを考慮し、時間帯×人数×回数=○○円として設定しても良いし、或いは、情報を配信したユーザから情報提供者へアクセス(問い合わせ、購入希望など)された件数ごとに料金を設定しても良い。
【0024】このとき、選択処理部9において、マッチング処理が行われ、例えばユーザが興味を引くような情報や必要とするような情報などが選択され、その情報が情報配信部11を介して特定のユーザに配信される。この例においては、企業の宣伝広告、新商品の紹介、娯楽施設の案内などを表示した画像情報を配信することとし、その配信方法として、待ち受け画面にしておけば、携帯電話3aの電源を入れているユーザに対して特定の画像情報を配信し続けることが可能となる。
【0025】この場合、図2に示すような情報配信タイムテーブルを作成しておけば、時間帯に応じて変化した画像情報(その時間帯でユーザが最も必要とするような画像情報など)を配信することが可能となる。ビジネスマンを例にとると、午前から午後のある一定の時間帯では、仕事に関係したような画像情報(情報提供者:B社、C社)を配信し、それ以降の時間帯では、アフターファイブで活用できそうな画像情報(情報提供者:A社)を配信する。
【0026】上述したような情報配信装置によれば、マッチング処理によって特定のユーザ層を狙った情報(ユーザが興味や関心を示しそうな情報)の配信ができるため、情報提供者にとっては、提供した情報がユーザの目に映るチャンスが極めて高くなり、その結果、新たな顧客の発掘とビジネスチャンスの拡大を同時に図ることが可能となる。また、ユーザにとっては、情報配信サービスの登録をしておきさえすれば、膨大な量の情報の中から自分の希望に合った情報を何時でも何処でも短時間に得ることが可能となる。更に、このような情報配信装置を構築した各種の通信事業者には、情報提供者からの情報配信手数料が通話料(情報端末の使用料)とは別に入るため、事業収益の向上が実現され、この事業収益の向上により通話料の値下げや割り引きが可能となり、その結果、この情報端末を購入するユーザの拡大を図ることができる。つまり、このような情報配信装置を用いることによって、情報提供者と通信事業者とユーザとの間で互いのメリットを同時に向上させることが可能となる。
【0027】
【発明の効果】本発明によれば、情報端末を使用する特定のユーザ層を狙って特定の情報を配信することが可能な技術を提供することができる。
【出願人】 【識別番号】399045396
【氏名又は名称】株式会社シタシオンジャパン
【出願日】 平成12年10月3日(2000.10.3)
【代理人】 【識別番号】100097559
【弁理士】
【氏名又は名称】水野 浩司 (外1名)
【公開番号】 特開2002−108927(P2002−108927A)
【公開日】 平成14年4月12日(2002.4.12)
【出願番号】 特願2000−303050(P2000−303050)