| 【発明の名称】 |
情報提供管理装置およびそのプログラム記録媒体 |
| 【発明者】 |
【氏名】小林 洋一
|
| 【要約】 |
【課題】閲覧者にあっては、リスト内容を見るだけでその時点における出来事をジャンル毎に知ることができ、その全体からその時の様子を正確に回想することが可能となり、また、指定時点に該当する出来事の情報が無い場合でも、その付近の出来事を知ることができ、更に、情報検索の為のユーザ操作が容易となる情報提供サービスを実現する。
【解決手段】情報提供サーバ1は、「タイム指定トラベル」のサービスがユーザから要求された場合に、閲覧希望者から任意に指定された指定時点を基準とし、この基準時点に基づいて一般世間情報データベースを検索することにより、基準時点あるいはその近傍での出来事を示す世間情報を各ジャンル毎に抽出すると共に、抽出された世間情報を呼び出す為のインデックスを含むページを作成して閲覧希望者側のユーザ端末2へ提供する。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】情報の閲覧希望者に対してネットワークを介して情報を提供する情報提供管理装置であって、ジャンル別に歴代の出来事を示す歴史情報をそれぞれ個別に記憶管理する歴史情報記憶手段と、閲覧希望者がどの時点における出来事の閲覧を希望するかを指示するために、閲覧希望者から任意に指定された指定時点を基準とし、この基準時点に基づいて前記歴史情報記憶手段を検索することにより、前記基準時点あるいはその近傍での出来事を示す歴史情報を各ジャンル毎に特定する歴史情報特定手段と、この歴史情報特定手段によって特定された歴史情報を呼び出す為のリストを含む時代情報画面を作成して前記閲覧希望者側のユーザ端末へ提供する情報提供手段と、を具備したことを特徴とする情報提供管理装置。 【請求項2】前記歴史情報記憶手段は、ジャンル別に歴代の出来事を示す各歴史情報に対応して、その重要度を示すレベル情報をその出来事があった時点に関連付けて記憶管理し、前記歴史情報特定手段は、閲覧希望者から指定された指定時点に基づいてその時点に関連付けられているレベルを判定し、この判定レベルに基づいて歴史情報を特定する範囲を決定し、この範囲内に該当すると共に前記基準時点あるいはその近傍での出来事を示す歴史情報を各ジャンル毎に特定する、ようにしたことを特徴とする請求項1記載の情報提供管理装置。 【請求項3】前記歴史情報特定手段によって特定された歴史情報を呼び出す為のリストを含む時代情報画面を前記閲覧希望者側のユーザ端末へ提供した後において、その情報閲覧者から前記レベル変更の指示があった場合、前記歴史情報特定手段は、閲覧希望者から指定された変更レベルに基づいて歴史情報を特定する範囲を再決定して歴史情報の特定を行なう、ようにしたことを特徴とする請求項2記載の情報提供管理装置。 【請求項4】閲覧希望者が任意に指定された指定時点を基準として前記歴史情報特定手段が該当する歴史情報を特定した後において、当該閲覧希望者から指定時点をその前後に移動変更する旨の変更指示があった場合に、前記歴史情報特定手段は、この指示にしたがってその移動方向へ基準時点を変更すると共に、変更された新たな基準時点あるいはその近傍での出来事を示す歴史情報を各ジャンル毎に特定する、ようにしたことを特徴とする請求項1記載の情報提供管理装置。 【請求項5】歴代で販売されていた各商品に対応してその商品情報を記憶管理する歴代商品記憶手段と、閲覧希望者が任意に指定された指定時点を基準として前記歴代商品記憶手段を検索し、その時点で販売されていた商品が現在でも販売可能な商品であれば、その商品の案内リストを当該ユーザ端末へ送信する案内リスト送信手段と、当該ユーザからの購入申込を受け取った場合に、その商品の販売手続きを行なう商品販売手段と、を具備したことを特徴とする請求項1記載の情報提供管理装置。 【請求項6】情報の閲覧希望者に対してネットワークを介して情報を提供する情報提供管理装置であって、世間一般の歴代における出来事を示す歴史情報を世間情報として記憶管理する世間情報記憶手段と、ユーザ個人の歴代における出来事を示す歴史情報を個人情報として記憶管理する個人情報記憶手段と、閲覧希望者が所望する個人情報の呼び出し指定により、前記個人情報記憶手段からその個人情報を抽出すると共に、抽出した個人情報を含む個人時代情報画面を作成する画面作成手段と、前記抽出した個人情報の時期と同時期に起こった世間情報を前記世間情報記憶手段から検索し、該当する世間情報を前記個人時代情報画面に付加する情報付加手段と、前記世間情報が付加された個人時代情報画面を前記閲覧希望者側のユーザ端末へ提供する情報提供手段と、を具備したことを特徴とする情報提供管理装置。 【請求項7】情報の閲覧希望者に対してネットワークを介して情報を提供する情報提供管理装置であって、世間一般の歴代における出来事を示す歴史情報を世間情報として記憶管理する世間情報記憶手段と、ユーザ個人の歴代における出来事を示す歴史情報を個人情報として記憶管理する個人情報記憶手段と、閲覧希望者が所望する世間情報の呼び出し指定により、前記世間情報記憶手段からその世間情報を抽出すると共に、抽出した世間情報を含む時代情報画面を作成する画面作成手段と、前記抽出した世間情報の時期と同時期に起こった当該ユーザの個人情報を前記個人情報記憶手段から検索し、該当する個人情報を前記時代情報画面に付加する情報付加手段と、前記個人情報が付加された時代情報画面を前記閲覧希望者側のユーザ端末へ提供する情報提供手段と、を具備したことを特徴とする情報提供管理装置。 【請求項8】コンピュータが読み取り可能なプログラムコードを有する記録媒体であって、ジャンル別に歴代の出来事を示す歴史情報をそれぞれ個別に記憶管理させる為のコンピュータが読み取り可能なプログラムコードと、閲覧希望者がどの時点における出来事の閲覧を希望するかを指示するために、閲覧希望者から任意に指定された指定時点を基準とし、この基準時点に基づいて前記歴史情報を検索することにより、前記基準時点あるいはその近傍での出来事を示す歴史情報を各ジャンル毎に特定させる為のコンピュータが読み取り可能なプログラムコードと、特定された歴史情報を呼び出す為のリストを含む時代情報画面を作成して前記閲覧希望者側のユーザ端末へ提供させる為のコンピュータが読み取り可能なプログラムコードと、を有する記録媒体。 【請求項9】コンピュータが読み取り可能なプログラムコードを有する記録媒体であって、世間一般の歴代における出来事を示す歴史情報を世間情報として記憶管理させる為のコンピュータが読み取り可能なプログラムコードと、ユーザ個人の歴代における出来事を示す歴史情報を個人情報として記憶管理させる為のコンピュータが読み取り可能なプログラムコードと、閲覧希望者が所望する個人情報の呼び出し指定により、前記個人情報を抽出すると共に、抽出した個人情報を含む個人時代情報画面を作成させる為のコンピュータが読み取り可能なプログラムコードと、前記抽出した個人情報の時期と同時期に起こった世間情報を検索し、該当する世間情報を前記個人時代情報画面に付加させる為のコンピュータが読み取り可能なプログラムコードと、前記世間情報が付加された個人時代情報画面を前記閲覧希望者側のユーザ端末へ提供させる為のコンピュータが読み取り可能なプログラムコードと、を有する記録媒体。 【請求項10】コンピュータが読み取り可能なプログラムコードを有する記録媒体であって、世間一般の歴代における出来事を示す歴史情報を世間情報として記憶管理させる為のコンピュータが読み取り可能なプログラムコードと、ユーザ個人の歴代における出来事を示す歴史情報を個人情報として記憶管理させる為のコンピュータが読み取り可能なプログラムコードと、閲覧希望者が所望する世間情報の呼び出し指定により、前記世間情報を抽出すると共に、抽出した世間情報を含む時代情報画面を作成させる為のコンピュータが読み取り可能なプログラムコードと、前記抽出した世間情報の時期と同時期に起こった当該ユーザの個人情報を検索し、該当する個人情報を前記時代情報画面に付加させる為のコンピュータが読み取り可能なプログラムコードと、前記個人情報が付加された時代情報画面を前記閲覧希望者側のユーザ端末へ提供させる為のコンピュータが読み取り可能なプログラムコードと、を有する記録媒体。
|
【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】この発明は、情報の閲覧希望者に対してネットワークを介して情報を提供する情報提供管理装置およびそのプログラム記録媒体に関する。 【0002】 【従来の技術】従来、インターネットを介して各種の情報をユーザに提供するサービス業者は、各種の情報を作成して記憶管理すると共に、作成した各種の情報を電子掲示板上において閲覧可能に掲載し、この掲示板が第三者からアクセスされた際に、その情報をその閲覧希望者側の端末に対して提供する情報提供サービスを行なっている。例えば、この種のサービスとしては、ニュースインデックスを電子掲示板上に掲載し、その中から所望のニュースが選択指定された場合には、その詳細なニュース内容をインターネット経由でユーザ端末へ提供するニュース提供サービスが知られている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述のようなニュース提供サービスにあっては、所望する歴代の出来事を閲覧することができるが、ニュースインデックスの中から希望の情報を選択する方式であるために、多数のインデックスの中から閲覧を希望する情報を素早く正確に探し出せるとは限らず、時には、多大な時間と労力が必要となる等の問題があった。 【0004】第1の発明の課題は、閲覧希望者がどの時点における出来事の閲覧を希望するかを指定するだけで、指定された指定時点あるいはその近傍での出来事を各ジャンル別に特定して、その情報を呼び出す為のリストが案内されるので、閲覧者にあっては、リスト内容を見るだけでその時点における出来事をジャンル毎に知ることができ、その全体からその時の様子を正確に回想することが可能となり、また、指定時点に該当する出来事の情報が無い場合でも、その付近の出来事を知ることができ、更に、情報検索の為のユーザ操作が容易となる情報提供サービスを実現できるようにすることである。 【0005】第2の発明の課題は、予め登録しておいたユーザ個人の歴代における出来事のうち、閲覧希望者が所望する個人情報の呼び出しを指定するだけで、その個人情報を呼び出すと共に、それに連動してその時期における世間情報を呼び出して案内することで、閲覧者にあっては、その内容を見るだけでその時点における個人の出来事と同時にその時の時代背景も知ることができ、その全体からその時の様子を正確に回想することが可能となる情報提供サービスを実現できるようにすることである。 【0006】第3の発明の課題は、ユーザ個人の歴代における出来事を予め登録しておいた状態で、閲覧希望者がが所望する世間情報の呼び出しを指定するだけで、その世間情報を呼び出すと共に、それに連動してその時期における個人情報を呼び出して案内することで、閲覧者にあっては、その内容を見るだけでその時点における世間の出来事と同時にその時の個人の様子も知ることができ、その全体からその時の様子を正確に回想することが可能となる情報提供サービスを実現できるようにすることである。 【0007】 【課題を解決するための手段】この発明の手段は、次の通りである。請求項第1記載の発明(第1の発明)は、情報の閲覧希望者に対してネットワークを介して情報を提供する情報提供管理装置であって、ジャンル別に歴代の出来事を示す歴史情報をそれぞれ個別に記憶管理する歴史情報記憶手段と、閲覧希望者がどの時点における出来事の閲覧を希望するかを指示するために、閲覧希望者から任意に指定された指定時点を基準とし、この基準時点に基づいて前記歴史情報記憶手段を検索することにより、前記基準時点あるいはその近傍での出来事を示す歴史情報を各ジャンル毎に特定する歴史情報特定手段と、この歴史情報特定手段によって特定された歴史情報を呼び出す為のリストを含む時代情報画面を作成して前記閲覧希望者側のユーザ端末へ提供する情報提供手段とを具備するものである。また、コンピュータに対して、上述した各機能を実行させるためのプログラムコードをそれぞれ記録した記録媒体を提供するものである。 【0008】したがって、請求項1記載の発明においては、閲覧希望者がどの時点における出来事の閲覧を希望するかを指定するだけで、指定された指定時点あるいはその近傍での出来事を各ジャンル別に特定して、その情報を呼び出す為のリストが案内されるので、閲覧者にあっては、リスト内容を見るだけでその時点における出来事をジャンル毎に知ることができ、その全体からその時の様子を正確に回想することが可能となり、また、指定時点に該当する出来事の情報が無い場合でも、その付近の出来事を知ることができ、更に、情報検索の為のユーザ操作が容易となる情報提供サービスを実現することができる。 【0009】なお、この発明は次のようなものであってもよい。 (1)前記歴史情報記憶手段は、ジャンル別に歴代の出来事を示す各歴史情報に対応して、その重要度を示すレベル情報をその出来事があった時点に関連付けて記憶管理し、前記歴史情報特定手段は、閲覧希望者から指定された指定時点に基づいてその時点に関連付けられているレベルを判定し、この判定レベルに基づいて歴史情報を特定する範囲を決定し、この範囲内に該当すると共に前記基準時点あるいはその近傍での出来事を示す歴史情報を各ジャンル毎に特定する。この場合、前記歴史情報特定手段によって特定された歴史情報を呼び出す為のリストを含む時代情報画面を前記閲覧希望者側のユーザ端末へ提供した後において、その情報閲覧者から前記レベル変更の指示があった場合、前記歴史情報特定手段は、閲覧希望者から指定された変更レベルに基づいて歴史情報を特定する範囲を再決定して歴史情報の特定を行なうようにしてもよい。 (2)閲覧希望者が任意に指定された指定時点を基準として前記歴史情報特定手段が該当する歴史情報を特定した後において、当該閲覧希望者から指定時点をその前後に移動変更する旨の変更指示があった場合に、前記歴史情報特定手段は、この指示にしたがってその移動方向へ基準時点を変更すると共に、変更された新たな基準時点あるいはその近傍での出来事を示す歴史情報を各ジャンル毎に特定する。 (3)歴代で販売されていた各商品に対応してその商品情報を記憶管理する歴代商品記憶手段と、閲覧希望者が任意に指定された指定時点を基準として前記歴代商品記憶手段を検索し、その時点で販売されていた商品が現在でも販売可能な商品であれば、その商品の案内リストを当該ユーザ端末へ送信する案内リスト送信手段と、当該ユーザからの購入申込を受け取った場合に、その商品の販売手続きを行なう商品販売手段とを設ける。 【0010】請求項第6記載の発明(第2の発明)は、情報の閲覧希望者に対してネットワークを介して情報を提供する情報提供管理装置であって、世間一般の歴代における出来事を示す歴史情報を世間情報として記憶管理する世間情報記憶手段と、ユーザ個人の歴代における出来事を示す歴史情報を個人情報として記憶管理する個人情報記憶手段と、閲覧希望者が所望する個人情報の呼び出し指定により、前記個人情報記憶手段からその個人情報を抽出すると共に、抽出した個人情報を含む個人時代情報画面を作成する画面作成手段と、前記抽出した個人情報の時期と同時期に起こった世間情報を前記世間情報記憶手段から検索し、該当する世間情報を前記個人時代情報画面に付加する情報付加手段と、前記世間情報が付加された個人時代情報画面を前記閲覧希望者側のユーザ端末へ提供する情報提供手段とを具備するものである。また、コンピュータに対して、上述した各機能を実行させるためのプログラムコードをそれぞれ記録した記録媒体を提供するものである。 【0011】したがって、請求項6記載の発明においては、予め登録しておいたユーザ個人の歴代における出来事のうち、閲覧希望者が所望する個人情報の呼び出しを指定するだけで、その個人情報を呼び出すと共に、それに連動してその時期における世間情報を呼び出して案内することで、閲覧者にあっては、その内容を見るだけでその時点における個人の出来事と同時にその時の時代背景も知ることができ、その全体からその時の様子を正確に回想することが可能となる情報提供サービスを実現することができる。 【0012】請求項第7記載の発明(第3の発明)は、情報の閲覧希望者に対してネットワークを介して情報を提供する情報提供管理装置であって、世間一般の歴代における出来事を示す歴史情報を世間情報として記憶管理する世間情報記憶手段と、ユーザ個人の歴代における出来事を示す歴史情報を個人情報として記憶管理する個人情報記憶手段と、閲覧希望者が所望する世間情報の呼び出し指定により、前記世間情報記憶手段からその世間情報を抽出すると共に、抽出した世間情報を含む時代情報画面を作成する画面作成手段と、前記抽出した世間情報の時期と同時期に起こった当該ユーザの個人情報を前記個人情報記憶手段から検索し、該当する個人情報を前記時代情報画面に付加する情報付加手段と、前記個人情報が付加された時代情報画面を前記閲覧希望者側のユーザ端末へ提供する情報提供手段とを具備するものである。また、コンピュータに対して、上述した各機能を実行させるためのプログラムコードをそれぞれ記録した記録媒体を提供するものである。 【0013】したがって、請求項7記載の発明においては、ユーザ個人の歴代における出来事を予め登録しておいた状態で、閲覧希望者がが所望する世間情報の呼び出しを指定するだけで、その世間情報を呼び出すと共に、それに連動してその時期における個人情報を呼び出して案内することで、閲覧者にあっては、その内容を見るだけでその時点における世間の出来事と同時にその時の個人の様子も知ることができ、その全体からその時の様子を正確に回想することが可能となる情報提供サービスを実現することができる。 【0014】 【発明の実施の形態】以下、図1〜図12を参照してこの発明の一実施形態を説明する。なお、この実施形態は、上述した第1乃至第3の発明を具体的に示したものである。図1は、この実施形態における情報提供サービスシステムの全体構成を示したブロック図である。この情報提供サービスシステムは、予め蓄積しておいた後述の歴史情報をその情報閲覧希望者に対してネットワークを介して有料にて提供する情報提供サービスを行なうものであり、このようなサービス事業を全国規模で展開することによって、インターネット3を利用して誰でも利用可能な広域通信システムを構築するものである。 【0015】このサービスを提供するサービス業者側の情報提供サーバ(タイムマシンセンターサーバ)1は、ジャンル別に歴代で起きた世間一般の出来事を示す歴史情報(世間情報)を記憶管理する他、ユーザ別に予め登録されたユーザ個人の出来事を示す歴史情報(個人情報)を記憶管理するようにしている。なお、歴史情報とは、世間一般の出来事を示す世間情報の他、ユーザ個人の出来事を示す個人情報を含めた概念で、世間情報、個人情報とを区別しない場合には、以下、それらを歴史情報と総称するものとする。情報提供サーバ1は、第三者からの情報閲覧要求に応答して、要求された歴史情報を検索し、それを閲覧希望者側のユーザ端末2に対して提供する。 【0016】特に、この実施形態においては、歴史情報をユーザへ提供するサービスの態様として、「タイム指定トラベル」、「出来事検索トラベル」、「個人タイムトラベル」の3種類のサービスを実現するようにしている。「タイム指定トラベル」は、閲覧希望者が過去のどの時点における出来事の閲覧を希望するかを指定するだけで、指定された指定時点あるいはその近傍で起きた世間の出来事を各ジャンル別に検索して、当該閲覧希望者側のユーザ端末2へ提供する情報提供サービスを示している。 【0017】「出来事検索トラベル」は、ユーザ個人の歴代における出来事を予め登録しておいた状態において、その閲覧希望者が任意の世間情報の呼び出しを指定するだけで、指定された世間の出来事を呼び出すと共に、それに連動してその時期における個人の出来事を呼び出し、世間情報に個人情報を付加して当該ユーザ端末2へ提供する情報提供サービスを示している。また、「個人タイムトラベル」は、上述の「出来事検索トラベル」とは逆に、予め登録しておいたユーザ個人の歴代における出来事のうち、閲覧希望者が任意の個人情報の呼び出しを指定するだけで、指定された個人の出来事を呼び出すと共に、それに連動してその時期における世間の出来事を呼び出し、個人情報に世間情報を付加してユーザ端末2へ提供する情報提供サービスを示している。 【0018】図2および図3は、情報提供サーバ1側に設けられている各種のデータベースを示した図で、図2は、一般世間情報データベース11のレコード構成を示し、図3は、個人情報データベース12、商品データベース13のレコード構成を示している。一般世間情報データベース11は、ジャンル別に歴代の出来事を示す歴史情報(世間情報)をそれぞれ個別に記憶管理するもので、この一般世間情報データベース11を構成する各レコードは、図2(A)に示すように、「ジャンル」、「年情報」、「月情報」、「日情報」、「レベル」、「タイトル(インデックス)」、「情報内容」の各項目を有する構成となっている。 【0019】「年情報」、「月情報」、「日情報」の項目は、その出来事があった年月日を示している。また、「レベル」は、その出来事があった時点に関連付けて話題性(重要度)に応じたレベルを示している。すなわち、レベル“1”は「年情報」、また、レベル“2”は「年情報」と「月情報」との組み合わせ、更にレベル“3”は「年情報」、「月情報」の他、「日情報」との組み合わせに対応付けられている。そして、上述の「タイム指定トラベル」サービスの利用時において、閲覧希望者がどの時点における出来事の閲覧を希望するかを指定した際、「年情報」のみが指定された場合にはレベル“1”の情報が検索範囲となり、また、「年情報」および「月情報」が指定された場合にはレベル“2” の情報が検索範囲となり、更に、「年情報」、「月情報」、「日情報」の全てが指定された場合にはレベル“3” の情報が検索範囲となる。 【0020】例えば、図2(B)は、一般世間情報データベース11の内容を例示したもので、1レコード分のデータ内容としては、“東京オリンピック”の出来事を示す情報を例示したもので、この場合、ジャンルは「スポーツ」、年月日は「1964年10月10日」、レベルは“1”、タイトルは「東京オリンピック」、情報内容は「東京オリンピックの案内文と開会式の写真」の各項目からなっている。また、他のレコード内容は、新幹線開通の出来事を示す情報を例示している。このように各ジャンル「スポーツ」、「芸能」、「科学」、「一般」等に分野毎にその時の歴代の出来事を示す世間情報が1レコード毎に個別に記憶されている。なお、「情報内容」としては、出来事を説明する説明文、写真、動画、音声等からなるマルチメディアの情報である。 【0021】個人情報データベース12は、ユーザ個人(家族を含む)の歴代における出来事を示す歴史情報(個人情報)を記憶管理するもので、ユーザは、例えば、アルバムから取り寄せた写真をイメージスキャナによって読み取り、この写真画像にその時の出来事を説明する説明文を付加して個人情報を作成し、その時の年月日とタイトル等と共に、情報提供サーバ1へ送信することにより、1レコード分の情報を個人情報データベース12へ登録するようにしている。この個人情報データベース12の各レコードは、図3(A)に示すように、「ユーザ名」、「年月日」、「タイトル(インデックス)」、「情報内容」の各項目からなる。なお、写真画像(静止画)に限らずに、ビデオカメラ画像(動画)を個人情報として登録するようにしてもよい。 【0022】商品データベース13は、歴代で販売されていた各商品に対応してその商品情報を記憶管理するもので、その各レコードは、図3(B)に示すように、「商品名」、「販売期間」、「販売先情報」、「商品情報」の各項目を有している。この商品データベース13は、情報提供サービスに付随して、その時に販売されていた商品を案内する商品販売サービスを行なう為に設けられたもので、情報提供サーバ1は、情報提供した時代に販売されていた商品(中古品も含む)が現在でも販売可能である場合には、情報閲覧者に対して商品販売の案内を行ない、その購入申込に応じて商品販売先に対して購入の申込手配をインターネットを介して行うようにしている。 【0023】図4は、情報提供サーバ1の全体構成を示したブロック図である。CPU101は、記憶装置2内のオペレーティングシステムや各種アプリケーションソフトにしたがってこの情報提供サーバ1の全体動作を制御する中央演算処理装置である。記憶装置102は、オペレーティングシステムや各種アプリケーションソフト、データベース等が格納され、磁気的、光学的、半導体メモリ等によって構成されている記録媒体103やその駆動系を有している。この記録媒体103はハードディスク等の固定的な媒体若しくは着脱自在に装着可能なCD−ROM、フロッピィデスク、RAMカード、磁気カード等の可搬型の媒体である。また、この記録媒体3内のプログラムやデータは、必要に応じてCPU101の制御によりRAM(例えば、スタティクRAM)104にロードされたり、RAM104内のデータが記録媒体103にセーブされる。更に、記録媒体はサーバ等の外部機器側に設けられているものであってもよく、CPU101は伝送媒体を介してこの記録媒体内のプログラム/データを直接アクセスして使用することもできる。 【0024】また、CPU101は記録媒体103内に格納されるその一部あるいは全部を他の機器側から伝送媒体を介して取り込み、記録媒体103に新規登録あるいは追加登録することもできる。更に、プログラム/データはサーバ等の外部機器側で記憶管理されているものであってもよく、CPU101は伝送媒体を介して外部機器側のプログラム/データを直接アクセスして使用することもできる。一方、CPU101にはその入出力周辺デバイスである伝送制御部105、入力部106、表示部107がバスラインを介して接続されており、入出力プログラムにしたがってCPU101はそれらの動作を制御する。 【0025】次に、この実施形態における情報提供サーバ1の動作を図5〜図8に示すフローチャートを参照して説明する。ここで、これらのフローチャートに記述されている各機能を実現するためのプログラムは、読み取り可能なプログラムコードの形態で記録媒体103に格納されており、CPU101はこのプログラムコードにしたがった動作を逐次実行する。また、CPU101は伝送媒体を介して伝送されてきた上述のプログラムコードにしたがった動作を逐次実行することもできる。すなわち、記録媒体の他、伝送媒体を介して外部供給されたプログラム/データを利用してこの実施形態特有の動作を実行することもできる。 【0026】図5〜図8は、ユーザ端末2からホームページがアクセスされた際に実行開始される情報提供サーバ1側の動作を示したフローチャートである。先ず、情報提供サーバ1は、ユーザ端末2からのアクセスに応答してユーザ認証を行ない(ステップS1)、そのユーザの特定を行なう(ステップS2)。そして、特定したユーザに対してトップページを送信する(ステップS3)。図9(A)は、このトップページ画面を示したもので、このページ画面には、上述した3種類の情報提供サービスのメニュ項目として「1:タイム指定トラベル」、「2:出来事検索トラベル」、「3:個人タイムトラベル」が表示されると共に、「4:個人情報登録」のメニュ項目が一覧表示される。 【0027】ここで、ユーザは、トップページ画面の中から所望するメニュ項目を選択指定すると、情報提供サーバ1は、指定されたメニュ選択番号を受信して(ステップS4)、そのメニュ選択番号を判別する(ステップS5)。いま、「4:個人情報登録」のメニュ項目が選択指定されたものとすると、情報提供サーバ1は、個人情報登録処理に移る(ステップS6〜S9)。すなわち、ユーザ登録用ページを要求元のユーザ端末2へ送信する(ステップS6)。この登録用ページには、「ユーザ名」、「年月日」、「タイトル」、「情報内容」の各入力領域を有し、ユーザ側では、その領域内に必要事項を入力して返送すると、情報提供サーバ1は、その登録内容を受信して(ステップS7)、個人レコードを新規作成して個人情報データベース12へ追加登録する(ステップS8)。そして、ユーザから登録終了が指示されたかを判別し(ステップS9)、終了指示があるまで、ステップS6に戻り、以下、上述の動作を繰り返す。これによってユーザは、個人の歴代における出来事を示す個人情報を1レコードずつ登録することができる。 【0028】また、「1:タイム指定トラベル」のメニュ項目が選択指定されたものとすると、情報提供サーバ1は、タイム指定入力ページを要求元のユーザ端末2へ送信する(ステッS10)。図9(B)は、このタイム指定入力ページを示したもので、この入力ページ画面には、遡りたい時点における「年情報」、「月情報」、「日情報」の各入力領域が設けられている。ここで、ユーザは、各入力領域「年情報」、「月情報」、「日情報」のうち、「年情報」のみ、「年情報」、「月情報」のみ、「年情報」、「月情報」、「日情報」の全て、の各入力態様の中からその1つを選び、その入力態様にしたがって入力すると、入力された指定時点のデータは、情報提供サーバ1へ返送される。 【0029】情報提供サーバ1は、指定時点のデータを情報検索用の基準時点のデータとして受信し(ステップS11)、そのデータ内容からレベル判定を行なう(ステップS12)。すなわち、基準時点のデータが「年情報」のみからなるものであれば(ステップS13)、「レベル“1”」と判定し(ステップS14)、「年情報」、「月情報」のみからなるものであれば(ステップS15)、「レベル“2”」と判定し(ステップS16)、「年情報」、「月情報」、「日情報」の全てからなるものであれば、「レベル“3”」と判定する(ステップS17)。そして、図6のステップS20に移り、一般世間情報データベース11に設定されている各ジャンルのうち、その1つを指定し、この“指定ジャンル”と、“基準時点データ”と、“判定レベル”とをキーとして一般世間情報データベース11を検索し、該当する世間情報の抽出を行なう(ステップS21)。 【0030】すなわち、“指定ジャンル”と“判定レベル”とに基づいて検索範囲を決定し、この範囲内に該当する各レコードの中から“基準時点データ”に一致するレコードを抽出する。この検索処理によって1つでもレコードが抽出されたかを判別し(ステップS22)、抽出することができた場合には、全てのジャンルを指定し終わるまで(ステップS24)、次のジャンルを指定して(ステップS20)、ジャンル別レコードの抽出処理を繰り返す。 【0031】一方、指定ジャンルに該当するレコードが1つも抽出されなかったときには(ステップS22)、“基準時点データ”を変更した後、同一ジャンルで同一レベルのまま、変更した“基準時点データ”にしたがって個人情報データベース12を検索する(ステップS23)。すなわち、入力指定された基準時点をその前後近傍に変更して、レベル単位で情報検索をやり直すが、この場合、入力指定された時点のデータが「年情報」のみからなれば、1年前あるいは1年後に変更し、それでも該当レコードが無ければ、2年前後に変更する。また、指定時点のデータが「年情報」、「月情報」のみからなるものであれば、1ヶ月前あるいは1ヶ月に変更し、それでも該当レコードが無ければ、2ヶ月前後に変更する。同様に、指定時点のデータが「年情報」、「月情報」、「日情報」からなれば、「日情報」の変更を行なう。 【0032】これによって全ジャンル分の抽出が終了すると(ステップS24)、抽出した各世間情報を呼び出す為のジャンル別インデックスを含むページを作成し(ステップS25)、この作成ページと、抽出したジャンル別世間情報とを要求元のユーザ端末2へ送信する(ステップS26)。図10(A)は、“基準時点データ”が「年情報」、「月情報」、「日情報」からなる場合におけるタイム指定トラベル用の作成ページを示したもので、この作成ページ画面には、指定時点データと、抽出した各世間情報を呼び出す為のジャンル別インデックスとが案内表示されていると共に、各種のボタンが配置されている。なお、ジャンル別インデックスは、その時の出来事を示すタイトルであり、各タイトルは、対応する世間情報の個々にリンクされており、当該タイトル部分をクリックすると、作成ページ画面から情報詳細画面に切り替わり、その世間情報が呼び出されて詳細表示される。図10(B)は、“基準時点データ”が「年情報」のみからなる場合におけるタイム指定トラベル用作成ページの一部を示したものである。 【0033】この作成ページ画面に配置されている各種のボタンのうち、“タイムシフト”で示される「以前ボタン」、「以後ボタン」は、基準時点データをその前後に変更する際に操作されるもので、上述のステップS23で説明した変更形式と同様の方法で、基準時点データの変更が行なわれる。この場合、「以前ボタン」は、1年/1ヶ月/1日単位で基準時点データを繰り下げることを指示するボタンであり、「以後ボタン」は、1年/1ヶ月/1日単位で基準時点データを繰り下げることを指示するボタンである。また、“レベル変更” で示される「Upボタン」、「Downボタン」は、判定レベルを1段階ずつ繰り上げたり、繰り下げる際に操作されるボタンである。「商品リストボタン」は、その時点で販売されていた商品リストを見たいときに操作されるボタンである。 【0034】いま、情報提供サーバ1は、ユーザからの要求待ち状態において(ステップS27)、ユーザ側で操作されたボタンに対応する処理要求を受け取ると、その処理内容を判別する。ここで、“タイムシフト”の「以前ボタン」、「以後ボタン」が操作されることによって基準時点の変更が要求された場合であれば、その操作ボタンの種類にしたがった移動方向へ基準時点のデータをレベル単位で移動変更する(ステップS31)。そして、ステップS20に戻り、変更後の基準時点のデータに基づいて全ジャンル分の世間情報を検索し直した後、タイム指定トラベル用のページを作成して、ユーザ端末2へ送信する(ステップS20〜S26)。 【0035】また、“レベル変更” の「Upボタン」、「Downボタン」が操作された場合には、操作されたボタンに応じてシフト方向が上位方向かを判別する(ステップS32)。ここで、「Upボタン」が操作された場合には、“基準時点データ”の下位を削除すると共に(ステップS33)、判定レベルをマイナス“1”する(ステップS34)。例えば、“基準時点データ”が「年情報」、「月情報」、「日情報」からなれば、下位の「日情報」を削除して判定レベル“3”を“2”に繰り上げる。同様に、「年情報」、「月情報」からなれば、下位の「月情報」を削除して判定レベル“2”を“1”に繰り上げる。 【0036】一方、「Downボタン」が操作された場合には(ステップS32)、逆に、“基準時点データ”の下位を追加すると共に(ステップS35)、判定レベルをプラス“1”する(ステップS36)。例えば、“基準時点データ”が「年情報」のみからなれば、「月情報」を追加して判定レベル“1”から“2”に繰り下げる。そして、ステップS20に戻り、変更後のデータに基づいて全ジャンル分の世間情報を検索し直した後、タイム指定トラベル用のページを作成して、ユーザ端末2へ送信する(ステップS20〜S26)。 【0037】一方、「商品リストボタン」が操作された場合、情報提供サーバ1は、“基準時点データ”に基づいて商品データベース13を検索し、その結果、現在でも販売可能な商品があれば、その商品案内を示す商品リストページを作成して要求元のユーザ端末2へ送信する(ステップS27)。図10(C)は、この商品リストページ画面を示したもので、リストページ画面には、商品の販売年月の他、現在販売中、中古販売中に対応する商品リストが一覧表示されている。 【0038】ここで、ユーザは、商品の購入申込を行う場合には、希望するいずれかの商品をクリック指定すると、指定商品情報が情報提供サーバ1へ送信されるが、その際、情報提供サーバ1は、指定商品に基づいて商品データベース13を検索してその商品販売先に対して購入手配を行なう(ステップS20)。そして、元のページ(タイム指定トラベル用の作成ページ)を送信した後(ステップS30)、要求待ち状態となる(ステップS27)。なお、図示していないが、タイム指定トラベル用の作成ページ内の「終了ボタン」が操作された場合には、図5のステップS3に戻り、トップページ送信を行なう。 【0039】他方、トップページ画面内において、「出来事検索トラベル」が選択指定された場合には、図7のステップS40に移り、出来事検索ページを要求元へ送信する。図11(A)は、この出来事検索ページを示したもので、この検索ページ画面には、所望する出来事のキーワードを入力すべき旨の案内表示が行なわれる。ここで、ユーザは出来事のキーワードを入力すると、情報提供サーバ1は、その入力キーワードを受信すると共に(ステップS41)、このキーワードにしたがって一般世間情報データベース11の「タイトル」をキーとして検索し(ステップS42)、該当するレコードが存在しているかを調べる(ステップS43)。 【0040】この結果、該当レコードが存在していなければ、エラー表示を送信するエラー処理を行なうが(ステップS43)、該当レコードが有れば、そのレコードからキーワード対応の世間情報を読み出し(ステップS45)、この世間情報を含むページを作成する(ステップS46)。そして、この世間情報の「年月日」をキーとして個人情報データベース12を検索し、その時期近傍のユーザ対応の個人情報として抽出するが、その際、該当するものが1レコードしかない場合には、そのレコードのみ、複数レコードが該当していれば、所定件数分のレコードを抽出する(ステップS47)。つまり、検索された世間情報の「年月日」に該当する個人情報やその「年月日」の前後の近い日、例えば、その数ヶ月前後やその年の1年間分に該当する個人情報を抽出する。なお、その時期近傍の個人情報を抽出した際に、多数の個人情報が抽出された場合には、世間情報の「年月日」に近い個人情報のみを所定数分抽出するようにしている。 【0041】このようにして抽出した個人情報を呼び出す為のインデックスを作成ページに付加した後(ステップS48)、この作成ページと抽出した各個人情報とをユーザ端末2へ送信する(ステップS49)。図11(B)は、この出来事ページを示したもので、このページ画面内には、入力したキーワード対応の世間情報(説明文、写真、動画)が詳細表示されていると共に、その時の個人情報を呼び出す為のインデックスが一覧表示される。ここで、ユーザは、個人情報のインデックス一覧の中から見たい情報を指定すると、そのインデックスに対応付けられている個人情報が読み出されて詳細表示される。 【0042】また、トップページ画面内において、「個人タイムトラベル」が選択指定された場合には、図8のステップS50に移り、当該ユーザに対応している個人情報データベース12内の各レコードを年代順にソートしたインデックスページを作成し、これを自分史ページとしてユーザ端末2へ送信する(ステップS51)。図12(A)は、この自分史ページを示したもので、このページ画面内には、年代順にソートした個人情報のインデックが選択番号に対応して一覧表示される。ここで、ユーザは、このインデック一覧の見たい情報を指定すると、情報提供サーバ1は、指定されたインデック選択番号を受信し(ステップS52)、このインデック選択番号にしたがって個人情報データベース12をアクセスし、該当する個人情報を読み出す(ステップS53)。 【0043】そして、読み出した個人情報を含む個人ページを作成し(ステップS54)、この個人情報の「年月日」をキーとして一般世間情報データベース11を検索し、その時期近傍の世間情報を所定件数分(例えば、10件分)抽出する(ステップS55)。つまり、検索された個人情報の「年月日」に該当する世間情報やその「年月日」の前後の近い日に該当する個人情報を所定件数分抽出する。そして、抽出した世間情報を呼び出す為のインデックを個人ページに付加した後(ステップS56)、この個人ページと世間情報とをユーザ端末2へ送信する(ステップS57)。図12(B)は、この個人ページを示したもので、このページ画面内には、入力指定した時の個人情報が詳細表示されていると共に、その時の世間情報を呼び出す為のインデックスが一覧表示される。ここで、ユーザは、世間情報のインデックス一覧の中から見たい情報を指定すると、そのインデックスに対応付けられている世間情報が読み出されて詳細表示される。 【0044】以上のように、この実施形態においては、「タイム指定トラベル」のサービスがユーザから要求された場合に、閲覧希望者から任意に指定された指定時点を基準とし、この基準時点に基づいて一般世間情報データベース11を検索することにより、基準時点あるいはその近傍での出来事を示す世間情報を各ジャンル毎に抽出すると共に、抽出された世間情報を呼び出す為のインデックスを含むページを作成して閲覧希望者側のユーザ端末2へ提供するようにしたから、閲覧者にあっては、そのページ内容を見るだけでその時点における出来事をジャンル毎に知ることができ、その全体からそのその時代の様子を正確に回想することが可能となり、また、指定時点に該当する出来事の情報が無い場合でも、その付近の出来事を知ることができる。この場合、情報検索の為のユーザ操作は、希望する時点を指定するだけで足り、特別な操作が不要となり、所望する時代の世間情報を容易に閲覧可能となる。 【0045】また、一般世間情報データベース11において、ジャンル別に歴代の出来事を示す各世間情報には、「年情報」、「月情報」、「日情報」の組み合わせに対応して、その重要度を示す為のレベル“1”、レベル“2”、レベル“3”が設定されており、閲覧希望者から指定された指定時点のレベルに基づいて世間情報を抽出する為の抽出範囲を決定するようにしたから、レベルに応じた情報抽出が可能となる。つまり、指定時点を細かく指定しなければ抽出されない情報と、大まかな指定でも抽出される情報のように、重要度に応じて各世間情報がレベル分けされており、レベルの高い情報は、指定時点をどのように指定したかに拘らず、閲覧可能となる。 【0046】また、世間情報を呼び出す為のインデックスを含むページをユーザ端末2へ提供した後において、その情報閲覧者からレベル変更の指示があった場合、その変更レベルに基づいて世間情報を抽出する範囲を再決定して検索を行なうようにしたから、例えば、具体的な時点が不明な場合やユーザが間違って時点を指定してしまった場合でも、レベル変更によって所望する世間情報を閲覧することが可能となり、最初から時点指定をやり直さなくてもよいために、ユーザの負担も軽減される。更に、閲覧希望者から指定時点をその前後に移動変更する旨の変更指示があった場合に、その指示にしたがって移動方向に基準時点を変更するようにしたから、上述のレベル変更と同様な効果を有する。 【0047】一方、閲覧希望者に世間情報を提供した後において、その時点で販売されていた商品が現在でも販売可能な商品であれば、その商品の案内リストを送信し、ユーザからの購入申込を受け取った場合には、その商品の販売手続きを行なうようにしたから、世間情報の閲覧の他に、その時の商品を購入することができ、時代の回想もより現実的なものとなる。 【0048】また、個人情報データベース12には、ユーザ個人の歴代における出来事を示す個人情報が予め登録されており、「個人タイムトラベル」のサービスがユーザから要求された場合に、自分史ページの中から閲覧希望者が任意の個人情報の呼び出しを指定するだけで、指定された個人情報が呼び出されると共に、それに連動してその時期における世間情報が呼び出されてその閲覧者へ提供されるので、閲覧者にあっては、その内容を見るだけでその時点における個人の出来事と同時にその時の時代背景も知ることができ、その全体からその時の様子を正確に回想することが可能となる。 【0049】逆に、「個人タイムトラベル」のサービスがユーザから要求された場合に、閲覧希望者が任意の世間情報の呼び出しを指定するだけで、指定された世間情報が呼び出されると共に、それに連動してその時期における個人情報が呼び出されてその閲覧者へ提供されるので、閲覧者にあっては、その内容を見るだけでその時点における世間の出来事と同時にその時の個人の様子も知ることができ、その全体からその時の様子を正確に回想することが可能となる。 【0050】なお、上述した実施形態においては、「タイム指定トラベル」のサービスで閲覧希望者が所望する時点として、「年情報」、「月情報」、「日情報」を指定入力するようにしたが、期間を指定するようにしてもよい。つまり、閲覧希望者が所望する時点を指定する際は、例えば、昭和時代の初期、中期等の指定の仕方であっても勿論可能である。このように指定時点とは、単に年指定や年月日指定に限らず、広義には、期間を含む概念を意味している。 【0051】また、「個人タイムトラベル」のサービス利用時において、個人史ページの中からユーザが所望する個人情報を選択指定するようにしたが、「出来事検索トラベル」サービスの場合と同様に、所望する時点を指定し、その時点に該当する全ての個人情報を読み出すようにしてもよい。この場合においても、個人情報の読み出しに連動して、その個人情報の時期における世間情報を読み出すようにしてもよい。このことは、「出来事検索トラベル」のサービス利用時においても同様であり、上述した実施形態においては、出来事検索ページの内に所望するキーワードを入力するようにしたが、「出来事検索トラベル」サービスの場合と同様に、所望する時点を指定し、その時点に該当する全ての世間情報を読み出すようにしてもよい。 【0052】 【発明の効果】第1の発明によれば、閲覧希望者がどの時点における出来事の閲覧を希望するかを指定するだけで、指定された指定時点あるいはその近傍での出来事を各ジャンル別に特定して、その情報を呼び出す為のリストが案内されるので、閲覧者にあっては、リスト内容を見るだけでその時点における出来事をジャンル毎に知ることができ、その全体からその時の様子を正確に回想することが可能となり、また、指定時点に該当する出来事の情報が無い場合でも、その付近の出来事を知ることができ、更に、情報検索の為のユーザ操作が容易となる情報提供サービスを実現することができる。 【0053】第2の発明によれば、予め登録しておいたユーザ個人の歴代における出来事のうち、閲覧希望者が所望する個人情報の呼び出しを指定するだけで、その個人情報を呼び出すと共に、それに連動してその時期における世間情報を呼び出して案内することで、閲覧者にあっては、その内容を見るだけでその時点における個人の出来事と同時にその時の時代背景も知ることができ、その全体からその時の様子を正確に回想することが可能となる情報提供サービスを実現することができる。 【0054】第3の発明によれば、ユーザ個人の歴代における出来事を予め登録しておいた状態で、閲覧希望者がが所望する世間情報の呼び出しを指定するだけで、その世間情報を呼び出すと共に、それに連動してその時期における個人情報を呼び出して案内することで、閲覧者にあっては、その内容を見るだけでその時点における世間の出来事と同時にその時の個人の様子も知ることができ、その全体からその時の様子を正確に回想することが可能となる情報提供サービスを実現することができる。
|
| 【出願人】 |
【識別番号】000001443 【氏名又は名称】カシオ計算機株式会社
|
| 【出願日】 |
平成12年9月28日(2000.9.28) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100073221 【弁理士】 【氏名又は名称】花輪 義男
|
| 【公開番号】 |
特開2002−108909(P2002−108909A) |
| 【公開日】 |
平成14年4月12日(2002.4.12) |
| 【出願番号】 |
特願2000−295795(P2000−295795) |
|