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【発明の名称】 情報処理装置および方法、情報処理システム、並びにプログラム格納媒体
【発明者】 【氏名】松田 晃一

【要約】 【課題】名刺の更新を確実に通知することができるようにする。

【解決手段】ステップS1およびS2において、名刺送受信プログラムを実行するPDAのCPUは、名刺の送信相手を指定した後、名刺情報および端末情報を名刺管理サーバに送信し、送信相手に名刺を送信するように要求する。ステップS11乃至S19において、名刺管理サーバは、送信されてきた名刺情報を、名刺管理テーブルに保存する。そして、名刺管理サーバは、受信した送信要求に基づいて、名刺情報を送信相手に送信する。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 電子名刺を送信または受信する情報処理装置において、前記電子名刺に関する名刺情報を設定する設定手段と、前記設定手段により設定された前記名刺情報を記憶する記憶手段と、前記設定手段により設定された前記名刺情報が、前記記憶手段に記憶されている前記名刺情報と一致するか否かを判定する判定手段と、前記判定手段による判定結果に基づいて、前記名刺情報を他の情報処理装置に送信し、そこに記憶されている名刺情報を更新するように要求する要求手段とを備えることを特徴とする情報処理装置。
【請求項2】 前記名刺情報の表示を制御する表示制御手段をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】 前記記憶手段は、他の情報処理装置から受信した名刺情報をさらに記憶することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項4】 前記他の情報処理装置に接続し、そこに記憶されている複数の前記端末の名刺情報のうち、内容が変更されている前記端末の名刺情報を受信する受信手段と、前記受信手段により受信された前記端末の名刺情報に基づいて、前記記憶手段に記憶されている前記名刺情報を更新する更新手段とをさらに備えることを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
【請求項5】 電子名刺を送信または受信する情報処理装置の情報処理方法において、前記電子名刺に関する名刺情報を設定する設定ステップと、前記設定ステップの処理により設定された前記名刺情報の記憶を制御する記憶制御ステップと、前記設定ステップの処理により設定された前記名刺情報が、前記記憶制御ステップにより記憶が制御されている前記名刺情報と一致するか否かを判定する判定ステップと、前記判定ステップの処理による判定結果に基づいて、前記名刺情報を他の情報処理装置に送信し、そこに記憶されている名刺情報を更新するように要求する要求ステップとを含むことを特徴とする情報処理方法。
【請求項6】 電子名刺を送信または受信する情報処理装置を制御するプログラムであって、前記電子名刺に関する名刺情報を設定する設定ステップと、前記設定ステップの処理により設定された前記名刺情報の記憶を制御する記憶制御ステップと、前記設定ステップの処理により設定された前記名刺情報が、前記記憶制御ステップにより記憶が制御されている前記名刺情報と一致するか否かを判定する判定ステップと、前記判定ステップの処理による判定結果に基づいて、前記名刺情報を他の情報処理装置に送信し、そこに記憶されている名刺情報を更新するように要求する要求ステップとを含むことを特徴とするコンピュータが読取り可能なプログラムが格納されているプログラム格納媒体。
【請求項7】 ネットワークを介して端末より送信されてくる電子名刺に関する名刺情報を受信し、それを管理する情報処理装置において、前記端末より送信されてきた前記名刺情報を受信する受信手段と、前記受信手段により受信された前記名刺情報を管理する管理手段と、前記端末より、前記管理手段により管理されている前記名刺情報の更新要求があった場合、前記名刺情報の更新を行う更新手段と、前記更新手段により前記名刺情報の更新が行われたとき、前記端末の電子名刺が既に配布されている他の端末に対して、更新情報を送信する送信手段とを備えることを特徴とする情報処理装置。
【請求項8】 ネットワークを介して端末より送信されてくる電子名刺に関する名刺情報を受信し、それを管理する情報処理装置の情報処理方法において、前記端末より送信されてきた前記名刺情報を受信する受信ステップと、前記受信ステップの処理により受信された前記名刺情報を管理する管理ステップと、前記端末より、前記管理ステップの処理により管理されている前記名刺情報の更新要求があった場合、前記名刺情報の更新を行う更新ステップと、前記更新ステップの処理により前記名刺情報の更新が行われたとき、前記端末の名刺が既に配布されている他の端末に対して、更新情報を送信する送信ステップとを含むことを特徴とする情報処理方法。
【請求項9】 ネットワークを介して端末より送信されてくる電子名刺に関する名刺情報を受信し、それを管理する情報処理装置を制御するプログラムであって、前記端末より送信されてきた前記名刺情報を受信する受信ステップと、前記受信ステップの処理により受信された前記名刺情報を管理する管理ステップと、前記端末より、前記管理ステップの処理により管理されている前記名刺情報の更新要求があった場合、前記名刺情報の更新を行う更新ステップと、前記更新ステップの処理により前記名刺情報の更新が行われたとき、前記端末の名刺が既に配布されている他の端末に対して、更新情報を送信する送信ステップとを含むことを特徴とするコンピュータが読取り可能なプログラムが格納されているプログラム格納媒体。
【請求項10】 電子名刺を送信する第1の端末と、前記電子名刺を受信し、配信する情報処理装置と、配信されてきた前記電子名刺を受信する第2の端末で構成される情報処理システムにおいて、前記第1の端末は、前記電子名刺に関する名刺情報を設定する設定手段と、前記設定手段により設定された前記名刺情報を記憶する記憶手段と、前記設定手段により設定された前記名刺情報が、前記記憶手段に記憶されている前記名刺情報と一致するか否かを判定する判定手段と、前記判定手段による判定の結果に基づいて、前記名刺情報を前記情報処理装置に送信し、そこに記憶されている名刺情報を更新するように要求する要求手段とを含み、前記情報処理装置は、前記第1の端末より送信されてきた前記名刺情報を受信する受信手段と、前記受信手段により受信された前記名刺情報を管理する管理手段と、前記第1の端末より、前記管理手段により管理されている前記名刺情報の更新要求があった場合、前記管理手段により管理されている前記名刺情報の更新を行う第1の更新手段と、前記第1の更新手段により前記名刺情報の更新が行われたとき、前記第1の端末の前記電子名刺が既に配布されている前記第2の端末に対して、更新情報を送信する送信手段とを含み、前記第2の端末は、前記情報処理装置より送信されてきた前記更新情報に基づいて、前記第1の端末の前記名刺情報を更新する第2の更新手段とを含むことを特徴とする情報処理システム。
【請求項11】 電子名刺を送信する第1の端末と、前記電子名刺を受信する第2の端末と、前記第1の端末からの要求に基づいて名刺管理情報を更新する情報処理装置で構成される情報処理システムにおいて、前記第1の端末は、前記電子名刺に関する名刺情報を設定する設定手段と、前記設定手段により設定された前記名刺情報を前記第2の端末に送信する送信手段と、前記送信手段により前記第2の端末に前記名刺情報が送信されたとき、前記情報処理装置に、前記第1の端末の前記名刺管理情報を更新するように要求する要求手段とを含み、前記第2の端末は、前記第1の端末より送信されてきた前記名刺情報を受信する受信手段と、前記受信手段により受信された前記名刺情報を記憶する記憶手段とを含み、前記情報処理装置は、前記第1の端末より、前記名刺管理情報の更新要求があった場合、その更新を行う更新手段とを含むことを特徴とする情報処理システム。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報処理装置および方法、情報処理システム、並びにプログラム格納媒体に関し、特に、ネットワークを介して電子名刺の更新を行うことができるようにした情報処理装置および方法、情報処理システム、並びにプログラム格納媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】ネットワーク等を介して、電子的に名刺を交換するシステムが広く利用されるようになってきた。
【0003】例えば、Palm社のPDA(Personal Digital Assistant)、あるいは、電子メールに添付するV-Cardなどは、赤外線通信やインターネットなどのネットワークを介して、電子名刺の交換(送信および受信)を行うことができる。
【0004】ところで、電子名刺は、会社名、部署名、住所、電話番号、あるいは電子メールアドレスの変更に伴って、新たに作成(更新)されるのが一般的である。
【0005】そこで、特開平11−66082号公報には、名刺読取り機で読取られた名刺情報がデータベースに蓄積され、ユーザにより新たに名刺情報が入力されると、自動的にデータベースが更新されることが開示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記公報の発明では、データベースに蓄積されている名刺情報の更新はなされるものの、既に名刺の交換が行われた相手に対して、名刺情報の更新を自動的に通知することができなかった。
【0007】そのため、相手側では、逐次、データベースに問い合わせて、名刺情報の更新が行われたか否かを確認するしかなかった。
【0008】本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、電子名刺の交換が行われた相手に対して、電子名刺の更新を確実に通知することができるようにするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の情報処理装置は、電子名刺に関する名刺情報を設定する設定手段と、設定手段により設定された名刺情報を記憶する記憶手段と、設定手段により設定された名刺情報が、記憶手段に記憶されている名刺情報と一致するか否かを判定する判定手段と、判定手段による判定結果に基づいて、名刺情報を他の情報処理装置に送信し、そこに記憶されている名刺情報を更新するように要求する要求手段とを備えることを特徴とする。
【0010】本発明の第1の情報処理装置は、名刺情報の表示を制御する表示制御手段をさらに設けるようにすることができる。
【0011】前記記憶手段は、他の情報処理装置から受信した名刺情報をさらに記憶するようにすることができる。
【0012】本発明の第1の情報処理装置は、他の情報処理装置に接続し、そこに記憶されている複数の端末の名刺情報のうち、内容が変更されている端末の名刺情報を受信する受信手段と、受信手段により受信された端末の名刺情報に基づいて、記憶手段に記憶されている名刺情報を更新する更新手段とをさらに設けるようにすることができる。
【0013】本発明の第1の情報処理方法は、電子名刺に関する名刺情報を設定する設定ステップと、設定ステップの処理により設定された名刺情報の記憶を制御する記憶制御ステップと、設定ステップの処理により設定された名刺情報が、記憶制御ステップにより記憶が制御されている名刺情報と一致するか否かを判定する判定ステップと、判定ステップの処理による判定結果に基づいて、名刺情報を他の情報処理装置に送信し、そこに記憶されている名刺情報を更新するように要求する要求ステップとを含むことを特徴とする。
【0014】本発明の第1のプログラム格納媒体に格納されているプログラムは、電子名刺に関する名刺情報を設定する設定ステップと、設定ステップの処理により設定された名刺情報の記憶を制御する記憶制御ステップと、設定ステップの処理により設定された名刺情報が、記憶制御ステップにより記憶が制御されている名刺情報と一致するか否かを判定する判定ステップと、判定ステップの処理による判定結果に基づいて、名刺情報を他の情報処理装置に送信し、そこに記憶されている名刺情報を更新するように要求する要求ステップとを含むことを特徴とする。
【0015】本発明の第1の情報処理装置および方法、並びにプログラム格納媒体に格納されているプログラムにおいては、電子名刺に関する名刺情報が設定され、設定された名刺情報が他の情報処理装置に送信され、そこに記憶されている名刺情報の更新が要求される。
【0016】本発明の第2の情報処理装置は、端末より送信されてきた名刺情報を受信する受信手段と、受信手段により受信された名刺情報を管理する管理手段と、端末より、管理手段により管理されている名刺情報の更新要求があった場合、名刺情報の更新を行う更新手段と、更新手段により名刺情報の更新が行われたとき、端末の電子名刺が既に配布されている他の端末に対して、更新情報を送信する送信手段とを備えることを特徴とする。
【0017】本発明の第2の情報処理方法は、端末より送信されてきた名刺情報を受信する受信ステップと、受信ステップの処理により受信された名刺情報を管理する管理ステップと、端末より、管理ステップの処理により管理されている名刺情報の更新要求があった場合、名刺情報の更新を行う更新ステップと、更新ステップの処理により名刺情報の更新が行われたとき、端末の名刺が既に配布されている他の端末に対して、更新情報を送信する送信ステップとを含むことを特徴とする。
【0018】本発明の第2のプログラム格納されているプログラムは、端末より送信されてきた名刺情報を受信する受信ステップと、受信ステップの処理により受信された名刺情報を管理する管理ステップと、端末より、管理ステップの処理により管理されている名刺情報の更新要求があった場合、名刺情報の更新を行う更新ステップと、更新ステップの処理により名刺情報の更新が行われたとき、端末の名刺が既に配布されている他の端末に対して、更新情報を送信する送信ステップとを含むことを特徴とする。
【0019】本発明の第2の情報処理装置およに方法、並びにプログラム格納媒体に格納されているプログラムにおいては、端末より送信されてきた名刺情報が受信され、受信された名刺情報が管理され、端末より、名刺情報の更新要求があった場合、管理されている名刺情報の更新が行われる。そして、名刺情報の更新が行われたとき、端末の名刺が既に配布されている他の端末に対して、更新情報が送信される。
【0020】本発明の第1の情報処理システムは、第1の端末が、電子名刺に関する名刺情報を設定する設定手段と、設定手段により設定された名刺情報を記憶する記憶手段と、設定手段により設定された名刺情報が、記憶手段に記憶されている名刺情報と一致するか否かを判定する判定手段と、判定手段による判定の結果に基づいて、名刺情報を情報処理装置に送信し、そこに記憶されている名刺情報を更新するように要求する要求手段とを含み、情報処理装置が、第1の端末より送信されてきた名刺情報を受信する受信手段と、受信手段により受信された名刺情報を管理する管理手段と、第1の端末より、管理手段により管理されている名刺情報の更新要求があった場合、管理手段により管理されている名刺情報の更新を行う第1の更新手段と、第1の更新手段により名刺情報の更新が行われたとき、第1の端末の電子名刺が既に配布されている第2の端末に対して、更新情報を送信する送信手段とを含み、第2の端末が、情報処理装置より送信されてきた更新情報に基づいて、第1の端末の名刺情報を更新する第2の更新手段とを含むことを特徴とする。
【0021】本発明の第1の情報処理システムにおいては、第1の端末で、電子名刺に関する名刺情報が設定され、設定された名刺情報が情報処理装置に送信され、そこに記憶されている名刺情報の更新が要求され、情報処理装置で、第1の端末より、名刺情報の更新要求があった場合、管理されている名刺情報の更新が行われ、第1の端末の電子名刺が既に配布されている第2の端末に対して、更新情報が送信され、第2の端末で、情報処理装置より送信されてきた更新情報に基づいて、第1の端末の名刺情報が更新される。
【0022】本発明の第2の情報処理システムは、第1の端末が、電子名刺に関する名刺情報を設定する設定手段と、設定手段により設定された名刺情報を第2の端末に送信する送信手段と、送信手段により第2の端末に名刺情報が送信されたとき、情報処理装置に、第1の端末の名刺管理情報を更新するように要求する要求手段とを含み、第2の端末が、第1の端末より送信されてきた名刺情報を受信する受信手段と、受信手段により受信された名刺情報を記憶する記憶手段とを含み、情報処理装置が、第1の端末より、名刺管理情報の更新要求があった場合、その更新を行う更新手段とを含むことを特徴とする。
【0023】本発明の第2の情報処理システムにおいては、第1の端末で、電子名刺に関する名刺情報が設定され、設定された名刺情報が第2の端末に送信されたとき、情報処理装置に、第1の端末の名刺管理情報の更新が要求され、第2の端末で、第1の端末より送信されてきた名刺情報が受信され、受信された名刺情報が記憶され、情報処理装置で、第1の端末より、名刺管理情報の更新要求があった場合、その更新が行われる。
【0024】
【発明の実施の形態】図1は、本発明に係る名刺管理システムの第1の実施の形態の構成例を示す図である。
【0025】PDA(Personal Digital Assistant)1−1乃至1−3は、図示せぬモデムおよび公衆回線網(アナログ回線またはISDN回線)2−1を介して、プロバイダ3−1に、それぞれ接続されており、プロバイダ3−1の管理の下で、他の端末と情報を送受信することが可能とされている。PDA1−4乃至1−6は、図示せぬモデムおよび公衆回線網2−2を介して、プロバイダ3−2に、それぞれ接続されており、プロバイダ3−2の管理の下で、他の端末と情報を送受信することが可能とされている。
【0026】プロバイダ3−1は、PDA1−1乃至1−3から、公衆回線網2−1を介して呼び出された場合、それを、インターネット4を介して他の装置とTCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)に基づき、接続(ダイヤルアップIP接続)するようになされている。プロバイダ3−2も同様に、PDA1−4乃至1−6から、公衆回線網2−2を介して呼び出された場合、それを、インターネット4を介して他の装置とTCP/IPに基づき、接続するようになされている。
【0027】名刺管理サーバ6は、電子名刺を管理しており、電子名刺の内容に関する情報をストレージ7に記憶させる。プロバイダ5は、名刺管理サーバ6を、インターネット4を介して他の装置とTCP/IPに基づき、接続するようになされている。
【0028】以下、PDA1−1乃至1−6を個々に区別する必要がないとき、単にPDA1と称し、公衆回線網2−1または2−2を個々に区別する必要がないとき、単に公衆回線網2と称し、さらに、プロバイダ3−1または3−2を個々に区別する必要がないとき、単にプロバイダ3と称する。さらに、電子名刺を、単に名刺と称する。
【0029】図2および図3は、図1に示されたPDA1の外観の構成例を説明する図である。図2は、ユーザに把持されたときのPDA1の斜視図である。図3は、PDA1の正面図である。
【0030】PDA1は、片手で把持および操作が可能な大きさに、その筐体が形成されている。PDA1の上部には、半導体メモリが内蔵されているメモリースティック(商標)11が挿入されるスロットが設けられている。
【0031】PDA1の下面には、公衆回線網2と接続するための図示せぬモデムおよび各種データを授受するUSB(Universal Sirial Bus)ポート(図示せず)等が設けられている。また、PDA1には、表示部21、キー22、およびジョグダイヤル23などが設けられている。
【0032】表示部21は、液晶表示装置などの薄型の表示装置で構成され、アイコン、サムネイル、またはテキストなどの画像を表示する。表示部21の下側には、タッチパッド21aが設けられている。そのタッチパッド21aを指またはペンなどで押圧することにより、PDA1に所定のデータまたは動作指示が入力される。
【0033】キー22は、CPU31に各種の指令を入力するとき、使用者により操作される。
【0034】ジョグダイヤル23は、表示部21に表示されたアイコンまたはサムネイルを選択するときなどにおいて、回転操作または本体側への押圧操作がなされる。
【0035】図4は、図1に示されたPDA1の電気的な構成例を示すブロック図である。
【0036】CPU(Central Processing Unit)31は、発振器32から供給されるクロック信号に同期して、Flash ROM(Read-only Memory)33またはEDO DRAM(Extended Data Out Dynamic Random-Access Memory)34に格納されているオペレーティングシステム、またはアプリケーションプログラムなどの各種のプログラムを実行する。
【0037】Flash ROM33は、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read-OnlyMemory)の一種であるフラッシュメモリで構成され、一般的には、CPU31が使用するプログラムや演算用のパラメータのうちの基本的に固定のデータを格納する。Flash ROM33はまた、後述する名刺情報を格納する。EDO DRAM34は、CPU31が実行するプログラムや、その実行において適宜変化するパラメータを格納する。
【0038】メモリースティックインターフェース(I/F)35は、PDA1に装着されているメモリースティック11からデータを読み出すとともに、CPU31から供給されたデータをメモリースティック11に書き込む。
【0039】USB(Universal Sirial Bus)インターフェース(I/F)36は、発振器37から供給されるクロック信号に同期して、接続されているUSB機器であるドライブ51からデータまたはプログラムを入力するとともに、CPU31から供給されたデータをドライブ51に供給する。USBインターフェース36は、発振器37から供給されるクロック信号に同期して、接続されている公衆回線網2からデータまたはプログラムを入力するとともに、CPU31から供給されたデータを公衆回線網2を介して他の機器に供給する。
【0040】ドライブ51は、必要に応じて装着される磁気ディスク61、光ディスク62、光磁気ディスク63、または半導体メモリ64に記録されているデータまたはプログラムを読み出して、そのデータまたはプログラムを、USBインターフェース36を介して、CPU31またはEDO DRAM34に供給する。また、ドライブ51は、装着されている磁気ディスク61、光ディスク62、光磁気ディスク63、または半導体メモリ64にデータまたはプログラムを記録させる。
【0041】Flash ROM33,EDO DRAM34、メモリースティックインターフェース35、およびUSBインターフェース36は、アドレスバスおよびデータバスを介して、CPU31に接続されている。
【0042】表示部21は、LCDバスを介して、CPU31からデータを受信し、受信したデータに対応する画像または文字などを表示する。タッチパッド制御部38は、表示部21の下側に設けられたタッチパッド21aが操作されたとき、操作に対応したデータ(例えば、タッチされた座標を示す)を表示部21から受信し、受信したデータに対応する信号をシリアルバスを介してCPU31に供給する。
【0043】EL(Electroluminescence)ドライバ39は、表示部21の液晶表示部の裏側に設けられている電界発光素子を動作させ、表示部21の表示の明るさを制御する。
【0044】赤外線通信部40は、UART(Universal asynchronous receiver-transmitter)を介して、CPU31から受信したデータを赤外線信号として、図示せぬ他の機器に送信するとともに、他の機器から送信された赤外線信号を受信して、CPU31に供給する。PDA1はまた、無線通信規格のBluetooth(商標)を介して、他の機器と通信することができる。
【0045】音声再生部42は、スピーカ、および音声のデータの復号回路などから構成され、予め記憶している音声のデータ、または公衆回線網2を介して受信した音声のデータなどを復号して、再生し、音声を出力する。例えば、音声再生部42は、バッファ41を介して、CPU31から供給された音声のデータを再生して、データに対応する音声を出力する。
【0046】電源回路43は、装着されているバッテリ52または接続されているAC(Alternating current)アダプタ53から供給される電源の電圧を変換して、必要な電力をCPU31乃至音声再生部42に、それぞれ供給する。
【0047】図5は、図1に示された名刺管理サーバ6とストレージ7の内部の構成例を示すブロック図である。同図に示されるように、名刺管理サーバ6は、通信部71および制御部72により構成されている。
【0048】通信部71は、プロバイダ5と後述する制御部72との間で情報の授受が可能となるように、通信を制御するようにされている。
【0049】制御部72は、CPU72a、ROM72b、および、RAM72cにより構成されている。CPU72aは、各種演算を実行するとともに、装置各部を制御するようになされている。ROM72bは、CPU72aが実行するプログラムや、処理の際に必要となるデータ等を格納している。RAM72cは、CPU72aが演算処理を実行する際に生じるデータなどを一時的に格納するようになされている。
【0050】ストレージ7は、名刺管理サーバ6の制御の下、名刺管理テーブル81を用いて、各ユーザの名刺に関する名刺情報を管理(記憶)するようになされている。
【0051】図6は、図5に示されたストレージ7の名刺管理テーブル81の例を示している。
【0052】名刺管理テーブル81では、ユーザ毎に個有の名刺IDが管理(記憶)されているとともに、名刺ID毎に、その名刺の内容に関する情報、および、名刺リストが管理されている。さらに、名刺リストでは、その名刺IDのユーザと名刺の交換が行われた他のユーザの名刺ID、および、その名刺情報の更新履歴(「有」または「無」)が管理されている。
【0053】図6の例の場合、第1番目のエントリには、名刺IDが0001の名刺情報が管理されており、名刺の内容に関する情報とともに、名刺IDが0102で更新履歴が「有」のデータ、名刺IDが0202で更新履歴が「無」のデータ、および、名刺IDが0011で更新履歴が「有」のデータからなる名刺リストが記憶されている。また、第2番目のエントリには、名刺IDが0002の名刺情報が管理されており、名刺の内容に関する情報とともに、名刺IDが0009で更新履歴が「無」のデータ、および、名刺IDが0102で更新履歴が「有」のデータからなる名刺リストが記憶されている。
【0054】次に、図7を参照して、名刺を送信するか、または、名刺を受信するPDA1が実行するプログラムについて説明する。
【0055】オペレーティングシステム(以下、OSと称する)101は、PDA1の基本的な動作を制御するプログラムである。
【0056】ドライバ102−1は、表示部11の表示を制御するプログラムである。ドライバ102−2は、タッチパッド制御部38の動作を制御するプログラムである。ドライバ102−3は、音声再生部42の音声の再生を制御するプログラムである。ドライバ102−4は、ジョグダイヤル23の入力に対応した処理を実行するプログラムである。
【0057】ライブラリ103には、名刺送受信プロクラム104などのアプリケーションプログラムが利用する複数の処理ルーチンが格納されている。
【0058】名刺送受信プロクラム104は、公衆回線網2、プロバイダ3、およびインターネット4を介して、名刺を送信し、または受信するプログラムである。
【0059】次に、以上の実施の形態の動作について説明する。
【0060】ユーザが、以前に名刺交換を行った他のユーザの名刺情報をPDA1の表示部21に表示させたいと思った場合、キー22を用いて、所定のキーコマンドを入力する。これにより、例えば、図8に示されるようなユーザ名表示ウィンドウ111が、表示部21に表示される。
【0061】図8の例の場合、ユーザ名表示ウィンドウ111には、5人分のユーザ名が表示されている。なお、ユーザ名表示ウィンドウ111に表示されるユーザ名の数は、任意に設定可能であり、また、ユーザ名表示ウィンドウ111に全てのユーザ名を表示しきれない場合、カーソル112a,112bを用いて画面スクロールを行うことにより、表示しきれなかったユーザ名を表示させることができる。
【0062】そして、ユーザが、ユーザ名表示ウィンドウ111に表示されているユーザ名のうち、例えば、「Kouichi ***」の名刺情報を表示させたいと思った場合、キー22を用いて、ユーザ名表示ウィンドウ111の上から第4番目の「Kouichi***」が表示されている領域を選択する。これにより、図9に示されるような名刺情報表示ウィンドウ121が、表示部21に表示される。
【0063】図9の例の場合、名刺情報表示ウィンドウ121には、住所、氏名(いまの場合、「Kouichi ***」)、電話番号、および、メールアドレスが表示されている。なお、名刺情報表示ウィンドウ121に表示される情報は、これに限らず、例えば、会社名、部署名、または、携帯電話番号などを表示させるようにしてもよい。
【0064】いま、ユーザが、図9に示された名刺情報を削除したいと思った場合、削除ボタン123を押下する。これにより、図8のユーザ名表示ウィンドウ111に表示されていたユーザ名(いまの場合、「Kouichi ***」)が削除され、名刺情報が完全に削除される。
【0065】また、ユーザが、図9に示された名刺情報表示ウィンドウ121を終了させたいと思った場合、閉じるボタン122を押下する。これにより、図8に示されたユーザ名表示ウィンドウ111に戻ることができる。
【0066】次に、ユーザが、自分自身の名刺情報を設定したいと思った場合、キー22を用いて、所定のキーコマンドを入力する。これにより、例えば、図10に示されるような名刺情報設定ウィンドウ131が、表示部21に表示される。
【0067】図10の例の場合、名刺情報設定ウィンドウ131には、住所、氏名、電話番号、および、メールアドレスが入力(設定)できるような名刺情報入力エリア132が表示されている。なお、名刺情報入力エリア132に入力される情報は、これに限らず、例えば、会社名、部署名、または、携帯電話番号などを入力させるようにしてもよい。
【0068】いま、ユーザが、図10に示された名刺情報設定ウィンドウ131に、名刺情報を入力したいと思った場合、表示部21の下側に設けられているタッチパッド21aを用いて、所定の情報を手書き入力する。タッチパッド21aに手書き入力されたデータが、所定の文字認識処理により文字認識されると、名刺情報入力エリア132に所定の情報が入力される。そして、ユーザは、名刺情報入力エリア132に入力された情報を見て、入力に誤りがないことを確認すると、設定ボタン133を押下する。これにより、名刺情報の設定が完了される。
【0069】また、ユーザが、図10に示された名刺情報設定ウィンドウ131に名刺情報を入力している途中で、その入力をキャンセルしたいと思った場合、キャンセルボタン134を押下する。これにより、名刺情報の設定がキャンセルされる。
【0070】次に、図11のフローチャートを参照して、PDA1がインターネット4を介して他の端末に名刺を送信する場合における、PDA1および名刺管理サーバ6が実行する処理について説明する。
【0071】ステップS1において、名刺送受信プログラム104を実行するPDA1(例えば、PDA1−1)のCPU31は、ユーザからの指令に基づいて、名刺の送信相手(送信先)を指定する。ステップS2において、CPU31は、PDA1の名刺情報および端末情報(例えば、端末IDや機種名など)を、USBインタフェース36、公衆回線網2、プロバイダ3、インターネット4、および、プロバイダ5を介して名刺管理サーバ6に送信し、ステップS1の処理で指定された送信相手に名刺を送信するように要求する。
【0072】ステップS11において、名刺管理サーバ6のCPU72aは、PDA1、公衆回線網2、プロバイダ3、インターネット4、および、プロバイダ5を介して送信されてきた、PDA1の名刺情報、端末情報、および、名刺の送信要求を受信する。
【0073】ステップS12において、CPU72aは、ステップS11の処理で受信された端末情報に基づいて、ストレージ7の名刺管理テーブル81(図6)を参照し、そこに、送り主(送信元)のID(すなわち、PDA1の端末ID)があるか否かを判定する。ステップS12において、名刺管理テーブル81に、送り主のIDがないと判定された場合、ステップS13に進み、CPU72aは、名刺管理テーブル81に、送り主(送信元)のエントリを作成する。
【0074】ステップS14において、CPU72aは、ステップS11の処理で受信されたPDA1の名刺情報を端末の名刺形式からサーバの名刺形式に変換する。
【0075】ここで、図12のフローチャートを参照して、端末の名刺形式からサーバの名刺形式への変換処理について説明する。
【0076】ステップS31において、CPU72aは、PDA1より受信した端末情報に含まれる機種名がパーソナルコンピュータであるか否かを判定し、PDA1より受信した端末情報に含まれる機種名がパーソナルコンピュータであると判定した場合、ステップS32に進む。
【0077】ステップS32において、CPU72aは、パーソナルコンピュータの名刺形式からサーバの名刺形式に変換する。
【0078】ステップS31において、PDA1より受信した端末情報に含まれる機種名がパーソナルコンピュータではないと判定された場合、ステップS33に進み、CPU72aはさらに、PDA1より受信した端末情報に含まれる機種名がA社製の端末であるか否かを判定する。
【0079】ステップS33において、PDA1より受信した端末情報に含まれる機種名がA社製の端末であると判定された場合、ステップS34に進み、CPU72aは、A社製の端末の名刺形式からサーバの名刺形式に変換する。
【0080】ステップS33において、PDA1より受信した端末情報に含まれる機種名がA社製の端末ではないと判定した場合、ステップS35に進み、CPU72aは、PDA1より受信した端末情報に含まれる機種名がB社製の端末であると決定し、ステップS36に進む。
【0081】ステップS36において、CPU72aは、B社製の端末の名刺形式からサーバの名刺形式に変換する。
【0082】なお、図12の処理例では、パーソナルコンピュータ、A社製の端末、あるいは、B社製の端末であるか否かを判定し、その判定結果に基づいて、名刺形式が変換されるようになされているが、本発明はこれに限らず、それ以外の端末においても適用することが可能である。
【0083】ステップS32,S34、またはS36の処理の後、処理は、図11のステップS15にリターンする。
【0084】PDA1の名刺情報が端末の名刺形式からサーバの名刺形式に変換されると、ステップS15において、CPU72aは、ステップS14の処理でサーバの名刺形式に変換された名刺情報を、ストレージ7の名刺管理テーブル81に保存させる。
【0085】ステップS12において、名刺管理テーブル81に、送り主のIDがあると判定された場合、CPU72aは、ステップS13乃至S15の処理をスキップし、ステップS16に進む。
【0086】ステップS16において、CPU72aは、名刺管理テーブル81の送り主のIDにおいて管理されている名刺リスト(図6)に送り先(送信相手)のエントリがあるか否かを判定し、名刺管理テーブル81の送り主(送信元)のIDにおいて管理されている名刺リストに送り先(送信相手)のエントリがないと判定した場合、ステップS17に進む。
【0087】ステップS17において、CPU72aは、名刺管理テーブル81の送り主のIDにおいて管理されている名刺リストに送り先(送信相手)のエントリを空で作成する。すなわち、この場合、送り主(いまの場合、PDA1)は、名刺の交換が行われていない相手に名刺を一方的に送信することになるので、送信相手(送り先)の名刺情報が、自分(送信元)の名刺リストに未だ登録(管理)されていない。
【0088】ステップS16において、名刺管理テーブル81の送り主のIDにおいて管理されている名刺リストに送り先のエントリがあると判定された場合、CPU72aは、ステップS17の処理をスキップし、ステップS18に進む。
【0089】ステップS18において、CPU72aは、名刺管理テーブル81の送り先(送信相手)のIDにおいて管理されている名刺リストに送り主(送信元)のエントリがあるか否かを判定し、名刺管理テーブル81の送り先のIDにおいて管理されている名刺リストに送り主(送信元)のエントリがないと判定した場合、ステップS19に進む。
【0090】ステップS19において、CPU72aは、名刺管理テーブル81の送り先(送信相手)のIDにおいて管理されている名刺リストに送り主(送信元)のエントリ(名刺情報)を作成し、更新履歴の有無を「有」に設定する。
【0091】ステップS18において、名刺管理テーブル81の送り先のIDにおいて管理されている名刺リストに送り主(送信元)のエントリ(名刺情報)があると判定された場合、ステップS19の処理がスキップされ、処理は終了される。
【0092】そして、名刺管理サーバ6のCPU72aは、ステップS20において、PDA1より受信した名刺情報を、プロバイダ5、インターネット4を介して、送信相手に送信し、処理は終了される。
【0093】このように、PDA1がインターネット4を介して他の装置に名刺を送信する場合、名刺管理サーバ6が、PDA1に代わって、他の装置に最新の名刺を送信することが可能となる。
【0094】次に、図13のフローチャートを参照して、PDA1が名刺管理サーバ6に接続し、変更された端末の名刺を受信する場合における、PDA1および名刺管理サーバ6が実行する処理について説明する。
【0095】ステップS41において、名刺送受信プログラム104を実行するPDA1(例えば、PDA1−3)のCPU31は、USBインタフェース36、公衆回線網2、およびプロバイダ3を介して、インターネット4に接続する。ステップS42において、CPU31はさらに、インターネット4およびプロバイダ5を介して、名刺管理サーバ6に接続する。
【0096】ステップS51において、名刺管理サーバ6のCPU72aは、PDA1からの接続要求を受信し、接続を許可するための認証処理を行い、認証に成功した場合、その旨をPDA1に通知する。
【0097】ステップS43において、CPU31は、認証の成功の通知を受けると、PDA1の端末IDを含む端末情報を名刺管理サーバ6に送信する。
【0098】ステップS52において、名刺管理サーバ6のCPU72aは、PDA1より送信されてきた、端末IDを含む端末情報から、ストレージ7の名刺管理テーブル81で管理されている名刺リスト(図6)を取得する。
【0099】ステップS53において、CPU72aは、ステップS52の処理で取得された名刺リストが空であるか否かを判定する。なお、名刺リストが空であるということは、未だ誰とも名刺の交換が行われていないことを意味する。ステップS53において、名刺リストが空ではないと判定された場合、処理は、ステップS54に進む。
【0100】ステップS54において、CPU72aは、名刺リストから名刺IDを全て取り出し、名刺IDに対応する名刺情報が変更されているか否かをそれぞれ調査する。ステップS55において、CPU72aは、ステップS54の処理による調査結果に基づいて、変更されている名刺があるか否かを判定し、変更されている名刺があると判定した場合、ステップS56に進む。
【0101】ステップS56において、CPU72aは、変更された名刺情報をサーバの名刺形式から端末の名刺形式に変換する。
【0102】ここで、図14のフローチャートを参照して、サーバの名刺形式から端末の名刺形式への変換処理について説明する。
【0103】ステップS71において、CPU72aは、PDA1より受信した端末情報に含まれる機種名がパーソナルコンピュータであるか否かを判定し、PDA1より受信した端末情報に含まれる機種名がパーソナルコンピュータであると判定した場合、ステップS72に進む。
【0104】ステップS72において、CPU72aは、サーバの名刺形式からパーソナルコンピュータの名刺形式に変換する。
【0105】ステップS71において、PDA1より受信した端末情報に含まれる機種名がパーソナルコンピュータではないと判定された場合、ステップS73に進み、CPU72aはさらに、PDA1より受信した端末情報に含まれる機種名がA社製の端末であるか否かを判定する。
【0106】ステップS73において、PDA1より受信した端末情報に含まれる機種名がA社製の端末であると判定された場合、ステップS74に進み、CPU72aは、サーバの名刺形式からA社製の端末の名刺形式に変換する。
【0107】ステップS73において、PDA1より受信した端末情報に含まれる機種名がA社製の端末ではないと判定した場合、ステップS75に進み、CPU72aは、PDA1より受信した端末情報に含まれる機種名がB社製の端末であると決定し、ステップS76に進む。
【0108】ステップS76において、CPU72aは、サーバの名刺形式からB社製の端末の名刺形式に変換する。
【0109】なお、図14の処理例では、パーソナルコンピュータ、A社製の端末、あるいは、B社製の端末であるか否かを判定し、その判定結果に基づいて、名刺形式が変換されるようになされているが、本発明はこれに限らず、それ以外の端末においても適用することが可能である。
【0110】ステップS72,S74、またはS76の処理の後、処理は、図13のステップS57にリターンする。
【0111】PDA1の名刺情報が端末の名刺形式からサーバの名刺形式に変換されると、ステップS57において、CPU72aは、変更された名刺IDと変換された内容を、通信部71、プロバイダ5、インターネット4、プロバイダ3、および、電話回線2を介してPDA1に送信する。
【0112】ステップS44において、PDA1のCPU31は、名刺管理サーバ6より送信されてきた、変更された名刺IDとその内容を受信する。ステップS45において、CPU31は、ステップS44の処理で受信された名刺IDおよびその内容(名刺情報)に基づいて、Flash ROM33に記憶されている名刺の内容(名刺情報)を更新する。
【0113】ステップS55において、変更されている名刺がないと判定された場合、CPU72aは、ステップS56,S57の処理をスキップし、ステップS58に進む。また、ステップS57の処理の後、処理はステップS58に進む。ステップS58において、CPU72aは、名刺リストに管理されているそれぞれの名刺IDに対応する更新履歴の有無を「無」に設定し、処理は終了される。
【0114】このように、PDA1が、名刺管理サーバ6に接続されると、名刺リストに登録されている名刺情報が更新されているか否かが調査される。そして、更新されている名刺情報が検出された場合、PDA1は、その更新された名刺を新たに取得することがきでる。
【0115】次に、図15のフローチャートを参照して、PDA1が名刺の内容を新規に作成、または、更新した場合における、PDA1および名刺管理サーバ6が実行する処理について説明する。
【0116】ステップS81において、名刺送受信プログラム104を実行するPDA1のCPU31は、名刺情報設定ウィンドウ131(図10)を表示部21に表示させる。ユーザは、この名刺情報設定ウィンドウ131に従って、名刺情報入力エリア132に名刺情報を入力する。
【0117】ステップS82において、CPU31は、ユーザにより入力された名刺情報に基づいて、内容を変更する。ステップS83において、CPU31は、ユーザにより設定ボタン133が押下されたか否かを判定し、設定ボタン133が押下されるまで待機する。
【0118】そして、ステップS83において、ユーザにより設定ボタン133が押下されたと判定された場合、ステップS84に進み、CPU31は、ユーザにより入力された名刺情報の内容がFlash ROM33に既に保存されている名刺情報の内容と同じであるか否かを判定する。
【0119】ステップS84において、ユーザにより入力された名刺情報の内容が既に保存されている内容と同じであると判定された場合、更新の必要がないので、それ以降の処理は実行されない。
【0120】そして、ステップS84において、ユーザにより入力された名刺情報の内容が既に保存されている内容と同じではないと判定された場合、ステップS85に進み、名刺送受信プログラム104は、ユーザにより入力された名刺情報の内容をFlash ROM33に保存(更新)した後、端末情報および変更内容を、USBインタフェース36、公衆回線網2、プロバイダ3、インターネット4、および、プロバイダ5を介して名刺管理サーバ6に送信し、名刺の内容(名刺情報)を変更するように要求する。
【0121】ステップS91において、名刺管理サーバ6のCPU72aは、PDA1より送信されてきたPDA1の端末情報、変更内容、および、内容の変更要求を受信する。ステップS92において、CPU72aは、ステップS91の処理で受信された端末情報に基づいて、ストレージ7の名刺管理テーブル81(図6)を参照し、そこに、送り主(送信元)のID(すなわち、PDA1の端末ID)があるか否かを判定する。そして、ステップS92において、名刺管理テーブル81に、送り主(送信元)のIDがないと判定された場合、ステップS93に進み、CPU72aは、名刺管理テーブル81に、送り主のエントリを作成する。
【0122】ステップS94において、CPU72aは、ステップS91の処理で受信されたPDA1の名刺情報を端末の名刺形式からサーバの名刺形式に変換する。なお、端末の名刺形式からサーバの名刺形式への変換処理は、図12のフローチャートを参照して上述した処理と同様であるため、その説明は省略する。
【0123】ステップS95において、CPU72aは、ステップS94の処理でサーバの名刺形式に変換された名刺情報を、ストレージ7の名刺管理テーブル81に保存させる。その後、処理は、ステップS96に進む。
【0124】ステップS92において、名刺管理テーブル81に、送り主のIDがあると判定された場合、CPU72aは、ステップS93乃至S95の処理をスキップし、ステップS96に進む。
【0125】ステップS96において、CPU72aは、送り主(送信元)の名刺を所有しているユーザのそれぞれの名刺リストにおいて、送り主の名刺の更新履歴の有無を「有」に設定する。
【0126】そして、名刺管理サーバ6のCPU72aは、ステップS97において、PDA1より受信した、更新された名刺情報を、その名刺を所有しているユーザ全員に送信し、処理は終了される。
【0127】このように、PDA1において新規に入力された名刺情報、または、内容が変更された名刺情報が名刺管理サーバ6に送信されると、その送り主の名刺を所有しているユーザの名刺リストが更新され、その旨が通知される。この通知を受けたPDA1のユーザは、図13に示す処理を実行し、新たな名刺の内容を取得する。
【0128】以上においては、インターネット4を介して名刺管理サーバ6に名刺情報を送信し、更新するようにしたが、本発明はこれに限らず、例えば、図16に示されるように、PDA1−1およびPDA1−2との間で赤外線またはBluetoothを介して、名刺を交換する場合にも適用することができる。
【0129】次に、図17のフローチャートを参照して、PDA1−1からPDA1−2に赤外線またはBluetoothを介して、名刺を送信する場合における、PDA1−1および名刺管理サーバ6が実行する処理について説明する。
【0130】ステップS101において、名刺送受信プログラム104を実行するPDA1−1のCPU31は、ユーザの操作に基づいて、名刺の送信相手(いまの場合、PDA1−2)を指定する。ステップS102において、CPU31は、名刺(すなわち、名刺情報)を、赤外線またはBluetoothを介して、PDA1−2に送信する。
【0131】ステップS103において、CPU31は、PDA1−1の端末情報(機種名)、送信相手に送信した名刺の内容(名刺情報)、送り主の情報(PDA1−1の端末ID)、および、送り先の情報(PDA1−2の端末ID)を、USBインタフェース36、公衆回線網2、プロバイダ3、インターネット4、および、プロバイダ5を介して名刺管理サーバ6に送信する。
【0132】ステップS111において、名刺管理サーバ6のCPU72aは、PDA1−1より送信されてきた、PDA1−1の端末情報(端末ID)、送信相手に送信した名刺の内容、送り主の情報、および、送り先の情報を受信し、ステップS112に進む。
【0133】なお、ステップS112乃至S119の処理は、上述した図11のステップS12乃至S19の処理と同様であるため、その説明は省略する。ただし、図11のステップS20の送信処理は、この例の場合、不要であるので、削除されている。
【0134】このように、インターネット4などのネットワークを介さずに名刺を送信する場合、名刺送信終了後、名刺管理サーバ6にその旨を通知し、ストレージ7の名刺管理テーブル81で管理されている名刺情報の更新を行わせる。これにより、名刺管理サーバ6では、常に新しい状態の名刺情報を管理することができる。
【0135】以上のように、PDA1が、名刺を作成したり、あるいは、更新を行うと、ストレージ7の名刺管理テーブル81で管理されている名刺情報が直ちに更新される。
【0136】次に、本発明に係る名刺管理システムの第2の実施の形態について説明する。
【0137】図18は、本発明に係る名刺管理システムの第2の実施の形態の構成例を示す図である。
【0138】公衆回線網2には、通信サービスの提供エリアを所望の広さに分割したセルにそれぞれ配置されている、固定無線端末である基地局201−1乃至201−4を介して、PDA1−1もしくは1−2、またはカメラ付デジタル携帯電話機301−1および301−2が接続されている。
【0139】基地局201−1乃至201−4は、移動無線端末であるPDA1−1および1−2、並びにカメラ付デジタル携帯電話機301−1および301−2を、例えば、W-CDMA(Wideband-Code Division Multiple Access)と呼ばれる符号分割多元接続により無線接続し、移動無線端末であるPDA1−1および1−2、並びにカメラ付デジタル携帯電話機301−1および301−2と、2GHzの周波数帯域を利用して最大2Mbpsのデータ転送速度で大容量データを高速にデータ通信できる。
【0140】PDA1−1および1−2、並びにカメラ付デジタル携帯電話機301−1および301−2は、基地局201−1乃至201−4とW-CDMA方式により大容量データを高速にデータ通信できるので、音声通話に限らず、名刺の送受信、電子メールの送受信、簡易ホームページの閲覧、画像の送受信等の多種に及ぶデータ通信を実行し得る。
【0141】また、基地局201−1乃至201−4は、有線回線を介して、公衆回線網2に接続されている。公衆回線網2には、インターネット4、図示せぬ加入者有線端末装置、コンピュータネットワーク、および企業内ネットワーク等が接続されている。
【0142】インターネットサービスプロバイダのアクセスサーバ203は、公衆回線網2に接続されており、更に、インターネットサービスプロバイダが保有するコンテンツサーバ204に接続されている。
【0143】コンテンツサーバ204は、加入者有線端末装置、PDA1−1もしくは1−2、またはカメラ付デジタル携帯電話機301−1もしくは301−2からの要求に対応して、例えば、簡易ホームページ等のコンテンツを、コンパクトHTML(HyperText Markup Language)方式のファイルとして提供する。
【0144】インターネット4には、多数のWWW(World Wide Web)サーバ205−1乃至205−Nが接続されている。WWWサーバ205−1乃至205−Nは、TCP/IPのプロトコルに従って、加入者有線端末装置、PDA1−1および1−2、並びにカメラ付デジタル携帯電話機301−1および301−2からアクセスされる。
【0145】因みに、PDA1−1および1−2、並びにカメラ付デジタル携帯電話機301−1および301−2は、基地局201−1乃至201−4までを2Mbpsの簡易トランスポートプロトコルで通信し、基地局201−1乃至201−4から、インターネット4、およびWWWサーバ205−1乃至205−NまでをTCP/IPで通信する。
【0146】なお、管理制御装置206は、公衆回線網2を介して、加入者有線端末装置、PDA1−1および1−2、並びにカメラ付デジタル携帯電話機301−1および301−2に接続され、加入者有線端末装置、PDA1−1および1−2、並びにカメラ付デジタル携帯電話機301−1および301−2に対する認証処理または課金処理などを実行する。
【0147】カメラ付デジタル携帯電話機301−1および301−2は、公衆回線網2およびインターネット4を介して、上述した、PDA1と同様の処理で名刺を送信するか、または受信する。
【0148】以下、カメラ付デジタル携帯電話機301−1および301−2を個々に区別する必要がないとき、単に、カメラ付デジタル携帯電話機301と称する。
【0149】次に本発明を適用したカメラ付デジタル携帯電話機301の外観構成について説明する。図19に示されるようにカメラ付デジタル携帯電話機301は、表示部302および本体303で構成され、中央のヒンジ部304により折り畳み可能に形成されている。
【0150】表示部302は、上端左部に引出しまたは収納可能な送受信用のアンテナ305を有する。カメラ付デジタル携帯電話機301は、アンテナ305を介して、固定無線端末である基地局201−1乃至201−4のいずれかとの間で電波を送受信する。
【0151】また、表示部302は、上端中央部にほぼ180度の角度範囲で回動自在なカメラ部306を有する。カメラ付デジタル携帯電話機301は、カメラ部306のCCDカメラ307によって所望の撮像対象を撮像する。
【0152】カメラ部306が使用者によってほぼ180度回動されて位置決めされた場合、図20に示されるように、表示部302は、カメラ部306の背面側中央に設けられたスピーカ308が正面側に位置する状態となる。これにより、カメラ付デジタル携帯電話機301は、通常の音声通話状態に切り換わる。
【0153】さらに、表示部302の正面に液晶ディスプレイ309が設けられている。液晶ディスプレイ309は、電波の受信状態、電池残量、電話帳として登録されている相手先名や電話番号および発信履歴等の他、名刺の内容、電子メールの内容、簡易ホームページ、カメラ部306のCCDカメラ307で撮像した画像などを表示する。
【0154】一方、本体303には、その表面に「0」乃至「9」の数字キー、発呼キー、リダイヤルキー、終話及び電源キー、クリアキー及び電子メールキー等の操作キー310が設けられている。操作キー310の操作に対応した各種指示が、カメラ付デジタル携帯電話機301に入力される。
【0155】また、本体303の操作キー310の下部にメモボタン311およびマイクロフォン312が設けられている。カメラ付デジタル携帯電話機301は、メモボタン311が操作されたとき、通話中の相手の音声を録音する。カメラ付デジタル携帯電話機301は、マイクロフォン312によって通話時の使用者の音声を集音する。
【0156】さらに、本体303の操作キー310の上部に回動自在なジョグダイヤル313が、本体303の表面から僅かに突出した状態で設けられている。カメラ付デジタル携帯電話機301は、ジョグダイヤル313に対する回動操作に応じて、液晶ディスプレイ309に表示されている電話帳リストもしくは電子メールのスクロール動作、簡易ホームページのページ捲り動作、または画像の送り動作等の種々の動作を実行する。
【0157】例えば、本体303は、使用者によるジョグダイヤル313の回動操作に応じて液晶ディスプレイ309に表示された電話帳リストの複数の電話番号の中から所望の電話番号を選択し、ジョグダイヤル313が本体303の内部方向に押圧されたとき、選択されている電話番号を確定して、確定した電話番号に対して自動的に発呼処理を行う。
【0158】なお、本体303は、背面側に図示しないバッテリパックが装着されており、終話/電源キーがオン状態になると、バッテリパックから各回路部に対して電力が供給されて動作可能な状態に起動する。
【0159】ところで、本体303の左側面上部に抜差自在なメモリースティック11を装着するためのメモリースティックスロット314が設けられている。カメラ付デジタル携帯電話機301は、メモボタン311が押下されると、通話中の相手の音声を装着されているメモリースティック11に記録する。カメラ付デジタル携帯電話機301は、使用者の操作に応じて、電子メール、簡易ホームページ、CCDカメラ307で撮像した画像を、装着されているメモリースティック11に記録する。
【0160】メモリースティック11は、本願出願人であるソニー株式会社によって開発されたフラッシュメモリカードの一種である。このメモリースティック11は、縦21.5×横50×厚さ2.8[mm] の小型薄型形状のプラスチックケース内に電気的に書換えや消去が可能な不揮発性メモリであるEEPROM(Electrically Erasable andProgrammable Read Only Memory )の一種であるフラッシュメモリ素子を格納したものであり、10ピン端子を介して画像や音声、音楽等の各種データの書き込み及び読み出しが可能となっている。
【0161】またメモリースティック11は、大容量化等による内蔵フラッシュメモリの仕様変更に対しても、使用する機器で互換性を確保することができる独自のシリアルプロトコルを採用し、最大書込速度1.5[MB/S] 、最大読出速度2.45[MB/S]の高速性能を実現していると共に、誤消去防止スイッチを設けて高い信頼性を確保している。
【0162】従って、カメラ付デジタル携帯電話機301は、このようなメモリースティック11を装着可能に構成されているために、メモリースティック11を介して、他の電子機器との間でデータの共有化を図ることができる。
【0163】図21は、カメラ付デジタル携帯電話機301の内部の構成例を示している。
【0164】表示部302および本体303の各部を統括的に制御する主制御部351に対して、電源回路部352、操作入力制御部353、画像エンコーダ354、カメラインターフェース部355、LCD(Liquid Crystal Display)制御部356、多重分離部358、記憶再生部363、変復調回路部359、および音声コーデック360がメインバス361を介して互いに接続されると共に、画像エンコーダ354、画像デコーダ357、多重分離部358、記憶再生部363、変復調回路部359、および音声コーデック360が同期バス362を介して互いに接続されて構成されている。
【0165】電源回路部352は、使用者の操作により終話/電源キーがオン状態にされると、バッテリパックから各部に対して電力を供給することによりカメラ付デジタル携帯電話機301を動作可能な状態に起動する。
【0166】カメラ付デジタル携帯電話機301は、CPU、ROMおよびRAM等でなる主制御部351の制御に基づいて、音声通話モードにおいて、マイクロフォン312で集音した音声信号を音声コーデック360によってデジタル音声データに変換する。カメラ付デジタル携帯電話機301は、デジタル音声データを変復調回路部359でスペクトラム拡散処理し、送受信回路部364でデジタルアナログ変換処理および周波数変換処理を施した後にアンテナ305を介して送信する。
【0167】また、カメラ付デジタル携帯電話機301は、音声通話モードにおいて、アンテナ305で受信した受信信号を増幅して周波数変換処理およびアナログデジタル変換処理を施し、変復調回路部359でスペクトラム逆拡散処理し、音声コーデック360によってアナログ音声信号に変換する。カメラ付デジタル携帯電話機301は、アナログ音声信号に対応する音声をスピーカ308に出力させる。
【0168】さらに、カメラ付デジタル携帯電話機301は、データ通信モードにおいて、名刺を送信する場合、操作キー310およびジョグダイヤル313の操作によって入力された名刺情報のテキストデータを操作入力制御部353を介して主制御部351に送出する。
【0169】主制御部351は、テキストデータを変復調回路部359でスペクトラム拡散処理し、送受信回路部364でデジタルアナログ変換処理及び周波数変換処理を施した後に、アンテナ305を介して基地局201−3または201−4へ送信する。
【0170】これに対してカメラ付デジタル携帯電話機301は、データ通信モードにおいて、名刺情報を受信する場合、アンテナ305を介して基地局201−3または201−4から受信した受信信号を変復調回路部359でスペクトラム逆拡散処理して、元のテキストデータを復元した後、LCD制御部356を介して液晶ディスプレイ309に名刺として表示する。
【0171】主制御部351は、データ通信モードにおいて、名刺を送信または受信する場合、名刺送受信プログラム104を実行する。
【0172】この後、カメラ付デジタル携帯電話機301は、使用者の操作に応じて受信した名刺を、記憶再生部363を介してメモリースティック11に記録することも可能である。
【0173】カメラ付デジタル携帯電話機301は、データ通信モードにおいて画像データを送信する場合、CCDカメラ307で撮像された画像データをカメラインターフェース部355を介して画像エンコーダ354に供給する。
【0174】因みにカメラ付デジタル携帯電話機301は、画像データを送信しない場合には、CCDカメラ307で撮像した画像データを、カメラインターフェース部355およびLCD制御部356を介して液晶ディスプレイ309に直接表示することも可能である。
【0175】画像エンコーダ354は、CCDカメラ307から供給された画像データを、例えば、MPEG(Moving Picture Experts Group)2またはMPEG4等の所定の符号化方式によって圧縮符号化することにより符号化画像データに変換し、これを多重分離部358に送出する。
【0176】このとき同時にカメラ付デジタル携帯電話機301は、CCDカメラ307で撮像中にマイクロフォン312で集音した音声を、音声コーデック360を介してデジタルの音声データとして多重分離部358に送出する。
【0177】多重分離部358は、画像エンコーダ354から供給された符号化画像データと音声コーデック360から供給された音声データとを所定の方式で多重化し、その結果得られる多重化データを変復調回路部359でスペクトラム拡散処理し、送受信回路部364でデジタルアナログ変換処理及び周波数変換処理を施した後に、アンテナ305を介して送信する。
【0178】これに対して、カメラ付デジタル携帯電話機301は、データ通信モードにおいて、例えば、簡易ホームページ等にリンクされた動画像ファイルのデータを受信する場合、アンテナ305を介して基地局201−3または201−4から受信した受信信号を変復調回路部359でスペクトラム逆拡散処理し、その結果得られる多重化データを多重分離部358に送出する。
【0179】多重分離部358は、多重化データを符号化画像データと音声データとに分離し、同期バス362を介して、符号化画像データを画像デコーダ357に供給すると共に、音声データを音声コーデック360に供給する。
【0180】画像デコーダ357は、符号化画像データをMPEG2またはMPEG4等の所定の符号化方式に対応した復号方式でデコードすることにより再生動画像データを生成し、これを、LCD制御部356を介して液晶ディスプレイ309に供給する。これにより、カメラ付デジタル携帯電話機301は、例えば、簡易ホームページにリンクされた動画像ファイルに含まれる動画データを表示する。
【0181】このとき同時に、音声コーデック360は、音声データをアナログ音声信号に変換した後、これをスピーカ308に供給する。これにより、カメラ付デジタル携帯電話機301は、例えば、簡易ホームページにリンクされた動画像ファイルに含まる音声データを再生する。
【0182】この場合も名刺の場合と同様に、カメラ付デジタル携帯電話機301は、受信した簡易ホームページ等にリンクされたデータを使用者の操作により記憶再生部363を介してメモリースティック11に記録することが可能である。
【0183】なお、本発明は、PDA1、カメラ付デジタル携帯電話機301に限らず、ノート型のパーソナルコンピュータ、PHS(Personal Handyphone System)の端末装置、またはカーナビゲーションシステムなど、名刺を送信したり、または、名刺を受信する装置全般に適用することができる。
【0184】上述した一連の処理は、ハードウェアにより実行させることもできるが、ソフトウェアにより実行させることもできる。一連の処理をソフトウェアにより実行させる場合には、そのソフトウェアを構成するプログラムが、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータ、または、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能な、例えば汎用のパーソナルコンピュータなどに、プログラム格納媒体からインストールされる。
【0185】コンピュータにインストールされ、コンピュータによって実行可能な状態とされるプログラムを格納するプログラム格納媒体は、図4に示されるように、磁気ディスク61(フロッピディスクを含む)、光ディスク62(CD-ROM(Compact Disc-Read Only Memory)、DVD(Digital Versatile Disc)を含む)、光磁気ディスク63(MD(Mini-Disc)を含む)、もしくは半導体メモリ64などよりなるパッケージメディア、または、プログラムが一時的もしくは永続的に格納されるFlash ROM33や、ハードディスクなどにより構成される。プログラム格納媒体へのプログラムの格納は、必要に応じてルータ、モデムなどのインタフェースを介して、公衆回線網2、ローカルエリアネットワーク、インターネット4、デジタル衛星放送といった、有線または無線の通信媒体を利用して行われる。
【0186】なお、本明細書において、プログラム格納媒体に格納されるプログラムを記述するステップは、記載された順序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に実行される処理をも含むものである。
【0187】また、本明細書において、システムとは、複数の装置により構成される装置全体を表すものである。
【0188】
【発明の効果】本発明の第1の情報処理装置および方法、並びにプログラム格納媒体に格納されているプログラムによれば、電子名刺に関する名刺情報を設定し、設定された名刺情報を他の情報処理装置に送信し、そこに記憶されている名刺情報の更新を要求するようにしたので、電子名刺の交換が行われた相手に対して、電子名刺の更新を確実に通知すことができる。
【0189】また、本発明の第2の情報処理装置およに方法、並びにプログラム格納媒体に格納されているプログラムによれば、端末より送信されてきた名刺情報を受信し、受信された名刺情報を管理し、端末より、名刺情報の更新要求があった場合、管理されている名刺情報の更新を行い、名刺情報の更新が行われたとき、端末の名刺が既に配布されている他の端末に対して、更新情報を送信するようにしたので、電子名刺の交換が行われた相手に対して、電子名刺の更新を確実に通知すことができる。
【0190】また、本発明の第1の情報処理システムによれば、第1の端末が、電子名刺に関する名刺情報を設定し、設定された名刺情報を情報処理装置に送信し、そこに記憶されている名刺情報の更新を要求し、情報処理装置が、第1の端末より、名刺情報の更新要求があった場合、管理されている名刺情報の更新を行い、第1の端末の電子名刺が既に配布されている第2の端末に対して、更新情報を送信し、第2の端末が、情報処理装置より送信されてきた更新情報に基づいて、第1の端末の名刺情報を更新するようにしたので、電子名刺の交換が行われた相手に対して、電子名刺の更新を確実に通知すことができる。
【0191】さらにまた、本発明の第2の情報処理システムによれば、第1の端末が、電子名刺に関する名刺情報を設定し、設定された名刺情報が第2の端末に送信されたとき、情報処理装置に、第1の端末の名刺管理情報の更新を要求し、第2の端末が、第1の端末より送信されてきた名刺情報を受信し、受信された名刺情報を記憶し、情報処理装置が、第1の端末より、名刺管理情報の更新要求があった場合、その更新を行うようにしたので、電子名刺の交換が行われた相手に対して、電子名刺の更新を確実に通知すことができる。
【出願人】 【識別番号】000002185
【氏名又は名称】ソニー株式会社
【出願日】 平成12年9月27日(2000.9.27)
【代理人】 【識別番号】100082131
【弁理士】
【氏名又は名称】稲本 義雄
【公開番号】 特開2002−108904(P2002−108904A)
【公開日】 平成14年4月12日(2002.4.12)
【出願番号】 特願2000−293294(P2000−293294)