| 【発明の名称】 |
スケジュール通知装置、スケジュール通知方法およびスケジュール通知プログラムを格納したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 |
| 【発明者】 |
【氏名】山北 徹
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| 【要約】 |
【課題】ユーザの現在位置を考慮した効率的なスケジュール通知処理を行う。
【解決手段】行動予定地および行動日時に関する情報を少なくとも含んだユーザのスケジュールデータを記憶する手段と、ユーザの現在位置情報を取得する手段と、スケジュールデータおよび現在位置に情報に基づいて、スケジュールデータ内で指定された行動を現在位置から開始する行動開始時刻を抽出する手段と、現在時刻から行動開始時刻までの時間が所定時間に達すると、記憶したスケジュールデータをユーザに対して通知する手段とを具備する。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 行動予定地および行動日時に関する情報を少なくとも含んだユーザのスケジュールデータを記憶する記憶手段と、ユーザの現在位置情報を取得する取得手段と、上記記憶手段に記憶された前記スケジュールデータおよび上記取得手段で取得した現在位置情報に基づいて、前記スケジュールデータ内で指定された行動を前記現在位置から開始する行動開始時刻を抽出する演算手段と、現在時刻から前記行動開始時刻までの時間が所定時間に達すると、前記スケジュールデータをユーザに対して通知する通知手段とを具備することを特徴とするスケジュール通知装置。 【請求項2】 上記通知手段は、現在時刻から前記行動開始時刻までの時間が所定時間に達すると、現在位置から前記行動予定地までの経路をユーザに対して通知することを特徴とする請求項1に記載のスケジュール通知装置。 【請求項3】 上記取得手段は、GPS(Global Positioning System)を利用してユーザの現在位置情報を取得することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のスケジュール通知装置。 【請求項4】 上記通知手段は、前記スケジュールデータを電子メールによってユーザに通知することを特徴とする請求項1、請求項2又は請求項3に記載のスケジュール通知装置。 【請求項5】 行動予定地および行動日時に関する情報を少なくとも含んだユーザのスケジュールデータを記憶する第1ステップと、ユーザの現在位置情報を取得する第2ステップと、前記スケジュールデータおよび現在位置情報に基づいて、スケジュールデータ内で指定された行動を前記現在位置から開始する行動開始時刻を抽出する第3ステップと、現在時刻から前記行動開始時刻までの時間が所定時間に達すると、記憶したスケジュールデータをユーザに対して通知する第4ステップとを有することを特徴とするスケジュール通知方法。 【請求項6】 上記第4ステップにおいて、現在時刻から前記行動開始時刻までの時間が所定時間に達すると、現在位置から行動予定地までの経路をユーザに対して通知することを特徴とする請求項5に記載のスケジュール通知方法。 【請求項7】 上記第2ステップにおいて、GPS(Global Positioning System)を利用してユーザの現在位置情報を取得することを特徴とする請求項5又は請求項6に記載のスケジュール通知方法。 【請求項8】 上記第4ステップにおいて、前記スケジュールデータは電子メールによってユーザに通知することを特徴とする請求項5、請求項6又は請求項7に記載のスケジュール通知方法。 【請求項9】 行動予定地および行動日時に関する情報を少なくとも含んだユーザのスケジュールデータを記憶する記憶機能と、ユーザの現在位置情報を取得する取得機能と、前記スケジュールデータおよび現在位置情報に基づいて、スケジュールデータ内で指定された行動を前記現在位置から開始する行動開始時刻を抽出する演算機能と、現在時刻から前記行動開始時刻までの時間が所定時間に達すると、記憶したスケジュールデータをユーザに対して通知する通知機能とをコンピュータに持たせることを特徴とするスケジュール通知プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。 【請求項10】 現在時刻から前記行動開始時刻までの時間が所定時間に達すると、現在位置から前記行動予定地までの経路をユーザに対して通知する機能をコンピュータに実行させることを特徴とする請求項9に記載のスケジュール通知プログラムを格納したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。 【請求項11】 GPS(Global Positioning System)を利用してユーザの現在位置情報を取得する機能をコンピュータに実行させることを特徴とする請求項9又は請求項10に記載のスケジュール通知プログラムを格納したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。 【請求項12】 スケジュールデータを電子メールによってユーザに通知する機能をコンピュータに実行させることを特徴とする請求項9、請求項10又は請求項11に記載のスケジュール通知プログラムを格納したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、待ち合わせ、ミーティング等といった、ユーザ個々の今後のスケジュールを通知してユーザの行動を支援するスケジュール通知装置、スケジュール通知方法およびスケジュール通知プログラムを格納したコンピュータ読み取り可能な記録媒体に関し、特に、ユーザの現在位置を参酌してユーザの今後のスケジュールを通知することにより、ユーザの都合を考慮したスケジュール通知処理を可能にする技術に係わる。 【0002】 【従来の技術】近年の情報処理技術の急激な進歩に伴い、ユーザが予め登録した予定時刻となるとユーザに対してスケジュールを通知する、様々なスケジュール通知装置が提供、利用されるようになった。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】ところが、従来までのスケジュール通知装置は、ユーザが現在いる場所については全く考慮しないために、遠隔地にいて行動予定地には既に間に合わない時刻にスケジュールが通知されたりする等の不具合が生じることがあり、ユーザの都合を考慮したスケジュール通知処理を行うことができない。 【0004】本発明はこうした技術的課題を解決すべくなされたものであり、その目的は、ユーザの都合を考慮したスケジュール通知処理を可能にするスケジュール通知装置、スケジュール通知方法、スケジュール通知プログラムを格納したコンピュータ読み取り可能な記録媒体を提供することにある。 【0005】 【課題を解決するための手段】上記の技術的課題を解決するに際して、発明者は、ユーザの現在位置に関する情報を携帯電話番号やGPS等の位置検出用アドレスを利用して検出、取得し、その現在位置を考慮して、今後のスケジュールに間に合う時刻にスケジュールをユーザに対して通知することにより、ユーザの都合を考慮したスケジュール通知処理が可能となるという考えに至り、精力的な研究を重ねてきた結果、以下の特徴を有する技術的思想を想到するに至った。 【0006】本発明のスケジュール通知装置は、上述の課題を解決するために、行動予定地および行動日時に関する情報を少なくとも含んだユーザのスケジュールデータを記憶する記憶手段と、ユーザの現在位置情報を取得する取得手段と、上記記憶手段に記憶された前記スケジュールデータおよび上記取得手段で取得した現在位置情報に基づいて、前記スケジュールデータ内で指定された行動を前記現在位置から開始する行動開始時刻を抽出する演算手段と、現在時刻から前記行動開始時刻までの時間が所定時間に達すると、前記スケジュールデータをユーザに対して通知する通知手段とを具備することにある。 【0007】この構成の本発明によれば、ユーザの現在位置情報を検出、取得し、その現在位置を考慮して、今後のスケジュールに間に合う時刻にスケジュールをユーザに対して通知する。 【0008】本発明のスケジュール通知方法は、上述の課題を解決するために、行動予定地および行動日時に関する情報を少なくとも含んだユーザのスケジュールデータを記憶する第1ステップと、ユーザの現在位置情報を取得する第2ステップと、前記スケジュールデータおよび現在位置情報に基づいて、スケジュールデータ内で指定された行動を前記現在位置から開始する行動開始時刻を抽出する第3ステップと、現在時刻から前記行動開始時刻までの時間が所定時間に達すると、記憶したスケジュールデータをユーザに対して通知する第4ステップとを有することにある。 【0009】この本発明によれば、ユーザの現在位置情報を検出、取得し、その現在位置を考慮して、今後のスケジュールに間に合う時刻にスケジュールをユーザに対して通知する。 【0010】本発明のスケジュール通知プログラムを格納したコンピュータ読み取り可能な記録媒体は、上述の課題を解決するために、行動予定地および行動日時に関する情報を少なくとも含んだユーザのスケジュールデータを記憶する記憶機能と、ユーザの現在位置情報を取得する取得機能と、前記スケジュールデータおよび現在位置情報に基づいて、スケジュールデータ内で指定された行動を前記現在位置から開始する行動開始時刻を抽出する演算機能と、現在時刻から前記行動開始時刻までの時間が所定時間に達すると、記憶したスケジュールデータをユーザに対して通知する通知機能とをコンピュータに持たせることにある。 【0011】この記録媒体によれば、ユーザの現在位置情報を検出、取得し、その現在位置を考慮して、今後のスケジュールに間に合う時刻にスケジュールをユーザに対して通知させる。 【0012】なお、上記本発明では、現在時刻から行動開始時刻までの時間が所定時間に達すると、スケジュールデータと共に、ユーザの現在位置から行動予定地までの経路をユーザに対して通知するようにしても良い。これにより、ユーザはスケジュール情報と同時に、現在位置からスケジュールを実行するための経路を提供する。ことができるので、ユーザは現在地からスムーズに今後のスケジュールへと移行することができ、ユーザに対してより良いスケジュール通知サービスを提供することが可能となる。 【0013】また、上記本発明では、ユーザの現在位置情報はGPSを利用して取得することが望ましい。これにより、ユーザがどのような位置にいてもユーザの現在位置を正確に把握することができるので、ユーザの現在位置を考慮したスケジュール通知処理を確実に行うことが可能となる。 【0014】さらに、上記本発明では、スケジュールデータは電子メールによってユーザに通知すると良い。これにより、スケジュールデータを自身の端末内に保存することができるので、ユーザはスケジュール通知処理完了後も、端末内の保存されたスケジュールデータを参考にして今後の行動を行うことができる。 【0015】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。 【0016】本発明は、例えば図1に示すように構成されたスケジュール通知システムに適用される。このスケジュール通知システムは、図1に示すように、複数の携帯型情報通信端末(以下、携帯端末と表記)11a〜11d(以下、総称するときには単に「携帯端末11」と呼ぶ。)、スケジュール通知サーバ(=スケジュール通知装置)13とを備え、携帯端末11とスケジュール通知サーバ13とは電子ネットワーク12を介して電気的に接続し、情報の送受信が可能な構成となっている。 【0017】なお、本例の電子ネットワーク12とは、電気通信技術を利用した通信網全般を意味し、例えば、TCP(Transmission Control Protocol)/IP(Internet Protocol)をベースとしたインターネットシステム、WAN(Wide Area Network)、LAN(Local Area Network)、ケーブル通信、衛星通信、光ファイバ通信等といった各種伝送媒体の利用が考えられる。 【0018】スケジュール通知サーバ13は、例えば図2に示すような構成を有し、ユーザの現在位置に関する情報を検出、取得し、その位置情報を参照して、スケジュールに間に合う時刻にスケジュールの内容および現在位置からスケジュール先までの経路をユーザの携帯端末11に対して通知する機能を有する。また、スケジュール通知サーバ13は、図1に示すように、会員ファイルデータベース14aおよびスケジュールファイルデータベース14bと電気的に接続され、データベース内に格納された会員個々の個人データを参照、更新することが可能な構成となっている。 【0019】ここで、会員ファイルデータベース14aは、図3(a)に示すように、スケジュール通知サービスを受ける会員名、会員の現在位置を取得する携帯電話、GPS(Global Positioning System)等といった位置検出用アドレス(位置情報取得先)、スケジュールの通知先、会員の自宅住所、会員の認証を行うためのIDおよびパスワード等、会員個々の個人データを会員毎に格納する。 【0020】また、スケジュールファイルデータベース14bは、図3(b)に示すように、個人データの会員名と対応づけられて構成されるとともに、会員の今後のスケジュールデータが格納され、スケジュールデータとして各スケジュールについて出発地、目的地、期間、内容等の情報が保存されている。また、各スケジュールには、スケジュールを既に会員に対して通知済みであるか否か(ある場合には通知日時)、スケジュールの削除指定があるか否かの識別子(フラグ)が付与されている。 【0021】スケジュール通知サーバ13は、具体的には、図2に示すようにサーバCPU(Central Processing Unit)21、RAM(Random Access Memory)22、記憶装置23、表示部24、通信制御部25、入力部26を備える構成となっている。 【0022】サーバCPU21は、記憶装置23内に記憶されたプログラムに従って各種制御を行い、例えば、記憶装置23からブートプログラムを読み出してスケジュール通知サーバを起動し、スケジュール通知プログラムおよびスケジュール通知処理に必要な各種データをRAM22や記憶装置23にロードして実行するようになっている。 【0023】RAM22は、サーバCPU21が実行する各種処理に関するプログラムおよびデータを一時的に格納するワークエリアを確保する。 【0024】記憶装置23は、ブートプログラム、スケジュール通知プログラムといった各種プログラムおよび関連データ等を予め記憶し、この記憶装置は磁気的、光学的記録媒体、若しくは半導体メモリ等といった、サーバCPU21で読み取り可能な記録媒体23aを含んだ構成となっている。また、この記録媒体23aはCD−ROM(Compact Disc-Read Only Memory)等の可搬型の記録媒体やハードディスク等の固定的な媒体を含む。さらに、この記録媒体に格納するプログラム、データ等は、その一部若しくは全部をサーバやクライアントからネットワーク回線等の伝送媒体を介して通信制御部25から受信する構成にしても良く、さらにまた、前記記録媒体はネットワーク上に構築されたサーバの記録媒体であっても良い。また、前記プログラムをネットワーク回線等の伝送媒体を介してサーバやクライアントへ伝送してこれらの機器にインストールするように構成しても良い。 【0025】表示部24は、スケジュール通知処理に係わる各種データを出力し、サーバCPU21から入力される表示データに基づいて、例えば、CRT(Cathode RayTube)装置、液晶表示装置等に対して画面表示を行う。 【0026】通信制御部25は、モデム(MOdulator/DEModulator;MODEM)、ターミナルアダプタ(Terminal Adapter;TA)、ルータ等によって構成され、電子ネットワークを介して接続される携帯端末11との通信を行うための通信制御を行う。また、通信制御部25は、衛星アンテナおよびデコーダを備えることによって衛星通信を行っても良い。 【0027】入力部26は、スケジュール通知処理に係わる各種データおよび制御情報をサーバCPU21に対して出力する機能を有し、例えば、キーボード、マウスポインタ、ライトペン、テンキー等の入力装置がこれにあたる。 【0028】つぎに、携帯端末11の構成について図4を参照して説明する。 【0029】携帯端末11は、図4に示すように、端末CPU31、RAM32、記憶装置33からなる周知のマイクロコンピュータに加え、バッテリ34、表示部35、通信制御部36、GPS処理部37、入力部38を備える。ここでは、既に説明したスケジュール通知サーバ13の機能とは異なるバッテリ34、表示部35、通信制御部36、GPS処理部37、入力部38の機能について説明し、スケジュール通知サーバ13と共通の部位についてはその説明は割愛する。 【0030】記憶装置33は、各種プログラムおよび関連データ等を予め記憶し、この記憶装置は磁気的、光学的記録媒体、若しくは半導体メモリ等といった、端末CPU31で読み取り可能な記録媒体33aを含んだ構成となっている。また、この記録媒体33aはCD−ROM(Compact Disc-Read Only Memory)等の可搬型の記録媒体やハードディスク等の固定的な媒体を含む。さらに、この記録媒体に格納するプログラム、データ等は、その一部若しくは全部をサーバやクライアントからネットワーク回線等の伝送媒体を介して通信制御部36から受信する構成にしても良く、さらにまた、前記記録媒体はネットワーク上に構築されたサーバの記録媒体であっても良い。また、前記プログラムをネットワーク回線等の伝送媒体を介してサーバやクライアントへ伝送してこれらの機器にインストールするように構成しても良い。 【0031】バッテリ34は、例えばリチウムイオン電池等といった、充放電可能な電池であり、携帯端末11内の各構成要素に対して電力を供給する。 【0032】表示部35は、スケジュール通知サーバ13から通知される各種情報を出力し、端末CPU31から入力される表示データに基づいて、例えば液晶表示装置等に対して画面表示を行う。 【0033】通信制御部36は、電子ネットワーク12を介して接続されるスケジュール通知サーバ13との通信制御を行う。 【0034】GPS処理部37は、図5に示すように、GPS衛星41からの位置測定用電波を受信して、携帯端末11の現在位置を算出して記憶装置33に格納すると共に、その格納された現在位置情報を携帯端末の移動に応じて定期的に更新する。GPS衛星41は、精密な時刻の情報と、衛星自身の位置情報を信号に変換して送信している。このGPS処理部37によれば、4つ以上のGPS衛星41から信号を受信し、それぞれの衛星の位置と、携帯端末11からそれぞれの衛星までの距離とを計算することにより、携帯端末11の地理座標を取得することができる。 【0035】入力部38は、スケジュール通知処理に係わる各種データおよび制御情報を端末CPU31に対して出力する機能を有し、例えば、キーボード、テンキー、ジョグダイアル等の入力装置がこれにあたる。 【0036】以下、図6、7に示すフローチャート図を参照して、スケジュール通知サーバ13の動作を、(i)スケジュール登録動作、(ii)スケジュール通知動作の2つの動作に分けて詳しく説明する。 【0037】なお、図6、7に示すフローチャートで示す各機能を実現するスケジュール通知プログラムは、サーバCPU21及び端末CPU31が読み取り可能なプログラムコードの形態で記録装置23及び記録装置33の記憶媒体23a及び記録媒体33aに格納されている。また、このスケジュール通知プログラムは、プログラムコードの形態でネットワーク回線等の伝送媒体を介して伝送することもできる。 【0038】スケジュール通知システムにおいては、携帯端末11は、通知を希望するスケジュールを予めスケジュール通知サーバ13に登録する必要性がある。以下に、図6を参照して、スケジュール通知サーバ13のスケジュール登録動作について説明する。 【0039】スケジュール登録処理の際は、携帯端末11の端末CPU31は、電子ネットワーク12を介してスケジュール通知サーバ13の受信サイトに接続するように通信制御部35を制御する(ステップS11)。そして、携帯端末11が受信サイトに接続すると、スケジュール通知サーバ13のサーバCPU21は、記憶装置23内に格納されたスケジュール登録プログラムに従って以下のようにスケジュール登録動作を開始する。 【0040】始めに、スケジュール通知サーバ13が、接続した会員を識別するためのIDおよびパスワードを入力する初期画面の表示データを、電子ネットワーク12を介して会員の携帯端末11に送信し(ステップS21)、携帯端末11は、スケジュール通知サーバ13から初期画面に関する表示データを受信すると、自身の表示部35上に初期画面を表示する(ステップS12)。なお、スケジュール通知サーバ13を始めて利用するユーザは、電子ネットワーク12や通常の郵便等の手段を利用して予め会員登録し、IDおよびパスワード等の識別情報を取得しておくものとする。これにより、スケジュール登録動作およびその後のスケジュール通知動作が容易となるばかりでなく、課金処理といったその他の処理を識別情報に基づいて効率的に行うことが可能となる。 【0041】表示部35上で初期画面を表示すると、携帯端末11の入力部38は、会員により操作されることでをIDおよびパスワードが入力され、携帯端末11の端末CPU31は、スケジュール通知サーバ13に対して入力されたIDおよびパスワードを送信するように通信制御部36を制御する(ステップS13)。 【0042】携帯端末11から会員のIDおよびパスワードを受信すると、サーバCPU21は、携帯端末11から送られたIDおよびパフワードと会員ファイルデータベース14a内に格納されているIDおよびパスワードとを照合、認証し(ステップS22)、認証が完了すると、認証された会員の会員ファイルを読み出す(ステップS23)。なお、ユーザ認証が失敗した場合には、「認証が失敗しました。サービスセンターにお問い合わせください」等、認証が失敗した旨のメッセージを携帯端末11に対して通知する。 【0043】接続したユーザに対応する会員ファイルが会員ファイルデータベース14aから読み出されると、サーバCPU21は、これからのスケジュール、現在位置情報の取得先およびスケジュールの通知先を入力するための、スケジュール設定画面、位置情報取得先、通知先設定画面を会員の携帯端末11に対して送信するように通信制御部25を制御する(ステップS24)。 【0044】スケジュール設定画面、位置情報取得先、通知先設定画面に関する情報を受信すると、携帯端末11は、表示部35上にスケジュール設定画面、位置情報取得先、通知先設定画面を表示する。スケジュール設定画面、位置情報取得先、通知先設定画面が表示されると、端末CPU31は、入力部35が操作されることで、通知を希望する今後のスケジュールと、携帯電話番号、GPS等といった現在情報取得先、電子メールアドレス、電話番号等といったスケジュールの通知先が入力される(ステップS14)。なお、今後のスケジュールには少なくとも、スケジュールを実行するための出発時刻と出発場所、若しくはスケジュールの開始時刻と場所を登録するものとし、例えば、旅行等のスケジュールの場合には、自宅、集合場所等の出発地とその場所の出発時刻、各種ミーティングや催し物等のスケジュールの場合には、目的地(会場)とその開始時刻を入力するようにする。 【0045】一連のデータ入力が完了すると、端末CPU31は、入力データをスケジュール通知サーバ13に対して送信するように通信制御部36を制御し(ステップS15)、サーバCPU21は、受信したデータに基づいて、会員の会員ファイルおよびスケジュールファイルの内容を更新する(ステップS25、26)。なお、携帯端末11は、スケジュールに関する情報をスケジュール通知サーバ13に対して送信した後であっても、任意の時間にスケジュール通知サーバ13に接続し、随時、スケジュールの内容を閲覧、修正および過去のスケジュールを削除することができる(ステップS16)。これにより、会員の急なスケジュール変更にも対応することが可能となる。 【0046】以上の一連の処理ステップによりスケジュール通知サーバ13にスケジュールが登録され、以後は、スケジュール通知動作に移行する。以下、図7を参照して、スケジュール通知サーバ13のサーバCPU21によるスケジュール通知動作について説明する。 【0047】図7によれば、先ず、スケジュールファイルデータベース14bに会員の今後のスケジュールが登録されると、サーバCPU21は、スケジュールファイルデータベースから各会員のスケジュールを各会員毎に読み出し(ステップS31)、全ての会員のスケジュールの読み出しが完了したか否かを判別する(ステップS32)。なお、サーバCPU21は、この読み出し処理を、例えば5分間隔等、定期的な頻度で行うことが望ましい。これにより、携帯端末11に対してより確実なスケジュール通知処理を行うことが可能となる。 【0048】次にサーバCPU21は、ステップS31の判別の結果、全ての会員のスケジュールの読み出しが完了していない場合、読み出した会員のスケジュールの中から、読み出し時刻から直近の時刻に実行すべきスケジュールを抽出する(ステップS34)。これに対して、サーバCPU21は、全ての会員のスケジュールの通知が完了したものである場合、会員から削除の指定に応じて設定された削除指定フラグが設定されているスケジュールをスケジュールファイルデータベース14b内から削除した後(ステップS33)、スケジュール通知の処理動作を終了する。 【0049】直近のスケジュールが抽出されると、サーバCPU21は、抽出したスケジュールを会員に対して通知済みであるか否かを判別し(ステップS35)、通知済みである場合には再び(ステップS31)の処理ステップへ戻る。これに対して、スケジュールを会員に対して通知済みでない場合には、会員の会員ファイル内に登録された位置情報取得先に対して発信し(ステップS36)、会員の現在位置に関する情報をGPS等から取得する(ステップS37)。 【0050】会員の現在位置に関する情報を取得すると、サーバCPU21は、会員が登録したスケジュールに出発地についての指定があるか否かを判別し(ステップS38)、判別の結果、出発地についての指定がない場合には、現在位置からスケジュールの目的地までの経路および所要時間を検索する(ステップS39)。一方、出発地についての指定がある場合、サーバCPU21は、現在位置から出発地までの経路および所要時間を検索した後(ステップS40)、さらに出発地から目的地までの経路および所要時間を検索し(ステップS41)、所要時間の合計を以後の処理において会員に通知する所要時間とする。これにより、サーバCPU21は、会員の都合に合わせたスケジュール通知処理を行うことが可能となる。 【0051】経路および所要時間の検索が完了すると、サーバCPU21は、所要時間と現在日時とを比較して、現在位置からスケジュールを実行するための行動を開始する時刻を抽出する(ステップS42)。 【0052】次にサーバCPU21は、現在の時刻と抽出した行動開始時間までの時間が所定期間内であるか否かを判別し(ステップS43)、判別の結果、所定の期間内ではない場合、再び(ステップS31)の処理ステップへ移行する。なお、ここでいう所定期間とは、例えば30分程度の時間であり、この時間は会員毎に予め任意に設定しても良い。また、現在位置とスケジュールの目的地が遠い程、所定期間をサーバ側で自動的に余裕を持った時間にしても良く、例えば、所要時間tをパラメータとして、所定期間TをT=t/6として算出するようにしても良い。これにより、余裕を持って行動を開始することが可能となるので、より良いスケジュール通知サービスを実現することが可能となる。 【0053】一方、所定の期間内である場合には、サーバCPU21は、現在位置から目的地(若しくは出発地)までの経路および所要時間を電子メール等の手段によりユーザに対して通知するように通信制御部25を制御する(ステップS44)。これに対し、携帯端末11では、スケジュールの通知を受信して会員にスケジュール内容を提示する(ステップS51)。通知完了後、サーバCPU21は、送信したスケジュールには通知済みの設定(フラグ)を付与し(ステップS45)、再びステップS31の処理ステップに戻る。なお、ステップS44における通知処理は、電話等を利用した人工音声によって行っても良いし、また、通知処理は複数回行っても良く、例えば会員からの応答があるまで複数回応答するようにすると良い。なお、所定の期間内になれば通知する例で説明したが、設定された期間の前後であっても良く、要は、事前に通知すべき所定時間に達した場合に通知するものである。 【0054】このようなスケジュール通知システムによれば、携帯端末11の現在位置に関する情報を取得し、現在位置を参酌して今後のスケジュールおよびそのスケジュールを実行するための経路を最適な時刻に携帯端末11に対して通知する処理をサーバCPU21により行うことができ、ユーザの都合を考慮したスケジュール通知処理を行うことができる。 【0055】上記の実施形態においては、サーバCPU21が定期的に会員のスケジュールを検索、通知するような構成であったが、例えば、携帯端末11からの通知要求に応答して、通知要求が送信された地点と時間に基づいて会員のスケジュールを検索し、その結果を会員に通知するような構成であっても良い。 【0056】このように、本発明はここでは記載していない様々実施の形態等を包含するということは十分に理解すべきである。したがって、本発明はこの開示から妥当な特許請求の範囲に係わる発明特定事項によってのみ限定されるものでなければならない。 【0057】 【発明の効果】本発明のスケジュール通知装置、スケジュール通知方法およびスケジュール通知プログラムを格納したコンピュータ読み取り可能な記録媒体によれば、ユーザの都合を考慮したスケジュール通知処理を行うことが可能となる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000001443 【氏名又は名称】カシオ計算機株式会社
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| 【出願日】 |
平成12年9月28日(2000.9.28) |
| 【代理人】 |
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| 【公開番号】 |
特開2002−108829(P2002−108829A) |
| 【公開日】 |
平成14年4月12日(2002.4.12) |
| 【出願番号】 |
特願2000−297096(P2000−297096) |
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