| 【発明の名称】 |
コンテンツの提供方法、提供側設備、及び使用側設備 |
| 【発明者】 |
【氏名】夏野 剛
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| 【要約】 |
【課題】低いコストで迅速にコンテンツを提供する。
【解決手段】複製・配送センタDDSでは、コンテンツ供給装置CP11およびCP12からの依頼に応じてコンテンツC11およびC12が記録媒体Mに記録され、複製された上で使用者側へ配送される。この際、一部のコンテンツは暗号化されている。また、コンテンツ供給装置CP11およびCP12は、コンテンツ制御装置CC1へ、記録媒体M上のコンテンツの制御を依頼する。コンテンツの使用者側において、使用者がテレビゲーム機GMに記録媒体Mをセットして暗号化されたコンテンツを使用しようとすると、テレビゲーム機GMは移動パケット通信網MPNを介してコンテンツ制御装置CC1へ、復号鍵の送信を要求する。コンテンツ制御装置CC1では、コンテンツ供給装置からの依頼内容に基づいて、復号鍵の送信/非送信を決定する。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 提供側設備から遠隔地の使用側設備へコンテンツを供給して該使用側設備の使用者に該コンテンツの使用を許可するコンテンツの提供方法であって、第1のメディアを用いて前記提供側設備から前記使用側設備へ前記コンテンツを渡す第1の過程と、前記第1の過程にて渡された前記コンテンツの使用を制御するための制御情報を前記第1のメディアと異なる第2のメディアを用いて前記提供側設備が前記使用側設備へ転送する第2の過程と、前記第2の過程にて受信した制御情報に従って前記使用側設備が前記コンテンツの使用を制御する第3の過程とを有することを特徴とするコンテンツの提供方法。 【請求項2】 請求項1に記載のコンテンツの提供方法において、前記第1のメディアは大量のコンテンツの受け渡しについて前記第2のメディアよりも適していることを特徴とするコンテンツの提供方法。 【請求項3】 請求項1に記載のコンテンツの提供方法において、前記第1のメディアは前記使用側設備において使用可能な記録媒体であることを特徴とするコンテンツの提供方法。 【請求項4】 請求項1に記載のコンテンツの提供方法において、前記コンテンツは自身の使用のためのユーザインタフェースを生成するためのデータを内包しており、前記使用側設備は前記コンテンツに内包されたデータを用いて前記ユーザインタフェースを生成することを特徴とするコンテンツの提供方法。 【請求項5】 請求項1に記載のコンテンツの提供方法において、前記制御情報は前記コンテンツの少なくとも一部の使用の可否を示す情報であることを特徴とするコンテンツの提供方法。 【請求項6】 請求項1に記載のコンテンツの提供方法において、前記第2の過程では予め設定されたタイミングで前記制御情報を転送することを特徴とするコンテンツの提供方法。 【請求項7】 請求項1に記載のコンテンツの提供方法において、前記第2の過程と前記第3の過程との間の過程であって、前記使用側設備が前記制御情報の受信を示す情報を提示する第4の過程を有することを特徴とするコンテンツの提供方法。 【請求項8】 請求項1に記載のコンテンツの提供方法において、前記第2のメディアは通信網であることを特徴とするコンテンツの提供方法。 【請求項9】 請求項8に記載のコンテンツの提供方法において、前記第1の過程と前記第2の過程との間の過程であって、前記使用側設備が前記コンテンツの使用を制御するための制御情報の転送を前記第2のメディアを用いて前記提供側設備へ要求する第5の過程を有し、前記第2の過程では、前記第5の過程で転送された要求に応じた前記制御情報を前記提供側設備から前記使用側設備へ転送することを特徴とするコンテンツの提供方法。 【請求項10】 請求項8に記載のコンテンツの提供方法において、前記第3の過程に後続する過程であって、前記第3の過程にて使用を制御された前記コンテンツに基づいた情報を前記第2のメディアを用いて前記使用側設備から前記提供側設備へ転送する第6の過程を有することを特徴とするコンテンツの提供方法。 【請求項11】 請求項8に記載のコンテンツの提供方法において、前記コンテンツは前記通信網を介して通信するためのデータを内包し、前記第1の過程と前記第2の過程との間の過程であって、前記コンテンツに内包されたデータを用いて前記使用側設備と前記提供側設備とを通信可能とする第7の過程を有することを特徴とするコンテンツの提供方法。 【請求項12】 請求項8に記載のコンテンツの提供方法において、前記通信網はパケット網であることを特徴とするコンテンツの提供方法。 【請求項13】 請求項12に記載のコンテンツの提供方法において、前記第2の過程では前記制御情報は電子メールの形態で転送されることを特徴とするコンテンツの提供方法。 【請求項14】 請求項8に記載のコンテンツの提供方法において、前記通信網は移動通信網であることを特徴とするコンテンツの提供方法。 【請求項15】 請求項14に記載のコンテンツの提供方法において、前記第2の過程では、前記所望の属性を有する前記使用側設備への前記制御情報の転送を前記提供側設備が前記通信網に対して依頼し、前記通信網が該使用側設備へ前記制御情報を転送することを特徴とするコンテンツの提供方法。 【請求項16】 請求項8に記載のコンテンツの提供方法において、前記第4の過程の後の過程であって、前記制御情報の転送の要求にかかる通信料を前記通信網が前記提供側設備に課金する第8の過程を有することを特徴とするコンテンツの提供方法。 【請求項17】 遠隔地の使用側設備へコンテンツを供給して前記使用側設備の使用者に該コンテンツの使用を許可するコンテンツの提供側設備であって、第1のメディアを用いて前記使用側設備へコンテンツを渡す第1の提供側手段と、前記第1の提供側手段により渡された前記コンテンツの使用を制御するための制御情報を前記第1のメディアと異なる第2のメディアを用いて前記使用側設備へ転送する第2の提供側手段とを具備することを特徴とする提供側設備。 【請求項18】 請求項17に記載の提供側設備において、前記第1の提供側手段を備えた装置と前記第2の提供側手段とを備えた装置は離間していることを特徴とする提供側設備。 【請求項19】 遠隔地の提供側設備からコンテンツを受け取って使用者の使用に供するコンテンツの使用側装置において、前記提供側設備からの前記コンテンツを第1のメディアを用いて受け取る第1の使用側手段と、前記第1の使用側手段により受け取られた前記コンテンツの使用を制御するための制御情報を前記第1のメディアと異なる第2のメディアを用いて前記提供側設備から受信する第2の使用側手段と、前記第2の使用側手段により受信された制御情報に従って前記コンテンツの使用を制御する第3の使用側手段とを有することを特徴とする使用側設備。 【請求項20】 請求項19に記載の使用側設備において、前記第2のメディアは移動通信網であり、前記コンテンツを使用可能なデータ端末と前記移動通信網に収容される移動通信端末とを接続してなることを特徴とする使用側設備。 【請求項21】 請求項19に記載の使用側設備において、前記第2のメディアは通信網であり、前記第2の使用側手段は、前記コンテンツの使用を制御するための制御情報の転送を自設備の起動時に前記通信網経由で前記提供側設備へ要求し、この要求に応じて前記提供側設備から転送されてきた情報を制御情報として受信することを特徴とする使用側設備。 【請求項22】 請求項19に記載の使用側設備において、前記第2のメディアは通信網であり、前記制御情報は前記コンテンツの少なくとも一部の使用の可否を示す情報であり、前記第2の使用側手段は、前記制御情報により使用を許可されていないコンテンツを前記使用者が使用しようとすると、前記コンテンツの使用に関する制御情報の転送を前記通信網経由で前記提供側設備へ要求し、この要求に応じて前記提供側設備から転送されてきた情報を制御情報として受信することを特徴とする使用側設備。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、コンテンツを提供する提供側設備から遠隔地の使用側設備へコンテンツを供給して使用側設備の使用者にコンテンツを提供するコンテンツの提供方法と、この方法を実現するための提供側設備および使用側設備とに関する。 【0002】 【従来の技術】従来の通信販売では、一般に、カタログ誌を製作・配送して商品情報を会員に知らせ、会員が所望の商品を電話で注文するという流れになっている。大手の通信販売では商品情報が多く、カタログ誌が一般的な雑誌程度の厚さ及び重さとなることも珍しくない。さらに、一般的には、商品情報は逐次更新されるものであり、所定の周期で新たなカタログ誌を製作・配送する必要がある。すなわち、カタログ誌の製作・配送には一般的な雑誌の出版と同程度の手間およびコストがかかってしまうことになる。このため、近年では、カタログ誌の製作・配送コストを削減する目的で、カタログ誌を有料販売する試みも為されている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、カタログ誌の有料販売は潜在的な顧客を遠ざけてしまう可能性が高く、市場を狭めてしまう虞がある。また、カタログ誌の製作・配送に少なからぬ時間がかかることも問題である。現在の消費社会では消費者の嗜好を的確に反映した商品(あるいはサービス)を迅速に提供すべきだが、カタログ誌の製作・配送に時間がかかってしまっては、この要求を十分に満たすことができない。もちろん、広帯域通信によりカタログ等のコンテンツをオンデマンドで配信できるようになれば時間的な問題は解決するが、そのような通信基盤が整うまでには長い時間がかかると予想される。また、仮に整ったとしても、配信コストを低減するまでには更に長い時間がかかる。 【0004】本発明は上述した事情に鑑みて為されたものであり、低いコストで迅速にコンテンツを提供することができるコンテンツの提供方法と、この方法を実現するための提供側設備および使用側設備とを提供することを目的としている。 【0005】 【課題を解決するための手段】上述した課題を解決するために、請求項1に記載のコンテンツの提供方法は、提供側設備から遠隔地の使用側設備へコンテンツを供給して該使用側設備の使用者に該コンテンツの使用を許可するコンテンツの提供方法であって、第1のメディアを用いて前記提供側設備から前記使用側設備へ前記コンテンツを渡す第1の過程と、前記第1の過程にて渡された前記コンテンツの使用を制御するための制御情報を前記第1のメディアと異なる第2のメディアを用いて前記提供側設備が前記使用側設備へ転送する第2の過程と、前記第2の過程にて受信した制御情報に従って前記使用側設備が前記コンテンツの使用を制御する第3の過程とを有することを特徴としている。 【0006】また、請求項2に記載のコンテンツの提供方法は、請求項1に記載のコンテンツの提供方法において、前記第1のメディアを、大量のコンテンツの受け渡しについて前記第2のメディアよりも適しているメディアとする、ことを特徴としている。さらに、請求項3に記載のコンテンツの提供方法は、請求項1に記載のコンテンツの提供方法において、前記第1のメディアを、前記使用側設備において使用可能な記録媒体とする、ことを特徴としている。また、請求項4に記載のコンテンツの提供方法は、請求項1に記載のコンテンツの提供方法において、前記コンテンツが自身の使用のためのユーザインタフェースを生成するためのデータを内包しており、前記使用側設備が前記コンテンツに内包されたデータを用いて前記ユーザインタフェースを生成する、ことを特徴としている。さらに、請求項5に記載のコンテンツの提供方法は、請求項1に記載のコンテンツの提供方法において、前記制御情報を、前記コンテンツの少なくとも一部の使用の可否を示す情報とする、ことを特徴としている。また、請求項6に記載のコンテンツの提供方法は、請求項1に記載のコンテンツの提供方法において、前記第2の過程では予め設定されたタイミングで前記制御情報を転送する、ことを特徴としている。さらに、請求項7に記載のコンテンツの提供方法は、請求項1に記載のコンテンツの提供方法において、前記第2の過程と前記第3の過程との間の過程であって、前記使用側設備が前記制御情報の受信を示す情報を提示する第4の過程を有する、ことを特徴としている。また、請求項8に記載のコンテンツの提供方法は、請求項1に記載のコンテンツの提供方法において、前記第2のメディアを通信網とする、ことを特徴としている。 【0007】さらに、請求項9に記載のコンテンツの提供方法は、請求項8に記載のコンテンツの提供方法において、前記第1の過程と前記第2の過程との間の過程であって、前記使用側設備が前記コンテンツの使用を制御するための制御情報の転送を前記第2のメディアを用いて前記提供側設備へ要求する第5の過程を有し、前記第2の過程では、前記第5の過程で転送された要求に応じた前記制御情報を前記提供側設備から前記使用側設備へ転送する、ことを特徴としている。また、請求項10に記載のコンテンツの提供方法は、請求項8に記載のコンテンツの提供方法において、前記第3の過程に後続する過程であって、前記第3の過程にて使用を制御された前記コンテンツに基づいた情報を前記第2のメディアを用いて前記使用側設備から前記提供側設備へ転送する第6の過程を有する、ことを特徴としている。さらに、請求項11に記載のコンテンツの提供方法は、請求項8に記載のコンテンツの提供方法において、前記コンテンツが前記通信網を介して通信するためのデータを内包するようにし、前記第1の過程と前記第2の過程との間の過程であって、前記コンテンツに内包されたデータを用いて前記使用側設備と前記提供側設備とを通信可能とする第7の過程を有する、ことを特徴としている。また、請求項12に記載のコンテンツの提供方法は、請求項8に記載のコンテンツの提供方法において、前記通信網をパケット網とすることを特徴としている。さらに、請求項13に記載のコンテンツの提供方法は、請求項12に記載のコンテンツの提供方法において、前記第2の過程では前記制御情報は電子メールの形態で転送される、ことを特徴としている。また、請求項14に記載のコンテンツの提供方法は、請求項8に記載のコンテンツの提供方法において、前記通信網を移動通信網とする、ことを特徴としている。さらに、請求項15に記載のコンテンツの提供方法は、請求項14に記載のコンテンツの提供方法において、前記第2の過程では、前記所望の属性を有する前記使用側設備への前記制御情報の転送を前記提供側設備が前記通信網に対して依頼し、前記通信網が該使用側設備へ前記制御情報を転送する、ことを特徴としている。また、請求項16に記載のコンテンツの提供方法は、請求項8に記載のコンテンツの提供方法において、前記第4の過程の後の過程であって、前記制御情報の転送の要求にかかる通信料を前記通信網が前記提供側設備に課金する第8の過程を有する、ことを特徴としている。 【0008】さらに、上述の課題を解決するために、請求項17に記載の提供側設備は、遠隔地の使用側設備へコンテンツを供給して前記使用側設備の使用者に該コンテンツの使用を許可するコンテンツの提供側設備であって、第1のメディアを用いて前記使用側設備へコンテンツを渡す第1の提供側手段と、前記第1の提供側手段により渡された前記コンテンツの使用を制御するための制御情報を前記第1のメディアと異なる第2のメディアを用いて前記使用側設備へ転送する第2の提供側手段とを具備する、ことを特徴としている。 【0009】また、請求項18に記載の提供側設備は、請求項17に記載の提供側設備において、前記第1の提供側手段を備えた装置と前記第2の提供側手段とを備えた装置は離間している、ことを特徴としている。 【0010】さらに、上述の課題を解決するために、請求項19に記載の使用側設備は、遠隔地の提供側設備からコンテンツを受け取って使用者の使用に供するコンテンツの使用側装置において、前記提供側設備からの前記コンテンツを第1のメディアを用いて受け取る第1の使用側手段と、前記第1の使用側手段により受け取られた前記コンテンツの使用を制御するための制御情報を前記第1のメディアと異なる第2のメディアを用いて前記提供側設備から受信する第2の使用側手段と、前記第2の使用側手段により受信された制御情報に従って前記コンテンツの使用を制御する第3の使用側手段とを有する、ことを特徴としている。 【0011】また、請求項20に記載の使用側設備は、請求項19に記載の使用側設備において、前記第2のメディアは移動通信網であり、前記コンテンツを使用可能なデータ端末と前記移動通信網に収容される移動通信端末とを接続してなる、ことを特徴としている。さらに、請求項21に記載の使用側設備は、請求項19に記載の使用側設備において、前記第2のメディアは通信網であり、前記第2の使用側手段は、前記コンテンツの使用を制御するための制御情報の転送を自設備の起動時に前記通信網経由で前記提供側設備へ要求し、この要求に応じて前記提供側設備から転送されてきた情報を制御情報として受信する、ことを特徴としている。また、請求項22に記載の使用側設備は、請求項19に記載の使用側設備において、前記第2のメディアは通信網であり、前記制御情報は前記コンテンツの少なくとも一部の使用の可否を示す情報であり、前記第2の使用側手段は、前記制御情報により使用を許可されていないコンテンツを前記使用者が使用しようとすると、前記コンテンツの使用に関する制御情報の転送を前記通信網経由で前記提供側設備へ要求し、この要求に応じて前記提供側設備から転送されてきた情報を制御情報として受信する、ことを特徴としている。 【0012】 【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。なお、各図において共通する部分には同一の符号が付されている。 【0013】<第1実施形態><構成>図1は本発明の第1実施形態によるコンテンツ提供システム1の全体構成を示す図である。この図に示すように、コンテンツ提供システム1は、コンテンツC11の供給元であるコンテンツ供給装置CP11、コンテンツC12の供給元であるコンテンツ供給装置CP12と、コンテンツ供給装置CP11,CP12から供給されるコンテンツを格納した記録媒体M(CD(Compact Disc)−ROM(Read-Only Memory)やDVD−ROM、光磁気ディスクなど)を複製してコンテンツの使用者へ配送する複製・配送センタDDSと、コンテンツ供給装置CP11が接続されたインターネットINETと、インターネットINETおよびコンテンツ供給装置CP12に接続され、配布されたコンテンツの使用をインターネットINET経由で制御するコンテンツ制御装置CC1と、インターネットINETに接続されたゲートウェイサーバGWS1と、ゲートウェイサーバGWS1を介してインターネットINETに接続された移動パケット通信網MPNと、移動パケット通信網MPNに収容される携帯電話機MS1と、携帯電話機MS1が接続され、記録媒体Mに記録されたコンテンツを読み取り可能なテレビゲーム機GMと、テレビゲーム機GMに接続されたテレビ受像機TVとを有する。 【0014】なお、携帯電話機MS1、移動パケット通信網MPN、およびゲートウェイサーバGWS1は、携帯電話機MS1からWWW(World Wide Web)を利用可能にした既存の通信システムの構成要素であることから、以降の説明において、これらの機能については、本発明と直接的に関連する部分についてのみ説明する。また、インターネットINETは周知であることから、その説明を省略する。 【0015】以後、各部の機能について説明するが、説明が茫漠となるのを避けるために、ここでは、コンテンツC11およびC12は図2に示す構成を有し、これらのコンテンツは同一の記録媒体Mに記録されて供給される、と仮定して説明する。また、コンテンツC11およびC12には、少なくとも、テレビゲーム機GMが携帯電話機MS1を介してコンテンツ制御装置CC1と通信するための通信プログラムと、自身および他のコンテンツを使用するためのユーザインタフェースを提供するU/Iプログラムが格納されているものとする。 【0016】コンテンツ供給装置CP11およびCP12はそれぞれ異なるコンテンツ提供事業者により管理される装置であり、一般的なコンピュータシステムから構成されている。コンテンツ供給装置CP11およびCP12はそれぞれ、管理者の指示に従って作動し、管理者所望のコンテンツの配送を複製・配送センタDDSに依頼する。コンテンツ供給装置から複製・配送センタDDSへのコンテンツの受け渡し方式は任意であり、例えば、コンテンツ供給装置においてマスターCD−ROMを作成し、これを複製・配送センタDDSへ渡すようにしてもよいし、専用線や公衆網等の通信網経由で所望のコンテンツをコンテンツ供給装置から複製・配送センタDDSへ送信するようにしてもよい。 【0017】なお、図2に示すコンテンツのうち、コンテンツID(コンテンツを一意に識別するための情報)が1_3,1_4,及び2_2のコンテンツは使用を制御すべき情報であり、コンテンツ供給装置はこれらのコンテンツを固有の鍵を用いてによって暗号化した後に複製・配送センタDDSへ渡す。また、コンテンツ供給装置は、各コンテンツの初期状態(鍵の要否など)を示す情報(以後、初期状態情報)や前述の通信プログラムを、暗号化されていないコンテンツ(本実施形態では先頭のコンテンツ)に包含させる。 【0018】また、コンテンツ供給装置CP11およびCP12はそれぞれ、複製・配送センタDDSへ配送を依頼したコンテンツの使用の制御をコンテンツ制御装置CC1へ依頼する。なお、コンテンツ供給装置CP11からコンテンツ制御装置CC1への依頼はインターネットINET経由となるが、コンテンツ供給装置CP12からコンテンツ制御装置CC1への依頼は直接的に行われる。これは、コンテンツ制御装置CC1とコンテンツ供給装置CP11が大きく離間して配置されており、かつコンテンツ制御装置CC1とコンテンツ供給装置CP12とが近接して配置されているためである。もちろん、近接配置の場合にも通信網経由で依頼を行うようにしてもよい。 【0019】ここで、図3を参照し、依頼時にコンテンツ供給装置CP11からコンテンツ制御装置CC1へ供給される制御依頼テーブルT1と、コンテンツ供給装置CP12からコンテンツ制御装置CC1へ供給される制御依頼テーブルT2のデータ構成について説明する。この図に示すように、制御依頼テーブルの各レコードは、例えば、コンテンツIDと、該当するコンテンツの状態を遷移させる時刻である状態遷移時刻と、遷移後のコンテンツの状態(使用許可/使用禁止)を示す遷移先状態と、該当するコンテンツの鍵と、遷移を実現する方式である通知形態(プッシュ/プル)とを有する。また、本実施形態では、無用の情報がコンテンツ制御装置CC1へ供給される事態を避けるために、コンテンツ供給装置は、制御を要しないコンテンツに関するレコードを持たない制御依頼テーブルをコンテンツ制御装置CC1へ供給するようにしている。 【0020】コンテンツ制御装置CC1は一般的なコンピュータシステムから構成されており、コンテンツ供給装置CP11およびCP12からの制御依頼テーブルT1,T2に基づいて作動する。具体的には、制御依頼テーブルT1,T2を受け取ると、コンテンツ制御装置CC1はこれらに基づいて図4に例示する提供側制御テーブルT3,T4を生成し、生成された提供側制御テーブルT3,T4に従って、配布されたコンテンツの使用を制御する。また、コンテンツ制御装置CC1は、コンテンツ供給装置から通信販売や懸賞応募受付の代行を依頼されると、これを行う機能を有する。このような代行機能自体は既に周知である。 【0021】図4では、提供側制御テーブルT3の各レコードは、コンテンツIDと状態遷移時刻と遷移先状態と通知形態とを有し、提供側制御テーブルT4の各レコードは、コンテンツIDと該当するコンテンツの現在の状態である現状態と鍵とを有する。「現状態」は図3に例示された制御依頼テーブルに含まれていないが、本実施形態においては、コンテンツ制御装置CC1は、制御依頼テーブルを受け取ると、制御対象のコンテンツの初期状態を「使用禁止」とする。これは、もちろん、一態様に過ぎず、現状態を制御依頼テーブルに含め、この現状態をそのまま使用するようにしてもよい。また、本実施形態において、「鍵」はコンテンツ毎に定められるため、図4に示すように、提供側制御テーブルT3ではなく、提供側制御テーブルT4に含まれている。 【0022】また、コンテンツ制御装置CC1は、提供側制御テーブルT3,T4を有する状況下で新たな制御依頼テーブルを受け取ると、この制御依頼テーブルに基づいたレコードを提供側制御テーブルT3,T4に追加する。なお、提供側制御テーブルT3内の各レコードは状態遷移時刻順でソートされており、レコードが追加される場合にもソート順は維持される。このようにすることで、現状態を時間経過に応じて更新する処理が容易となる。 【0023】コンテンツ制御装置CC1は、さらに、図5に示す更新処理、図6に示す応答処理を行う機能を有する。コンテンツ制御装置CC1は、起動している間、更新処理を継続して行う。すなわち、コンテンツ制御装置CC1は現在時刻を計時し続ける(図5のステップSA1)。この計時処理中に、現在時刻が提供側制御テーブルT3内のいずれかのレコード中の状態遷移時刻に達すると、コンテンツ制御装置CC1は以下の処理を行う。 【0024】すなわち、コンテンツ制御装置CC1は、該当したレコード中のコンテンツIDに対応した現状態(提供側制御テーブルT4)を当該レコードの内容に基づいて更新する(ステップSA2)。さらに、コンテンツ制御装置CC1は、該当したレコード中の通知形態に従った処理を行う(ステップSA3〜SA5)。すなわち、通知形態がプルであれば何もせず、通知形態がプッシュであれば、コンテンツID、現状態、および鍵を包含した制御情報を生成するための制御情報生成処理(詳しくは後述する)を行い、生成された制御情報をプッシュ形式で同報送信するよう、ゲートウェイサーバGWS1へ依頼する。なお、ゲートウェイサーバGWS1は移動パケット通信網MPN配下の全ての携帯電話機MS1に対して電子メールをプッシュ形式で同報送信する機能を有する。 【0025】また、端末装置(テレビゲーム機GMや携帯電話機MS1)側から制御情報の送信が要求されると、コンテンツ制御装置CC1は応答処理を行う。すなわち、コンテンツ制御装置CC1は、端末装置側からの要求において指定された少なくとも一つのコンテンツについて、提供側制御テーブルT4を参照して制御情報生成処理を行い(図6のステップSB1)、生成された少なくとも一つの制御情報をまとめた送信データを生成し(ステップSB2)、これを要求元の端末装置側へ返送する(ステップSB3)。なお、制御情報をそのまま送信するのではなく、送信データを生成してから送信するようにしたのは、一つの要求について複数のコンテンツIDが指定された場合に通信のオーバーヘッドを低減するためである。 【0026】次に、コンテンツ制御装置CC1が行う制御情報生成処理について説明する。制御情報生成処理において、コンテンツ制御装置CC1は、まず、提供側制御テーブルT4を参照し、指定されたコンテンツIDに対応する現状態を特定する(図7のステップSC1)。コンテンツ制御装置CC1は、この現状態が「使用許可」の場合には鍵を含む制御情報(他にコンテンツIDおよび現状態を含む)を生成し、「使用禁止」の場合には鍵を含まない制御情報(コンテンツIDおよび現状態のみを含む)を生成する(ステップSC2〜SC4)。 【0027】図8は、複製・配送センタDDSからテレビゲーム装置GMへ配送される記録媒体Mに記録された各コンテンツの初期状態を示す概念図であり、前述のように、初期状態情報は暗号化されていない先頭のコンテンツ(コンテンツIDが1_1のコンテンツ、および2_1のコンテンツ)に包含されている。この図に示すように、初期状態情報は、コンテンツ毎に設けられ、コンテンツIDと、鍵要否と、鍵とから構成されている。なお、図8において、鍵を必要としないコンテンツに対応した鍵のフィールドには、その旨を示す「−」が記載されている。詳しくは後述するが、この図に示す情報は、この図のイメージでテレビゲーム機GMに記憶されることになる。 【0028】図9はテレビゲーム機GMの要部の構成を示すブロック図であり、この図に示すように、テレビゲーム機GMは、各種演算処理および制御処理を行うCPU(中央処理装置)11、CPU11のワークメモリとして使用される揮発性メモリ12、CPU11により実行されるプログラムや各種データ等を記憶した不揮発性メモリ13、テレビ受像機TVへ映像および音声信号を出力する出力インタフェース14、携帯電話機MS1と通信を行うための通信インタフェース15、セットされた記録媒体Mからデータを読み取るディスクドライブ16、使用者の指示を入力するための操作部17とを有する。なお、揮発性メモリ12としてはRAM(Random Access Memory)、不揮発性メモリ13としてはROMおよびSRAM(Static RAM)、あるいはROMおよびEEPROM(Electrically Erasable Programmable ROM)などが適切であるが、これに限定されるものではない。ただし、後述することから明らかなように、不揮発性メモリ13の全てを書き換え不可能なメモリとすべきではない。 【0029】上述した構成のテレビゲーム機GMが、記録媒体Mがディスクドライブ16にセットされた状態で起動されると、CPU11が記録媒体Mの先頭コンテンツ(ここではコンテンツIDが1_1のコンテンツ)を読み出し、これを使用に供する。具体的には、先頭コンテンツ中の通信プログラムを実行して携帯電話機MS1を介してコンテンツ制御装置CC1と通信可能とするとともに、U/Iプログラムを実行してユーザインタフェースを提供する。 【0030】また、テレビゲーム機GMは、図10に示す起動処理、図11に示すプッシュ受信処理、及び図12に示すコンテンツ使用処理を行う機能を有する。まず、記録媒体Mがディスクドライブ16にセットされた状態で起動すると、テレビゲーム機GMは起動処理を行う。すなわち、不揮発性メモリ13の所定領域に、記録媒体M上のコンテンツの初期状態情報が転写されていなければ、CPU11は、これを記録媒体Mから読み出して不揮発性メモリ13に追記する(ステップSD1〜SD2)。 【0031】次に、CPU11は、記録媒体Mに対応して不揮発性メモリ13に書き込まれた情報に基づいて、使用に鍵を要し、かつ該当する鍵が不揮発性メモリ13上に記憶されていないコンテンツを探し、該当するコンテンツが存在する場合には通信インタフェース15を介して、当該コンテンツに対応した制御情報の送信をコンテンツ制御装置CC1へ要求し、この要求の応答に基づいて不揮発性メモリ13上の情報を更新する(ステップSD3〜SD4)。すなわち、本実施形態では、テレビゲーム機GMの起動時に、その内部の状態情報を最新の情報に更新するようにし、使用者の操作感の向上を図っている。 【0032】また、プッシュ形式で送信されてきたデータを通信インタフェース15経由で受信すると、テレビゲーム機GMはプッシュ受信処理を行う。すなわち、受信した情報が制御情報の場合には、CPU11は、当該制御情報に基づいて、不揮発性メモリ13上の状態情報を更新し、当該制御情報に基づいて状態情報が更新された旨をテレビ受像機TVから使用者へ通知するための情報を生成し、出力インタフェース14からテレビ受像機TVへ供給する(ステップSE1〜SE3)。 【0033】また、操作部17からコンテンツの使用する旨の指示が入力されると、テレビゲーム機GMはコンテンツ使用処理を行う。すなわち、CPU11は、指示に指定されたコンテンツが鍵を要するコンテンツであり、かつ不揮発性メモリ13上に該当する鍵が記憶されている場合には、当該鍵を用いて当該コンテンツの暗号化を解除し、当該指示に応じた処理を行う(ステップSF1,SF2,SF5,SF6)。 【0034】また、CPU11は、指示に指定されたコンテンツが鍵を要するコンテンツであり、かつ不揮発性メモリ13上に該当する鍵が記憶されていない場合には、当該コンテンツに対応した制御情報の送信をコンテンツ制御装置CC1へ要求し、この要求の応答に基づいて不揮発性メモリ13上の情報を更新し、ここで当該鍵の所得に成功した場合(鍵が不揮発性メモリ13に書き込まれた場合)には、当該鍵を用いて当該コンテンツの暗号化を解除し、当該指示に応じた処理を行う(ステップSF1〜SF6)。なお、鍵の取得に失敗した場合には、CPU11は、指定されたコンテンツが使用不可能である旨をテレビ受像機TVから使用者へ通知するための情報を生成し、出力インタフェース14からテレビ受像機TVへ供給する(ステップSF7)。 【0035】また、携帯電話機MS1は電子メールを受信するとその旨をテレビゲーム機GMへ通知する機能を有し、テレビゲーム機GMは、当該通知を受け取ると、受信メールの内容に従って図8ステップSE1の処理を行う。さらに、コンテンツ制御装置CC1はWWWのサービスを提供可能であり、使用者はテレビゲーム機GMを用いて当該サービスを利用し、制御情報の要求および取得を行う。すなわち、記録媒体Mに記録される通信プログラムはHTTP(HyperText Transfer Protocol)あるいはHTTPと互換性を有する通信プロトコルをサポートし、U/IプログラムはHTML(HyperText Markup Language)あるいはHTMLと互換性を有する記述言語により記述されたページを閲覧するブラウザ機能をサポートする。なお、携帯電話機MS1が受信する電子メールはインターネットINETにおいてはSMTP(Simple Mail Transfer Protocol)により転送され、移動パケット通信網MPNにおいてHTTPにより転送される。 【0036】<動作例>次に、本実施形態の動作例について主に図1を参照して説明する。ただし、コンテンツC11は通信販売カタログであり、コンテンツC12は懸賞クイズであるものとする。また、記録媒体Mは既に配布されているものとする。 【0037】まず、使用者が記録媒体Mをテレビゲーム機GMのディスクドライブ16にセットし、テレビゲーム機GMを起動させると、記録媒体Mに記録された初期状態情報(図8参照)がテレビゲーム機GMの不揮発性メモリ13に追記され(図10ステップSD1〜SD4)、テレビ受像機TVにはコンテンツC11とコンテンツC12との選択肢が提示される。ここで使用者がテレビゲーム機GMを操作してコンテンツC11を選択すると、図13に例示した画面aがテレビ受像機TVに表示される。なお、画面aにおいて、「2000年9月号」、「2000年10月号」、「2000年11月号」および「2000年12月号」にはハイパーリンクが設定されており、それぞれ、コンテンツIDが1_1,1_2,1_3,1_4のコンテンツがリンクされている。 【0038】ここで使用者がテレビゲーム機GMの操作部17を操作して「2000年10月号」を選択すると、この選択肢にリンクされたコンテンツのIDは1_2であり、図8に示すように当該コンテンツの使用に必要な鍵が不揮発性メモリ13上に存在することから、テレビゲーム機GMは記録媒体MからIDが1_2のコンテンツを読み出して復号し、このコンテンツを用いてユーザインタフェースを提供する(図12ステップSF1,SF2,SF5,SF6)。この結果、テレビ受像機TVには図13の画面bのような画面が表示され、以後、使用者は「2000年10月号」の通信販売カタログを使用することができる。 【0039】また、画面bにおいて使用者が「注文」ボタンを選択すると、テレビゲーム機GMは、当該ボタンに対応付けられた情報を、携帯電話機MS1、移動パケット通信網MPN、ゲートウェイサーバGWS1およびインターネットINET経由でコンテンツ供給装置CP11へ送信する。以降の処理は一般的なオンライン通信販売と同様であるため、その説明を省略する。なお、コンテンツ供給装置CP11へ送信される情報および宛先はIDが1_2のコンテンツおよびU/Iプログラムにおいて予め設定されている。 【0040】また、画面aにおいて、2000年10月15日に使用者が「2000年11月号」を選択すると、この選択肢にリンクされたコンテンツのIDは1_3であり、かつ図8に示すように当該コンテンツの使用に必要な鍵が不揮発性メモリ13上に存在しないことから、テレビゲーム機GMは、コンテンツ制御装置CC1に対して、携帯電話機MS1、移動パケット通信網MPN、ゲートウェイサーバGWS1およびインターネットINET経由で当該コンテンツに対応した制御情報の送信を要求する(図12ステップSF1〜SF3)。 【0041】2000年10月15日の時点では、図4に示すように、提供側制御テーブルT4におけるIDが1_3のコンテンツの現状態は「使用禁止」であることから、コンテンツ制御装置CC1では鍵を含まない制御情報が生成され(図7ステップSC1,SC2,SC4)、上記要求への応答として返送される(図6ステップSB1〜SB3)。上記制御情報には鍵が含まれていないことから、上記応答を受信したテレビゲーム機GMは、IDが1_3のコンテンツの使用は不可能である旨の画像をテレビ受像機TVに表示させ、利用者へ通知する(ステップSF3,SF4,SF7)。 【0042】ここで時間が経過し、現在時刻が2000年11月1日11時0分となると、コンテンツ制御装置CC1において、図4の提供側制御テーブルT4に基づき、提供側制御テーブルT4中のIDが1_3のコンテンツの現状態が「使用可能」となり、該当するレコードが提供側制御テーブルT4から削除される(図5ステップSA1〜SA3)。このような状況下で、使用者が「2000年11月号」を選択すると、上述と同様に、テレビゲーム機GMは、IDが1_3のコンテンツに対応した制御情報の送信をコンテンツ制御装置CC1に要求する。 【0043】この時点では、提供側制御テーブルT4におけるIDが1_3のコンテンツの現状態は「使用可能」であることから、コンテンツ制御装置CC1では鍵を含んだ制御情報が生成され(図7ステップSC1〜SC3)、上記要求への応答として返送される。上記制御情報には鍵が含まれていることから、上記応答を受信したテレビゲーム機GMは、当該鍵を用いてIDが1_3のコンテンツを復号し、このコンテンツを用いてユーザインタフェースを提供する(ステップSF3〜SF7)。 【0044】この時点で、コンテンツC11とコンテンツC12との選択肢からコンテンツC12が選択されると、テレビ受像機TVには図14に示す画面cが表示される。この画面cはIDが2_1のコンテンツ(最初から使用が許可されているコンテンツ)に基づいた画面であり、この画面を視認した使用者は懸賞クイズの発表時刻が2001年1月1日0時0分であることを知る。 【0045】さらに時間が経過し、現在時刻が2001年1月1日0時0分となると、コンテンツ制御装置CC1において、図4の提供側制御テーブルT4に基づき、提供側制御テーブルT4中のIDが2_2のコンテンツの現状態が「使用可能」となる。これにより、以後、使用者はIDが2_2のコンテンツを使用できることになり、使用者が当該コンテンツを使用すると、テレビ受像機TVには例えば画面dが表示される。 【0046】画面dに示すクイズでは、テキストに比較してデータ量が膨大となる映像が使用されているが、この映像は予め記録媒体Mに記録されているため、移動パケット通信網MPNやインターネットINETが通信のボトルネックとなることはない。また、画面dにおいて使用者が「応募」ボタンを選択すると、テレビゲーム機GMは、解答欄に入力された情報を、携帯電話機MS1、移動パケット通信網MPN、ゲートウェイサーバGWS1およびインターネットINET経由でコンテンツ制御装置CC1へ送信する。以降の処理は一般的なオンライン懸賞応募と同様である。 【0047】さらに時間が経過し、現在時刻が2001年1月7日17時0分となると、コンテンツ制御装置CC1において、提供側制御テーブルT4中のIDが2_2のコンテンツの現状態が「使用不可能」となり、さらに、更新後の現状態に基づいた制御情報(鍵を含まない)が生成される。そして、この制御情報を含む電子メールが、コンテンツ制御装置CC1からの依頼に応じて作動するゲートウェイサーバGWS1から移動パケット通信網に収容されている全ての携帯電話機へ同報送信される(図5ステップSA1〜SA5)。 【0048】携帯電話機MS1が上記制御情報を内包した電子メールを受け取ると、テレビゲーム機GMは当該制御情報に基づいて状態情報を更新し、その旨を使用者に通知する(図11ステップSE1〜SE3)。この際、テレビゲーム機GMにおいて、該当する鍵が削除される。これにより、以後、IDが2_2のコンテンツは使用不可能となる。よって、以後、懸賞クイズへの応募は不可能となる。 【0049】なお、本実施形態では、コンテンツを可搬型の記録媒体Mに記録して提供するようにしたため、コンテンツ提供事業者にとってはコストを低減しつつ迅速にコンテンツを提供できるという利点があり、使用者にとってはタイムリーにコンテンツを取得できるとともに取得したコンテンツを携帯できるという利点がある。 【0050】<第2実施形態><構成>図15は本発明の第2実施形態によるコンテンツ提供システム2の全体構成を示す図である。この図に示すコンテンツ提供システム2が、図1に示すコンテンツ提供システム1と異なる点は、コンテンツ供給装置CP12およびコンテンツC12を削除した点と、コンテンツ供給装置CP11およびコンテンツC11に代えてコンテンツ供給装置CP21およびコンテンツC21を設けた点と、インターネットINETに接続されたコンテンツ制御装置CC1に代えて移動パケット通信網MPNでゲートウェイサーバGWSに接続されたコンテンツ制御装置CC2を設けた点と、ゲートウェイサーバGWS1に代えてゲートウェイサーバGWS2を設けた点と、テレビゲーム機GMに代えて無線ローカル通信機能を備えたセットトップボックスSTB2を設けた点と、移動パケット通信網MPNに収容される携帯情報端末Tを新設した点と、複製・配送センタDDSからテレビゲーム機GMへ記録媒体Mを用いてコンテンツを渡すのではなく、デジタル放送に対応した地上波放送局GBからセットトップボックスSTB2および携帯情報端末Tへ放送によりコンテンツを渡す点と、携帯電話機MS1に代えて無線ローカル通信機能を備えた携帯電話機MS2を備えた点である。 【0051】以後、各部の機能について説明するが、説明が茫漠となるのを避けるために、ここでは、コンテンツC21は図16に示す構成を有する、と仮定して説明する。コンテンツ供給装置CP21がコンテンツ供給装置CP11と異なる点は、コンテンツの渡し先が地上波放送局GBである点と、コンテンツ制御装置CC2へ図17に示す制御依頼テーブルT5を渡す点である。 【0052】ここで、制御依頼テーブルT5のデータ構成について説明する。図17に示すように、制御依頼テーブルの各レコードは、例えば、コンテンツIDと、該当するコンテンツの状態を遷移させる時刻である状態遷移時刻と、コンテンツIDおよび状態遷移時刻に応じた遷移先状態と、該当するコンテンツの鍵と、通知形態と、該当するコンテンツの使用者の年齢制限を示す年齢とを有する。 【0053】コンテンツ制御装置CC2がコンテンツ制御装置CC1と異なる点の一つは、制御依頼テーブルT5を受け取ると、これに基づいて図18に例示する提供側制御テーブルT6,T7を生成し、これらのテーブルT6,T7と、ゲートウェイサーバGWSから取得する使用者の属性情報とに基づいて、配布されたコンテンツの使用を制御する点である。なお、提供側制御テーブルT7が提供側制御テーブルT4と異なる点は、年齢のフィールドを有する点である。 【0054】コンテンツ制御装置CC2がコンテンツ制御装置CC1と異なる他の点は、更新処理および制御情報生成処理の内容である。すなわち、コンテンツ制御装置CC2は図19に示す更新処理において、状態遷移時刻に達してプッシュ配信すべきレコードが提供側制御テーブルT6に存在する場合には、制御情報を生成し(ステップSG1)、生成された制御情報をプッシュ形式で同報送信するよう、ゲートウェイサーバGWS2へ依頼する(ステップSG2)。また、コンテンツ制御装置CC2は図20に示す制御情報生成処理において、現状態が「使用許可」の場合には更に制御情報を要求している使用者が年齢制限に適合しているか否かを判定し(ステップSH1)、適合している場合には鍵を含む制御情報を生成し、不適合の場合には鍵を含まない制御情報を生成する。 【0055】なお、ゲートウェイサーバGWS2は移動パケット通信網MPN配下の携帯電話機MS2に対して、加入者の属性情報(例えば、性別、生年月日、住所、現在地など)に基づいて条件付きプッシュ形式で電子メールを同報送信する機能を有する。すなわち、特定の条件を有する加入者へ電子メールを送信する機能を有する。また、ゲートウェイサーバGWS2は、移動パケット通信網MPNの加入者の属性情報を格納した加入者情報テーブルT8(図18参照)を有し、コンテンツ制御装置CC2からの問い合わせに応答して加入者の属性情報を返送する機能を有する。 【0056】さらに、ゲートウェイサーバGWS2は、予め設定しておくことにより、端末装置から特定のノードへのアクセスに係る通信料金(移動パケット通信網MPNの利用料金)を当該ノード側に課金する機能を有する。本実施携帯では、端末装置からコンテンツ制御装置CC2への要求時に発生する通信料金をコンテンツCC2側に課金するようにし、コンテンツの利用の促進を図っている。なお、最終的に通信料金を負担するのはコンテンツ提供事業者が妥当であるが、これに限定されるものではない。本実施形態においては、コンテンツ制御装置CC2の管理者とコンテンツ提供事業者との間で通信料金の負担に関する適切な契約が結ばれているものとする。 【0057】図21は、地上波放送局GBから放送されたコンテンツの初期状態を示す概念図であり、この図のイメージでセットトップボックスSTB2および携帯情報端末Tに記憶されることになる。図22はセットトップボックスSTB2の要部の構成を示すブロック図であり、この図に示すセットトップボックスSTB2がテレビゲーム機GMと大きく異なる点には図9と異なる符合が付されている。図22における通信インタフェース21は、携帯電話機MS2と無線ローカル通信を行うためのインタフェースであり、コンテンツ中の通信プロトコルおよびU/Iプログラムを実行したCPU11は当該通信インタフェース21を介してコンテンツ制御装置CC2と通信可能となる。また、受信機22は地上波放送局GBからのデジタル放送を受信し、操作部23はリモートコントローラ等を含む。また、不揮発性メモリ24は例えば制御プログラム等を記憶したROMとコンテンツ等を記憶するためのハードディスクとから構成されている。 【0058】図23は携帯情報端末Tの要部の構成を示すブロック図であり、この図に示す携帯情報端末Tがテレビゲーム機GMおよびセットトップボックスSTB2と大きく異なる点には図9および図22と異なる符合が付されている。図23における操作部25はペン入力型のデバイスであり、表示部26は本体に一体化された液晶パネル等である。また、通信部27はパケット通信に関しては携帯電話機MS1および通信インタフェース15と同一の機能を有する。このように操作手段、受信手段、表示手段、および通信手段を一体化して携帯可能としたことにより、携帯情報端末Tには、いつでもどこでもコンテンツの取得および使用が可能という利点がある。 【0059】なお、上述したことから明らかなように、セットトップボックスSTB2、テレビ受像機TVおよび携帯電話機MS2と、携帯情報端末Tとは同様の機能を果たす。よって、以後、基本的には、これらを区別せずに説明することとする。この場合には両者の総称として「端末装置」を用いる。 【0060】上述した構成の端末装置において、コンテンツの使用が指示されると、CPU11が該当するコンテンツ(ここではコンテンツIDが1_1のコンテンツ)を読み出し、これを使用に供する。また、端末装置は、起動後にコンテンツを受信するのが普通であることから、図10の起動処理に代えて、図24に示す転写処理を行う。すなわち、端末装置は、起動時には何も行わず、コンテンツの受信時において、必要に応じて初期状態情報の不揮発性メモリ24への転写を行う。 【0061】<動作例>次に、本実施形態の動作例について主に図15を参照して説明する。ただし、コンテンツC21はDVD通信販売カタログであるものとする。また、コンテンツC21は地上波放送局GBから既に放送されているものとする。なお、以降の説明において、第1実施形態の動作例と同様の部分(例えば、有線区間が無線区間に変更された程度の相違しかない部分)については説明を省略する。 【0062】まず、現在時刻が2000年10月15日の時点で、IDが1_1および1_2のコンテンツの使用を使用者が端末装置に指示すると、端末装置は、各コンテンツについて図12に示すコンテンツ使用処理を行う(ステップSF1〜SF2)。図21に示すようにIDが1_2のコンテンツの使用に必要な鍵が不揮発性メモリ13上に存在しないことから、当該コンテンツについては、コンテンツ制御装置CC2に対して、携帯電話機MS2、移動パケット通信網MPN、およびゲートウェイサーバGWS2経由で制御情報の送信を要求する(ステップSF3)。この要求に係る通信料金はコンテンツ制御装置CC2側に課金される。 【0063】2000年10月15日の時点では、図17に示すように、提供側制御テーブルT6におけるIDが1_2のコンテンツの現状態は「使用禁止」であることから、コンテンツ制御装置CC2では鍵を含まない制御情報が生成され(図20ステップSC1,SC2,SC4)、上記要求への応答として返送される(図6ステップSB1〜SB3)。上記制御情報には鍵が含まれていないことから、上記応答を受信した通信装置は、IDが1_2のコンテンツの使用は不可能である旨の画像をテレビ受像機TVに表示させ、利用者へ通知する(ステップSF3,SF4,SF7)。 【0064】ただし、図8に示すようにIDが1_1のコンテンツの使用には鍵が不要であることから、使用者に対して最終的に提示される画面は図25の画面eのようになる。画面eにおいて、IDが1_1のコンテンツに対応した画像が左側、IDが1_2のコンテンツに対応した画像が右側であり、後者は、使用者がDVDを購入するには不十分な画像となっている。すなわち、この状態では、使用者は、IDが1_2のコンテンツに対応したDVDの概要を閲覧したり、当該DVDを購入したりすることはできない。なお、画面e中の「注文」ボタンが選択された場合の動作は図13の画面bにおいて「注文」ボタンが選択された場合の動作と同様である。 【0065】ここで時間が経過し、現在時刻が2000年11月1日0時0分となると、コンテンツ制御装置CC2において、図17の提供側制御テーブルT6に基づき、提供側制御テーブルT7中のIDが1_2および1_3のコンテンツの現状態が「使用可能」となり、該当するレコードが提供側制御テーブルT6から削除される(図19ステップSA1〜SA3)。このような状況下で、IDが1_1および1_2のコンテンツの使用を使用者が指示すると、上述と同様に、端末装置は、IDが1_2のコンテンツに対応した制御情報の送信をコンテンツ制御装置CC2に要求する。この要求に係る通信料金もコンテンツ制御装置CC2側に課金される。 【0066】この時点では、提供側制御テーブルT7におけるIDが1_2のコンテンツの現状態は「使用可能」であることから、コンテンツ制御装置CC2は使用者の生年月日をゲートウェイサーバGWS2に問い合わせ、この問い合わせ結果と現在時刻とに基づいて使用者の年齢が当該コンテンツに適合しているか否かを判定し、適合していない場合には鍵を含まない制御情報を生成・返送する。この場合、前述と同様に画面eが得られる。逆に、適合していない場合には、コンテンツ制御装置CC2は鍵を含んだ制御情報を生成し(ステップSC1,SC2,SH1,SC3)、端末装置へ返送する。この場合、使用者には図25に例示された画面fのような画面が提示される(ステップSF3〜SF6)。 【0067】なお、プッシュ配信の動作については、上述の説明と第1実施形態において述べたプッシュ配信動作とに基づいて容易に推定可能である。本実施形態におけるプッシュ配信動作が第1実施形態におけるプッシュ配信動作と異なる点は、コンテンツ制御装置CC2が制御情報の配信をゲートウェイサーバGWS2に依頼する際に条件(例えば生年月日が1982年11月1日以降)を指定する点と、この条件を満たす加入者宛てにゲートウェイサーバGWS2が制御情報を内包した電子メールを送信する点のみである。 【0068】上記相違点により、本実施形態では、無用なトラヒックの発生が回避される。また、本実施形態では、より迅速なコンテンツの提供が可能となるとともに、プル/プッシュを問わず、よりきめ細かなコンテンツ制御が可能となる。例えば、特定の条件を満たす使用者に対しては懸賞に関する情報を数日間しか提示しない、といった制御も可能となる。 【0069】<補足>なお、第1実施形態においては、U/Iプログラムおよび通信プログラムを記録媒体M毎に設け、重複を排除するようにしてもよい。もちろん、上記各実施形態において、U/Iプログラムおよび通信プログラムを端末装置に予め記憶させ、これらのプログラムをコンテンツから排除するようにしてもよい。また、上記各実施形態では鍵を用いてコンテンツを復号する例を示したが、鍵は復号鍵自体であってもよいし、暗号化アルゴリズムとは無関係な情報であってもよい。さらに、コンテンツを広帯域の通信により配信し、低帯域の通信ではコンテンツの使用の制御のみを行うようにしてもよい。 【0070】また、図26に示す変形例のように、コンテンツを放送により供給し、他の放送によりコンテンツの使用の制御を行うようにしてもよい。図26のコンテンツ提供システム3では、コンテンツ提供装置CP11と同様の機能を有するコンテンツ供給装置CP31が、自身の有するコンテンツC31を衛星放送局SBから放送し、放送されたコンテンツの使用を制御するための制御情報をコンテンツ制御装置CC3が地上波放送局GBから放送するようにしている。なお、セットトップボックスSTB3が図15のセットトップボックスSTB2と異なる点は、通信インタフェース21(図22参照)に代えて衛星放送用の受信機を備えている点と、衛星放送用の受信機によりコンテンツを受信するとともに地上波放送用の受信機22により制御情報を受信する点のみである。 【0071】ここで、コンテンツC31が図27に示す構成を有する場合のコンテンツ提供システム3の動作について説明する。この場合、コンテンツ供給装置CP31からコンテンツ制御装置CC31への制御依頼テーブルT9の構成は、例えば図28に示す構成となる。この制御依頼テーブルT9が第1実施形態における制御依頼テーブルと異なる点は、通知形態のフィールドが存在しない点である。この差異は、制御情報の転送メディアが双方向性の通信ではなく、片方向の放送である点に起因している。 【0072】コンテンツC31が衛星放送局SBから放送されると、これを受信したセットトップボックスSTB3の不揮発性メモリ12には図29に示すような初期状態情報が書き込まれる。以後、時間が経過し、2000年11月1日0時0分となると、地上波放送局GBから鍵を含む制御情報が放送され、これを受信したセットトップボックスSTB3では、IDが1_2のコンテンツに対応付けて当該鍵が記憶される。 【0073】コンテンツの使用時には、セットトップボックスSTB3において図30に示すコンテンツ使用処理が行われる。この処理が、図12に示す処理と異なる点は、制御情報の取得に係る処理が存在しない点のみである。すなわち、セットトップボックスSTB3は、使用対象のコンテンツが鍵を要し、かつ鍵がセットトップボックスSTB3内に存在しない場合にのみ使用不可能を通知し、他の場合には該当するコンテンツの暗号化を解除して使用に供する。 【0074】なお、コンテンツの提供側設備と使用側設備の構成は任意であり、上述した態様に限定されるものではない。例えば、上述した様々な態様ではコンテンツの提供側設備において、コンテンツ供給装置とコンテンツ制御装置とを別体としてシステムの自由度の向上を図っているが、両者を一体化してもよい。もちろん、コンテンツ制御装置は複数であってもよい。また、コンテンツの使用側設備において、家庭用コンピュータ端末PCと携帯電話機MS2とを通信可能として端末装置を構成してもよいし(図31参照)、携帯型ゲーム機MGと携帯電話機MS2とを通信可能として端末装置を構成してもよい(図32)。 【0075】なお、言うまでもないが、本発明は上述した具体的な態様に限定されるのもではなく、特許請求の範囲に記載された範囲内で任意の態様を包含するものである。 【0076】 【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、第1のメディアを用いてコンテンツが渡され、第2のメディアを用いてコンテンツの使用が制御される。これらの第1および第2のメディアの組み合わせにより、低いコストで迅速にコンテンツを提供することが可能となる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】392026693 【氏名又は名称】株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ
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| 【出願日】 |
平成12年10月3日(2000.10.3) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100098084 【弁理士】 【氏名又は名称】川▲崎▼ 研二 (外2名)
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| 【公開番号】 |
特開2002−108827(P2002−108827A) |
| 【公開日】 |
平成14年4月12日(2002.4.12) |
| 【出願番号】 |
特願2000−304086(P2000−304086) |
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