| 【発明の名称】 |
端末制御システム |
| 【発明者】 |
【氏名】家城 康守
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| 【要約】 |
【課題】
【解決手段】端末装置1をサーバ4に接続して、ユーザインターフェースを構成したウェブページ6を閲覧する。所定の機能を実行するときは、このユーザインターフェースを構成したウェブページ6によって所定の機能に対応する画面を順次表示して行くことにより、所定の機能(プログラム)を直接実行する。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 ネットワークを通じてサーバのウェブページを閲覧できるブラウザ及びユーザ情報を記憶した記憶装置を備えた端末装置と、前記端末装置の要求により、前記端末装置の記憶装置を操作する制御データを含むウェブページを、当該端末装置に閲覧させるサーバから成ることを特徴とする端末制御システム。 【請求項2】 ネットワークを通じてサーバのウェブページを閲覧できるブラウザを備えた端末装置と、前記端末装置のユーザ毎に設けられ、所定ユーザのユーザ情報を記憶した記憶領域を備え、前記端末装置の要求により、前記端末装置のユーザの記憶領域を操作する制御データを含むウェブページを、当該端末装置に閲覧させるサーバから成ることを特徴とする端末制御システム。 【請求項3】 ネットワークを通じてサーバのウェブページを閲覧できるブラウザを備え、複数の機能を有する端末装置と、前記端末装置の要求により、前記端末装置の所定機能を操作する制御データを含むウェブページを、当該端末装置に閲覧させるサーバから成ることを特徴とする端末制御システム。 【請求項4】 ネットワークを通じてサーバのウェブページを閲覧する機能を持ち、端末装置の制御部を操作する制御コマンドを含むウェブページを前記サーバに対して要求する要求ステップと、この要求ステップの応答して送られてきた前記制御コマンドを含むウェブページを受信する受信ステップと、この受信ステップで受信したウェブページに含まれる制御コマンドを前記端末装置の制御部に出力する出力ステップとを実行するコンピュータプログラムを記録した記録媒体。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、携帯用の電子機器の使用に適し、その操作性を高めることができる端末制御システムに関する。 【0002】 【従来の技術】事務用の機器から家庭用電化製品に到るまで様々な分野で使用される機器は、ますます多様化多機能化してきている。しかも、いずれの機器にもコンピュータが組み込まれ、操作が複雑化してきている。携帯電話のような機器も同様で、操作マニュアルをときどき参照しないと全ての機能を使いこなすことは難しい。このため、使い方に慣れないと、外出先で操作に困ることもある。パーソナルコンピュータのような機器については、いわゆるヘルプ画面を表示して操作案内をしたり、あるいはネットワークを通じてホストコンピュータに接続し、オンラインヘルプ画面を表示させるといった方法が採用されている。しかし、携帯電話等の携帯用機器では、ヘルプファイルを記憶させておくほど記憶容量は大きくない。そこで、操作方法を簡単にまとめたカード形式の携帯用の操作メモが用意されるのが一般的である。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のような従来の技術には、次のような解決すべき課題があった。例えば、カード形式の携帯用の操作メモがあったとしても、携帯電話を利用する利用者の多くは、利用を始めてから長期間そのメモを保管しているという保証はない。また、操作メモの内容は簡単すぎて、複雑な操作には役立たないこともある。一方、機器の操作を説明するためのヘルプ画面を機器のメモリ中に記憶させておけば、いつでもそれを利用して操作方法を調べたり確認したりすることができる。しかしながら上述したように、具体的に詳細に操作方法を説明したヘルプ画面を記憶しておくには多くの記憶領域を必要とし、機器の価格が高くなってしまう。従って、携帯用の機器全てにこれを採用するのは現実的でない。また、通信事業者あるいはメーカの違い、機種の違いにより、端末同士でユーザインターフェースが異なることも、ヘルプが必要である要因となっている。 【0004】 【課題を解決するための手段】本発明は以上の点を解決するため次の構成を採用する。 〈構成1〉ネットワークを通じてサーバのウェブページを閲覧できるブラウザ及びユーザ情報を記憶した記憶装置を備えた端末装置と、上記端末装置の要求により、上記端末装置の記憶装置を操作する制御データを含むウェブページを、当該端末装置に閲覧させるサーバから成ることを特徴とする端末制御システム。 【0005】〈構成2〉ネットワークを通じてサーバのウェブページを閲覧できるブラウザを備えた端末装置と、上記端末装置のユーザ毎に設けられ、所定ユーザのユーザ情報を記憶した記憶領域を備え、上記端末装置の要求により、上記端末装置のユーザの記憶領域を操作する制御データを含むウェブページを、当該端末装置に閲覧させるサーバから成ることを特徴とする端末制御システム。 【0006】〈構成3〉ネットワークを通じてサーバのウェブページを閲覧できるブラウザを備え、複数の機能を有する端末装置と、上記端末装置の要求により、上記端末装置の所定機能を操作する制御データを含むウェブページを、当該端末装置に閲覧させるサーバから成ることを特徴とする端末制御システム。 【0007】〈構成4〉ネットワークを通じてサーバのウェブページを閲覧する機能を持ち、端末装置の制御部を操作する制御コマンドを含むウェブページを上記サーバに対して要求する要求ステップと、この要求ステップの応答して送られてきた上記制御コマンドを含むウェブページを受信する受信ステップと、この受信ステップで受信したウェブページに含まれる制御コマンドを上記端末装置の制御部に出力する出力ステップとを実行するコンピュータプログラムを記録した記録媒体。 【0008】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を具体例を用いて説明する。図1は本発明の端末制御システムの具体例を示すブロック図である。この例では携帯電話のような端末装置1の操作性を改善する。この端末装置1は、基地局2とネットワーク3を介して、サーバ4と接続されている。この図では、サーバ4の記憶装置5をサーバ4の外側に表示した。この記憶装置5は、サーバ4の内部に組み込まれていてもよいし、外付けされていても差し支えない。この記憶装置5には、端末装置1の操作手順を詳細に表示する為のウェブページ6が記憶されている。さらにこの記憶装置5には、端末装置1に対して送信するデータの変換及び送受信を行う制御プログラム7が記憶されている。また操作上の質問や意見その他を、利用者が自由に書き込むことができる伝言板8が記憶装置5に記憶されている。なお、必要により、ユーザメモリ9を設けてもよい。ここには、少なくとも端末ID、加入者番号、パスワード、機種、アドレス帳、リダイヤルデータ、リコールデータ、端末の各種設定状態等を記憶していることが好ましい。 【0009】図1には、端末装置1のディスプレイ11や内部の主要な機能ブロックを、端末装置1の右側に表示した。端末装置1には、ディスプレイ11、ブラウザ12、送受信部13、操作キー14、記憶装置15及び制御部16が設けられている。ブラウザ12は、サーバ4の記憶装置5に記憶されたウェブページ6を閲覧する機能を持つ、コンピュータプログラムである。送受信部13は、一般的な携帯電話機の送受信動作を制御する部分である。 【0010】操作キー14は、少なくともマウス等のポインティングデバイスを操作する十字キー(あるいはディスプレイ11上のタッチキー、ジョグダイヤル等)及びオンフック、オフフックキーを含んでおり、また必要によりその他のファンクションキー、テンキー等を含むようにしてもよい。記憶装置15は、少なくとも端末ID、加入者番号、機種、アドレス帳、リダイヤルデータ、リコールデータ、端末設定状態等を記憶していることが好ましい。制御部16は、端末装置1の動作を制御するプロセッサである。ここで、利用者が、この端末装置1のリダイヤル操作を知りたい場合を説明する。 【0011】本発明のシステムで使用される一般的な技術は、HTML(HyperText MarkupLanguage)、XML(eXtensible Markup Language)等のインターネットプログラミング技術で実現され、http(HyperText Transfer Protocol)に基づいてサーバ4と端末装置1との間で通信を行う。すなわち、端末装置1からサーバ4の所定ファイル(ウェブページ6)を要求して、サーバはその要求に応答して端末装置1に所定ファイルを送信して、端末装置1はこの所定ファイルを受信して表示あるいは制御する。 【0012】また、所定ファイルは、サーバ側で実現する(ウェブページ6+制御プログラム7)なら、例えばHTML+CGI(Common Gateway Interface)、Javaサーブレット等で記述する。また、クライアント側で実現する(ウェブページ6(制御プログラム7を含む))なら、例えばHTML+Javaスクリプト、VBスクリプト等のスクリプト言語、あるいはJavaアプレット等で記述する。なお、Javaは、Sun Microsystems社の開発したプログラミング言語、VBはMicrosoft社の開発したプログラミング言語である。 【0013】さらに、上記ウェブページ6は、ウイザードの様に構成されており、順次画面に沿って説明を読んだり、入力をして行くことにより、その機能が実現できるようになっている。これにより、本発明では、ヘルプ機能とユーザインターフェース機能を共有しており、ヘルプ画面を参照しながらキー操作をするという煩雑な操作を必要としない。 【0014】図2は、本発明のシステムにおける端末装置の操作手順を示す画面遷移図である。なお、端末装置1では、常時ブラウザ12が起動しているものとするが、端末装置1あるいはサーバ4から要求が無い限り、データの送受信はしない。また、本実施形態では、ユーザ情報は、記憶装置15に記憶されており、端末装置1の操作機能はクライアント側のスクリプトプログラムを制御部16が実行することにより実現するものとする。 【0015】リダイヤル操作の方法を知るためには、携帯電話1を操作して、図2のような順番に画面を表示させる。ステップS1の画面は、初期状態(待ち受け状態)で端末装置1のディスプレイ11に表示されている画面である。ここには電池の容量や電波の状態、当日の日付や時刻など一般的な情報が表示されている。さらにこの画面には、メニューボタン21が表示されている。メニューボタン21は、この端末装置1の操作の際に操作を選択するメニューを表示するボタンである。 【0016】メニューボタン21は、全ての機能を実現するための最初のキーであり、このキーから画面の指示に沿ってキー操作をすることにより、所定の機能を実現する。図1に示す端末装置1の操作キー14に含まれるポインティングデバイスを操作して、メニューボタン21をクリックすることによって、端末装置1の送受信部13がサーバ4に、次の新たなファイルを要求する。これにより、次の新たなウェブページ6が表示される。なお、以下の図では、ポインティングデバイスにより移動させるカーソルの位置を白抜きの矢印で示し、選択された操作は破線の枠で囲むように表示した。 【0017】ここで表示されるウェブページを、図2のステップS2のところに示した。ウェブページ6の機能画面は、図のように、操作機能の種類を箇条書きしたものである。この操作機能の種類の中から目的とする操作を見つけ出してクリックすると、その次の操作に対する操作案内が表示される。 【0018】知りたい操作は電話についての操作だから、「電話」と表示された部分を指定してクリックする。これによって、ステップS3の画面が表示される。ステップS3では、電話の具体的な操作が何種類か箇条書きで表示されている。現在実行したい操作はリダイヤル操作である。従って、リダイヤルと表示された項目をクリックする。 【0019】これにより、ウェブページに含まれている所定のスクリプトプログラム(ここでは、記憶装置15内のリダイヤルメモリ領域からリダイヤル電話番号を取得する電話番号検索コマンド23を端末装置の制御部16に向けて出力する処理が実行される。そして、ステップS4に示すように、リダイヤルの発呼先画面が表示される。発呼操作をすれば、所定のスクリプトプログラム(ここでは、現在表示中のリダイヤル電話番号を発呼するように指示する発呼コマンド24)を端末装置の制御部16に向けて出力する処理が実行される。制御部16はこのコマンドを受けて、リダイヤル電話番号に発呼する。 【0020】なお、上記ステップS4でリダイヤル電話番号を1つ表示するようにしたが、記憶装置15のリダイヤルメモリ領域に複数の電話番号が記憶されていれば、その複数の電話番号を選択する画面を表示していずれかの番号を選択させるようにしてよい。いずれかの電話番号が選択されると、ステップS4の画面に移る。 【0021】従来よく知られたオンラインヘルプでは、具体的にリダイヤルを行なう操作をこの画面中で順番に説明することになる。端末装置1の利用者はその説明を見ながら順に端末装置1の操作キー14を操作する。しかしながら、端末装置1の小さなディスプレイを見ながらこうした操作を順番に行なうのは、かなり煩雑になる。また、ヘルプ画面と操作画面を同時に表示できるほど、ディスプレイの面積は広くない。そこで、例えば、操作ガイドに相当するウェブページを音声コンテンツで作成することにより、操作案内を音声により出力する音声ガイド処理を実行するようにしてもよい。操作案内は、音声で読み上げられ、実際の操作の際には操作画面がディスプレイに表示されれば、操作は容易である。 【0022】上記の実施例では、純然たるヘルプ画面ではなく、端末装置の操作を補助し、そのまま希望する操作が実行できるようなウェブページを表示している。操作例としては、このほかにもいくつかの方法がある。即ち、図2のステップS3においてリダイヤルという項目を選択すると、そのままリダイヤル動作を実行させる。すなわち、電話番号検索コマンド23と発呼コマンド24を続けて制御部に実行させればよい。ステップS4では、その状態を確認できるような画面が表示される。リダイヤル先が間違っていれば動作を停止させればよい。 【0023】従って、このようなウェブユーザインターフェース(便宜的にこう呼ぶ)を利用すると、目的の機能をガイドすると共にその機能を実行することができる。 【0024】なお、このような操作の際に、端末装置1の利用者が感じたことや、端末装置の使いにくい機能、あるいは追加してほしい機能に気付くことがある。こうした情報は、ソフトウエアのバージョンアップや新商品の開発に非常に有効な情報になる。そこで、図1に示したように、サーバ4に、自由な書き込みを認める伝言板8を設けるとよい。これは、他の利用者も参照できるし、QアンドAのページにもなる。 【0025】図3は、上記図2のステップSS2で表示したガイド画面の「設定」という項目を選択した場合の操作手順を示す画面遷移図である。端末装置1の設定項目としては、例えば着信音、留守番機能、セキュリティ等があるが、ここでは、着信音を設定する場合に関して説明をする。 【0026】図2のステップS2の画面で「設定」を選択すると、設定する機能の選択画面が表示される(ステップS11)。次に、着信音に関する選択画面(設定、ダウンロード、作成等)が表示される(ステップS12)。この「設定」は、着信音を選択するための選択画面に移行する。「ダウンロード」は所定のウェブサイトから着信音(着メロ)をダウンロードする画面に移行する。「作成」は着信音を作成する画面に移行する。なお、ダウンロードしたり作成をした着信音は、上記選択画面から選択できるように自動的に記憶部に追加される。 【0027】次に、着信音を選択するために、「設定」をクリックすると、着信音のリストが表示される着信音選択画面となる(ステップS13)。ここで、所定の着信音を選択(ダブルクリック)すると、上述したように所定のスクリプトプログラム(ここでは、着信音を設定させる着信音設定コマンド25)を制御部16に対して出力する。端末装置1の制御部16はこのコマンドを受けて記憶装置15の着信音領域に上記選択した着信音を設定する。そして、この設定が終了すると、ステップS14に移行して完了画面を表示する。 【0028】図4は、図2のステップS3のガイド画面で、「アドレス帳」を選択した場合の操作手順を示す画面遷移図である。この「アドレス帳」機能は、「アドレス帳からの発呼」、「アドレス帳への登録」、「アドレス帳からの削除」「アドレス帳のデータ編集」から構成されている。ここでは、アドレス帳への登録に関して詳細に説明する。 【0029】図2のステップS3の画面で「アドレス帳」を選択すると、アドレス帳の検索コマンド26が端末装置1の制御部16に対して出力される。その結果、アドレス帳のリストが表示される(ステップS21)。このリスト画面上の所定の名前を選択してダブルクリックをすると(あるいはオフフックキーを操作すると)、端末装置1の制御部16に対して、選択した名前に対応する電話番号と共に発呼コマンド27が出力される。制御部16はこれを受けて該対応する電話番号に対して発呼する。 【0030】上記アドレス帳のリストが表示されている状態で、「登録」ボタン31をクリックすると、アドレス帳へのアドレスデータの新規登録画面に移行する。「編集」ボタン32をクリックすると、選択されているアドレスデータの編集画面に移行する。「削除」ボタン33をクリックすると、選択されているアドレスデータの削除画面に移行する。 【0031】例えば、「登録」ボタン31をクリックすると、アドレスデータの新規登録画面に移行する(ステップS22)。この画面は、名前入力のための画面であり、名前の入力テキストボックス34と、仮名入力キー35(例えば、仮名文字のそれぞれに対応するキー)、「変換」ボタン37及び「次へ」ボタン38が表示される。上記入力キー35の対応するキーをクリックすることにより、例えば「あ」「い」…をテキストボックス34に入力することができる。また、テキストボックス34に入力された仮名文字は、「変換」ボタン37をクリックすることにより漢字変換できる。そして、テキストボックス34に名前が入力されると「次へ」ボタン38をクリックし、次のアドレスデータ入力画面に移行する。 【0032】「次へ」ボタン38をクリックすると、電話番号入力画面に移行する(ステップS23)。この画面は、相手先の電話番号を入力する画面であり、電話番号の入力テキストボックス39と、数字入力キー40(例えば、数字のそれぞれに対応するキー)、「次へ」ボタン41が表示される。この画面で、上記数字入力キー40をクリックすることにより、例えば「090…」をテキストボックス39に入力することができる。 【0033】そして、テキストボックス39に電話番号の入力が完了して、「次へ」ボタン41をクリックすると、ブラウザは上述したように所定のスクリプトプログラム(制御装置16に対して、記憶装置15部のアドレス帳にアドレスデータを登録させるプログラム(アドレス帳登録コマンド)を出力する処理)が実行される。端末装置1の制御部16は、このコマンドを受けて記憶部15のアドレス帳にアドレスデータ(名前、電話番号)を登録する。そして、この登録処理が終了すると、ステップS24に移行して完了画面を表示する。なお、登録するアドレスデータは、入力画面(例えば、メールアドレス入力画面)を追加すれば必要なだけ追加することができる。 【0034】このように、端末装置のディスプレイに表示された、GUI(グラフィカルユーザインタフェース)に沿って、所定の機能に対応する項目を選択していくことにより、各機能を実行することができ、操作性がより向上するという効果がある。また、端末装置は、ブラウザを持っていればユーザインターフェース用のプログラムを予め記憶しておく必要がないという効果もある。 【0035】図5は、サーバ4側及び端末装置1側の制御概念を示す概念図である。図5における(A)は、端末装置1側に記憶装置15がある場合の例であり、サーバ4の制御部52は、端末装置1のブラウザ12の要求に対して、該当するHTMLファイル51を閲覧させるように応答をしていればよい。端末装置1のブラウザ12は、この応答によりダウンロードされたHTMLファイル51(ウエブページ)により所定の制御処理(コマンド処理)を実行する。 【0036】例えば、端末装置1の記憶装置15に電話番号を登録する場合を例にする。HTMLファイル51に含まれたプログラム(スクリプト、Javaアプレット等)をブラウザが実行することにより、電話番号と電話番号登録コマンドとが、制御部16に送り込まれる。制御部16は、これにより、記憶装置15の所定のアドレスに電話番号を書き込む。これで、電話番号の登録処理ができる。 【0037】一方、図5における(B)では、サーバ4の記憶装置53に、ユーザの端末装置1に登録すべき電話番号等のデータを記憶する。即ち、各ユーザの電話番号等のデータをユーザ毎にサーバ側で記憶する。ユーザの端末装置1のメモリ領域を節約するためである。この場合には、端末装置1側の要求により、サーバ側の記憶装置53に電話番号を書き込む処理が必要になる。 【0038】この場合、まず、ブラウザで入力された電話番号及び加入者情報(端末装置のID(識別番号)、端末装置の加入者番号、パスワード等)をサーバ4に送信すると共に、サーバ4側に記憶されている認証制御プログラムの実行要求を出す。サーバ4の制御部52は、認証制御プログラムを起動して、送られてきた加入者情報の認証を行う。認証が正しく終了すれば、記憶装置53の該当するユーザ用の記憶領域に、電話番号を書き込んで登録する。 【0039】この(B)の場合は、記憶装置がサーバ4側にあるので、電話帳を使用して発呼する場合も、サーバ4側に常に登録した電話番号データの送信要求を出して、その電話番号を受信して発呼しなければならない。 【0040】なお、上述したクライアント側での実行あるいはサーバ側での実行は、プログラムを適宜変更すれば、交換が可能である。また、上述した(A)の場合は、端末装置1側にユーザの記憶装置15があるので、端末装置から個人データが漏洩する可能性が少ないという安心感がある。しかし、端末装置を買い替えたときのデータの転送が厄介である。 【0041】これに対して、(B)の場合は、サーバ4側にユーザ毎の記憶装置53があるので、端末装置を買い替えたとき、記憶装置53に記憶されている加入者情報(端末ID及び加入者番号)を変えるのみで、データの移し変えが可能になるという効果がある。また、サーバ4側に端末装置制御用のプログラムがあるので、端末装置1側でのメモリの節約ができる。 【0042】また、上記サーバ4は、通信事業者が運営して、その通信業者の管轄するグループの全ての端末装置に対応することにすれば、グループ内の端末装置の操作方法は1つになるという効果がある。また、端末装置のメーカ等が運営して、そのメーカの端末全ての端末装置に対応することにすれば、そのメーカの端末装置の操作方法が統一できる。さらに、機種毎に対応することにすれば、機種毎に異なる機能をもたせることができる。 【0043】上記のとおり、本発明の実施例で説明したブラウザ12は、従来のブラウザの機能を拡張して、単なる情報の参照機能のみならず、端末装置の制御部に対してコマンドを出力し、端末装置を直接制御するという特徴を持つ。このようなコンピュータプログラムは、端末装置1に内蔵されたコンピュータ読みとり可能な記録媒体中に記録しておくことができるし、他の可搬性の記録媒体に記録してインストールして使用することもできる。 【発明の効果】以上のように、端末装置をサーバに接続して、ユーザインターフェースに対応したウェブページをアクセスすることにより、端末装置のメモリを節約して、操作案内用のメモ等が無くても、ヘルプ情報も必要無く安心して端末装置を携帯できる。また、複数の端末が共通のユーザインターフェースに対応したウェブページをアクセスしているので、複数の端末に対して共通のユーザインターフェースを供給することができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000001443 【氏名又は名称】カシオ計算機株式会社
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| 【出願日】 |
平成12年9月29日(2000.9.29) |
| 【代理人】 |
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| 【公開番号】 |
特開2002−108816(P2002−108816A) |
| 【公開日】 |
平成14年4月12日(2002.4.12) |
| 【出願番号】 |
特願2000−300759(P2000−300759) |
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