| 【発明の名称】 |
記録装置の駆動システム及び駆動方法 |
| 【発明者】 |
【氏名】細谷 高史
【氏名】加藤 和利
【氏名】小林 祐一
【氏名】添田 和宏
【氏名】成松 瑞穂
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| 【要約】 |
【課題】1つの記録装置において、別種類の記録媒体を別々のデバイスドライバでアクセス可能とする。
【解決手段】DVD−RAMドライブ等の別種類の記録媒体のアクセスが可能な記録装置を駆動する場合、フィルタドライバ105において、記録媒体の種類を判別し、デバイスドライバ管理プログラム107を介して、プラグアンドプレイ制御部103にデバイスドライバ104の再割り当てを要求することにより、記録媒体に合ったデバイスドライバを駆動する。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 コンピュータのオペレーティングシステムと周辺の記録装置との間でデータ及びコマンドの転送を行って記録装置の駆動を行う記録装置の駆動システムにおいて、記録装置内に挿入された記録媒体の種類を検出する手段と、検出された記録媒体の種類に応じて記録装置のデバイスドライバを変更する手段とを備えることを特徴とする記録装置の駆動システム。 【請求項2】 記録装置内の記録媒体の排出または挿入を自動的に認識する機能を備えることを特徴とする請求項1記載の記録装置の駆動システム。 【請求項3】 コンピュータのオペレーティングシステムと周辺の記録装置との間でデータ及びコマンドの転送を行って記録装置の駆動を行う記録装置の駆動システムの記録装置の駆動方法において、記録装置内に挿入された記録媒体の種類を検出し、検出された記録媒体の種類に応じて記録装置のデバイスドライバを変更することを特徴とする記録装置の駆動方法。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、記録装置の駆動システム及び駆動方法に係り、特に、コンピュータのオペレーティングシステム(OS)と周辺の記録装置との間でデータ及びコマンドの転送を行って記録装置の駆動を行う記録装置の駆動システム及び駆動方法に関する。 【0002】 【従来の技術】従来、コンピュータシステムにおけるOSと周辺機器との間に備えられるデバイスドライバ、例えば、記録装置の駆動システムは、ユーザの設定またはデバイスドライバである駆動システム自身で周辺機器の管理及びリソースの割り当てを行っていた。例えば、OSであるMS−DOS(登録商標)やWindowsNT(登録商標)に組み込まれたデバイスドライバは、複数のデバイスドライバが1つの記録装置を管理してユーザインターフェースを提供することが可能である。 【0003】この種の記録装置の駆動システムに関する従来技術として、例えば、特開平8−95896号公報等に記載された技術が知られている。 【0004】そして、近年のコンピュータシステムは、OSの発展により、コンピュータシステムがハードウェア構成の変更を自動的に認識し、適切にデバイスドライバやリソースを割り当てるプラグアンドプレイがサポートされるようになっている。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】前述した従来技術は、1つの記録装置に複数のデバイスドライバを割り当てることが可能ある。しかし、この従来技術は、例えば、プラグアンドプレイをサポートしたOSであるWindows2000のように、プラグアンドプレイによって割り当てられるデバイスドライバがハードウェアによって決定される場合で、しかも、DVD−RAMドライブに代表される読み取り専用記録媒体用の記録装置及び書き換え可能記録媒体用の記録装置の二面性を持った記録装置に対して、読み取り専用記録媒体用の記録装置のデバイスドライバと書き換え可能記録媒体用の記録装置のデバイスドライバとが別である場合、割り当てられるデバイスドライバが、どちらか一方のみとってしまうという問題点を有している。 【0006】そして、前述したような場合、提供されるユーザインターフェースが、割り当てられたデバイスドライバが提供するものだけとなり、複数のデバイスドライバのそれぞれが、1つの記録装置に対してそれぞれのユーザインターフェースを提供することができなくなるという問題点を生じさせる。 【0007】本発明の目的は、前述した従来技術の問題点を解決し、記録装置に挿入された記録媒体の種類を判別することにより、読み取り専用のデバイスドライバまたは書き込み用デバイスドライバを再割り当てすることを可能にし、これにより、1つの記録装置により、読み取り専用記録媒体と書き換え可能記録媒体との両者の利用を可能とする記録装置の駆動システム及び駆動方法を提供することにある。 【0008】また、本発明の他の目的は、記録装置に対して割り当て可能な複数のデバイスドライバにおいて、割り当てるデバイスドライバを一種類にすることを可能とし、これにより、1つの記録装置に対して提供されるユーザインターフェースを一種類として、ユーザインターフェースのリソースの低減を図ることを可能にした記録装置の駆動システム及び駆動方法を提供することにある。 【0009】 【課題を解決するための手段】本発明によれば前記目的は、コンピュータのオペレーティングシステムと周辺の記録装置との間でデータ及びコマンドの転送を行って記録装置の駆動を行う記録装置の駆動システムにおいて、記録装置内に挿入された記録媒体の種類を検出する手段と、検出された記録媒体の種類に応じて記録装置のデバイスドライバを変更する手段とを備えることにより達成される。 【0010】本発明は、記録媒体の挿入及び排出を検知するプログラムにより、記録媒体の挿入、排出を自動的に検知することができ、記録媒体の挿入時、記録媒体の種類を判別することができる。また、本発明は、OSに対し、デバイスドライバの再割り当ての要求を行う機能により、前述した記録媒体の種類の判別に従って、記録媒体の種類に対応するデバイスドライバの割り当ての要求を行うことができ、これにより、プラグアンドプレイに対応したOSが、記録媒体の挿入、排出操作のみで、記録媒体の種類にあったユーザインターフェースを割り当てることができ、記録媒体の読み取りまたは書き込みを可能にする。 【0011】 【発明の実施の形態】以下、本発明による記録装置の駆動システム及び駆動方法の実施形態を図面により詳細に説明する。 【0012】図1は本発明の一実施形態による記録装置の駆動システムを備えたコンピュータシステムの構成例を示すブロック図、図2はコンピュータシステムの周辺機器構成の一例とプラグアンドプレイに対応したOSが周辺機器の構成に応じて構成したデバイスドライバの関連とを示すブロック図、図3はデバイスドライバの切り替えの処理動作を説明するフローチャート、図4はデバイスドライバ切り替え処理の概念を説明する図である。図1、図2において、100は上位装置(制御装置)、101はOS、102はI/O制御部、103はプラグアンドプレイ制御部、104はデバイスドライバ、105はフィルタドライバ、106はアプリケーションプログラム(AP)、107はデバイスドライバ管理プログラム、200は記録装置、201は読み取り専用記録媒体、202は書き換え可能記録媒体、300はPCIバス、301はIDEコントローラ、302はSCSIコントローラ、303はハードディスクドライブ、304はCD−ROMドライブ、305はDVD−RAMドライブ、400はPCIバスドライバ、401はIDEドライバ、402はSCSIドライバ、403はATAPIドライバ、404はDISKドライバ、405はCD−ROMドライバ、406はCD−ROMドライバである。 【0013】まず、本発明の一実施形態による記録装置の駆動システムを備えたコンピュータシステムの構成を図1を参照して説明する。 【0014】図示コンピュータシステムは、上位装置100と、この上位装置100に接続されたDVD−RAMドライブ等の記録装置200と、記録装置200で読み取り可能な記録媒体であるCD−ROM等の読み取り専用記録媒体201と、記録装置200で読み取り/書き込み可能な記録媒体であるDVD−RAM等の書き換え可能記録媒体202とを含んで構成されている。 【0015】上位装置100は、パーソナルコンピュータ等で構成され、OS101、その配下のI/O制御部102、プラグアンドプレイ制御部103、デバイスドライバ104、フィルタドライバ105等の基本ソフトウェアモジュールと、その上で稼動するAP106、デバイスドライバ管理プログラム107等のソフトウェアとを含んでいる。 【0016】デバイスドライバ104は、周辺機器の種類に対応して、例えば、ハードディスクドライブやMOドライブ等の書き換え可能記録媒体用の記録装置に対応するDISKドライバと、CD−ROMドライブやDVD−ROMドライブ等の読み取り専用記録媒体用の記録装置に対応するCD−ROMドライバ等のモジュール群を備えて構成されている。 【0017】フィルタドライバ105は、デバイスドライバ104の処理を補足する機能を有し、必要に応じてデバイスドライバに付随する。 【0018】前述したような本発明の実施形態において、DVD−RAMドライブ等の別種類の記録媒体のアクセスが可能な記録装置を駆動する場合、例えば、記録装置200が書き換え可能記録媒体202と読み取り専用記録媒体201との両方を扱うことができる場合、記録装置200に記録媒体201または202が挿入されると、フィルタドライバ105は、記録装置200に挿入された記録媒体の種類を判別し、デバイスドライバ管理プログラム107を介して、プラグアンドプレイ制御部103にデバイスドライバ104の再割り当てを要求することにより、記録媒体に合ったデバイスドライバを駆動する。 【0019】次に、前述したような構成を有する基本ソフトウェアモジュールにおいて、プラグアンドプレイ対応のOSが周辺機器に応じて構成するドライバの関連について説明する。 【0020】例えば、図2(a)に示されるような、周辺機器が、PCIバス300と、PCIバス300に接続されたIDEコントローラ301と、PCIバス300に接続されたSCSIコントローラ302と、IDEコントローラ301に接続されたHDD303と、CD−ROMドライブ304と、DVD−RAMドライブ305とにより構成されているものとする。このような構成の周辺機器を有するコンピュータシステムにおけるプラグアンドプレイ対応のOSは、プラグアンドプレイ制御部103を通じて、次に説明するようなドライバの関連を構成する。 【0021】すなわち、ドライバの関連は、図2(b)に示すように、PCIバス300に応じたPCIバスドライバ400と、その下位にIDEコントローラ301に応じたIDEドライバ401及びATAPIドライバ403と、SCSIコントローラ302に応じたSCSIドライバ402と、ATAPIドライバ403の下位に、HDD303に応じたDISKドライバ404と、CD−ROMドライブ304に応じたCD−ROMドライバ405と、DVD−RAMドライブ305に応じたCD−ROM406ドライバとにより構成される。 【0022】このドライバの関連の構成は、OS101のプラグアンドプレイ制御部103によって制御されており、各周辺機器に対応して、プラグアンドプレイ制御部103によりデバイスドライバの開始、停止が制御される。 【0023】DISKドライバやCD−ROMドライバ等の記録装置に対応するデバイスドライバは、関連付けられた記録装置に対するユーザインターフェースを提供し、記録装置内の記録媒体に対する読み取りまたは書き込みを可能にする。 【0024】前述したように、デバイスドライバは、周辺機器の構成により割り当てられるため、通常、周辺機器の取り付け・取り外し等の機器構成の変更やユーザによる操作がない限りデバイスドライバの再割り当て等を行うことはない。従って、例えば、CD−ROMドライバ406が割り当てられたDVD−RAMドライブ305は、ユーザが使用できるのは、記録装置内の記録媒体の種類に係わらず、CD−ROMドライバが提供する機能のみとなる。 【0025】次に、本発明を適用した場合のデバイスドライバの切り替え処理の動作を、図3に示すフロー及び図4に示すドライバの状態を参照して説明する。ここで説明する本発明の実施形態の場合、記録装置に割り当てられたデバイスドライバにフィルタドライバが付随する。これにより、ユーザから記録装置へのアクセス制御及び記録媒体交換の検知が可能となる。従って、以下に説明する処理は、フィルタドライバ105により実行される処理である。 【0026】(1)いま、ユーザにより記録装置の記録媒体の取り出し、または、挿入が行われた場合、記録装置内の記録媒体の有無を確認し、記録装置内の記録媒体の有無を判別して、記録媒体が存在しない場合は、次に記録媒体が挿入されるまで監視を続ける(ステップ500、501)。 【0027】(2)そして、記録媒体が記録装置内に存在する場合、記録媒体の種類を確認し、また、動作中のドライバの確認を行って、記録媒体の種類の判別をする(ステップ502〜504)。 【0028】(3)ステップ504の判別で、記録媒体の種類が書き換え可能記録媒体であった場合、さらに、動作中のドライバがDISKドライバであるか否かを判別し、動作中のドライバがDISKドライバである場合、記録媒体の種類と現在割り当てられているドライバの種類とが一致している状態であるので、その状態を維持して処理を終了する(ステップ505)。 【0029】(4)また、ステップ504の判別で、記録媒体種類が読み取り専用記録媒体であった場合、さらに、動作中のドライバがCD−ROMドライバであるか否かを判別し、動作中のドライバがCD−ROMドライバである場合、記録媒体の種類と現在割り当てられているドライバの種類とが一致している状態であるので、その状態を維持して処理を終了する(ステップ507)。 【0030】(5)ステップ505で、動作中のドライバがDISKドライバでなかった場合、あるいは、動作中のドライバがCD−ROMドライバでなかった場合、前回挿入時の記録媒体に対して記録媒体の種類が変化したと判断することがてきるので、ドライバ切り替え要求を行って処理を終了する(ステップ506)。 【0031】前述した処理の概念を図4を参照して説明すると、次のようになる。 【0032】いま、記録装置に対して、CD−ROMドライバあるいはDISKドライバが割り当てられているものとする。そして、図4の状態1に示すように、CD−ROMドライバが割り当てられいているものとすると、ユーザは、読み取り専用記録媒体を扱う記録装置としてだけ記録装置にアクセス可能な状態にある。 【0033】次に、図4の状態2に示すように、記録媒体が交換され、かつ、以前の記録媒体と種類が違う場合、フィルタドライバ105は、デバイスドライバ管理プログラム107を介して、プラグアンドプレイ制御部103に対して、デバイスドライバの再割り当ての要求を行う。このとき、例えば、図4の状態3に示すように、読み取り専用記録媒体から書き換え可能記録媒体に変更された場合、フィルタドライバ105は、記録装置に対するデバイスドライバとして、DISKドライバが割り当てられるように明示的に指定して、デバイスドライバの切り替えを要求する。 【0034】この結果、その後、ユーザは、書き換え可能記録媒体を扱う記録装置としてのみ、記録装置にアクセス可能な状態となる。 【0035】このように、本実施の形態の場合には、記録媒体の種類に対応したデバイスドライバが動作することが可能となる。 【0036】前述したように、本発明の実施形態によれば、記録装置に読み取り専用記録媒体または書き換え可能記録媒体のどちらが挿入された場合でも、ユーザは、記録媒体にあったアクセスが可能となる。また、記録装置に対して割り当てられるデバイスドライバは常に一種類であるので、記録装置に対するユーザインターフェースは常に1つにすることが可能となる。 【0037】前述で本発明の実施形態を具体的に説明したが、本発明は、前述した実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々に変更することが可能である。例えば、本発明は、デバイスドライバの変更が動的に変更可能なプラグアンドプレイに対応した一般のOS等に広く適用することができる。 【0038】また、前述の本発明の実施形態は、デバイスドライバの一例としてCD−ROMドライバ及びDISKドライバを例に挙げて説明したが、本発明は、特性の異なる複数のデバイスドライバに広く適用することができる。 【0039】さらに、前述の本発明の実施形態は、記録媒体の識別をおこなうフィルタドライバと、デバイスドライバの再割り当てを要求するデバイスドライバ管理プログラムとが別であるとして説明したが、本発明は、これらが同一のソフトウェアモジュールとして構成されているような場合にも適用することができる。 【0040】また、前述の本発明の実施形態は、デバイスドライバの再割り当てを要求するデバイスドライバ管理プログラムがAPであるとして説明したが、本発明は、これをデバイスドライバとした場合にも適用することができる。 【0041】前述した本発明の実施形態によれば、記録媒体の種類を判別することができるので、記録媒体の種類に基づいて、デバイスドライバを変更することができ、また、記録媒体の種類に応じたデバイスドライバを指定することができるので、記録媒体に合ったアクセスを行わせることができる。また、本発明の実施形態によれば、記録媒体の交換を自動的に検知することができるので、記録媒体が交換された場合、デバイスドライバを変更することができ、また、記録媒体に基づいて記録装置に対応するデバイスドライバを切り替えているので、記録装置及び記録媒体へのアクセスを単一にすることができる。 【0042】 【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、1つの記録装置において、別種類の記録媒体を別々のデバイスドライバでアクセスすることが可能となり、読み取り専用の記録媒体と書き換え可能な記録媒体との両者を1つの記録装置によりの利用することが可能となる。また、本発明によれば、1つの記録装置に対して割り当て可能な複数のデバイスドライバにおいて、割り当てるデバイスドライバを一種類にすることができ、これにより、1つの記録装置に対して提供されるユーザインターフェースを一種類として、ユーザインターフェースのリソースの低減を図ることができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000005108 【氏名又は名称】株式会社日立製作所
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| 【出願日】 |
平成12年9月29日(2000.9.29) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100078134 【弁理士】 【氏名又は名称】武 顕次郎
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| 【公開番号】 |
特開2002−108797(P2002−108797A) |
| 【公開日】 |
平成14年4月12日(2002.4.12) |
| 【出願番号】 |
特願2000−300351(P2000−300351) |
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