| 【発明の名称】 |
問い合わせ方法 |
| 【発明者】 |
【氏名】藤田 博之
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| 【要約】 |
【課題】ホームページ閲覧中にユーザーと企業側応答者との間で、双方向に情報の伝達をほぼリアルタイムに行うとともに、当該情報の伝達の内容を記録として残す。
【解決手段】ユーザーがチャット問い合わせボタン21aをマウスカーソル21hでクリックすると、Webサーバーは、第1の記憶手段を参照して問い合わせに応答させる応答者を決定し、当該応答者の端末装置へ告知する。当該応答者がその告知に応ずると、当該ユーザーと当該応答者との間でチャット接続を確立し、ユーザーの端末装置へチャット接続の準備が完了した旨のメッセージを表示させる。これ以降、当該ユーザーと当該応答者とが、チャット会話表示領域21bにおいてチャット形式にて会話する。そして、このチャットが終了すると、その会話内容を第3の記憶手段へ記憶する。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 コンピュータネットワークを介して情報の問い合わせをする問い合わせ方法において、所定の記憶装置に応答者の稼働状況を順次入力する段階と、サーバー側において、情報受給者の端末に問い合わせを促す段階と、前記情報受給者の端末から問い合わせ要求が発生されると、前記記憶装置内の稼働状況を参照し、当該問い合わせに応答可能な応答者を決定する段階と、決定された前記応答者の端末と前記情報受給者の端末とを接続し、双方向通信に移行させる段階とを有することを特徴とする問い合わせ方法。 【請求項2】 前記記憶装置には前記応答者の熟練度が記憶され、前記応答者を決定する段階においては、前記情報受給者の端末から問い合わせ要求が発生されると、前記サーバー側において、前記稼働状況を参照して当該問い合わせに応答可能な応答者を抽出し、抽出された応答者の中から前記記憶装置内の前記熟練度を参照することにより、最終的な応答者を決定することを特徴とする請求項1記載の問い合わせ方法。 【請求項3】 前記サーバー側において、応答可能な応答者を決定できない場合は、問い合わせの予約をするか否か選択させる案内を前記情報受給者の端末に対して行う段階と、前記情報受給者の端末から問い合わせ予約があった場合は、その予約を受け付けた後、前記記憶装置内の前記稼働状況を参照して応答可能な応答者が検出されたときに、当該応答者と前記情報受給者の端末を接続し双方向通信に移行させることを特徴とする請求項1または2に記載の問い合わせ方法。 【請求項4】 コンピュータネットワークを介して情報の問い合わせをする問い合わせ方法において、所定の記憶装置に各応答者の稼働状況を順次入力する段階と、サーバー側において、情報受給者の端末に問い合わせを促す段階と、前記情報受給者の端末から問い合わせ要求が発生されると、前記記憶装置内の稼働状況を参照し、その稼働状況とともに前記各応答者を前記情報受給者の端末に表示し、その選択を促す段階と、前記情報受給者の端末によって応答者が選択されると、当該応答者の端末と前記情報受給者の端末とを接続し、双方向通信に移行させる段階とを有することを特徴とする問い合わせ方法。 【請求項5】 前記情報受給者の端末によって選択された応答者が応答不可能な場合、問い合わせの予約をするか否か選択させる案内を前記情報受給者の端末に対して行う段階と、前記情報受給者の端末から問い合わせ予約があった場合は、その予約を受け付けた後、前記記憶装置内の前記稼働状況を参照して当該応答者が応答可能になった際に、当該応答者と前記情報受給者の端末を接続し双方向通信に移行させることを特徴とする請求項4記載の問い合わせ方法。 【請求項6】 前記応答者を決定する段階は、以下の段階を含むことを特徴とする請求項1記載の問い合わせ方法。 a:前記情報受給者の端末から問い合わせ要求が発生されると、前記サーバー側において、所定の記憶装置に順次入力される応答者の稼働状況を参照し、当該問い合わせに応答可能な応答者を仮決定する段階b:前記仮決定された応答者に問い合わせ要求が発せられた旨を告知する段階c:前記告知を受けた応答者から当該問い合わせ要求に応える旨の応答が得られた場合に当該応答者を真の応答者として正式決定する段階【請求項7】 コンピュータネットワークを介して情報の問い合わせをする問い合わせ方法において、サーバー側から情報受給者の端末に問い合わせを促す段階と、前記情報受給者の端末から問い合わせ要求が発生されると、該発生した問い合わせ要求を前記サーバー側において所定の記憶装置に順次入力し、該入力した問い合わせ要求を応答者の端末に表示する段階と、当該問い合わせ要求に応じる応答者の端末と前記情報受給者の端末とを接続し、双方向通信に移行させる段階とを有することを特徴とする問い合わせ方法。 【請求項8】 前記表示する段階は、複数の前記情報受給者の端末から問い合わせ要求が発生した場合に、これらの問い合わせ要求を同一の応答者の端末に併せて表示する段階を含み、前記移行させる段階においては、前記応答者の端末から前記各問い合わせに対する応答があると、当該応答者の端末と対応する各々の前記情報受給者の端末とを接続し、並行して複数の双方向通信を行うことを特徴とする請求項7記載の問い合わせ方法。 【請求項9】 前記発生した問い合わせ要求はオペレータを指定するための情報を含み、当該指定された応答者の端末に対し、前記情報に対応する所定の表示を行う段階をさらに有することを特徴とする請求項7記載の問い合わせ方法。 【請求項10】 前記入力した問い合わせ要求は受付時刻を含み、前記移行させる段階においては、該受付時刻の順に双方向通信に移行させることを特徴とする請求項7記載の問い合わせ方法。 【請求項11】 前記表示する段階は、応答者に対し問い合わせ要求が発せられた旨を告知する段階を含むことを特徴とする請求項7記載の問い合わせ方法。 【請求項12】 前記双方向通信は文字伝送の双方向通信であることを特徴とする請求項1乃至11いずれかに記載の問い合わせ方法。 【請求項13】 前記双方向通信は音声をデータ化して伝送する双方向通信をさらに併用することを特徴とする請求項12記載の問い合わせ方法。 【請求項14】 前記問い合わせを促す段階においては、前記サーバー側から前記情報受給者の端末に所定のマークを表示し、前記マークがクリックされると問い合わせ要求がなされたと判断することを特徴とする請求項1乃至13いずれかに記載の問い合わせ方法。 【請求項15】 前記双方向通信における通信内容を前記サーバー側において記録する段階と、サーバー側において記録した通信内容を前記情報受給者の端末からアクセスする段階とをさらに有することを特徴とする請求請l乃至14いずれかに記載の問い合わせ方法。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータネットワークを用いた問い合わせ方法に関し、とくにホームページ閲覧中に双方向に情報の伝達ができるとともに、問い合わせ結果を記録として残せる問い合わせ方法に関する。 【0002】 【従来の技術】従来の技術において、ホームページで公開されている製品等の公開情報に対してユーザーが問い合わせる手段は、電子メールまたは電話によるものが一般的であった。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、電子メールを用いて公開情報の問い合わせを行う方法では、その回答に要する時間は、企業側の体制に依存するため比較的長くがかかってしまうのが一般的であった。このため、問い合わせ依頼から実際の回答までのタイムラグをできるだけ短くする問い合わせ方法が望まれていた。 【0004】また、電話を用いて公開情報の問い合わせを行う方法では、一般のアナログ電話回線を使用している場合、一旦インターネット接続を停止してから電話をかけるといった形態となる。この場合、電話による問い合わせ中にオペレータが「ホームページのどこそこを参照して下さい。」といったときに、ユーザーは一旦電話を切ってから再度インターネット接続をしなおさなければならないため不便であった。また、電話での問い合わせにおいては、その問い合わせ結果が、そのままでは記録として残らないため、問い合わせ結果を再度確認することができなかった。 【0005】この発明は上述した事情に鑑みてなされ、インターネット接続中にユーザーと企業側応答者との間で、双方向に情報の伝達がほぼリアルタイムに行えるとともに、当該情報の伝達の内容を記録として残せる問い合わせ方法を提供することを目的としている。 【0006】 【課題を解決するための手段】上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、コンピュータネットワークを介して情報の問い合わせをする問い合わせ方法において、所定の記憶装置に応答者の稼働状況を順次入力する段階と、サーバー側において、情報受給者の端末に問い合わせを促す段階と、前記情報受給者の端末から問い合わせ要求が発生されると、前記記憶装置内の稼働状況を参照し、当該問い合わせに応答可能な応答者を決定する段階と、決定された前記応答者の端末と前記情報受給者の端末とを接続し、双方向通信に移行させる段階とを有することを特徴とする。また、請求項2に記載の発明にあっては、請求項1記載の問い合わせ方法において、前記記憶装置には前記応答者の熟練度が記憶され、前記応答者を決定する段階においては、前記情報受給者の端末から問い合わせ要求が発生されると、前記サーバー側において、前記稼働状況を参照して当該問い合わせに応答可能な応答者を抽出し、抽出された応答者の中から前記記憶装置内の前記熟練度を参照することにより、最終的な応答者を決定することを特徴とする。また、請求項3に記載の発明にあっては、請求項1または2に記載の問い合わせ方法において、前記サーバー側において、応答可能な応答者を決定できない場合は、問い合わせの予約をするか否か選択させる案内を前記情報受給者の端末に対して行う段階と、前記情報受給者の端末から問い合わせ予約があった場合は、その予約を受け付けた後、前記記憶装置内の前記稼働状況を参照して応答可能な応答者が検出されたときに、当該応答者と前記情報受給者の端末を接続し双方向通信に移行させることを特徴とする。また、請求項4に記載の発明にあっては、コンピュータネットワークを介して情報の問い合わせをする問い合わせ方法において、所定の記憶装置に各応答者の稼働状況を順次入力する段階と、サーバー側において、情報受給者の端末に問い合わせを促す段階と、前記情報受給者の端末から問い合わせ要求が発生されると、前記記憶装置内の稼働状況を参照し、その稼働状況とともに前記各応答者を前記情報受給者の端末に表示し、その選択を促す段階と、前記情報受給者の端末によって応答者が選択されると、当該応答者の端末と前記情報受給者の端末とを接続し、双方向通信に移行させる段階とを有することを特徴とする。また、請求項5に記載の発明にあっては、請求項4記載の問い合わせ方法において、前記情報受給者の端末によって選択された応答者が応答不可能な場合、問い合わせの予約をするか否か選択させる案内を前記情報受給者の端末に対して行う段階と、前記情報受給者の端末から問い合わせ予約があった場合は、その予約を受け付けた後、前記記憶装置内の前記稼働状況を参照して当該応答者が応答可能になった際に、当該応答者と前記情報受給者の端末を接続し双方向通信に移行させることを特徴とする。また、請求項6に記載の発明にあっては、請求項1記載の問い合わせ方法において、前記応答者を決定する段階は、以下の段階を含むことを特徴とする。 a:前記情報受給者の端末から問い合わせ要求が発生されると、前記サーバー側において、所定の記憶装置に順次入力される応答者の稼働状況を参照し、当該問い合わせに応答可能な応答者を仮決定する段階b:前記仮決定された応答者に問い合わせ要求が発せられた旨を告知する段階c:前記告知を受けた応答者から当該問い合わせ要求に応える旨の応答が得られた場合に当該応答者を真の応答者として正式決定する段階場合に当該応答者を真の応答者として正式決定する段階また、請求項7に記載の発明にあっては、コンピュータネットワークを介して情報の問い合わせをする問い合わせ方法において、サーバー側から情報受給者の端末に問い合わせを促す段階と、前記情報受給者の端末から問い合わせ要求が発生されると、該発生した問い合わせ要求を前記サーバー側において所定の記憶装置に順次入力し、該入力した問い合わせ要求を応答者の端末に表示する段階と、当該問い合わせ要求に応じる応答者の端末と前記情報受給者の端末とを接続し、双方向通信に移行させる段階とを有することを特徴とする。また、請求項8に記載の発明にあっては、請求項7記載の問い合わせ方法において、前記表示する段階は、複数の前記情報受給者の端末から問い合わせ要求が発生した場合に、これらの問い合わせ要求を同一の応答者の端末に併せて表示する段階を含み、前記移行させる段階においては、前記応答者の端末から前記各問い合わせに対する応答があると、当該応答者の端末と対応する各々の前記情報受給者の端末とを接続し、並行して複数の双方向通信を行うことを特徴とする。また、請求項9に記載の発明にあっては、請求項7記載の問い合わせ方法において、前記発生した問い合わせ要求はオペレータを指定するための情報を含み、当該指定された応答者の端末に対し、前記情報に対応する所定の表示を行う段階をさらに有することを特徴とする。また、請求項10に記載の発明にあっては、請求項7記載の問い合わせ方法において、前記入力した問い合わせ要求は受付時刻を含み、前記移行させる段階においては、該受付時刻の順に双方向通信に移行させることを特徴とする。また、請求項11に記載の発明にあっては、請求項7記載の問い合わせ方法において、前記表示する段階は、応答者に対し問い合わせ要求が発せられた旨を告知する段階を含むことを特徴とする。また、請求項12に記載の発明にあっては、請求項1乃至11いずれかに記載の問い合わせ方法において、前記双方向通信は文字伝送の双方向通信であることを特徴とする。また、請求項13に記載の発明にあっては、請求項12記載の問い合わせ方法において、前記双方向通信は音声をデータ化して伝送する双方向通信をさらに併用することを特徴とする。また、請求項14に記載の発明にあっては、請求項1乃至13いずれかに記載の問い合わせ方法において、前記問い合わせを促す段階においては、前記サーバー側から前記情報受給者の端末に所定のマークを表示し、前記マークがクリックされると問い合わせ要求がなされたと判断することを特徴とする。また、請求項15に記載の発明にあっては、請求請l乃至14いずれかに記載の問い合わせ方法において、前記双方向通信における通信内容を前記サーバー側において記録する段階と、サーバー側において記録した通信内容を前記情報受給者の端末からアクセスする段階とをさらに有することを特徴とする。 【0007】 【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態について説明する。 【0008】1.第1実施形態まず、本実施形態にかかる問い合わせシステムの概要について説明しておく。本システムは、ユーザーが、企業等が公開しているホームページを閲覧中に、その製品情報について等何らかの問い合わせを行いたくなった場合に、ホームページ上に表示されたチャット用のボタンをクリックすると、当該ホームページを公開している企業側のWebサーバーとの間で通信が行われ、このWebサーバーが、問い合わせを担当する専属のオペレータの内から、応答者を決定して、当該応答者と当該ユーザーとの間でチャットにて双方向に会話ができるようチャット接続を確立するものである。また、本システムは、決定しようとした応答者が何らかの事情によりすぐには応答できない場合、ユーザーからの当該応答者に対する予約待ちを受け付ける機能も有している。これらの機能を実現するために、本システムは、(1)チャット接続確立処理、(2)チャット接続終了処理、(3)予約受付処理、の3つの処理を行う。ここで、本実施形態において、「チャット」とは、オンラインサービス上でリアルタイムに文字メッセージを双方向にやり取りする通信をいう。 【0009】1−A:第1実施形態の構成図1は、第1実施形態にかかる問い合わせシステムの全体構成を示すブロック図である。図1において1,2,3はホームページ提供側の会社における端末装置であり、1a、2a、3aは端末装置1,2,3それぞれを操作するオペレータである。10はWebサーバー(ウェブサーバー)であり、ホームページ提供側の会社において1以上の端末装置と接続される。図示の状態においては端末装置1,2,3と接続されており、各端末装置への入出力を制御する。 【0010】また、Webサーバー10は電話回線を経由してインターネットに接続されており、電話回線を経由してインターネットに接続された各種の端末装置に対し、ホームページを公開する。図示の状態においては、端末装置20がWebサーバー10とインターネットを介して接続されている。20aはユーザーであり、ユーザー20aが端末装置20を操作してWebサーバー10に接続することにより、ホームページ提供側会社が公開しているホームページを閲覧できる。ここで、端末装置1,2,3、20は、それぞれCRTやLCD等の表示画面21(図示は省略)とともに、キーボード、マウス等の入力部22(図示は省略)を有する。 【0011】次に、Webサーバー10の内部構成について詳細に説明する。図2は、Webサーバー10の内部構成を示すブロック図である。同図において、11は端末制御部、12は記憶部、13は通信入出力部、14はチャット問い合わせ処理部である。 【0012】端末制御部11は、端末装置1,2,3とチャット問い合わせ処理部14との間の通信を制御する。通信入出力部13は電話回線を介してインターネットと接続されるとともに、チャット問い合わせ処理部14に接続されており、インターネットを介して、ユーザー自宅内の端末装置20とチャット問い合わせ処理部14との間でデータの授受を行う。 【0013】記憶部12は、第1の記憶手段12b、第2の記憶手段12c、第3の記憶手段12a、Web情報記憶部12d、及びメインプログラム12eを有している。 【0014】メインプログラム12eは、例えば、端末装置の表示画面21に各種情報を表示させるプログラムや、チャット接続を制御するプログラム等から構成される。Web情報記憶部12dには、HTMLファイルや画像ファイル等の各種Webコンテンツ(ウェブコンテンツ)が格納されている。Webコンテンツの中には、リンク情報を有するものもある。ここで、リンク情報とは、他のWebコンテンツを貼り込むために目的のファイルを指定する情報や、他のホームページへジャンプするために目的のURL(uniform resource locator)を指定する情報を意味する。そして、これらのWebコンテンツに基づいてホームページ等が端末装置の表示画面21に表示されるようになっている。 【0015】ところで、ユーザーとオペレータ間における情報の伝達の内容を残すために、問い合わせ履歴データRDが生成されるようになっており、この問い合わせ履歴データRDは、第3の記憶手段12aに格納される。図3は、問い合わせ履歴データRDのデータ構成の一例を示す説明図である。同図において、問い合わせ履歴データRDは、「ユーザー名」、「チャット問い合わせ内容概略」、「チャット開始日時」、「チャット終了日時」、「チャット履歴」の各データ項目から構成されている。「ユーザー名」は、問い合わせを行ったユーザーの名前である。「チャット問い合わせ内容概略」は、問い合わせ内容の概略である。この2つは、チャット終了直後にオペレータの入力に基づいて端末制御部11により書き込まれる。「チャット開始日時」は、チャットを始めた日時である。「チャット終了日時」は、チャットを終了した日時である。「チャット履歴」は、問い合わせに関するチャットの記録である。この3つは、チャットが終了したタイミングで、チャット問い合わせ処理部14により自動的に書き込まれる。また、第3の記憶手段12aのデータは記憶エリアが一杯になると古いものから順に削除される。 【0016】また、本システムは、問い合わせに対して応答するオペレータ(応答者)を決定する。そのためには、オペレータの現時点での稼働状況を常に把握しておく必要がある。そこで、オペレータの稼働状況に関する情報として、オペレータ稼働状況データODが生成されるようになっており、このオペレータ稼働状況データODは、第1の記憶手段12bに格納される。図4は、オペレータ稼働状況データODのデータ構成の一例を示す説明図である。同図において、オペレータ稼働状況データODは、「オペレータ名」、「オペレータ識別コード」、「状況」、「待ち時間」、「予約待ち人数」、および「オペレータのデータ」の各データ項目から構成されている。この「オペレータ識別コード」は、オペレータが使用する各端末装置に、ネットワーク管理者により割り振られたIPアドレスであり、オペレータの端末を識別するコードとして機能する。この「オペレータ識別コード」は、端末制御部11により書き込まれる。ここで、本実施形態におけるIPアドレスとは、インターネットに接続されているコンピュータを識別するために各コンピュータに割り振られる識別コードを意味する。一般的には、32ビットの数字列を意味する。 【0017】また、「オペレータ名」は、現在の問い合わせ担当のオペレータ名であり、オペレータの入力に基づいて端末制御部11により書き込まれる。図示の状態では、「山田○子」は、オペレータ識別コードIPO1に、「鈴木○子」は、オペレータ識別コードIPO2に、そして、「加藤○子」は、オペレータ識別コードIPO3に、それぞれ対応している。「状況」は、話し中(ユーザーの問い合わせに対応中)または空いている(待機中につきユーザーの問い合わせに対応可能)といった現在の各オペレータが応答可能か否かを表すデータであり、これらは端末制御部11またはチャット問い合わせ処理部14により、初期設定時に書き込まれ、変化があった場合には書き替えられる。 【0018】また、「予約待ち人数」は、問い合わせ予約待ちのユーザー数である。また、「待ち時間」は、該当するオペレータが応答可能になるまでの時間を表すデータであり、「予約待ち人数×標準対応時間」の計算式により求められる。これらの2つのデータ項目は、チャット問い合わせ処理部14により初期設定がされる。ここで、標準対応時間は任意に設定可能であるが、本実施形態においては10分/人に設定されている。これらの予約待ち人数及び待ち時間は、(1)チャット接続確立処理の際、(2)チャット接続終了処理の際、(3)予約受付処理の際の3つのタイミングで書き替えられる。 【0019】「オペレータのデータ」は、各オペレータの問い合わせ応答者としての熟練度を表すデータであり、「キャリア」、「スキルレベル」、「得意分野」の各データ項目から構成され、各オペレータの入力に基づいて端末制御部11により書き込まれる。「キャリア」は、経験年数(例:新人、5年・・・等)であり、「スキルレベル」は、問い合わせ全般に関する総合的な回答能力のレベル(例:ビギナー、トップクラス)であり、「得意分野」は、特に詳しい分野(例:ネットワーク、新製品情報)である。 【0020】また、ユーザーを識別するコードと、オペレータを識別するコードとを関連づけて記憶するためのデータとして、オペレータ毎のチャット接続待ちキューOQが生成されるようになっており、このオペレータ毎のチャット接続待ちキューOQは、第2の記憶手段12cに格納される。図5は、オペレータ毎のチャット接続待ちキューOQの状態の一例を示す説明図である。同図において、「オペレータ識別コード」は、オペレータ稼働状況データODの「オペレータ識別コード」と同じものである。「ユーザー識別コード」は、ユーザーの端末に割り当てられたIPアドレスであり、問い合わせたユーザーの端末を識別するコードとして機能する。このユーザー識別コードは、チャット問い合わせ処理部14により、チャットの接続待ちが発生するたびに、該当するオペレータ識別コードと関連付けて順次配列されていく。図示の状態においては、現時点でオペレータ識別コードIPO1の「山田○子」と、ユーザー識別コードIPU1のユーザーとがチャット接続しており、その後にユーザー識別コードIPU2のユーザーと、ユーザー識別コードIPU3のユーザーとが予約待ちをしていることを示している。そして、「山田○子」とユーザー識別コードIPU1のユーザーとのチャット接続が終了すると、チャット問い合わせ処理部14によりユーザー識別コードIPU1が待ちキューOQ1から削除される。 【0021】次に、図2を参照してチャット問い合わせ処理部14について説明する。同図において、チャット問い合わせ処理部14は、記憶部12のデータを参照して通信入出力部13及び端末制御部11を制御し、ユーザーと担当オペレータとの間にチャット接続を確立し、その結果に基づいて第1の記憶手段12b及び第2の記憶手段12c内のデータを書き替える。また、担当オペレータが全て話し中のときのように、現時点ではチャット接続が不可能な場合、チャット問い合わせ処理部14は、ユーザーとの間で予約受付処理を行い、その結果に基づいて第1の記憶手段12b及び第2の記憶手段12c内のデータを書き替える。またチャット問い合わせ処理部14は、チャットの接続状態を監視し、その監視結果に基づいて、第2の記憶手段12c内のデータを逐次最新の状態に書き替え、併せて第1の記憶手段12b内のデータを書き替える。また、チャット問い合わせ処理部14は、チャットが終了すると、第3の記憶手段12aへ問い合わせ履歴データRDを追加する。このように問い合わせに関する情報の伝達の内容を記憶するようにしているのは、問い合わせ結果を記録として確実に残すためである。前述したチャット問い合わせ処理部14の機能は、メインプログラム12e内の所定のプログラムと、CPUとによって実現される。 【0022】次に、図6は、本実施形態において表示画面21上に表示される、Webサーバー10が公開するホームページの基本構成の一例を示す説明図である。同図において、21hは、マウスカーソルであり、このマウスカーソル21hを用いて所定の場所をクリックすることにより、種々の操作を行えるようになっている。また、以下の説明におけるクリックは、マウスカーソル21hを用いて行う。21aは、チャット問い合わせボタンであり、ユーザー20aが当該ボタンをクリックすることにより、チャット問い合わせ要求が、インターネット及び通信入出力部13を介してチャット問い合わせ処理部14へ送られるようになっている。21bは、チャット会話表示領域であり、当該領域において入力部22(図示は省略)により、ユーザーと担当オペレータとがチャットを行うようになっている。21fは、予約するボタンであり、ユーザー20aが当該ボタンをクリックすることによりオペレータの予約待ちができるようになっている。21gは、予約しないボタンであり、当該ボタンをクリックすることにより、オペレータに対する予約待ちをしない旨のデータが、インターネット及び通信入出力部13を介してチャット問い合わせ処理部14へ送られ、チャット問い合わせ処理が終了するようになっている。また、三角形状のボタン21i、21j上に、マウスカーソル21hを位置させてクリックすれば、チャット会話表示領域21bがそれぞれ上、下にスクロールするようになっている。 【0023】1−B:第1実施形態の動作次に、本実施形態の動作について説明する。まず、図4及び図5を参照して、オペレータ稼働状況データOD及びオペレータ毎のチャット接続待ちキューOQの初期設定方法について順を追って説明する。ここでは説明を簡単にするために、図4におけるオペレータ名「加藤○子」のデータOD3を最初に書き込む場合を例にして、この初期設定方法について説明する。まず、所定のタイミングで、オペレータ「加藤○子」が自己の端末装置を操作して、オペレータ名「加藤○子」、状況「空いている」、キャリア「2年」、スキルレベル「ミドル」、得意分野「新製品情報」の各データ項目を入力する。この入力に基づいて端末制御部11は、第1の記憶手段12bにオペレータ稼働状況データOD3を追加し、入力された各データ項目を、データOD3における対応する各データ項目にそれぞれ書き込むとともに、オペレータ名「加藤○子」の端末装置のIPアドレスであるIPO3を検出して、データOD3におけるオペレータ識別コードに書き込み、チャット問い合わせ処理部14へ初期設定処理の依頼をする。この依頼を受け取ったチャット問い合わせ処理部14は、データOD3の予約待ち人数及び待ち時間を初期化してそれぞれ「0」「0分」とする。このようにして、オペレータ稼働状況データODの初期設定が完了する。続いて、チャット問い合わせ処理部14は、オペレータ「加藤○子」に対応する、オペレータ識別コードがIPO3の待ちキューOQ3を、第2の記憶手段12cに追加する(図5参照)。このようにして、オペレータ稼働状況データODの初期設定に連動して、オペレータ毎のチャット接続待ちキューOQの初期設定も完了する。 【0024】次に、図4及び図5を参照して、オペレータ稼働状況データOD及びオペレータ毎のチャット接続待ちキューOQの削除方法について順を追って説明する。オペレータが自己の端末装置を操作して、所定の業務終了手続きをすると、端末制御部11は、該当するオペレータ稼働状況データODを削除し、チャット問い合わせ処理部14へオペレータ毎の終了手続きを依頼する。この依頼を受け取ったチャット問い合わせ処理部14は、該当するオペレータのチャット接続待ちキューOQを削除する。このようにして、オペレータ稼働状況データODの削除に連動して、対応するオペレータのチャット接続待ちキューOQの削除も完了する。 【0025】次に、本実施形態におけるWebサーバー10の動作について詳述する。本実施形態におけるWebサーバー10の動作は、大きく次の3つの処理に分けられる。すなわち、(1)チャット接続確立処理、(2)チャット接続終了処理、(3)予約受付処理である。以下にこれらの各処理について詳細に説明する。 【0026】(1)チャット接続確立処理図8は、「チャット接続確立処理」を説明するためのフローチャートである。例えば、ユーザー20aがチャット問い合わせボタン21aをクリックしたとすると(図6参照)、チャット問い合わせ要求がインターネットを介してWebサーバー10へ送られる。 【0027】次に、チャット問い合わせ処理部14はそのチャット問い合わせ要求を通信入出力部13を介して受け取ると、通信入出力部13及びインターネットを介してユーザー20aの端末装置20における表示画面21に、「オペレータ呼び出し中、お待ち下さい・・・」というメッセージを表示させる(図6参照)(ステップS1)。 【0028】ここで、チャット問い合わせ処理部14は、所定の対応時間帯でかつオペレータ稼働状況データODが1データ以上ある場合(以下これを、所定の開設条件という)のみ、以下のステップへ手順を進ませ、それ以外の場合は、現時点においては問い合わせできない旨のメッセージと、所定のタイミングでの再アクセスを促すメッセージとを表示画面21に表示して処理を終了する。このようにすることで、問い合わせ対応業務を行っていないとき、あるいは、この業務中であっても待機すべきオペレータが1人もいないときに対応できる。 【0029】さらに、チャット問い合わせ処理部14は、第1の記憶手段12bを参照して担当させるオペレータを判断する。この判断手段は種々考えられるが、本実施形態においては、オペレータ稼働状況データODが図4に示した内容であり、このときのオペレータ毎のチャット接続待ちキューOQが図5に示した状態であったとすると、まず状況「空いている」というデータを抽出する(ステップS2)。ここで状況「空いている」に該当するオペレータがなければ、後述する「予約受付処理」へ手順を移す。 【0030】一方、該当するオペレータがあれば、以下に説明する処理を行う。この場合は、オペレータ名「鈴木○子」のデータOD2及びオペレータ名「加藤○子」のデータOD3という2つのデータを該当する抽出結果として得る。次に、それぞれのキャリア「新人」「2年」を比較し経験年数の多い「加藤○子」を熟練度が高いと判断し、最終的に担当オペレータとして仮決定する。この判断手段における所定のデータ項目の優先順位は任意に設定できるようになっている。 【0031】次に、チャット問い合わせ処理部14は、オペレータ名「加藤○子」のデータOD3におけるオペレータ識別コードに基づいてオペレータ「加藤○子」の操作する端末装置に、端末制御部11を介してチャット問い合わせ要求があった旨を告知する(ステップS3)。この告知手段には種々考えられるが、例えば、該当する端末装置において、所定のメッセージを表示させる、アラーム音を鳴らす、ディスプレイ画面に点滅文字を表示させる、チャットに使用する所定の画面を最前面に表示させる、所定のメッセージを音声に変換して読み上げる、または所定の箇所を高輝度表示させる、のいずれか、あるいは、これらを組み合わせたものが好適である。 【0032】このチャット問い合わせ要求の告知を検知したオペレータ「加藤○子」は、端末装置を操作してこの問い合わせ要求に応える旨を入力する。この入力に基づいて端末制御部11は、このオペレータ「加藤○子」を真の応答者として正式決定する。そして、図4に示したオペレータ稼働状況データODにおけるオペレータ名「加藤○子」のデータOD3の状況を「話し中」に書き替えるとともに、チャット問い合わせ処理部14へオペレータ準備完了を通知する(ステップS4)。 【0033】チャット問い合わせ処理部14は、このオペレータ準備完了通知を受け取ると、図5に示したオペレータ毎のチャット接続待ちキューOQにおけるオペレータ「加藤○子」の待ちキューOQ1に、端末装置20のIPアドレス(図示は省略)をつなぐとともに(ステップS5)、図4に示したオペレータ「加藤○子」のデータOD1の予約待ち人数を1増加して「1」とし、「予約待ち人数(1)×標準対応時間(10分)=10分」の計算に基づいて待ち時間を「10分」に書き替える(ステップS6)。 【0034】さらに、チャット問い合わせ処理部14は、オペレータ「加藤○子」の端末装置と要求ユーザー20aの端末装置20との間にチャット接続を確立し(ステップS7)、通信入出力部13及びインターネットを介して、端末装置20の表示画面21に「チャット接続の準備ができました!」というメッセージを表示させる(図7参照)。 【0035】以上説明した処理により、これ以降チャット会話表示領域21bにおいて、オペレータ「加藤○子」とユーザー20aはチャット形式にて会話をすることができる(図7参照)。したがって、両者はインタラクティブ(双方向)に情報のやりとりができる。その結果、ほぼリアルタイムに、チャット形式にてユーザーの問い合わせ要求に対して担当オペレータが対応できる。その結果、ユーザーは比較的早く問い合わせに対する回答を得ることができる。 【0036】さらに、オペレータは、チャットにて「ホームページのどこそこを見てください。」というようにユーザーに指示をだし、ユーザーに他のホームページへ切り替えさせながら詳細に説明することができる。その結果、ユーザーは、オペレータから他のホームページ参照の指示がされた際に、一旦電話を切ってからインターネット接続しなおす必要がなくなる。さらに、チャットによる文字列データの送受信を行うため、オペレータは、カタカナ用語(例:Webページ)等、口頭では正確に伝わりにくい情報を確実に伝えることができる。 【0037】(2)チャット接続終了処理図9は、「チャット接続終了処理」を説明するためのフローチャートである。例えば、現時点においてオペレータ稼働状況データODが図4に示した状態であり、オペレータ毎のチャット接続待ちキューOQが図5に示した状態であったとする。図5に示したように、オペレータ識別コードIPO1の「山田○子」とユーザー識別コードIPU1のユーザーとがチャット接続をしている。 【0038】ここでチャット接続が終了したとすると、チャット接続を監視していたチャット問い合わせ処理部14がそのチャット接続終了を検知する。次に、チャット問い合わせ処理部14は、まずIPU1をチャット接続待ちキューから削除する(ステップS10)。 【0039】次に、チャット問い合わせ処理部14は、待ちキューOQ1のオペレータ識別コードIPO1に基づいて、図4に示した第1の記憶手段12bにおけるオペレータ名「山田○子」のデータOD1を検出し、このデータOD1の予約待ち人数を1減じて「2」とするとともに、「予約待ち人数(2)×標準対応時間(10分)=20分」の計算に基づいて、待ち時間を「20分」に書き替える。さらに、チャット問い合わせ処理部14は、状況を一旦「空いている」に書き替える(ステップS11)。 【0040】次に、チャット問い合わせ処理部14は、図3に示した第3の記憶手段12aにデータRD1を追加し、追加したデータRD1における「チャット開始日時」、「チャット終了日時」、及び「チャット履歴」の各データ項目を、終了したばかりのチャットの情報に基づいて書き込む(ステップS12)。例えば図3に示したように、チャット開始日時「2000.2.3 10:41」、チャット終了日時「2000.2.3 11:12」及びチャット履歴「17:21<OP>お待たせしました。お話し下さい。・・・」となる。 【0041】次に、チャット問い合わせ処理部14は、図4に示したデータOD1のオペレータ識別コードIPO1に基づいて、オペレータ「山田○子」の端末装置を認識する。さらに、チャット問い合わせ処理部14は、端末制御部11を介して、この判断した端末装置へチャット終了手続き要求を行う(ステップS13)。この手続き要求に基づいてオペレータ「山田○子」は端末装置を操作して、終了したばかりのチャットに関するユーザー名とチャット問い合わせ内容概略を入力する。この入力に基づいて端末制御部11は、データRD1におけるユーザー名及びチャット問い合わせ内容概略の各データ項目を書き込むとともに、チャット問い合わせ処理部14へチャット終了手続きの完了を通知する(ステップS14)。この結果、例えば図3に示したように、「ユーザー名」は「上野○男」、「チャット問い合わせ内容概略」は「最新モデルの発売時期について」となる。 【0042】このようにして、チャットによる問い合わせの内容を記憶しておくことにより、ユーザーとしては、過去の問い合わせの内容を再度確認することが可能となる。例えば、当該ホームページへ再度アクセスし、所定の履歴検索サービスを利用することで、この確認が可能となる。一方、オペレータとしては、同様の問い合わせがあった際に、この問い合わせの内容を参照して対応することが可能となる。 【0043】次に、チャット問い合わせ処理部14は、チャット終了手続きの完了通知を受け取ると、第2の記憶手段12c内の待ちキューOQ1を参照し、次のユーザー識別コードがあるか否かを判断する。すなわち、次に予約待ちをしているユーザーがあるか否かを判断する(ステップS15)。 【0044】この判断の結果、次のユーザー識別コードがない場合は処理を終了する。一方、次のユーザー識別コードがある場合は、チャット問い合わせ処理部14は、そのユーザーのユーザー識別コードを取得する。さらにチャット問い合わせ処理部14は、オペレータ「山田○子」の端末装置にチャット問い合わせ要求があったことを告知する(ステップS16)。 【0045】次のステップS17は、上述した「チャット接続確立処理」のステップS4と同様である。次のステップS18は、上述した(1)チャット接続確立処理のステップS7と同様である。「チャット接続終了処理」の場合は、上述したステップS5〜ステップS6に該当する処理は行わない。より詳しくいえば、チャット問い合わせ処理部14は、ステップS5のように、図5に示したオペレータ「山田○子」のチャット接続待ちキューOQ1に新たなユーザーにかかるユーザー識別コードをつなぐことはしない。これは、予約受付時に既にかかる処理を実施済みであるためである(詳細は後述する「予約受付処理」参照)。また、チャット問い合わせ処理部14は、ステップS6のように、オペレータ稼働状況データODにおいてオペレータ「山田○子」のOD1の予約待ち人数及び待ち時間を書き替えることはしない。これは、これらのデータ項目の調整は上述したように既に済んでいるためである。 【0046】以上説明した処理により、あるチャット接続が終了した際、当該チャット接続をしていたユーザーの他に予約待ちのユーザーがいない場合は処理が終了し、いる場合は引き続き、その次のユーザーと該当オペレータとの間で新たなチャット接続が確立できる。 【0047】(3)予約受付処理上述したようにチャット問い合わせ処理部14は、オペレータ稼働状況データODを参照し、担当させるオペレータを判断するが、上述した判断手段を実施した結果、全オペレータが稼働中の場合のように担当オペレータが決定できなかったときは、ユーザー20aに対して予約受付処理を行う。以下に、図10のフローチャートを参照して、この予約受付処理について詳述する。 【0048】まず、チャット問い合わせ処理部14は、オペレータ稼働状況データODにおける待ち時間を参照し、最短の待ち時間のデータを抽出する(ステップS30)。例えば、抽出されたデータが図4に示したオペレータ名「山田○子」のデータOD1であり、このときの待ちキューOQ1が図5に示した状態であったとする。この場合チャット問い合わせ処理部14は、最短の待ち時間は「30分」と判断する(図4参照)。 【0049】次に、チャット問い合わせ処理部14は、図1の端末装置20における表示画面21に「現時点の待ち時間は約30分です。予約をするときは「予約する」を、しないときは「予約しない」をクリックして下さい。」というメッセージを表示し、ユーザー20aに対し予約をするか否かの選択を促す(ステップS31)。そして、ユーザーがその後に行う操作に基づいて、予約をするか否かを判断する(ステップS32)。ここでユーザー20aが、予約しないボタン21gをクリックすると、チャット問い合わせ処理部14は当該チャット接続処理を終了する。 【0050】一方、ユーザー20aが、予約するボタン21fをクリックすると、チャット問い合わせ処理部14は、図4に示したオペレータ名「山田○子」のデータOD1における予約待ち人数を1増加して「4」に書き替え、「予約待ち人数(4)×標準対応時間(10分)=40分」の計算に基づいて待ち時間を「40分」に書き替えるとともに(ステップS33)、図5に示した「山田○子」に対応した待ちキューOQ1において、オペレータ識別コードIPO1に端末装置20のIPアドレス(図示は省略)をつなげる(ステップS34)。 【0051】さらに、チャット問い合わせ処理部14は、端末装置20における表示画面21に「予約を受け付けました。準備ができましたら画面上にメッセージを表示してお知らせします。」というメッセージを表示する(ステップS35)。これ以降チャット問い合わせ処理部14は、既に接続中のチャット接続が終了するのを監視する。そして、そのチャット接続が終了した場合は、上述した「チャット接続終了処理」へ移行する。 【0052】以上説明した処理により、全オペレータが対応中であっても、ユーザーからの予約を受け付けて空きのオペレータが生じた際に告知することができる。したがって、告知されるまでの予約待ち時間の間、ユーザーは他の作業をすることができる。その結果、ユーザーは予約待ち時間を有効に利用することができる。また、ユーザーは、予約受付処理をすればほぼ確実にオペレータとチャット接続ができる。したがって、ユーザーのチャット問い合わせ要求は無駄にならずに済み、確実に問い合わせに対する回答を得ることができる。その結果、CS(Customer Satisfaction:顧客満足度)を向上させることができるとともに、当該ホームページを提供している企業側のイメージを向上できる。 【0053】1−C:第1実施形態の変形例上述した第1実施形態においては、さらに以下の変形が可能である。 (1)本実施形態においては、「オペレータのデータ」は、「キャリア」、「スキルレベル」、および「得意分野」となっているが、これ以外にも運用形態に応じて任意に設定可能にしてもよい。この場合、オペレータ稼働状況データODにおける、「オペレータのデータ」の構成を変更すればよい。このようにすれば、様々な業種あるいは職種の企業等のWebサーバーに、本発明の適用が可能となる。 【0054】(2)本実施形態においては、「オペレータのデータ」はオペレータ自身の入力に基づいて端末制御部11により書き込まれるが、オペレータの各種個人情報が格納されている所定のマスタファイルに基づいて、チャット問い合わせ処理部14により自動的に書き込まれるようにしてもよい。この場合、所定の管理者が、かかるマスタファイルを予め作成しておき、初期設定時にチャット問い合わせ処理部14が、オペレータの氏名またはオペレータを識別する社員番号等に基づいて、当該マスタファイルから該当するデータを読み出した後に、このデータ項目に書き込むようにする。このようにすれば、初期設定時に、オペレータは、自己の名前と、状況「空いている」のみを入力すれば足りる。したがって、オペレータの入力が容易になるとともに、より迅速な初期設定が可能となる。かかる効果は、「オペレータのデータ」に多くのデータ項目を設定して運用する場合に特に有効となる。 【0055】(3)本実施形態においては、チャット会話表示領域21bを最初から表示しているが、チャット問い合わせボタン21aがクリックされると初めて上書き表示するようにしてもよい。この場合、このクリックがされたとき、上述した所定の開設条件をチェックして、かかる条件を満たす場合のみチャット会話表示領域21bを表示し、それ以外の場合は、現時点においては問い合わせできない旨のメッセージと、所定のタイミングでの再アクセスを促すメッセージと、を表示して処理を終了する。このようにすることで、ホームページ上にチャット会話表示領域21bを予め表示する必要がなくなる。したがって、通常時に、ユーザーが閲覧できる情報の範囲を拡大することができる。また、チャット会話表示領域21bを比較的大きくしても支障が少なくなる。その結果、ユーザー及びオペレータがより大きな表示領域にてチャットすることが可能となる。 【0056】(4)本実施形態においては、オペレータとユーザーとの間の意志伝達を行うために「チャット」と呼ばれる通信手法を用いたが、両者間の文字伝送ができれば、他の手段を用いてもよい。要するに、両者間における双方向通信であればよい。 【0057】(5)本実施形態においては、前述した双方向通信としてチャットを採用しているが、さらに音声をデータ化して伝送する双方向通信を採用してチャットと併用するようにしてもよい。この場合、例えばVOIP(Voice overIP:IP接続を行っているネットワークを利用して音声通話を行うことを実現する技術)を応用するようにする。このようにチャットと音声通信を併用することにより、情報がより一層正確に伝わるようになるとともに、双方の利便性が増す。この結果、単なるホームページの閲覧にとどまらず、オンラインショッピング等への幅広い応用が可能となる。 【0058】(6)本実施形態においては、前述した双方向通信としてチャットを採用しているが、さらに画像音声通信を採用してチャットと併用するようにしてもよい。この場合、例えば、双方の端末装置にCCD(charge coupleddevice)カメラを付設して双方の画像データを取得するようにする。このようにチャットと画像音声通信を併用することにより、情報がより一層正確に伝わるようになるとともに、双方の利便性がさらに増す。この結果、単なるホームページの閲覧にとどまらず、オンラインショッピング等への幅広い応用が可能となる。 【0059】(7)本実施形態においては、ユーザーは、予約するボタン21fをクリックしてから、該当オペレータが空きの状態になるまで待つ運用となっているが、待っている途中で予約を取り消すことができるようにしてもよい。この場合、例えば、待ちの状態でユーザーが予約しないボタン21gをクリックする。その結果、オペレータ毎のチャット接続待ちキューOQからそのユーザーに対応するユーザー識別コードが削除され、該当するオペレータに対応するオペレータ稼働状況データODの予約待ち人数と待ち時間が再計算される。このようにすることで、ユーザーは、途中で気が変われば、いつでも予約を取り消すことができるので、いつまでも無意味に待つ必要がなくなる。したがって、より柔軟な運用が可能となる。 【0060】(8)本実施形態においては、コンピュータネットワークを介して公開する情報として「ホームページ」を用いたが、コンピュータネットワークを介して公開できれば他の情報を用いてもよい。要するに、公開情報として機能すればよい。 【0061】(9)本実施形態においては、ホームページを閲覧する者が「ユーザー」の場合を説明したが、前述した公開情報を受給できれば他の者でもよい。要するに、情報受給者であればよい。 【0062】(10)本実施形態においては、ユーザーからの問い合わせに対して応答する者が「オペレータ」の場合を説明したが、問い合わせに対して応答できれば他の者でもよい。要するに、前述した受給者からの問い合わせ要求に対する応答者であればよい。 【0063】(11)本実施形態においては、本システムを製品情報に対する「問い合わせ」に適用したが、これに限定されるものではなく、他の目的に対する問い合わせに適用してもよい。例えば、課金情報に対するものや、苦情・要望等に対するものであってもよいし、あるいは、ホームページの内容以外に対するものであってもよい。さらにいえば、問い合わせでなくてもよい。要するに、前述した受給者から前述した応答者への対話の要求であれば、どのようなものでもよい。 【0064】(12)本実施形態においては、チャット問い合わせボタン21aを常時開設させるが、オペレータが応答可能な時間帯のみ、かかるボタンを開設させるようにしてもよい。この場合、例えば、チャット問い合わせ処理部14が逐次ホームページの内容を書き替えて、オペレータが応答可能な時間帯のみ当該ボタンが浮き上がってくるようにする。あるいは、逐次ホームページの内容を書き替えるのではなく、JAVA(ジャバ:登録商標)で当該ボタンを作成し、オペレータが応答可能な時間帯のみ当該ボタンがホームページ上に見えるようにしてもよい。このようにして、チャット問い合わせボタン21aを、オペレータが応答できる時間帯のみ開設すれば、当該ボタンをクリックしたのに、問い合わせができないという可能性は少なくなる。このため、ユーザーはより安心してこのサービスを利用できる。 【0065】(13)本実施形態においては、チャット接続を要求するために「チャット問い合わせボタン21a」という「ボタン」を用いたが、チャットによる問い合わせを要求するための所定のマークであればどのようなものであってもよい。より詳しくいえば、例えば、任意のアイコン、任意の画像、任意の下線付きの文字列、任意の書体・色・サイズ等を書式とする文字列等、他と区別できる部分であればよい。要するに、クリックされると問い合わせ要求が発生される所定のマークであればよい。なお、サーバー側からの問い合わせ要求の促しは、この所定のマークの表示に限らず音声で行ってもよい。そして、情報受給者の端末では、音声に対応して何らかの入力を行ったり、マークをクリックすることで問い合わせの要求を出すようにすればよい。また、音声入力により問い合わせ要求を出すようにしてもよい。 【0066】(14)本実施形態においては、「予約するボタン21f」と「予約しないボタン21g」と、を常時開設させるが、オペレータが応答不可能と判断した場合に、これらのボタンを表示するようにしてもよい。この場合、例えば、チャット問い合わせ処理部14が逐次ホームページの内容を書き替えて、オペレータが応答不可能な場合のみ当該ボタンが浮き上がってくるようにする。 【0067】(15)本実施形態においては、応答させるオペレータを決定する際に、応答可能になるまでの時間が最短の応答者を抽出し、この抽出した応答者が複数存在したならば、その中からさらに、熟練度が最も高い応答者を抽出することによりオペレータを決定するが、これに限らず、様々な優先順位を付加してアルゴリズム化しておけばよい。要するに、応答者の稼働状況を示す情報を参照して所定のアルゴリズムにより応答者を決定すればよい。 【0068】(16)本実施形態においては、予約受付処理の際、ユーザーは、予約するボタン21fをクリックしてから、所望のオペレータが空きの状態になるまで待つ運用となっているが、待っている途中でユーザーがオペレータを選択しなおすことができるようにしてもよい。この場合、予約変更ボタンを新たに設け、待ちの状態でユーザーがこのボタンをクリックする。その結果、オペレータ毎のチャット接続待ちキューOQから、そのユーザーに対応するユーザー識別コードが削除され、該当するオペレータのオペレータ稼働状況データODの予約待ち人数と待ち時間が再計算され、オペレータ選択画面21eが再表示される。このようにすることで、ユーザーは、途中で気が変わった場合、いつでも予約を変更することができるので、いつまでも無意味に待っていなくてもよくなる。したがって、より柔軟な運用が可能となる。 【0069】(17)本実施形態においては、問い合わせに応答可能な応答者を仮決定し、その応答者に問い合わせ要求が発せられた旨を告知するが、データベース等によって応答者が待機していることが確実ならば、告知せずに自動接続するようにしてもよい。 【0070】2.第2実施形態次に、本発明の第2実施形態について説明する。上述した第1実施形態においては、ユーザー20aがチャット問い合わせボタン21aをクリックすると、Webサーバー10が担当させるオペレータを判断して決定するが、本実施形態においては、ユーザー20aがチャット問い合わせボタン21aをクリックすると、オペレータ選択画面が表示され、ユーザーが所望のオペレータを選択できるようにする。 【0071】2−A:第2実施形態の構成図11は、本実施形態におけるオペレータ選択画面の一例を示す説明図である。同図において、21eはチャット問い合わせのオペレータ選択画面であり、図示したように現在担当している全オペレータ情報と、「お好きなオペレータ名をクリックして下さい。」というメッセージからなる。かかるオペレータ情報としては、オペレータ名とそのオペレータの現時点の待ち時間とが対になって表示される(例:「山田○子 (約30分待ち)」)。ここでオペレータ名はボタンとして表示される。 【0072】ここで、かかるオペレータの情報はオペレータ稼働状況データODを参照して、チャット問い合わせ処理部14により表示される。なお、かかる画面においては所定の操作により図6に戻ることができるようになっている。なお、本実施形態においては、この画面があらたに追加される他は、上述した第1実施形態の構成と同様である。また、動作も一部を除いて上述した第1実施形態と同様である。したがって、以下の説明において上記第1実施形態と共通する部分についてはその説明を省略するものとする。また、上記第1実施形態と共通する部分については同一の符号を使用するものとする。 【0073】2−B:第2実施形態の動作次に、本実施形態におけるWebサーバー10の動作について説明する。 (1)チャット接続確立処理図12は、本実施形態における「チャット接続確立処理」を説明するためのフローチャートである。まず、ユーザー20aによりチャット問い合わせボタン21aがクリックされると、チャット問い合わせ処理部14は、オペレータ稼働状況データODを参照してオペレータ選択画面21eを表示し、所望のオペレータの選択を促す(ステップS40)。 【0074】例えば、オペレータ稼働状況データODが図4に示した状態の場合、チャット問い合わせ処理部14は、オペレータ稼働状況データODにおけるすべてのデータOD1、OD2、OD3の中から、ユーザー20aが所望のオペレータを選択するために参考となるデータとして、オペレータ名と待ち時間を抽出する。さらに、チャット問い合わせ処理部14は、抽出した2つのデータをそれぞれ対にして1つのオペレータ情報に加工して(例:「山田○子 (約30分待ち)」、「チャット問い合わせ お好きなオペレータ名をクリックして下さい。」というメッセージとともに、表示したホームページ上の所定の位置に上書きして表示させる。かかる表示画面が、オペレータ選択画面21eとなる。ここで、ユーザーがオペレータを選択しないときや問い合わせ自体を辞めたいときは、所定の操作により図6の表示に戻ることができるようになっている。 【0075】このようにすることで、現時点における担当オペレータが何人いるかを開示するとともに、各オペレータの稼働状況まで開示して、ユーザーの利用に供することができる。したがって、ユーザーに対するサービスの向上がはかれるとともに、問い合わせが殺到した場合の対策の1つとすることができる。 【0076】次に、ユーザーが所望のオペレータ名をクリックすると、チャット問い合わせ処理部14は、オペレータ稼働状況データODを参照して、選択されたオペレータの状況が「空いている」であるかをチェックする(ステップS41)。ここで「空いている」である場合、チャット問い合わせ処理部14は、図8の(1)チャット接続確立処理のフローチャートにおける■へ手順を移す。 【0077】一方、それ以外の場合、すなわち状況が「話し中」である場合、チャット問い合わせ処理部14は、図10の(3)予約受付処理のフローチャートにおける■へ手順を移す。ここで■■以降の処理は、上述した第1実施形態と同様である。 【0078】このようにすることで、本実施形態では、選択されたオペレータが「空いている」場合は、このオペレータとチャット接続させることができ、「話し中」の場合は、端末装置20の表示画面21に、このオペレータに対する予約の選択を促すメッセージを表示させることができる。したがって、ユーザーは、所望のオペレータとチャットをしたり、あるいは、所望のオペレータが話し中の場合はかかるオペレータに対する予約待ちをすることができる。 【0079】2−C:第2実施形態の変形例上述した第2実施形態においては、さらに以下の変形が可能である。 (1)本実施形態においては、オペレータ選択画面21eにそれぞれのオペレータに対応した待ち時間を表示させるが、待ち時間の代わりに、状況、予約待ち人数、キャリア、スキルレベル、得意分野のいずれか1つ、あるいは、待ち時間も含めたこれらの情報を組み合わせたものを表示させるようにしてもよい。この場合、チャット問い合わせ処理部14は、オペレータ稼働状況データODから該当するデータ項目を読み出すようにする。なお、オペレータ選択画面21eに表示する情報は、これらに限らず、オペレータに関する稼働状況や個人情報であればどのようなものであってもよい。要するに、ユーザーが所望のオペレータを選択するために参考となるデータであればよい。 【0080】このように、現時点の各オペレータに関する様々な情報を開示して、ユーザーの利用に供することにより、ユーザーがオペレータを選択する際のより詳細な判断材料を提供することができる。したがって、「前回この人に質問して気に入ったから、今回もこの人に質問したい」といったようなユーザーの要望にも答えることができる。 【0081】さらに、所望のオペレータが、現時点において空いているのか、空いていなければ、あと何人待ち若しくは何分待ちかという情報まで開示することにより、ユーザーは安心して所望のオペレータを選択できる。この結果、CS(Customer Satisfaction:顧客満足度)が一層向上し、企業イメージの向上も一層期待できる。 【0082】3.第3実施形態次に、本発明の第3実施形態について説明する。上述した実施形態においては、ユーザー20aがチャット問い合わせボタン21aをクリックすると、専属のオペレータに接続される。これに対して、本実施形態の特徴は、チャット問い合わせ(開発者へ接続)ボタン21dをあらたに設けて、ユーザーが、かかるボタンをクリックすると、開発者と直接チャットできることである(図13参照)。 【0083】3−A:第3実施形態の構成本実施形態においては、所定の開発者の端末装置をLAN(local area network:構内情報通信網)といった社内ネットワークを介して新たに端末制御部11に接続する。また、第1の記憶手段12b及び第2の記憶手段12c内に、開発者稼働状況データKD及び開発者毎のチャット接続待ちキューKQをそれぞれ新たに設ける構成とする。 【0084】図14は、開発者稼働状況データKDを示す説明図である。同図において、開発者稼働状況データKDがオペレータ稼働状況データODと異なる点は、「オペレータ名」が「開発者名」に代わった点、「オペレータのデータ」が「開発者のデータ」に代わった点のみである。これ以外は、オペレータ稼働状況データODと同じである。 【0085】図15は、開発者毎のチャット接続待ちキューKQを示す説明図である。同図において、開発者稼働状況データKDがオペレータ毎のチャット接続待ちキューOQと異なる点は、「オペレータ識別コード」が「開発者識別コード」に代わった点のみである。これ以外は、オペレータ毎のチャット接続待ちキューOQと同じである。 【0086】図13は、本実施形態における表示画面21上に表示されるホームページの基本構成の一例を示す説明図である。同図において、図6及び図7に示す表示と異なる点は、チャット問い合わせ(開発者へ接続)ボタン21dがあらたに設けられた点のみである。かかるチャット問い合わせ(開発者へ接続)ボタン21dがクリックされると、所定の開発者の端末装置に直接接続されるようになっている。これ以外は、図6及び図7に示す表示と同じである。 【0087】また、本実施形態においては、図16に示したようなスケジュールテーブルTを、記憶部12内にあらたに設ける。スケジュールテーブルTは、問い合わせに対する応答を担当する開発者のスケジュールを示すテーブルであり、所定の運用管理者によって、あらかじめ記憶部12へ別途登録される。スケジュールテーブルTには、「日時」と、「開発者名」及び「開発者識別コード」とが対になって格納されている。同図において、「日時」は、ある開発者が担当する日時に関する情報(例:「2000.2.3 10:00〜12:00」)であり、「開発者名」は、当該開発者の氏名(例:「斉藤○男」)であり、「開発者識別コード」は、当該開発者の端末装置のIPアドレス(例:「IPK1」)である。 【0088】なお、本実施形態においては、これ以外の構成は、上述した第1実施形態の構成と同様である。また、動作も一部を除いて上述した第1実施形態と同様である。したがって、以下の説明において上述した第1実施形態と共通する部分についてはその説明を省略するものとする。また、上述した第1実施形態と共通する部分については同一の符号を使用するものとする。 【0089】3−B:第3実施形態の動作次に、本実施形態におけるWebサーバー10の動作について説明する。本実施形態においては、チャット問い合わせ(開発者へ接続)ボタン21dがクリックされた場合、アクセス先を、オペレータ稼働状況データODの代わりに開発者稼働状況データKDへ、オペレータ毎のチャット接続待ちキューOQの代わりに開発者毎のチャット接続待ちキューKQへ、それぞれ切り替える処理を追加し、それ以外は上述した第1実施形態と同様の動作をする。 【0090】ただし、開発者稼働状況データKD及び開発者毎のチャット接続待ちキューKQにおける初期設定及び削除方法は、以下に説明する手順にて実施するようにする。まず、端末制御部11は、スケジュールテーブルTの日時の情報に基づいて、初期設定及び削除のタイミングを判断する。例えば、このスケジュールテーブルTが図16のように登録されていたとすると、端末制御部11は、「2000.2.3 10:00」になると、第1の記憶手段12bにデータKD1を追加し、スケジュールテーブルTの開発者名及び開発者識別コードに基づいて、データKD1における開発者名に「斉藤○男」を、開発者識別コードに「IPK1」をそれぞれ書き込むとともに、状況に「空いている」を書き込み、チャット問い合わせ処理部14へ初期設定処理の依頼をする。 【0091】この依頼を受け取ったチャット問い合わせ処理部14は、データKD1の予約待ち人数及び待ち時間を初期化してそれぞれ「0」「0分」とし、端末制御部11を介して、「IPK1」の端末装置すなわち開発者の端末装置へ、データKD1の初期設定手続きを要求する。この要求に対して該当する開発者が自己のキャリア、スキルレベル、及び得意分野を入力する。この入力に基づいて端末制御部11はデータKD1のキャリア、スキルレベル、及び得意分野の各データ項目を書き込み、チャット問い合わせ処理部14へ初期設定終了を通知する。 【0092】このようにして、開発者稼働状況データKDの初期設定が完了する。続いて、この通知を受け取ったチャット問い合わせ処理部14は、第2の記憶手段12cの開発者毎のチャット接続待ちキューKQに、開発者「斉藤○男」の待ちキューKQ1を追加する。このようにして、開発者稼働状況データKDの初期設定に連動して、開発者毎のチャット接続待ちキューKQの初期設定も完了する。 【0093】つづいて、開発者稼働状況データKDおよび開発者毎のチャット接続待ちキューKQの削除方法について同じ例で説明する。端末制御部11は、「2000.2.3 12:00」になると、該当する開発者のデータKD1を削除し、チャット問い合わせ処理部14へ開発者毎の終了手続きを依頼する。この依頼を受け取ったチャット問い合わせ処理部14は、該当する開発者の待ちキューKQ1を削除する。このようにして、開発者稼働状況データKDの削除に連動して、対応する開発者毎のチャット接続待ちキューKQの削除も完了する。 【0094】なお、任意の開発者の入力に基づいて、当該入力があったタイミングで、開発者稼働状況データKD及び開発者毎のチャット接続待ちキューKQの初期設定をするようにしてもよい。この場合、初期設定方法は上述した第1実施形態にかかるオペレータ稼働状況データOD及びオペレータ毎のチャット接続待ちキューOQの初期設定方法と同様にする。また、所定の業務終了手続きがされた場合における、これらの該当する各データの削除方法も同様にする。 【0095】このようにして、チャット問い合わせ(開発者へ接続)ボタン21dを開設することにより、ユーザーは、かかるボタンをクリックするだけで開発者と直接チャットにて会話をすることができる。したがって、「技術的に込み入った質問の場合、専属オペレータではなく開発者の声が聞きたい」というユーザーのニーズに応えることができる。 【0096】その結果、CS(Customer Satisfaction:顧客満足度)を一層向上させることができるとともに、当該ホームページを提供している企業のイメージを一層向上できる。また、ユーザーの要望に関する生の声が、開発者に直接届くため、かかる要望を製品開発に効率的に反映させることが可能となる。したがって、ユーザーの潜在的ニーズをくみ取った新製品を、いち早く市場へ提供することも可能となる。要するに、ユーザーの要望を反映した商品の即時商品化が可能となる。前述した効果は、商品サイクルが短く、市場への新商品の提供に迅速さが求められる業界においてとくに有効である。例えば、ファッション業界では、今ユーザーが欲しいと思った服を、可能な限り早く商品化して店頭に並べることが、販売戦略上重要であるが、本実施形態によれば、このようなことが比較的容易に実施可能となる。 【0097】3−C:第3実施形態の変形例上述した第3実施形態においては、さらに以下の変形が可能である。 (1)本実施形態においては、チャット問い合わせ(開発者へ接続)ボタン21dを常時開設させるが、開発者が応答できる時間帯のみ、かかるボタンを開設させるようにしてもよい。この場合、前述したスケジュールテーブルTを参照して、あるいは、開発者の入力基づいて、チャット問い合わせ処理部14が、逐次ホームページの内容を書き替えて、開発者が応答できる時間帯のみ、当該ボタンが浮き上がってくるようにする。 【0098】あるいは、逐次ホームページの内容を書き替えるのではなく、JAVA(ジャバ:登録商標)で当該ボタンを作成し、開発者が応答できる時間帯のみ、当該ボタンがホームページ上に見えるようにしてもよい。このようにして、チャット問い合わせ(開発者へ接続)ボタン21dは、開発者が応答できる時間帯のみ開設されるため、専属のオペレータとは異なり、いつでも応答できることは稀であるという開発者の実状に適した運用が可能となる。 【0099】(2)本実施形態においては、「開発者のデータ」は、「キャリア」、「スキルレベル」、および「得意分野」となっているが、これ以外にも運用形態に応じて任意に設定できるようにしてもよい。この場合、開発者稼働状況データKDにおける「開発者のデータ」の構成のみを変更するだけでよい。このようにすれば、開発者に関する様々な個人情報を活用することが可能となる。 【0100】4.第4実施形態次に、本発明の第4実施形態について説明する。上述した実施形態においては、チャット会話表示領域21bにおいて、担当オペレータがユーザーの問い合わせ要求にチャット形式で対応するが、本実施形態においては、さらに、チャット中のホームページ上に、担当オペレータの要請に応じて、所望のプッシュ型コンテンツを上書き表示させるようにする。ここで、本実施形態におけるプッシュ型コンテンツとは、プッシュ型情報配信技術を応用して配信され、ユーザーの端末に表示されるホームページ、あるいは、そのホームページに貼り込まれている画像等のWebコンテンツを意味する。 【0101】なお、本実施形態においては、上記第1実施形態の表示画面21上に表示されるホームページの構成が一部異なるのみである。これ以外の構成は、上述した第1実施形態の構成と同様である。また、動作も一部を除いて上述した第1実施形態と同様である。したがって、以下の説明において上記第1実施形態と共通する部分についてはその説明を省略するものとする。また、上記第1実施形態と共通する部分については同一の符号を使用するものとする。 【0102】4−A:第4実施形態の構成図17は、本実施形態にかかる表示画面21上に表示されるホームページの基本構成の一例を示す説明図である。同図において、21cはプッシュ型コンテンツである。このプッシュ型コンテンツ21cは、Web情報記憶部12dから読み出されたWebコンテンツに基づいて生成される。これ以外は第1実施形態にかかる表示画面21上に表示されるホームページと同様の構成になっている。 【0103】4−B:第4実施形態の動作次に、本実施形態におけるWebサーバー10の動作について説明する。本実施形態においては、例えば、担当オペレータが自己の端末装置を操作することによりホームページを検索して、プッシュ型コンテンツ21cとして参照表示させたい所望のWebコンテンツを決定する。そして、担当オペレータから所望のプッシュ型コンテンツ21cに関する所定の表示要求がされると、チャット問い合わせ処理部14は、決定されたWebコンテンツに対応するリンク情報等に基づいて、Web情報記憶部12dから該当するデータを読み出す。 【0104】そして、チャット問い合わせ処理部14は、プッシュ型情報配信技術を応用してユーザー20aの端末装置20に、読み出したデータを配信し、プッシュ型コンテンツ21cとして所定の位置に所定の画面サイズで上書き表示させる。これ以外は、上述した第1実施形態の動作と同様である。なお、プッシュ型コンテンツ21cを表示する位置やその画面サイズは、任意に設定を変更できるようになっている。 【0105】このようにして、必要に応じてプッシュ型コンテンツ21cを画面上に表示させることにより、オペレータが随時必要な参照用のホームページ等をユーザー20aの端末装置20へ表示させることができる。その結果、オペレータは、チャット会話表示領域21bにおいて、「これをご覧下さい。」といったように話しかけ、ユーザーに当該参照用のホームページ等を参照させながらより分かりやすい説明をすることができる(図17参照)。 【0106】例えば、公開する情報として音楽情報を提供している企業に対して、ユーザーが、「テレビドラマ○○の挿入歌○○の丘が収録されているCDについて知りたい」という問い合わせを行った場合を想定する。この場合、オペレータは、例えば、該当するCDのジャケットをプッシュ型コンテンツ21cとして表示しながら、「このテレビドラマ○○のオリジナルサウンドトラックの中にありますよ。○月○日に○○レコードから販売済みです。」というように答えることができる。したがって、オペレータからの「ホームページのどこそこを見てください。」という指示にしたがって、ユーザーが自らホームページを切り替える必要がなくなる。さらに、ユーザーは、画像等を見ながらオペレータからの説明を受けられるため、その説明を一層容易に理解できる。 【0107】4−C:第4実施形態の変形例上述した第4実施形態においては、さらに以下の変形が可能である。 (1)本実施形態においては、プッシュ型コンテンツ21cはWeb情報記憶部12dに格納されている情報としたが、他に者によって公開されているホームページ等であってもよい。この場合、例えば、対応するURL(uniformresource locator)情報等に基づいて、該当するデータが格納されているアドレスを判断して、該当するWebサーバーから必要なデータを取得して、上書き表示する。このようにすることで、オペレータは、自己のホームページに限定されない様々な参照用データを表示させて、より適切な説明を行うことができる。 【0108】5.第5実施形態次に、本発明の第5実施形態について説明する。本実施形態における構成は、一部を除いて上述した第1実施形態の構成と同様である。したがって、以下の説明において上述した第1実施形態と共通する部分については同一の符号を使用し、その説明を省略する。 【0109】5−A:第5実施形態の構成本実施形態においては、記憶部12に新たにユーザー登録テーブルUTを設ける。図18は、ユーザー登録テーブルUTの一例を示す説明図である。同図に示すようにユーザー登録テーブルUTは、「ユーザー番号」および「ユーザー名」の各データ項目を含む。「ユーザー番号」は、ユーザーを識別するための番号(例:uid1、uid2、uid3、・・・等)であり、Webサーバー10によって自動的に決定される。「ユーザー名」は、ユーザーが登録する自己を示す名前(例:鈴木○男、山田○人、田川○子、・・・等)である。「ユーザー番号」および「ユーザー名」は、対になって記憶される。 【0110】また、本実施形態においては、第1の記憶手段12bに、オペレータ稼動状況データODの代わりにオペレータ稼動状況データODaを記憶する。図19は、オペレータ稼動状況データODaの一例を示す説明図である。同図に示すようにオペレータ稼動状況データODaは、「オペレータ番号」、「オペレータ名」、および「状況」の各データ項目を含む。「オペレータ番号」は、オペレータを識別するための番号(例:oid1、oid2、oid3、・・・等)であり、予めオペレータごとに割り当てられている。「オペレータ名」は、オペレータの名前(例:山田○子、鈴木○子、加藤○子、等)である。「オペレータ番号」および「オペレータ名」は、オペレータの入力に基づいて端末制御部11により書き込まれる。「状況」は、第1実施形態における「状況」と同様であり、「話し中」あるいは「空いている」のいずれかになる。同図の状態では、オペレータ1aに対応してオペレータ番号「oid1」のレコードが格納され、「オペレータ名」が「山田○子」、「状況」が「話し中」となっている。また、オペレータ2aに対応してオペレータ番号「oid2」のレコードが格納され、「オペレータ名」が「鈴木○子」、「状況」が「空いている」となっている。また、オペレータ3aに対応してオペレータ番号「oid3」のレコードが格納され、「オペレータ名」が「加藤○子」、「状況」が「空いている」となっている。 【0111】また、第2の記憶手段に、第1実施形態におけるオペレータ毎のチャット接続待ちキューOQの代わりにサーバー管理用キューSQを記憶する。図20は、サーバー管理用キューSQの一例を示す説明図である。同図に示すように問い合わせ要求が発生するたびに、発生した問い合わせ要求を示すレコードが、チャット問い合わせ処理部14によってサーバー管理用キューSQに順次つなげられていく。つなげられる各レコードは、同図に示すように「連番」、「ユーザー番号」、「指定オペレータ番号」、「チャット中オペレータ番号」、および「受付時刻」の各データ項目を含む。 【0112】「連番」は、1から順にWebサーバー10によって自動的に振られる番号(例:1、2、3、・・・等)である。「ユーザー番号」は、問い合わせ要求をしているユーザーを示すユーザー番号であり、チャット問い合わせ処理部14によってユーザー登録テーブルUTからサーバー管理用キューSQに書き込まれる。「指定オペレータ番号」は、ユーザーによって指定されたオペレータを示すオペレータ番号(例:oid1、oid2、oid3等)である。ただし、ユーザーによって指定がなされなかった場合は「all」となる。「チャット中オペレータ番号」は、チャット中のオペレータを示すオペレータ番号(例:oid1、oid2、oid3等)である。このデータ項目は、該当するユーザーがチャット中でないと空白となる。「受付時刻」は、問い合わせ要求を受け付けた時刻である。 【0113】同図において例えば「連番」が「1」のレコードは、問い合わせ要求を受け付けたユーザーについて次に述べる内容を表す。すなわち「ユーザー番号」は「uid1」であり、「指定オペレータ番号」が「all」なのでオペレータの指定はなく、「チャット中オペレータ番号」が「oid1」なので現在オペレータ1aとチャット中であり、「受付時刻」は「8:00」である。なお、チャットが終了すると該当するユーザーのレコードはチャット問い合わせ処理部14によって削除される。 【0114】次に、本実施形態におけるオペレータの端末装置に表示される表示画面21の基本構成について説明する。図21(a)は、オペレータ1aが使用する端末装置1に表示される表示画面21の構成の一例である。同図(b)は、オペレータ2aが使用する端末装置2に表示される表示画面21の構成の一例であり、同図(c)は、オペレータ3aが使用する端末装置3に表示される表示画面21の構成の一例である。いずれの端末装置における表示画面21も基本構成は同様であるため、同図(a)を参照して表示画面21の基本構成について以下に説明する。 【0115】同図(a)に示すように表示画面21は、チャットウィンドウ23および予約一覧ウィンドウ24から構成される。チャットウィンドウ23は、オペレータがユーザーとチャットを行うためのウィンドウである。図示の状態では、オペレータ1aが、2人のユーザーとチャットをしているため、チャットウィンドウ23が2つ表示されている。このように、チャットウィンドウ23は、同時に複数表示することもできる。このチャットウィンドウ23の数は同時にチャットをしているユーザーの数と連動して増減する。 【0116】チャットウィンドウ23は、タイトルバー、閉じるボタン、およびスクロールバーを有する。タイトルバーには、ユーザー名および受付時刻が表示される。閉じるボタンは、同図(a)に示すような×印を表すアイコンであり、このアイコンをクリックすると、チャットが終了しウィンドウが閉じられる。スクロールバーには、同図(a)に示すように上向きおよび下向きの2つの三角形を表すアイコンが設けられており、このアイコンがクリックされると画面が上下にスクロールする。また、チャットウィンドウ23は、ユーザーの操作により画面サイズや表示位置を任意に変更できる。 【0117】次に、同図(a)に示すのチャットウィンドウ23について具体的に説明する。例えば、同図(a)の上方のチャットウィンドウ23は、ユーザー番号「uid1」のユーザーである「鈴木○男」とオペレータ1aがチャットをするチャットウィンドウ23である。ウィンドウ上部のタイトルバーには、チャット相手を示す「鈴木○男」と、「鈴木○男」から問い合わせ要求を受け付けた時刻を示す「8:00受付」とが表示される。 【0118】次に、予約一覧ウィンドウ24について説明する。予約一覧ウィンドウ24は、ユーザーによる予約の状況を表す予約一覧を表示するウィンドウである。ただし、本実施形態においては、後述する予約受付処理を行っていないものであっても、サーバー管理用キューSQにつながれたものはすべて予約されたものとみなし表示される。これは、本実施形態においては、公平を期すために受け付けた順に応答を行うため、予約の有無は関係ないからである。 【0119】また、予約一覧は、1または複数のレコードからなり、これらのレコードが上から下へ「受付時刻」の早い順に表示される。それぞれのレコードに表示される内容は、通し番号、ユーザー名、受付時刻、指定アイコンを含む。通し番号は、予約一覧ウィンドウ24内で1から昇順に振られる連番である。ユーザー名は、サーバー管理用キューSQにおける「ユーザー名」(例:「合田○子」等)である。受付時刻は、サーバー管理用キューSQにおける「受付時刻」であり、例えば、「8:50受付」のように表示される。指定アイコンは、オペレータの指定がなされたときのみ表示される所定のアイコンである。 【0120】また、予約一覧ウィンドウ24は、タイトルバー、閉じるボタン、およびスクロールバーを有する。タイトルバーには、ウィンドウのタイトルを示す「予約一覧」とともに、選択ボタンが表示される。オペレータ1aが応答したいユーザーを予約一覧から選択して選択ボタンをクリックすると、選択されたユーザー用のチャットウィンドウ23が新たに表示される。同時に、選択されたレコードが予約一覧から削除され、それより下位のレコードが上方向に詰められ、新しい通し番号が振られる。また、閉じるボタンおよびスクロールバーは、前述したチャットウィンドウ23のものと同様である。また、予約一覧ウィンドウ24は、チャット問い合わせ処理部14により、表示すべきレコードが発生すると自動的に開かれ、逆になくなると自動的に閉じられる。また、予約一覧は、内容に変更があるとチャット問い合わせ処理部14により自動的に更新される。 【0121】また、所定の告知条件を満たすと、予約一覧ウィンドウ24の上部に「予約が入っています!」というメッセージが高輝度表示される(同図(c)参照)。この所定の告知条件は、サーバー管理用キューSQにおける全レコードの「チャット中オペレータ番号」の欄に該当するオペレータの「オペレータ番号」が存在しないことと、予約一覧ウィンドウ24に表示するレコードが1つのみであることとを同時に満たすことである。これは、すべてのウィンドウが閉じた状態において、新たに予約一覧ウィンドウ24を表示する際、予約が入っていることをオペレータへ告知するためである。この告知は、オペレータ稼動状況データODaにおいて状況「空いている」に該当するオペレータ全員に対して行う。また、このメッセージ表示は、オペレータが選択ボタンをクリックしたときに終了する。 【0122】5−B:第5実施形態の動作次に、本実施形態における動作について説明する。本実施形態の動作は、大きく(1)要求受付処理、(2)接続確立処理、(3)予約受付処理、(4)チャット接続終了処理に分けられる。以下にこれらの各処理について詳細に説明する。 【0123】(1)要求受付処理図22は、本実施形態における要求受付処理を説明するためのフローチャートである。例えば、ユーザー20aがチャット問い合わせボタン21aをクリックしたとすると(図6参照)、チャット問い合わせ要求がインターネットを介してWebサーバー10へ送られる。次に、チャット問い合わせ処理部14は、端末装置20に「ユーザー名」の入力を促す案内を表示する。ユーザー20aが自己の名前を入力すると、チャット問い合わせ処理部14は、「ユーザー番号」を決定し、入力された「ユーザー名」と対にしてユーザー登録テーブルUTへ書き込む(ステップS501)。 【0124】次に、チャット問い合わせ処理部14は、オペレータ指定画面21eaを端末装置20へ表示し、オペレータの指定を促す(ステップS502)。図23は、オペレータ指定画面21eaの一例を示す説明図である。同図に示すようにオペレータ指定画面21eaには、「チャット問い合わせ(オペレータ指定)」「お好きなオペレータ名をクリックして下さい。」という文字列と、「山田○子」「鈴木○子」「加藤○子」というオペレータ名が表示されたオペレータを指定するための指定ボタンとが含まれている。さらに、これらの指定ボタンの下部には、各オペレータの稼働状況を表す「(話し中)」または「(空いている)」という文字列が各オペレータ名とセットになって表示される。これらのオペレータ名および稼働状況は、チャット問い合わせ処理部14がオペレータ稼動状況データODaの「オペレータ名」および「状況」を参照して表示する。また、オペレータ指定画面21eaには、「オペレータを指定する必要がないときはこちらをクリックして下さい→」という文字列と無指定ボタンとが表示される。ユーザー20aが、無指定ボタンをマウスカーソル21hによりクリックすると、オペレータの指定はしない旨のデータ信号がWebサーバー10に伝送されようになっている。 【0125】次に、図22に戻りチャット問い合わせ処理部14は、ユーザー20aにより無指定ボタンがクリックされたか否かを判断する(ステップS503)。このステップにおいて、無指定ボタンがクリックされたと判断した場合、チャット問い合わせ処理部14は、オペレータ稼動状況データODaを検索し「状況」が「空いている」のオペレータがあるか否かを判断する(ステップS504)。そして、「状況」が「空いている」のオペレータが存在しない場合、チャット問い合わせ処理部14は、予約受付処理へ手順を移行する。この際、チャット問い合わせ処理部14は、「指定オペレータ番号」にオペレータ無指定を意味する「all」をセットして予約受付処理へ受け渡す。 【0126】一方、「状況」が「空いている」のオペレータが1つでも存在した場合、チャット問い合わせ処理部14は、サーバー管理用キューSQにユーザー20aの「ユーザー番号」を含むレコードを新たにつなぐ。このユーザー20aに対応するレコードに対してチャット問い合わせ処理部14は、新たな「連番」を割り振り、「指定オペレータ番号」には「all」を書き込む。さらに、チャット問い合わせ処理部14は、当該レコードにおいて、システムタイマー(図示は省略)から取得した現在の時刻を「受付時刻」へ書き込む(ステップS505)。 【0127】一方、ステップS503において、無指定ボタンではなく指定ボタンがクリックされたと判断した場合、チャット問い合わせ処理部14は、指定されたオペレータは「状況」が「空いている」であるか否かを判断する(ステップS506)。ここで「状況」が「空いている」ではない場合、言い換えると「話し中」である場合、チャット問い合わせ処理部14は、予約受付処理へ手順を移行する。この際、チャット問い合わせ処理部14は、「指定オペレータ番号」に該当する「オペレータ番号」をセットして予約受付処理へ受け渡す。 【0128】一方、指定されたオペレータの「状況」が「空いている」である場合、チャット問い合わせ処理部14は、サーバー管理用キューSQにユーザー20aの「ユーザー番号」を含むレコードを新たにつなぐ。このユーザー20aに対応するレコードに対してチャット問い合わせ処理部14は、新たな「連番」を割り振り、「指定オペレータ番号」には該当する「オペレータ番号」を書き込む。さらに、チャット問い合わせ処理部14は、当該レコードにおいて、システムタイマー(図示は省略)から取得した現在の時刻を「受付時刻」へ書き込む(ステップS507)。 【0129】ステップS505またはステップS507においてサーバー管理用キューSQへの書き込みが完了すると、次に、チャット問い合わせ処理部14は、オペレータ毎の端末装置へ最新の予約一覧を表示する(ステップS508)。より詳しくいえば、チャット問い合わせ処理部14は、サーバー管理用キューSQからオペレータ毎にレコードを抽出し、抽出したレコードから上述した予約一覧を作成して該当するオペレータの端末装置に表示する。 【0130】次に、前述した抽出されるレコードについての条件は、「チャット中オペレータ番号」が空白であり、なおかつ、「指定オペレータ番号」が「all」または該当オペレータの「オペレータ番号」であることとなる。 【0131】次に、ステップS508の処理について具体例をあげて説明する。図20矢印aに示すように、今、サーバー管理用キューSQにおいて、連番「5」のレコードの書き込みが完了したとすると、前述した抽出条件に基づき、オペレータ毎の抽出が行われる。その結果、オペレータ1a、2a、3aのいずれに対しても、連番「5」のレコードが抽出される。チャット問い合わせ処理部14は、抽出したレコードから「1 合田○子 8:50受付」というレコードを作成し、図21(a)(b)(c)に示すように各端末装置の予約一覧ウィンドウ24へ表示する。ここで、端末装置3については、直前にすべてのウィンドウが閉じられていたため、新たに予約一覧ウィンドウ24の表示も行う。この際、チャット問い合わせ処理部14は、前述した告知条件の判断も行う。告知条件に合致するのは、オペレータ3aのみであるため、チャット問い合わせ処理部14は、オペレータ3aの端末装置3に対して前述した告知を行う(同図(c)参照)。 【0132】続いて、図20の矢印bに示すように連番「6」のレコードの書き込みが完了したとすると、チャット問い合わせ処理部14は、連番「5」と同様の処理を行い、図24(a)(b)(c)に示すように各端末装置に対して予約一覧を更新する。この結果、同図(a)に示すようにオペレータ1aの端末装置1にのみ、「2 山本○男 8:58受付 指定アイコン」というレコードが新たに追加される。指定アイコンが表示されるのは、オペレータ1aに対する指定がなされているためである。 【0133】(2)接続確立処理図25は、本実施形態における接続確立処理について説明するためのフローチャートである。例えば、図24(c)において、オペレータ3aが、「1 合田○子 8:50受付」のレコードを選択して選択ボタンをクリックすると、チャット問い合わせ処理部14は、サーバー管理用キューSQにおけるユーザー番号「uid5」のレコードの「チャット中オペレータ番号」に「oid3」を書き込み、告知を終了する(ステップS521)。ここで、本実施形態においては、オペレータは、必ず受付時刻の早いユーザーから順に選択する。これは、ユーザーに対して公平を期するためである。次に、チャット問い合わせ処理部14は、オペレータ稼動状況データODaにおけるオペレータ番号「oid3」のレコードの「状況」を「話し中」に書き替える(ステップS522)。 【0134】次に、チャット問い合わせ処理部14は、ユーザー番号「uid5」の端末装置とオペレータ3aの端末装置3との間にチャット接続を確立する(ステップS523)。そして、チャット問い合わせ処理部14は、ユーザー番号「uid5」の端末装置に対して図7に示すように「チャット接続の準備ができました!」という準備完了のメッセージを表示する(ステップS524)。そして、チャット問い合わせ処理部14は、uid5用のチャットウィンドウ23を端末装置3に対して表示する(ステップS525)。この際、チャット問い合わせ処理部14は、全端末装置に対して予約一覧の更新も行う。この結果、全端末装置からユーザー名「合田○子」のレコードは削除される。これ以降、合田○子およびオペレータ3aが、それぞれのチャット用ウィンドウによりチャットを行う。 【0135】(3)予約受付処理図26は、本実施形態における予約受付処理を説明するためのフローチャートである。チャット問い合わせ処理部14は、ユーザーの端末装置へ予約の選択を促すメッセージを表示する(ステップS531)。より詳しくいえば、「オペレータは、現在話し中です。予約をするときは「予約する」を、しないときは「予約しない」をクリックして下さい。」というメッセージを表示し、ユーザーに対し予約をするか否かの選択を促す。そして、ユーザーがその後に行う操作に基づいて、ユーザーが予約をするか否かを判断する(ステップS532)。ここでユーザーが、予約しないボタン21gをクリックすると、チャット問い合わせ処理部14は当該チャット接続処理を終了する。 【0136】一方、ユーザーが、予約するボタン21fをクリックすると、チャット問い合わせ処理部14は、サーバー管理用キューSQに対し、当該ユーザーのユーザー番号を「ユーザー番号」に書き込んだレコードを新たにつなぎ、要求受付処理から受け渡された「指定オペレータ番号」を当該レコードの「指定オペレータ番号」に書き込む(ステップS533)。同時に、チャット問い合わせ処理部14は、システムタイマー(図示は省略)から現在の時刻を取得し、当該レコードの「受付時刻」に書き込む。 【0137】次に、チャット接続終了処理は、ユーザーの端末装置に対して該当オペレータに関するチャット接続の準備が完了したら知らせる旨のメッセージを表示する(ステップS534)。次に、チャット接続終了処理は、前述したステップS508と同様に各オペレータの端末装置に対して最新の予約一覧を表示して予約受付処理を終了する(ステップS535)。 【0138】(4)チャット接続終了処理図27は、本実施形態におけるチャット接続終了処理を説明するためのフローチャートである。オペレータが、チャットウィンドウ23の×印アイコンをクリックしてユーザーとのチャットを終了すると、チャット問い合わせ処理部14は、サーバー管理用キューSQから当該ユーザーのレコードを削除する(ステップS541)。次に、チャット問い合わせ処理部14は、問い合わせ履歴データRDに対して問い合わせ履歴を書き込む(ステップS542〜ステップS544)。このステップS542〜ステップS544の処理は、第1実施形態におけるステップS12〜ステップS14の処理と同様である。 【0139】次に、チャット問い合わせ処理部14は、サーバー管理用キューSQのすべてのレコードにおける「チャット中オペレータ番号」から当該オペレータの「オペレータ番号」が消えたか否かを判断し、消えた場合は、当該オペレータのオペレータ稼動状況データODaにおける「状況」を「空いている」に書き替える(ステップS545)。こうして、チャット接続終了処理が終了する。 【0140】上述したように、本実施形態においては、1人のオペレータが、同時に複数のユーザーとチャットを行うことができる。これは、文字通信を行うチャットの特性を活かしたものである。より詳しくいえば、文字通信であるため会話の完全な同時性は必要としない。このため、オペレータは、返答毎にウィンドウを切り替えて対応すればよいわけである。つまり、チャットの最中に余裕のあるオペレータが複数のユーザーに対して応答できる。したがって、ユーザーの待ち時間が低減できる。 【0141】また、本実施形態においては、全オペレータ共通のキューであるサーバー管理用キューSQを用いてユーザーからの問い合わせ要求を管理し、この要求の受付順にオペレータが応答するため、すべてのユーザーに対し受付順に対応することができる。 【0142】5−C:第5実施形態の変形例上述した第5実施形態においては、さらに以下の変形が可能である。 (1)本実施形態においては、Webサーバー10が、予約一覧ウィンドウ24に表示するためのデータを各端末装置に対して自動的に供給するが、端末装置がそれぞれWebサーバー10に対してアクセスして該当データを取得するようにしてもよい。この場合、端末装置からのアクセスは、先着順に受け付け、サーバー管理用キューSQの操作中は排他制御を行い、端末装置が同時にキューを取り合わないようにする。排他制御中になされたアクセスは、記憶部12の所定のバッファ領域(図示は省略)へため込み、FIFO(first−in first−out)で処理する。 【0143】(2)本実施形態においては、予約一覧は、サーバー管理用キューSQに変更があるたびにチャット問い合わせ処理部14によって自動的に更新されるが、オペレータによる所定の更新操作がなされたときに更新するようにしてもよい。 【0144】(3)本実施形態においては、予約一覧ウィンドウ24の開閉は、チャット問い合わせ処理部14により自動的に行われるが、オペレータの手動操作によって行われるようにしてもよい。 【0145】(4)本実施形態においては、オペレータの指定がなされたときは、指定アイコンを表示するが、このアイコンを表示させないようにしてもよい。 【0146】(5)本実施形態においては、オペレータ指定画面21eaを表示してオペレータの指定を促すが、この画面を表示させないようにしてもよい。この場合、無指定ボタンがクリックされたと同様に扱えばよい。なお、この場合は、オペレータの指定は受け付けないため、指定アイコンは表示しない。 【0147】(6)本実施形態においては、前述した告知条件を満たすオペレータに対してのみ告知を行うが、予約一覧を表示するすべてのオペレータに対して告知をするようにしてもよい。なお、逆にすべての告知を行わないようにしてもよい。 【0148】(7)本実施形態においては、複数の問い合わせ要求を意味する予約一覧をある応答者の端末に表示し、この応答者が選択した各問い合わせ要求に対応する各チャットウィンドウ23を当該応答者の1つの端末に表示し、並行して複数のチャットを行うが、当該応答者が使用する複数の端末に各々のチャットウィンドウ23を表示し、当該応答者が各端末を使い分けながら並行して複数のチャットを行うようにしてもよい。要するに、応答者の端末とは、応答者が使用する端末を意味し、端末が複数ある場合も含む。 【0149】(8)本実施形態においては、複数のユーザーの端末から問い合わせ要求が発生した場合に、これらの問い合わせ要求の中からある応答者に該当するものを抽出して当該同一の応答者の端末に併せて表示するが、その表示する数は1つの場合もありうるし複数の場合も当然ありうる。 【0150】6.発明のその他の態様なお、上述した各実施形態においては、問い合わせ履歴データRDをもとにデータベースを構築すれば、類似データの検索が容易となり、回答の迅速化がはかれる。さらに、スキルの共有がはかれるため、どのレベルのオペレータでも適切な回答が可能となり、オペレータ全体としての回答の質が向上する。その結果、CS(Customer Satisfaction:顧客満足度)を向上させることができるとともに、当該ホームページを提供している企業側のイメージを向上できる。さらに、このデータベースを応用すれば、ユーザーのニーズの分析が可能となり、かかる分析結果を販売戦略や生産計画に応用することも可能となる。 【0151】さらに、企業等は、次世代企業戦略の中核を担うとして期待されるCIM(Customer Interaction Market:顧客対話型市場)ソフトウェアに、本発明の問い合わせシステムを応用することも可能となる。この結果、本発明は、企業の基盤改善戦略の基幹システムとして、企業のコスト対策のみならず、より良い顧客サービス、より高い販売量、そして改善された製品による収入増加に寄与することが可能となる。 【0152】また、上述した各実施形態を混合して実施するようにしてもよい。このようにすることで、ユーザーに対してよりきめ細かい様々なサービスを提供することが可能となる。 【0153】 【発明の効果】以上のように本発明の問い合わせ方法によれば、インターネット接続中にユーザーと企業側応答者との間で、双方向に情報の伝達がほぼリアルタイムに行えるとともに、当該情報の伝達の内容を記録として残すことが可能となる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000004075 【氏名又は名称】ヤマハ株式会社
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| 【出願日】 |
平成12年9月27日(2000.9.27) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100098084 【弁理士】 【氏名又は名称】川▲崎▼ 研二
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| 【公開番号】 |
特開2002−108794(P2002−108794A) |
| 【公開日】 |
平成14年4月12日(2002.4.12) |
| 【出願番号】 |
特願2000−295096(P2000−295096) |
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