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【発明の名称】 電子情報配送システム、電子情報配送拒否方法、及び電子情報配送拒否プログラムを記録した記録媒体
【発明者】 【氏名】深澤 広明

【氏名】▲高▼田 信一

【氏名】鈴木 将貴

【氏名】山本 修一郎

【要約】 【課題】配送先の利用者の希望に応じて、情報提供者が提供する電子情報の配送を配送拒否可能な電子情報配送システムを提供する。

【解決手段】電子情報を受けるために利用者毎に設けらた電子私書箱と、情報提供者から提供される電子情報を登録するコンテンツ管理ファイルと、情報提供者から提供された電子情報と配送条件を受取り、コンテンツファイルへ登録する手段と、利用者のプロファイル情報を記録するプロファイル情報管理ファイルと、利用者の配送拒否情報を記録する配送拒否情報管理ファイルと、情報提供者から通知されたプロファイルに関する配送条件に合致する利用者を抽出するとともに、抽出された利用者のうち配送拒否情報管理ファイルに配送拒否情報が設定されていない利用者を選択して、この選択された利用者が所有する電子私書箱に対して電子情報を配送するコンテンツ配送手段とを備える。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 配送先の利用者の希望に応じて、情報提供者が提供する電子情報の配送を拒否する電子情報配送システムであって、電子情報配送システムは、前記電子情報を受けるために前記利用者毎に設けられ、データファイルを有する電子私書箱と、前記情報提供者から提供される電子情報を登録するコンテンツ管理ファイルと、前記情報提供者から提供された電子情報と配送条件を受取り、前記コンテンツファイルへ登録するコンテンツ登録手段と、前記電子私書箱を有する利用者のプロファイル情報を記録するプロファイル情報管理ファイルと、前記電子私書箱を有する利用者の配送拒否情報を記録する配送拒否情報管理ファイルと、前記プロファイル情報管理ファイルを参照して前記情報提供者から通知されたプロファイルに関する配送条件に合致する利用者を抽出するとともに、抽出された利用者のうち前記配送拒否情報管理ファイルに配送拒否情報が設定されていない利用者を選択して、この選択された利用者が所有する前記電子私書箱に対して、前記コンテンツファイルに登録されている電子情報を配送するコンテンツ配送手段と、を備えたことを特徴とする電子情報配送システム。
【請求項2】 前記電子情報配送システムは、利用者の希望に応じて前記プロファイル情報管理ファイルに対して、前記プロファイル情報を登録するプロファイル情報登録手段をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の電子情報配送システム。
【請求項3】 前記電子情報配送システムは、利用者の希望に応じて前記配送拒否情報管理ファイルに対して、前記配送拒否情報を登録する配送拒否情報登録手段をさらに備えることを特徴とする請求項1または2に記載の電子情報配送システム。
【請求項4】 配送先の利用者の希望に応じて、情報提供者が提供する電子情報の配送を拒否する電子情報配送拒否方法であって、電子情報配送拒否方法は、前記情報提供者から提供された電子情報と配送条件を受取り、コンテンツファイルへ登録するコンテンツ登録過程と、電子私書箱を有する利用者のプロファイル情報が記録されたプロファイル情報管理ファイルを参照して前記情報提供者から通知されたプロファイルに関する配送条件に合致する利用者を抽出するとともに、抽出された利用者のうち、利用者の配送拒否情報が記録された配送拒否情報管理ファイルに配送拒否情報が設定されていない利用者を選択して、この選択された利用者が所有する電子私書箱に対して、前記コンテンツファイルに登録されている電子情報を配送するコンテンツ配送過程と、を有することを特徴とする電子情報配送拒否方法。
【請求項5】 前記電子情報配送拒否方法は、利用者の希望に応じて前記プロファイル情報管理ファイルに対して、前記プロファイル情報を登録するプロファイル情報登録過程をさらに有することを特徴とする請求項4に記載の電子情報配送拒否方法。
【請求項6】 前記電子情報配送拒否方法は、利用者の希望に応じて前記配送拒否情報管理ファイルに対して、前記配送拒否情報を登録する配送拒否情報登録過程をさらに有することを特徴とする請求項4または5に記載の電子情報配送拒否方法。
【請求項7】 配送先の利用者の希望に応じて、情報提供者が提供する電子情報の配送を拒否する電子情報配送拒否プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、電子情報配送拒否プログラムは、前記情報提供者から提供された電子情報と配送条件を受取り、コンテンツファイルへ登録するコンテンツ登録処理と、電子私書箱を有する利用者のプロファイル情報が記録されたプロファイル情報管理ファイルを参照して前記情報提供者から通知されたプロファイルに関する配送条件に合致する利用者を抽出するとともに、抽出された利用者のうち、利用者の配送拒否情報が記録された配送拒否情報管理ファイルに配送拒否情報が設定されていない利用者を選択して、この選択された利用者が所有する電子私書箱に対して、前記コンテンツファイルに登録されている電子情報を配送するコンテンツ配送処理と、をコンピュータに行わせることを特徴とする電子情報配送拒否プログラムを記録した記録媒体。
【請求項8】 前記電子情報配送拒否プログラムは、利用者の希望に応じて前記プロファイル情報管理ファイルに対して、前記プロファイル情報を登録するプロファイル情報登録処理をさらにコンピュータに行わせることを特徴とする請求項7に記載の電子情報配送拒否プログラムを記録した記録媒体。
【請求項9】 前記電子情報配送拒否プログラムは、利用者の希望に応じて前記配送拒否情報管理ファイルに対して、前記配送拒否情報を登録する配送拒否情報登録処理をさらにコンピュータに行わせることを特徴とする請求項7または8に記載の電子情報配送拒否プログラムを記録した記録媒体。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、配送先の利用者の希望に応じて、情報提供者が提供する電子情報の配送を配送拒否可能な電子情報配送システム、配電子情報配送拒否方法、及び電子情報配送拒否プログラムを記録した記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来より、コンピュータネットワークを使用して、利用者間で情報の送受信を行う方法として電子メールが知られている。電子メールは、インターネット上の電子メールアドレスを有している相手であればいつでも簡単に送ることが可能である。
【0003】ところで、従来技術による電子メールをダイレクトメールに利用した場合、受信元にとって不要なダイレクトメールであっても受信することを拒否できないという問題がある。また、送信元は、ダイレクトメールの内容に興味のない相手にダイレクトメールを送信しても、その効果が期待できないという問題もある。
【0004】本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、配送先の利用者の希望に応じて、情報提供者が提供する電子情報の配送を配送拒否可能な電子情報配送システム、配電子情報配送拒否方法、及び電子情報配送拒否プログラムを記録した記録媒体を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明は、配送先の利用者の希望に応じて、情報提供者が提供する電子情報の配送を拒否する電子情報配送システムであって、電子情報配送システムは、前記電子情報を受けるために前記利用者毎に設けられ、データファイルを有する電子私書箱と、前記情報提供者から提供される電子情報を登録するコンテンツ管理ファイルと、前記情報提供者から提供された電子情報と配送条件を受取り、前記コンテンツファイルへ登録するコンテンツ登録手段と、前記電子私書箱を有する利用者のプロファイル情報を記録するプロファイル情報管理ファイルと、前記電子私書箱を有する利用者の配送拒否情報を記録する配送拒否情報管理ファイルと、前記プロファイル情報管理ファイルを参照して前記情報提供者から通知されたプロファイルに関する配送条件に合致する利用者を抽出するとともに、抽出された利用者のうち前記配送拒否情報管理ファイルに配送拒否情報が設定されていない利用者を選択して、この選択された利用者が所有する前記電子私書箱に対して、前記コンテンツファイルに登録されている電子情報を配送するコンテンツ配送手段とを備えたことを特徴とする。
【0006】請求項2に記載の発明は、前記電子情報配送システムは、利用者の希望に応じて前記プロファイル情報管理ファイルに対して、前記プロファイル情報を登録するプロファイル情報登録手段をさらに備えることを特徴とする。
【0007】請求項3に記載の発明は、前記電子情報配送システムは、利用者の希望に応じて前記配送拒否情報管理ファイルに対して、前記配送拒否情報を登録する配送拒否情報登録手段をさらに備えることを特徴とする。
【0008】請求項4に記載の発明は、配送先の利用者の希望に応じて、情報提供者が提供する電子情報の配送を拒否する電子情報配送拒否方法であって、電子情報配送拒否方法は、前記情報提供者から提供された電子情報と配送条件を受取り、コンテンツファイルへ登録するコンテンツ登録過程と、電子私書箱を有する利用者のプロファイル情報が記録されたプロファイル情報管理ファイルを参照して前記情報提供者から通知されたプロファイルに関する配送条件に合致する利用者を抽出するとともに、抽出された利用者のうち、利用者の配送拒否情報が記録された配送拒否情報管理ファイルに配送拒否情報が設定されていない利用者を選択して、この選択された利用者が所有する電子私書箱に対して、前記コンテンツファイルに登録されている電子情報を配送するコンテンツ配送過程とを有することを特徴とする。
【0009】請求項5に記載の発明は、前記電子情報配送拒否方法は、利用者の希望に応じて前記プロファイル情報管理ファイルに対して、前記プロファイル情報を登録するプロファイル情報登録過程をさらに有することを特徴とする。
【0010】請求項6に記載の発明は、前記電子情報配送拒否方法は、利用者の希望に応じて前記配送拒否情報管理ファイルに対して、前記配送拒否情報を登録する配送拒否情報登録過程をさらに有することを特徴とする。
【0011】請求項7に記載の発明は、配送先の利用者の希望に応じて、情報提供者が提供する電子情報の配送を拒否する電子情報配送拒否プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、電子情報配送拒否プログラムは、前記情報提供者から提供された電子情報と配送条件を受取り、コンテンツファイルへ登録するコンテンツ登録処理と、電子私書箱を有する利用者のプロファイル情報が記録されたプロファイル情報管理ファイルを参照して前記情報提供者から通知されたプロファイルに関する配送条件に合致する利用者を抽出するとともに、抽出された利用者のうち、利用者の配送拒否情報が記録された配送拒否情報管理ファイルに配送拒否情報が設定されていない利用者を選択して、この選択された利用者が所有する電子私書箱に対して、前記コンテンツファイルに登録されている電子情報を配送するコンテンツ配送処理とをコンピュータに行わせることを特徴とする。
【0012】請求項8に記載の発明は、前記電子情報配送拒否プログラムは、利用者の希望に応じて前記プロファイル情報管理ファイルに対して、前記プロファイル情報を登録するプロファイル情報登録処理をさらにコンピュータに行わせることを特徴とする。
【0013】請求項9に記載の発明は、前記電子情報配送拒否プログラムは、利用者の希望に応じて前記配送拒否情報管理ファイルに対して、前記配送拒否情報を登録する配送拒否情報登録処理をさらにコンピュータに行わせることを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態による電子情報配送システムを図面を参照して説明する。図1は同実施形態の構成を示すブロック図である。この図において、符号1は、電子情報配送システムである。符号2は、電子情報配送システム1を利用して、情報を提供する情報提供者である。符号3は、電子情報配送システム1を利用する利用者であり、情報提供者2が提供する情報を、パソコン上で動作するWebブラウザ31とインターネット接続可能な携帯電話32を使用して取得する。符号1aは、電子情報の配送処理を管理する管理部であり、電子情報配送システム1の運転を管理する運転管理部11と配送する電子情報の管理を行う配送情報管理部12からなる。符号1bは、配送処理部である。符号13は、配送情報管理部12において受けた情報提供者からの情報に対してフィルタ処理を施すフィルタ機能部である。符号14は、フィルタ機能部14によってフィルタリングされた情報を個別化する個別化機能部である。
【0015】符号15は、個別化機能部14によって個別化された情報を振り分けて配送する配送振り分け部である。符号16は、配送された情報の状態変化を記録する履歴情報ファイルである。符号17は、履歴情報ファイル16を参照して、配送された情報の状態を情報提供者2へ通知する履歴参照部である。符号18は、利用者3の属性情報が定義された利用者属性情報ファイルであり、利用者3毎に趣味や嗜好に関する情報が定義されている。符号19は、利用者毎に設けられたデータファイルを有する電子私書箱であり、情報提供者2から提供された情報は配送処理部1bによってこの電子私書箱に蓄えられる。符号20は、利用者2に対して情報を配送する配送サーバである。符号21は、携帯電話32を電子情報配送システム1に接続するために携帯電話接続ゲートウェイである。
【0016】次に、図1を参照して、電子情報配送システム1の基本動作を説明する。ここでは、情報提供者2が利用者3に対してダイレクトメールを送信することを例にして説明する。まず、情報提供者2は、ダイレクトメールの内容である電子情報を情報提供者2が所有するパソコン等を使用して作成する。ここで作成される電子情報とは、文書データ、画像データ、音データ等からなるデジタルデータである。そして、情報提供者2は、作成した電子情報を含むダイレクトメール発送要求を電子情報配送システム1へ送信する。このとき、情報提供者2は、電子情報を配送する場合の配送条件を合わせて電子情報配送システム1へ送信する。ここでいう配送条件とは、ダイレクトメールを配送する配送先を限定するための条件であり、利用者の年齢範囲や趣味、嗜好を指定して、この条件を満たす利用者に対してのみダイレクトメールを配送するために使用されるものである。
【0017】情報提供者2より送信された電子情報と配送条件は、配送情報管理部12によって受信され、配送情報管理部12内にこの電子情報は保持される。そして、配送情報管理部12は、内部に保持されている電子情報と配送条件をフィルタ機能部13へ出力する。これを受けて、フィルタ機能部13は、利用者属性情報ファイル18を参照して、受け取った配送条件に合致する利用者を抽出する。続いて、フィルタ機能部13は、配送条件に合致した利用者毎に電子情報を個別化機能部14へ出力する。ここで出力される電子情報は、配送条件に合致した利用者の数と同数だけ出力される。
【0018】次に、個別化機能部14は、フィルタ機能部13から受け取った電子情報に対して、利用者毎に必要な情報を付与してダイレクトメールの様式に変換する個別化処理を行う。この個別化処理では、宛先や差し出し人の情報を付与するとともに、予め決められたダイレクトメールの様式に電子情報をはめ込む等の処理が施される。ただし、ここでいう宛先とは、利用者3毎に設けられた電子私書箱19を特定するための私書箱IDである。
【0019】次に、個別化機能部14は、利用者毎に個別化処理が施された電子情報を配送振り分け部15へ出力する。これを受けて、配送振り分け部15は、個別化機能部14から受け取った電子情報に付与されている宛先(私書箱ID)に基づいて、振り分けを行い電子情報を電子私書箱19へ出力する。電子私書箱19は、この電子情報を受け取り、私書箱IDに基づいて該当するデータファイルへ蓄える。また、配送振り分け部15は、電子私書箱19へ電子情報を出力するのと同期して、配送サーバ20を介して、ダイレクトメールを配送した私書箱を所有している利用者3へダイレクトメールが届いたことを通知する。利用者3は、この通知を受けて、Webブラウザ31または携帯電話32によって、電子私書箱19に蓄えられている電子情報を取得する。これによって、情報提供者2から送信されたダイレクトメールが利用者3へ届くこととなる。
【0020】一方、電子私書箱19は、配送振り分け部15から電子情報を受け取った時点と、利用者3が電子私書箱19に蓄えられている電子情報を取得した時点で、その旨を示す情報を履歴情報ファイル16へ蓄える。情報提供者2は、ダイレクトメール発送要求を送信した後の任意のタイミングで電子情報配送システム1に対して、履歴情報参照要求を送信する。この履歴情報参照要求は、履歴参照部17によって受信される。これを受けて、履歴参照部17は、該当するダイレクトメールに関する履歴情報を履歴情報ファイル16から読み出して、その内容を情報提供者2へ送信する。
【0021】情報提供者2は、履歴参照部17から送信された履歴情報を取得し、内容を確認する。これによって、情報提供者は、発送を要求したダイレクトメールが何通発送され、その発送されたダイレクトメールが何人の利用者に見てもらったかを把握することができる。
【0022】なお、前述した説明では、配送条件を指定した場合の動作を説明したが、配送条件を指定せずに、予め私書箱IDを指定して直接電子私書箱19へ配送するようにしてもよい。
【0023】このように、情報提供者2は、電子情報配送システム1に対して、ダイレクトメールの内容と配送条件を送信するだけで、複数のダイレクトメールを送ることができる。また、配送条件に合致する利用者のみにダイレクトメールを送るようにしたため、効率よくメールの発送を行うことが可能となる。
【0024】次に、他の実施形態を図面を参照して説明する。図2は、他の実施形態の構成を示すブロック図である。図2において、図1にシステムと同一の部分には同一の符号を付し、その説明を省略する。なお、以下の説明において、電子情報を「コンテンツ」と称する。図2において、符号41は、情報提供者2から送信されるコンテンツと配送条件を受信して、コンテンツ管理ファイル42へ記録するコンテンツ登録装置である。符号43は、プロファイル情報管理ファイル44及び配送拒否情報管理ファイル46に記録されている内容を参照して、配送条件に合致する電子私書箱19を決定し、コンテンツ管理ファイル42に記録されているコンテンツを配送するコンテンツ配送装置である。符号45は、利用者3が必要に応じて、プロファイル情報管理ファイル44に対して、プロファイル情報を登録するプロファイル情報登録装置である。符号47は、利用者3が必要に応じて、配送拒否情報管理ファイル46に対して、配送拒否情報登録装置である。符号48は、情報提供者2が提供するコンテンツを分類するためのサービスカテゴリ情報が記録されたサービスカテゴリ情報管理ファイルである。
【0025】次に、図2に示す実施形態の動作を説明する。初めに利用者3が自己に関するプロファイル情報を登録する動作を説明する。まず、利用者3は、電子情報配送システム1に対して、自己が所有する端末を接続する。そして、プロファイル情報登録装置45に対してプロファイル情報の登録依頼を行う。このプロファイル情報登録依頼には、利用者3のプロファイル情報が含まれる。
【0026】これを受けて、プロファイル情報登録装置45は、登録依頼を受け付け、登録依頼に含まれるプロファイル情報をプロファイル情報管理ファイル44へ登録する。ここで、登録される内容は、依頼を行った利用者3が所有する電子私書箱19の私書箱IDとプロファイル情報である。図4に、プロファイル情報管理ファイル44へ登録される情報の一例を示す。図4に示すように、プロファイル情報管理ファイル44には、私書箱IDと利用者3のプロファイルに関する情報が登録される。この例では、私書箱IDが「000001」という電子私書箱19を所有する利用者3は、「居住地域が南関東」、「都道府県が東京都」、市区町村が武蔵野市」、「年齢が20」、「性別が男」というプロファイル情報が登録される。このプロファイル情報は、各利用者3毎に登録される。
【0027】次に、図3を参照して、コンテンツを配送する動作を説明する。図3は、図2に示す実施形態において、コンテンツを配送する動作を示すシーケンス図である。まず、情報提供者2は、電子情報配送システム1に対して、コンテンツ配送依頼を行う(ステップS1)。このコンテンツ配送依頼には、配送するコンテンツとこのコンテンツを配送するときの配送条件と情報提供者2を識別する提供者IDが含まれる。ここでいう配送条件とは、プロファイル情報のことであり、例えば、「居住市区町村が武蔵野市である利用者」等の条件を指定する。なお、配送条件には、直接私書箱IDを指定してもよい。
【0028】次に、このコンテンツ配送依頼は、コンテンツ登録装置41によって受信される。これを受けて、コンテンツ登録装置41は、サービスカテゴリ情報管理ファイル48の内容を読み出し(ステップS2)、その内容をサービスカテゴリリストとして配送依頼を行った情報提供者2へ送信することによってサービスカテゴリ入力依頼を行う(ステップS3)。ここでいうサービスカテゴリリストとは、提供するコンテンツを分類するための一覧表である。図5に、サービスカテゴリリストの一例を示す。図5に示すように、サービスカテゴリリストは、大分類と小分類に分かれている。この例では、「エンターテイメント」、「政治経済」が大分類となり、「音楽」、「芸能」が「エンターテイメント」をさらに分類した小分類であり、「日本経済」が「政治経済」をさらに分類した小分類である。なお、この分類は、さらに細分化され、階層構造となっていてもよい。
【0029】次に、情報提供者2は、サービスカテゴリリストの中から配送依頼を行ったコンテンツが該当するサービスカテゴリを選択して、コンテンツ登録装置41へ通知する(ステップS4)。これを受けて、コンテンツ登録装置41は、配送依頼されたコンテンツ、情報提供者2から指定された配送条件、提供者ID、及びサービスカテゴリをコンテンツ管理ファイル42へ登録する(ステップS5)。そして、コンテンツ登録装置41は、コンテンツ配送装置43に対して、コンテンツ配送依頼を行う(ステップS6)。このコンテンツ配送依頼には、コンテンツ管理ファイル42内のコンテンツを識別する情報と配送条件、提供者ID、及びサービスカテゴリが含まれる。
【0030】これを受けて、コンテンツ配送装置43は、コンテンツ登録装置41から受け取った配送条件に基づき、プロファイル情報管理ファイル44を参照して、配送先の検索を行い(ステップS7)、配送条件に合致する利用者の所有する電子私書箱19を抽出する。ここで得られる結果は、配送条件に合致した利用者3が所有する電子私書箱19の私書箱IDである。
【0031】さらに、コンテンツ配送装置43は、配送拒否情報管理ファイル46を参照して(ステップS8)、抽出した利用者の電子私書箱19に配送拒否の設定がされているかを判定して、配送拒否情報が設定されていない電子私書箱19のみを抽出する。この時点では、配送拒否情報は、設定されていないため、配送条件に基づき抽出した電子私書箱19の全てが抽出されることとなる。
【0032】次に、コンテンツ配送装置43は、コンテンツ管理ファイル42からコンテンツを読み出し、抽出した結果得られた私書箱IDを持つ電子私書箱19へ配送する(ステップS9)。ここで配送されるコンテンツには、配送条件、提供者ID、及びサービスカテゴリが含まれる。そして、この配送されたコンテンツは、利用者3によって参照される(ステップS10)。ただし、配送拒否情報管理ファイル46に後述する配送拒否情報が設定されていた場合は、その配送拒否情報に基づいて、配送が制限される。
【0033】次に、利用者3が配送拒否の設定を行う動作を説明する。利用者3は、電子私書箱19に配送されたコンテンツの内容を確認して、次回の配送時においても配送を希望する場合は、そのまま何もせずに次回の配送を待つ。一方、配送されたコンテンツが興味のないものであり、次回の配送時には配送を拒否したい場合、利用者3は、電子情報配送システム1に対して、自己が所有する端末を接続を行う。そして、配送拒否情報登録装置47に対して配送拒否情報の登録依頼を行う。このプロファイル情報登録依頼には、利用者3の配送拒否情報が含まれる。ここでいう配送拒否情報とは、コンテンツ配送を拒否するために、「配送条件」、「サービスカテゴリ」、及び「提供者ID」に基づいて設定された情報である。
【0034】この登録依頼を受けて、配送拒否情報登録装置47は、登録依頼を受け付け、登録依頼に含まれる配送拒否情報を配送拒否情報管理ファイル46へ登録する。ここで、登録される内容は、依頼を行った利用者3が所有する電子私書箱19の私書箱IDと配送拒否情報である。図6に、配送拒否情報管理ファイル46へ登録される情報の一例を示す。図6に示すように、配送拒否情報管理ファイル46には、私書箱IDと利用者3の配送拒否に関する情報が登録される。この例では、私書箱IDが「000001」という電子私書箱19を所有する利用者3は、配送条件に「市区町村が武蔵野市」と指定されたコンテンツと、「サービスカテゴリが音楽」であるコンテンツと、「提供者IDが10000」であるコンテンツの配送を拒否することを意味する。この配送拒否情報は、各利用者3毎に登録され、利用者3は、配送されたコンテンツに付与された「配送条件」、「サービスカテゴリ」、「提供者ID」を参考にして設定する。
【0035】このように、利用者3が配送されたコンテンツに付与された情報に基づいて、配送拒否情報を配送拒否情報管理ファイル46に設定するようにすれば、図3に示すステップS8において、設定された配送拒否情報が参照され、配送しようとするコンテンツの配送が制限される。これによって、興味のないコンテンツが再び配送されることを防止することが可能となる。
【0036】なお、配送条件は、複数指定することができ、さらに複数の条件に対して「論理和(または)」、「論理積(かつ)」及び「否定(〜でない)」の設定をできるようにしてもよい。例えば、”住所の都道府県が「東京都」または「大阪府」を満たす利用者”と指定したり、”性別が「男」でかつ年齢が「20」以上である利用者”と指定したりする。
【0037】また、配送拒否情報登録装置47によって配送拒否情報管理ファイル46に記録される配送拒否情報に対しても「論理和(または)」、「論理積(かつ)」及び「否定(〜でない)」の設定をできるようにしてもよい。例えば、”「市区町村が武蔵野市」であり、かつ「提供者IDが10000」でない”というように設定する。このようにすることによって、特定の情報提供者の特定のコンテンツ配送のみを配送拒否したり、または、特定の情報提供者を除く全ての情報提供者からのコンテンツの配送拒否をすることが可能となる。また、前述の説明においては、提供者がプロファイルに関する配送条件を指定して配送を行う動作を説明したが、提供者が直接利用者のIDを指定して、このIDに基づいて配送を行う場合であっても、配送拒否情報を参照して配送しようとするIDの利用者が、この提供者の配送拒否設定を行っていれば配送しないようにしてもよい。
【0038】また、利用者は、サービスカテゴリ情報管理ファイル48を参照して、コンテンツ配送が行われていない場合において、予め配送拒否情報を設定するようにしてもよい。さらに、図2に示すサービスカテゴリ情報管理ファイル48は、各提供者毎に設けてもよい。このとき、サービスカテゴリ情報管理ファイル48は、各提供者の数だけ備えられることになる。このようにすることによって、各提供者は、独自のカテゴリリストを作成することが可能となる。
【0039】また、図2、3に示すコンテンツ登録装置41、コンテンツ配送装置43、プロファイル情報登録装置45、及び配送拒否情報登録装置47の機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより電子情報配送処理を行ってもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータシステム」は、WWWシステムを利用している場合であれば、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)も含むものとする。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フロッピー(登録商標)ディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(RAM)のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。
【0040】また、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良い。さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれば、コンテンツを配送する場合に、電子私書箱を有する利用者のプロファイル情報が記録されたプロファイル情報管理ファイルを参照して前記情報提供者から通知されたプロファイルに関する配送条件に合致する利用者を抽出するとともに、抽出された利用者のうち、利用者の配送拒否情報が記録された配送拒否情報管理ファイルに配送拒否情報が設定されていない利用者を選択して、この選択された利用者が所有する電子私書箱に対して、コンテンツを配送するようにしたため、興味のない電子情報(コンテンツ)の配送を拒否することができるという効果が得られる。
【出願人】 【識別番号】000004226
【氏名又は名称】日本電信電話株式会社
【出願日】 平成12年10月3日(2000.10.3)
【代理人】 【識別番号】100064908
【弁理士】
【氏名又は名称】志賀 正武
【公開番号】 特開2002−108780(P2002−108780A)
【公開日】 平成14年4月12日(2002.4.12)
【出願番号】 特願2000−304159(P2000−304159)