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【発明の名称】 指定時刻到来通報装置
【発明者】 【氏名】志賀 香里

【氏名】下田 敬司

【要約】 【課題】種々のタイミングで時刻の到来を通報する。

【解決手段】ユーザは、サービス設定を行う。サービス設定は、日課に即して行う。設定内容は、■通報先通信機器、■通報に関連する日課項目(例えば起床)、■通報時刻、■通報時に受け取りたいコンテンツ、■通報の一時中止、再開である。サービス設定が完了すると、設定内容に規定されたサービスがコールサービスセンタ10からユーザに対して行われる。また、設定内容はウェブベースで閲覧でき、日課の確認に利用することもできる。さらに、閲覧時に設定内容を変更することが可能である。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 日課の項目に関連してユーザから入力された時刻データをユーザ装置から受信する時刻データ受信手段と、受信した時刻データを記憶する手段と、記憶された時刻データに基づいて、ユーザの通信装置に呼出用の視聴覚動作を実行させるための通信を行う手段とを有することを特徴とする指定時刻到来通報装置。
【請求項2】 日課の項目に関連して時刻データを入力するためのウェブページを上記ユーザ装置に送信する手段をさらに有し、上記時刻データ受信装置は上記ウェブページを用いて上記ユーザ装置から送信された時刻データを受信する請求項1記載の指定時刻到来通報装置。
【請求項3】 日課の項目に関連して時刻データを入力させるための音声データを上記ユーザ装置に送信する手段をさらに有し、上記時刻データ受信装置は上記音声データに応答してユーザから送信された時刻データを受信する請求項1記載の指定時刻到来通報装置。
【請求項4】 上記ユーザの通信装置に呼出用の視聴覚動作を実行させるための通信は、電子メール着信通報機能を有する通信装置に対応するメールアカウントへの電子メール送信とする請求項1、2または3記載の指定時刻到来通報装置。
【請求項5】 上記ユーザの通信装置に呼出用の視聴覚動作を実行させるための通信は、電話機に対する発呼動作とする請求項1、2または3記載の指定時刻到来通報装置。
【請求項6】 上記呼出用の視聴覚動作は呼出音の発生とする請求項1、2、3、4または5記載の指定時刻到来通報装置。
【請求項7】 ユーザが入力したデータを含む日課に関するデータを、ユーザ装置に送信する手段を有する請求項1、2、3、4、5または6記載の指定時刻到来通報装置。
【請求項8】 上記日課に関するデータはウェブページとして送信される請求項7記載の指定時刻到来装置。
【請求項9】 上記日課に関するデータは電子メールにより送信される請求項7記載の指定時刻到来装置。
【請求項10】 上記日課に関するデータは通話により送信される請求項8記載の指定時刻到来通報装置。
【請求項11】 日課の項目に関連してユーザから入力された時刻データおよびコンテンツ指定データをユーザ装置から受信するユーザ指定データ受信手段と、受信した時刻データおよびコンテンツ指定データを記憶する手段と、記憶された時刻データに基づいて、ユーザの通信装置に呼出用の視聴覚動作を実行させるための通信を行う手段と、記憶されたコンテンツ指定データに基づいて、対応するコンテンツをユーザの通信装置に送信する手段とを有することを特徴とする指定時刻到来通報装置。
【請求項12】 時刻データおよびコンテンツ指定データを入力するためのウェブページをユーザ装置に送信する手段と、上記ウェブページを用いて上記ユーザ装置から送信された時刻データおよびコンテンツ指定データを受信する手段と、受信した時刻データおよびコンテンツ指定データを記憶する手段と、記憶された時刻データに基づいて、ユーザの通信装置に呼出用の視聴覚動作を実行させるための通信を行う手段と、記憶されたコンテンツ指定データに基づいて、対応するコンテンツをユーザの通信装置に送信する手段とを有することを特徴とする指定時刻到来通報装置。
【請求項13】 時刻データおよびコンテンツ指定データを入力させるための音声データを上記ユーザ装置に送信する手段と、上記音声データに応答して上記ユーザ装置から送信された時刻データおよびコンテンツ指定データを受信する手段と、受信した時刻データおよびコンテンツ指定データを記憶する手段と、記憶された時刻データに基づいて、ユーザの通信装置に呼出用の視聴覚動作を実行させるための通信を行う手段と、記憶されたコンテンツ指定データに基づいて、対応するコンテンツをユーザの通信装置に送信する手段とを有することを特徴とする指定時刻到来通報装置。
【請求項14】 時刻データを入力するためのウェブページをユーザ装置に送信する手段と、上記ウェブページを用いて上記ユーザ装置から送信された時刻データを受信する手段と、受信した時刻データを記憶する手段と、記憶された時刻データに基づいて、ユーザの通信装置に呼出用の視聴覚動作を実行させるための通信を行う手段とを有することを特徴とする指定時刻到来通報装置。
【請求項15】 時刻データを入力させるための音声データを上記ユーザ装置に送信する手段と、上記音声データに応答して上記ユーザ装置から送信された時刻データを受信する手段と、受信した時刻データを記憶する手段と、記憶された時刻データに基づいて、ユーザの通信装置に呼出用の視聴覚動作を実行させるための通信を行う手段とを有することを特徴とする指定時刻到来通報装置。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、指定時刻に電話機等の通信装置に対して呼出を行い通報を行う技術に関する。
【0002】
【従来の技術】ユーザが指定した時刻に、スタッフが電話をかけて呼び起こすサービスが提供されている。このサービスでは、時刻変更を簡易に行うことができなかった。また、人件費がかさみサービスコストも比較的高額であり、気軽に利用することができなかった。また、人手によるモーニングコールサービスを機械化する試みもなされてきた。例えば、モーニングコール機能(目覚まし機能)を備えた電話機、電話交換機、ターミナルアダプタ等が知られている。
【0003】しかしながら、以上の従前の手法では、簡易に時刻の指定や変更を行うことができず、利便性が悪かった。また、モーニングコールに限定されており、日々のタイムスケジュールに合わせて種々のタイミングで報知を行うことができなかった。
【0004】なお、この発明と関連する技術としては、特開平12−101691号公報、特開平8−331236号公報、特開平8−237339号公報、特開平5−284212号公報、特開平4−22435号公報、特開平6−311235号公報がある。特開平8−331236号公報、特開平8−237339号公報、特開平5−284212号公報は、モーニングコール機能付きの電話機に関するものであり、特開平12−101691号公報はモーニングコール機能付きのターミナルアダプタに関するものであり、また、特開平4−22435号公報、特開平6−311235号公報は、モーニングコール機能付きの電話交換機に関するものである。
【0005】
【発明が解決する課題】この発明は、以上の事情を考慮してなされたものであり、簡易に時刻の設定や変更を行うことができ、また、日々のタイムスケジュールに即して種々のタイミングで時刻の到来を通報する技術を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明によれば、上述の目的を達成するために、特許請求の範囲に記載のとおりの構成を採用している。ここでは、特許請求の範囲の記載について補充的に説明を行なっておく。
【0007】すなわち、この発明の一側面によれば、上述の目的を達成するために、指定時刻到来通報装置に、日課の項目に関連してユーザから入力された時刻データをユーザ装置から受信する時刻データ受信手段と、受信した時刻データを記憶する手段と、記憶された時刻データに基づいて、ユーザの通信装置に呼出用の視聴覚動作を実行させるための通信を行う手段とを設けている。
【0008】この構成においては、日課の項目に関連して通報時刻を設定できるので種々のタイミングで通報を行うことが可能となり、また複数の通報時刻を扱っても煩雑になることがない。
【0009】この構成においては、時刻データをウェブベースで設定することもでき、また、CTI(コンピュータテレフォニインテグレーション)技術を用いて設定することもできる。
【0010】通報は、着信機能付の電子メール受信装置に対応するメールアカウントへの電子メールの送信や、固定電話機や携帯電話機への発呼により行うことができる。
【0011】通報の態様としては、呼び出し音の発生、バイブレーション、点灯等、種々の視聴覚動作を採用できる。
【0012】日課の項目(指定時刻を含む)をユーザに送信してもよい。これによりユーザは日課を確認することができる。日課の項目の送信はウェブベースで行ったり、CTIベースで行うことができる。
【0013】なお、この発明は装置またはシステムとして実現できるのみでなく、方法としても実現可能である。また、そのような発明の一部をソフトウェアとして構成することができることはもちろんである。またそのようなソフトウェアをコンピュータに実行させるために用いるソフトウェア製品(記録媒体)もこの発明の技術的な範囲に含まれることも当然である。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施例について説明する。
【0015】[実施例1]まず、この発明の実施例1について説明する。図1は、この発明の指定時刻到来通報システムの実施例1を示している。この実施例の指定時刻到来通報システムは、ウェブベースでサービス内容を設定するものであり、サービスを提供するコールサービスセンタ10、クライアント装置(携帯電話機20、固定電話機、クライアント端末30等)および各種ネットワークにより実現される。
【0016】図1において、コールサービスセンタ10、ウェブ閲覧・メール閲覧機能付き携帯電話機20、クライアント端末30等がインターネット40に接続されている。より具体的には、携帯電話機20はパケット網50および移動体電話センタ60を介してインターネット40に接続されている。クライアント端末30は例えばPPP(ポイント・ツー・ポイント・プロトコル)プロトコルによってインターネットサービスプロバイダ70にダイアルアップで接続されこのインターネットサービスプロバイダ70を介してインターネット40に接続されている。クライアント端末30は専用線でインターネット40に接続されていてもよい。なお、固定電話加入者網や移動体加入者網についてはとくに図では示していないが、この実施例においても、通話等で適宜利用される。
【0017】この例において、コールサービスセンタ10は、ユーザの指定に基づいて指定時刻に電子メールを送信したり、発呼を行ったりして、指定時刻の到来を通報し、また必要に応じて各種の情報やコンテンツをユーザに提供するものである。なお、電子メールの送信は、着信通知機能付の通信装置に対応するメールアカウントに対するものとする。
【0018】コールサービスセンタ10は、ウェブサーバ100、アプリケーションサーバ101、データベース管理システム102、メールサーバ103、メール送信クライアント105、通話サーバ106、ルータ107等を有している。これらコンピュータリソースはLAN108に接続されている。
【0019】ウェブサーバ100は、HTTP(ハイパーテキストトランスファプロトコル)プロトコルに従ってクライアント(クライアント端末30や携帯電話機20)から要求を受け取り、要求に応じたHTML文書(XML文書)100a(図7参照)をクライアントに転送する。HTML文書としては例えば会員登録ウェブページ、認証ウェブページ、基本設定ウェブページ、詳細設定ページ、日課閲覧ページ等がある。アプリケーションサーバ101は、ウェブサーバ100を介してクライアントから送られたプログラム名および引数に基づいて種々の処理を実行するものである。アプリケーションサーバ101にかえてウェブサーバ100のCGI(コモンゲートインタフェース)のプログラムを用いてもよい。データベース管理システム102は、指定時刻到来通報に関連する種々のデータベース103を管理するものである。データベース103は、例えば、ユーザ情報データベース(ユーザ情報)103a、設定情報データベース(設定情報)103b、コンテンツデータベース(コンテンツ情報、電話番号)103c等である。
【0020】データベース管理システム102が管理するユーザ情報データベース103aは、例えば図2に示すようなユーザ情報を保持するものである。この例では、ユーザ情報は、ユーザID、暗証番号、氏名、住所、メールアドレス、電話番号等の情報を含んでいる。このメールアドレス、電話番号は管理目的のものであり、通報先である必要はない。設定情報データベース103bは図3に示すような基本設定情報と図4に示すような詳細設定情報とを保持するものである。この例では、基本設定情報は、基本設定ID、ユーザID、通報先アドレス(例えば5個まで)、コンテンツ(例えば5個まで)を含んでいる。詳細設定情報は、詳細設定情報ID、日課項目(起床、出勤、昼食、午後休み、帰社、就寝、会議等)、設定時刻、通報先アドレス、関連コンテンツ、状況フラグ等の情報を含んでいる。また、コンテンツデータベース103cは、図4に示すように、コンテンツ情報を保持している。この例では、コンテンツ情報は、コンテンツID、コンテンツ名称、キーワード、コンテンツの説明、コンテンツのアドレス等を含んでいる。コンテンツは、音声データ、画像データ、動画データであり、これらは、コールサービスセンタ10や外部の記録装置に保持されている。これら典型的なコンテンツに代えてコンテンツのソースを指定してもよい。この場合、コンテンツのアドレスは、電話番号、放送チャネル、URL(ユニフォームリソースロケータ)等である。
【0021】ウェブサーバ100、アプリケーションサーバ101、データベース管理システム102を用いてユーザごとのコールサービスの内容設定、変更、コールサービスの実施が行われる。こららの機能については後に詳述する。クライアントはウェブベースでコールサービスセンタ10の各種の機能を利用できる。
【0022】メールサーバ104はSMTP(シンプルメールトランスファプロトコル)デーモン等を実行するものであり、メールの配送を行なう。メール送信クライアント105は、ユーザが通報方法を電子メールと指定したときにユーザの指定した時刻に指定したメールアカウントに電子メールを送信するものである。これについても後に詳述する。電子メールはメールサーバ104により配送される。
【0023】通話サーバ106は加入者網(図示しない)に接続されており、電話機の機能を有するものである。この通話サーバ106は、ユーザが通報方法を通話と指定したときにユーザの指定した電話機に発呼を行うものである。これについても後に詳述する。
【0024】なお、コールサービスセンタ10はインターネット40上に公開されているため、パスワード等の本人認証やグループ認証を行なう必要がある。また適宜ファイヤーウォール等のセキュリティ機構が設けられることが望ましい。
【0025】クライアント端末30は、例えば、住居301に配置されたパーソナルコンピュータ、ワークステーション、インテリジェントゲーム機、インテリジェント家庭電気製品(例えばテレビ受像機、セットトップボックス)等であり、ウェブブラウザを実装している。クライアント端末30は、コールサービスセンタ10にアクセスし、コールサービスの内容の設定、変更、閲覧等を行なうことができる。なお、後に述べるように、ウェブ機能付きの携帯電話機20を用いてもコールサービスの内容の設定、変更、閲覧等を行なうことができるので、クライアント端末30は必ずしも必要ではない。
【0026】移動体電話センタ60は、移動体電話網運営会社により設けられるものであり、移動体電話網運営会社のパケット網50とインターネット40との間のインタフェースを実現するゲートウェイ601やメールサーバ602を有している。メールサーバ602は、メール転送やメールダウンロードの機能を実現するとともに、固有の機能も提供している。この例のメールサーバ602は、メールサーバ602のメールアカウントに送られてきたメールを原則としてパケット網50を介して携帯電話機20に自動的に転送する機能602aを有している。
【0027】携帯電話機20は、基地局および移動体電話網(図示しない)を介して他の電話機と通話を行うことができ、さらに、基地局、パケット網50、移動体電話センタ60を介してインターネット40にアクセスしてウェブの閲覧等を行なえる。
【0028】図6は携帯電話機20の一例を示している。図6の例において、携帯電話機20は、キー操作部201および表示部202を有している。また、携帯電話機20が、通話機能203のほかに、ウェブ閲覧機能204およびメール閲覧送信機能205を有している。閲覧サイトの指定は、キー操作部201から行なうことができる。またブックマーク機能により簡易に閲覧サイトを指定できる。またメール閲覧送信機能205によりメールを受信して閲覧することができ、作成したメールを送信することができる。着信時リンガ機能206は通話着呼時やメール受信時に呼び出し音を発生したり、バイブレーションを起こしたりするものである。その他の視聴覚動作を用いることもできる。
【0029】つぎにこの実施例の動作について詳細に説明する。
【0030】ユーザは、まず会員登録を行う。つぎに、サービス設定(修正)を行う。サービス設定は、日課(スケジュール)に即して行うことができる。設定内容は、■通報先通信機器、■通報に関連する日課項目(例えば起床)、■通報時刻、■通報時に受け取りたいコンテンツ、■通報の一時中止、再開である。通報先通信機器は、着信時呼び出し機能を有していなければならず、例えば、固定電話機や携帯電話機である。電子メール着信時に通報を行うインテリジェント固定電話機/携帯電話機でもよい。サービス設定が完了すると、設定内容に規定されたサービスがコールサービスセンタ10からユーザに対して行われる。また、設定内容はウェブベースで閲覧でき、日課の確認に利用することもできる。さらに、閲覧時に設定内容を変更することが可能である。ウェブベースの操作は、携帯電話機20およびクライアント端末30から行うことができる。以下の説明では、便宜上、クライアント端末30を用いて会員登録を行い、それ以降の操作を携帯電話機20で行うこととする。
【0031】[会員登録]図8は会員登録の処理を示している。この処理は以下のとおりである。
【0032】<ステップS10>:ユーザがクライアント端末30を用いてコールサービスセンタ10のウェブサーバ100が提供する会員登録サービスにアクセスする。
<ステップS11>:ウェブサーバ100は、会員登録用のウェブページをクライアント端末30に送信する。会員登録用のウェブページは例えば図14に示すようなものである。
<ステップS12>:ユーザは送られてきた会員登録用のウェブページを閲覧して、その入力フォームにユーザ情報を入力する。さきに述べたとおり、ユーザ情報は、ユーザID、暗証番号、氏名、住所、電話番号、電子メールアドレス等である。ユーザ情報を入力した後、送信処理を行うと、会員登録用プログラム101a(アプリケーションサーバ101)にユーザ情報が送られ、ユーザ情報データベース103aに登録される。
<ステップS13>:会員登録用プログラム101aは、ユーザ情報に基づいて会員登録通知文書を作成し、この文書をユーザの電子メールアドレスとともにメール送信クライアント106に渡す。
<ステップS14>:メール送信クライアント106はユーザの電子メールアドレスに会員登録通知の電子メールを送信する。
【0033】なお、コールサービスセンタ10のサービス提供を携帯電話機20に限定した場合には、携帯電話機20の加入者識別子(サブスクライバID)を利用してユーザの本人認証を行えるので、会員登録を省略してもよい。
【0034】[サービス設定]この例では、サービス内容の設定を日課に典型的な項目、例えば、起床、出勤等に関連付けて行う。もちろん、日課と無関係にモーニングコールのみを設定するような構成としてもよい。
【0035】この例では、まず、メニュー画面を用いてサービスを選択する。サービスには、■基本設定、■詳細設定および■閲覧・変更がある(図16)。基本設定を行って、通報に用いられる通信機器、例えば携帯電話機や固定電話機のアドレス(電話番号、電子メールアドレス、加入者ID)および受信するコンテンツを特定する。詳細設定を行って、日課の項目に関連付けて具体的な時刻、通報先、コンテンツを特定する。閲覧を行って、設定項目や日課を確認し、また設定内容の変更を行う。
【0036】図9はサービスの選択の処理を示している。この処理は以下のとおりである。なお、以下ではユーザが携帯電話機20を用いてコールサービスセンタ10のサービスを利用する例を説明する。
【0037】<ステップS20>:ユーザは携帯電話機20のウェブ閲覧機能を用いてコールサービスセンタ10のウェブサーバ100にアクセスし、サービスの利用を要求する。
<ステップS21>:ウェブサーバ100は認証用のウェブページを携帯電話機20に送信する。認証用のウェブページは図16に示すようなものである。
<ステップS22>:ユーザは認証画面のユーザIDおよび暗証番号を入力フォームを用いて入力し、入力内容をウェブサーバ100を介して認証用プログラム101b(アプリケーションサーバ101)に送る。
<ステップS23>:認証用プログラム101bはユーザ情報データベース103aを参照してユーザIDおよび暗証番号が符合しているかどうかを判別する。符合していない場合にはステップS24へ進み、符合している場合にはステップS25へ進む。
<ステップS24>:認証用プログラム101bは認証が失敗したものとして処理を終了する。
<ステップS25>:ウェブサーバ100は、認証が成功したので、メニュー選択用のウェブページを携帯電話機20へ送信する。
<ステップS26>:携帯電話機20はメニュー選択用のウェブページを表示し、ユーザの選択内容をウェブサーバ100へ送信する。メニュー選択画面は例えば図16に示すようなものである。
<ステップS27>:ウェブサーバ100はユーザの選択内容に応じて対応するウェブページを携帯電話機20に送信する。ユーザの選択内容が「基本設定」であるときには図10の処理へ進み、「詳細設定」であるときには図11の処理へ進み、「閲覧・変更」であるときには図12の処理へ進む。
【0038】図10は基本設定の処理を示している。この処理では通先アドレスおよびコンテンツを指定する。この処理は以下のとおりである。
【0039】<ステップS30>:ウェブサーバ100は、通報先のアドレスを入力するウェブページを携帯電話機20に送信する。
<ステップS31>:ユーザは携帯電話機20を用いて通報先のアドレスを入力して入力内容をウェブサーバ100を介して設定用プログラム101c(アプリケーションサーバ101)に送信する。通報先のアドレスは、電子メールアドレスや電話番号である。通報先は複数例えば5つまで設定可能である。入力画面は図17に示すようなものである。
<ステップS32>:設定用プログラムは通報先アドレスを受けとって通報先情報を記録する。通報先情報は例えば図17に示すように電話番号や電子メールアドレスである。なお、図の「abc@abc.ne.jp」は移動体電話センタ60のメールサーバ602のメールアカウントである。
<ステップS33>:ウェブサーバ100は、受信を希望するコンテンツを選択するコンテンツ選択ウェブページをユーザの携帯電話機20に送信する。コンテンツ選択ウェブページは例えば図18に示すようなものである。この例では、音声情報(著名人のめざましコール等)、天気予報、交通情報、経済ニュース、朝のニュース(TV局)、呼び出し等がある。ソースを指定するときにはそのソースに対応した指定を行う。例えば、放送の場合にはチャネルおよび時刻(曜日を指定してもよい)、インターネット上の情報の場合にはURLである。「呼び出し」は、指定した電話番号に発呼して通話を行うものである。「呼び出し」については呼び出し先の電話番号を入力する必要がある。なお、図18は簡略化して示しており、より多くのコンテンツを実際には選択可能である。コンテンツ選択ウェブページにコンテンツ検索機能を設けてもよい。
<ステップS34>:ユーザは携帯電話機20を用いてコンテンツ選択情報をウェブサーバ100を介して設定用プログラム101cに送信する。コンテンツは複数個例えば5つ設定可能である。
<ステップS35>:設定用プログラム101cはコンテンツ選択情報に「呼び出し」が含まれているかどうかを判別する。「呼び出し」が含まれている場合には、ステップS36へ進み、「呼び出し」が含まれていない場合にはステップS38へ進む。
<ステップS36>:呼び出し先を登録するウェブページをユーザの携帯電話機20に送信する。このウェブページは入力フォームを含む通常のウェブページである。
<ステップS37>:ユーザの携帯電話機で呼び出し先登録用のウェブページを閲覧して入力フォームに電話番号を入力する。電話番号がウェブサーバ100を介して設定用プログラム101cに渡されてユーザ情報に記録される。こののちステップS38へ進む。
<ステップS38>:ウェブサーバ100はコンテンツ確認用のウェブページを携帯電話機に送信する。
<ステップS39>:ユーザは携帯電話機でコンテンツ確認用のウェブページを閲覧する。
<ステップS40>:登録内容が正しければそのまま確認ボタンを操作して登録要求がウェブサーバ100を介して設定用プログラム101cに送られる。こののち、ステップS43へ進む。修正がある場合には、修正項目の修正ボタンを操作する。これにより携帯電話機20からウェブサーバ100を介して設定用プログラム101cに修正指示が送られる。こののちステップS41へ進む。
<ステップS41>:ウェブサーバ100は、修正箇所のデータを入力するウェブページを携帯電話機20に送信する。
<ステップS42>:携帯電話機20において修正入力用のウェブページが表示され、ユーザが修正データを入力してウェブサーバ100を介して設定用プログラム101cに送信する。こののち、ステップS38へ戻る。
<ステップS43>:設定用プログラム101cが設定内容を設定情報データベース103b(基本設定情報)に登録する。
【0040】つぎに詳細設定について説明する。詳細設定は、サービス内容について具体的に設定を行うものである。図11は詳細設定の処理を示しており、この処理は以下のとおりである。
【0041】<ステップS50>:ウェブサーバ100は、基本的な日課項目に沿って通報対象の通信機器、通報時刻および受け取るコンテンツを入力するウェブページ(詳細設定入力用のウェブページ)を携帯電話機20に送信する。このウェブページの表示は例えば図19に示すとおりである。図では省略されているが、典型的な日課の項目(起床、出勤、昼食、帰社、就寝等)の他に、会議、待ち合わせ等の項目も用意されている。ユーザが項目タイトルを入力できるようにしてもよい。日課の項目は典型的な順序で表示される。ユーザが時刻を入力したときに時間が前後することもあるが(例えば、昼食後に出勤する)、のちの閲覧では時間に沿って表示される。
<ステップS51>:ユーザは携帯電話機20で詳細設定入力用のウェブページを用いて、通報先通信装置およびコンテンツのメニュー(基本設定で設定済み)から選択し、指定時刻を数値で入力する。入力後、詳細設定の内容がウェブサーバ100を介して設定用プログラムに送信される。
<ステップS52>: ウェブサーバ100は詳細設定確認用のウェブページを携帯電話機に送信する。
<ステップS53>:ユーザは携帯電話機でコンテンツ確認用のウェブページを閲覧する。
<ステップS54>:登録内容が正しければそのまま確認ボタンを操作して登録要求がウェブサーバ100を介して設定用プログラムに送られる。こののち、ステップS54へ進む。修正がある場合には、修正項目を指定して修正ボタン(図示しない)を操作する。これにより携帯電話機20からウェブサーバを介して設定用プログラムに修正指示が送られる。こののちステップS55へ進む。
<ステップS55>:ウェブサーバ100は、修正箇所のデータを入力するウェブページ(入力フォーム)を携帯電話機20に送信する。
<ステップS56>:携帯電話機20において修正入力用のウェブページが表示され、ユーザが修正データを入力してウェブサーバ100を介して設定用プログラム101cに送信する。こののち、ステップS52へ戻る。
<ステップS57>:設定用プログラム101cが設定内容をユーザ情報に登録する。
【0042】図12はサービス内容の閲覧・変更の処理を示している。サービス内容の閲覧・変更はつぎのように行われる。
【0043】<ステップS60>:ウェブサーバ100から携帯電話機20へ「基本設定」項目の閲覧・修正か「詳細設定」項目の閲覧・修正かあるいは「終了」かを選択するメニューを表示するウェブページが送信される。
<ステップS61>:携帯電話機20はメニュー表示用のウェブページを受けとって表示する。
<ステップS62>:ユーザからの選択指示が携帯電話機からウェブサーバ100を介して設定用プログラム101cに送られる。「基本設定」が選択されたときにはステップS63へ進む。「詳細設定」が選択されたときにはステップS68へ戻る。「終了」が選択されたらステップS74へ進み処理を終了する。
<ステップS63>:ウェブサーバ100は基本設定の内容を示すウェブページを携帯電話機20へ送る。これは基本設定の表を示すものである。
<ステップS64>:ユーザは携帯電話機20で基本設定を閲覧する。
<ステップS65>:閲覧のみで修正を行わない場合にはそのまま確認ボタン(図示しない)を操作して完了指示がウェブサーバ100を介して設定用プログラム101cに送られる。こののち、ステップS68へ進む。修正がある場合には、修正項目の修正ボタン(図示しない)を操作する。これにより携帯電話機20からウェブサーバ100を介して設定用プログラム101cに修正指示が送られる。こののちステップS66へ進む。
<ステップS66>:ウェブサーバ100は、修正箇所のデータを入力するウェブページ(入力フォーム)を携帯電話機20に送信する。
<ステップS67>:携帯電話機20において修正入力用のウェブページが表示され、ユーザが修正データを入力してウェブサーバ100を介して設定用プログラム101cに送信する。設定用プログラム101cは基本設定に修正を反映させたのち、ステップS63へ戻る。
<ステップS68>:ウェブサーバ100は詳細設定の内容を示すウェブページを携帯電話機20へ送る。これは例えば図20に示すように日課の詳細を示すものでもある。
<ステップS69>:ユーザは携帯電話機で詳細設定を閲覧する。
<ステップS70>:閲覧のみで修正を行わない場合にはそのまま確認ボタンを操作して完了指示がウェブサーバ100を介して設定用プログラム101cに送られる。こののち、ステップS60へ戻る。修正がある場合には、修正項目を指定し修正ボタンを操作する。これにより携帯電話機20からウェブサーバを介して設定用プログラム101cに修正指示が送られる。こののちステップS71へ進む。
<ステップS71>:ウェブサーバ100は、修正箇所のデータを入力するウェブページ(入力フォーム)を携帯電話機20に送信する。
<ステップS72>:携帯電話機20において修正入力用のウェブページが表示され、ユーザが修正データを入力してウェブサーバ100を介して設定用プログラム101cに送信する。なお、通報サービスの一時中断を選択したい場合には「一時中断」ボタンを操作すればよい。設定用プログラム101cは詳細設定に修正を反映させたのち、ステップS68へ戻る。
<ステップS74>:処理を終了する。
【0044】以上のようにして、通報サービスの内容を設定することでできる。また設定内容を閲覧・修正することができる。なお、サービスの設定は日課の項目に合わせて行うので詳細設定の内容を閲覧して日課を確認することができる。
【0045】[通報]つぎに指定時刻の到来の通報処理について説明する。図13は通報処理を説明するものであり、その処理の詳細は以下のとおりである。なお、時刻の設定は1分単位とする。以下の処理が1分ごとに行われる。
【0046】<ステップS80>:時刻モニタ101d(アプリケーションサーバ101)が現在の時刻を取り出す(分まで)。
<ステップS81>:通報時刻が現在の時刻と合致する設定情報を取り出す。
<ステップS82>:取り出した設定情報を順番に読み出す。
<ステップS83>:通報先が電子メールアカウントの場合には、メール送信クライアント105のプロセスを起動して、指定されたコンテンツを添付してそのアカウントに電子メールを送信する。
<ステップS84>:通報先が電話機の場合には、通話サーバ106のプロセスを起動して、指定された電話番号に発呼を行い、通話が確立した後に、指定されているコンテンツ(音声情報)を通話により送信する。
<ステップS85>:ステップS84においてコンテンツが呼び出し先に電話番号であるときには、通話サーバ106は呼び出し先の電話番号に対しても発呼を行い、呼び出し先との間で確立した通話を通報先の電話機の通話に連結する。
【0047】なお、放送プログラムやURL等を用いてソースがコンテンツの指定されている場合にはそのソースからコンテンツを取り出して通報先に送る。例えば、テレビジョン番組が指定されている場合には、放送信号から放送コンテンツを取りだしてその音声や映像を通報先に送る。
【0048】以上で実施例1の説明を終了する。
【0049】[実施例2]つぎにこの発明の実施例2について説明する。この実施例ではCTI(コンピュータテレフォニインテグレーション)技術を用いて通話により通報サービスの内容を設定できるようになっている。
【0050】図21は実施例2の指定時刻到来通報システムの構成を全体として示しており、この図においては、図1のコールサービスセンタ10のウェブサーバ100に代えてCTIサーバおよび自動音声応答装置を設けている。他の構成は図1と同様であるので詳細な説明は行わない。
【0051】この実施例では図22、図23、図24にそれぞれ示すように音声自動応答に従って基本設定、詳細設定、確認・修正が行われる。これらの処理は図から明らかであるのでとくに説明は行わない。
【0052】通報処理も実施例1と同様に行われる。
【0053】以上で実施例の説明を終了する。
【0054】なお、この発明は上述の実施例に限定されるものではなくその趣旨を逸脱しない範囲で種々変更が可能である。例えば、上述の例ではサービスの設定を基本設定と詳細設定に分けたが、1つの処理で設定を行うようにしてもよい。また、サービス設定の有効期限(始期、終期、期間)等を設定するようにしてもよい。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれば、指定時刻が到来することにより通報を行うサービスの内容を簡易に設定することができる。
【出願人】 【識別番号】500073526
【氏名又は名称】株式会社アクティブ
【出願日】 平成12年9月26日(2000.9.26)
【代理人】 【識別番号】100086531
【弁理士】
【氏名又は名称】澤田 俊夫 (外2名)
【公開番号】 特開2002−108775(P2002−108775A)
【公開日】 平成14年4月12日(2002.4.12)
【出願番号】 特願2000−292973(P2000−292973)