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【発明の名称】 アンケート調査用電子メールサーバー
【発明者】 【氏名】田山 政芳

【要約】 【課題】回答選択肢付き質問を電子メールで送信して、返信された電子メールに記載された回答選択肢を確認することなく、選択された回答選択肢を知ることができるアンケート調査用電子メールサーバーを提供することである。

【解決手段】アンケート調査用電子メールサーバーは、複数の回答選択肢にそれぞれ対応する電子メールアドレスをもっており、各回答者が特定の回答選択肢を選択すると選択された回答選択肢が電子メールで回答選択肢毎に異なった電子メールアドレスに返信される回答選択肢付き質問を電子メールで各回答者に送信し、各回答者から返信された電子メールを受信して電子メールを受信した電子メールアドレスによって回答された特定の回答選択肢を識別するようにした。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 複数の回答選択肢にそれぞれ対応する電子メールアドレスをもち、各回答者が特定の該回答選択肢を選択すると選択された該回答選択肢が電子メールで該回答選択肢毎に異なった該電子メールアドレスに返信される回答選択肢付き質問を電子メールで各該回答者に送信する送信手段と、各該回答者から返信された電子メールを受信して該電子メールを受信した電子メールアドレスによって回答された特定の該回答選択肢を識別する回答受信手段と、を有することを特徴とするアンケート調査用電子メールサーバー。
【請求項2】 前記回答選択肢付き質問に対して特定の質問識別コードを付与し該質問識別コードを記憶する質問識別コード付与記憶手段をもち、前記送信手段は前記回答選択肢付き質問とともに該質問識別コードを送信する手段であり、前記回答受信手段は各前記回答者から返信された該質問識別コードにより特定の前記回答選択肢付き質問毎に特定の前記回答選択肢を識別する手段である請求項1記載のアンケート調査用電子メールサーバー。
【請求項3】 前記回答選択肢付き質問が電子メールで送信される前記回答者の電子メールアドレスと回答者を記憶する回答者記憶手段をもち、前記回答受信手段は、返信された電子メールを受信して該電子メールが送信された電子メールアドレスによって前記回答者を識別するとともに特定の前記回答選択肢を識別する手段である請求項1又は2記載のアンケート調査用電子メールサーバー。
【請求項4】 さらに、電子メールで返信された前記回答選択肢の数を前記電子メールアドレス毎に集計する手段を有する請求項1、2又は3記載のアンケート調査用電子メールサーバー。
【請求項5】 前記送信手段及び前記回答受信手段は電話回線を経由して携帯電話機と電子メールを送受信する手段である請求項1、2、3又は4記載のアンケート調査用電子メールサーバー。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アンケート調査用電子メールサーバーに属する。
【0002】
【従来の技術】インターネット上の電子メールを利用して相手方に質問を行う場合、質問者は相手方の電子メールアドレスを電子メールプログラムソフトに入力して相手方の質問を記載した電子メールを送信する。この質問を記載した電子メールを受け取った相手方は、質問者の電子メールアドレスに回答を記載した電子メールを送信することになる。
【0003】電子メールは通常、文章等の通信の内容を含む本体部と、送信者の電子メールアドレス、電子メールの宛先即ち受信者の電子メールアドレス等を含むヘッダ部等を有している。そして殆どの電子メール用プログラムソフトは、受信した電子メールの送信者の電子メールアドレスを特に受信者が入力しなくても、その送信者の電子メールアドレスに返信の電子メールを送信することができる機能即ち返信機能を有している。
【0004】従って質問を記載した電子メールを受け取った相手方即ち受信者は、この返信機能を利用して、回答を記載した電子メールをヘッダ部に記載された送信者の電子メールアドレスに送信することになる。つまり質問に対する回答を記載した電子メールは、電子メール用プログラムソフトの返信機能を利用して、質問を記載した電子メールの送信者のアドレスに返信されるのが、一般的である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような電子メール用プログラムソフトの返信機能を利用することによって、質問を記載した電子メールを特定の個人に送信して、回答を記載した電子メールを、質問者即ち送信者の電子メールアドレスに返信してもらったり、同一の質問を記載した電子メールを複数の人々に送信して、回答を記載した電子メールを、送信者の電子メールアドレスに返信してもらうということが可能である。即ち電子メール用プラグラムソフトの返信機能を利用することによって、一人あるいは二人以上の個人に対してアンケート調査を行うことが可能である。
【0006】しかしこのように電子メールの返信機能を利用して、質問者即ち送信者の電子メールアドレスに回答を記載した電子メールを返信してもらう場合、返信者即ち回答者の回答を知るには、電子メールの内容を知る必要がある。
【0007】この場合できるだけ簡単に回答を知るためには、質問に予想される回答選択肢を予め複数個付けておいて、質問に対する回答選択肢を選択してするだけで良いというにしておけば、それだけ簡単に質問に対する回答を知ることができる。
【0008】しかしこのような手法を選択したとしても、どの回答選択肢が選択されたかを知るためには、やはり質問を記載した電子メールの送信者即ち質問者の電子メールアドレスに返信された電子メールに記載された内容を知る必要がある。また多くの人々に回答選択肢付き同一の質問を記載した電子メールを送信する場合、回答選択肢を選択して質問者の電子メールアドレスに電子メールで返信してもらっても、受け取った電子メールがどの回答選択肢を選択しているかを知るには、その電子メールに記載された内容を一つ一つ確認する必要があるとすると、その内容の確認作業に多大な時間と労力が必要となる。本発明者はこの多大な時間と労力を省くことが必要であると考えた。
【0009】そこで本発明の目的は、回答選択肢を有する質問を電子メールで送信して、返信された電子メールに記載された回答選択肢を確認することなく、質問に対する回答選択肢を識別することができるアンケート調査用電子メールサーバーを提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明者は、質問を記載した電子メールに対して、回答を記載した電子メールを返信してもらう場合、たとえ質問に対する回答を回答選択肢を選択する形式にしても、電子メールの送信者の電子メールアドレスに電子メールを返信するという電子メール用プログラムソフトの返信機能を単純に利用する手法では、異なった回答が記載された電子メールが同一の電子メールアドレスに返信されるので、返信された各電子メール毎に記載された回答選択肢を見て、回答を知るということになると考えた。従って本発明者は、選択された回答選択肢毎に異なった電子メールアドレスに電子メールが返信されるようにすれば、電子メールが返信された電子メールアドレスを知れば、選択された回答選択肢を知ることができると考えた。
【0011】そこで本発明者は、鋭意研究の結果、複数の回答選択肢にそれぞれ対応する電子メールアドレスをもち、各回答者が特定の該回答選択肢を選択すると選択された該回答選択肢が電子メールで該回答選択肢毎に異なった該電子メールアドレスに返信される回答選択肢付き質問を電子メールで各該回答者に送信する送信手段と、各該回答者から返信された電子メールを受信して該電子メールを受信した電子メールアドレスによって回答された特定の該回答選択肢を識別する回答受信手段と、を有することを特徴とするアンケート調査用電子メールサーバーを発明した。
【0012】即ち本発明のアンケート調査用電子メールサーバーは、複数の回答選択肢にそれぞれ対応する電子メールアドレスを有する。従って異なった回答選択肢毎に異なった電子メールアドレスで返信された電子メールを受信することができる。また本発明のアンケート調査用電子メールサーバーは、回答者が回答選択肢を選択すると、選択された回答選択肢が電子メールで選択された回答選択肢毎に異なった電子メールアドレスに返信する回答選択肢付き質問を電子メールで送信する送信手段を有している。従ってこの送信手段によって送信された回答選択肢付き質問を電子メールで受信した回答者は、回答選択肢を選択するだけでその選択された回答選択肢に対応した電子メールアドレスに選択された回答選択肢を電子メールで返信することができる。
【0013】更に本発明のアンケート調査用電子メールサーバーは、回答者から返信された電子メールを受信して電子メールを受信した電子メールアドレスによって回答された特定の回答選択肢を識別する回答受信手段を有している。回答選択肢付質問に対して回答者から返信された電子メールは、選択された回答選択肢毎に異なった電子メールアドレスで受信されることになる。従って電子メールを受信した電子メールアドレスによってどの回答選択肢が選択されたかを識別することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】(1)本発明のアンケート調査用電子メールサーバーは、複数の回答選択肢にそれぞれ対応する電子メールアドレスをもち、各回答者が特定の回答選択肢を選択すると選択された回答選択肢が電子メールで回答選択肢毎に異なった電子メールアドレスに返信される回答選択肢付き質問を電子メールで各回答者に送信する送信手段と、各回答者から返信された電子メールを受信して電子メールを受信した電子メールアドレスによって回答された特定の回答選択肢を識別する回答受信手段と、を有する。以下本発明のアンケート調査用電子メールサーバーの実施の形態について説明する。
【0015】本発明のアンケート調査用電子メールサーバーとしては、通常の電子メールサーバーに用いられるコンピュータを用いることが可能である。また電子メールをインターネットで電子メールの相手先のコンピュータ、携帯電話機等に送信し、相手先のコンピュータ、携帯電話機等から送信された電子メールを受信するという通常の電子メールサーバーが有する機能を有している。
【0016】本発明のアンケート調査用電子メールサーバーは、回答選択肢付き質問の複数の回答選択肢にそれぞれ対応する電子メールアドレスをもつ。従ってアンケート調査用電子メールサーバーがもつ電子メールアドレスは2以上であれば制限はなく、いくつでも持つことができる。質問に付ける回答選択肢の数を考慮して自由に電子メールアドレスの数を設定することができる。
【0017】本発明のアンケート調査用電子メールサーバーは、各回答者が特定の回答選択肢を選択すると選択された回答選択肢が電子メールで回答選択肢毎に異なった電子メールアドレスに返信される回答選択肢付き質問を電子メールで各回答者に送信する送信手段を有している。なおここで回答選択肢付き質問が電子メールで送信される回答者は、一人であっても二人以上であっても良い。
【0018】各回答者が特定の回答選択肢を選択すると選択された回答選択肢が電子メールで回答選択肢毎に異なった電子メールアドレスに返信される回答選択肢付き質問は、回答選択肢毎にその回答選択肢に対応する電子メールアドレスを埋め込み、ある回答選択肢を選択すると選択された回答選択肢に対応する電子メールアドレスを宛先として回答選択肢が返信されるように設定して作成することができる。
【0019】このように作成された回答選択肢付き質問は、公知の方法で電子メールでインターネットを介して回答者に送信することができる。
【0020】本発明のアンケート調査用電子メールサーバーは、このように作成された回答選択肢付き質問を電子メールで送信することができる。なおこのような回答選択肢付き質問は、アンケート調査用電子メールサーバーに接続されている端末コンピュータでも、またアンケート調査用電子メールサーバーでも作成することもできる。アンケート調査用電子メールサーバーに接続されている端末コンピュータで作成された場合には、回答選択肢付き質問はアンケート調査用電子メールサーバーに転送されて、アンケート調査用電子メールサーバーが相手先に送信することになる。
【0021】本発明のアンケート調査用電子メールサーバーは、各回答者から返信された電子メールを受信して電子メールを受信した電子メールアドレスによって回答された特定の回答選択肢を識別する回答受信手段を有している。
【0022】回答選択肢とそれに対応する電子メールアドレスとをアンケート調査用電子メールサーバーに用いられるコンピュータのメモリーに記憶しておけば、返信された電子メールを受信した場合に、メモリーに記憶された回答選択肢とそれに対応する電子メールアドレスを読み出して、その受信した電子メールアドレスから回答された特定の回答選択肢を識別することができる。
【0023】(2)本発明のアンケート調査用電子メールサーバーは、回答選択肢付き質問に対して特定の質問識別コードを付与しこの質問識別コードを記憶する質問識別コード付与記憶手段をもち、送信手段は回答選択肢付き質問とともに質問識別コードを送信する手段であり、回答受信手段は回答者から返信された質問識別コードにより特定の質問毎に特定の回答選択肢を識別する手段であることができる。
【0024】回答選択肢付き質問に質問識別コードが付与されることによって、返信された電子メールがどの回答選択肢付き質問に対するものであるかを識別することができる。
【0025】質問識別コード付与手段は、回答選択肢付き質問に対して特定の質問識別コードを付与しこの質問識別コードを記憶する手段である。この質問識別コード付与手段は、アンケート調査用電子メールサーバーとして用いられるメモリーに、回答選択肢付き質問とこの回答選択肢付き質問に付与された質問識別コードを記憶して行うことができる。
【0026】この場合送信手段は、回答選択肢付き質問とともに質問識別コードも送信する。この質問識別コードは、例えば、回答選択肢付き質問が記載された電子メールのヘッダ部の書き込まれた情報として送信することができる。
【0027】また回答受信手段は、回答者から返信された質問識別コードにより特定の質問毎に特定の回答選択肢を識別する。質問識別コードが電子メールのヘッダ部に書き込まれた情報として回答者に送信された場合には、回答者が回答選択肢を選択して電子メールで返信すると、質問識別コードはその電子メールのヘッダ部に書き込まれた情報として返信されることができる。このように質問識別コードも返信されるので、メモリーに記憶された回答選択肢付き質問とそれに付与された質問識別コードを読み出して、返信された電子メールがどの回答選択肢付き質問に対するものであるか識別することが可能となる。なおメモリーには(1)で述べたように回答選択肢とそれに対応する電子メールアドレスが記憶されているので、返信された電子メールの電子メールアドレスから選択された回答選択肢を識別できる。従って返信された電子メールから回答選択肢付き質問と選択された回答選択肢を識別することができる。
【0028】(3)本発明のアンケート調査用電子メールサーバーは、回答選択肢付き質問が電子メールで送信される回答者の電子メールアドレスと回答者を記憶する回答者記憶手段をもち、回答受信手段は、返信された電子メールを受信して電子メールが送信された電子メールアドレスによって回答者を識別するとともに特定の回答選択肢を識別する手段であることができる。
【0029】回答者及び回答者の電子メールアドレスを記憶することによって、返信された電子メールがどの回答者から返信されたものであるか識別することができる。
【0030】回答者記憶手段は、回答選択肢付き質問が電子メールで送信される回答者の電子メールアドレスと回答者を記憶する手段である。回答者記憶手段は、アンケート調査用電子メールサーバーとして用いられるメモリーに、回答者と回答者の電子メールアドレスとを記憶して行うことができる。
【0031】この場合回答受信手段は、返信された電子メールを受信して電子メールが送信された電子メールアドレス即ち送信元の電子メールアドレスによって回答者を識別するとともに回答選択肢を識別する。メモリーに回答者と回答者の電子メールアドレスとが記憶されているので、これを読み出して、電子メールアドレスから回答者を識別することができる。また(1)で述べたようにメモリーには、回答選択肢とそれに対応する電子メールアドレスも記憶されているので、それを読み出して返信された電子メールを受信した電子メールアドレスから回答選択肢を識別することができる。
【0032】なお回答者から返信された電子メールには、ヘッダ部に書き込まれた情報として電子メールの回答者の電子メールアドレスが書き込まれているので、これを読み込むことによって電子メールアドレスを認識することができる。
【0033】従って(2)で説明したように、質問識別コードによって回答選択肢付き質問の内容を識別し、回答者の電子メールアドレスによって回答者を識別すれば、返信された電子メールを受信した電子メールアドレスから選択された回答選択肢を識別することができるので、誰がいかなる回答選択肢付き質問に対していかなる回答選択肢を選択肢を選択して返信したかを把握することができる。
【0034】(4)本発明のアンケート調査用電子メールサーバーは、電子メールで返信された回答選択肢の数を電子メールアドレス毎に集計する手段を有することできる。回答選択肢の数を電子メールアドレス毎に集計することができれば、アンケート調査の結果の分析が容易になるからである。
【0035】回答者が選択した回答選択肢は、その回答選択肢に対応する電子メールアドレスに返信されることになる。従ってそれぞれの電子メールアドレスに返信された電子メールの数を集計すれば、選択された回答選択肢毎の数を集計することができる。
【0036】それぞれの電子メールアドレスに返信された電子メールの数の集計は、通常の方法で集計することが可能である。
【0037】なお質問識別コード毎に分けて集計すれば、他の回答選択肢付き質問に対する回答を混同することなく、集計することが可能となる。
【0038】(5)送信手段及び回答受信手段は電話回線を経由して携帯電話機と電子メールを送受信する手段であることができる。電話回線を経由して携帯電話機との間で電子メールを送受信することができれば、携帯電話機を所持している人に対して回答選択肢付き質問を送信して、回答を得ることができる。
【0039】これは、既に電話会社(例えばNTTドコモ)が行なっている携帯電話機に対する電子メールサービス(例えばNTTドコモの「iモード」サービス)を利用して行うことができる。
【0040】
【実施例】本発明のアンケート調査用電子メールサーバーの実施例を説明する。
【0041】本実施例のアンケート調査用電子メールサーバーは、複数の回答選択肢にそれぞれ対応する電子メールアドレスを持ち、更に上述した質問識別コード付与記憶手段と回答者記憶手段と送信手段と回答受信手段とを有している。なお送信手段は回答選択肢付き質問とともに質問識別コードを送信する手段であり、回答受信手段は各回答者から返信された質問識別コードにより特定の質問毎に特定の回答選択肢を識別し、返信された電子メールを受信して電子メールが送信された電子メールアドレスによって回答者を識別するとともに回答選択肢付き質問を識別する手段である。また実施例のアンケート調査用電子メールサーバーは、電子メールで返信された回答選択肢の数を電子メールアドレス毎に集計する手段を有している。
【0042】なお本実施例では、送信手段及び回答受信手段は電話回線を経由して携帯電話機と電子メールを送受信する手段である。即ち本実施例のアンケート調査用電子メールサーバーは、携帯電話機に電子メールを送信し、携帯電話機から電子メールを受信する。
【0043】図1、図2及び図3を参照しつつ、本実施例を説明する。
【0044】本実施例のアンケート調査用電子メールサーバーにおいては、図1に示すような質問表を作成して、回答選択肢付き質問を電子メールで電話回線を介して携帯電話機に送信する。
【0045】図1中の「質問したいこと」の欄に記載されているのが質問の内容であり、「回答時の選択肢」の欄に記載されているのが、回答選択肢である。回答選択肢付き質問は、この「質問したいこと」の欄の記載と「回答時の選択肢」の欄の記載とから構成される。質問者は、「質問したいこと」の欄に質問の内容を入力し、「回答時の選択肢」の欄に予想される回答を入力して、回答選択肢付き質問を作成する。
【0046】本実施例では、図1中に「質問したいこと」の欄に記載されているように取締役会の出席に関する質問に対して、「回答時の選択肢」の欄に記載されているように回答選択肢は1〜4までの4つが入力されている。従って本実施例のアンケート調査用電子メールサーバーではこの回答選択肢付き質問のために少なくとも4つの異なった電子メールアドレスを有している。
【0047】本実施例では、電子メールで回答選択肢付き質問を送信すると、「質問したいこと」の欄と「回答時の選択肢」の欄の記載が回答者が所持する携帯電話機に電子メールで送信される。図2に示すように携帯電話機のディスプレイには、質問と4つの回答選択肢が表示されることになる。この回答選択肢には、各選択肢に対応する電子メールアドレスが埋め込まれ、いずれかの選択肢を選択すると、選択された選択肢に埋め込まれた電子メールアドレスに電子メールが返信されるように設定されている。
【0048】本実施例のアンケート調査用電子メールサーバーは、質問識別コード付与記憶手段を有している。本実施例では、電子メールで回答選択肢付き質問を送信すると、その送信した時点の日時が質問識別コードとして付与され、記憶されるように設定されている。例えば1月2日3時4分5秒に送信したのであれば1月2日3時4分5秒と記憶される。このように月日時分秒を持って質問識別コードとすることによって、質問識別コードの重複を避けることができる。
【0049】なお本実施例においては、このアンケート調査用電子メールサーバーに接続されている端末コンピュータで図1で示すような質問表を作成して、アンケート調査用電子メールサーバーに転送して、このアンケート調査用電子メールサーバから回答者に送信することもできる。この場合にはアンケート調査用電子メールサーバーは、端末コンピュータを指示する名称を日時の前に加えて質問識別コードを付与する。
【0050】この質問識別コードは、回答選択肢付き質問を記載した電子メールのヘッダ部に書き込まれて送信される。この質問識別コードは、回答者が回答選択肢を選択すると、返信される電子メールのヘッダ部に書き込まれて電子メールが返信される。これによって返信された電子メールがどの回答選択肢付き質問に対するものであるか識別することが可能である。
【0051】なお付与された質問識別コードは、回答選択肢付き質問とともにアンケート調査用電子メールサーバーのメモリーに記憶される。
【0052】本実施例のアンケート調査用電子メールサーバーは、回答者記憶手段を有しているので、回答者及び回答者の電子メールアドレスを記憶しており、回答者を選択できるようになっている。
【0053】本実施例では、記憶されている回答者は「質問したい人」及び「質問不要の人」の欄に記載されており、ダブルクリックすることにより異なる欄に移すことができるように設定されている。即ち「質問したい人」の欄に記載されている名前をダブルクリックするとその名前は「質問不要の人」の欄に移り、「質問不要の人」の欄に記載されている名前をダブルクリックするとその名前は「質問したい人」の欄に移ることになる。図1が示すように、本実施例では、回答選択肢付き質問を送信する相手先即ち回答者は「質問したい人」の欄に表示されることになる。
【0054】図1が示すように、本実施例では、「質問したい人」の欄に記載されている「熊沢 登」及びその他9名(合計10名)が回答者ということである。従ってこの10人に回答選択肢付き質問を電子メールで送信することになる。電子メールで回答選択肢付き質問が送信されるとその電子メールには、送信先の回答者の電子メールアドレスがヘッダ部に情報として書き込まれて送信されることになる。
【0055】本実施例では、回答選択肢付き質問を携帯電話機で受信した回答者は、図2に示された回答選択肢を選択して電子メールで選択された回答選択肢を返信する。返信された電子メールは、本実施例のアンケート調査用電子メールサーバーが回答選択肢毎に異なった電子メールアドレスで受信する。そこでアンケート調査用電子メールサーバーは、この受信した電子メールアドレスから回答選択肢を識別する。
【0056】またこの返信された電子メールのヘッダ部には、返信した回答者の電子メールアドレス及び質問識別コードが書き込まれている。そこでこの電子メールを受信した本実施例のアンケート調査用電子メールサーバーは、回答者の電子メールアドレスから回答者を識別し、質問識別コードから回答選択肢付き質問を識別する。更に本実施例のアンケート調査用電子メールサーバーは、集計手段を有しているので、返信された回答選択肢の数を集計する。
【0057】図3に示すように、その結果が、本実施例のアンケート調査用電子メールサーバーに表示される。
【0058】図3中の「回答時の選択肢」の欄の右横の「回答数」の欄に回答選択肢毎の回答数が示される。また「個人別回答状況」の欄に個人別にその回答の内容を知ることができる。返信された電子メールには回答者の電子メールアドレスが記載されているので、個人別にその回答の内容を知ることが可能である。
【0059】なお本実施例では、未回答の人には再度同一の回答選択肢付き質問を電子メールで送信することもできる。回答選択肢付き質問が記憶されており、また送信した相手先も記憶されているので、「再送」をクリックすることにより未回答者のみに再度送信することができる。
【0060】また「完了」をクリックすることによってこの集計の結果を削除することができる。もはや必要の無くなった情報を廃棄するためである。
【0061】
【発明の効果】本発明のアンケート調査用電子メールサーバーは、回答選択肢毎に異なった電子メールアドレスを有することによって、選択された回答選択肢を容易に識別することができる。
【0062】また質問識別コード付与記憶手段を持つことによって、選択された回答選択肢と共に、質問識別コードから回答選択肢付き質問を識別することが可能となる。
【0063】また回答者記憶手段を持つことによって、選択された回答選択肢と共に、回答者の電子メールアドレスから回答者を容易に識別することできる。電子メールアドレス毎に回答選択肢の数を集計することによって、回答選択肢毎の回答数を容易に把握することができる。
【出願人】 【識別番号】500461136
【氏名又は名称】株式会社新東電設
【出願日】 平成12年10月3日(2000.10.3)
【代理人】 【識別番号】100081776
【弁理士】
【氏名又は名称】大川 宏
【公開番号】 特開2002−108770(P2002−108770A)
【公開日】 平成14年4月12日(2002.4.12)
【出願番号】 特願2000−303513(P2000−303513)