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【発明の名称】 商品情報提供システム
【発明者】 【氏名】西 原 由 実

【要約】 【課題】広告や、商品カタログにURLを記載する例が多くなっている。しかし、URLは英数字記号で構成され、これをブラウザの画面上で正確にキー入力することは、コンピュータに慣れない人にとって、かなり苦痛を伴う作業となる。本発明は、URLをキー入力することなく、メーカのホームページを開くことができる商品情報提供システムを提供することを目的とする。

【解決手段】ユーザの端末装置1に接続したバーコードリーダ2により、商品カタログ3に印刷されたバーコード3aを読み取り、読み取ったバーコード情報を商品情報センター4に送信する。商品情報センター4では、受信したバーコード情報に基づき、URL情報データベース4bを検索し、メーカのURL情報を取り出し、端末装置1に送信する。端末装置1では、受信したURL情報によりメーカのホームページを開く。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 バーコードリーダを有する端末装置と、バーコード情報に対応したURL情報を登録する商品情報センターのサーバと、商品情報を提供する製造販売事業者のサーバをインターネットで接続した商品情報提供システムにおいて、前記端末装置には、商品を識別するバーコードを読み取るバーコード読み取り手段と、前記前記バーコード読み取り手段により読み取ったバーコード情報を、前記商品センターのサーバに送信する手段と、前記商品情報センターから送られるURL情報を受信し、該当商品を提供する製造販売事業者のホームページを表示する手段とを備え、前記商品情報センターには、バーコード情報に対応する製造販売事業者のURL情報を登録する情報データベースと、前記端末装置から送信されるバーコード情報を基に、前記情報データベースを検索する手段と、前記検索手段により取り出した製造販売事業者のURL情報を、前記端末装置に送信する手段とを備え、前記製造販売事業者のサーバには、自社及び自社商品の内容について説明する情報をホームページで公開する手段と、該ホームページ上から商品の注文を受け付ける手段とを備えたことを特徴とする商品情報提供システム。
【請求項2】 端末装置のバーコードリーダによりURL情報を含むバーコードを読み取り、該バーコードのURL情報により、製造販売事業者のホームページにアクセスする商品情報提供システムにおいて、前記端末装置には、URL情報を含むバーコードを読み取るバーコード読み取り手段と、前記前記バーコードリーダで読み取ったURL情報により、製造販売事業者のサーバにアクセスし、該製造販売事業者のホームページを表示する手段とを備え、前記製造販売事業者のサーバには、自社及び自社商品の内容について説明する情報をホームページで公開する手段と、該ホームページ上から商品の注文を受け付ける手段とを備えたことを特徴とする商品情報提供システム。
【請求項3】 前記端末装置が携帯電話であることを特徴とする請求項1又は2記載の商品情報提供システム。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、商品についての詳細な情報を調べたい場合や、商品を注文したい場合などに、カタログやチラシ広告などに印刷されたバーコードをバーコードリーダで読み取り、このバーコード情報により、製造販売事業者(本明細書では製造メーカー、販売会社のみでなく商品販売に関する商品情報を提供する企業・団体を含む)のホームページにアクセスする商品情報提供システムに関する。
【0002】
【従来の技術】現在、インターネットが急速に普及しつつあり、様々な商品の情報がインターネットを通して容易に得られるようになってきた。また、商品を提供する製造販売事業者(本明細書では製造メーカー、販売会社のみでなく商品販売に関する商品情報を提供する企業・団体を含む)においても、これに積極的に対応し、商品についての詳細な情報をホームページ上で公開し、顧客の利便性に供すると共に、ホームページ上で商品の注文を受け付けるようになってきた。
【0003】そのため最近では、広告や、商品カタログや、チラシ広告などに、その商品を提供する製造販売事業者のURL(Uniform Resource Locater)を記載する例が多くなっている。
【0004】例えば、ある商品のチラシ広告を見た消費者が、その商品を提供する製造販売事業者の情報や、その商品についての詳細な内容を知りたいと思った場合には、チラシ広告中に記載されたURLを、パーソナルコンピュータのWWWブラウザの表示画面のアドレスバーに入力し、製造販売事業者のホームページを開いて調べることができる。
【0005】なお、製造販売事業者のURLが不明な場合には、検索サイトのホームページを開き「製造販売事業者名」や、「商品名」などをキーワードとして入力し、検索結果を表示させ、この検索結果から、商品を提供する製造販売事業者のホームページにアクセスすることができる場合もある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、最近では、商品カタログや広告等に、製造販売事業者のURLが記載されている場合が多くなり、ユーザが製造販売事業者のホームページを開いて、商品の詳細な内容を調べたり、このホームページ上で商品の注文を行う例が多くなってきた。
【0007】この場合、ユーザが製造販売事業者のホームページを開くには、該ホームページのURLを、ユーザのパーソナルコンピュータのWWWブラウザの表示画面上のアドレスバーに、キーボードで入力することが必要となる。このURLは周知のごとく、英数字記号の配列になっており、これをブラウザの画面上で、正確にキーボードから入力するには、かなり注意を集中して入力することが必要である。そのため、お年寄りなどコンピュータになじみの少ない人にとっては、この入力作業はかなりの負担となっていた。
【0008】さらに、ある商品について、複数の製造販売事業者について調べたいと思うような場合には、各製造販売事業者ごとに異なるURLをキー入力する作業が必要となり、一段と煩わしい作業となる。
【0009】本発明は、上記問題点に鑑みなされたものであり、URLをキーボードで入力することなく、簡単に製造販売事業者のホームページを開くことができる商品情報提供システムを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、上述の目的は前記特許請求の範囲に記載した手段により達成される。すなわち、請求項1記載の発明は、バーコードリーダを有する端末装置と、バーコード情報に対応したURL情報を登録する商品情報センターのサーバと、商品情報を提供する製造販売事業者のサーバをインターネットで接続した商品情報提供システムにおいて、前記端末装置には、商品を識別するバーコードを読み取るバーコード読み取り手段と、前記前記バーコード読み取り手段により読み取ったバーコード情報を、前記商品センターのサーバに送信する手段と、前記商品情報センターから送られるURL情報を受信し、該当商品を提供する製造販売事業者のホームページを表示する手段とを備え、前記商品情報センターには、バーコード情報に対応する製造販売事業者のURL情報を登録する情報データベースと、前記端末装置から送信されるバーコード情報を基に、前記情報データベースを検索する手段と、前記検索手段により取り出した製造販売事業者のURL情報を、前記端末装置に送信する手段とを備え、前記製造販売事業者のサーバには、自社及び自社商品の内容について説明する情報をホームページで公開する手段と、該ホームページ上から商品の注文を受け付ける手段とを備えたことを特徴とする。
【0011】また、請求項2記載の発明は、端末装置のバーコードリーダによりURL情報を含むバーコードを読み取り、該バーコードのURL情報により、製造販売事業者のホームページにアクセスする商品情報提供システムにおいて、前記端末装置には、URL情報を含むバーコードを読み取るバーコード読み取り手段と、前記前記バーコードリーダで読み取ったURL情報により、製造販売事業者のサーバにアクセスし、該製造販売事業者のホームページを表示する手段とを備え、前記製造販売事業者のサーバには、自社及び自社商品の内容について説明する情報をホームページで公開する手段と、該ホームページ上から商品の注文を受け付ける手段とを備えたことを特徴とする。
【0012】また、請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載の商品情報提供システムにおいて、前記端末装置が携帯電話であることを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態について説明する。
【0014】[第1の実施の形態]図1は、本発明の第1の実施の形態のシステム構成を示す図であり、1はパーソナルコンピュータ等のユーザ端末装置、2はユーザ端末装置1とRS232Cで接続されたバーコードリーダ、3はバーコードが記載された商品カタログ、3aは商品カタログに記載されたバーコード、4は商品情報センター、4aは商品情報センターのサーバ、4bはバーコードに対応するURL情報を登録するURL情報データベース、5は商品を提供する製造販売事業者(本明細書では製造メーカー、販売会社のみでなく商品販売に関する商品情報を提供する企業・団体を含む)、5aは商品を提供する製造販売事業者のサーバ、5bは商品を提供する製造販売事業者の商品データベース、6はインターネットを示している。なお、製造販売事業者5は代表的に1社のみを示しているが、実際には複数の会社の場合がある。
【0015】図1において、ユーザの端末装置1に接続されたバーコードリーダ2を用いて、商品カタログ3等に印刷されたバーコード3aを読み取り、読み取ったバーコード情報を、インターネット6を介して、商品情報センター4のサーバ4aに送信する。商品情報センター4では、端末装置1から送信されたバーコード情報に基づき、URL情報データベース4bを検索し、製造販売事業者のURL情報を取り出し、端末装置1に送信する。端末装置1では、受信した製造販売事業者のURL情報を使用して、製造販売事業者5のサーバ5aにアクセスして、該製造販売事業者のホームページを開く。ユーザは、製造販売事業者5のホームページにより、商品の詳細な情報を調査したり、商品の注文をすることができる。また、問い合わせや苦情の申し入れなども、このホームページを通して行うことができる。
【0016】本例では、商品情報センター4を仲介し、URL情報を得て製造販売事業者のホームページを開いている。このため、商品カタログ3に記載するバーコード3aには、その商品の製造販売事業者のホームページのURL情報が直接含まれていなくてもよい。商品情報センター4のURL情報データベース4bには、バーコード情報に対応したURL情報が登録されており、ユーザの端末装置1から送られるバーコード情報を基にURL情報データベース4bを検索してURL情報を取り出し、端末装置1に送信する。このため、現在使用されているバーコードをそのまま使用するなど、使用できるバーコードの種類を広く選定できる。
【0017】なお、図1の例では、商品カタログ3に記載されたバーコードを読み取る例を示したが、このバーコードは、パンフレット、チラシ広告、取り扱い説明書、あるいは商品自身などに記載され又は貼付されたものでもよい。また、商品情報センター4のURL情報データベース4bには、製造販売事業者5のURLに代えて、商社や販売会社のURLを登録してもよい。
【0018】また、図2は、図1のシステムにおける動作手順を説明するための図であり、以下図2を基に、本システムの動作手順について説明する。
【0019】(1)最初に、パーソナルコンピュータ等のユーザ端末装置1を起動し、バーコードリーダ2を使用できるようにする(ステップS1)。
【0020】(2)次に、商品情報センター4のサーバ4aにアクセスして、商品情報センター4のホームページを開く(ステップS2)。本例では、商品情報センター4へのアクセスはユーザが操作するが、端末装置1内に、商品情報センターのホームページへの自動アクセス機能を付加するなどして、自動接続とすることもできる。この商品情報センターのホームページでは、バーコードリーダの操作などを説明する案内情報や、ユーザに役立つ「お知らせ」や「イベント情報」などを提供する。
【0021】(3)次に、バーコードリーダ2によりバーコード3aを読み取る。すなわち、商品カタログ3や、チラシ広告や、商品に添付されたタグや、商品説明書等に印刷されたバーコード3aを読み取り、読み取ったバーコード情報を商品情報センター4に送信する(ステップS3)。
【0022】(4)商品情報センター4では、サーバ4aが受信したバーコード情報を基に、URL情報データベース4bを検索し、該当商品を提供する製造販売事業者のURL情報を取り出し、ユーザの端末装置1に送る(ステップS4)。
【0023】(5)ユーザの端末装置1では、受信したURL情報により、製造販売事業者5のサーバ5aにアクセスして、製造販売事業者のホームページを表示する(ステップS5)。
【0024】(6)ユーザは、端末装置1に表示された製造販売事業者のホームページ上で、商品についての詳細な説明を見ることができる。また、このホームページ上で希望する商品を注文することができる。また、この製造販売事業者のホームページでは、商品の問い合わせなどができるようになっている。
【0025】なお、商品情報センター4としては、製造販売事業者、業界団体、商社などが考えられるが、特にそれらに限定されない。
【0026】また、商品カタログ、パンフレット、チラシ広告等に記載されたバーコード自身に、製造販売事業者5のURL情報が含まれている場合には、商品情報センター4を経由することなく、ユーザの端末装置1から直接、製造販売事業者5のホームページを開くことができる。
【0027】[第2の実施の形態]また、ユーザの端末装置1には、パーソナルコンピュータのみならず、携帯電話なども利用できる。図3は、本発明の第2の実施の形態のシステム構成を示す図であり、11はユーザの端末装置となる携帯電話、12は携帯電話11と無線回線によりデータの送受信を行うための無線基地局、13はパケット網とインターネットを接続する「無線電話変換センター」を示している。なお、図1と同じ符号のものは、図1の場合と同様である。前記「無線電話変換センター」13の具体的例としてはKDDI社のWAPサーバ、NTTドコモ社のiモードサーバなどがある。
【0028】本例では、図1の場合と比較して、ユーザの端末装置に携帯電話を使用している点が異なる。この携帯電話11は、バーコードリーダ2を接続するRS232Cの接続端子を備え、またバーコードリーダ2のドライバ機能と、バーコードリーダで読み取った情報を、商品情報センター4または製造販売事業者5に送信するとともに、製造販売事業者5が提供する「インターネット対応携帯電話」対応のホームページを表示することができる。
【0029】ユーザは、製造販売事業者の「インターネット対応携帯電話」対応のホームページを開いて、商品の詳細な内容を調べたり、希望する商品を注文することができる。
【0030】なお、図3の例は、図1の例と比較して、パーソナルコンピュータの代わりに携帯電話11を使用する点と、インターネット6にアクセスする場合に無線基地局12と無線電話変換センター13を経由する点と、「インターネット対応携帯電話」対応のホームページを表示する点だけが異なる。本例の動作については、図1の場合と基本的に同じであり、その動作の説明は省略する。
【0031】
【発明の効果】以上、説明したように本発明の請求項1記載の商品情報提供システムによれば、端末装置に接続したバーコードリーダにより、商品を識別するバーコードを読み取り、このバーコード情報により、商品情報センターのデータベースからURL情報を得て、製造販売事業者のホームページを開けるようにしたので、ユーザはURLをキーボードにより入力することなく、バーコードリーダの操作のみで製造販売事業者のホームページを開いて、商品の詳細な内容を調べたり、商品の注文が行える。また、ユーザと製造販売事業者が直接取引することができ、流通コストの削減が図れる。またユーザは、製造販売事業者のイベント情報などをホームページで知ることができる。
【0032】請求項2記載の商品情報提供システムによれば、端末装置に接続したバーコードリーダにより、URL情報を含むバーコードを読み取り、このバーコード情報により、製造販売事業者のホームページを開けるようにしたので、ユーザはURLをキーボードにより入力することなく、バーコードリーダの操作のみで製造販売事業者のホームページを開いて、商品の詳細な内容を調べたり、商品の注文が行える。また、ユーザと製造販売事業者が直接取引することができ、流通コストの削減が図れる。またユーザは、製造販売事業者のイベント情報などをホームページで知ることができる。
【0033】請求項3記載の商品情報提供システムによれば、携帯電話に接続したバーコードリーダにより、URLを示すバーコードを読み取り、このバーコード情報により、製造販売事業者のホームページを開くようにしたので、何時でも何処ででも、商品の詳細な内容を調べたり、商品の注文を簡単に行うことができる。
【出願人】 【識別番号】300067376
【氏名又は名称】上條 利昭
【識別番号】597169214
【氏名又は名称】西原 由実
【出願日】 平成12年10月3日(2000.10.3)
【代理人】 【識別番号】100093399
【弁理士】
【氏名又は名称】瀬谷 徹 (外2名)
【公開番号】 特開2002−108740(P2002−108740A)
【公開日】 平成14年4月12日(2002.4.12)
【出願番号】 特願2000−304090(P2000−304090)