| 【発明の名称】 |
モバイルウェブシステム |
| 【発明者】 |
【氏名】佐々木 耕司
【氏名】佐々木 尚介
【氏名】振角 典成
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| 【要約】 |
【課題】携帯端末によるウェブアクセスを行う利用者に対して、より自然にアクセス情報を提供するとともに、最も有効な場所でアクセス情報を提供することを課題とする。
【解決手段】識別番号61をインターネットアドレスに変換するサーバを備えることにより、利用者が識別番号によるウェブアクセスを可能とするシステムを提供し、広告媒体70に識別番号61を表示する。また、広告媒体70は雑誌広告媒体であって、記事内容711,712ごとに、識別番号61b,61cを表示する。各識別番号61b,61cには、それぞれ記事内容に対応したウェブコンテンツが蓄積されており、記事内容ごとにウェブコンテンツにアクセスすることを可能とする。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 携帯端末からのアクセス要求に応じて、目的のウェブコンテンツを提供するシステムであって、ウェブコンテンツのインターネットアドレスと識別番号とを対応づけるデータベースと、前記識別番号によるアクセス要求を受けた際、前記データベースを検索して前記識別番号に対応するインターネットアドレスを取得し、目的のウェブコンテンツへのリンク情報を提示する検索システムと、を備え、前記識別番号は、公衆が閲覧可能な場所に設置する情報伝達媒体に付されることを特徴とするモバイルウェブシステム。 【請求項2】 携帯電話からのアクセス要求に応じて、目的のウェブコンテンツを提供するシステムであって、ウェブコンテンツのインターネットアドレスと識別番号とを対応づけるデータベースと、前記識別番号によるアクセス要求を受けた際、前記データベースを検索して前記識別番号に対応するインターネットアドレスを取得し、目的のウェブコンテンツへのリンク情報を提示する検索システムと、を備え、前記識別番号は、前記ウェブコンテンツの情報内容が実際に利用される領域に存在する情報伝達媒体に付されることを特徴とするモバイルウェブシステム。 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載のモバイルウェブシステムであって、前記情報伝達媒体は、広告媒体であることを特徴とするモバイルウェブシステム。 【請求項4】 請求項3に記載のモバイルウェブシステムであって、前記広告媒体は雑誌広告媒体であって、前記雑誌広告媒体は複数の記事広告を含む構成であり、前記雑誌広告に付された識別番号によりウェブコンテンツを提供するコンテンツサイトは、前記記事広告ごとのウェブコンテンツ、を備え、前記識別番号は、前記記事広告ごとに前記雑誌広告媒体に付されることを特徴とするモバイルウェブシステム。 【請求項5】 請求項4に記載のモバイルウェブシステムであって、決済システムとの間で決済処理を実行する決済手段、を備え、前記決済手段は、前記記事広告ごとの購読料を課金する手段、を備えることを特徴とするモバイルウェブシステム。 【請求項6】 請求項1または請求項2に記載のモバイルウェブシステムであって、前記情報伝達媒体は、案内掲示板であることを特徴とするモバイルウェブシステム。 【請求項7】 請求項6に記載のモバイルウェブシステムであって、前記案内掲示板に付された識別番号によりウェブコンテンツを提供するコンテンツサイトは、複数の言語に対応した言語別ウェブコンテンツ、を備え、前記案内掲示板には、前記言語別ウェブコンテンツごとの識別番号が付される構成としたことを特徴とするモバイルウェブシステム。 【請求項8】 請求項7に記載のモバイルウェブシステムであって、前記言語別ウェブコンテンツは、前記複数の言語ごとの音声データ、を含むことを特徴とするモバイルウェブシステム。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、携帯端末の利用者にウェブコンテンツを提供するシステムの構成に関する。 【0002】 【従来の技術】最近では、PDA(携帯情報端末)や携帯電話等のモバイル端末を利用したウェブアクセスが注目を集めている。 【0003】モバイル端末を利用したウェブアクセスは、ウェブアクセスをする際に場所を選ばないという利点がある。家庭やオフィスのパソコン等からウェブアクセスをする方法に比べて、情報が欲しい時にいつでもコンテンツにアクセスができるという利点がある。 【0004】さらに、モバイル端末を利用したウェブアクセスは、現地(目的地)、つまり、参照する情報と関連のある場所において現物を見ながら情報を見ることが可能である。これにより、家庭やオフィス内でウェブアクセスを行う場合に比べて実感が湧きやすいというメリットがある。 【0005】また、携帯電話等のモバイル端末は、パソコン等の端末に比べて低コストであるという利点もある。このような利点からモバイル端末によるウェブアクセスの利用が急速に増加している。 【0006】 【発明が解決しようとする課題】しかし、モバイル端末を利用したウェブアクセスにはいくつかの欠点もある。まず、携帯電話に代表されるようにモバイル端末は、その携帯性の追求ゆえ、端末本体の小型化が進んでおり、必然的にキー入力による操作性が低下している。 【0007】特に、ウェブアクセスにより目的のコンテンツを参照するためには、長い文字列のインターネットアドレスを入力する必要があり非常に操作が煩雑である。このような煩雑さを解消するために、代表的なサイトをメニュー登録することで、キー入力操作を不要としているが、メニューに登録されるサイトはごく一部であり、膨大なコンテンツサイトをカバーすることは不可能である。 【0008】また、携帯電話等のモバイル端末を利用したウェブアクセスは、前述のごとく、いつでもどこでもウェブアクセスを利用することができるものであるが、その効果を最大限発揮するためには、常に、目的のウェブサイトのインターネットアドレスを確認できる媒体が必要である。 【0009】たとえば、日頃からよくアクセスするサイトに関しては、ブックマークに登録しておくことで問題はないが、様々な目的から、あらたなコンテンツサイトに訪れようと試みることは多い。このような場合には、やはり操作が面倒である。 【0010】また、雑誌などのサイトアドレス集を常に持ち歩くことは、携帯性に優れたモバイル端末を利用する利点を半減させる。 【0011】そこで、本発明は前記問題点に鑑み、モバイル端末の利用者が欲しい情報を即座に得られるようなウェブシステムを提供することを目的とする。 【0012】 【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため、請求項1の発明は、携帯端末からのアクセス要求に応じて、目的のウェブコンテンツを提供するシステムであって、ウェブコンテンツのインターネットアドレスと識別番号とを対応づけるデータベースと、前記識別番号によるアクセス要求を受けた際、前記データベースを検索して前記識別番号に対応するインターネットアドレスを取得し、目的のウェブコンテンツへのリンク情報を提示する検索システムとを備え、前記識別番号は、公衆が閲覧可能な場所に設置する情報伝達媒体に付されることを特徴とする。 【0013】請求項2の発明は、携帯電話からのアクセス要求に応じて、目的のウェブコンテンツを提供するシステムであって、ウェブコンテンツのインターネットアドレスと識別番号とを対応づけるデータベースと、前記識別番号によるアクセス要求を受けた際、前記データベースを検索して前記識別番号に対応するインターネットアドレスを取得し、目的のウェブコンテンツへのリンク情報を提示する検索システムとを備え、前記識別番号は、前記ウェブコンテンツの情報内容が実際に利用される領域に存在する情報伝達媒体に付されることを特徴とする。 【0014】請求項3の発明は、請求項1または請求項2に記載のモバイルウェブシステムであって、前記情報伝達媒体は、広告媒体であることを特徴とする。 【0015】請求項4の発明は、請求項3に記載のモバイルウェブシステムであって、前記広告媒体は雑誌広告媒体であって、前記雑誌広告媒体は複数の記事広告を含む構成であり、前記雑誌広告に付された識別番号によりウェブコンテンツを提供するコンテンツサイトは、前記記事広告ごとのウェブコンテンツを備え、前記識別番号は、前記記事広告ごとに前記雑誌広告媒体に付されることを特徴とする。 【0016】請求項5の発明は、請求項4に記載のモバイルウェブシステムであって、決済システムとの間で決済処理を実行する決済手段を備え、前記決済手段は、前記記事広告ごとの購読料を課金する手段を備えることを特徴とする。 【0017】請求項6の発明は、請求項1または請求項2に記載のモバイルウェブシステムであって、前記情報伝達媒体は、案内掲示板であることを特徴とする。 【0018】請求項7の発明は、請求項6に記載のモバイルウェブシステムであって、前記案内掲示板に付された識別番号によりウェブコンテンツを提供するコンテンツサイトは、複数の言語に対応した言語別ウェブコンテンツを備え、前記案内掲示板には、前記言語別ウェブコンテンツごとの識別番号が付される構成としたことを特徴とする。 【0019】請求項8の発明は、請求項7に記載のモバイルウェブシステムであって、前記言語別ウェブコンテンツは、前記複数の言語ごとの音声データを含むことを特徴とする。 【0020】 【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。 【0021】{実施の形態1} <1.システム構成>まず、本実施形態のシステム構成について説明する。図1に示すように、本実施形態のモバイルウェブシステムは、検索サーバ20、データベースサーバ30等を備える識別番号検索サイト10(以下、検索サイト10と称す)と、識別番号55を表示する情報伝達媒体40、コンテンツサイト90等とから構成されている。 【0022】検索サーバ20は、図2に示すように、WWWサーバアプリケーションプログラム(以下、WWWサーバと称す)21と、検索モジュール22とを備え、一般のWebサーバと同様、インターネットにウェブコンテンツ25を公開可能としている。つまり、検索サーバ20はウェブサイトとしての機能も備えている。 【0023】ウェブコンテンツ25は、たとえばHTML(Hypertext Markup Language)などのページ記述言語で記述されたコンテンツデータである。そして、本実施形態においては、ウェブコンテンツ25は、携帯電話対応のページ記述言語で作成されたコンテンツデータを含んでおり、携帯電話50に搭載されたウェブブラウザ51によって、表示可能としている。 【0024】なお、検索サイト10にパソコン等の端末からアクセスした場合には、通常のページ記述言語により作成されたコンテンツを提供するのであり、特に、アクセス対象を携帯電話50に限定するものではない。 【0025】また、携帯電話に対応したページ記述言語は、複数のフォーマットが存在するため、検索サイト10は、適宜、複数のフォーマットに対応したコンテンツを備えることにより、携帯電話の機種に依存しないサービスを提供可能とすることができる。 【0026】データベースサーバ30は、データベース管理システム(以下、DBMSと略す)31と、識別番号データベース(以下、識別番号DBと略す)32とを備えている。 【0027】識別番号DB32は、図3に示すように、識別番号61(図では、データベースのアイテムとしてコードと表記している)と、ページアドレス(インターネットアドレス)62とを対応付けたテーブルを備えている。 【0028】ページアドレス62は、インターネット上におけるウェブコンテンツの場所を示す、いわゆるURL(Uniform Resource Locators)と呼ばれるアドレスである。図では、比較的短いアドレスを例として表記しているが、実際のアドレスは、さらに長い文字列で表されるものが多く、特に、階層が深くなる程、ページアドレス62の文字列は長くなる。 【0029】そこで、これら文字列の長いページアドレス62を数字に置き換えたものが識別番号61である。なお、図では、識別番号62を8桁の数字で表しているが、文字を含ませるようにしてもよい。 【0030】そして、検索サーバ20のコンテンツ25は、これら識別番号61を用いたコンテンツ閲覧を可能とするための検索ページを備えており、ユーザから識別番号61によるアクセス要求を受けることにより、検索モジュール22を実行させて、DBMS31に対して検索処理を依頼する。 【0031】そして、データベースサーバ30において識別番号61を入力データとした検索処理が実行され、該当するページアドレス62を検索サーバ20が受け取ると、携帯電話50によるウェブアクセスの接続先は、実際にページアドレス62の所在地であるコンテンツサイト90にリンクされ、ユーザのブラウザ上には、検索処理によって得られたページアドレスに応じたウェブコンテンツ91が表示されるのである。 【0032】つまり、本実施形態においては、以下の3つのプロセスを経ることにより、携帯電話50に目的のウェブコンテンツが表示される。 【0033】(1)利用者が情報伝達媒体40から識別番号61を得るプロセス。 【0034】(2)利用者が携帯電話50を用いて、識別番号61を指定したウェブアクセスを行うプロセス。 【0035】(3)検索サイト10において、識別番号61をインターネットアドレス62に変換するプロセス。 【0036】(4)携帯電話50によるウェブアクセスの接続先を、インターネットアドレス62を所在地とするコンテンツサイト90に設定するプロセス。 【0037】ここで、図1においては、コンテンツサイト90をサイトの代表として図示しているが、実際には、インターネット上に膨大なコンテンツサイトが存在することになり、検索サイト10において識別番号61を指定することにより、識別番号DB32に登録された全てのサイトに接続することが可能である。 【0038】このように、本実施形態の検索サイト10は、ユーザから識別番号61を用いたアクセス要求を受けることにより、該当するコンテンツ(ホームページ)のページアドレス62を取得し、ユーザに対して取得したページアドレス62に対応したコンテンツの提示を可能とするものである。 【0039】なお、検索処理の実行により得られたページアドレス62は、インターネット上で公開された各所のコンテンツサイトのアドレスであり、これらコンテンツサイトが、携帯電話に対応したウェブコンテンツを備えていることにより、携帯電話50のユーザは、携帯電話50のウェブブラウザ51上にウェブコンテンツを最適な状態で表示することが可能となる。 【0040】本実施形態においては、コンテンツサイト90は、携帯電話等、携帯端末に対応したページ記述言語により作成されたウェブコンテンツ91を備えている。従って、利用者は、携帯電話50を用いて、検索サイト10に接続して、識別番号61を指定することで、そのまま、携帯電話50のモニタ上に目的のウェブコンテンツ91を表示できるのである。 【0041】このように識別番号61を利用することで、特に、携帯電話等の携帯端末を用いたウェブアクセス時において、面倒なページアドレス62の入力操作を無くして、利便性を向上させている。 【0042】<2.識別番号の表示場所>上記システム構成においては、識別番号61を入力することにより、目的のコンテンツを閲覧可能とすることを説明した。次に、識別番号61の表示場所について説明する。 【0043】図1において、識別番号61は情報伝達媒体40に表示されていることを示した。携帯電話50の利用者は、この情報伝達媒体40から識別番号61を取得することになる。 【0044】ここで、識別番号61は、たとえばウェブサイトを紹介した雑誌において紹介することも可能である。つまり、ショッピングや、観光スポット、オークションサイトなど、種別ごとのウェブサイトを一覧で紹介する雑誌等において、記載されたウェブサイトごとに識別番号61を表示させておくのである。これによって、ユーザは、この雑誌を参照しながら、識別番号61を入力して様々なウェブサイトに接続することが可能となる。 【0045】このように、雑誌等に識別番号61を表示した場合、利用者は、まず、雑誌を購入するというプロセスが必要となる。また、モバイル環境でウェブアクセスを行うためには、雑誌を持ち歩かなければならない。 【0046】本実施形態においては、この識別番号61を図4に示すように、広告媒体70に表示させるようにしている。 【0047】広告媒体70は、図では、電車内の吊り広告を例としている。つまり、電車の車内は、多くの利用者が同じ場所にしばらく滞留するという性質があるため、吊り広告の内容は、自然と利用者の目に留まり、利用者に認識されやすいるものである。したがって、識別番号61を表示させておくことで、必然的に多数の利用者に識別番号61を周知することが可能となる。 【0048】また、図で示した広告媒体70は、ある雑誌の内容を宣伝する広告を例としている。広告媒体70には、雑誌の名称710の近傍に雑誌のトップページを示す識別番号61aが表示されている。 【0049】また、広告媒体70には、雑誌の記事内容が複数の項目に分けられて、見出しとともに、内容を要約した文章などが記載されている。図では、2つの記事内容711,712を示しており、それぞれ記事内容711,712には、識別番号61b,61cが表示されている。 【0050】このように、広告媒体70には、複数の識別番号61(61a,61b,61c)が表示されており、当該雑誌広告を出している雑誌社のコンテンツサイト90(図1に図示するコンテンツサイト90を第1実施形態では、雑誌社のコンテンツサイトであるとして説明する)には各識別番号61に対応したウェブコンテンツ91が蓄積されている。 【0051】つまり、ユーザの携帯電話50から入力指示された各識別番号61a,61b,61cは、検索サイト10において、それぞれページアドレス62a,62b,62cに変換されることとなるが、図5に示すように、雑誌社のコンテンツサイト90には、各ページアドレス62a,62b,62cに対応したウェブコンテンツ91a,91b,91cが蓄積されているのである。 【0052】ここで、コンテンツ91aは、雑誌のトップページの内容を示すコンテンツデータであり、コンテンツ91b,91cは、それぞれ記事内容711,712の記事内容を示すコンテンツデータである。 【0053】これによって、ユーザは、読みたい記事だけを選んで、直接読みたい記事の内容を示すウェブコンテンツ91を参照することが可能となるのである。このように記事内容ごとにアドレス62を設ける(すなわち、記事内容ごとに識別番号61を設ける)ことにより、雑誌のトップページに接続してから、目的の記事内容を見るために、さらに、メニュー選択などを行う操作を省略することができる。 【0054】特に、本実施形態のごとく、モバイル環境でウェブアクセスを行うことを前提としている場合、少しでもユーザオペレーションを少なくすることによるメリットは大きい。 【0055】また、ユーザは、広告媒体70を見て、読みたい記事があった場合にも、雑誌を購入することなく、その読みたい記事のみをインターネットを介して参照することが可能となる。特に、自分の読みたい記事が、雑誌のごく一部だけである場合には、一冊の雑誌を購入するという無駄を解消することができるのである。 【0056】さらに、図に示すように、ウェブサイト90と決済システム100とを連動させることにより、広告媒体70を見て記事内容のコンテンツを参照した携帯利用者501に対して記事内容ごとの購読料を請求するようにしてもよい。 【0057】このような構成とすることで、利用者は、一冊の雑誌を購入することなく、記事ごとの購読ができるという利点がある一方、コンテンツ提供側(雑誌社)は、紙媒体としての雑誌の販売とあわせて、電子記事を記事内容ごとに販売することが可能となり、提供者側、利用者側、双方にとってメリットの高いシステム構成となるのである。 【0058】また、電子記事を記事内容ごとに有料で販売する方法のほかに、広告媒体の見出しよりは詳しい情報を無料で提供することで、雑誌の販売促進用として利用してもよい。 【0059】本実施形態においては、広告媒体として電車の吊り広告を例に説明したが、他にも、電車駅構内の看板や、広告、路上の看板や広告、商店街の広告など、さまざまな場所において、広告媒体に識別番号61を表示することで同様の効果が得られるものである。 【0060】また、雑誌広告を例に説明したが、小説、ニュース、ファッション誌、漫画、アニメなどにおいても同様に適用可能である。たとえば、ファッション誌であれば、通常は紙媒体における静止画像のみの情報であるが、ウェブアクセスを行うことによって、動画像による情報を得ることができ有用である。 【0061】いずれにしても、携帯電話50の利用者が行動する範囲において、その視野に自然と入る場所に識別番号61を表示させることで、利用者に対して効率的にコンテンツの提供を行うことができるのである。また、利用者にとっては行動視野範囲に識別番号61が表示されていることで、識別番号61を参照する媒体を持ち歩く必要がなく、目に入ってくる情報をもとに、ウェブアクセスを楽しむことが可能となるのである。 【0062】{実施の形態2}次に、実施の形態2について、図6および図7を用いて説明する。なお、検索サイト10の構成は、図1および図2で示した構成と同様であり、説明を省略する。また、実施の形態2においては、図1で示したウェブサイト90は、観光案内サイトであるものとする。 【0063】図6に示すように、本実施形態においては、識別番号61が観光案内の案内掲示板80に表示されている。図は、遺跡の観光案内掲示板を例としている。案内掲示板80には、遺跡の名称810が表示されており、遺跡の名称810の側部には、識別番号61dが表示されている。 【0064】遺跡の名称810に続いて、遺跡を紹介する日本語による文章が表示されている。そして、紹介文の下には、「English」表示811が表示されており、当該「English」表示811の側部には、識別番号61eが表示されている。また、「Chinese」表示812の側部には、識別番号61fが表示されている。 【0065】このように、観光案内板80には、複数の識別番号61(61d,61e,61f)が表示されており、観光案内のコンテンツサイト90には各識別番号61に対応したウェブコンテンツ91が蓄積されている。 【0066】つまり、ユーザの携帯電話50から入力指示された各識別番号61d,61e,61fは、検索サイト10において、それぞれページアドレス62d,62e,62fに変換されることとなるが、図7に示すように、観光案内ウェブサイト90には、各ページアドレス62d,62e,62fに対応したウェブコンテンツ91d,91e,91fが蓄積されているのである。 【0067】ここで、コンテンツ91dは、遺跡を紹介するコンテンツデータであり日本語に対応したコンテンツである。つまり、遺跡を訪れた観光客は、まず、案内掲示板80に表示された説明文等を読むこととなるが、さらに、詳しい内容を知りたい場合、もしくは、もっと多様な情報を得たい場合には、所持している携帯電話50によって、識別番号61dを指定したウェブアクセスを行うことによって、さらに詳しい情報を見ることができるのである。 【0068】また、ウェブアクセスによって、静止画、動画を含めて観光地に関する多様な情報を得ることが可能となる。つまり、ウェブコンテンツ91は、文字データのほかに、静止画像、動画像を含んでおり、画像を利用した観光案内により、観光客は、よりダイナミックに観光案内情報を参照することが可能となるのである。 【0069】自宅のパソコンなどからも、インターネットを利用して観光案内のウェブサイトを参照すれば、有益な情報を得ることは可能である。しかし、現地(目的地)と遠く離れた場所において参照した情報は、なかなか実感が得られるものではない。これに対して、本実施形態においては、利用者(観光客)は実際に、目的の訪問場所にいながらにして情報を得られるのであり、最も関心の高い状態で、即座に有益な情報が得られるというメリットがあるのである。 【0070】また、ウェブコンテンツを利用することによって、他にもさまざまな形態で観光案内を演出することが可能となる。たとえば、冬の大阪城を訪れた際には、観光案内板から春の大阪城を表示する識別番号を用意しておけば、冬に訪れた観光客にも、桜の季節の大阪城を紹介することができる。確かに観光客は、雑誌や本、もしくは、インターネットを利用すれば、自宅に居ながらにして桜の季節の大阪城を見ることは可能であるが、実際に現地を訪れた状態で参照することにより、季節の異なる風景であっても、より実感のある風景として捉えることができるのである。 【0071】コンテンツ91e,91fは、それぞれ英語および中国語に対応した観光案内のコンテンツデータである。 【0072】コンテンツ91e,91fは、いずれも、コンテンツ91dと同様に、遺跡についての観光案内を、文字情報、静止画像、動画像を含めた多様な情報として提供することが可能である。 【0073】これによって、英語圏の外人観光客は、携帯電話を用いて、「English」表示811の側部に表示された識別番号61eを指定したウェブアクセスを行うことにより、英語による観光案内を参照することが可能となる。また、中国語による観光案内も同様に、識別番号61fを指定したウェブアクセスを行うことにより、中国語による観光案内を参照することが可能となる。 【0074】このように、案内掲示板80に識別番号61を表示することによって、案内掲示板に記載することのできる情報量は、案内掲示板80の物理的な表示スペースの制約にとらわれることはなく、豊富かつ多様な情報を含めることが可能となるのである。 【0075】また、従来、観光地などにおいては、各国の言語に対応した案内表示を行っていたため、全体の記載量が非常に多くなり、個々の言語の説明文に十分なスペースを確保することができなかった。また、表示が見難くなるという問題もあった。しかし、本実施形態においては、日本語によるメインの表示だけを行い、多言語は、言語名と識別番号のみを表示させておくことで、見易さにも配慮することが可能となる。 【0076】上述した構成に加えて、さらに、ウェブコンテンツ91d,91e、91fは、音声データを含んでいる。 【0077】つまり、識別番号61dを入力してコンテンツ91dをダウンロードすることにより、文字、画像による観光案内と合わせて、音声による観光案内メッセージを聞くことができるのである。これにより、たとえば、動画像を再生しながら音声による案内メッセージを再生するといった観光案内を行うことが可能となる。 【0078】特に、音声による観光案内を提供することにより、観光客は、携帯電話50を持って移動しながら、観光案内を聞くことができるというメリットがある。 【0079】そして、英語および中国語対応のコンテンツ91e,91fには、それぞれ英語、中国語による音声データが含まれており、外人観光客に対しても、各国に対応した音声による観光案内メッセージを再生することが可能である。 【0080】本実施形態においては、案内掲示板80として、観光地における案内板を例に説明したが、他にも、駅構内、空港内、バスターミナルなどの案内板に適用することで同様の効果が得られるものである。 【0081】特に、外国人が多くいる空港などにおいては、各国の言語に対応したウェブアクセスを可能に識別番号を表示させておくことで、非常に利便性が高い。 【0082】{3.変形例}実施の形態2では、観光案内の案内掲示板に識別番号61を表示させ、各国言語に対応したウェブコンテンツを表示するようにした。このようなシステムを観光客が利用するためには、観光客がウェブブラウザ51を備えた携帯電話50を所有している必要があるが、たとえば、観光案内所において、ウェブブラウザを備えた携帯端末を貸与するようにしてもよい。 【0083】遊園地や動物園であれば、入園する際に、ウェブアクセス可能な携帯端末を貸し出すようにすればよい。このようなサービスを提供することによって、外人観光客に対しても、各国言語に対応した情報サービスを容易に提供することが可能となる。また、空港内でウェブアクセス可能な携帯端末を貸し出すようにしてもよい。 【0084】また、実施の形態1および実施の形態2においては、いずれも静的に情報表示を行う広告媒体や案内掲示板に識別番号を表示する構成としているが、他にもテレビやラジオ番組を利用してもよい。 【0085】たとえば、テレビであれば、番組の最後にアンケートやプレゼント応募をするような場面があるが、この場合、従来の電話番号表示(もしくはURL表示)に変えて、識別番号を表示するようにすればよい。これによって、視聴者は簡単に番組ホームページにアクセスすることが可能となる。 【0086】また、携帯電話を利用したウェブアクセスの場合、アクセスもとの携帯電話の機種を判別することが可能である。そこで、この情報を利用してアクセスユーザを限定するサービスを行うことも可能である。 【0087】たとえば、「α社の携帯電話利用者だけの特別プレゼント」、「いますぐ、12345678(識別番号)にアクセス」などの表示を街頭の電子掲示板に大きく表示するなどの方法がある。これによって、歩行中の携帯電話の利用者(α社の利用者)は、即座に識別番号を入力してウェブアクセスを行い、限定サービスを受けることができるのである。このとき他社製の携帯電話からのアクセスは受け付けないようにする。このようにして、個別限定のサービスを提供することができ、ひいては、自社製品(携帯電話)の販促効果につなげることも可能となるのである。 【0088】また、ラジオ番組であれば、音声により識別番号を案内するようにすればよい。この場合でも、非常に文字列の長いURLに比べると、簡単にメモをとることができる識別番号を利用していることで、ウェブアクセスを有効に促進することが可能となる。 【0089】 【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発明では、識別番号の入力により目的のウェブコンテンツへのアクセスを可能とするシステムにおいて、公衆が閲覧可能な場所に設置された情報伝達媒体に識別番号を付したので、利用者は、識別番号を記載した雑誌等を所持することなく、自然と目に入る情報から識別番号を得ることが可能となる。 【0090】請求項2の発明では、識別番号の入力により目的のウェブコンテンツへのアクセスを可能とするシステムにおいて、識別番号を、ウェブコンテンツの情報内容が実際に利用される領域に存在する情報伝達媒体に付したので、利用者は、識別番号を事前に知らなくとも、訪問地において、最も関心のある情報を得ることが可能となる。 【0091】請求項3の発明では、広告媒体に識別番号を表示させたので、利用者に対して識別番号の周知が容易に行える。 【0092】請求項4の発明では、雑誌広告に識別番号を付し、かつ、雑誌広告の記事内容ごとに識別番号を付したので、利用者は、読みたい記事を選んで、知りたい情報だけを即座に得ることが可能となる。 【0093】請求項5の発明では、記事内容ごとに購買料を課金するシステムと連動させたので、雑誌の提供者は、紙媒体の雑誌の販売にあわせて、記事単位での電子データによる雑誌の販売が可能となる。 【0094】請求項6の発明では、案内表示板に識別番号を表示させたので、利用者が知りたい情報を、知りたい場所で提示することが可能となる。また、案内掲示板の物理的な大きさに制約されることなく、豊富かつ多様な情報を提供することが可能となる。 【0095】請求項7の発明では、複数の言語に対応したウェブコンテンツを備え、案内掲示板には複数の言語に対応した識別番号を表示させたので、外国人にとっても有益な情報を提供できる。また、複数の言語による表記を避けることで、表示上の煩雑さも解消することができる。 【0096】請求項8の発明では、複数の言語に対応したウェブコンテンツに複数の言語に対応した音声データを含めるようにしたので、利用者は、音声による案内メッセージにより、移動しながらの情報取得が可能となり、より有益な案内サービスを行うことが可能となる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】399022984 【氏名又は名称】株式会社ジェイデータ
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| 【出願日】 |
平成12年9月27日(2000.9.27) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100089233 【弁理士】 【氏名又は名称】吉田 茂明 (外2名)
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| 【公開番号】 |
特開2002−108739(P2002−108739A) |
| 【公開日】 |
平成14年4月12日(2002.4.12) |
| 【出願番号】 |
特願2000−294426(P2000−294426) |
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