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【発明の名称】 メモリカード、及びこのメモリカードを利用した情報アクセス方法
【発明者】 【氏名】高山 政弘

【要約】 【課題】簡単にかつ特定のホームページにアクセスすることを容易にした情報アクセス方法を提供することを目的とする【解決手段】メモリカード6をカードスロット7に挿入したとき、メモリカード内にURL情報が登録されていた場合には、インターネット閲覧ソフトウェアであるインターネットブラウザが起動する。そして、メモリカード内のURLを参照し、そのURLの示すホームページを表示する。ユーザーはキー入力することなく、マウス10等を利用して、ホームページを閲覧することができる。

【解決手段】メモリカード6をカードスロット7に挿入したとき、メモリカード内にURL情報が登録されていた場合には、インターネット閲覧ソフトウェアであるインターネットブラウザが起動する。そして、メモリカード内のURLを参照し、そのURLの示すホームページを表示する。ユーザーはキー入力することなく、マウス10等を利用して、ホームページを閲覧することができる。
【特許請求の範囲】
【請求項1】メモリカードを搭載可能な情報処理装置における情報アクセス方法において、インターネットアクセスのためのアドレス情報が格納されたメモリカードが挿入されたか否かを検出し、前記アドレス情報が格納されたメモリカードが挿入されたと判定された場合、前記メモリカードよりインターネットアクセスのためのアドレス情報を読み出し、アドレス情報の読み出しに基づいて、インターネット閲覧ソフトウェアを起動し、このインターネット閲覧ソフトウェア用いて、前記メモリカードに格納されたアドレス情報に対応するホームページをアクセスすることを特徴とする情報アクセス方法。
【請求項2】前記メモリカードより複数のアドレス情報を読み出し、読み出したアドレス情報を前記インターネット閲覧ソフトウェアを用いて、一覧表示することを特徴とする請求項1記載の情報アクセス方法。
【請求項3】前記読み出したアドレス情報を一覧表示する前に、前記メモリカードを利用する利用者が正当な利用者であるか否かを判定する認証処理を実行することを特徴とする請求項2記載の情報アクセス方法。
【請求項4】前記メモリカードに格納されていないアドレス情報に対応するホームページにアクセスした場合、このホームページに対応するアドレス情報を前記メモリカードに記録することを特徴とする請求項3記載の情報アクセス方法。
【請求項5】前記一覧表示されたアドレス情報において、前回アクセスされたアドレス情報を優先的に表示することを特徴とする請求項2記載の情報アクセス方法。
【請求項6】前記ホームページにアクセスする前に、前記ホームページの閲覧のためのパスワード情報を前記メモリカードより読み出し、パスワードを送信することを特徴とする請求項1記載の情報アクセス方法。
【請求項7】前記インターネット閲覧ソフトウェアに予め設定されていたアドレス情報と、前記メモリカードに格納されたアドレス情報を合併し、前記インターネット閲覧ソフトウェア上で一覧表示することを特徴とする請求項1記載の情報アクセス方法。
【請求項8】情報処理装置により、読み出し、記録可能なメモリカードにおいて、情報を記録する記録手段を具備し、この記録手段は、インターネットのホームページをアクセスするためのアドレス情報を記憶する領域と、このアドレス情報に対応するホームページを閲覧するためのパスワード情報を記録した領域とを有するメモリカード。
【請求項9】前記情報処理装置との認証処理を実施する制御回路を具備し、前記記録手段は、前記認証処理のためのID情報を記憶する領域を有することを特徴とする請求項8記載のメモリカード。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信回線を介してインターネットをアクセスする情報処理装置の情報アクセス方法に関し、詳しくは、情報処理装置でメモリカードを利用した情報アクセス方法に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、インターネットによる情報検索が一般的に利用されるようになった。利用者はインターネットに接続するために、パーソナルコンピュータを電話回線等に接続し、閲覧したいホームページのアドレスをキーボードなどから入力することによりホームページを閲覧することができる。また、インターネットへの接続は、現在パーソナルコンピュータだけでなく、テレビや携帯電話等でも閲覧することが可能である。テレビや、携帯電話でインターネットの接続をする場合には、パーソナルコンピュータ等のようにキーボードを備えていないため、テンキーやリモコンなどキー数の少ない入力装置を用い、公開されているURLを入力していた。この際、インターネットでの閲覧の対象コンテンツであるホームページの作成者は、自分のホームページを閲覧してもららうためにホームページのアドレス(以下、URLと略す)を公開している。そして、上記のようにユーザは公開されているURLを入力することによりホームページにアクセスしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従来のインターネット閲覧方法だと、ユーザーはインターネットブラウザを起動し、自分で特定のURLを入力しなければならない。これは非常に煩雑な操作であるので、ホームページを公開しているメーカーなどがユーザーから多数のアクセスをしてもらおうとしても、ユーザーにとっては簡単にアクセスすることができなかったために、アクセス数を多くすることができなかった。従って、例えば、ショッピングサイトなどのホームページ作ったとしても、そのホームページに多くのユーザにアクセスをしてもらうためには、各種の広告などでURLアドレスを認知させる必要がありコスト的に効率の悪いものとなっていた。従って、本発明は、上述した問題点を解決するため、簡単にかつ特定のホームページにアクセスすることを容易にした情報アクセス方法を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解決するため、メモリカードを搭載な情報処理装置における情報アクセス方法において、インターネットアクセスのためのアドレス情報が格納されたメモリカードが挿入されたか否かを検出し、前記アドレス情報が格納されたメモリカードが挿入されたと判定された場合、前記メモリカードよりインターネットアクセスのためのアドレス情報を読み出し、アドレス情報の読み出しに基づいて、インターネット閲覧ソフトウェアを起動し、このインターネット閲覧ソフトウェア用いて、前記メモリカードに格納されたアドレス情報に対応するホームページをアクセスすることを特徴とする情報アクセス方法である。また、本発明は、上記課題を解決するため、前記メモリカードより複数のアドレス情報を読み出し、読み出したアドレス情報を前記インターネット閲覧ソフトウェアを用いて、一覧表示することを特徴とするものである。また、本発明は、上記課題を解決するため、前記読み出したアドレス情報を一覧表示する前に、前記メモリカードを利用する利用者が正当な利用者であるか否かを判定する認証処理を実行することを特徴とするものである。
【0005】また、本発明は上記課題を解決するため、前記メモリカードに格納されていないアドレス情報に対応するホームページにアクセスした場合、このホームページに対応するアドレス情報を前記メモリカードに記録することを特徴とするものである。また、本発明は、上記課題を解決するため、前記一覧表示されたアドレス情報において、前回アクセスされたアドレス情報を優先的に表示することを特徴とするものである。また、本発明は、上記課題を解決するため、前記ホームページにアクセスする前に、前記ホームページの閲覧のためのパスワード情報を前記メモリカードより読み出し、パスワードを送信することを特徴とするものである。また、本発明は、上記課題を解決するため、前記インターネット閲覧ソフトウェアに予め設定されていたアドレス情報と、前記メモリカードに格納されたアドレス情報を合併し、前記インターネット閲覧ソフトウェア上で一覧表示することを特徴とするものである。また、本発明は、上記課題を解決するため、情報処理装置により、読み出し、記録可能なメモリカードにおいて、情報を記録する記録手段を具備し、この記録手段は、インターネットのホームページをアクセスするためのアドレス情報を記憶する領域と、このアドレス情報に対応するホームページを閲覧するためのパスワード情報を記録した領域とを有するメモリカードである。
【0006】また、本発明は、上記課題を解決するため、前記情報処理装置との認証処理を実施する制御回路を具備し、前記記録手段は、前記認証処理のためのID情報を記憶する領域を有することを特徴とするものである。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を用いて説明する。本発明は、まず第1の特徴として、ホームページなどのアドレスデータである、URL情報をメモリカードに格納し、このメモリカードをパーソナルコンピュータ、リモコン、携帯電話などに挿入した場合に、挿入と同時にインターネットブラウザなどを起動する。そして、メモリカードよりURLデータを読み出しインターネットブラウザに表示させることにより、ユーザがURL情報を自分で入力することなく、特定のホームページにアクセス可能にしたものである。図1〜図4は、その第1〜第3の実施形態を示す概念図であり、図1は、第1の実施形態であるパーソナルコンピュータパーソナルコンピュータ1にメモリカードを挿入し、インターネットブラウザ及び、URLを表示させた状態を示す図である。この図に示すように、パーソナルコンピュータ1には、情報処理を司る本体2と、本体2に接続され、各種情報を入力する入力装置であるキーボード3と、本体2に接続され、表示データを出力するディスプレイ4を具備している。キーボード2には、複数のキー5の他に、本実施形態では、メモリカード6を格納可能なカードスロット7が設けられている。また本体2には、CD−ROMなどを格納するディスクスロット8や、フロッピー(登録商標)ディスクなどを格納するフロッピーディスクスロット9、また入力装置としてのマウス10が接続させている。
【0008】デイスプレイ4は、本体2と接続され、本体から送信されてくる表示データを表示画面11に表示するものである。図1において、メモリカード6をカードスロット7に挿入したとき、メモリカード内にURL情報が登録されていた場合には、インターネット閲覧ソフトウェアであるインターネットブラウザが起動する。そして、メモリカード内のURLを参照し、そのURLの示すホームページを表示する。ユーザーはキー入力することなく、マウス10等を利用して、ホームページを閲覧することができる。図2は、このようにメモリカード6内に格納されたURLを表示画面11に表示させた状態を示す詳細図である。図2にも示すように、インターネットブラウザが起動されると、表示画面11には、ホームページを表示するHP領域11aと、URLを表示するアドレス表示領域11b、アドレス表示領域11bに、メモリカード内のURLリストを一覧として表示させる一覧選択ボタン表示11c、マウス10等を用いて移動するカーソル11d等が表示されている。インターネットブラウザが起動された状態で、ユーザは、カーソル11dをまず一覧選択ボタン11cの部分へ移動させ選択する。一覧選択ボタンを選択すると、図2に示すように、メモリカード6内に格納されたURLが一覧として表示される。この状態でユーザは一覧されたURLリストから、所望のURLの位置に、カーソル11dを移動させ、マウス10で選択すると、そのURLのホームページが表示される。
【0009】これにより、ユーザは、キーボード6からのキー入力をすることなく、ホームページを閲覧することができる。図3は、本発明の第2の実施形態を示した概念図で、テレビでのインターネットホームページを閲覧する概念図である。図3において、テレビ本体12にはディスプレイ13が設けられ、通常の放送画像とは異なり、インターネットブラウザ14が表示されている状態が示されている。また、テレビ本体には、無線受信部15が設けられ、リモコン16からの無線コマンドや、データを受信しする。リモコン16は、テレビ本体にコマンドやデータを無線送信するための無線端子部17が設けられ、テレビとのデータの送受信を行う。また、キー18は、ディスプレイ13に表示された表示データを選択したりチャンネルを切り換えるチャンネルキー18a、カーソル13aを移動させるための十字キー18bから構成される。さらに、本発明のテレビ用のリモコン16には、メモリカード6を格納可能なカードスロット19が設けられており、メモリカード6が着脱自在に装着される。図3のような構成のテレビにおいて、本実施形態では、リモコン16のカードスロット19にメモリカード6を挿入する。そして、リモコン16で、メモリカード16に記憶されたURL情報を読み取った後、キー18でユーザが読みとったURL情報をテレビ本体12に送信する。テレビ本体12は、リモコン16からのURL情報を受信すると、インターネット閲覧ソフトウェアであるインターネットブラウザが起動され、テレビより通信回線を介して、インターネットサーバに接続。接続完了後に送信されたURLが示すホームページを表示させるものである。
【0010】これにより、ユーザは、複雑なリモコン操作をすることなく、ホームページを閲覧することができる。図4は、本発明の第3の実施形態を示す概念図であり、携帯電話で、インターネットに接続した状態を示す図である。図4において、携帯電話本体20には、ディスプレイ21が設けられ、電話番号表示や、アンテナレベル表示、バッテリ残量表示、インターネットブラウザ、ホームページなどを表示するもので、21aは、ディスプレイ21に表示された表示画面を詳細に記した拡大画面である。携帯電話本体20の上部には、アンテナ29が設けられ、通常の通話データの送受信に加え、インターネットアクセスのための通信データの送受信も可能となっている。本体下部には、キー22が設けられ、キー22は、十字キー22a、テンキー22bから構成されている。また、携帯電話本体20の側面部には、メモリカード6を格納可能なカードスロット23が設けられており、メモリカード6が着脱自在に装着される。図4に示すような携帯電話において、本実施形態においては、まず、ユーザは、カードスロット23にメモリカード6を挿入する。携帯電話では、メモリカード6の挿入を検出すると、メモリカード内に記憶されたデータを読み取り、読みとったデータの中に、URL情報が格納されている場合には、インターネットブラウザを起動し、通信回線を介して、インターネットサーバに接続する。そして、読みとったURL情報を参照し、そのURLの示すホームページを表示画面21に表示させる。これにより、ユーザは、複雑なキー入力をすることなく、携帯電話でホームページを閲覧することができる。
【0011】次に、上述したような本発明の各実施形態に関しての動作について、ブロック図、及びフローチャートを用いて詳細に説明する。図5は、本発明の実施形態に共通の構成を示すブロック図であり、パーソナルコンピュータ、テレビ、携帯電話それぞれの実施形態にて同様に実現可能である。図5に示す24は、情報処理装置であり、この情報処理装置24には、メモリカード6が着脱自在に装着可能となっている。情報処理装置24には、メモリカード6とのデータ交換を実施するカードインターフェース(CDI/F)25が設けられている。CPU26は、カードインターフェース25から送信されてくるデータを受け取り、受け取ったデータに基づいて、ROM27に記憶されたインターネットブラウザなどのアプリケーションソフトを起動指示する。入力手段28は、パーソナルコンピュータでの実施形態では、キーボード5、及びマウス10に相当し、テレビでの実施形態では、リモコン16のキー18に相当、そして携帯電話での実施形態では、キー22に相当するもので、各種コマンド入力、データ選択などで利用される。LCD28は、CPU26により表示指示をされた各種表示データを出力するもので、本実施携帯では、インターネットブラウザの表示、およびURLデータの表示を行う。尚、LCD28は、パーソナルコンピュータ、テレビ、携帯電話、各実施形態のデイスプレイに相当するものである。
【0012】図6は、本実施形態で用いられるメモリカード6の構成図を示すものである。メモリカード6は、情報処理装置24と電気的に接続するためのコネクタインターフェース30が設けられており、情報処理装置とメモリカードとのデータの送受信を行う。フラッシュメモリ31は、送受信されるデータを記憶する。本実施形態のメモリカード6では、フラッシュメモリへのアクセス許可は、メモリカード29に設けられた制御回路32が制御する機能を有する。即ち、情報処理装置24がメモリカード6のフラッシュメモリ31に格納されたデータを読み出す際には、情報処理装置と制御回路との間で、認証処理を実施し、情報処理装置が正当なデバイス、即ちデータアクセスを許可されているデバイスであると判定された場合に、制御回路32がフラッシュメモリ31よりデータを読み出し、情報処理装置24にデータを送出する。制御回路32はこのようなアクセス制御を実行するためのドライバソフトウェアをROM33に格納している。また、このドライバソフトウェアをコントローラ34が実行するし、フラッシュメモリインターフェース35、アクセスインターフェース36等を介して、データの送受信制御を行う。
【0013】本実施形態でのメモリカード6はフラッシュメモリ内に、下記のデータを記録することで後述する様々な動作をすることができる。
1.インターネット上の特定のホームページをアクセスするアドレスであるURLデータ。
2.このURLデータに対応したホームページを閲覧するためのパスワードデータ。
3.パスワードをホームページに送信する処理に先立ち、このメモリカードの利用者が正当な利用者であるか否かを判定するためのID情報。
4.ホームページ上からダウンロードしてきた音楽情報などのコンテンツデータ。
5.コンテンツデータをダウンロードする際の購入手続の際に必要とされるクレジットカードデータ。
以上説明したような、ハードウェア構成の情報処理装置、メモリカードにおいて、上述したようなパーソナルコンピュータ、携帯電話、テレビでの実施形態での様々な動作について、以下にフローチャートを用いて説明する。図7は、上述した各実施形態での第1の動作を示すフローチャートである。まず、パーソナルコンピュータ等の情報処理装置24では、メモリカード6が挿入されたか否かを検出する(ステップS1)。つまりメモリカード6が挿入されると、メモリカード6に配設された特定のコネクタピンが、情報処理装置6では、カードインターフェース25に電気的に接続されたことをCPU26が検出する。
【0014】メモリカード6が挿入されたことを検出すると、次に、メモリカード6に設けられたフラッシュメモリ31にURL情報が格納されているかを判定するため、情報処理装置24より、メモリカード6の制御回路32にデータの読み出し要求を実施し、URL情報の有無を検出する(ステップS2)。ここでフラッシュメモリ31にURL情報が格納されている場合には、情報処理装置24では、ホームページ閲覧ソフトウエアである、インターネットブラウザを自動的に起動する(ステップS3)。この時、ユーザはキー操作などにより自分でブラウザを起動する必要はない。そして、インターネットブラウザ起動後、情報処理装置では、通信回線を介して、インターネットのホームページ閲覧のためのサーバに接続する(ステップS4)。サーバに接続後、フラッシュメモリ内に記憶されたURL情報の数に基づいて、URLデータが1つ存在する場合には、このURLデータに対応してホームページをアクセスして、読み込んだURLのホームページを開く(ステップS5、S6、S7)。これに対して、フラッシュメモリ内に記憶されたURLデータが複数格納されていた場合には、これら複数のURLデータを全て読み込み、図2に示すようにURLの選択画面を表示させ、ユーザがマウス、テンキーなどを利用して、任意のURLを選択し、選択されたURLのホームページを開く(ステップS5、S8、S9、S7)。
【0015】次に開いたホームページがパスワード付きのホームページ、即ち、特定のパスワードを入力しないと、詳細な内容を見ることができないホームページであった場合には、ユーザは、情報処理装置の入力手段、例えば、キーボードや、指紋認証装置、声紋認証装置などを利用して、これらID情報をホームページを持つサーバに送信し、本メモリカードを使うものが本人であることを確認する認証処理を実施する(ステップS10)。認証処理は、メモリカードの制御回路は、ID情報がフラッシュメモリ内に格納されいてるID情報と一致するか否かを判定する。そして、認証処理の結果、本人であることが確認された場合には、次に、ホームページに対するパスワードを入力する。そして、パスワードによるホームページのアクセスロックが解除され、ホームページが閲覧できる状態となる(ステップS10、S11、S12)。以上が、URL情報を格納したメモリカードを情報処理装置に挿入することで、自動的にインターネットブラウザを起動し、特定のURLに対応したホームページにアクセスすることを実現した動作形態である。次に、第2の動作形態として、複数のURLの一覧表リストであるブックマークを合成する例を説明する。ブックマークの合成とは、メモリカードに格納されたURL情報と、情報処理装置に既に格納されているURL情報を合併して、1つの一覧リストにすることを意味する。このリストは、ユーザが「お気に入り」のリストとして予め特定のURLを一覧化することにより、特定のURLに即座にアクセスすることができるようにしたものである。
【0016】図8は、このブックマークの合成を実現するためのフローチャートである。まず、情報処理装置でホームページ閲覧ソフトウェアである、インターネットブラウザが起動された状態で(ステップS13)、メモリカード6が挿入を検出する。メモリーカード6が挿入されていない場合には、ホームページ閲覧ソフトウェアで予め設定されたURL一覧リストからブックマークを生成する(ステップS14、S20)。一方メモリカード6の挿入を検出した場合には、次に、このメモリカード6が認証機能付きのカードであるかを判定する(ステップS15)。認証機能付きのメモリカードとは、セキュリティ機能が強化されたカードであり、メモリカード内のフラッシユメモリにID情報等を記録しておき、このID情報を情報処理装置とメモリカードとの間で特定の手続により照合し、照合結果をみてこのメモリカードの正当性を判別する機能を有するものである。従って、ブックマーク合成処理にはいる前に、認証機能付きのカードであると判別された場合には、認証処理を実施し、成功した場合にのみ、ブックマークの合成処理に進み、失敗した場合には、ブックマークの合成処理に進まず、情報処理装置に予め設定されていたURL一覧リストからブックマークを生成する(ステップS17、S18)。認証機能付きのカードでない場合には、そのままブックマークの合成処理に進む(ステップS19)。
【0017】ブックマークの合成処理に進んだら、ホームページ閲覧ソフトに予め設定されているURLとメモリカード6内に記録されたURLとを合成し、これら全てのURLデータが設定されたブックマークを生成する。そして、この新たに生成されたブックマークについて、適宜更新可能とするため、ユーザに予め、メモリカード内のブックマークを常に最新とするか否か選択させておく。メモリカード内のブックマークを最新にすることが選択されていた場合には、メモリカード6内のURL一覧リストを更新し記録する。更新されたブックマークは、他の情報処理装に挿入しても更新されたブックマークを活用することができる。上記のようにブックマークの合成処理が完了後、ホームページ閲覧ソフトウェア上に、合併後のブックマークを表示させることによりユーザは、ブックマークに設定された一覧リストから任意のURLを選択することができ、選択されたURLのホームページを簡単に表示することができる。もし、ブックマークに登録されていないURLのホームページにアクセスしたい時には、ユーザが入力手段を用いて、URLを入力、指定したホームページを表示させることもできる。この際入力したURLについては逐次このURLをメモリカードに記録してもいい。この場合には、これ以降、URLを入力することなく、今回指定したホームページを簡単に閲覧することができる。
【0018】次に、本発明を利用した第3の動作形態として、本発明のように、予めURLが格納されたメモリカードを利用して、インターネットショッピングをする場合の利用形態をフローチャートを用いて説明する。図9は、本発明でインターネットショッピングを利用する場合の実施形態を示すフローチャートである。まず、インターネットを利用して、商品の購入(ショッピング)をするとき、ショッピングできるホームページのURLが書き込まれたメモリカードを情報処理装置に挿入する。そして、上述した図6と同様の処理にて、ショッピングが可能なホームページに接続する(ステップS25)。そして、ホームページに接続するためのパスワードの入力要求を受ける。要求に基づいて、情報処理装置からホームページにパスワードを送信する必要があるが、本発明では、パスワード送信に先立って、メモリカードのセキュリティ機能を用い、カードを使う本人であることを特定する認証処理を実施する(ステップS26)。認証処理には、パスワード入力、指紋認証、声紋認証などを利用し、情報処理装置と、メモリカードとの間で特定の手続を実行し、カード利用者本人であることを確認する。認証処理に失敗した場合は、パスワードをホームページに送信することを禁止し、ホームページの閲覧を不可能とする。
【0019】一方認証処理に成功した時は、メモリカード6に記憶されているパスワードをホームページに送信する。すると、ホームページのパスワードが解除され、ホームページを閲覧できるようになる。ユーザは、このショッピング用のホームページを閲覧し、購入したい商品を選択、購入手続を行う(ステップS27)。この時、クレジットカードで決裁を行う場合、メモリカード6を用いて、ホームページとの認証処理を行い、認証処理に成功したときにのみ商品購入手続を進め、認証に失敗した場合には、商品購入手続を途中で解除する。商品購入手続が成功すると、予めメモリカード6に記憶されているクレジットカード番号などをホームページ側に送信し、一連の商品購入手続を終了させる(ステップS29)。また、クレジットカードを利用しないで商品の購入手続をする場合には、ホームページ側で指定した購入手続(例えば商品着払い処理など)を選択する(ステップS30)。このように、本発明のメモリカードを利用して、ショッピングサイトなどのホームページにアクセスすることにより、ユーザーはクレジットカードの番号などをキーボードなどの入力手段から入力することなく、カード情報を送信することができる。また、ショッピングサイトなどのホームページで商品を販売している店舗としては、自分のホームページのURLデータが格納されたメモリカードを、無料でユーザに配布するなどして、ホームページの知名度を向上させることができ、また商品購入手続を簡略化することができるので、ユーザに対する商品購入意欲が向上し売上の向上につなげることができる。
【0020】次に、本発明のような、URLデータを記憶したメモリカードを利用した第4の利用形態をフローチャートを用いて説明する。以下に説明する動作形態は、インターネットによる音楽情報の配信を実施しているホームページより、音楽情報をダウンロードし、情報処理装置でこの音楽を再生することを想定したものである。図10は、上記利用形態を示すフローチャートで、まずユーザは、音楽データを配信しているホームページのURLが記憶されているメモリカード6を情報処理装置に挿入し、インターネット閲覧ソフトウェアであるインターネットブラウザを起動する。次に、メモリカードに記憶されたURLを参照し、そのURLの示すホームページを表示する。ここまでの処理は図6に示すフローチャートと同様である(ステップS31)。そして、このホームページで、購入したい音楽データがある場合には、購入手続を行い、音楽データを受信。受信した音楽データをメモリカードに記憶させる(ステップS33〜S35)。これにより、ユーザは音楽配信をしているホームページに簡単にアクセスすることができる。従って、例えば音楽配信業者が、自分のホームページのURLをメモリカードに記録して無償で配布するようにすれば、その音楽配信業者は多くのユーザを獲得することができ、音楽データの購入数を増加させることができる。
【0021】また、他の実施例として、ビデオタイマーの設定にも応用が可能である。つまり、インターネット上にあるテレビ番組情報を使って番組予約するホームページのURLをメモリカードに登録する。このメモリカードをパーソナルコンピュータ等に挿入し、そのホームページを閲覧し、見たい番組を指定する。指定すると、そのホームページから録画予約データを送信してくる。その送信データをメモリカードに記録する。これをメモリカード付きのビデオデッキにセットすることにより、簡単にビデオの予約録画をすることができる。また、他の実施例として、カードマネーにも応用できる。つまり、カードマネーに銀行のURLと、自分の口座情報を記憶しておく。そして、パーソナルコンピュータ等にカードマネーをセットすることで、自分が契約している銀行のホームページにつながり、さらに自分名義の口座のホームページが表示される。そのページの操作で自分のお金を簡単にカードマネーに振り込む操作を実現できる。以上のように、本発明のように、インターネットのホームページをアクセスするためのアドレス情報であるURLデータをメモリカードに予め格納しておき、メモリカードが情報処理装置にセットされたと同時に、インターネットに接続し、記憶されてているURLに自動的にアクセスすることにより、ユーザは、入力手段などからURL情報を入力する必要なく、簡単に特定のホームページにアクセスすることができる。
【0022】
【発明の効果】インターネットのホームページをアクセスするためのアドレス情報であるURLデータをメモリカードに予め格納しておき、メモリカードが情報処理装置にセットされたと同時に、インターネットに接続し、記憶されてているURLに自動的にアクセスすることにより、ユーザは、入力手段などからURL情報を入力する必要なく、簡単に特定のホームページにアクセスすることができる。
【出願人】 【識別番号】000003078
【氏名又は名称】株式会社東芝
【出願日】 平成12年9月28日(2000.9.28)
【代理人】 【識別番号】100083161
【弁理士】
【氏名又は名称】外川 英明
【公開番号】 特開2002−108737(P2002−108737A)
【公開日】 平成14年4月12日(2002.4.12)
【出願番号】 特願2000−296368(P2000−296368)