| 【発明の名称】 |
電子機器、ネットワーク構成方法及びプログラム記憶媒体 |
| 【発明者】 |
【氏名】吉沢 純一
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| 【要約】 |
【課題】ネットワークへの途中参加を容易にした電子機器、ネットワーク構成方法及び記憶媒体を提供することを目的とする。
【解決手段】パソコン1は、通信接続を行う予定の外部機器のデータを記憶している予定リスト42を用意しておき、このデータリストをもとに無線接続を試みる。この予定リスト42中の機器の中で、通信接続を行うことができたものは、参加リスト43にデータを登録し、通信接続を行うことができなかった機器は、不参加リスト44にデータを登録する。その後、不参加リスト44に登録している機器のデータをもとに、接続を試み、接続が可能になると、不参加リスト44から参加リスト43へデータを登録する。また、予定リスト42に登録していない機器を検索し、発見したら、無線接続を試み、通信接続可能になると、参加リスト43へ登録する。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】通信手段と、前記通信手段を介して接続を行うことを予め決めている外部通信機器のデータである第1のデータリストと、通信接続した外部通信機器のデータである第2のデータリストと、通信接続ができなかった外部通信機器のデータである第3のデータリストと、を記憶する記憶手段と、前記第1のデータリストに記憶している外部通信機器に対し、前記通信手段を介して通信接続処理を行う接続手段と、前記接続手段により通信接続した外部通信機器のデータを前記第1のデータリストから前記第2のデータリストへ変更し、通信接続ができなかった外部通信機器のデータを、前記第3のデータリストへ変更するようにデータリストの更新をおこなう更新手段と、を具備することを特徴とする電子機器。 【請求項2】前記更新手段によりデータリストの更新を行った後に、前記第1乃至第3のデータリストを、通信可能な外部通信機器へ送信することを特徴とする請求項1に記載の電子機器。 【請求項3】前記第3のデータリストに外部通信機器のデータを記憶している場合、前記接続手段は、前記第3のデータリストに記憶している全ての外部通信機器に対して通信接続処理を行い、前記更新手段は、通信接続した外部通信機器のデータを前記第3のデータリストから前記第2のデータリストへ変更するデータリストの更新を行い、更新した前記第2乃至第3のデータリストを、通信可能な外部通信機器へ送信することを特徴とする請求項1に記載の電子機器。 【請求項4】前記第3のデータリストに外部通信機器のデータを記憶している場合、前記接続手段は、前記第3のデータリストに記憶している特定の外部通信機器に対して通信接続処理を行い、前記更新手段は、通信接続した外部通信機器のデータを前記第3のデータリストから前記第2のデータリストへ変更するデータリストの更新を行い、更新した前記第2乃至第3のデータリストを、通信可能な外部通信機器へ送信することを特徴とする請求項1に記載の電子機器。 【請求項5】通信手段と、前記通信手段を介して接続を行うことを予め決めている外部通信機器のデータである第1のデータリストと、通信接続した機器のデータである第2のデータリストと、通信接続ができなかった機器のデータである第3のデータリストと、を記憶する記憶手段と、前記第1のデータリストに記憶している外部通信機器に対して、前記通信手段を介して通信接続処理を行う接続手段と、前記接続手段により通信接続した機器のデータを前記第1のデータリストから前記第2のデータリストへ変更し、通信接続ができなかった機器のデータを、前記第3のデータリストへ変更するようにデータリストの更新を行う更新手段と、前記第1のデータリスト以外で通信可能な外部通信機器を探す検索手段と、前記検索手段により外部通信機器が検出された場合に、前記接続手段を介して通信接続をおこない前記更新手段により、前記第2のデータリストへ記憶することを具備することを特徴とする電子機器。 【請求項6】前記更新手段によりデータリストの更新を行った後に、前記第2乃至第3のデータリストを、通信可能な外部通信機器へ送信することを特徴とする請求項5に記載の電子機器。 【請求項7】前記第3のデータリストに外部通信機器のデータを記憶している場合、前記接続手段は、前記第3のデータリストに記憶している全ての外部通信機器に対して通信接続処理を行い、前記更新手段は、通信接続した外部通信機器のデータを前記第3のデータリストから前記第2のデータリストへ変更するようデータリストの更新を行い、更新した前記第2乃至第3のデータリストを、通信可能な外部通信機器へ送信することを特徴とする請求項5に記載の電子機器。 【請求項8】前記第3のデータリストに外部通信機器のデータを記憶している場合、前記第3のデータリストに記憶している特定の外部通信機器のデータに対して通信接続処理を行い、前記更新手段は、通信接続した外部通信機器のデータを前記第3のデータリストから前記第2のデータリストへ変更するようデータリストの更新を行い、更新した前記第2乃至第3のデータリストを、通信可能な外部通信機器へ送信することを特徴とする請求項5に記載の電子機器。 【請求項9】前記検索手段により外部通信機器が検出された場合に、更新された前記第2のデータリストと前記第3のデータリストとを、前記第1のデータリストのデータとして前記記憶手段に保持することを特徴とする請求項5に記載の電子機器。 【請求項10】通信手段を介して接続を行うことを予め決めている外部通信機器のデータである第1のデータリストに記憶している外部通信機器に対して通信接続処理を行ない、通信接続した外部通信機器のデータを前記第1のデータリストから、接続した外部機器のデータである第2のデータリストへ変更し、通信接続ができなかった外部通信機器のデータを前記第1のデータリストから、接続できなかった外部通信機器のデータである第3のデータリストへ変更するようデータリストの更新を行うことを特徴とするネットワーク構成方法。 【請求項11】前記データリストの更新を行った後に、前記第2乃至第3のデータリストを、通信可能な外部通信機器へ送信することを特徴とする請求項10に記載のネットワーク構成方法。 【請求項12】前記第3のデータリストに外部通信機器のデータを記憶している場合、前記第3のデータリストに記憶している全ての外部通信機器に対して通信接続処理を行い、通信接続した外部通信機器のデータを前記第3のデータリストから前記第2のデータリストへ変更するようデータリストの更新を行い、更新した前記第2乃至第3のデータリストを、通信可能な外部通信機器へ送信することを特徴とする請求項10に記載のネットワーク構成方法。 【請求項13】前記第3のデータリストに外部通信機器のデータを記憶している場合、前記第3のデータリストに記憶している特定の外部通信機器のデータに対して通信接続を行い、通信接続した外部通信機器のデータを前記第3のデータリストから前記第2のデータリストへ変更するようデータリストの更新を行い、更新した前記第2乃至第3のデータリストを、通信可能な外部通信機器へ送信することを特徴とする請求項10に記載のネットワーク構成方法。 【請求項14】通信手段を介して接続を行うことを予め決めている外部通信機器のデータである第1のデータリストに記憶している外部通信機器に対して通信接続処理を行ない、通信接続した外部通信機器のデータを前記第1のデータリストから、接続した外部通信機器のデータである第2のデータリストへ変更し、通信接続ができなかった外部通信機器のデータを前記第1のデータリストから、接続できなかった外部通信機器のデータである第3のデータリストへ記憶するようデータリストの更新を行い、前記第1のデータリスト以外で通信可能な外部通信機器を検索し、外部通信機器が検出された場合に、前記接続手段を介して通信接続をおこない前記第2のデータリストへ記憶することを特徴とするネットワーク構成方法。 【請求項15】前記データリストの更新を行った後に、前記第2乃至第3のデータリストを、通信可能な外部通信機器へ送信することを特徴とする請求項14に記載のネットワーク構成方法。 【請求項16】前記第3のデータリストに外部通信機器のデータを記憶している場合、前記第3のデータリストに記憶している全ての外部通信機器に対して通信接続処理を行い、通信接続した外部通信機器のデータを前記第3のデータリストから前記第2のデータリストへ変更するようデータリストの更新を行い、更新した前記第1乃至第3のデータリストを、通信可能な外部通信機器へ送信することを特徴とする請求項14に記載のネットワーク構成方法。 【請求項17】前記第3のデータリストに外部通信機器のデータを記憶している場合、前記第3のデータリストに記憶している特定の外部通信機器に対して、通信接続処理を行い、通信接続した外部通信機器のデータを前記第3のデータリストから前記第2のデータリストへ変更するようデータリストの更新を行い、更新した前記第2乃至第3のデータリストを、通信可能な外部通信機器へ送信することを特徴とする請求項14に記載のネットワーク構成方法。 【請求項18】外部通信機器が検出された場合に更新された前記第2のデータリストと前記第3のデータリストとを、前記第1のデータリストのデータとしてとして、接続処理の際に用いることを特徴とする請求項14に記載のネットワーク構成方法。 【請求項19】通信手段を具備する電子機器に、通信手段を介して接続を行うことを予め決めている外部通信機器のデータである第1のデータリストに記憶している外部通信機器に対して通信接続を行う機能と、通信接続した外部通信機器のデータを前記第1のデータリストから、接続した外部通信機器のデータである第2のデータリストへ変更し、通信接続ができなかった外部通信機器のデータを前記第1のデータリストから、接続できなかった外部通信機器のデータである第3のデータリストへ変更するようデータリストの更新を行う機能と、前記データリストの更新を行った後に、前記第1乃至第3のデータリストを、通信可能な外部通信機器へ送信する機能とを実行させるプログラムを記憶した記憶媒体。 【請求項20】通信手段を具備する電子機器に、通信手段を介して接続を行うことを予め決めている外部通信機器のデータである第1のデータリストに記憶している外部通信機器に対して通信接続処理を行う機能と、通信接続した外部通信機器のデータを前記第1のデータリストから、接続した外部通信機器のデータである第2のデータリストへ変更し、通信接続ができなかった外部通信機器のデータを前記第1のデータリストから、接続できなかった外部通信機器のデータである第3のデータリストへ変更するようデータリストの更新を行う機能と、前記データリストの更新を行った後に、前記第2乃至第3のデータリストを、通信可能な外部通信機器へ送信する機能と、その後の通信接続要求があった場合は、前記第3のデータリストに記憶している全ての外部通信機器に対して通信接続処理を行う機能と、通信接続した外部通信機器のデータを前記第3のデータリストから前記第2のデータリストへ記憶するようデータリストの更新を行う機能と、更新した前記第1乃至第3のデータリストを通信可能な外部通信機器へ送信する機能とを実行させるプログラムを記憶した記憶媒体。 【請求項21】通信手段を具備する電子機器に、通信手段を介して接続を行うことを予め決めている外部通信機器のデータである第1のデータリストに記憶している外部通信機器に対して通信接続処理を行う機能と、通信接続した外部通信機器のデータを前記第1のデータリストから、接続した外部通信機器のデータである第2のデータリストへ変更し、通信接続ができなかった外部通信機器のデータを前記第1のデータリストから、接続できなかった外部通信機器のデータである第3のデータリストへ変更するようデータリストの更新を行う機能と、前記第1のデータリスト以外で通信可能な外部通信機器を検索する機能と、外部通信機器が検出された場合に、前記接続手段を介して通信接続をおこない前記第2のデータリストへ記憶するようデータリストの更新を行う機能と、更新した前記第1乃至第3のデータリストを、通信可能な外部通信機器へ送信する機能と、を実行させるプログラムを記憶した記憶媒体。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、無線通信手段を有する電子機器、ネットワーク構成方法およびプログラム記憶媒体に関する。 【0002】 【従来の技術】近年、BluetoothやHomeRFなどのパーソナルエリアの無線技術の出現により、パーソナルコンピュータ(以後、パソコンと称す)、携帯電話を中心に、各種情報機器に対してこららの無線インターフェースの採用が検討されている。 【0003】このような無線技術の利用形態として最もポピュラーなものは、ケーブルリプレースメント(Cable replacement)と呼ばれるものである。これは、いわゆる従来は有線を用いて実現していたシステムを無線に置きかえるというものである。代表的な例として、パソコンとモデムとの間のRS232Cケーブルの無線化、パソコンとキーボード(マウス)との間の無線化といったものがある。 【0004】このようなケーブルリプレースメント技術のアプリケーションに対して、無線装置を搭載した情報装置の可搬性を利用して、フレキシブルにネットワークを構成するアプリケーション(アドホックネットワークと呼ばれる)が注目されている。 【0005】このアドホックネットワークは広義な概念であり、例えば以下2つようなアプリケーションが例として挙げられる。 【0006】まず1つ目は、複数のノート型パソコン間で電子資料を共有しながら行う電子会議である。 【0007】2つ目としては、複数のプレーヤーが自由に参加しながらネットワークを経由して行う対戦ゲームである。 【0008】また、特開平8−79247号公報には、通信ネットワークで用いられる通信制御装置及び通信制御方法が開示されている。 【0009】 【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の技術は、セキュリティを考慮するあまり、システム自体が複雑な構成と成る為、メンバの途中参加などに制約が多く、使い勝手が複雑になってしまう問題がある。 【0010】また、上記のような、アプリケーションを実現するためには、フレキシブルにネットワークを構成すること、簡単、簡潔にメンバの追加/削除が行えることなどその使い勝手を良くするために実現すべき課題が幾つもある。 【0011】上記課題を解決するために本発明では、ネットワークへの途中参加を容易にした電子機器、ネットワーク構成方法及び記憶媒体を提供する。 【0012】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するために、請求項1に係る発明では、通信手段と、通信手段を介して接続を行うことを予め決めている外部通信機器のデータである第1のデータリストと、通信接続した外部通信機器のデータである第2のデータリストと、通信接続ができなかった外部通信機器のデータである第3のデータリストと、を記憶する記憶手段と、第1のデータリストに記憶している外部通信機器に対し、通信手段を介して通信接続処理を行う接続手段と、接続手段により通信接続した外部通信機器のデータを第1のデータリストから第2のデータリストへ変更し、通信接続ができなかった外部通信機器のデータを、第3のデータリストへ変更するようにデータリストの更新をおこなう更新手段と、を具備することを特徴とする。 【0013】このような構成により、外部無線機器と容易にネットワークを構成することが可能であり、予めネットワーク接続を予定していた外部機器の中で、現在通信可能に接続している外部機器と、通信可能に接続できなかった機器とを容易に判別可能な電子機器を提供することが可能である。 【0014】また、請求項5にかかる発明では、通信手段と、通信手段を介して接続を行うことを予め決めている外部通信機器のデータである第1のデータリストと、通信接続した機器のデータである第2のデータリストと、通信接続ができなかった機器のデータである第3のデータリストと、を記憶する記憶手段と、第1のデータリストに記憶している外部通信機器に対して、通信手段を介して通信接続処理を行う接続手段と、接続手段により通信接続した機器のデータを第1のデータリストから第2のデータリストへ変更し、通信接続ができなかった機器のデータを、第3のデータリストへ変更するようにデータリストの更新を行う更新手段と、第1のデータリスト以外で通信可能な外部通信機器を探す検索手段と、検索手段により外部通信機器が検出された場合に、接続手段を介して通信接続をおこない更新手段により、第2のデータリストへ記憶することを具備することを特徴とする。 【0015】このような構成により、外部無線機器と容易にネットワークを構成することが可能であり、ネットワークに接続する予定ではない外部通信機器を検索し、その外部機器に対しても、通信可能に接続することが可能な電子機器を提供することが可能である。 【0016】また、請求項10にかかる発明では、通信手段を介して接続を行うことを予め決めている外部通信機器のデータである第1のデータリストに記憶している外部通信機器に対して通信接続処理を行ない、通信接続した外部通信機器のデータを第1のデータリストから、接続した外部機器のデータである第2のデータリストへ変更し、通信接続ができなかった外部通信機器のデータを第1のデータリストから、接続できなかった外部通信機器のデータである第3のデータリストへ変更するようデータリストの更新を行うことを特徴とする。 【0017】このような構成により、外部無線機器と容易にネットワークを構成することが可能であり、予めネットワーク接続を予定していた外部機器の中で、現在通信可能に接続している外部機器と、通信可能に接続できなかった機器とを容易に判別可能なネットワーク構成方法を提供することが可能である。 【0018】また、請求項14に係る発明では、通信手段を介して接続を行うことを予め決めている外部通信機器のデータである第1のデータリストに記憶している外部通信機器に対して通信接続処理を行ない、通信接続した外部通信機器のデータを第1のデータリストから、接続した外部通信機器のデータである第2のデータリストへ変更し、通信接続ができなかった外部通信機器のデータを第1のデータリストから、接続できなかった外部通信機器のデータである第3のデータリストへ記憶するようデータリストの更新を行い、第1のデータリスト以外で通信可能な外部通信機器を検索し、外部通信機器が検出された場合に、接続手段を介して通信接続をおこない第2のデータリストへ記憶することを特徴とする。 【0019】このような構成により、外部無線機器と容易にネットワークを構成することが可能であり、ネットワークに接続する予定ではない外部通信機器を検索し、その外部機器に対しても、通信可能に接続することが可能なネットワーク構成方法を提供することが可能である。 【0020】また、請求項19にかかる発明では、通信手段を具備する電子機器に、通信手段を介して接続を行うことを予め決めている外部通信機器のデータである第1のデータリストに記憶している外部通信機器に対して通信接続を行う機能と、通信接続した外部通信機器のデータを第1のデータリストから、接続した外部通信機器のデータである第2のデータリストへ変更し、通信接続ができなかった外部通信機器のデータを第1のデータリストから、接続できなかった外部通信機器のデータである第3のデータリストへ変更するようデータリストの更新を行う機能と、データリストの更新を行った後に、第1乃至第3のデータリストを、通信可能な外部通信機器へ送信する機能とを実行させることを特徴とする。 【0021】このような構成により、外部無線機器と容易にネットワークを構成することが可能であり、予めネットワーク接続を予定していた外部機器の中で、現在通信可能に接続している外部機器と、通信可能に接続できなかった機器とを容易に判別可能なプログラムを記憶した記憶媒体を提供することが可能である。 【0022】また、請求項20にかかる発明では、通信手段を具備する電子機器に、通信手段を介して接続を行うことを予め決めている外部通信機器のデータである第1のデータリストに記憶している外部通信機器に対して通信接続処理を行う機能と、通信接続した外部通信機器のデータを第1のデータリストから、接続した外部通信機器のデータである第2のデータリストへ変更し、通信接続ができなかった外部通信機器のデータを第1のデータリストから、接続できなかった外部通信機器のデータである第3のデータリストへ変更するようデータリストの更新を行う機能と、データリストの更新を行った後に、第1乃至第3のデータリストを、通信可能な外部通信機器へ送信する機能と、その後の通信接続要求があった場合は、第3のデータリストに記憶している外部通信機器に対して通信接続処理を行う機能と、通信接続した外部通信機器のデータを第3のデータリストから第2のデータリストへ記憶するようデータリストの更新を行う機能と、更新した第1乃至第3のデータリストを通信可能な外部通信機器へ送信する機能とを実行させることを特徴とする。 【0023】このような構成により、外部無線機器と容易にネットワークを構成することが可能であり、一旦第1のデータリストをもとにネットワーク接続を行った後は、接続できなかった第3のデータリストを参照し、外部通信機器とネットワーク接続を行うことが可能なプログラムを記憶した記憶媒体を提供することが可能である。 【0024】また、請求項21にかかる発明では、通信手段を具備する電子機器に、通信手段を介して接続を行うことを予め決めている外部通信機器のデータである第1のデータリストに記憶している外部通信機器に対して通信接続処理を行う機能と、通信接続した外部通信機器のデータを第1のデータリストから、接続した外部通信機器のデータである第2のデータリストへ変更し、通信接続ができなかった外部通信機器のデータを第1のデータリストから、接続できなかった外部通信機器のデータである第3のデータリストへ変更するようデータリストの更新を行う機能と、第1のデータリスト以外で通信可能な外部通信機器を検索する機能と、外部通信機器が検出された場合に、接続手段を介して通信接続をおこない第2のデータリストへ記憶するようデータリストの更新を行う機能と、更新した第1乃至第3のデータリストを、通信可能な外部通信機器へ送信する機能と、を実行させることを特徴とする。 【0025】このような構成により、外部無線機器と容易にネットワークを構成することが可能であり、ネットワークに接続する予定ではない外部通信機器を検索し、その外部機器に対しても、通信可能に接続することが可能なプログラムを記憶した記憶媒体を提供することが可能である。 【0026】 【発明の実施の形態】以下本発明に係る実施の形態を、図面を参照して説明する。 【0027】本発明に係る電子機器の斜視図を図1に示す。 【0028】本実施の形態では、図1に示すようなパソコン1を例として説明する。なお、電子機器としては、パソコンに限定されるものではない。 【0029】パソコン1は、本体ケース2と表示部ケース3とLCDパネル4とキーボード5とを有する。本体ケース2はその上面部にキーボード5を配設している。本体ケース2と表示部ケース3とは、ヒンジ部6により回動可能に接続している。表示部ケース3は、LCDパネル4の表示領域が可視状態となるようLCDパネル4の周辺部を保持している。表示部ケース3はヒンジ部6を介して矢印C−D方向に回動可能であり、キーボード5を覆う閉位置とキーボード5を使用可能な状態にする開位置との間で回動可能である。 【0030】また、表示部ケース3の上中央部には無線通信部7を設けている。本実施の形態では、無線通信方式としてBluetooth(以後、BTと称す)を用いるものとする。BTは、短距離の無線通信規格であり、2.4GHz帯のISM(Industry Science Medical)バンドを用いて10m以内の無線通信を実現するものである。BTでは、スペクトラム拡散方式として周波数ホッピング方式を用いており、1つのネットワークにつき、最大で7台までの機器を時分割多重方式によって接続することが可能である。 【0031】図2にパソコン1のハードウェア構成図を示す。 【0032】パソコン1本体内は、通常のパソコン1が動作するのに必要なデバイスにより構成している。このパソコン1の制御を司るCPU11とノースブリッジ12とは64ビット幅のデータバスを有するCPUローカルバス13によって接続しており、ノースブリッジ12とメインメモリ14との接続はメモリバスを介して行うが、本実施の形態ではCPUローカルバス13を利用して接続している。ノースブリッジ12とサウスブリッジ16とは、32ビット幅のデータバスを有するPCIバス17によって接続している。PCIバス17には、表示部18が接続している。サウスブリッジ16にはHDD20が接続しており、サウスブリッジ16に接続している16ビット幅のデータバスを有するISAバス21を介して、エンベデットコントローラ(以後、ECと称す)23が接続している。 【0033】CPU11は、パソコン1全体の動作制御およびデータ処理等を実行するものである。 【0034】メインメモリ14は、オペレーティングシステム、デバイスドライバ、実行対象のアプリケーションプログラム、および処理データなどを格納するメモリデバイスであり、複数のDRAMなどによって構成している。 【0035】ノースブリッジ12は、CPUローカルバス13とPCIバス17との間を繋ぐブリッジLSIであり、PCIバス17のバスマスタデバイスの1つとして機能する。このノースブリッジ12は、CPUローカルバス13とPCIバス17との間で、データ及びアドレスを含むバス幅を変換する機能、及びメモリバスを介してメインメモリ14のアクセス制御をする機能などを有している。 【0036】PCIバス17はクロック同期型の入出力バスであり、PCIバス17上の全てのサイクルは、PCIバスクロックに同期して行う。このPCIバス17は、時分割的に使用されるアドレス/データバスを有している。 【0037】表示部18は、画像データを視覚的に表示するためのデバイスである。 【0038】サウスブリッジ16は、PCIバス17とISAバス21との間を繋ぐブリッジLSIであり、PCIバス17とISAバス21との間のバス変換等を行う。また、データの記憶再生装置として用いられるHDD20の制御を行うIDEコントローラおよびUSB(Universal Serial Bus)コントローラとを組みこんでいる。 【0039】HDD20には、本発明に係る無線ネットワークを構成するアプリケーションソフトウェアを記憶しており、このソフトウェアを実行する際には、メインメモリ14に読出し、CPU11によってソフトウェアを実行する。本実施形態ではHDD20に記憶しているが、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、CD−ROM等の記憶媒体により提供することも可能である。 【0040】USBコントローラはシリアルデータ転送を制御するためのものである。サウスブリッジ16にはHDD20が接続している。ISAバス21には、EC23が接続している。 【0041】EC23は、ISAバス21とI2Cバス24とを繋ぐブリッジLSIであり、CPU11によってリード/ライト可能な複数のレジスタ群を内蔵している。これらレジスタ群を使用することにより、CPU11とI2Cバス24上のデバイスとの通信が可能となる。また、キーボードコントローラ(以下、KBCと称す)としての機能も有している。また、ドッカー2との接続検出もEC23にて行う。 【0042】I2Cバス24は、EC23と電源コントローラ25との間及び、電源コントローラ25とバッテリパック26との間の通信に利用される。また、EC23と無線通信部8との間もI2Cバス27によって接続している。 【0043】電源コントローラ25には、パソコン1本体に商用電源を接続するためのACアダプタ28が接続される。これにより、パソコン1本体はACアダプタ28を介して商用電源により駆動可能である。また、電源コントローラ25は、このパソコン1の電源のオン/オフなどの動作電源の制御を行うコントローラであり、バッテリパック26の2次電池の充電制御などを行う。 【0044】バッテリパック26は、ACアダプタ28から電力が供給されなくなった場合のバックアップに用いられるものである。 【0045】無線通信部8は無線による送受信の制御等を行うものであり、コントローラ32、RFモジュール33、及びアンテナ35とを有し、これらは専用のバスによって接続されている。 【0046】コントローラ32は、BTによる無線通信を行なうための、BTのベースバンド制御(無線インターフェース制御)を行うものであり、パソコン1内のサウスブリッジ16との間でUSB34を介してデータの送受信を行ったり、EC23との間で制御信号の送受信を行うインターフェース部となる。 【0047】RFモジュール33は、データを無線通信するために、信号のA/D変換、D/A変換を行うモジュールであり、アンテナ35と接続する。 【0048】続いて、ネットワークを接続する際のソフトウェアの表示画面を図3に示す。 【0049】この表示画面41は、実イメージに即し、GUI(Graphical User Interface)を想定した図であるが、これに限定するものであはない。 【0050】表示画面41には、ネットワーク参加予定メンバリスト(以後、予定リストと称す)42、ネットワーク参加メンバリスト(以後、参加リストと称す)43、ネットワーク不参加メンバリスト(以後、不参加リストと称す)44、及びネットワーク接続ボタン(以後、接続ボタンと称す)45を表示する。これらのリストは、ソフトウェア実行中は、パソコン1内のメインメモリ14に記憶している。このソフトウェアを起動していない時には、HDD20に記憶している。 【0051】予定リスト42は、自機器が含まれるネットワークに参加する予定のメンバの装置を表示しているものである。ここで、この予定リスト42には、参加予定メンバA、B、C、D、E、Fが登録されており、本例では、夫々の機器を識別する情報として、各機器のアドレスを記憶している。これは、各機器を識別する為の情報であり、識別可能なものなら何でも良い。以下の実施の形態で扱う機器は機器Aとし、機器Aがこのネットワークのマスタ機器になるものとする。 【0052】参加リスト43は、ネットワークを構成した際に、実際にネットワークのメンバとなっている装置の情報を示すものである。 【0053】不参加リスト44は、ネットワーク参加予定であったにもかかわらず、その時点でメンバとして参加していない装置のリストである。 【0054】また、接続ボタン45はネットワークを構成する際にネットワーク構成の為の手続を行うトリガとなるものであり、ポインタ46等を操作し、この接続ボタン45を押すことにより、ネットワーク接続処理を開始する。 【0055】次にネットワークを構成する際の手順について図4を参照し説明する。 【0056】このネットワークのマスタとなる機器Aは、所望のネットワーク参加者予定リスト42を選択し、ネットワーク構成ボタン45を押す。 【0057】無線通信手段7は、予定リスト42の情報に基づき、予定リスト42のメンバに対し接続要求を送信し、(ステップS101)。接続処理を行う(ステップS102)。ステップS102での、接続処理については、図4を用いて後述する。 【0058】次に、接続が成功したか否かを判定し(ステップS103)、接続が成功した装置は(ステップS103のYES)、参加リスト43に装置の情報を登録し(ステップS104)、接続に失敗した装置(ステップS103のNO)は、不参加リスト44へ装置情報を登録する(ステップS105)。ここで、接続に失敗する主要なケースとしては、そのメンバ機器が、BTの通信可能な距離内に存在しない場合が挙げられる。 【0059】接続が成功しても失敗しても、まだ、処理を行っていないメンバがいる場合は(ステップS106のYES)、次のメンバに対して同様の接続要求を出す。 【0060】全てのメンバ機器に接続要求処理を行ったら、接続処理を終了する。 【0061】このように、予定リスト42に載っているメンバ全てに対して同様の処理を行う。 【0062】次に、図4中のステップS102における、接続処理について図5を用いて説明する。ここでの接続処理は、互いの機器の認証が必要な場合に行う。 【0063】図4のステップS101において、ネットワークを構成すべく、他のメンバ機器に対して接続要求を送信する(ステップS101)。 【0064】接続相手となるメンバ機器のBTモジュールが有する48ビットの固有アドレス(BD_ADDR)を指定して呼び出して(ステップS201)、呼び出されたデバイスが応答する。 【0065】次にリンクKeyの有無について判別する(ステップS202)。このリンクKeyとは接続機器同士の間での相互の認証を行なう際の鍵となるものである。リンクKeyがある場合(ステップS202のYES)は、認証処理(ステップS203)へ移行する。 【0066】この場合、BTデバイスの48ビット固有アドレスと128ビットの乱数、及び以前生成したリンクKeyをパラメータとし、接続相手との認証を行う(ステップS203)。 【0067】次に、128ビットの乱数とリンクKeyをパラメータとし、暗号化に使用するencryption keyを生成する(ステップS204)。 【0068】リンクKeyがない場合(ステップS202のNO)は、Pairring処理(ステップS205)へ移行する。ここで、リンクKeyが無い場合とは、初めてそのデバイスに接続する場合や、以前接続したことことがありリンクKeyを生成したことがあるが、リンクKey失ってしまった場合である。 【0069】128ビットの乱数とユーザが任意に変更可能な1〜16バイトのPIN(Personal Identification Number)コードにより、仮のリンクKeyを生成し、接続相手との認証を行なうPairing処理を実行する(ステップS205)。 【0070】次に、BTデバイスの48ビット固有アドレスと128ビットの乱数、及びPairing処理(ステップS205)で生成した仮のリンクKeyをパラメータとし、リンクKeyを生成し(ステップS206)、認証処理(ステップS203)に移行する。 【0071】ネットワークを管理するマスタは、同一のネットワーク内のスレーブに対して、BTユニットのトランシーバのタイミング及び周波数のホッピング間隔を決めるマスタクロックを送信し、マスタクロックに同期した通信を行なうよう指示する(ステップS207)。 【0072】以上の処理によってセットアップが完了し、encryption keyにより暗号化されたデータを通信することが可能となり、接続処理を終了する。 【0073】上記、接続処理後の表示画面を図6に示す。 【0074】この図6は、図3に示す予定リスト42の中、B、Cは接続に成功し、D、E、Fの機器は、接続に失敗した例である。 【0075】次に、不参加リスト44に登録されたメンバを、後からネットワークメンバとして接続する方法について、図7、図8を用いて2つの例について説明する。 【0076】第1の例は、図7に示すように、不参加リスト44に登録してある機器全て(D、E、F機器)に対して接続処理を行う。 【0077】この場合は、ポインタ46を操作し、不参加リスト44のタグ48を選択した後に、接続ボタン45を押す。 【0078】この操作により、不参加リスト44に登録している機器に対し、上記図4、図5を用いて説明したの接続処理が行われる。 これは、不参加リスト44に登録した機器のうち、ネットワーク接続可能になった機器が複数台ある場合に有効である。 【0079】また、タグ48を選択しなくても、予定リスト42に機器が登録されていない場合は、接続ボタン45を押すだけで、不参加リスト44に登録している機器に対して接続処理を行うようにしても良い。 【0080】次に、第2の例は、図8に示すように、個別の装置に対して、接続処理を行うことも可能である。 【0081】例えば、機器Dに対してのみ接続処理を行いたい場合は、ポインタ46を操作し、不参加リスト44中の装置Dのタグ49を選択した後に、接続ボタン45を押す。 【0082】この操作により、不参加リスト44中の機器Sに対してのみ、上記図4、図5を用いて説明したの接続処理が行われる。 【0083】これは、これからネットワークに加わる機器が特定できている場合や、不参加リスト44に登録した機器のうち、ネットワーク接続可能になった機器が少数の場合に有効である。 【0084】尚、上記第1及び第2の例において、新しいメンバ機器の追加は、その旨、既にネットワーク接続している機器に通知し、参加リスト43および不参加リスト44を更新する。 【0085】次に、予定リスト42に登録していない機器を、ネットワークへ接続する場合について説明する。 【0086】この場合の、表示画面について、図9に示す。この画面は、前述した図4に示すの表示画面にさらに、サーチボタン51を設けている。 【0087】このサーチボタン51は、無線接続可能な機器を探し、ネットワーク接続を行うものである。 【0088】図10を用いて、サーチボタン51を押した際の処理について説明する。 【0089】サーチボタン51を押すと、この機器(発信元機器)からブロードキャストで、問合せ信号が発信される(ステップS301)。この問合せ信号を受信した機器(受信機器)は、発信元機器に対し、応答信号を返す。 【0090】発信元機器は、応答信号を受信すると(ステップS302)、【0091】この応答信号を返却した機器の中で、既にネットワーク接続している機器であるか否か判断し(ステップS303)、未だネットワーク接続していない機器である場合には、前記図4、図5で説明したように、ネットワーク接続処理を行う(ステップS304)。ここで、ネットワーク接続しているか否かの判断は、応答信号がどの機器から送られたのか、機器アドレスや、識別情報で判断する。 【0092】このようにして、新たにネットワーク接続を行った機器は参加リスト43に登録し(ステップS305)、他にも、応答信号を発信元機器へ送信した機器があるか否か判断する(ステップS306)。 【0093】他にも応答信号を発信した機器がある場合には(ステップS306のYES)、ステップS303へ移行する。 【0094】他にも応答信号を発信した機器がない場合には(ステップS306のNO)、ネットワーク接続しているメンバ機器に対して、更新したリストを送信する(ステップS307)。 【0095】また、ステップS303において、応答信号を返却した機器の中で、既にネットワーク接続している機器であるか否か判断し(ステップS303)、既にネットワークに接続している機器である場合は(ステップS303のYES)、ステップS306に移行する。 【0096】上記処理によって、新たに更新されたリストの表示画面を図11に示す。 【0097】ここでは、図9の状況から新たに機器Gがネットワークに加わっており、上述した説明によれば予定リスト42に登録していない機器もネットワークに接続可能である。 【0098】また、ここで新たに参加した機器を、今後のネットワーク接続時に、予定リストの中に加えることも可能であり、この場合は、現在の参加リスト43に登録しているメンバ機器を、予定リスト42の登録データとして保存する。 【0099】上述したように、本発明では、容易に無線ネットワークへの接続が可能となり、一度構成されたネットワークへの容易に途中参加が可能である。 【0100】上記説明では、ネットワーク接続の際に、ソフトウェア的なスイッチを用いて、ネットワーク接続のトリガをしていたが、ネットワークを接続するためのハード的なスイッチを設けても良い。 【0101】本発明ではその主旨を逸脱しない範囲であれば、上記の実施形態に限定されるものではない。そして、携帯電話、PDA(Personal Data Assistant)にも広く適用可能である。 【0102】 【発明の効果】以上詳述した発明によれば、ネットワークへの途中参加を容易にした電子機器、ネットワーク構成方法及び記憶媒体を提供することが可能である。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000003078 【氏名又は名称】株式会社東芝
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| 【出願日】 |
平成12年9月29日(2000.9.29) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100083161 【弁理士】 【氏名又は名称】外川 英明
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| 【公開番号】 |
特開2002−108733(P2002−108733A) |
| 【公開日】 |
平成14年4月12日(2002.4.12) |
| 【出願番号】 |
特願2000−298284(P2000−298284) |
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