| 【発明の名称】 |
コンテンツ再生制限機構付きディスクシステムおよび媒体 |
| 【発明者】 |
【氏名】添田 修材
【氏名】菊地 芳秀
【氏名】舩矢 幸一
【氏名】大塚 修
【氏名】太田 貫太郎
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| 【要約】 |
【課題】ある期間が経過するとコンテンツの再生ができなくなるコンテンツ再生制限機構付きディスクシステムおよび媒体を提供する。
【解決手段】正規のサーバから受け取ったコンテンツが格納されるコンテンツ格納部101と、サーバの電力から充電されるコンデンサ105と、このコンデンサ105によりバックアップされコンテンツの再生に必要な情報がサーバから格納される揮発性メモリ104と、正規の再生装置またはサーバから電力供給を受けたときにコンテンツ格納部101,揮発性メモリ104を読み書き制御する制御部102とを備える。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 正規のサーバから受け取ったコンテンツが格納されるコンテンツ格納部と、前記サーバの電力から充電されるコンデンサと、このコンデンサによりバックアップされ前記コンテンツの再生に必要な情報が前記サーバから格納される揮発性メモリと、正規の再生装置または前記サーバから電力供給を受けたときに前記コンテンツ格納部,前記揮発性メモリを読み書き制御する制御部とを備える、コンテンツ再生制限機構付きディスクシステム。 【請求項2】 正規のサーバから受け取ったコンテンツが格納されるコンテンツ格納部と、電池と、この電池によりバックアップされ前記コンテンツのレンタル時間情報に対応した値が前記サーバから設定されるタイマと、前記電池によりバックアップされ前記コンテンツの再生に必要な情報が前記サーバから格納され前記タイマ出力に対応して消去される揮発性メモリと、正規の再生装置または前記サーバから電力供給を受けたときに前記コンテンツ格納部,前記タイマ,前記揮発性メモリを読み書き制御する制御部とを備える、コンテンツ再生制限機構付きディスクシステム。 【請求項3】 正規のサーバから受け取ったコンテンツが格納されるコンテンツ格納部と、前記サーバの電力から充電されるコンデンサと、このコンデンサによりバックアップされ前記コンテンツのレンタル時間情報に対応した値が前記サーバから設定されるタイマと、前記コンデンサによりバックアップされ前記コンテンツの再生に必要な情報が前記サーバから格納され前記タイマ出力に対応して消去される揮発性メモリと、正規の再生装置または前記サーバから電力供給を受けたときに前記コンテンツ格納部,前記タイマ,前記揮発性メモリを読み書き制御する制御部とを備える、コンテンツ再生制限機構付きディスクシステム。 【請求項4】 前記コンテンツ格納部に格納されたコンテンツが暗号化されており、前記コンテンツの再生に必要な情報が前記コンテンツの暗号復号キーを含む、請求項1乃至3記載の、コンテンツ再生制限機構付きディスクシステム。 【請求項5】 前記コンテンツの再生に必要な情報が前記コンテンツ格納部の読み出し制御手順を含む、請求項1乃至3記載の、コンテンツ再生制限機構付きディスクシステム。 【請求項6】 前記揮発性メモリの電源ラインにスイッチを備え、不正アクセスを行うと前記スイッチがオープンとなり、前記揮発性メモリに保持されている情報を消去する機構を含む、請求項1乃至5記載のコンテンツ再生制限機構付きディスクシステム。 【請求項7】 暗号化されたコンテンツおよびこのコンテンツの暗号復号キーが正規のサーバから格納されるデータ格納部と、電池と、この電池によりバックアップされ前記コンテンツのレンタル時間情報に対応した値が前記サーバから設定されるタイマと、正規の再生装置または前記サーバから電力供給を受けたときに前記データ格納部,前記タイマを読み書き制御し且つ前記データ格納部に格納された暗号復号キーを前記タイマの出力に対応して消去する制御部とを備える、コンテンツ再生制限機構付きディスクシステム。 【請求項8】 暗号化されたコンテンツおよびこのコンテンツの暗号復号キーが正規のサーバから格納されるデータ格納部と、前記サーバの電力から充電されるコンデンサと、このコンデンサによりバックアップされ前記コンテンツのレンタル時間情報に対応した値が前記サーバから設定されるタイマと、正規の再生装置または前記サーバから電力供給を受けたときに前記データ格納部,前記タイマを読み書き制御し且つ前記データ格納部に格納された暗号復号キーを前記タイマの出力に対応して消去する制御部とを備える、コンテンツ再生制限機構付きディスクシステム。 【請求項9】 前記サーバまたは前記再生装置と接続する外部インタフェースの外形または前記制御部により、前記サーバまたは前記再生装置との接続を確認する、請求項1乃至8記載の、コンテンツ再生制限機構付きディスクシステム。 【請求項10】 コンテンツが正規のサーバにより書き込み格納され正規の再生装置により読み出されるコンテンツ格納部と、前記サーバの電力から充電されるコンデンサと、このコンデンサによりバックアップされ前記コンテンツの再生に必要な情報が前記サーバから格納される揮発性メモリと、正規の再生装置または前記サーバから電力供給を受けたときに前記揮発性メモリを読み書き制御する制御部とを備える、コンテンツ再生制限機構付き媒体。 【請求項11】 コンテンツが正規のサーバにより書き込み格納され正規の再生装置により読み出されるコンテンツ格納部と、電池と、この電池によりバックアップされ前記コンテンツのレンタル時間情報に対応した値が前記サーバから設定されるタイマと、前記電池によりバックアップされ前記コンテンツの再生に必要な情報が前記サーバから格納され前記タイマ出力に対応して消去される揮発性メモリと、正規の再生装置または前記サーバから電力供給を受けたときに前記タイマ,前記揮発性メモリを読み書き制御する制御部とを備える、コンテンツ再生制限機構付き媒体。 【請求項12】 コンテンツが正規のサーバにより書き込み格納され正規の再生装置により読み出されるコンテンツ格納部と、前記サーバの電力から充電されるコンデンサと、このコンデンサによりバックアップされ前記コンテンツのレンタル時間情報に対応した値が前記サーバから設定されるタイマと、前記コンデンサによりバックアップされ前記コンテンツの再生に必要な情報が前記サーバから格納され前記タイマ出力に対応して消去される揮発性メモリと、正規の再生装置または前記サーバから電力供給を受けたときに前記タイマ,前記揮発性メモリを読み書き制御する制御部とを備える、コンテンツ再生制限機構付き媒体。 【請求項13】 前記コンテンツ格納部に格納されたコンテンツが暗号化されており、前記コンテンツの再生に必要な情報が前記コンテンツの暗号復号キーを含む、請求項10乃至12記載の、コンテンツ再生制限機構付き媒体。 【請求項14】 前記コンテンツの再生に必要な情報が前記コンテンツ格納部の読み出し制御手順を含む、請求項10乃至12記載の、コンテンツ再生制限機構付き媒体。 【請求項15】 前記揮発性メモリの電源ラインにスイッチを備え、不正アクセスを行うと前記スイッチがオープンとなり、前記揮発性メモリに保持されている情報を消去する機構を含む、請求項10乃至14記載のコンテンツ再生制限機構付き媒体。 【請求項16】 暗号化されたコンテンツおよびこのコンテンツの暗号復号キーが正規のサーバにより書き込み格納され正規の再生装置により読み出されるデータ格納部と、電池と、この電池によりバックアップされ前記コンテンツのレンタル時間情報に対応した値が前記サーバから設定されるタイマと、前記再生装置または前記サーバから電力供給を受けたときに前記タイマを読み書き制御する制御部とを備え、前記データ格納部に格納された暗号復号キーが前記タイマの出力に対応して前記再生装置により消去されることを特徴とする、コンテンツ再生制限機構付きディスクシステム。 【請求項17】 暗号化されたコンテンツおよびこのコンテンツの暗号復号キーが正規のサーバにより書き込み格納され正規の再生装置により読み出されるデータ格納部と、前記サーバの電力から充電されるコンデンサと、このコンデンサによりバックアップされ前記コンテンツのレンタル時間情報に対応した値が前記サーバから設定されるタイマと、前記再生装置または前記サーバから電力供給を受けたときに前記タイマを読み書き制御する制御部とを備え、前記データ格納部に格納された暗号復号キーが前記タイマの出力に対応して前記再生装置により消去されることを特徴とする、コンテンツ再生制限機構付きディスクシステム。 【請求項18】 前記サーバまたは前記再生装置と接続する外部インタフェースの外形または前記制御部により、前記サーバまたは前記再生装置との接続を確認する、請求項10乃至15記載の、コンテンツ再生制限機構付き媒体。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、所定の時間が経過したときに記憶装置に格納されたコンテンツの読み出し情報を消去することにより、コンテンツの再生を制限するコンテンツ再生制限機構付きディスクシステムに関する。 【0002】 【従来の技術】第一の従来技術として、DVD−ROMなどにコンテンツを格納する方法が知られている。この場合、媒体上に暗号化されたコンテンツとコンテンツの暗号復号キーが格納されている。再生装置は、媒体上に格納されたコンテンツ用暗号復号キーを読み出し、コンテンツの暗号を復号した後でコンテンツを再生している。 【0003】一方、第二の従来技術として、DVD−ROMなどにコンテンツを格納するが、コンテンツの暗号復号キーは、再生装置が電話によりセンターから入手する方法も知られている。 【0004】さらに、第三の従来技術として、特開平11−175406に開示された技術があった。これは、補助記憶装置の内部に電池と接続検出部を設け、不正な取り外しを検出したときに、データを消去するというものであった。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この第一の従来技術による方法では、媒体上に書かれた情報は時間が経っても変化しないため、いつまでも視聴が可能となっている。このため、DVD−ROMでコンテンツを一定期間レンタルする場合、一定期間が経ったら店にDVD−ROMを返却しなければならないという問題があった。 【0006】一方、第二の従来技術による方法では、コンテンツを再生するたびに再生装置が電話でコンテンツキーを入手する必要があり、大変煩わしかった。 【0007】さらに、第三の従来技術による方法は、不正な取り外しにおける情報の保護が実現できても、レンタルのように、ある期間までコンテンツが有効に読み出せて、それ以降にコンテンツの再生ができなくなる機能を実現できなかった。 【0008】本発明は、上記従来例の問題点を解消するためになされたものであり、ある期間が経過するとコンテンツの再生ができなくなるコンテンツ再生制限機構付きディスクシステムおよび媒体の提供を目的としている。 【0009】 【課題を解決するための手段】そのため、本発明のコンテンツ再生制限機構付きディスクシステムは、正規のサーバから受け取ったコンテンツが格納されるコンテンツ格納部と、前記サーバの電力から充電されるコンデンサと、このコンデンサによりバックアップされ前記コンテンツの再生に必要な情報が前記サーバから格納される揮発性メモリと、正規の再生装置または前記サーバから電力供給を受けたときに前記コンテンツ格納部,前記揮発性メモリを読み書き制御する制御部とを備えている。 【0010】また、本発明のコンテンツ再生制限機構付きディスクシステムは、正規のサーバから受け取ったコンテンツが格納されるコンテンツ格納部と、電池と、この電池によりバックアップされ前記コンテンツのレンタル時間情報に対応した値が前記サーバから設定されるタイマと、前記電池によりバックアップされ前記コンテンツの再生に必要な情報が前記サーバから格納され前記タイマ出力に対応して消去される揮発性メモリと、正規の再生装置または前記サーバから電力供給を受けたときに前記コンテンツ格納部,前記タイマ,前記揮発性メモリを読み書き制御する制御部とを備えている。 【0011】また、本発明のコンテンツ再生制限機構付きディスクシステムは、正規のサーバから受け取ったコンテンツが格納されるコンテンツ格納部と、前記サーバの電力から充電されるコンデンサと、このコンデンサによりバックアップされ前記コンテンツのレンタル時間情報に対応した値が前記サーバから設定されるタイマと、前記コンデンサによりバックアップされ前記コンテンツの再生に必要な情報が前記サーバから格納され前記タイマ出力に対応して消去される揮発性メモリと、正規の再生装置または前記サーバから電力供給を受けたときに前記コンテンツ格納部,前記タイマ,前記揮発性メモリを読み書き制御する制御部とを備えている。 【0012】また、前記コンテンツ格納部に格納されたコンテンツが暗号化されており、前記コンテンツの再生に必要な情報が前記コンテンツの暗号復号キーを含んでいる。 【0013】また、前記コンテンツの再生に必要な情報が前記コンテンツ格納部の読み出し制御手順を含んでいる。 【0014】また、本発明のコンテンツ再生制限機能付きディスクシステムは、コンテンツの再生に必要な情報を格納した前記揮発性メモリの電源ラインにスイッチを備え、不正アクセスを行うと前記スイッチがオープンとなり、前記揮発性メモリに保持されている情報を消去する機構を備えている。これによって再生情報を格納した揮発性メモリが不正に操作され、又は不正に再生情報が読み出される等を回避できる。 【0015】また、本発明のコンテンツ再生制限機構付きディスクシステムは、暗号化されたコンテンツおよびこのコンテンツの暗号復号キーが正規のサーバから格納されるデータ格納部と、電池と、この電池によりバックアップされ前記コンテンツのレンタル時間情報に対応した値が前記サーバから設定されるタイマと、正規の再生装置または前記サーバから電力供給を受けたときに前記データ格納部,前記タイマを読み書き制御し且つ前記データ格納部に格納された暗号復号キーを前記タイマの出力に対応して消去する制御部とを備えている。 【0016】また、本発明のコンテンツ再生制限機構付きディスクシステムは、暗号化されたコンテンツおよびこのコンテンツの暗号復号キーが正規のサーバから格納されるデータ格納部と、前記サーバの電力から充電されるコンデンサと、このコンデンサによりバックアップされ前記コンテンツのレンタル時間情報に対応した値が前記サーバから設定されるタイマと、正規の再生装置または前記サーバから電力供給を受けたときに前記データ格納部,前記タイマを読み書き制御し且つ前記データ格納部に格納された暗号復号キーを前記タイマの出力に対応して消去する制御部とを備えている。 【0017】また、前記サーバまたは前記再生装置と接続する外部インタフェースの外形または前記制御部により、前記サーバまたは前記再生装置との接続を確認している。 【0018】また、本発明のコンテンツ再生制限機構付き媒体は、コンテンツが正規のサーバにより書き込み格納され正規の再生装置により読み出されるコンテンツ格納部と、前記サーバの電力から充電されるコンデンサと、このコンデンサによりバックアップされ前記コンテンツの再生に必要な情報が前記サーバから格納される揮発性メモリと、正規の再生装置または前記サーバから電力供給を受けたときに前記揮発性メモリを読み書き制御する制御部とを備えている。 【0019】また、本発明のコンテンツ再生制限機構付き媒体は、コンテンツが正規のサーバにより書き込み格納され正規の再生装置により読み出されるコンテンツ格納部と、電池と、この電池によりバックアップされ前記コンテンツのレンタル時間情報に対応した値が前記サーバから設定されるタイマと、前記電池によりバックアップされ前記コンテンツの再生に必要な情報が前記サーバから格納され前記タイマ出力に対応して消去される揮発性メモリと、正規の再生装置または前記サーバから電力供給を受けたときに前記タイマ,前記揮発性メモリを読み書き制御する制御部とを備えている。 【0020】また、本発明のコンテンツ再生制限機構付き媒体は、コンテンツが正規のサーバにより書き込み格納され正規の再生装置により読み出されるコンテンツ格納部と、前記サーバの電力から充電されるコンデンサと、このコンデンサによりバックアップされ前記コンテンツのレンタル時間情報に対応した値が前記サーバから設定されるタイマと、前記コンデンサによりバックアップされ前記コンテンツの再生に必要な情報が前記サーバから格納され前記タイマ出力に対応して消去される揮発性メモリと、正規の再生装置または前記サーバから電力供給を受けたときに前記タイマ,前記揮発性メモリを読み書き制御する制御部とを備えている。 【0021】また、前記コンテンツ格納部に格納されたコンテンツが暗号化されており、前記コンテンツの再生に必要な情報が前記コンテンツの暗号復号キーを含んでいる。 【0022】また、前記コンテンツの再生に必要な情報が前記コンテンツ格納部の読み出し制御手順を含んでいる。 【0023】また、本発明のコンテンツ再生制限機能付き媒体は、コンテンツの再生に必要な情報を格納した揮発性メモリの電源ラインにスイッチを備え、不正アクセスを行うと前記スイッチがオープンとなり、前記揮発性メモリに保持されている情報を消去する機構を備えている。これによって再生情報を格納した揮発性メモリが不正に操作され、又は不正に再生情報が読み出される等を回避できる。 【0024】また、本発明のコンテンツ再生制限機構付き媒体は、暗号化されたコンテンツおよびこのコンテンツの暗号復号キーが正規のサーバから格納されるデータ格納部と、電池と、この電池によりバックアップされ前記コンテンツのレンタル時間情報に対応した値が前記サーバから設定されるタイマと、前記再生装置または前記サーバから電力供給を受けたときに前記データ格納部,前記タイマを読み書き制御する制御部とを備え、前記データ格納部に格納された暗号復号キーが前記タイマの出力に対応して前記再生装置により消去される。 【0025】また、本発明のコンテンツ再生制限機構付き媒体は、暗号化されたコンテンツおよびこのコンテンツの暗号復号キーが正規のサーバから格納されるデータ格納部と、前記サーバの電力から充電されるコンデンサと、このコンデンサによりバックアップされ前記コンテンツのレンタル時間情報に対応した値が前記サーバから設定されるタイマと、前記再生装置または前記サーバから電力供給を受けたときに前記データ格納部,前記タイマを読み書き制御する制御部とを備え、前記データ格納部に格納された暗号復号キーが前記タイマの出力に対応して前記再生装置により消去される。 【0026】また、前記サーバまたは前記再生装置と接続する外部インタフェースの外形または前記制御部により、前記サーバまたは前記再生装置との接続を確認している。 【0027】 【発明の実施の形態】次に、本発明について図面を参照して説明する。図1は、本発明のコンテンツ再生制限機構付きディスクシステムの実施形態1を示すブロック図である。図1を参照すると、本実施形態のコンテンツ再生制限機構付きディスクシステは、コンテンツ格納部101,制御部102,外部インタフェース103,揮発性メモリ104,コンデンサ105を備える。 【0028】コンテンツ格納部101は、制御部102により読み書き制御され、正規のサーバから受け取ったコンテンツが格納される部分で、ディスク媒体や不揮発性メモリなどが用いられる。 【0029】制御部102は、正規の再生装置またはサーバから電力供給を受けたときにコンテンツ格納部101,揮発性メモリ104を読み書き制御する。また、制御部102は、コンテンツ再生制限機構付きディスクシステムに接続された機器が正規のものであるかどうかを確認する機能を持つこともある。 【0030】外部インタフェース103は、正規のサーバまたは再生装置と接続するインタフェースであり、電力の供給を受け、コンテンツと、コンテンツの再生に必要な情報とを外部入力または外部出力する。また、正規のサーバとの接続が確認されたとき、正規のサーバの電力からコンデンサ105を充電する。 【0031】揮発性メモリ104は、コンデンサ105でバックアップされており、制御部102により読み書き制御され、コンテンツの再生に必要な情報が格納される。コンテンツの再生に必要な情報としては、コンテンツの暗号を復号するための暗号復号キーや、制御部102のコンテンツ読み出し制御用の制御データなどがある。 【0032】コンデンサ105は、外部インタフェース103と接続され、正規のサーバとの接続が確認されたとき、外部インタフェース103を通じて、正規のサーバの電力から充電され、揮発性メモリ104をバックアップする。 【0033】次に、本実施形態のコンテンツ再生制限機構付きディスクシステムの動作について、図面を参照して説明する。ここでは、コンテンツの再生に必要な情報として暗号復号キーを用いる場合について説明する。 【0034】図2は、本実施形態のコンテンツ再生制限機構付きディスクシステムがコンテンツ書き込み用のサーバに接続された時の構成を示すブロック図である。また、図3は、本実施形態のコンテンツ再生制限機構付きディスクシステムがコンテンツ書き込み用のサーバに接続された時の動作を示すフローチャートである。 【0035】まず、サーバ106には、暗号化されたコンテンツとそのコンテンツの暗号を復号するための暗号復号キーとが格納されている。このサーバ106とコンテンツ再生制限機構付きディスクシステムは外部インタフェース103で接続される(ステップS1)。このとき、コンテンツ再生制限機構付きディスクシステムは、接続された機器が正規のサーバであるかをチェックする(ステップS2)。チェックの方法としては、外部インタフェース103の外形が合っていれば良しとする最も簡単なチェック方法から、制御部102がコンテンツ再生制限機構付きディスクシステムとサーバとの間で認証を行うチェック方法まで様々な方法がある。これら外部インタフェース103または制御部102の確認部のチェックにより、接続されたサーバが正規のサーバでないと判断されると、充電は行われず終了する。 【0036】外部インタフェース103または制御部102の確認部のチェックにより、サーバが正規のサーバであることが確認されると、サーバの電力が外部インタフェース103を通じてコンデンサ105に供給され、充電が行われる(ステップS3)。このとき、外部インタフェース103の外形チェックのみで確認する場合、接続された途端にサーバの電力が外部インタフェース103を通じてコンデンサ105に供給され、充電が行われる。その他の場合、制御部102の確認部が外部インタフェース103に対してコンデンサ105へ電力を供給するよう指示を出し、充電が行われる。 【0037】続いて、制御部102は、外部インタフェース103を通じてコンテンツ(ここでは暗号化されたコンテンツ)をサーバ106から受け取り、コンテンツ格納部101に格納する(ステップS4)。同様に、制御部102は外部インタフェース103を通じてコンテンツの再生に必要な情報(ここでは暗号復号キー)をサーバ106から受け取り、揮発性メモリ104に格納する(ステップS5)。 【0038】サーバ106でコンテンツが書き込まれたコンテンツ再生制限機構付きディスクシステムは、ユーザの持つ再生装置に接続されてコンテンツが再生される。 【0039】図4は、本実施形態のコンテンツ再生制限機構付きディスクシステムが再生装置に接続された時の構成を示すブロック図である。図5は、本実施形態のコンテンツ再生制限機構付きディスクシステムが再生装置に接続された時の動作を示すフローチャートである。 【0040】まず、コンテンツ再生制限機構付きディスクシステムを再生装置に接続する(ステップS11)。すると、コンテンツ再生制限機構付きディスクシステムでは、接続された装置が正規の再生装置かどうかをチェックする(ステップS12)。チェックの方法はサーバをチェックしたのと同様な方法を用いることができる。正規の再生装置であることが確認されると、制御部102は揮発性メモリ104に格納されていた暗号復号キーを読み出し、外部インタフェース103を通じて暗号復号部107に渡す(ステップS13)。その後、制御部102はコンテンツ記録部101から暗号化されたコンテンツを読み出し、外部インタフェース103を通じて暗号復号部107に送る(ステップS14)。再生装置側では暗号復号部107で暗号を復号した後、再生部108で再生する(ステップS15)。 【0041】本実施形態のコンテンツ再生制限機構付きディスクシステムは、接続された相手が正規のサーバでない場合、外部インタフェース103からコンデンサ105への電力供給を行わない。これにより、ユーザの手元にあるコンテンツ再生制限機構付きディスクシステムのコンデンサ105に貯えられた電力は減りつづけ、ある期間が経つと揮発性メモリ104に格納されたデータをバックアップできる電圧を下回る。そうなると、揮発性メモリ104に格納されたデータ、すなわち暗号復号キーが失われる。コンテンツ格納部101には暗号化されたコンテンツが格納されているが、それを復号するための暗号復号キーが失われてしまうため、再生装置に接続してもコンテンツを再生することができない。このようにして、ある期間が経過するとコンテンツの再生が不可能になる。なお、ある期間とは、コンデンサの容量と揮発性メモリをバックアップする時に流れる電流の量によって決まり、コンデンサの容量に選ぶことで、ある程度消えるまでの期間を制御することができる。 【0042】上記の動作説明では、サーバ106から暗号化されたコンテンツと暗号復号キーの2つをコンテンツ再生制限機構付きディスクシステムに格納するとしたが、一旦、暗号化されたコンテンツが格納されれば、後で、暗号復号キーだけをサーバ106から受け取って揮発性メモリ104に格納しても構わない。また、説明上、制御部102と揮発性メモリ104とを別のブロックにしたが、制御部102の内部に揮発性メモリ104を持たせることも考えられる。こうすることにより、制御部102と揮発性メモリ104間のバスを外部に出さずにすみ、揮発性メモリのデータをコピーされることが起きにくくなる。 【0043】本実施形態のコンテンツ再生制限機構付きディスクシステムは、コンテンツの再生に必要な情報として、制御部102のコンテンツ読み出し制御用の制御データを用いることもできる。この場合の動作について、次に説明する。この説明には、構成は同じであるので図1,2を参照する。 【0044】制御部102の動作は、コンテンツ格納部101から読み出す動作と、それ以外の動作とに大きく分けることができる。このうち、コンテンツ格納部101から読み出す動作以外の動作に関わる制御アルゴリズムを制御部102の内部の不揮発性メモリに格納しておく。 【0045】コンテンツ再生制限機構付きディスクシステムは、サーバ106と接続すると、まず、サーバ106が正規のサーバかどうかをチェックする。正規のサーバであることが確認されると、外部インタフェース103を通じてコンデンサ105を充電する。その後、コンテンツ格納部101から読み出すための読み出し制御アルゴリズムをサーバ106から受け取り、揮発性メモリ104に格納する。 【0046】制御部102は、コンテンツ格納部101からの読み出しが必要になったら揮発性メモリ104の制御アルゴリズムを参照し、コンテンツ格納部101からコンテンツを読み出す。しかしながら、再度サーバに接続しないかぎりコンデンサ105に貯えられた電力が減りつづけ、ある期間が経つと揮発性メモリ104に格納された読み出し制御アルゴリズムが消えてしまう。コンテンツ格納部101にはコンテンツが格納されているが、それを読み出すための読み出し制御アルゴリズムが失われてしまうため、再生装置に接続してもコンテンツを再生することができない。このようにして、ある期間が経過するとコンテンツの再生が不可能になる。 【0047】コンテンツの再生に必要な情報として読み出し制御アルゴリズムを用いる場合、コンテンツ格納部101に格納されるコンテンツは、暗号化されていなくても構わない。この場合、コンテンツ再生制限機構付きディスクシステムの中にMPEG(Moving Picture Experts Group)デコーダ部を内蔵させ、コンテンツデータそのものが外部に流れないようにすることで、暗号化されていないコンテンツデータが外部に流れるのを防ぐことができる。なお、コンテンツの再生に必要な情報としては、読み出し制御アルゴリズム以外にも、ディスクのフォーマットパラメータなどの読み出し制御パラメータも利用できる。 【0048】図6は、本発明のコンテンツ再生制限機構付きディスクシステムの実施形態2をを示すブロック図である。本実施形態のコンテンツ再生制限機構付きディスクシステムは、図6を参照すると、本実施形態のコンテンツ再生制限機構付きディスクシステは、コンテンツ格納部101,制御部102,外部インタフェース103,揮発性メモリ104,タイマ109,電池110を備える。 【0049】コンテンツ格納部101は、制御部102により読み書き制御され、正規のサーバから受け取ったコンテンツが格納される部分で、ディスク媒体や不揮発性メモリなどが用いられる。 【0050】制御部102は、正規の再生装置またはサーバから電力供給を受けたときにコンテンツ格納部101,揮発性メモリ104,タイマ109を読み書き制御する。また、制御部102は、コンテンツ再生制限機構付きディスクシステムに接続された機器が正規のものであるかどうかを確認する機能を持つこともある。 【0051】外部インタフェース103は、正規のサーバまたは再生装置と接続するインタフェースであり、電力の供給を受け、コンテンツと、コンテンツの再生に必要な情報とを外部入力または外部出力する。 【0052】揮発性メモリ104は、電池110でバックアップされており、制御部102により読み書き制御され、コンテンツの再生に必要な情報が格納される。コンテンツの再生に必要な情報としては、コンテンツの暗号を復号するための暗号復号キーや、制御部102のコンテンツ読み出し制御用の制御データなどがある。 【0053】タイマ109は、電池110から電源を供給されてタイマ動作する。また、タイマ109は、制御部102により読み書き制御され、コンテンツの再生に必要な情報が読めなくなるまでのレンタル時間情報を制御部102から受け取る。さらに、タイマ109は、揮発メモリ104と接続されており、タイマ109の出力値が所定の値になると、揮発メモリ104に格納されたコンテンツの再生に必要な情報を消去するように働く。これにより、コンテンツが再生できなくまるまでの時間を正確にコントロールすることが可能である。 【0054】次に、本実施形態のコンテンツ再生制限機構付きディスクシステムの動作について、図面を参照して説明する。 【0055】図7は、、本実施形態のコンテンツ再生制限機構付きディスクシステムがコンテンツ書き込み用のサーバに接続された時の構成を示すブロック図である。また、図8は、本実施形態のコンテンツ再生制限機構付きディスクシステムがサーバからレンタル時間情報を得るための動作を示すフローチャートである。 【0056】まず、サーバ106には、コンテンツのレンタル時間情報が格納されている。このサーバ106とコンテンツ再生制限機構付きディスクシステムは外部インタフェース103で接続される(ステップS21)。このとき、コンテンツ再生制限機構付きディスクシステムは、接続された機器が正規のサーバであるかをチェックする(ステップS22)。チェックの詳細に付いては、既に説明してあるので省略する。 【0057】正規のサーバであることが確認されると、制御部102は、外部インタフェース103を通じて、サーバ106からレンタル時間情報を受け取る(ステップS23)。レンタル時間情報は、例えば、2日間や48時間などの時間でもよいし、1728000などのタイマのカウント値でもよい。時間情報で受け取った場合は、制御部102にてタイマ109にセットする値に換算する。そして、換算された値をタイマ109に書き込む(ステップS24)。さらに、制御部102は、外部インタフェース103を通じて、サーバ106からコンテンツとコンテンツの再生に必要な情報とを受け取り、コンテンツをコンテンツ格納部101に格納し、コンテンツの再生に必要な情報を揮発性メモリ104に格納する(ステップS25)。その後、制御部102は、タイマ109に指示してカウントダウンを開始させる(ステップS26)。 【0058】タイマ109が動作を始めると、内部のカウンタが0になるかチェックする(ステップS27)。カウンタが0になると、タイマ109は、不揮発性メモリ104に指示を出し、不揮発性メモリ104に格納されたコンテンツの再生に必要な情報を消去する(ステップS28)。消去方法としては、タイマの109の内部に揮発性メモリ104の一定領域に0を書き込む回路を設けてもよいし、電池110から揮発性メモリ104に供給している電源ライン上に設けたスイッチを切断するような機構を設けることも可能である。 【0059】上記の動作説明上、制御部102、揮発性メモリ104、タイマ109を別々のブロックにしたが、制御部102の内部に揮発性メモリ104とタイマ109を持たせることも考えられる。こうすることにより、タイマ109から揮発性メモリ104へ出される消去指示を改変される恐れが少なくなり、消去動作がより確実になる。 【0060】図9は、本実施形態のコンテンツ再生制限機構付きディスクシステムの変形例を示すブロック図である。図9を参照すると、この変形例のコンテンツ再生制限機構付きディスクシステムは、図6のコンテンツ再生制限機構付きディスクシステムにおける電池110をコンデンサ105で代用し、揮発性メモリ104,タイマ109をバックアップする。コンデンサ105が制御部102の許可に基づき外部インタフェース103を通してサーバ(図示しない)から電力の供給を受けること以外は、図6のコンテンツ再生制限機構付きディスクシステムの説明と同様である。 【0061】この変形例では、通常、タイマ105に設定する時間よりも長い時間バックアップ可能なようにコンデンサ105の容量を選択する。これにより、タイマ105に間違って長い値を設定した場合でも、電池110でバックアップされるよりも短い時間でコンテンツが再生できなくなるため、いつまでもコンテンツが再生できるという事故が起きにくい。 【0062】以上説明してきた実施形態1,2およびその変形例のコンテンツ再生制限機構付きディスクシステムの説明では、コンテンツ格納部101を不揮発性の媒体として説明してきたが、このコンテンツ格納部101を揮発性メモリで構成し、電池やコンデンサでバックアップする変形例も可能である。 【0063】たとえば、図10は、図1に示した実施形態1のコンテンツ再生制限機構付きディスクシステムの変形例を示すブロック図である。図10を参照すると、この変形例のコンテンツ再生制限機構付きディスクシステムは、コンテンツ格納部101に揮発性メモリを使用し、コンデンサ105が、コンテンツ格納部101の電力もバックアップしている。このため、コンデンサ105の電荷が無くなると、揮発性メモリ104に格納されたコンテンツの再生に必要な情報が消えるだけでなく、コンテンツそのものも消えるので、適切な充電が行われなければ、所定の時間が経過するとコンテンツの再生が不可能となる。なお、説明上、コンテンツ格納部101と揮発性メモリ104を分けて記述したが、これらコンテンツ格納部101,揮発性メモリ104は、同じデバイスであっても構わない。 【0064】図11は、本発明のコンテンツ再生制限機構付きディスクシステムの実施形態3を示すブロック図である。図11を参照すると、この実施形態のコンテンツ再生制限機構付きディスクシステムは、データ格納部115,制御部102,外部インタフェース103,タイマ109,電池110とを備える。 【0065】データ格納部115は、制御部102により読み書き制御され、暗号化されたコンテンツと、それを復号するための暗号復号キーとが格納される部分で、ディスク媒体や不揮発性メモリなどが用いられる。 【0066】制御部102は、正規の再生装置またはサーバから電力供給を受けたときにデータ格納部115,タイマ109を読み書き制御し、タイマ109の出力に対応して、データ格納部115に格納された暗号復号キーを消去する。また、制御部102は、コンテンツ再生制限機構付きディスクシステムに接続された機器が正規のものであるかどうかを確認する機能を持つこともある。 【0067】外部インタフェース103は、正規のサーバまたは再生装置と接続するインタフェースであり、電力の供給を受け、コンテンツと、暗号復号キーとを外部入力または外部出力する。 【0068】タイマ109は、電池110でバックアップされており、外部からの電力供給が無い場合でもタイマ動作する。また、タイマ109は、制御部102により読み書き制御され、コンテンツが読めなくなるまでのレンタル時間情報を受け取り、タイマ値を出力する。 【0069】次に、本実施形態のコンテンツ再生制限機構付きディスクシステムの動作について、図面を参照して説明する。 【0070】図12は、本実施形態のコンテンツ再生制限機構付きディスクシステムがコンテンツ書き込み用のサーバに接続された時の動作を示すフローチャートである。 【0071】まず、サーバ(図示しない)には、暗号化されたコンテンツとそのコンテンツの暗号を復号するための暗号復号キーが格納され、このサーバとコンテンツ再生制限機構付きディスクシステムは外部インタフェース103で接続される(ステップS29)。このとき、コンテンツ再生制限機構付きディスクシステムは、接続された機器が正規のサーバであるかをチェックする(ステップS30)。チェックの方法については、既に説明した方法と同様なので、ここでは省略する。 【0072】チェックによりサーバが正規のサーバであることが確認されると、制御部102は、外部インタフェース103を通じて暗号化されたコンテンツをサーバから受け取り、データ格納部115に格納する(ステップS31)。同様に、制御部102は外部インタフェース103を通じて暗号復号キーをサーバから受け取り、データ格納部115に格納する(ステップS32)。その後、制御部102はコンテンツが読めなくなるまでの有効期限となる時間情報をサーバから受け取り、有効期限をタイマ109にセットし、カウントを開始させる(ステップS33)。なお、ステップS31〜S33の順序はどのような順序でも構わない。 【0073】一旦、サーバから有効期限情報を受け取ってタイマ109に書き込みタイマ109が動作を開始すると、タイマ109は電池110でバックアップされているため、サーバから切り離されてもカウントを続ける。タイマ109がカウントダウン型であればカウントが0になったとき、あるいは、カウントアップ型であればカウントが有効期限を示す値になったとき、タイマは動作を停止し、有効期限が来たことを保持する。 【0074】図13は、本実施形態のコンテンツ再生制限機構付きディスクシステムがユーザの持つ再生装置に接続されたときの最初の動作を示すフローチャートである。 【0075】まず、コンテンツ再生制限機構付きディスクシステムを再生装置に接続する(ステップS34)。このとき、コンテンツ再生制限機構付きディスクシステムは再生装置から主電源の供給を受ける。続いて、コンテンツ再生制限機構付きディスクシステム内の制御部102は、タイマ109の値が有効期限を過ぎているかどうかをチェックする(ステップS35)。もし過ぎていれば、制御部102は、データ格納部115に格納された暗号復号キーを消去する。もし過ぎていなければ、そのまま終了し、コンテンツ再生動作に移る。コンテンツ再生動作については、既に説明した動作(ステップS11〜S15)と同じなので、ここでは省略する。 【0076】なお、上記の説明では、タイマ109をバックアップする電源として電池を用いたが、コンデンサを用いることも可能である。コンデンサへの充電はサーバや再生装置から行われる。 【0077】このようにして、有効期限が過ぎた場合、外部から主電源が供給されるとすぐにデータ格納部に格納された暗号復号キーを消去するので、有効期限が過ぎると暗号復号キーを不正に取り出すことができなくなる。 【0078】図16は本発明のコンテンツ再生制限機構付きディスクシステムの実施形態4を示すブロック図である。この実施形態のコンテンツ再生制限機構付きディスクシステムは、図1のコンデンサ105をバックアップ電源回路120に替えた構成であり、それ以外は同一である。即ち、コンテンツ格納部101はコンテンツが格納される部分で、ディスク媒体や不揮発性メモリなどが用いられる。このコンテンツはコンテンツ格納部101から制御部102によって読み出され、外部インタフェース103を通じて外部に送られる。揮発性メモリ104はバックアップ電源回路120でバックアップされており、コンテンツの再生に必要な情報が格納される。コンテンツの再生に必要な情報としては、コンテンツの暗号を復号するための暗号復号キーや、コンテンツ格納部101から読み出す制御部102を制御するための制御データなどがある。揮発性メモリ104は制御部102と接続され、コンテンツの再生に必要な情報は制御部102を通じて揮発性メモリ104に対して読み書きされる。バックアップ電源回路120は外部インタフェース103とも接続されている。外部インタフェース103を通じて外部から供給される電源がバックアップ電源回路120へ供給され、充電が行われる。印刷回路板121は制御部102、外部インタフェース103から構成され、ディスクエンクロージャ構造体122はコンテンツ格納部101、揮発性メモリ104、バックアップ電源回路120から構成され、印刷回路板121とディスクエンクロージャ構造体122とを組み合わせてひとつのシステムを構成しており、このシステムはケース123に封入されている。 【0079】次に、図17にバックアップ電源回路構成例を示す。外部に正規のサーバが接続されているとき、ダイオード202には外部インタフェース201を通じて順方向電流が流れ、スイッチ205を介して揮発性メモリ206に供給される。同時にコンデンサ204が充電される。外部インタフェース201、揮発性メモリ206は、それぞれ図1における外部インタフェース103、揮発性メモリ104のことである。次に外部に正規のサーバが接続されていないとき、コンデンサ204は揮発性メモリ206のバックアップ用電源として作用するが、コンデンサ204に貯えられた電荷は減りつづけ、ある期間が経つと揮発性メモリ206に格納されたデータをバックアップできる電圧を下回る。つまり、揮発性メモリ206に格納されたデータが失われるため、再生装置に接続してもコンテンツを再生することができなくなる。ここで印刷回路板121とディスクエンクロージャ構造体122とを分離する、又はディスクエンクロージャ構造体122の蓋を開ける、又はケース123を開ける等の不正なアクセスを行うとスイッチ205がオープンとなる機構を設ける。印刷回路板121とディスクエンクロージャ構造体122とを分離するとスイッチ205がオープンとなる機構としては、印刷回路板121とディスクエンクロージャ構造体122との接続用ネジが取り外されるとオープンとなる機構、或いは印刷回路板121とディスクエンクロージャ構造体122との間に接触型のコネクタを設置する機構等がある。またディスクエンクロージャ構造体122の蓋を開けるとスイッチ205がオープンとなる機構としては、ディスクエンクロージャ構造体122のベースと蓋との間にコネクタを設置する機構等がある。さらに、ケース123を開けることによりスイッチ205がオープンとなる機構としては、ケース123の嵌合部にコネクタ機構を採用する等により実現できる。 【0080】これらの機構を採用することで、不正なアクセスが発生すると瞬時にスイッチ205がオープンとなり、当然揮発性メモリ206は格納しているデータを保持することができなくなり、以降本ディスクシステムを元通りに組み立て直したとしても使用することはできなくなる。つまりコンテンツの不正使用を防ぐことができる。特にディスクシステムの一部を分離したり、開けたりすると自動的に揮発性メモリの情報を消去する機構を設けることで、コンデンサ204に不正に電源を供給、又は充電する等することによる揮発性メモリ206に格納されている再生情報データの不正利用、漏洩を防止することができる。 【0081】図18は揮発性メモリのバックアップをコンデンサの代わりに電池にて行う場合のバックアップ電源回路構成である。外部に正規のサーバが接続されているとき、ダイオード302には外部インタフェース301を通じて順方向電流が流れ、スイッチ305を介して揮発性メモリ306とタイマ307に供給される。外部に正規のサーバが接続されていないときは、電池304が揮発性メモリ306とタイマ307のバックアップ用電源として作用する。タイマ307は制御部308と接続されており、制御部308からからコンテンツが読めなくなるまでの時間情報を受け取る。さらにタイマ307は揮発性メモリ306とも接続されており、タイマ307のカウンタが所定の値になると揮発性メモリ306に格納されたコンテンツの再生に必要な情報を消去するように働く。これにより、コンテンツが再生できなくまるまでの時間を正確にコントロールすることが可能である。外部インタフェース301、揮発性メモリ306、制御部308は、それぞれ図1における外部インタフェース103、揮発性メモリ104、制御部102に相当する。本回路構成においても上記実施例と同様、印刷回路板121とディスクエンクロージャ構造体122とを分離する、又はディスクエンクロージャ構造体122の蓋を開ける、又はケース123を開ける等の不正なアクセスをすると、スイッチ306がオープンとなる機構を採用することにより、不正なアクセスが発生すると揮発性メモリ306は格納しているデータを保持することができなくなり、以降本ディスクシステムを元通りに組み立て直したとしても使用することはできなくなる。つまりコンテンツの不正使用を防ぐことができ、また揮発性メモリ306に格納されている再生情報データの漏洩を防止することができる。 【0082】本実施形態4の機構は前述の実施形態1,2及びその変形例のような揮発性メモリにより情報を格納する構成のシステムに対して当然に適用でき、この機構を設けることによって、より一層コンテンツの不正使用を防止する効果がある。 【0083】今まで説明してきた実施形態1,2,3,4およびその変形例のコンテンツ再生制限機構付きディスクシステムの説明では、制御部102によりコンテンツ格納部101またはデータ格納部の読み書き制御を行うとしていたが、コンテンツ格納部101またはデータ格納部の読み書き制御を正規のサーバや再生装置側の媒体読み書き部で行い、媒体読み書き部を持たないコンテンツ再生制限機構付き媒体とする変形例も可能である。 【0084】たとえば、図14は、図1に示した実施形態1の変形例であるコンテンツ再生制限機構付き媒体およびサーバの機能構成を示すブロック図である。 【0085】コンテンツ格納部101は、制御部102から独立しており、コンテンツ再生制限機構付き媒体は、媒体読み書き部を持たない。逆に、サーバが、媒体読み書き部111を持ち、コンテンツ格納部101の読み書き制御を行う。 【0086】コンテンツとコンテンツの再生に必要な情報は、サーバ側コンテンツ情報格納部113に格納されており、サーバ側制御部112は、サーバ側コンテンツ情報格納部113からコンテンツを読み出し、媒体読み書き部111を通してコンテンツ再生制限機構付き媒体のコンテンツ格納部101に書き込む。一方、コンテンツの再生に必要な情報は、サーバ側制御部112がサーバ側コンテンツ情報格納部113から読み出し、コンテンツ再生制限機構付き媒体の外部インタフェース103を通して制御部102に渡す。制御部102ではそれを揮発性メモリ104に格納する。コンデンサ105の充電の仕組みについては、今まで説明してきたことと同様なので省略する。 【0087】また、図15は、図1に示した実施形態1の変形例であるコンテンツ再生制限機構付き媒体および再生装置の機能構成を示すブロック図である。 【0088】再生装置側制御部114は、読み出し制限機能付き媒体の揮発性メモリ104に格納されたコンテンツの再生に必要な情報を制御部102,外部インタフェース103を通して受け取る。コンテンツの再生に必要な情報が、コンテンツの暗号復号キーである場合、それを暗号復号部107に送る。また、コンテンツの再生に必要な情報が媒体読み書き部111の制御データである場合、再生装置側制御部114はそれを媒体読み書き部111に送る。その後、再生装置はコンテンツ再生制限機構付き媒体のコンテンツ格納部101からコンテンツを読み出し、暗号復号部107で暗号を復号した後、再生部108で再生する。 【0089】しかし、コンデンサ105によりバックアップされる期間が過ぎていれば、たとえ、偽の媒体がコンテンツをコピーして格納していても、コンテンツの再生に必要な情報が消えているため、コンテンツを再生できないという利点がある。 【0090】 【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、第一に、ある期間が経過するとコンテンツの再生に必要な情報が消えてしまうため、コンテンツの再生が不可能になる。従って、レンタルシステムに適用した場合、コンテンツ媒体を返却しなくてもよいレンタルシステムの構築が可能となるという効果が得られる。 【0091】第二に、タイマを備えた場合、コンテンツの再生に必要な情報が消えるまでの期間を正確に設定することができるという効果が得られる。 【0092】第三に、正規のサーバと確認したときにコンデンサを充電するので、偽のサーバによりコンテンツの再生に必要な情報が消えるまでの期間を不正に延長することを防ぐことができるという効果が得られる。 【0093】第四に、コンテンツが一旦格納された場合、手渡し時、コンテンツの再生に必要な情報のみサーバから受け取ればよいので、作業時間が大幅に減るという効果も得られる。 【0094】第五に、コンテンツの再生に必要な情報として媒体読み書き制御データを用いると、ある期間の経過後にデータが失われるとコンテンツを読み出すこともできなくなるため、不正に読み出される危険性が大幅に減るという効果も得られる。 【0095】第六に、内部の電池(あるいはコンデンサ)でバックアップするのはタイマだけとし、有効期限が過ぎた場合、外部から主電源が供給されると直ぐに、データ格納部に格納された暗号復号キーを消去することもでき、内部の電池やコンデンサの容量を小さくでき、コストを削減できるという効果も得られる。 【0096】第七に、ディスクシステムに不正にアクセスした場合、不正アクセス発生とほぼ同時に揮発性メモリのバックアップ電源回路を遮断し、揮発メモリに格納されている再生情報を消去することで、コンテンツの不正使用と再生情報自体の漏洩を防ぐことができる。 【0097】第八に、媒体読み書き部をサーバや再生装置側に持たせ、コンテンツ再生制限機構付き媒体の構成を簡略化することもでき、コストを大幅に削減することが可能となる効果もある。 【0098】第九に、再生装置の媒体読み書き部の制御データをコンテンツ再生制限機構付き媒体から受け取ることができるため、正規のコンテンツ再生制限機構付き媒体以外ではコンテンツを読み出すこともできず、コンテンツを不正に再生される危険性を大幅に減らすことができるという効果も得られる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000004237 【氏名又は名称】日本電気株式会社
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| 【出願日】 |
平成12年10月2日(2000.10.2) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100082935 【弁理士】 【氏名又は名称】京本 直樹 (外2名)
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| 【公開番号】 |
特開2002−108717(P2002−108717A) |
| 【公開日】 |
平成14年4月12日(2002.4.12) |
| 【出願番号】 |
特願2000−301766(P2000−301766) |
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