| 【発明の名称】 |
データベースのデータ自動複製システムにおけるデータ回復方法及びデータ回復装置並びに記憶媒体 |
| 【発明者】 |
【氏名】上野 明広
【氏名】小川 淳
【氏名】西原 まき
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| 【要約】 |
【課題】簡単な構成により、テーブルの破損を回復して、データを迅速に復旧することができるデータベースのデータ自動複製システムにおけるデータ回復方法及びデータ回復装置を提供する。
【解決手段】中央処理装置1a,2aにより、各コンピュータ1,2上でデータベースのテーブルのデータが更新された否かを判断し、更新されたデータを他のコンピュータへ配信するように制御する制御し、前記配信されてくる更新データを前記データベースのテーブルに反映するように制御する。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 ネットワークに接続されている各コンピュータ上に構築されたデータベースのデータを1つのデータベースに複製して纏めるデータベースのデータ自動複製システムにおいて、複製元若しくは複製先のデータベース若しくはテーブルのデータへのアクセスができなくなった場合のデータ回復方法であって、前記各コンピュータ上で前記データベースのテーブルのデータが更新されたか否かを判断する判断ステップと、前記更新されたデータを他のコンピュータへ配信するように制御する第1の制御ステップと、前記配信されてくる更新データを前記データベースのテーブルに反映するように制御する第2の制御ステップとを有することを特徴とするデータベースのデータ自動複製システムにおけるデータ回復方法。 【請求項2】 1台のマシンが複数のデータベースを持ち、その複数のデータベースの1つを前記マスタ・マシンのデータベースとして位置付け、残りのデータベースを前記スレーブ・マシンのデータベースとして位置付けたことを特徴とする請求項1に記載のデータベースのデータ自動複製システムにおけるデータ回復方法。 【請求項3】 ネットワークに接続されている各コンピュータ上に構築されたデータベースのデータを1つのデータベースに複製して纏めるデータベースのデータ自動複製システムにおいて、複製元若しくは複製先のデータベース若しくはテーブルのデータへのアクセスができなくなった場合のデータ回復装置であって、前記各コンピュータ上で前記データベースのテーブルのデータが更新されたか否かを判断する判断手段と、前記更新されたデータを他のコンピュータへ配信するように制御する第1の制御手段と、前記配信されてくる更新データを前記データベースのテーブルに反映するように制御する第2の制御手段とを有することを特徴とするデータベースのデータ自動複製システムにおけるデータ回復装置。 【請求項4】 1台のマシンが複数のデータベースを持ち、その複数のデータベースの1つを前記マスタ・マシンのデータベースとして位置付け、残りのデータベースを前記スレーブ・マシンのデータベースとして位置付けたことを特徴とする請求項3に記載のデータベースのデータ自動複製システムにおけるデータ回復装置。 【請求項5】 ネットワークに接続されている全てのコンピュータの更新データを受け取るコンピュータ(以下、マスタ・マシンと記述する)と該マスタ・マシンに前記更新データを送るコンピュータ(以下、スレーブ・マシンと記述する)とを具備し、前記マスタ・マシン及び前記スレーブ・マシンに構築されたデータベースにデータの追加/変更/削除等のデータ更新が発生した場合に、そのデータを前記マスタ・マシン及び前記スレーブ・マシンのデータベースに自動的に複製するデータベースのデータ自動複製システムにおける複製元の前記スレーブ・マシンのデータベース若しくは該データベースのテーブルが何らかの原因で破損してデータへのアクセスができなくなり、その後、前記データベース若しくは該データベースのテーブルが破損した原因を取り除き、前記データベース若しくは該データベースのテーブルへのアクセスが可能となった場合のデータ回復方法であって、複製先となる前記マスタ・マシンのテーブル中のデータには、そのデータがどの複製元の前記スレーブ・マシンから複製されたデータかを識別する情報を持ち、前記マスタ・マシンでは、全ての前記スレーブ・マシンの情報を前記データベースのデータやファイル等に保持し、前記スレーブ・マシンのテーブルが破損し、該テーブルのデータを回復するための回復処理を行なう場合は、前記回復処理を行なうテーブルを特定するテーブル特定ステップと、前記マスタ・マシンとの通信の接続を確立する通信接続確立ステップと、前記回復処理を行なう1つのテーブルの情報を取得する情報取得ステップと、前記回復処理を終了するか否かを判断する判断ステップとを有し、前記回復処理を終了しない場合は、前記マスタ・マシンの回復元テーブルから前記回復処理を行なう前記スレーブ・マシンのデータの抽出を指示するデータ抽出指示ステップと、前記マスタ・マシンから抽出した前記スレーブ・マシンのデータを前記マスタ・マシンから転送するデータ転送ステップと、前記転送ステップにより転送されたデータを前記回復処理を行なう前記スレーブ・マシンの回復先テーブルに登録するデータ登録ステップと、前記回復処理を行なうテーブルの情報を取得する動作に戻るように制御する制御ステップとを有し、前記回復処理を終了する場合は、前記マスタ・マシンとの通信の接続を終了する通信接続終了ステップと、前記回復処理を終了する回復処理終了ステップとを有し、前記マスタ・マシンのテーブルが破損し、該テーブルのデータを回復するための回復処理を行なう場合は、全ての前記スレーブ・マシンの情報を取得する情報取得ステップと、前記回復処理を行なうテーブルを特定するテーブル特定ステップと、通信を確立する1つの前記スレーブ・マシンの情報を取得する情報取得ステップと、前記回復処理を終了するか否かを判断する判断ステップとを有し、前記回復処理を終了しない場合は、前記情報取得ステップにより取得した前記スレーブ・マシンの情報から該スレーブ・マシンとの通信の接続を確立する通信接続確立ステップと、前記回復処理を行なう1つのテーブルの情報を取得する情報取得ステップと、前記回復処理を行なうテーブルの全てを回復処理したか否かを判断する判断ステップとを有し、全てのテーブルの前記回復処理が終了していない場合は、前記スレーブ・マシンの回復元テーブルから全てのデータの抽出を指示するデータ抽出指示ステップと、前記スレーブ・マシンから抽出したデータを前記スレーブ・マシンから転送するデータ転送ステップと、前記回復処理を行なう前記マスタ・マシンの回復先テーブルに前記転送ステップにより転送されたデータを追加登録する追加登録ステップと、前記回復処理を行なうテーブルの情報を1つ取得する動作に戻るように制御する制御ステップとを有し、全てのテーブルの前記回復処理が終了した場合は、前記スレーブ・マシンとの通信の接続を終了する通信接続終了ステップと、通信を確立する1つの前記スレーブ・マシンの情報を取得する動作に戻るように制御する制御ステップとを有し、前記回復処理を終了する場合は、前記回復処理を終了する回復処理終了ステップを有することを特徴とするデータベースのデータ自動複製システムにおけるデータ回復方法。 【請求項6】 1台のマシンが複数のデータベースを持ち、その複数のデータベースの1つを前記マスタ・マシンのデータベースとして位置付け、残りのデータベースを前記スレーブ・マシンのデータベースとして位置付けたことを特徴とする請求項5に記載のデータベースのデータ自動複製システムにおけるデータ回復方法。 【請求項7】 ネットワークに接続されている全てのコンピュータの更新データを受け取るコンピュータ(以下、マスタ・マシンと記述する)と該マスタ・マシンに前記更新データを送るコンピュータ(以下、スレーブ・マシンと記述する)とを具備し、前記マスタ・マシン及び前記スレーブ・マシンに構築されたデータベースにデータの追加/変更/削除等のデータ更新が発生した場合に、そのデータを前記マスタ・マシン及び前記スレーブ・マシンのデータベースに自動的に複製するデータベースのデータ自動複製システムにおける複製元の前記スレーブ・マシンのデータベース若しくは該データベースのテーブルが何らかの原因で破損してデータへのアクセスができなくなり、その後、前記データベース若しくは該データベースのテーブルが破損した原因を取り除き、前記データベース若しくは該データベースのテーブルへのアクセスが可能となった場合のデータ回復装置であって、複製先となる前記マスタ・マシンのテーブル中のデータには、そのデータがどの複製元の前記スレーブ・マシンから複製されたデータかを識別する情報を持ち、前記マスタ・マシンでは、全ての前記スレーブ・マシンの情報を前記データベースのデータやファイル等に保持し、前記スレーブ・マシンのテーブルが破損し、該テーブルのデータを回復するための回復処理を行なう場合は、前記回復処理を行なうテーブルを特定するテーブル特定手段と、前記マスタ・マシンとの通信の接続を確立する通信接続確立手段と、前記回復処理を行なう1つのテーブルの情報を取得する情報取得手段と、前記回復処理を終了するか否かを判断する判断手段とを有し、前記回復処理を終了しない場合は、前記マスタ・マシンの回復元テーブルから前記回復処理を行なう前記スレーブ・マシンのデータの抽出を指示するデータ抽出指示手段と、前記マスタ・マシンから抽出した前記スレーブ・マシンのデータを前記マスタ・マシンから転送するデータ転送手段と、前記転送手段により転送されたデータを前記回復処理を行なう前記スレーブ・マシンの回復先テーブルに登録するデータ登録手段と、前記回復処理を行なうテーブルの情報を取得する動作に戻るように制御する制御手段とを有し、前記回復処理を終了する場合は、前記マスタ・マシンとの通信の接続を終了する通信接続終了手段と、前記回復処理を終了する回復処理終了手段とを有し、前記マスタ・マシンのテーブルが破損し、該テーブルのデータを回復するための回復処理を行なう場合は、全ての前記スレーブ・マシンの情報を取得する情報取得手段と、前記回復処理を行なうテーブルを特定するテーブル特定手段と、通信を確立する1つの前記スレーブ・マシンの情報を取得する情報取得手段と、前記回復処理を終了するか否かを判断する判断手段とを有し、前記回復処理を終了しない場合は、前記情報取得手段により取得した前記スレーブ・マシンの情報から該スレーブ・マシンとの通信の接続を確立する通信接続確立手段と、前記回復処理を行なう1つのテーブルの情報を取得する情報取得手段と、前記回復処理を行なうテーブルの全てを回復処理したか否かを判断する判断手段とを有し、全てのテーブルの前記回復処理が終了していない場合は、前記スレーブ・マシンの回復元テーブルから全てのデータの抽出を指示するデータ抽出指示手段と、前記スレーブ・マシンから抽出したデータを前記スレーブ・マシンから転送するデータ転送手段と、前記回復処理を行なう前記マスタ・マシンの回復先テーブルに前記転送手段により転送されたデータを追加登録する追加登録手段と、前記回復処理を行なうテーブルの情報を1つ取得する動作に戻るように制御する制御手段とを有し、全てのテーブルの前記回復処理が終了した場合は、前記スレーブ・マシンとの通信の接続を終了する通信接続終了手段と、通信を確立する1つの前記スレーブ・マシンの情報を取得する動作に戻るように制御する制御手段とを有し、前記回復処理を終了する場合は、前記回復処理を終了する回復処理終了手段を有することを特徴とするデータベースのデータ自動複製システムにおけるデータ回復装置。 【請求項8】 1台のマシンが複数のデータベースを持ち、その複数のデータベースの1つを前記マスタ・マシンのデータベースとして位置付け、残りのデータベースを前記スレーブ・マシンのデータベースとして位置付けたことを特徴とする請求項7に記載のデータベースのデータ自動複製システムにおけるデータ回復装置。 【請求項9】 ネットワークに接続されている各コンピュータ上に構築されたデータベースのデータを1つのデータベースに複製して纏めるデータベースのデータ自動複製システムにおいて、複製元若しくは複製先のデータベース若しくはテーブルのデータへのアクセスができなくなった場合のデータ回復装置を制御するための制御プログラムを格納した記憶媒体であって、前記制御プログラムは、前記各コンピュータ上で前記データベースのテーブルのデータが更新されたか否かを判断する判断モジュールと、前記更新されたデータを他のコンピュータへ配信するように制御する第1の制御モジュールと、前記配信されてくる更新データを前記データベースのテーブルに反映するように制御する第2の制御モジュールとを有することを特徴とする記憶媒体。 【請求項10】 1台のマシンが複数のデータベースを持ち、その複数のデータベースの1つを前記マスタ・マシンのデータベースとして位置付け、残りのデータベースを前記スレーブ・マシンのデータベースとして位置付けたことを特徴とする請求項9に記載の記憶媒体。 【請求項11】 ネットワークに接続されている全てのコンピュータの更新データを受け取るコンピュータ(以下、マスタ・マシンと記述する)と該マスタ・マシンに前記更新データを送るコンピュータ(以下、スレーブ・マシンと記述する)とを具備し、前記マスタ・マシン及び前記スレーブ・マシンに構築されたデータベースにデータの追加/変更/削除等のデータ更新が発生した場合に、そのデータを前記マスタ・マシン及び前記スレーブ・マシンのデータベースに自動的に複製するデータベースのデータ自動複製システムにおける複製元の前記スレーブ・マシンのデータベース若しくは該データベースのテーブルが何らかの原因で破損してデータへのアクセスができなくなり、その後、前記データベース若しくは該データベースのテーブルが破損した原因を取り除き、前記データベース若しくは該データベースのテーブルへのアクセスが可能となった場合のデータ回復装置を制御するための制御プログラムを格納した記憶媒体であって、複製先となる前記マスタ・マシンのテーブル中のデータには、そのデータがどの複製元の前記スレーブ・マシンから複製されたデータかを識別する情報を持ち、前記マスタ・マシンでは、全ての前記スレーブ・マシンの情報を前記データベースのデータやファイル等に保持し、前記制御プログラムは、前記スレーブ・マシンのテーブルが破損し、該テーブルのデータを回復するための回復処理を行なう場合は、前記回復処理を行なうテーブルを特定するテーブル特定モジュールと、前記マスタ・マシンとの通信の接続を確立する通信接続確立モジュールと、前記回復処理を行なう1つのテーブルの情報を取得する情報取得モジュールと、前記回復処理を終了するか否かを判断する判断モジュールとを有し、前記回復処理を終了しない場合は、前記マスタ・マシンの回復元テーブルから前記回復処理を行なう前記スレーブ・マシンのデータの抽出を指示するデータ抽出指示モジュールと、前記マスタ・マシンから抽出した前記スレーブ・マシンのデータを前記マスタ・マシンから転送するデータ転送モジュールと、前記転送モジュールにより転送されたデータを前記回復処理を行なう前記スレーブ・マシンの回復先テーブルに登録するデータ登録モジュールと、前記回復処理を行うテーブルの情報を取得する動作に戻るように制御する制御モジュールとを有し、前記回復処理を終了する場合は、前記マスタ・マシンとの通信の接続を終了する通信接続終了モジュールと、前記回復処理を終了する回復処理終了モジュールとを有し、前記マスタ・マシンのテーブルが破損し、該テーブルのデータを回復するための回復処理を行なう場合は、全ての前記スレーブ・マシンの情報を取得する情報取得モジュールと、前記回復処理を行なうテーブルを特定するテーブル特定モジュールと、通信を確立する1つの前記スレーブ・マシンの情報を取得する情報取得モジュールと、前記回復処理を終了するか否かを判断する判断モジュールとを有し、前記回復処理を終了しない場合は、前記情報取得モジュールにより取得した前記スレーブ・マシンの情報から該スレーブ・マシンとの通信の接続を確立する通信接続確立モジュールと、前記回復処理を行なう1つのテーブルの情報を取得する情報取得モジュールと、前記回復処理を行なうテーブルの全てを回復処理したか否かを判断する判断モジュールとを有し、全てのテーブルの前記回復処理が終了していない場合は、前記スレーブ・マシンの回復元テーブルから全てのデータの抽出を指示するデータ抽出指示モジュールと、前記スレーブ・マシンから抽出したデータを前記スレーブ・マシンから転送するデータ転送モジュールと、前記回復処理を行なう前記マスタ・マシンの回復先テーブルに前記転送モジュールにより転送されたデータを追加登録する追加登録モジュールと、前記回復処理を行なうテーブルの情報を1つ取得する動作に戻るように制御する制御モジュールとを有し、全てのテーブルの前記回復処理が終了した場合は、前記スレーブ・マシンとの通信の接続を終了する通信接続終了モジュールと、通信を確立する1つの前記スレーブ・マシンの情報を取得する動作に戻るように制御する制御モジュールとを有し、前記回復処理を終了する場合は、前記回復処理を終了する回復処理終了モジュールを有することを特徴とする記憶媒体。 【請求項12】 1台のマシンが複数のデータベースを持ち、その複数のデータベースの1つを前記マスタ・マシンのデータベースとして位置付け、残りのデータベースを前記スレーブ・マシンのデータベースとして位置付けたことを特徴とする請求項11に記載の記憶媒体。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、複数のコンピュータがネットワークに接続された環境において、それぞれのコンピュータ上にあるデータベース(DB)のデータを1つのデータベースに複製して纏める方法において、複製元若しくは複製先のデータベース若しくはデータベースのテーブルのデータへのアクセスができなくなった場合のデータを回復するためのデータベースのデータ自動複製システムにおけるデータ回復方法及びデータ回復装置並びにこのデータ回復装置を制御するための制御プログラムを格納した記憶媒体に関する。 【0002】 【従来の技術】従来、データベース若しくはデータベースのテーブルのデータへのアクセスができなくなった場合は、ある一時点でのバックアップ等でコピー(保存)した情報から元に戻す手段によって、データを回復するデータの回復装置が知られている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】複数のコンピュータがネットワークに接続された環境において、それぞれのコンピュータ上にあるデータベースのテーブルのデータに更新(データの追加、修正、削除等)が発生した場合に、自動的に他のコンピュータのデータベースに複製してテーブルのデータを更新するデータベースのデータ自動複製システムにおいて、ある1つのコンピュータ上のデータベース若しくはデーベースのテーブルがトラブルによって破損(物理的破損若しくは内部的データの破損等)した場合、破損したデータベース若しくはデータベースのテーブルのデータへのアクセスが不可能となる。 【0004】このデータへのアクセスを可能にするには、過去のある一時点で行なったバックアップから元に戻すことにより、データベース若しくはデータベースのテーブルへのアクセスは可能となるが、バックアップから元に戻しただけでは、バックアップを行なった時点からデータベース若しくはデータベースのテーブルが破損した時点迄のデータが消えてしまう。 【0005】バックアップから戻した時に、更新履歴を使用してバックアップを行なった時点からデータベース若しくはデータベースのテーブルが破損した時点迄データを回復する方法もあるが、このような方法では、その処理に多くの手間が掛かり且つ場合によっては多くの時間も掛かる。 【0006】また、バックアップの方法やデータベースの構築の方法によって違いはあるが、データベースのバックアップから元に戻す場合は、テーブル単位に戻すことができない。このため、特定のテーブルだけ回復しようとすると、別のデータベースとしてバックアップから元に戻し、その後、戻したバックアップからデータをコピーし直す等の複雑な手順が必要である。 【0007】従って、データの回復処理を行なうには、手順が複雑になり且つ多くの時間が掛かってしまい、回復の手順を誤る場合も多くなるという問題があった。 【0008】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、その第1の目的は、簡単な構成により、テーブルの破損を回復して、データを迅速に復旧することができるデータベースのデータ自動複製システムにおけるデータ回復方法及びデータ回復装置を提供することである。 【0009】また、本発明の第2の目的は、上述したような本発明のデータベースのデータ自動複製システムにおけるデータ回復装置を円滑に制御することができる制御プログラムを格納した記憶媒体を提供することである。 【0010】 【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成するため、請求項1に記載のデータベースのデータ自動複製システムにおけるデータ回復方法は、ネットワークに接続されている各コンピュータ上に構築されたデータベースのデータを1つのデータベースに複製して纏めるデータベースのデータ自動複製システムにおいて、複製元若しくは複製先のデータベース若しくはテーブルのデータへのアクセスができなくなった場合のデータ回復方法であって、前記各コンピュータ上で前記データベースのテーブルのデータが更新されたか否かを判断する判断ステップと、前記更新されたデータを他のコンピュータへ配信するように制御する第1の制御ステップと、前記配信されてくる更新データを前記データベースのテーブルに反映するように制御する第2の制御ステップとを有することを特徴とする。 【0011】また、上記第1の目的を達成するため、請求項2に記載のデータベースのデータ自動複製システムにおけるデータ回復方法は、請求項1に記載のデータベースのデータ自動複製システムにおけるデータ回復方法において、1台のマシンが複数のデータベースを持ち、その複数のデータベースの1つを前記マスタ・マシンのデータベースとして位置付け、残りのデータベースを前記スレーブ・マシンのデータベースとして位置付けたことを特徴とする。 【0012】また、上記第1の目的を達成するため、請求項3に記載のデータベースのデータ自動複製システムにおけるデータ回復装置は、ネットワークに接続されている各コンピュータ上に構築されたデータベースのデータを1つのデータベースに複製して纏めるデータベースのデータ自動複製システムにおいて、複製元若しくは複製先のデータベース若しくはテーブルのデータへのアクセスができなくなった場合のデータ回復装置であって、前記各コンピュータ上で前記データベースのテーブルのデータが更新されたか否かを判断する判断手段と、前記更新されたデータを他のコンピュータへ配信するように制御する第1の制御手段と、前記配信されてくる更新データを前記データベースのテーブルに反映するように制御する第2の制御手段とを有することを特徴とする。 【0013】また、上記第1の目的を達成するため、請求項4に記載のデータベースのデータ自動複製システムにおけるデータ回復装置は、請求項3に記載のデータベースのデータ自動複製システムにおけるデータ回復装置において、1台のマシンが複数のデータベースを持ち、その複数のデータベースの1つを前記マスタ・マシンのデータベースとして位置付け、残りのデータベースを前記スレーブ・マシンのデータベースとして位置付けたことを特徴とする。 【0014】また、上記第1の目的を達成するため、請求項5に記載のデータベースのデータ自動複製システムにおけるデータ回復方法は、ネットワークに接続されている全てのコンピュータの更新データを受け取るコンピュータ(以下、マスタ・マシンと記述する)と該マスタ・マシンに前記更新データを送るコンピュータ(以下、スレーブ・マシンと記述する)とを具備し、前記マスタ・マシン及び前記スレーブ・マシンに構築されたデータベースにデータの追加/変更/削除等のデータ更新が発生した場合に、そのデータを前記マスタ・マシン及び前記スレーブ・マシンのデータベースに自動的に複製するデータベースのデータ自動複製システムにおける複製元の前記スレーブ・マシンのデータベース若しくは該データベースのテーブルが何らかの原因で破損してデータへのアクセスができなくなり、その後、前記データベース若しくは該データベースのテーブルが破損した原因を取り除き、前記データベース若しくは該データベースのテーブルへのアクセスが可能となった場合のデータ回復方法であって、複製先となる前記マスタ・マシンのテーブル中のデータには、そのデータがどの複製元の前記スレーブ・マシンから複製されたデータかを識別する情報を持ち、前記マスタ・マシンでは、全ての前記スレーブ・マシンの情報を前記データベースのデータやファイル等に保持し、前記スレーブ・マシンのテーブルが破損し、該テーブルのデータを回復するための回復処理を行なう場合は、前記回復処理を行なうテーブルを特定するテーブル特定ステップと、前記マスタ・マシンとの通信の接続を確立する通信接続確立ステップと、前記回復処理を行なう1つのテーブルの情報を取得する情報取得ステップと、前記回復処理を終了するか否かを判断する判断ステップとを有し、前記回復処理を終了しない場合は、前記マスタ・マシンの回復元テーブルから前記回復処理を行なう前記スレーブ・マシンのデータの抽出を指示するデータ抽出指示ステップと、前記マスタ・マシンから抽出した前記スレーブ・マシンのデータを前記マスタ・マシンから転送するデータ転送ステップと、前記転送ステップにより転送されたデータを前記回復処理を行なう前記スレーブ・マシンの回復先テーブルに登録するデータ登録ステップと、前記回復処理を行うテーブルの情報を取得する動作に戻るように制御する制御ステップとを有し、前記回復処理を終了する場合は、前記マスタ・マシンとの通信の接続を終了する通信接続終了ステップと、前記回復処理を終了する回復処理終了ステップとを有し、前記マスタ・マシンのテーブルが破損し、該テーブルのデータを回復するための回復処理を行なう場合は、全ての前記スレーブ・マシンの情報を取得する情報取得ステップと、前記回復処理を行なうテーブルを特定するテーブル特定ステップと、通信を確立する1つの前記スレーブ・マシンの情報を取得する情報取得ステップと、前記回復処理を終了するか否かを判断する判断ステップとを有し、前記回復処理を終了しない場合は、前記情報取得ステップにより取得した前記スレーブ・マシンの情報から該スレーブ・マシンとの通信の接続を確立する通信接続確立ステップと、前記回復処理を行なう1つのテーブルの情報を取得する情報取得ステップと、前記回復処理を行なうテーブルの全てを回復処理したか否かを判断する判断ステップとを有し、全てのテーブルの前記回復処理が終了していない場合は、前記スレーブ・マシンの回復元テーブルから全てのデータの抽出を指示するデータ抽出指示ステップと、前記スレーブ・マシンから抽出したデータを前記スレーブ・マシンから転送するデータ転送ステップと、前記回復処理を行なう前記マスタ・マシンの回復先テーブルに前記転送ステップにより転送されたデータを追加登録する追加登録ステップと、前記回復処理を行なうテーブルの情報を1つ取得する動作に戻るように制御する制御ステップとを有し、全てのテーブルの前記回復処理が終了した場合は、前記スレーブ・マシンとの通信の接続を終了する通信接続終了ステップと、通信を確立する1つの前記スレーブ・マシンの情報を取得する動作に戻るように制御する制御ステップとを有し、前記回復処理を終了する場合は、前記回復処理を終了する回復処理終了ステップを有することを特徴とする。 【0015】また、上記第1の目的を達成するため、請求項6に記載のデータベースのデータ自動複製システムにおけるデータ回復方法は、請求項5に記載のデータベースのデータ自動複製システムにおけるデータ回復方法において、1台のマシンが複数のデータベースを持ち、その複数のデータベースの1つを前記マスタ・マシンのデータベースとして位置付け、残りのデータベースを前記スレーブ・マシンのデータベースとして位置付けたことを特徴とする。 【0016】また、上記第1の目的を達成するため、請求項7に記載のデータベースのデータ自動複製システムにおけるデータ回復装置は、ネットワークに接続されている全てのコンピュータの更新データを受け取るコンピュータ(以下、マスタ・マシンと記述する)と該マスタ・マシンに前記更新データを送るコンピュータ(以下、スレーブ・マシンと記述する)とを具備し、前記マスタ・マシン及び前記スレーブ・マシンに構築されたデータベースにデータの追加/変更/削除等のデータ更新が発生した場合に、そのデータを前記マスタ・マシン及び前記スレーブ・マシンのデータベースに自動的に複製するデータベースのデータ自動複製システムにおける複製元の前記スレーブ・マシンのデータベース若しくは該データベースのテーブルが何らかの原因で破損してデータへのアクセスができなくなり、その後、前記データベース若しくは該データベースのテーブルが破損した原因を取り除き、前記データベース若しくは該データベースのテーブルへのアクセスが可能となった場合のデータ回復装置であって、複製先となる前記マスタ・マシンのテーブル中のデータには、そのデータがどの複製元の前記スレーブ・マシンから複製されたデータかを識別する情報を持ち、前記マスタ・マシンでは、全ての前記スレーブ・マシンの情報を前記データベースのデータやファイル等に保持し、前記スレーブ・マシンのテーブルが破損し、該テーブルのデータを回復するための回復処理を行なう場合は、前記回復処理を行なうテーブルを特定するテーブル特定手段と、前記マスタ・マシンとの通信の接続を確立する通信接続確立手段と、前記回復処理を行なう1つのテーブルの情報を取得する情報取得手段と、前記回復処理を終了するか否かを判断する判断手段とを有し、前記回復処理を終了しない場合は、前記マスタ・マシンの回復元テーブルから前記回復処理を行なう前記スレーブ・マシンのデータの抽出を指示するデータ抽出指示手段と、前記マスタ・マシンから抽出した前記スレーブ・マシンのデータを前記マスタ・マシンから転送するデータ転送手段と、前記転送手段により転送されたデータを前記回復処理を行なう前記スレーブ・マシンの回復先テーブルに登録するデータ登録手段と、前記回復処理を行なうテーブルの情報を取得する動作に戻るように制御する制御手段とを有し、前記回復処理を終了する場合は、前記マスタ・マシンとの通信の接続を終了する通信接続終了手段と、前記回復処理を終了する回復処理終了手段とを有し、前記マスタ・マシンのテーブルが破損し、該テーブルのデータを回復するための回復処理を行なう場合は、全ての前記スレーブ・マシンの情報を取得する情報取得手段と、前記回復処理を行なうテーブルを特定するテーブル特定手段と、通信を確立する1つの前記スレーブ・マシンの情報を取得する情報取得手段と、前記回復処理を終了するか否かを判断する判断手段とを有し、前記回復処理を終了しない場合は、前記情報取得手段により取得した前記スレーブ・マシンの情報から該スレーブ・マシンとの通信の接続を確立する通信接続確立手段と、前記回復処理を行なう1つのテーブルの情報を取得する情報取得手段と、前記回復処理を行なうテーブルの全てを回復処理したか否かを判断する判断手段とを有し、全てのテーブルの前記回復処理が終了していない場合は、前記スレーブ・マシンの回復元テーブルから全てのデータの抽出を指示するデータ抽出指示手段と、前記スレーブ・マシンから抽出したデータを前記スレーブ・マシンから転送するデータ転送手段と、前記回復処理を行なう前記マスタ・マシンの回復先テーブルに前記転送手段により転送されたデータを追加登録する追加登録手段と、前記回復処理を行なうテーブルの情報を1つ取得する動作に戻るように制御する制御手段とを有し、全てのテーブルの前記回復処理が終了した場合は、前記スレーブ・マシンとの通信の接続を終了する通信接続終了手段と、通信を確立する1つの前記スレーブ・マシンの情報を取得する動作に戻るように制御する制御手段とを有し、前記回復処理を終了する場合は、前記回復処理を終了する回復処理終了手段を有することを特徴とする。 【0017】また、上記第1の目的を達成するため、請求項8に記載のデータベースのデータ自動複製システムにおけるデータ回復装置は、請求項7に記載のデータベースのデータ自動複製システムにおけるデータ回復装置において、1台のマシンが複数のデータベースを持ち、その複数のデータベースの1つを前記マスタ・マシンのデータベースとして位置付け、残りのデータベースを前記スレーブ・マシンのデータベースとして位置付けたことを特徴とする。 【0018】また、上記第2の目的を達成するため、請求項9に記載の記憶媒体は、ネットワークに接続されている各コンピュータ上に構築されたデータベースのデータを1つのデータベースに複製して纏めるデータベースのデータ自動複製システムにおいて、複製元若しくは複製先のデータベース若しくはテーブルのデータへのアクセスができなくなった場合のデータ回復装置を制御するための制御プログラムを格納した記憶媒体であって、前記制御プログラムは、前記各コンピュータ上で前記データベースのテーブルのデータが更新されたか否かを判断する判断モジュールと、前記更新されたデータを他のコンピュータへ配信するように制御する第1の制御モジュールと、前記配信されてくる更新データを前記データベースのテーブルに反映するように制御する第2の制御モジュールとを有することを特徴とする。 【0019】また、上記第2の目的を達成するため、請求項10に記載の記憶媒体は、請求項9に記載の記憶媒体において、1台のマシンが複数のデータベースを持ち、その複数のデータベースの1つを前記マスタ・マシンのデータベースとして位置付け、残りのデータベースを前記スレーブ・マシンのデータベースとして位置付けたことを特徴とする。 【0020】また、上記第2の目的を達成するため、請求項11に記載の記憶媒体は、ネットワークに接続されている全てのコンピュータの更新データを受け取るコンピュータ(以下、マスタ・マシンと記述する)と該マスタ・マシンに前記更新データを送るコンピュータ(以下、スレーブ・マシンと記述する)とを具備し、前記マスタ・マシン及び前記スレーブ・マシンに構築されたデータベースにデータの追加/変更/削除等のデータ更新が発生した場合に、そのデータを前記マスタ・マシン及び前記スレーブ・マシンのデータベースに自動的に複製するデータベースのデータ自動複製システムにおける複製元の前記スレーブ・マシンのデータベース若しくは該データベースのテーブルが何らかの原因で破損してデータへのアクセスができなくなり、その後、前記データベース若しくは該データベースのテーブルが破損した原因を取り除き、前記データベース若しくは該データベースのテーブルへのアクセスが可能となった場合のデータ回復装置を制御するための制御プログラムを格納した記憶媒体であって、複製先となる前記マスタ・マシンのテーブル中のデータには、そのデータがどの複製元の前記スレーブ・マシンから複製されたデータかを識別する情報を持ち、前記マスタ・マシンでは、全ての前記スレーブ・マシンの情報を前記データベースのデータやファイル等に保持し、前記制御プログラムは、前記スレーブ・マシンのテーブルが破損し、該テーブルのデータを回復するための回復処理を行なう場合は、前記回復処理を行なうテーブルを特定するテーブル特定モジュールと、前記マスタ・マシンとの通信の接続を確立する通信接続確立モジュールと、前記回復処理を行なう1つのテーブルの情報を取得する情報取得モジュールと、前記回復処理を終了するか否かを判断する判断モジュールとを有し、前記回復処理を終了しない場合は、前記マスタ・マシンの回復元テーブルから前記回復処理を行なう前記スレーブ・マシンのデータの抽出を指示するデータ抽出指示モジュールと、前記マスタ・マシンから抽出した前記スレーブ・マシンのデータを前記マスタ・マシンから転送するデータ転送モジュールと、前記転送モジュールにより転送されたデータを前記回復処理を行なう前記スレーブ・マシンの回復先テーブルに登録するデータ登録モジュールと、前記回復処理を行なうテーブルの情報を取得する動作に戻るように制御する制御モジュールとを有し、前記回復処理を終了する場合は、前記マスタ・マシンとの通信の接続を終了する通信接続終了モジュールと、前記回復処理を終了する回復処理終了モジュールとを有し、前記マスタ・マシンのテーブルが破損し、該テーブルのデータを回復するための回復処理を行なう場合は、全ての前記スレーブ・マシンの情報を取得する情報取得モジュールと、前記回復処理を行なうテーブルを特定するテーブル特定モジュールと、通信を確立する1つの前記スレーブ・マシンの情報を取得する情報取得モジュールと、前記回復処理を終了するか否かを判断する判断モジュールとを有し、前記回復処理を終了しない場合は、前記情報取得モジュールにより取得した前記スレーブ・マシンの情報から該スレーブ・マシンとの通信の接続を確立する通信接続確立モジュールと、前記回復処理を行なう1つのテーブルの情報を取得する情報取得モジュールと、前記回復処理を行なうテーブルの全てを回復処理したか否かを判断する判断モジュールとを有し、全てのテーブルの前記回復処理が終了していない場合は、前記スレーブ・マシンの回復元テーブルから全てのデータの抽出を指示するデータ抽出指示モジュールと、前記スレーブ・マシンから抽出したデータを前記スレーブ・マシンから転送するデータ転送モジュールと、前記回復処理を行なう前記マスタ・マシンの回復先テーブルに前記転送モジュールにより転送されたデータを追加登録する追加登録モジュールと、前記回復処理を行なうテーブルの情報を1つ取得する動作に戻るように制御する制御モジュールとを有し、全てのテーブルの前記回復処理が終了した場合は、前記スレーブ・マシンとの通信の接続を終了する通信接続終了モジュールと、通信を確立する1つの前記スレーブ・マシンの情報を取得する動作に戻るように制御する制御モジュールとを有し、前記回復処理を終了する場合は、前記回復処理を終了する回復処理終了モジュールを有することを特徴とする。 【0021】更に、上記第2の目的を達成するため、請求項12に記載の記憶媒体は、請求項11に記載の記憶媒体において、1台のマシンが複数のデータベースを持ち、その複数のデータベースの1つを前記マスタ・マシンのデータベースとして位置付け、残りのデータベースを前記スレーブ・マシンのデータベースとして位置付けたことを特徴とする。 【0022】 【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。 【0023】図1は、本実施の形態に係るデータベースのデータの自動複製システムにおけるデータ回復方法が適用される情報処理システムの構成を示すブロック図であり、同図は、複数のコンピュータが存在していることを表わしている。 【0024】図1において、1,2,…nは情報処理システムであるコンピュータである。第1のコンピュータ1は、その主要部が、中央処理装置1aと、主記憶装置1bと、補助記憶装置1cと、入力装置1dと、出力装置1eと、ネットワークI/F(インターフェース)1fとから構成されている。また、第2のコンピュータ2は、その主要部が、中央処理装置2aと、主記憶装置2bと、補助記憶装置2cと、入力装置2dと、出力装置2eと、ネットワークI/F(インターフェース)2fとから構成されている。 【0025】図2は、図1の各情報処理システム(コンピュータ1、コンピュータ2、…コンピュータn)が集まり、ネットワークを構成していることを示す図である。 【0026】図3、図7、図11、図14、図21及び図24に示す第1のコンピュータ(マスタ・マシン)、第2のコンピュータ(スレーブ・マシン)及び第3のコンピュータ(スレーブ・マシン)における自動複製を行なうテーブルは1つだけではなく、複数のテーブルについて自動複製を行なうことができるものである。 【0027】次に、このように構成された本実施の形態に係るデータベースのデータの自動複製システムにおけるデータ回復方法について説明する。 【0028】まず、一例として、1種類のテーブルについてマスタ・マシンとスレーブ・マシン2台のそれぞれの間においてデータの更新があった場合の自動更新動作の流れについて、図3〜図10を参照しながら説明する。 【0029】続いて、本発明方法を用いた場合にスレーブ・マシンのテーブルが破損した時の具体例として、1種類のテーブルについて、スレーブ・マシンでテーブルが破損した場合の回復動作の流れについて、図11〜図20及び図36のフローチャートを参照しながら説明する。 【0030】更に、本発明方法を用いた場合にマスタ・マシンのテーブルが破損した時の具体例として、1種類のテーブル及び2つのスレーブ・マシンについて、マスタ・マシンでテーブルが破損した場合の回復動作の流れについて、図21〜図35及び図37のフローチャートを参照しながら説明する。 【0031】本実施の形態の図4〜図6、図8〜図10、図12〜図13、図15〜図20、図22〜図23、図25〜図35のテーブルのイメージでは、各テーブルの横1列を1レコードとし、各レコードの先頭の項目はコンピュータを識別するコードがセットされ、2つ目の項目は実データを表わしている(第2のコンピュータ2のデータを表わしているコードは “COM2”、コンピュータ3のデータを表わしているコードは “COM3”とする)。 【0032】但し、本実施の形態の説明で使用したコンピュータを識別する手段は一例であり、このコンピュータを識別する手段については限定しない。 【0033】まず、図3に示す第2のコンピュータ2(スレーブ・マシン)において更新データ300aが発生した場合、テーブル302に対してデータの更新が行なわれる。すると、この更新データ300aをネットワークに接続されている図3の第1のコンピュータ(マスタ・マシン)1に対して転送し、該第1のコンピュータ(マスタ・マシン)1において、転送されてきた更新データ300aに従ってテーブル301を更新する。 【0034】図3における具体的なデータの流れの一例を、図4〜図6を用いて説明する。 【0035】図4(b)に示すように、第2のコンピュータ(スレーブ・マシン)2内のテーブルT2に既にデータが入っているものとする。また、図4(c)に示すように、第3のコンピュータ(スレーブ・マシン)3内のテーブルT3にも既にデータが入っているものとする。そして、自動複製システムによりテーブルT2とテーブルT3のそれぞれの全てのデータは、図4(a)に示すように、第1のコンピュータ(マスタ・マシン)1内のテーブルT1に複製されている状態である。そこに、第1の更新データ300aが第2のコンピュータ(スレーブ・マシン)2のテーブルT2に追加されることを示す図が図4である。 【0036】図5は、第2のコンピュータ(スレーブ・マシン)2のテーブルT5に追加された更新データ300aのデータが自動複製システムにより第1のコンピュータ(マスタ・マシン)1のテーブルT4に複製するために転送されることを示す図である。 【0037】図6は、第2のコンピュータ(スレーブ・マシン)2から転送されてきた更新データ300aが第1のコンピュータ(マスタ・マシン)1のテーブルT7に追加されたことを示す図である。 【0038】そして、図7に示す第3のコンピュータ(スレーブ・マシン)6において第2の更新データ300bが発生した場合、第3のコンピュータ(スレーブ・マシン)6のテーブル306に対してデータの更新が行なわれる。すると、この更新データ300bをネットワークに接続されている図7に示す第1のコンピュータ(マスタ・マシン)4に対して転送し、該第1のコンピュータ(マスタ・マシン)4において、転送されてきた更新データ300bに従って、第1のコンピュータ(マスタ・マシン)4のテーブル304を更新する。 【0039】図7の具体的なデータの流れの一例を、図8〜図10を用いて説明する。 【0040】図8(b)に示すように、第2のコンピュータ(スレーブ・マシン)5内のテーブルT11に既にデータが入っているものとする。また、図8(c)に示すように、第3のコンピュータ(スレーブ・マシン)6内のテーブルT12にも既にデータが入っているものとする。そして、図8(a)に示すように、自動複製システムによりテーブルT11とテーブルT12のそれぞれの全てのデータは、第1のコンピュータ(マスタ・マシン)4内のテーブルT10に複製されている状態である。そこに、更新データ300bが第3のコンピュータ(スレーブ・マシン)6のテーブルT12に追加されることを示す図が図8である。 【0041】図9は、第3のコンピュータ(スレーブ・マシン)6のテーブルT15に追加された更新データ300bが自動複製システムにより、第1のコンピュータ(マスタ・マシン)4のテーブルT13に複製するために転送されることを示す図である。 【0042】図10は、第3のコンピュータ(スレーブ・マシン)6から転送されてきた更新データ300bが第1のコンピュータ(マスタ・マシン)4のテーブルT16に追加されたことを示す図である。 【0043】図11では、一例として、第2のコンピュータ(スレーブ・マシン)8においてテーブル308が破損した場合、今まで実行されていた第1のコンピュータ(マスタ・マシン)7のテーブル307へのデータの複製処理が停止することを示す図である。 【0044】このテーブル308の破損については、他のコンピュータのテーブルが破損した場合も同様である。例えば、図11では、第3のコンピュータ(スレーブ・マシン)9のテーブル309が破損した場合も、第1のコンピュータ(マスタ・マシン)7のテーブル307へのデータの複製処理は停止してしまう。 【0045】図11の具体的なデータの流れの一例を図12〜図13を用いて説明する。 【0046】図12(b)に示すように、第2のコンピュータ(スレーブ・マシン)8内のテーブルT20に既にデータが入っているものとする。また、図12(c)に示すように、第3のコンピュータ(スレーブ・マシン)9内のテーブルT21にも既にデータが入っているものとする。そして、図12(a)に示すように、自動複製システムによりテーブルT20とテーブルT21のそれぞれの全てのデータは、第1のコンピュータ(マスタ・マシン)7内のテーブルT19に複製されている状態である。そこで、第2のコンピュータ(スレーブ・マシン)8のテーブルT20が何らかの原因で破損しデータの入出力ができなくなったことを示す図が図12である。 【0047】図13は、第2のコンピュータ(スレーブ・マシン)8のテーブルT23が破損によってデータの入出力ができなくなったことにより、自動複製システムが破損したテーブルT23から第1のコンピュータ(マスタ・マシン)7のテーブルT22に対する自動複製処理を停止したことを示す図である。 【0048】図14では、第2のコンピュータ(スレーブ・マシン)10において、図36のフローチャートに従った一連の処理が実行指示により実行されており、第2のコンピュータ(スレーブ・マシン)11のテーブル311(図11では第2のコンピュータ(スレーブ・マシン)8のテーブル308)が復旧後、図36の回復処理を行なうテーブルを特定する(ステップS3601)ことによって、図14の第2のコンピュータ(スレーブ・マシン)11のテーブル311を回復すると特定する(本実施の形態では1テーブルのみ破損した例として説明しているが、複数のテーブルが破損した場合には、図36のステップS3601により破損した複数のテーブルを特定するものとする)。 【0049】図36のステップS3602によって図14の第2のコンピュータ(スレーブ・マシン)11と第1のコンピュータ(マスタ・マシン)10との間で通信を確立し、図36のステップS3603では、前記ステップS3601で特定した回復するテーブルの中の1つ(本実施の形態では、図14のテーブル311のみであるが)の情報を取得する。 【0050】図36のステップS3604により回復するテーブルが全て回復処理を終了したか否かを判断し、まだ回復処理が終了していないため、図14の第1のコンピュータ(マスタ・マシン)10のテーブル310に対して第2のコンピュータ(スレーブ・マシン)11のデータを抽出する指示を出し(図36のステップS3605)、図14の第1のコンピュータ(マスタ・マシン)10では指示されたデータを抽出する指示を実行し、その結果(抽出したデータ)を第2のコンピュータ(スレーブ・マシン)11に転送する(図36のステップS3606)。 【0051】そして、転送されてきたデータを図14の第2のコンピュータ(スレーブ・マシン)11の回復するテーブル311に登録し(図36のステップS3607)、次に、図36のステップS3608により、回復処理を行なう1つのテーブルの情報を取得するステップ(図36のステップS3603)に戻る。そして、この図36のステップS3603では、次に回復処理を行なう1つのテーブルの情報を取得するが、本実施の形態では1つのテーブルのみ回復するため、このステップS3603におけるテーブル情報の取得動作は終了する。 【0052】図36のステップS3604により回復処理を終了するか否かを判断し、回復処理を終了すると判断した場合は、図36のステップS3609により図14の第2のコンピュータ(スレーブ・マシン)11と第1のコンピュータ(マスタ・マシン)10との間の通信の接続を終了する。 【0053】図14の具体的なデータの流れの一例を図15〜図20を用いて説明する。 【0054】図15(b)、(c)に示すように、テーブルの破損から復旧した第2のコンピュータ(スレーブ・マシン)11内のテーブルT26(データは無し)と、第3のコンピュータ(スレーブ・マシン)12内のテーブルT27に既にデータが入っているものとする。そして図15(a)に示すように、第1のコンピュータ(マスタ・マシン)10内のテーブルT25には、第2のコンピュータ(スレーブ・マシン)11のテーブルT26が破損する前のデータと、第3のコンピュータ(スレーブ・マシン)12のテーブルT27のデータとが入っている。 【0055】図16は、第2のコンピュータ(スレーブ・マシン)11のテーブルT29が復旧し、回復処理が実行指示によって実行され、その回復処理の中の第1のコンピュータ(マスタ・マシン)10のテーブルT28に対して第2のコンピュータ11のデータを抽出する指示を出すことを示す図である。 【0056】図17は、第1のコンピュータ10内のテーブルT31から第2のコンピュータ11のデータを抽出した結果を、抽出結果R1として保持したことを示す図である。 【0057】図18は、第1のコンピュータ(マスタ・マシン)10のテーブルT34から第2のコンピュータ(スレーブ・マシン)11のデータを抽出した結果である抽出結果R2を第2のコンピュータ(スレーブ・マシン)11に転送することを示す図である。 【0058】図19は、第1のコンピュータ10から転送されてきたテーブルT37の抽出結果R3を第2のコンピュータ(スレーブ・マシン)11のテーブルT38に登録することを示す図である。 【0059】図20は、第1のコンピュータ(マスタ・マシン)10のテーブルT40からデータを抽出し、第2のコンピュータ(スレーブ・マシン)11のテーブルT41が回復処理を終了した後のテーブル内のデータの状態を示す図である。 【0060】図21では、一例として、第1のコンピュータ(マスタ・マシン)13においてテーブル313が破損した場合、今まで実行されていた第2のコンピュータ(スレーブ・マシン)14のテーブル314と第3のコンピュータ(スレーブ・マシン)15のテーブル315へのデータの複製処理が停止することを示す図である。 【0061】図21の具体的なデータの流れの一例を図22〜図23を用いて説明する。 【0062】図22(b)に示すように、第2のコンピュータ(スレーブ・マシン)14内のテーブルT44に既にデータが入っているものとする。また、図22(c)に示すように、第3のコンピュータ(スレーブ・マシン)15内のテーブルT45にも既にデータが入っているものとする。そして、自動複製システムによりテーブルT44とテーブルT45のそれぞれの全てのデータは、第1のコンピュータ(マスタ・マシン)13内のテーブルT43に複製されている状態である。そこで、図22(a)は、第1のコンピュータ(マスタ・マシン)13のテーブルT43が何らかの原因で破損しデータの入出力ができなくなったことを示す図である。 【0063】図23は、第1のコンピュータ(マスタ・マシン)13のテーブルT46が破損によってデータの入出力ができなくなったことにより、自動複製システムが破損したテーブルT46に対して、第2のコンピュータ(スレーブ・マシン)14のテーブルT47と第3のコンピュータ(スレーブ・マシン)15のテーブルT48からの自動複製処理を停止したことを示す図である。 【0064】図24では、第1のコンピュータ(マスタ・マシン)16において、図37のフローチャートに従った一連の処理が実行指示により実行されており、第1のコンピュータ(マスタ・マシン)16のテーブル316(図21では第1のコンピュータ(マスタ・マシン)13のテーブル313)が復旧後、図37のステップS3701で全てのスレーブ・マシンの情報を取得することによって、本実施の形態では図24の第2のコンピュータ(スレーブ・マシン)17と第3のコンピュータ(スレーブ・マシン)18の情報を取得する。回復処理を行なうテーブルを特定する(図37のステップS3702)ことによって、図24の第1のコンピュータ(マスタ・マシン)16のテーブル316を回復すると特定する(本実施の形態では、1つのテーブルのみが破損した場合を例として説明しているが、複数のテーブルが破損した場合は、図37のステップS3702により破損した複数のテーブルを特定するものとする)。 【0065】図37のステップS3703によって前記ステップS3701で取得したスレーブ・マシンの情報から通信を確立する1つのスレーブ・マシンの情報を取得する。図24では、まず、第2のコンピュータ(スレーブ・マシン)17の情報を取得する。次に、図37のステップS3704により回復処理を終了するか否かを判断する。回復処理が終了していないため、図37のステップS3703で取得したスレーブ・マシンの情報を基に図24の第1のコンピュータ(マスタ・マシン)16と第2のコンピュータ(スレーブ・マシン)17との通信の接続を確立する(図37のステップS3705)。 【0066】次に、図37のステップS3706で、前記ステップS3702で取得した回復処理を行なうテーブルの情報から1つ(図24の第1のコンピュータ(マスタ・マシン)16のテーブル316)のテーブルの情報を取得する。次に、回復するテーブルの全ての回復処理は終了したか否かを判断する(図37のステップS3707)。ここでは、まだ、回復するテーブルの全てを回復処理していないため、次のステッブS3708に進む。このステップS3708により図24の第1のコンピュータ(マスタ・マシン)16から第2のコンピュータ(スレーブ・マシン)17に対し、該第2のコンピュータ(スレーブ・マシン)17のテーブル317の全てのデータを抽出するように指示する。 【0067】次に、図37のステップS3709により、前記ステップS3708で図24の第2のコンピュータ(スレーブ・マシン)17上に抽出されたデータを第1のコンピュータ(マスタ・マシン)16に転送する。次に、第1のコンピュータ(マスタ・マシン)16では、転送されてきた抽出データを回復するテーブルに追加登録する(図37のステップS3710)。この追加登録が終了した後は、ステップS3711により、回復処理を行なうテーブルの情報から1つのテーブルの情報を取得するステップ(ステップS3706)に戻る。 【0068】この図37のステップS3706では、次に回復処理を行なうテーブルの情報を取得するが、本実施の形態では1つのテーブルのみの回復処理を行なうため、このステップS3706においてテーブル情報の取得は行なわず、次のステップ(図37のステップS3707)に進む。このステップS3707では、回復するテーブルの全ての回復処理が終了したか否かを判断するが、ここでは、図24の第2のコンピュータ(スレーブ・マシン)17からの回復処理は終了したため、図37のステップS3712に進む。このステップS3712では、図24の第1のコンピュータ(マスタ・マシン)16と第2のコンピュータ(スレーブ・マシン)17との通信の接続を終了し、次の図37のステップS3713により、通信を確立する次のスレーブ・マシンの情報を取得するステップ(図37のステップS3703)に戻る。 【0069】このステップS3703では、次に回復データを取得するスレーブ・マシンの情報を取得する。本実施の形態では図24の第3のコンピュータ(スレーブ・マシン)18の情報を取得する。次に、図37のステップS3704により回復処理を終了するか否かを判断する。ここでは、回復処理が終了していないため、図37のステップS3703で取得したスレーブ・マシンの情報を基に図24の第1のコンピュータ(マスタ・マシン)16と第3のコンピュータ(スレーブ・マシン)18との通信の接続を確立する(図37のステップS3705)。次に、図37のステップS3706で、前記ステップS3702で取得した回復処理を行なうテーブルの情報から1つ(図24の第1のコンピュータ(マスタ・マシン)16のテーブル316)の情報を取得する。回復するテーブルの全ての回復処理が終了したか否かの判断(図37のステップS3707)では、まだ、回復するテーブルの全てを回復処理していないため、次のステップS3708に進む。 【0070】このステップS3708により図24の第1のコンピュータ(マスタ・マシン)16から第3のコンピュータ(スレーブ・マシン)18に対し、該第3のコンピュータ(スレーブ・マシン)18のテーブル318の全てのデータを抽出するように指示する。図37のステップS3709により、前記ステップS3708で図24の第3のコンピュータ(スレーブ・マシン)18上に抽出されたデータを第1のコンピュータ(マスタ・マシン)16に転送する。該第1のコンピュータ(マスタ・マシン)16では、転送されてきた抽出データを回復するテーブルに追加登録する(図37のステップS3710)。 【0071】追加登録が終了した後は、ステップS3711により、回復処理を行なうテーブルの情報から1つの情報を取得するステップ(図37のステップS3706)に戻る。この図37のステップS3706では、次に回復処理を行なうテーブルの情報を取得するが、本実施の形態では1つのテーブルのみの回復処理を行なうため、情報を取得せず、次のステップ(図37のステップS3707)に進む。このステップS3707で行なわれる回復するテーブルの全ての回復処理が終了したか否かの判断では、図24の第3のコンピュータ(スレーブ・マシン)18からの回復処理は終了したため、図37のステップS3712に進む。このステップS3712では、図24の第1のコンピュータ(マスタ・マシン)16と第3のコンピュータ(スレーブ・マシン)18との通信の接続を終了し、図37のステップS3713により、通信を確立する次のスレーブ・マシンの情報を取得するステップ(図37のステップS3703)に戻る。 【0072】このステップS3703では次に回復データを取得するスレーブ・マシンの情報を取得するが、本実施の形態では、2つのスレーブ・マシンを例としているため情報を取得せずに、次のステップ(図37のステップS3704)に進む。このステップS3704では回復処理が終了したか否かを判断するが、本実施の形態では全てのスレーブ・マシンからデータを取得したので、本回復処理動作を終了する。 【0073】図24の具体的なデータの流れの一例を図25〜図35を用いて説明する。 【0074】図25は、テーブルの破損から復旧した第1のコンピュータ(マスタ・マシン)16内のテーブルT49〈データは無し〉と、第2のコンピュータ(スレーブ・マシン)17内のテーブルT50及び第3のコンピュータ(スレーブ・マシン)18内のテーブルT51にそれぞれデータが入っていることを示す図である。 【0075】図26は、第1のコンピュータ(マスタ・マシン)16のテーブルT52が復旧し、回復処理が実行指示によって実行され、その回復処理の中の第2のコンピュータ(スレーブ・マシン)17のテーブルT53に対して全てのデータを抽出する指示を出すことを示す図である。 【0076】図27は、第2のコンピュータ17内のテーブルT56から全てのデータを抽出した結果を、抽出結果R4として保持したことを示す図である。 【0077】図28は、第2のコンピュータ(スレーブ・マシン)17のテーブルT59から全てのデータを抽出した結果である抽出結果R5を第1のコンピュータ(マスタ・マシン)16に転送することを示す図である。 【0078】図29は、第2のコンピュータ17から転送されてきたテーブルT62の抽出結果R6を第1のコンピュータ(マスタ・マシン)16のテーブルT61に登録することを示す図である。 【0079】図30は、第2のコンピュータ(スレーブ・マシン)17のテーブルT65からデータを抽出し、第1のコンピュータ(マスタ・マシン)16のテーブルT64が回復処理を終了した後のテーブル内のデータの状態を示す図である。 【0080】図31は、回復処理の中で次のスレーブ・マシンである第3のコンピュータ(スレーブ・マシン)18のテーブルT70に対して全てのデータを抽出する指示を出すことを示す図である。 【0081】図32は、第3のコンピュータ18内のテーブルT73から全てのデータを抽出した結果を、抽出結果R7として保持したことを示す図である。 【0082】図33は、第3のコンピュータ(スレーブ・マシン)18のテーブルT76から全てのデータを抽出した結果である抽出結果R8を第1のコンピュータ(マスタ・マシン)16に転送することを示す図である。 【0083】図34は、第3のコンピュータ18から転送されてきたテーブルT79の抽出結果R9を第1のコンピュータ(マスタ・マシン)16のテーブルT77に登録することを示す図である。 【0084】図35は、第3のコンピュータ(スレーブ・マシン)18のテーブルT82からデータを抽出し、第1のコンピュータ(マスタ・マシン)16のテーブルT80が回復処理を終了した後のテーブル内のデータの状態を示す図である。 【0085】以上のように、本実施の形態に係るデータベースのデータ自動複製システムにおけるデータ回復方法及びデータ回復装置によれば、複製先となるマスタ・マシンのテーブル中のデータには、そのデータがどの複製元のスレーブ・マシンから複製されたデータかを識別する情報を持ち、マスタ・マシンでは、全てのスレーブ・マシンの情報をデータベースのデータやファイル等に保持し、スレーブ・マシンのテーブルが破損し、このテーブルのデータを回復する場合は、回復処理を行なうテーブルを特定し、マスタ・マシンとの通信の接続を確立し、回復処理を行なう1つのテーブルの情報を取得し、回復処理を終了するか否かを判断し、回復処理を終了しない場合は、マスタ・マシンのテーブルからスレーブ・マシンのデータの抽出を指示し、抽出したデータをマスタ・マシンから転送し、転送されたデータをスレーブ・マシンのテーブルに登録し、回復処理を行なうテーブルの情報を取得する動作に戻り、回復処理を終了する場合は、マスタ・マシンとの通信の接続を終了し、回復処理を終了するものである。 【0086】また、マスタ・マシンのテーブルが破損し、このテーブルのデータを回復する場合は、全てのスレーブ・マシンの情報を取得し、回復処理を行なうテーブルを特定し、通信を確立する1つのスレーブ・マシンの情報を取得し、回復処理を終了するか否かを判断し、回復処理を終了しない場合は、取得した情報からスレーブ・マシンとの通信の接続を確立し、回復処理を行なうテーブルの情報を1つ取得し、回復処理を行なうテーブルの全てについて回復処理を行なったか否かを判断し、全てのテーブルの回復処理が終了していない場合は、スレーブ・マシンのテーブルから全てのデータの抽出を指示し、抽出したデータをスレーブ・マシンから転送し、転送されたデータをマスタ・マシンのテーブルに追加登録し、回復処理を行なうテーブルの情報を1つ取得する動作に戻り、全てのテーブルの回復処理が終了した場合は、スレーブ・マシンとの通信の接続を終了し、通信を確立する1つのスレーブ・マシンの情報を取得する動作に戻り、回復処理を終了する場合は、回復処理を終了するものである。 【0087】従って、以上のようなデータベースのデータ自動複製システムにおけるデータ回復処理を行なうことにより、データベースのデータを自動で複数のコンピュータ間で複製する環境において、複製元のデータベースのテーブル若しくは複製先のデータベースのテーブルが破損によってデータへのアクセスができなくなった場合に、簡単な構成により、テーブルの破損を回復してデータを迅速に復旧することができる。 【0088】 【発明の効果】以上説明したように、本発明のデータベースのデータ自動複製システムにおけるデータ回復方法及びデータ回復装置によれば、ネットワークに接続され且つデータベースが構築されている各コンピュータ上で前記データベースのテーブルのデータが更新されたか否かを判断し、更新されたデータを他のコンピュータへ配信するように制御し、前記配信されてくる更新データを前記データベースのテーブルに反映するように制御するものである。 【0089】従って、以上のようなデータベースのデータ自動複製システムにおけるデータ回復処理を行なうことにより、データベースのデータを自動で複数のコンピュータ間で複製する環境において、複製元のデータベースのテーブル若しくは複製先のデータベースのテーブルが破損によってデータへのアクセスができなくなった場合に、簡単な構成により、テーブルの破損を回復してデータを迅速に復旧することができる。 【0090】また、本発明の記憶媒体によれば、上述したような本発明のデータベースのデータ自動複製システムにおけるデータ回復装置を円滑に制御することができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000001007 【氏名又は名称】キヤノン株式会社
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| 【出願日】 |
平成12年10月4日(2000.10.4) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100081880 【弁理士】 【氏名又は名称】渡部 敏彦
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| 【公開番号】 |
特開2002−108679(P2002−108679A) |
| 【公開日】 |
平成14年4月12日(2002.4.12) |
| 【出願番号】 |
特願2000−304756(P2000−304756) |
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