| 【発明の名称】 |
1つのカタログを別のカタログにマップする方法および装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】ジェームズ・マイケル・ウイルムセン
【氏名】マイケル・レン・ニール
【氏名】ネイザン・エリック・ワイクス
【氏名】イアン・ストラウブ
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| 【要約】 |
【課題】電子商取引システムおよび工業原料システムで使用されるタイプの検索可能な電子カタログを変換する方法を提供すること。
【解決手段】本方法には、変換する品目セットを識別し(30)、各品目についての特徴を識別し(32)、識別された各品目についての特徴値にアクセスすし、各特徴および各品目に対するマッピング規則にアクセスし(34)、第1カタログ中の各品目の特徴値を、第2カタログ中の品目に対する規則によって識別された特徴にマップし(36、40)、各品目のマップされた特徴値をコンパイルして第2カタログを形成すること(44)が含まれる。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 第1フォーマットの複数品目の特徴値を有する第1の電子カタログを、第2フォーマットの複数品目の特徴値を有する第2の電子カタログに変換する方法であって、変換する品目セットを識別することと、各品目についての特徴を識別することと、識別した各品目についての特徴値にアクセスすることと、各特徴および各品目に対するマッピング規則にアクセスすることと、第1カタログ中の各品目の特徴値を、第2カタログ中の品目に対する規則によって識別された特徴にマップすることと、マップされた各品目の特徴値をコンパイルして第2カタログを形成することとを含む方法。 【請求項2】 命令シーケンスを表すデータが記憶されているマシン可読媒体であって、前記命令がプロセッサによって実行されると、第1の電子カタログ中の第1フォーマットから変換する品目のセットを識別し、各品目についての特徴を識別し、各識別済み品目についての特徴にアクセスし、各特徴および各品目に対するマッピング規則にアクセスし、第1カタログ中の各品目についての特徴値を、第2カタログ中の品目に対する規則によって識別された特徴にマップし、各品目のマップされた特徴値をコンパイルして第2カタログを形成するオペレーションをプロセッサに実行させるマシン可読媒体。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、一般に電子データベースに関し、より詳細には、1つのカタログをそのフォーマットとは異なるフォーマットを使用している別のカタログにマップするための方法および装置に関する。 【0002】 【従来の技術】検索可能な電子カタログは、通例、電子商取引および購買機能を支援するために使用される。こうした電子カタログは通常、データベース、HTMLページ・コレクション、および他の電子手段の形になされる。個々の購買者または市場システムのインストレーションは、いくつかの異なるソースからのいくつかの異なるカタログを維持するよりも、単一のカタログを維持することによって利益を得られる。例えば、複数のカタログを用いる場合、事務用品の調達システムは、いくつかの異なる事務用品ベンダまたは製造者からのそれぞれの事務用品カタログを含むであろう。いくつかのカタログが青ペンなど同一品目を記載し、同時にそれぞれのカタログが、異なる型の青ペンなど同種ではあるが異なる品目を記載することが多い。カタログを単一のカタログにまとめることにより、複数のカタログを用いる場合に比べて、迅速かつ容易に所望の品目を見つけてそれらを比較することができるようになる。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】不都合なことには、異なる購買者および市場インストレーションは、組み合わせた電子カタログに対して異なる仕様を有する。この仕様は、言語および計量法(measuring)の違いや、地域ごとの法的要件、特定の産業または市場からの必要性、カタログ・ユーザの好みなどから生じる。また、品目を分類する際の好みが異なることによっても、異なる要件が生じる。それでもなお、カタログを最適に使用するためには、所望の品目をすべて単一のカタログ中に含めて、一貫性のある形で記載し、品目の最も多くの選択対象を容易にかつ迅速に見つけて比較できるようにすることが好ましい。購買者および市場の多様な必要を満たすために、単一の電子カタログすなわちソース・カタログから、異なるフォーマットのカタログを作成できることが望ましい。ソース・カタログは、多くのベンダから迅速かつ効率的に購買することを支援する。ソース・カタログは一貫して更新され、維持される。それでも、ソース・カタログはある購買者または市場が望む通りのフォーマットではない可能性がある。ソース・カタログは、特定の購入者が必要とする所望の計測単位を有さないか、あるいは特定市場で望まれる取り決めを用いている製造国を挙げない可能性がある。品目によっては、ある属性が別々にある方がよい場合にいくつかの項目に組み合わされていることがあり、またその逆のこともある。本発明は、あるフォーマットの電子カタログを、別フォーマットの電子カタログに迅速に変換することを可能にする。電子カタログはソース・カタログからマップすることができ、またはソース・カタログにマップすることができる。さらに、電子カタログは意図される応用例に望ましいかまたは好ましい他のフォーマットに、またはそのようなフォーマットからマップすることができる。 【0004】 【課題を解決するための手段】好ましい実施態様では、本発明は、第1フォーマットの複数品目の属性およびカテゴリなどの特徴についての値を有する第1の電子カタログを、第2フォーマットの複数品目の特徴についての値を有する第2の電子カタログに変換する方法である。この方法には、変換する複数品目のセットを識別することと、各品目についての特徴を識別することと、識別された各品目の特徴値にアクセスすることと、各特徴および各品目に対するマッピング規則にアクセスすることと、第1カタログ中の各品目の特徴値を、第2カタログ中の品目に対する規則によって識別された特徴にマップすることと、マップされた各品目の特徴値をコンパイルして第2カタログを形成することが含まれる。マッピングには、第2カタログにマップする各品目についての特徴値を、アクセスした規則によって提供される変換方法を用いて、第2カタログのための新しい特徴値に変換することを含んでいてもよい。この変換方法には、特徴値の式をあるフォームから別のフォームに変換することや、特徴値をある言語から別の言語に翻訳すること、度量法をある計測単位から別の単位に換算すること、省略形を別の省略形で置き換えること、特徴の値の順序を別の順序に変えることを含んでもよい。 【0005】さらに好ましい実施態様では、アクセスされたマッピング規則は、第1のカタログ特徴値がマップされるデフォルト特徴値を指定し、また、特別なケースに第1の特徴値がマップされる代替の特徴値も指定する。この特別なケースは、特定の識別済み品目、特定の識別済み属性、または特定の識別済みカテゴリに適用される。異なるマッピング規則は、異なる品目カテゴリまたはグループ中の同一の特徴に対してデフォルトとして指定できるのと同様に、異なる特徴についてのデフォルトとして指定してもよい。 【0006】添付の請求項は、本発明の特徴を詳細に示す。本発明およびその利点は、添付の図面とともに下記の詳細な説明から、最もよく理解されよう。 【0007】 【発明の実施の形態】本発明は、品目を説明する関連付けられた特徴を有する品目の電子カタログを異なるフォーマットの第2の電子カタログに変換することを対象とする。カタログは、品目のリスト、およびそれに関連付けられた各品目の説明を構成する。カタログはデータベース・フォーマット、または表計算またはテキストなど他の任意の電子フォーマットであってよい。カタログは、そのような任意の電子フォーマットに基づいて作成され、拡張され、更新され、あるいは維持される。カタログに作用するソフトウェアには書き込みをして、多様な異なるフォーマットを扱うことができる。当応用例では、データベース・カタログの形で本発明を説明する。本発明に関して、用語「カタログ」および「データベース」はいかなる特定タイプの構造に限定されるものではなく、より広い意味で、品目に説明が伴うリストまたはシーケンスとして解釈すべきである。このようなカタログまたはデータベースは、例えば、各行が異なる品目すなわちレコードを表し、各列が属性やカテゴリなど異なる特徴すなわちフィールドを表す、2次元の表の集まりと見なすことができる。事務用品のカタログの場合、レコードは、特定のペンなど特定の事務用品についてのカタログ情報を提供する。異なるペンにはそれぞれ異なるレコードがある。それぞれのレコードには、いくつかのフィールドがある。各フィールドは、価格、色、重さ、サイズなど品目の属性を記述する。他のフィールドは、衣料雑貨、事務用品、筆記用具など品目のカテゴリを記述する。本発明はデータベースのフィールドに入力される値に適用され、その値は品目の属性やカテゴリであっても品目の任意の他の特徴であってもよい。表1は、マガジン・ラック・カテゴリ中の3品目についてのカタログ情報の表の一部分の例を示している。表1で、それぞれの品目は異なる列を占めている。属性は左部分で識別され、各品目の属性値は各列に提供される。 【表1】
【0008】図1は、本発明を実施する概略的流れ図を示している。このプロセスは、既存の電子カタログから1つの電子カタログを作成するために使用されることが好ましい。これは、あるビジネス要件に合わせるかあるいは固有の嗜好を満たすために、品目についての情報を新方式で提供する新しいカタログが求められる場合に重要である。例えば、建築供給品の卸売業者と航空機製造業者は同一の業者から同一のファスナを購入するかもしれないが、ファスナを見つけ注文することについては異なる要件を有する可能性がある。同様に、ノルウェーの航空機製造業者と米国の航空機製造業者では、同一のファスナの注文に関して異なる要件を有する可能性がある。本発明はまた、産業または市場における変化に対応するために既存のカタログを変更する際にも有用である。例えば、ある製品が既存のカテゴリに適合するように思われても、後にその製品が大きな製品グループとなりそれ自体のカテゴリが必要になる可能性がある。あるいは、異なるユーザが同一品目に対して異なるデータ分類基準を有し、異なるユーザのために同一品目を異なるカテゴリに属させることが必要になる可能性もある。 【0009】最初に、変換のために品目が選択される(30)。品目の選択は、第1カタログの検索に基づいて行うことができる。通常はすべての品目が選択されるが、選択は意図されるカタログの使用法に応じて行われる。例えば、第1カタログ中の品目の再分類に対応することが変換の目的である場合には、再分類された品目だけを選択すればよい。品目は、特定製造業者によるすべての品目や、特定範囲のSKU(在庫商品識別番号)を有するすべての品目を対象とするカタログ検索に基づくか、あるいは任意の所望のカテゴリまたは属性を対象とする検索に基づいて選択することができる。次いで、選択品目についての値がカタログから取り出される(32)。好ましい実施形態では、カタログ中の各品目は価格、色、業者、品番、重量、サイズ、名称などいくつかの属性についての値と、ペンなどカテゴリについての値を有する。本発明は、複数カテゴリあるいは複数のカテゴリ・レベルを有するカタログ、または各品目に関連付けられた任意の他構造の説明的特徴を有するカタログにも応用することができる。 【0010】次いで各選択品目は、第1のカタログ・フォーマットから第2のカタログ・フォーマットに行くために、変換情報を含むテーブルに照らし合わせてチェックされる(34)。現在のところは、各品目に対して変換が一度に1品目ずつ実行されることが好ましいが、変換は、属性またはカテゴリに対して、および属性またはカテゴリによって編成されるリストに対して実行することができる。変換はすべての品目に対して1つずつ実行することができ、各ステップは品目ごとに実行され、実行後次の品目に移る。 【0011】テーブルは変換規則を指定するだけでなく、適用すべき特別なケースがあるかどうかも指定する。適用すべき特別なケースがある場合には、変換テーブル中で参照されるテーブルからそれが取り出される(38)。下記の説明でよりよく理解できるように、このテーブルが、固有のユニークな変換とともに特別ケースが適用される品目のリスティングを含むことが好ましい。特別ケースがない場合、または特別ケースが当該の品目に適用されない場合には、デフォルト変換が実行される(36)。当分野でよく知られるように、テーブル構造は必ずしも行および列の連続である必要はなく、多くの異なるフォーマットで表すことができる。現在のところは、テーブルがXML(Extensible Markup Language)ステートメントのシーケンスとして表されることが好ましい。 【0012】デフォルト変換は多くの形式をとることができ、その複雑さが異なる。単純な(straightforward)変換は、特定品目の属性またはカテゴリの値をその品目の同一の属性またはカテゴリの異なる値に変えるものである。例えば、第1カタログが「筆記用具」というカテゴリを有し、第2カタログはその代わりに「ペン」を使用している可能性がある。これはユーザの好みの問題であり、本発明はマッピング・テーブルにより、多様なスタイルに対する好みに対応することができる。次いで、規則は、「筆記用具」であるすべてのカテゴリ値を「ペン」にマップする。これと同じ原理は、カタログを異なる言語に変換する際にも適用される。それぞれの値は、第2カタログの言語の、それに対応する選択された式に直接マップされる。例えば、色の属性値「Black」は「Svart」にマップし、色属性「Brown」は「Brun」にマップする。テーブルは、関連する属性のすべての予期される値に対する変換すべてにマッピング規則を提供する。同一の原理は、省略形の使用およびケースの使用にも適用される。品目に対するテーブルは「cc.」を「CC」に、「ea.」を「each」に、「Lbs.」を「Pd.」または「Net Pounds」のいずれかにマップすることを必要とする可能性がある。 【0013】同一の原理は、カテゴリまたは属性の変更にも適用される。第1カタログが単一のカテゴリ「ボール・ペン」を用意しているのに対し、第2カタログは、「事務用品」のサブカテゴリである「ペン」のサブカテゴリに「ボール・ペン」を含ませていることがある。この場合、カテゴリ値「ボール・ペン」を持つ品目に対して、第2カタログ中の3階層のカテゴリすべてに1対1のマッピングが行われる。したがって、カテゴリ値「ボール・ペン」に基づき、テーブルは値「ボール・ペン」を第1階層カテゴリに、「ペン」を第2階層カテゴリに、「事務用品」を第3階層カテゴリにマップすることを指定することになる。別の例では、第1テーブルが「説明」の属性を用いているのに対し、第2テーブルは「インクの色」の属性を用いている可能性がある。変換を行うためには、「説明」の属性中のインク色の値は「インクの色」属性にマップされなければならない。このマッピングはペンおよび鉛筆に対してはうまく行くが、消しゴムに対しては異なるマッピングが必要になる。消しゴムについてのマッピングは、特別ケースとして識別することができる。 【0014】テーブルがデフォルト規則を用意し、特定品目に対して特別ケースがある場合にはその特別ケースが別のテーブルで扱われることが好ましい。上記の例では、「筆記用具」カテゴリ中には、例えば「ペン」にマップされない品目がいくつかある可能性がある。特別マッピング・テーブルはこうした品目を、品目番号、供給業者および供給業者品番、または他の一意の識別子によって識別し、それらを代わりに「マーカー」など異なるカテゴリにマップする。デフォルト・テーブルは最大数の品目に最も単純な方式で対応し、複雑なケースは個別に扱わせる。別の例では、アプリケーションによっては、そのカタログを利用する特定の市場または産業上の理由から、いくつかの品目だけについて「cc.」を「CC」にマップし、他の品目については「cc.」を「ML」にマップすることが好ましい場合もある。このような場合も、デフォルト・マッピングは「CC」へのマッピングであり、特別ケースは「ML」へのマッピングである。 【0015】上記の最も単純な場合、すなわち「筆記用具」カテゴリ中の品目を「ペン」カテゴリにマップすることは、1対1マッピングと呼ぶことができる。1対1マッピングの場合、特定の属性またはカテゴリについての値が異なる属性またはカテゴリにマップされるときには、上記のデフォルト・マッピング・テーブルが使用される。「cc.」を「CC」または「ML」のいずれかにするなど特別なケースがある場合、これは条件付きマッピングである。条件付きマッピングの場合、異なる品目についての同一の値を、品目に基づいて異なる値にマップするとき、どのマッピングをどの品目に適用するべきかを区別するために特別ケースが使用される。多対1マッピングの場合、いくつかの異なる値を同一の値にマップすべきときには、ここでも各値についてのデフォルト規則が使用される。「ボール・ペン」を「ペン」にマップし、「ローラ・ボール・ペン」も「ペン」にマップしようとする場合がそれに当たる。上記の例から理解できるように、この基本テーブル構造をデフォルトおよび特別ケースとともに用いると、1対1、1対多、多対1、多対多などどのようなタイプのマッピングにも対応することができる。 【0016】追加のオペレーションをマッピング・テーブルに追加して、より複雑な変更に対応することができる。例えば第1カタログが、例えばインチとセンチメートルなど第2カタログとは異なる計測単位を必要とする場合、計測単位の表示を変えるだけでは十分ではなく、例えばインチの値は2.54で乗算するなど数値を変換しなくてはならない。したがって、テーブルは単位表示(インチ)を別の表示(cm)にマップすることを示すだけでなく、数値を新しい計測単位に変換するための変換規則をも示す。別の例は、第2カタログが、例えば「Pen,Blue」ではなく「Blue Pen,」など異なる文法構造を必要とする場合である。この場合もテーブルは、単語の順序を入れ換え、コンマを削除することを指定しなければならない。 【0017】複数の属性またはカテゴリが、第2カタログ中で単一の属性またはカテゴリに押し込まれる場合など、あるタイプのマッピングでは別なレベルの複雑さが必要とされる。例えば、第1カタログが「幅」「高さ」「奥行き」の属性を有するのに対し、第2カタログは「サイズ」の属性を有する可能性がある。このような場合テーブルは、所望のシンタックス、例えば各数字の間の「x」とともに3つの属性についての値を組み合わせ、「サイズ」属性にマップして示す。同様に、テーブルは、数字を分解して値をそれぞれ3つの各属性の1つにマップすることを指定することにより、これとは逆方向の変更に対応する。この詳細は、データに適用される操作を記述する正規表現言語で書くことができる。 【0018】図1によると、デフォルト変換が指定される場合はデフォルト変換が品目に対して適用される(36)。あるいは、特別マッピングが指定される場合は特別ケースのためのテーブルが取り出され(38)、先に概説したように特別ケースのための変換が適用される(40)。このプロセスは、すべての選択品目が変換されるまで繰り返される(42)。好ましい実施形態ではプロセスは品目ごとに実行され、変換が適用される品目についてのすべての属性およびカテゴリは、次の品目に移る前に変換される。上記のように、変換は他のどのような順序でも実行することができる。同様に、変換は、属性、カテゴリ、あるいはカタログ中の品目の他の任意の特徴に基づいて行うことができる。例えば、特定の属性についてのすべての属性値は、次の属性に移る前に全品目について変換することができる。品目の特徴の一部だけに変換が必要である場合にはこの手法が好ましい。 【0019】下の表2および表3は例として、マガジン・ラックの1つを、表1に示した第1カタログから第2カタログにマップした結果を示している。表2は、表1に示したマガジン・ラックについての第1カタログからの表の一部を示している。表3は、本発明の原理を適用すると、どのようにマガジン・ラックを第2カタログにマップできるかの仮定例を示している。第2カタログ(表3)中の情報はすべて、第1すなわちソース・カタログ(表2)中の情報から引き出される。カテゴリの名前が変更され、属性のいくつかの名前が変更され、UOM、価格、および説明の値が変更されている。価格はドルからポンドに変換され、単位表示「£」が挿入されている。そしてMgf Part Numが削除されている。これらの変更はすべて、本発明を適用して単一の品目に実行することのできる変更種類の例を表している。カタログ全体を構築するように本発明を適用することで、第2カタログはソース・カタログとは非常に異なったものにすることができる。 【表2】
【0020】最後に、変換された値がカタログにコンパイルされる(44)。このカタログは、任意の所望フォーマットで記憶し、使用することのできる電子カタログである。上記の説明から分かるように、本発明により生成される第2カタログは十分な機能性を持ったカタログであり、単純な報告書またはディスプレイ・バージョンに比べて非常に多くの機能を可能にする。第2カタログは異なった構成ではあるが、第1カタログの機能性をすべて保持する。さらに、第2カタログは必ずしも第1カタログを置き換えたり、あるいは第1カタログを消去したりしない。第2カタログは第1カタログに影響させる必要はない。第2カタログは、第1カタログのすべて、または一部に基づくカタログである。第2カタログのサイズは、変換のために選択される第1カタログの品目の数により、かつ変換規則を適用した結果によって決定される。上記のように、1つのカタログはすべての品目に対する完全な更新によって維持されて、一部分のカタログおよび変更されたカタログが本発明を使用していつでも提供されることが好ましい。このようにすると、もはやそれぞれのカタログを個別に維持する必要がなくなる。 【0021】本発明は、XMLを使用してJava(登録商標)ソフトウェア命令に実装することが好ましいが、他の任意のコンピュータ・プログラミング言語を使用することができる。コードは、幅広い種類のコンピュータ・システムで実行することができる。好ましいXML実装は、XML文書型定義(DTD)で指定を可能な限り少なくすることにより、最大の柔軟性を与えるように設計される。カタログ中の既存の品目構造の修正を支援するように、言語が指定されることが好ましい。マッピングを実施するために、影響を受けるスキーマまたはデータ・エレメントはそれぞれ、実行する動作を指定するXML属性と、その動作が実行されるデータを指定するサブエレメントとを有する。動作属性に使用できるオプションは、ADD、UPDATE、DELETE、MOVE、およびCOPYである。これにより、カタログは変更を相互に通信することができる。カタログは内容の消去、更新、およびMOVE動作を使用した品目の再分類を通信することができる。再分類はカテゴリ固有の属性のマッピングをサポートし、データが再分類中に損失しないようにする。XMLステートメントは、ユーザ、カテゴリ、属性、またはカタログ中の値の性質によりマッピングを指定することを容易に可能にする。 【0022】下記のXMLステートメントの例は、どのようにmove動作を使用して、ソース・カタログの「Pen」カテゴリ中のすべての品目を第2カタログ中の「Fine Writing Instruments」カテゴリにマップすることができるかを示している。さらに、「Color」および「Point」属性についての値は、これに対応する第2カタログ中の「Ink Color」および「Point Style」と呼ばれる属性にマップされる。 【0023】<!--Pen中のすべての品目をMarkerカテゴリに移動せよ。Penカテゴリ中のColorおよびPoint属性を、Fine Writing Penカテゴリ中のInk ColorおよびPoint Styleにマップせよ--><ITEM action="MOVE"><OWNER><NAME>Pens</NAME></OWNER><UPDATE><OWNER><KEY>Fine Writing Pens</KEY></OWNER><KEYVALUE><KEY>Ink Color</KEY><VALUE>Color</VALUE></KEYVALUE><KEYVALUE><KEY>Point Style</KEY><VALUE>Point</VALUE></KEYVALUE></UPDATE></ITEM>【0024】以下のXMLステートメントは、「ADD」動作を使用してどのように計測単位からの変換を行うかを示す例を提供する。ステートメントはまず、品目カテゴリ「Pen Gift Set」に新しい属性「Product Shipping Weight」を作成する。ステートメントは既存品目の重量を取り出し、それをグラムに変換し、表示「gram」を「Product Shipping Weight」属性の値に追加する。 【0025】<!--Product Shipping Weightと呼ばれる属性をPen Gift Setカテゴリに追加せよ。長さ、隠し、検索可能およびデフォルト値について、アプリケーション固有のNAMEVALUE。ポンドが基本計測単位であり、グラムは指定の換算により得られる--><ATTRIBUTE action="ADD"><NAME>Product Shipping Weight</NAME><OWNER><NAME>Pen Gift Set</NAME></OWNER><TYPE>String</TYPE><NAMEVALUE><NAME>LENGTH</NAME><VALUE>100</VALUE></NAMEVALUE><NAMEVALUE><NAME>HIDDEN</NAME><VALUE>YES</VALUE></NAMEVALUE><NAMEVALUE><NAME>SEARCHABLE</NAME><VALUE>YES</VALUE></NAMEVALUE><NAMEVALUE><NAME>DEFAULTVALUE</NAME><VALUE>5</VALUE></NAMEVALUE><UNITELEMENT action="ADD"type="BASE"><NAME>Pounds</NAME></UNITELEMENT><UNITELEMENT action="ADD"type="DERIVED"><NAME>Gram</NAME><MULTIPLIER>453.5</MULTIPLIER><ADDER>0</ADDER></UNITELEMENT></ATTRIBUTE>【0026】次いで、本発明が実施されるコンピュータ・システムの例を、図2を参照して説明する。コンピュータ・システムは、情報を通信するためのバスまたは他の通信手段1と、バス1と結合されたプロセッサ2など、情報を処理するための処理手段とを備える。コンピュータ・システムはさらに、情報およびプロセッサ2によって実行される命令を処理するための、バス1に結合されたランダム・アクセス・メモリ(RAM)または他の動的記憶装置4(メイン・メモリと呼ぶ)を備える。メイン・メモリ4はまた、プロセッサ2が命令を実行している間に、一時的数値変数または他の中間情報の記憶のために使用されることもある。コンピュータ・システムはまた、静的情報およびプロセッサ2に対する命令を記憶するための、バス1に結合された読み出し専用メモリ(ROM)または他の静的記憶装置6も含む。 【0027】情報および命令を記憶するために、磁気ディスクまたは光学ディスクおよびそれに対応する駆動装置などのデータ記憶装置7もコンピュータ・システムに結合してよい。コンピュータ・システムは、バス1を介して、ブラウン管(CRT)または液晶ディスプレイ(LCD)など表示装置21にも結合することができ、エンド・ユーザに対して情報を表示する。例えば、設備ステータスのグラフィックおよびテキスト表示、試用期間の残り時間、および他の情報が、購買者になる可能性のある者に表示装置21上で提示される。通例は、英数文字キーおよび他のキーを含む英数文字入力装置22がバス1に結合されて、情報およびコマンド選択をプロセッサ2に通信する。別タイプのユーザ入力装置は、マウス、トラックボール、またはカーソル方向キーなどのカーソル・コントロール23であり、これは方向情報およびコマンド選択をプロセッサ2に通信し、ディスプレイ21上のカーソルの動きを制御する。 【0028】通信装置25もバス1にも結合される。通信装置25は、例えばLANまたはWANをサポートする通信リンクを提供する目的で、モデム、ネットワーク・インタフェース・カード、またはイーサネット(登録商標)や、トークン・リング、他のタイプの物理アタッチメントに結合するために使用されるものなど他のよく知られているインタフェース装置を含む。いずれにせよ、コンピュータ・システムはこの方式で、例えば企業のイントラネットまたはインターネットなど従来型のネットワーク基盤を介して、複数のクライアントまたはサーバに結合される。 【0029】ある実施形態には、上記の例よりも装備が少ないコンピュータ・システムかまたは多いコンピュータ・システムが望ましい場合もあることは理解されよう。したがって、コンピュータ・システムの構成は、価格の制約、性能要件、技術の向上、および他の状況など多数の要因に応じて実施形態ごとに異なる。 【0030】本明細書に記載するステップは、プロセッサ2などプログラムされたプロセッサの制御下で実行されるが、代替実施形態では、例えばフィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA)、トランジスタ・トランジスタ・ロジック(TTL)、特定用途向け集積回路(ASIC)などの任意のプログラマブル・ロジックまたはハード・コード・ロジックにより、ステップを完全にまたは部分的に実施してよいことに留意されたい。加えて本発明の方法は、プログラム式汎用コンピュータ・コンポーネントまたはカスタム・ハードウェア・コンポーネントの任意の組合せによって実行してよい。したがって本明細書に開示する内容は、列挙したステップを特定の組合せのハードウェア・コンポーネントで実行する特定実施形態に本発明を制限するものとは解釈すべきではない。 【0031】上記の記述中、説明の目的で、本発明の十分な理解を提供するために多数の具体的な詳細事項を示している。ただし当分野の技術者には、上記の具体的詳細事項の一部がなくとも本発明を実施できることが明らかになろう。他の例では、よく知られた構造および装置がブロック図の形で示される。 【0032】上記のように、本発明はさまざまなステップを含む。本発明のステップは、ハードウェア・コンポーネントによって実行してよく、あるいは、汎用プロセッサ、特定目的プロセッサ、または命令でプログラムされた論理回路にステップを実行させるのに使用されるマシン実行可能命令として実施してもよい。あるいは、ステップはハードウェアとソフトウェアの組合せによって実行してもよい。 【0033】本発明は、コンピュータ(または他の電子装置)に本発明によるプロセスを実行させるためのプログラミングに使用される命令が記憶されているマシン可読媒体を含むコンピュータ・プログラム製品として提供することが可能である。マシン可読媒体は、フロッピー(登録商標)・ディスク、光学ディスク、CD−ROM、MOディスク、ROM、RAM、EPROM、EEPROM、磁気カードまたはオプティカル・カード、フラッシュ・メモリ、あるいは電子命令を記憶するのに適した他のタイプのメディア/マシン可読媒体を含むが、これらに制限されるものではない。さらに本発明はコンピュータ・プログラム製品としてダウンロードすることも可能であり、この場合、プログラムは搬送波または他の伝搬メディアに埋め込まれたデータ信号の形で、通信リンク(例えばモデムやネットワーク接続)を介して遠隔コンピュータから要求元のコンピュータに転送することができる。 【0034】本発明の実施形態は、別のカタログ・フォーマットへの1つのカタログ・フォーマットのマッピングを参照して説明したが、本明細書に記述する方法および装置は、フォーマットの変更を必要とするどのような種類のデータベースの変換にも同様に適用できることは重要である。本明細書に記述する技術は、例えばクライアントまたは顧客の管理、在庫管理、輸送管理、スケジューリング用のデータベースに関して有用であると考えられる。 【0035】本発明はその好ましい実施形態を参照して詳細に説明し記述したが、当分野の技術者には、下記の請求項で定義される発明の精神および範囲から逸脱することなく変形例、適応例、修正例を作成できることが理解されよう。
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| 【出願人】 |
【識別番号】501191410 【氏名又は名称】レクイジット・テクノロジイ・インコーポレーテッド
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| 【出願日】 |
平成13年7月2日(2001.7.2) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100064621 【弁理士】 【氏名又は名称】山川 政樹
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| 【公開番号】 |
特開2002−108667(P2002−108667A) |
| 【公開日】 |
平成14年4月12日(2002.4.12) |
| 【出願番号】 |
特願2001−200860(P2001−200860) |
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