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【発明の名称】 故障情報管理方法および故障情報管理機能付き情報処理装置
【発明者】 【氏名】菊地 俊伸

【要約】 【課題】基板が装置製造工場に返却された時に過去の故障情報の履歴を確実に把握できるようにする。

【解決手段】上位装置の配下にあって上位装置と情報の送受信を行い、複数の基板を有する故障情報管理機能付き情報処理装置であり、基板は書換可能読み取り専用記憶手段を備え、基板のうち少なくとも一つの基板は上位装置との情報の送受信および書換可能読み取り専用記憶手段の情報の入出力を制御するCPUを備え、書換可能読み取り専用記憶手段は当該基板の識別コードと、故障情報とを記憶することを特徴とする。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 上位装置の配下にあって上位装置と情報の送受信を行い、複数の基板を有する故障情報管理機能付き情報処理装置であり、前記基板は書換可能読み取り専用記憶手段を備え、前記基板のうち少なくとも一つの基板は前記上位装置との情報の送受信および前記書換可能記憶手段の情報の入出力を制御するCPUを備え、前記書換可能読み取り記憶手段は当該基板の識別コードと、故障情報とを記憶することを特徴とする故障情報管理機能付き情報処理装置。
【請求項2】 前記書換可能読み取り専用記憶手段はフラッシュROMであることを特徴とする請求項1記載の故障情報管理機能付き情報処理装置。
【請求項3】 前記故障情報は、基板製造年月日と、前記基板内にあるリビジョン管理対象となる部品の部品名と、そのリビジョン番号とを含むことを特徴とする請求項1または2記載の故障情報管理機能付き情報処理装置。
【請求項4】 前記故障情報は、前記基板内にある消耗部品とその交換年月日を含むことを特徴とする請求項1、2または3記載の故障情報管理機能付き情報処理装置。
【請求項5】 前記故障情報は、前記基板の故障発生箇所と、故障内容と故障発生日時とを含むことを特徴とする請求項1、2、3または4記載の故障情報管理機能付き情報処理装置。
【請求項6】 前記CPUが前記基板製造年月日により、当該基板が交換すべき時期に来ているかどうかを判断することを特徴とする請求項3記載の故障情報管理機能付き情報処理装置。
【請求項7】 前記故障情報を前記上位装置が明示できるようにするために、前記故障情報を前記上位装置に報告することを特徴とする請求項1または2記載の故障情報管理機能付き情報処理装置。
【請求項8】 上位装置の配下にあって上位装置と情報の送受信を行い、複数の基板を有する情報処理装置の故障情報管理方法であり、基板内にある書換可能記憶手段から消耗部品の交換年月日を読込むステップと、前記消耗部品の交換年月日により前記消耗部品の寿命が来ているかどうかを判断するステップと、前記消耗部品の寿命が来ていると判断したときは当該部品名を上位装置に通知するステップと、当該部品を交換するステップとを備えることを特徴とする故障情報管理方法。
【請求項9】 上位装置の配下にあって上位装置と情報の送受信を行い、複数の基板を有する情報処理装置の故障情報管理方法であり、前記情報処理装置を起動するステップと、基板内にある書換可能記憶手段から消耗部品の交換年月日を読込むステップと、部品交換日から現在までの経過時間Aを算出するステップと、消耗部品毎に定められた交換間隔Bを読み出すステップと、A<Bであれば上位装置に当該部品名を通知・表示するステップと、当該消耗部品を交換するステップと、交換後に前記交換年月日の情報を更新するステップとを備えることを特徴とする故障情報管理方法。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報処理装置の故障情報の管理方法および故障情報管理機能付き情報処理装置に関し、特に基板の故障情報管理・保守に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の複数のプロセッサ、複数の基板で構成される情報処理装置では、故障が発生した場合には故障情報(故障情報)として、故障個所、故障日時、発生した原因等を上位装置が収集していた。また故障修理のために基板を交換した場合は、どの種類の基板を交換したという情報は上位装置が把握することができた。
【0003】また特開平2−245838号公報は、過去に生産した同じ種類の基板のうちどの基板であるかという情報(例えばシリアル番号等)とともに故障データ、故障発生時間等を収集しサービス支援装置から回線を介して遠隔保守センタに情報を蓄積し、基板単位に過去の故障履歴を管理し、ユーザ保守に利用することを開示している。これらの基板毎の故障履歴を取り出して再使用/再製造等の判断材料とすることができる。従って現在装着されている基板が当該処理装置に装着される以前にどのような履歴をたどった基板であるか(新品で装着されるとは限らない)という情報をある程度把握することはできる。しかし、保守センターで基板毎の履歴を管理すると場合には、必ずしも全基板の故障履歴を把握できるとは限らない。例えば一部のユーザが保守センタと回線でつながらない状態で使用しているケースまたは一時的に回線をつなぐことができなくなったケースにおいては、ここで交換された基板については故障情報は蓄積されない。このような基板が装置製造工場に返却された場合は結局故障情報の履歴は把握することができなくなるという問題点があった。
【0004】また、基板上に消耗部品(例えば電池等)が含まれている場合は、定期的にまたは使用実績に応じ交換する必要があり、また故障修理のため基板の交換をした場合はその事実も考慮していつその消耗部品を交換するか等を管理する必要があり、これらの管理までは上位装置が把握することはできず装置管理者が人手で行わざるを得ないという問題点があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】第1の問題点は、上述した保守センターで基板毎の履歴を管理する場合には、基板が装置製造工場に返却された時に結局故障情報の履歴は把握することができなくなる場合がある。その理由は、保守センタと回線でつながらない状態で使用しているケースまたは一時的に回線をつなぐことができなくなったケースがあるからである。
【0006】第2の問題点は、基板に寿命が限られた消耗部品を含む場合に保守品質にばらつきが生じる場合があった。
【0007】その理由は、基板に消耗部品を含む場合にはこれらを上位装置が認識できないため、保守管理者が複数ある部品を含む基板の管理を行っていたため、交換時期等を十分に管理しきれないことによる。本発明の目的は、基板毎に識別コードと製造年月日その他の故障情報をプロセッサが読めるように基板自体に記載し、故障情報にその情報を付加することと、消耗部品の交換経過を上位装置に報告することにより、基板の保守の必要の時期をユーザに知らせる等により保守性を向上させることにある。
【0008】更に基板修理時に故障情報を利用することにより、故障の再現率を高め 修理不能品を減少させることにより、基板の再利用率を向上させることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る故障情報管理機能付き情報処理装置は、上位装置の配下にあって上位装置と情報の送受信を行い、複数の基板を有する故障情報管理機能付き情報処理装置であり、前記基板は書換可能読み取り専用記憶手段を備え、前記基板のうち少なくとも一つの基板は前記上位装置との情報の送受信および前記書換可能記憶手段の情報の入出力を制御するCPUを備え、前記書換可能読み取り記憶手段は当該基板の識別コードと、故障情報とを記憶することを特徴とする。
【0010】本発明の請求項2に係る故障情報管理機能付き情報処理装置は、前記書換可能読み取り専用記憶手段がフラッシュROMであることを特徴とする。
【0011】本発明の請求項3に係る故障情報管理機能付き情報処理装置は、前記故障情報が、基板製造年月日と、前記基板内にあるリビジョン管理対象となる部品の部品名と、そのリビジョン番号とを含むことを特徴とする請求項1または2記載の。
【0012】本発明の請求項4に係る故障情報管理機能付き情報処理装置は、前記故障情報が、前記基板内にある消耗部品とその交換年月日を含むことを特徴とする。
【0013】本発明の請求項5に係る故障情報管理機能付き情報処理装置は前記故障情報が、前記基板の故障発生箇所と、故障内容と故障発生日時とを含むことを特徴とする。
【0014】本発明の請求項6に係る故障情報管理機能付き情報処理装置は、前記CPUが前記基板製造年月日により、当該基板が交換すべき時期に来ているかどうかを判断することを特徴とする。本発明の請求項7に係る故障情報管理機能付き情報処理装置は、前記故障情報を前記上位装置が明示できるようにするために、前記故障情報を前記上位装置に報告することを特徴とする。
【0015】本発明の請求項8に係る故障情報管理方法は、上位装置の配下にあって上位装置と情報の送受信を行い、複数の基板を有する情報処理装置の故障情報管理方法であり、基板内にある書換可能記憶手段から消耗部品の交換年月日を読込むステップと、前記消耗部品の交換年月日により前記消耗部品の寿命が来ているかどうかを判断するステップと、前記消耗部品の寿命が来ていると判断したときは当該部品名を上位装置に通知するステップと、当該部品を交換するステップとを備えることを特徴とする。
【0016】本発明の請求項9に係る故障情報管理方法は、上位装置の配下にあって上位装置と情報の送受信を行い、複数の基板を有する情報処理装置の故障情報管理方法であり、前記情報処理装置を起動するステップと、基板内にある書換可能記憶手段から消耗部品の交換年月日を読込むステップと、部品交換日から現在までの経過時間Aを算出するステップと、消耗部品毎に定められた交換間隔Bを読み出すステップと、A<Bであれば上位装置に当該部品名を通知・表示するステップと、当該消耗部品を交換するステップと、交換後に前記交換年月日の情報を更新するステップとを備えることを特徴とする。
【0017】(作用)これにより、故障情報と、基板の対応付けが行なわれ、基板の過去の履歴が分からなくなるということがなくなり、修理する際の部品の特定、再現試験の特定を容易に行なうことが可能になり、このことにより、修理の完成度が高まる。また、保守管理者が人手で行うに代わりにプロセッサ(CPUすなわちセントラル・プロセサ・ユニット)が消耗部品の管理を行なうことができ、保守性の向上が図ることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】次に、本発明の第1の実施の形態について詳細に説明する。
【0019】図1を参照すると、本発明の実施の形態は、故障情報管理機能付き情報処理装置2の装置内に複数の基板11a、11b、11c、11dを含むものであり、その全ての基板に基板毎にフラッシュROM(Flash Read Only Memoryの略で、フラッシュメモリとも呼ばれ、記憶したデータを電気的に消去できる書き換え可能な読み出し専用メモリを意味する)が搭載されており、ここでは基板11a、11b、11c、11dにそれぞれフラッシュROM14a、14b、14c、14dが搭載されている。基板11aと11cにはそれぞれCPU12a、12cが搭載されているが、基板13b、13dにはCPUが搭載されていない。このようにCPUが搭載されている基板と搭載されていない基板とが混在している。またCPUが搭載されている基板が少なくとも一つは必要である。
【0020】CPUの存在しない基板上13bにも、識別コード、製造年月日情報を含むフラッシュROM14bを搭載する。このように、CPUの存在如何にかかわらず全ての基板に、識別コードが付加され、製造年月日を記載されることになる。図2を参照すると、CPUを有する基板11aは、当該基板11aとフラッシュROMを有しない基板11bの動作を制御するCPU12aと、故障を報告する上位装置40に接続されている外部I/O22と、実行中のプログラムをおくためのRAM23、識別コードを付加、製造年月日なども保存しているフラッシュROM14aと他の基板の制御を行なう内部I/O25により構成され、他の基板にはフラッシュROM14bが搭載されている。尚、情報処理装置2は上位装置40(例えばホストコンピュータが該当する)の配下にあり、上位装置と情報の送受信を行う関係にあり、例えば周辺装置、周辺装置のための制御装置が該当する。図3を参照すると、本発明の8Bit幅で、32個のバンク(フラッシュROMは通常、複数のバンクに分割されていて、そのバンク毎に消去ができる。)を有する16MByteのフラッシュROMを使用している。バンクは、CPUが起動時に使用するブートプログラムを格納しているブートバンク31と、CPUの動作を統括するプログラムを格納するプログラムバンク32と、装置の設定情報を表す制御プラメータを格納するパラメータバンク33と、故障情報を格納する管理バンク34の4種類があり、一つのフラッシュROMは単一の種類のバンクを有する領域が4つある。次に本発明の実施の形態の動作を説明する。
【0021】ブートバンク31は、CPU12aが起動時に使用するブートプログラムを格納するためのものであり、フラッシュROMを基板(11a)実装を行う前にこの部分のみを書きこみ、その後基板上に実装する。このバンクは、実装後書きこみを行なわない。
【0022】プログラムバンクに格納されているプログラムを使わずに、その代わりに上位装置40からのダウンロード動作の実行により別のプログラムを取得することもできる。こうすればフィールドで最新レビジョンのプログラムを実行させることができる。プログラムバンク32の内容を消去しそこに上位装置40からダウンロードにより転送されたプログラムを書きこむ処理を行なう。
【0023】ブートプログラムが起動時にプログラムバンク32のプログラムを、フラッシュROM14aからRAM23にコピーして実行する。このコピー時に誤り検出コードを確認することにより、異常がなければ正常動作することを保証できる。
【0024】装置の設定情報(IPアドレス、物理アドレス、電源を切っても次に使う情報等)を表し装置の制御に使用する制御パラメータは、パラメータバンク33に保存するが、書き換えの途中で故障等によりパラメータを喪失することを防止するために二重化する。この二重化は、バンク毎に消去書きこみを行ない、一方の更新完了後にパラメータが正常に書かれていることを確認後、もう一方のバンクを更新することにより行う。パラメータバンク33は出荷後ユーザの必要に応じて上位装置40からの指示により書き換えることができる。
【0025】次に管理バンク34に格納するテープルの構成図の一例を図4に示す。管理バンク34は上記のバンクの使い方とは異なり、消去された状態で実装される。電源投入後、一度のみの書きこみ処理を行うことにより、どの基板であるかを示す基板識別コード(シリアル番号等が該当する)と、基板の製造年月日、基板に搭載されている部品の種類およびその部品毎にそのレビジョンを書きこみ出荷される。レビジョンの管理をするのは特に、制御プログラム、回路、ハードロジック等を格納したチップであり、これらは基板の故障の分析のための参考情報として役に立つ。
【0026】部品の実装は機械的に行なわれ、しかもROMに同時に異なる内容を実装前に書き込むのは困難であるので、実装前にフラッシュROMにこれらのコードを書きこむことはできない。この書きこみは、基板に実装後、原則として工場でのみ行なう。ROM毎に異なる内容を書き込むのは実装した状態で書く方が低額で済むからである。管理バンク34には、消耗部品の種類(例えば電池)とその交換時期をも書き込む。交換時期から所定期間が過ぎたときに上位装置がそれを検出してユーザに通知することができるようにするためである。この項目に関しては出荷前に工場で書くのみならず、フィールドで交換できるように出荷後フィールドで書けるようにしてもよい。さらに管理バンク34には、基板11aで特定できる場合は故障発生箇所と故障内容、故障発生日時等をも書き込む。故障発生箇所と故障内容の特定はパリティ・チェックやCRCチェック等の周知の技術を用いて異常検出手段が容易に実行することができる。故障内容は、入力データ異常、出力データ異常、書込時の異常終了を報告したことなどが該当する。この項目に関しては、フィールドにおいて出荷後順次書き足していけるようしておく。
【0027】通常、本発明の装置では、CPU12aの搭載されている基板11a内で故障が発生したことを検出した場合には、CPU12aの制御により故障情報をログにフラッシュROM14aの識別コードを付加して、外部I/O22を通じて上位装置40に転送する。CPU12aの支配下にある他の基板13bに故障があることを検出した場合は、フラッシュROM14bの識別コードを付加して内部I/O25、外部I/O22を介して同様に上位装置40に転送する。
【0028】ログの内容は故障発生箇所と故障内容、故障発生の原因、故障発生日時等である。故障発生箇所と故障内容の特定や故障発生の原因はパリティ・チェックやCRCチェック等の周知の技術を用いて異常検出手段が容易に実行することができる。故障内容は、入力データ異常、出力データ異常、書込時の異常終了を報告したことなどが該当する。
【0029】特に故障が起きた場合でなくても基板11a、13b等が基板製造年月日から所定の期間が経過していたときは寿命が来たものと判断して当該基板を交換することにより、寿命が来た基板を使い続けることに起因する故障を避けることができる。
【0030】上位装置40は管理センタと通信回線等により接続されているので、ログは、上位装置40から管理センタに送信される。ログは、管理センタで一括管理されるが、基板の交換は、現地(工場でも可)で行なわれ交換により取り外された基板は修理センターに送られる。管理センタで一括管理された故障内容の詳細の書かれたログと、交換した基板をその識別コードで一元的に管理することにより、故障基板の修理効率が上がり、装置の保守性が向上する。この場合、ログが無かったとしても基板自体に前述した故障情報が基板自体に保管されているのでこれを修理センタで読み出すことにより、故障基板の修理効率を上げることができる。
【0031】基板内のCPUは、製造年月日と今の時間を監視して、定期的に交換が必要な消耗部品である電池などの交換時期を報告することにより、基板の管理を装置管理者の手を煩わせることなく装置自身が行なうことができ、保守性が向上する。図5を参照して、消耗部品の管理方法の一例を説明する。故障情報管理機能付き情報処理装置2を起動させると(ステップ101)、CPU12aはフラッシュROM14aの管理バンク34から消耗部品の前回交換年月日(交換していない場合は基板製造年月日)を読み込み(ステップ102)、前回の部品交換日から現在の年月日までの経過時間Aを算出する(ステップ103)。
【0032】一方、消耗部品毎に定められた交換間隔Bを管理バンク34の図示しない領域から読み込み(ステップ104)、AがBより小さいかどうかを判定する(ステップ105)。AがBより小さければ交換の必要はないので終了し、本来の装置の動作に移行する。小さくなければ上位装置40に当該部品名を通知し、図示しない表示手段で表示する(ステップ106)。次に当該部品を交換を行い(ステップ107)、交換が完了すると(ステップ108)、管理バンク34内の交換年月日欄に現在の年月日を書き込むことにより交換年月日の欄を更新する(ステップ109)。以上の処理を全ての消耗部品について行えばよい。
【0033】なお、本発明は全ての基板にフラッシュROMが搭載されている場合に付き説明をしたが、一部の基板にフラッシュROMが搭載されており、そのフラッシュROMが搭載されている基板についてのみ本願発明の故障情報管理を行う構成も同様に考えることができ、この場合は、フラッシュROMが搭載されている基板については本願発明と同様の作用効果が得られることはいうまでもない。
【0034】
【発明の効果】本発明の第1の効果は、上述した保守センターで基板毎の履歴を管理する場合には、基板が装置製造工場に返却された時に結局故障情報の履歴は把握することができることである。その理由は、保守センタと回線でつながらない状態で使用しているケースまたは一時的に回線をつなぐことができなくなったケースがあったとしても基板自体に故障情報を保持しているのでどのような基板であるか分からなくなることがないからである。
【0035】本発明の第2の効果は、基板に寿命が限られた消耗部品を含む場合でも保守品質にばらつきが生じないことである。
【0036】その理由は、基板に消耗部品を含む場合にもこれらの消耗品が交換時期にきたことをを上位装置が認識できるため、保守管理者が複数ある部品を含む基板の管理をおこなっていなかったとしても交換時期等を十分に把握できるからである。また、基板毎に識別コードと製造年月日その他の故障情報をプロセッサが読めるように基板自体に記載したからでもある。
【0037】更に基板修理時に故障情報を利用することにより、故障の再現率を高め 修理不能品を減少させることにより、基板の再利用率を向上させることができる。
【出願人】 【識別番号】000004237
【氏名又は名称】日本電気株式会社
【出願日】 平成12年9月27日(2000.9.27)
【代理人】 【識別番号】100082935
【弁理士】
【氏名又は名称】京本 直樹 (外2名)
【公開番号】 特開2002−108655(P2002−108655A)
【公開日】 平成14年4月12日(2002.4.12)
【出願番号】 特願2000−294183(P2000−294183)