| 【発明の名称】 |
データ処理装置及びその装置の検査方法 |
| 【発明者】 |
【氏名】細井 浩一
|
| 【要約】 |
【課題】メモリ等の回路素子、あるいは基板のパターン不良等を適切に発見することのできるデータ処理装置を提供すること。
【解決手段】プリンタのメイン基板におけるセントロニクス等のコネクタと、メイン基板内のメモリコントローラ205との間に、セントロニクスインターフェース手段202と並列に増設回路203を設ける。又、前記コネクタとメイン基板内のメモリコントローラ205との間の接続経路を、通常のセントロニクスとして使用する経路と、増設回路203を用いる経路とに切り換える切換手段201、204を設ける。増設回路203にて、パーソナルコンピュータ200から8ビットずつ送信されるアドレスデータ、書き込みデータを、32ビットデータに形成し、メモリコントローラ205に出力し、所定のアドレスにマッピングされたデバイスに対するデータの書き込みを行う。同様にして読み取りを行う。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 外部のデータ処理装置と通信回線を形成するための回線端手段と、メモリマップ上に割り当てられ、前記データ通信に用いるデータを処理し、または該データに基づいて動作する被制御手段と、アドレス情報データに基づく前記被制御手段の選択、及び前記処理または動作に係る主データの前記被制御手段への出力または前記被制御手段からの入力を含む制御を行う制御手段と、前記回線端手段と前記制御手段との間に接続され、前記通信回線を介したデータ通信を行うためのインターフェース手段と、前記回線端手段と前記制御手段との間に接続され、前記通信回線を介して送信されるコマンドデータに基づき、前記通信回線を介して送信されるデータを、アドレス情報データまたは前記主データとして前記制御手段に出力すると共に、前記制御手段から出力される前記主データを前記通信回線を介して送信するデータ変換手段と、前記回線端手段と前記制御手段との間の接続経路を、前記インターフェース手段または前記データ変換手段の何れかに切り換える切換手段と、を備えたことを特徴とするデータ処理装置。 【請求項2】 前記切換手段は、手動で切り換え可能な機械的スイッチであることを特徴とする請求項1記載のデータ処理装置。 【請求項3】 前記回線端手段と前記データ変換手段とを結ぶデータ線のビット幅は、前記制御手段と前記被制御手段との間のアドレスデータ線及び主データ線のビット幅よりも少なく設定されており、前記データ変換手段は、前記通信回線を介して送信されるデータを、所定ビット数毎に分けてアドレス情報データまたは前記主データとして前記アドレスデータ線または主データ線に出力すると共に、前記主データ線上のデータを所定ビット数毎に分けて入力及び送信する、ことを特徴とする請求項1または2記載のデータ処理装置。 【請求項4】 前記回線端手段と前記データ変換手段とを結ぶデータ線のビット幅は、前記制御手段と前記被制御手段との間のアドレスデータ線及び主データ線のビット幅と同じ幅に設定されており、前記データ変換手段は、前記通信回線を介して送信されるデータを、アドレス情報データまたは前記主データとして前記アドレスデータ線または主データ線に出力すると共に、前記主データ線上のデータを入力及び送信する、ことを特徴とする請求項1または2記載のデータ処理装置。 【請求項5】 前記被制御手段は、前記主データの書き込み及び読み取りが可能な記憶手段であり、前記制御手段は、該記憶手段の書き込み及び読み取り動作を制御する記憶制御手段であることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1記載のデータ処理装置。 【請求項6】 前記データ処理装置は、前記外部のデータ処理装置としてのコンピュータ装置に対し、前記回線端手段としてのコネクタ手段を介して接続される画像形成装置であることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1記載のデータ処理装置。 【請求項7】 前記コネクタ手段は、パラレルポート用のコネクタ手段であることを特徴とする請求項6記載のデータ処理装置。 【請求項8】 請求項1ないし7のいずれか1記載のデータ処理装置を用いて前記被制御手段の検査を行う検査方法であって、前記切換手段により、前記回線端手段と前記制御手段との間の接続経路を、前記データ変換手段に切り換える工程と、前記外部のデータ処理装置から前記被制御手段を選択するアドレス情報データを送信する工程と、前記外部のデータ処理装置から前記被制御手段に出力する前記主データを送信する工程と、前記外部のデータ処理装置から前記被制御手段を選択するアドレス情報データを送信する工程と、前記データ変換手段から送信される、前記被制御手段から入力する前記主データを受信する工程と、前記受信した前記主データと前記送信した前記主データとの対応関係を確認する工程と、を備えたことを特徴とするデータ処理装置の検査方法。
|
【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、データ入出力用のポートを用いて、内部回路へのデータの書き込みあるいは内部回路からのデータの読み取りが可能なデータ処理装置、及びその装置を用いた検査方法の技術分野に属するものである。 【0002】 【従来の技術】従来のプリンタ等の画像形成装置においては、CPU、RAM及びROM等のメモリ、並びにASIC等を有する制御基板が備えられている。生産時においては、この制御基板への回路素子の接続等が正しく行われているか、あるいは回路素子が正しく動作しているか否かの評価テストが行われる。また、生産前における開発時などにおいて、基板の動作評価テストがしばしば行われる。 【0003】この評価テストは、専用の評価プログラムを前記CPUにより実行させるものであり、データの読み書きを行うことで、RAM及びROM等のメモリ、並びにASIC内のレジスタの状態を調べるものである。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の方式では、評価プログラム自体に不具合が存在して、評価プログラムが正しく動かなかったり、あるいは、一応の動作はするものの、評価プログラム自体に不具合があるのか、もしくは動作基板の信号線パターンに不良があるのかが明確には分からない場合があった。これは、本来は動作評価後に使用すべきROMに評価プログラムを書き込み、動作評価後に使用すべきROMとCPUとを結ぶ信号線パターンを用いて評価プログラムを起動させるためである。 【0005】本発明は、以上のような問題を解決し、メモリ等の回路素子、あるいは基板のパターン不良や回路素子の接続不良等を適切に発見することのできるデータ処理装置、及びその装置を用いた検査方法を提供することを課題としている。 【0006】 【課題を解決するための手段】請求項1記載のデータ処理装置は、前記課題を解決するために、外部のデータ処理装置と通信回線を形成するための回線端手段と、メモリマップ上に割り当てられ、前記データ通信に用いるデータを処理し、または該データに基づいて動作する被制御手段と、アドレス情報データに基づく前記被制御手段の選択、及び前記処理または動作に係る主データの前記被制御手段への出力または前記被制御手段からの入力を含む制御を行う制御手段と、前記回線端手段と前記制御手段との間に接続され、前記通信回線を介したデータ通信を行うためのインターフェース手段と、前記回線端手段と前記制御手段との間に接続され、前記通信回線を介して送信されるコマンドデータに基づき、前記通信回線を介して送信されるデータを、アドレス情報データまたは前記主データとして前記制御手段に出力すると共に、前記制御手段から出力される前記主データを前記通信回線を介して送信するデータ変換手段と、前記回線端手段と前記制御手段との間の接続経路を、前記インターフェース手段または前記データ変換手段の何れかに切り換える切換手段とを備えたことを特徴とする。 【0007】請求項1記載のデータ処理装置によれば、前記回線端手段と前記制御手段との間の接続経路が、前記インターフェース手段側に切り換えられた場合には、外部のデータ処理装置から通信回線を介して出力されるデータは、インターフェース手段を介して制御手段に入力され、所定の処理が行われる。一方、前記回線端手段と前記制御手段との間の接続経路が、前記データ変換手段側に切り換えられ、外部のデータ処理装置から通信回線を介して所定のコマンドが出力された場合には、データ変換手段は、前記通信回線を介して送信されるデータを、アドレス情報データまたは前記主データとして前記制御手段に出力すると共に、前記制御手段から出力される前記主データを前記通信回線を介して送信する。そして、前記制御手段は、アドレス情報データに基づく被制御手段の選択、及び前記処理または動作に係る主データの被制御手段への出力または被制御手段からの入力を含む制御を行う。これにより、メモリマップ上に割り当てられた被制御手段におけるデータの処理、または該データに基づく動作の確認が行われることになる。 【0008】請求項2記載のデータ処理装置は、前記課題を解決するために、請求項1記載のデータ処理装置において、前記切換手段は、手動で切り換え可能な機械的スイッチであることを特徴とする。 【0009】請求項2記載のデータ処理装置によれば、前記切換手段は、手動で切り換え可能な機械的スイッチなので、外部からの信号により切り換えができない場合でも、確実に、前記回線端手段と前記制御手段との間の接続経路の切り換えが行われることになる。 【0010】請求項3記載のデータ処理装置は、前記課題を解決するために、請求項1または2記載のデータ処理装置において、前記回線端手段と前記データ変換手段とを結ぶデータ線のビット幅は、前記制御手段と前記被制御手段との間のアドレスデータ線及び主データ線のビット幅よりも少なく設定されており、前記データ変換手段は、前記通信回線を介して送信されるデータを、所定ビット数毎に分けてアドレス情報データまたは前記主データとして前記アドレスデータ線または主データ線に出力すると共に、前記主データ線上のデータを所定ビット数毎に分けて入力及び送信することを特徴とする。 【0011】請求項3記載のデータ処理装置によれば、前記回線端手段と前記データ変換手段とを結ぶデータ線のビット幅は、前記制御手段と前記被制御手段との間のアドレスデータ線及び主データ線のビット幅よりも少ない。しかしながら、前記データ変換手段は、前記通信回線を介して送信されるデータを、所定ビット数毎に分けてアドレス情報データまたは前記主データとして前記アドレスデータ線または主データ線に出力すると共に、前記主データ線上のデータを所定ビット数毎に分けて入力及び送信する。従って、確実に、前記被制御手段の選択、及び前記処理または動作に係る主データの前記被制御手段への出力または前記被制御手段からの入力を含む制御が行われることになる。 【0012】請求項4記載のデータ処理装置は、前記課題を解決するために、請求項1または2記載のデータ処理装置において、前記回線端手段と前記データ変換手段とを結ぶデータ線のビット幅は、前記制御手段と前記被制御手段との間のアドレスデータ線及び主データ線のビット幅と同じ幅に設定されており、前記データ変換手段は、前記通信回線を介して送信されるデータを、アドレス情報データまたは前記主データとして前記アドレスデータ線または主データ線に出力すると共に、前記主データ線上のデータを入力及び送信することを特徴とする。 【0013】請求項4記載のデータ処理装置によれば、前記回線端手段と前記データ変換手段とを結ぶデータ線のビット幅は、前記制御手段と前記被制御手段との間のアドレスデータ線及び主データ線のビット幅と同じ幅である。従って、前記データ変換手段から、前記通信回線を介して送信されるデータが、アドレス情報データまたは前記主データとして前記アドレスデータ線または主データ線に出力されると共に、前記主データ線上のデータの入力及び送信が行われる。その結果、確実に、前記被制御手段の選択、及び前記処理または動作に係る主データの前記被制御手段への出力または前記被制御手段からの入力を含む制御が行われることになる。 【0014】請求項5記載のデータ処理装置は、前記課題を解決するために、請求項1ないし4のいずれか1記載のデータ処理装置において、前記被制御手段は、前記主データの書き込み及び読み取りが可能な記憶手段であり、前記制御手段は、該記憶手段の書き込み及び読み取り動作を制御する記憶制御手段であることを特徴とする。 【0015】請求項5記載のデータ処理装置は、前記被制御手段は、前記主データの書き込み及び読み取りが可能な記憶手段であり、前記制御手段は、該記憶手段の書き込み及び読み取り動作を制御する記憶制御手段なので、外部のデータ処理装置から指定したアドレスにおけるデータの書き込み、あるいは指定したアドレスにおけるデータの読み取りの評価を行うことができる。 【0016】請求項6記載のデータ処理装置は、前記課題を解決するために、請求項1ないし5のいずれか1記載のデータ処理装置において、前記データ処理装置は、前記外部のデータ処理装置としてのコンピュータ装置に対し、前記回線端手段としてのコネクタ手段を介して接続される画像形成装置であることを特徴とする。 【0017】請求項6記載のデータ処理装置によれば、前記データ処理装置は、前記外部のデータ処理装置としてのコンピュータ装置に対し、前記回線端手段としてのコネクタ手段を介して接続される画像形成装置なので、一般に画像形成のためのデータの入出力のために用いられるコネクタ手段を利用して、画像形成装置内の記憶手段等におけるデータの書き込みあるいは読み取りの評価を行うことができる。 【0018】請求項7記載のデータ処理装置は、前記課題を解決するために、請求項6記載のデータ処理装置において、前記コネクタ手段は、パラレルポート用のコネクタ手段であることを特徴とする。 【0019】請求項7記載のデータ処理装置によれば、前記コネクタ手段は、パラレルポート用のコネクタ手段なので、画像形成のためのデータの入出力のために用いられる既存のコネクタ手段を利用して、画像形成装置内の記憶手段等におけるデータの書き込みあるいは読み取りの評価を行うことができる。 【0020】請求項8記載のデータ処理装置の検査方法は、前記課題を解決するために、請求項1ないし7のいずれか1記載のデータ処理装置を用いて前記被制御手段の検査を行う検査方法であって、前記切換手段により、前記回線端手段と前記制御手段との間の接続経路を、前記データ変換手段に切り換える工程と、前記外部のデータ処理装置から前記被制御手段を選択するアドレス情報データを送信する工程と、前記外部のデータ処理装置から前記被制御手段に出力する前記主データを送信する工程と、前記外部のデータ処理装置から前記被制御手段を選択するアドレス情報データを送信する工程と、前記データ変換手段から送信される、前記被制御手段から入力する前記主データを受信する工程と、前記受信した前記主データと前記送信した前記主データとの対応関係を確認する工程とを備えたことを特徴とする。 【0021】請求項8記載のデータ処理装置の検査方法によれば、前記回線端手段と前記制御手段との間の接続経路が、前記データ変換手段側に切り換えられ、外部のデータ処理装置から通信回線を介して所定のコマンドが出力された場合には、データ変換手段は、前記通信回線を介して送信されるデータを、アドレス情報データまたは前記主データとして前記制御手段に出力すると共に、前記制御手段から出力される前記主データを前記通信回線を介して送信する。そして、前記制御手段は、アドレス情報データに基づく被制御手段の選択、及び前記処理または動作に係る主データの被制御手段への出力または被制御手段からの入力を含む制御を行う。これにより、メモリマップ上に割り当てられた被制御手段におけるデータを処理、または該データに基づく動作の確認が行われることになる。 【0022】 【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態を添付図面に基づいて説明する。以下の説明は、印刷装置の一例としてプリンタに本発明を適用した場合の実施形態である。まず、本実施形態におけるプリンタの概要について説明する。 【0023】(プリンタの概要)図1は、本発明を適用した画像形成装置としてのレーザビームプリンタ1の概略構成を示す断面図である。図1において、レーザビームプリンタ1は、本体ケース2の底部に、図示しない用紙を給紙するフィーダユニットを備えている。フィーダユニットは、図示しないバネによって押圧される用紙押圧板10と、給紙ローラ11と、摩擦分離部材14とを備え、用紙押圧板10により用紙を給紙ローラ11に押圧し、給紙ローラ11の回転により給紙ローラ11と摩擦分離部材14との間で最上位の用紙を分離して所定のタイミングで用紙の供給を行う。図1の矢印方向に回転する前記給紙ローラ11の回転による用紙搬送方向の下流側には、1対のレジストローラ12及び13が回転可能に枢支され、後述する感光ドラム20と転写ローラ21によって形成される転写位置へ所定のタイミングで用紙を搬送する。 【0024】感光ドラム20は、正帯電性の材料、例えば、正帯電性のポリカーボネイトを主成分とする有機感光体からなる。具体的には、感光ドラム20は、例えば、円筒状でアルミニウム製の円筒スリーブを本体として、その外周部に、ポリカーボネートに光導電性樹脂を分散させた所定厚さ(例えば、約20μm)の光導電層を形成した中空状のドラムから構成され、円筒スリーブを接地した状態で、本体ケース2に回転自在に枢支される。更に、感光ドラム20は、図示しない駆動手段により矢印方向に回転駆動される。 【0025】帯電器30は、例えば、タングステンなどからなる帯電用ワイヤからコロナ放電を発生させる正帯電用のスコロトロン型の帯電器から構成される。 【0026】レーザスキャナユニット40は、感光ドラム20上に静電潜像を形成する為のレーザ光Lを発生するレーザ発生器(図示せず)、回転駆動されるポリゴンミラー(5面体ミラー)41、一対のレンズ42及び45、並びに反射ミラー43,44及び46を含んで構成されている。 【0027】現像器カートリッジ50は、ケース51内にトナー収容室52が形成され、トナー収容室52内には、アジテータ53と、清掃部材54と、これらの間に設けられた遮光部材80が回転軸55の周りに回転自在に設けられている。なお、このトナー収容室52内には、電気絶縁性を有する正帯電性の非磁性1成分現像剤としてのトナーが収容される。また、トナー収容室52の前記回転軸55の両端側に位置する側壁には光透過窓56が設けられている。また、トナー収容室52の感光ドラム20側には、開口部Aによってトナー収容室52と連通し現像を行う現像室57が形成され、供給ローラ58と現像ローラ59が回転可能に枢支される。現像ローラ59上のトナーは、薄い板状の弾性を有する層厚規制ブレード64により所定の層厚に規制され、現像に供される。 【0028】転写ローラ21は、回転自在に枢支され、シリコーンゴムやウレタンゴムなどからなる導電性を有する発泡弾性体から構成される。転写ローラ21は、印加される電圧により、感光ドラム20上のトナー画像を用紙に確実に転写するように構成されている。 【0029】定着ユニット70は、レジストローラ12及び13から感光ドラム20と転写ローラ21との圧接部に至る用紙の搬送方向の更に下流側に設けられ、加熱用ローラ71と押圧ローラ72を備える。用紙に転写されたトナー画像は加熱用ローラ71と押圧ローラ72とによって搬送される間に加熱されつつ押圧されて用紙に定着される。 【0030】用紙搬送用の1対の搬送ローラ73及び排紙ローラ74は、定着ユニット70の搬送方向下流側に夫々設けられており、排紙ローラ74の下流側には排紙トレイ75が設けられている。 【0031】なお、上述した感光ドラム20、転写ローラ21、帯電器30、及び現像器カートリッジ50は、プロセスカートリッジ2a内に収容されており、該プロセスカートリッジ2aはレーザビームプリンタ1に対して着脱自在に設けられている。更に、現像器カートリッジ50は、プロセスカートリッジ2aに対して着脱自在に設けられている。 【0032】以上のような本実施形態のレーザビームプリンタ1において、感光ドラム20の表面が帯電器30により一様に帯電され、レーザスキャナユニット40から画像情報に従って変調されたレーザ光Lが照射されると、感光ドラム20の表面には静電潜像が形成される。この静電潜像は、現像器カートリッジ50によってトナーで可視像化され、感光ドラム20上に形成された可視像は感光ドラム20によって転写位置へと搬送される。転写位置においては、給紙ローラ11及びレジストローラ12及び13を介して用紙が供給され、前記可視像は転写ローラ21によって印加される転写バイアスにより、用紙に転写される。なお、転写後に感光ドラム20上に残ったトナーは、現像ローラ59によって現像室57に回収される。 【0033】次に、用紙は定着ユニット70に搬送され、定着ユニット70の加熱用ローラ71と押圧ローラ72によって挟持搬送され、用紙上の可視像は加圧及び加熱され、用紙上に定着される。そして、用紙は一対の搬送ローラ73及び排紙ローラ74によりレーザビームプリンタ1上部の排紙トレイ75に排出され、画像形成動作が終了する。 【0034】(制御部の構成)次に、本実施の形態のレーザビームプリンタ1における制御部の構成について詳しく説明する。 【0035】図2は制御部の構成を示すブロック図である。図2に示すように、制御部は、メイン回路基板90と、低圧電源基板93と、高圧電源基板95と、エンジン回路基板96とから構成されている。 【0036】メイン基板90は、コンピュータ等との接続を図るためのセントロニクス等のパラレルインターフェース用コネクタ91及びUSBコネクタ92、図示しないCPU及びメモリ、制御部内の低圧電源部93との接続を図るためのコネクタP9、制御部内のエンジン回路基板96との接続を図るためのコネクタP4、並びにレーザユニット40のレーザー素子105との接続を図るためのP10等を備えている。このような構成により、メイン基板90は、制御部全体の動作を制御する。 【0037】低圧電源基板93は、電源スイッチ94、定着ユニット70のハロゲンランプ102との接続を図るためのコネクタCN1、制御部内のエンジン回路基板96との接続を図るためのコネクタCN101、並びに図示しない低圧電源回路を備えている。 【0038】低圧電源回路は、CPUあるいはメモリ等の電源として使用される5Vと、DCモーター98、ソレノイド99等の電源として使用される24Vを発生させる回路である。 【0039】高圧電源回路基板95は、制御部内のエンジン回路基板96との接続を図るためのコネクタCN2、及び図示しない高圧電源回路を備えている。高圧電源回路は、帯電器30に供給する電圧、及び感光ドラム20と現像ローラ59に供給する電圧等を発生させるための3kVの高電圧を発生させる回路である。 【0040】エンジン回路基板96は、ファン97との接続を図るためのコネクタP7、DCモーター98との接続を図るためのコネクタP8、レーザーユニット40のポリゴンミラー41を回転させるための小型モーター104との接続を図るためのコネクタP12、ソレノイド99との接続を図るためのコネクタP13、スイッチ101等を備えたパネル部100との接続を図るためのコネクタP14、低圧電源基板93との接続を図るためのコネクタP5,P15、メイン基板90との接続を図るためのコネクタP3、高圧電源基板95との接続を図るためのコネクタP2、及び図示しないASIC(図4においてASIC130として示す)等を備えている。DCモーター98は、一般にメインモーターと呼ばれるモーターであり、感光ドラム20、現像ローラ59、加熱用ローラ71、転写ローラ21、及び搬送ローラ73等の回転駆動源である。つまり、エンジン回路基板96は、DCモーター98を制御することにより、画像形成動作に関わる主なローラ体の回転駆動を制御している。また、エンジン回路基板96は、高圧電源基板95を用いて画像形成動作に必要な高圧電源の供給制御を行っている。更に、エンジン回路基板96は、レーザーユニット40の小型モーター104、ソレノイド99、及びファン97の駆動制御と、パネル部100におけるキー入力及び表示についての制御と、サーミスタ103による温度検出に基づく加熱用ローラ71の温度制御とを行っている。 【0041】(メイン基板90の構成)次に、以上のような制御部におけるメイン基板90の構成を、図3ないし図5に基づいて説明する。 【0042】図3に示すように、本実施形態のレーザビームプリンタ1には、データ処理装置としてのパーソナルコンピュータ(PC)200が接続される。具体的には、メイン基板90に設けられたセントロニクス対応の回線端手段としてのコネクタ91と、パーソナルコンピュータ200に設けられた図示しないセントロニクス対応のコネクタとを、図示しないプリンタケーブルを用いて接続する。 【0043】以上のようにパーソナルコンピュータ200が接続されるメイン基板90上には、図3に示すように、第1切換手段201と、IEEE1284(セントロニクス規格)対応のインターフェース手段202と、本発明に係る増設回路203と、第2切換手段204と、メモリコントローラ205と、CPU206とが備えられている。これら第1切換手段201、インターフェース手段202、増設回路203、第2切換手段204、メモリコントローラ205、及びCPU206は、1つの素子として集積化(ASIC)されている。メイン基板90には、プリンタ1の動作を制御するための各種プログラムを格納したROM208や、データ処理の作業エリア等が割り当てられているRAM207や、後述のスイッチ210、214が実装されている。 【0044】まず、前記パーソナルコンピュータ200が接続されるメイン基板90のコネクタ91には、図3に示す第1切換手段201の接続端子P100が接続される。このコネクタ91と第1切換手段201の接続端子P100とを結ぶ接続ラインL1は、セントロニクスに対応しているため、8ビットのデータバスと、セントロニクスに必要な制御信号バスとを備えている。 【0045】第1切換手段201は、前記接続端子P100の他にも、図3に示すように、接続端子P101、P102が備えられており、切換スイッチにより、接続端子P100と接続端子P101とを結ぶ経路、あるいは接続端子P100と接続端子P102とを結ぶ経路のいずれかが選択可能になっている。 【0046】具体的には、第1切換手段201は、図4(A)に示すように、機械的スイッチである切換スイッチ210と、NOTゲート回路211と、ANDゲート回路212、213とを備えている。そして、切換スイッチ210をH側に切り換えると、ANDゲート回路213からの出力が有効になり、接続端子P100と接続端子P102とを結ぶ経路が選択される。また、切換スイッチ210をL側に切り換えると、ANDゲート回路212からの出力が有効になり、接続端子P100と接続端子P101とを結ぶ経路が選択される。なお、図4(A)には、理解を容易にするために、それぞれ単一の信号線及びそれに対応したゲート回路とを用いて描いているが、実際には、上述したように8ビットのデータバスと、セントロニクスに必要な制御信号バスに対応した信号線数、及びそれに対応した数のゲート回路が備えられている。 【0047】前記第1切換手段201の接続端子P102には、IEEE1284(セントロニクス規格)対応のインターフェース手段202が接続されている。従って、前記第1切換手段201の切換スイッチ210がH側に切り換えられた場合には、パーソナルコンピュータ200から出力された画像データが、インターフェース手段202を介してメモリコントローラ205側に送信されることになる。 【0048】一方、前記第1切換手段201の接続端子P101には、増設回路203の接続端子P110が接続される。従って、前記第1切換手段201の切換スイッチ210がL側に切り換えられた場合には、パーソナルコンピュータ200から出力されたコマンドデータ、アドレスデータ、及び書き込みデータが、増設回路203を介してメモリコントローラ205に送信されることになる。あるいは、メモリコントローラ205を介して、アドレスデータ及び読み取りデータが増設回路203に入力され、増設回路203からパーソナルコンピュータ200に送信されることになる。 【0049】増設回路203は、図5に示すように、ASIC等で構成されたコマンド識別回路220と、フリップフロップ等で構成されたリード用のデータ蓄積回路221と、同じくフリップフロップ等で構成されたライト用のデータ蓄積回路222と、同じくフリップフロップ等で構成されたアドレス蓄積回路223とを備えている。コマンド識別回路220は、パーソナルコンピュータ200から、回路チェック用の特別のコマンドを受け取ると、このコマンドを理解して、その後に送信されるアドレスデータとコマンドデータを、リード用のデータ蓄積回路221、ライト用のデータ蓄積回路、及び222アドレス蓄積回路223に出力する。この時、セントロニクスインターフェースは、8ビットのデータバスなので、コマンド識別回路220は、8ビットのデータを4回ずつ出力して、各蓄積回路に蓄積させる。そして、各蓄積回路では、出力されたデータを蓄積し、メイン基板内で必要になる32ビット分のアドレスデータ、及び32ビット分のデータを形成する。また、読み取りの際には、メモリコントローラ205から読み取った32ビット分のアドレスデータ、及び32ビット分のデータを、各蓄積回路を介して8ビットずつ読み取り、8ビットずつパーソナルコンピュータ200に出力する。更に、コマンド識別回路220は、メモリの書き込み及び読み取り制御に必要な、ACK信号の読み取り、読み取り要求信号Rdreqの出力、及び書き込み要求信号WrReqの出力を行う。なお、増設回路203の端子P111は、メモリ基板内部のバスに対応するため、32ビットのアドレスバス、32ビットのデータバス、及び制御信号バスを有している。 【0050】前記IEEE1284(セントロニクス規格)対応のインターフェース手段202の接続端子P113及び増設回路203の接続端子P111は、それぞれ第2切換手段204の接続端子P103、P104と接続される。 【0051】第2切換手段204は、前記接続端子P103、P104の他にも、図3に示すように、接続端子P105が備えられており、切換スイッチにより、接続端子P103と接続端子P105とを結ぶ経路、あるいは接続端子P104と接続端子P105とを結ぶ経路のいずれかが選択可能になっている。 【0052】具体的には、第1切換手段204は、図4(B)に示すように、機械的スイッチである切換スイッチ214と、NOTゲート回路215と、ANDゲート回路216、217とを備えている。そして、切換スイッチ214をH側に切り換えると、ANDゲート回路217からの出力が有効になり、接続端子P104と接続端子P105とを結ぶ経路が選択される。また、切換スイッチ214をL側に切り換えると、ANDゲート回路216からの出力が有効になり、接続端子P103と接続端子P105とを結ぶ経路が選択される。なお、図4(B)には、理解を容易にするために、それぞれ単一の信号線及びそれに対応したゲート回路とを用いて描いているが、実際には、上述したように32ビットのデータバスと、セントロニクスに必要な制御信号バスに対応した信号線数、及びそれに対応した数のゲート回路が備えられている。 【0053】従って、前記第1切換手段201の切換スイッチ210がH側に切り換えられ、且つ、第2切換手段204の切換スイッチ214がH側に切り換えられた場合には、パーソナルコンピュータ200から出力された画像データが、インターフェース手段202を介してメモリコントローラ205に送信されることになる。 【0054】一方、前記第2切換手段204の切換スイッチ214がL側に切り換えられた場合には、前記増設回路203からのアドレスデータ及び書き込みデータがメモリコントローラ205に出力される。また、メモリコントローラ205を介して所定のアドレスデータに対応する読み取りデータが前記増設回路203に出力されることになる。前記切換スイッチ210、214は、マニュアルで別々に切り換えるようにするものの他、一つの操作片を操作することにより同時に切り換えを行うようにすることもできる。この場合、スイッチ210、214は、同時に増設回路203側かセントロインターフェース202側かのいずれかに、択一的に切り換えられることとなる。 【0055】メモリコントローラ205は、接続端子P107を有しており、CPU206の接続端子P114と接続される。このような構成により、CPU206の制御に基づいて、図8に示すようにメモリマップ上にマッピングされた各メモリあるいはASIC等に対するデータの書き込み、あるいはこれらからのデータの読み取りが行われる。 【0056】図3においては、メモリコントローラ205から、通常使用時において印刷データの展開に使用されるDRAM等のRAM207と、プログラムが記録されたROM208と、ASICのレジスタReg209とに対するアクセスが可能であることが示されている。 【0057】(回路チェック方法の具体例)次に、以上のような構成の回路を用いたメイン基板90内のメモリ素子等の評価方法の具体例について説明する。 【0058】この評価を開始するに当たっては、前記第1切換手段201の切り換えスイッチ210をL側に切り換えると共に、前記第2切換手段204の切り換えスイッチ214をL側に切り換えておくものとする。 【0059】まず、コマンド識別回路220は、メイン基板90への電源投入と共に、待機状態となり、パーソナルコンピュータ200から各種のコマンドが送信されるのを待つ(図6;ステップS1)。 【0060】この各種コマンドとしては、アドレスデータの送信コマンド、書き込みデータの送信コマンド、書き込み要求コマンド、読み取り要求コマンド、読み取りデータの受信コマンド等が用意されている。 【0061】まず、パーソナルコンピュータ200からアドレスデータの送信コマンドが送信されたとすると、コマンド識別回路220は、このコマンドを解釈し(図6;ステップS2)、アドレスセットモードに移行する(ステップS2)。 【0062】上述したように、パーソナルコンピュータ200からデータの送信は、セントロニクスインターフェース用のコネクタ及びケーブルを介して行われるため、8ビットずつ行われる。しかし、メイン基板90の内部のアドレスバス及びデータバスは、図7に示すように、32ビットである。従って、コマンド識別回路220は、パーソナルコンピュータ200から送信されるデータを、ビット24〜31の8ビットデータUU(ステップS4)、ビット24〜16の8ビットデータUM(ステップS5)、ビット15〜8の8ビットデータLM(ステップS6)、及びビット7〜0の8ビットデータLL(ステップS7)の順序で、8ビットずつ、図5に示すアドレス蓄積回路223に出力する。従って、アドレス蓄積回路223に対する4回目のデータ出力が終了した時点において、図7に示すような32ビットのアドレスデータが、アドレスデータバスAdrに出力される。 【0063】次に、パーソナルコンピュータ200から書き込みデータの送信コマンドが送信されたとすると、コマンド識別回路220は、このコマンドを解釈し(図6;ステップS2)、データセットモードに移行する(ステップS8)。この場合も、パーソナルコンピュータ200からのデータの送信は8ビットずつ行われる。従って、コマンド識別回路220は、パーソナルコンピュータ200から送信されるデータを、ビット24〜31の8ビットデータUU(ステップS9)、ビット24〜16の8ビットデータUM(ステップS10)、ビット15〜8の8ビットデータLM(ステップS11)、及びビット7〜0の8ビットデータLL(ステップS12)の順序で、8ビットずつ、図5に示すライト用のデータ蓄積回路222に出力する。従って、ライト用のデータ蓄積回路222に対する4回目のデータ出力が終了した時点において、図7に示すような32ビットの書き込みデータが、ライトデータバスWrDATAに出力される。 【0064】そして、パーソナルコンピュータ200からは、書き込みデータに続けて、書き込み要求コマンドが出力されるので、コマンド識別回路220は、このコマンドに従って、図5に示すライトリクエスト信号線WrReqに書き込み要求信号を出力する(ステップS13)。 【0065】これにより、前記アドレス蓄積回路223を用いてセットしたアドレスにマッピングされたメモリに対して、前記ライト用のデータ蓄積回路222を用いてセットした書き込みデータが書き込まれることになる。 【0066】これに対して、データを書き込んだメモリ等から、図5に示すACK信号線を介して、アクノリッジ信号が出力されると、コマンド識別回路220は、書き込みが終了したことを確認する。 【0067】以下、同様の処理を繰り返して、RAM207、あるいはレジスタ209にwデータを書き込む。 【0068】次に、パーソナルコンピュータ200から読み取り用のアドレスの送信コマンドが送信され、上述と同様にして、読み取りアドレスのセットが行われる。 【0069】次に、パーソナルコンピュータ200から読み取り要求コマンドが送信されると、コマンド識別回路220は、このコマンドを解釈し(図6;ステップS2)、データ読み取りモードに移行する(ステップS14)。コマンド識別回路220は、まず読み取り要求信号を、図5に示す読み取り要求信号線RdReqから出力する(ステップS15)。 【0070】これに対して、前記読み取りアドレスにマッピングされたメモリ等からは、読み取りデータバスRdDATAに32ビットの読み取りデータが出力される。 【0071】そこで、コマンド識別回路220は、リード用のデータ蓄積回路221を用いて、ビット24〜31の8ビットデータUU(ステップS16)、ビット24〜16の8ビットデータUM(ステップS17)、ビット15〜8の8ビットデータLM(ステップS18)、及びビット7〜0の8ビットデータLL(ステップS19)の順序で、8ビットずつ読み取りデータを読み取り、パーソナルコンピュータ200に対して送信する。 【0072】以上のように、メイン基板90上に評価プログラムの記録されたROM等を装着し、CPU206に当該評価プログラムを実行させることなく、パーソナルコンピュータ200からのコマンドの送信により、所定のアドレスにマッピングされたメモリ等にデータを書き込み、更には書き込んだデータを読み取ることができるので、メモリ等が適切に動作しているか否かを正確に評価することができる。 【0073】本実施形態によれば、メモリコントローラと増設回路203との間で、アドレスデータと書き込みあるいは読み取りデータ、更には制御信号をやり取りするので、図8に示すようなメモリマップ上にマッピングされたあらゆるデバイスの評価が可能となる。つまり、汎用的な評価手段を提供することができる。 【0074】なお、上述した例では、パーソナルコンピュータ200とメイン基板90との接続に、セントロニクスインターフェースを用いた例について説明したが。本発明はこのような構成に限定されるものではなく、USB、RS−232C等のインターフェースに対しても同様に適用することができる。つまり、プリンタに装備される通信用のコネクタと通信インターフェースと増設回路とが共用でき、通信インターフェースの通信規格に応じた通信プロトコルを増設回路に設ければ、どのような通信インターフェースであっても適用が可能となる。 【0075】また、第1切換手段201の切り換えスイッチ210と、第2切換手段204の切り換えスイッチ214には、手動で切り換え可能な機械的スイッチを用いた例について説明したが、本発明はこのような構成に限定されるものではなく、パーソナルコンピュータからの信号により切り換え可能なスイッチを用いても良い。但し、機械的スイッチを用いることにより、セントロニクスインターフェースの部分に変更を加えることなく、前記構成を実現することができる。 【0076】また、前記の例では、パーソナルコンピュータとメイン基板との接続インターフェースのビット幅と、メイン基板内部のビット幅が異なる例について説明したが、本発明はこのような例に限定されるものではなく、互いに等しいビット幅を有する場合にも勿論適用可能である。また、プリンタだけでなく、パーソナルコンピュータ等、外部との通信インターフェース用コネクタを備える機器全般にも使用可能である。 【0077】また、前記の例では、プリンタ内の回路のチェックに本発明を適用したが、本発明はこのような例に限定されるものではなく、パーソナルコンピュータ内に本発明の装置を備え、当該パーソナルコンピュータ内の回路を、他のパーソナルコンピュータにより評価するような例も考えられる。 【0078】以上、実施形態に基づき本発明を説明したが、本発明は上記実施形態に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改良変形が可能である。 【0079】 【発明の効果】請求項1記載のデータ処理装置によれば、通信回線を介して送信されるコマンドデータに基づき、通信回線を介して送信されるデータを、アドレス情報データまたは主データとして制御手段に出力すると共に、制御手段から出力される前記主データを前記通信回線を介して送信するデータ変換手段と、前記通信回線と前記制御手段との間の接続経路を、一般的なインターフェース手段または前記データ変換手段の何れかに切り換える切換手段とを備えたので、パーソナルコンピュータ等の外部の装置から、メモリマップ上に割り当てられた被制御手段におけるデータの処理、または該データに基づく動作の確認を、回路基板上に実装されたCPUの動作無しで行うことができる。このため、従来のように、基板上のCPUを動作させて評価していた時の、CPU動作不良によるチェック不能を回避することができる。 【0080】請求項2記載のデータ処理装置によれば、前記切換手段は、手動で切り換え可能な機械的スイッチなので、外部からの信号により切り換えができない場合でも、確実に、前記回線端手段と前記制御手段との間の接続経路の切り換えを行うことができる。 【0081】請求項3記載のデータ処理装置によれば、前記通信回線と前記データ変換手段とを結ぶデータ線のビット幅は、前記制御手段と前記被制御手段との間のアドレスデータ線及び主データ線のビット幅よりも少ない。しかしながら、前記データ変換手段は、前記通信回線を介して送信されるデータを、所定ビット数毎に分けてアドレス情報データまたは前記主データとして前記アドレスデータ線または主データ線に出力すると共に、前記主データ線上のデータを所定ビット数毎に分けて入力及び送信する。従って、確実に、前記被制御手段の選択、及び前記処理または動作に係る主データの前記被制御手段への出力または前記被制御手段からの入力を含む制御を行うことができる。 【0082】請求項4記載のデータ処理装置によれば、前記通信回線と前記データ変換手段とを結ぶデータ線のビット幅は、前記制御手段と前記被制御手段との間のアドレスデータ線及び主データ線のビット幅と同じ幅である。従って、前記データ変換手段から、前記通信回線を介して送信されるデータが、アドレス情報データまたは前記主データとして前記アドレスデータ線または主データ線に出力されると共に、前記主データ線上のデータの入力及び送信が行われる。その結果、確実に、早く、前記被制御手段の選択、及び前記処理または動作に係る主データの前記被制御手段への出力または前記被制御手段からの入力を含む制御を行うことができる。 【0083】請求項5記載のデータ処理装置によれば、前記被制御手段は、前記主データの書き込み及び読み取りが可能な記憶手段であり、前記制御手段は、該記憶手段の書き込み及び読み取り動作を制御する記憶制御手段なので、外部のデータ処理装置から指定したアドレスにおけるデータの書き込み、あるいは指定したアドレスにおけるデータの読み取りの評価を行うことができる。 【0084】請求項6記載のデータ処理装置によれば、前記データ処理装置は、前記外部のデータ処理装置としてのコンピュータ装置に対し、前記通信回線及びコネクタ手段を介して接続される画像形成装置なので、一般に画像形成のためのデータの入出力のために用いられるコネクタ手段を利用して、画像形成装置内の記憶手段等におけるデータの書き込みあるいは読み取りの評価を行うことができる。 【0085】請求項7記載のデータ処理装置によれば、前記コネクタ手段は、パラレルポート用のコネクタ手段なので、画像形成のためのデータの入出力のために用いられる既存のコネクタ手段を利用して、画像形成装置内の記憶手段等におけるデータの書き込みあるいは読み取りの評価を行うことができる。 【0086】請求項8記載のデータ処理装置の検査方法によれば、通信回線を介して送信されるコマンドデータに基づき、通信回線を介して送信されるデータを、アドレス情報データまたは主データとして制御手段に出力すると共に、制御手段から出力される前記主データを前記通信回線を介して送信するデータ変換手段と、前記通信回線と前記制御手段との間の接続経路を、一般的なインターフェース手段または前記データ変換手段の何れかに切り換える切換手段とを備えたので、パーソナルコンピュータ等の外部の装置から、メモリマップ上に割り当てられた被制御手段におけるデータの処理、または該データに基づく動作の確認を、回路基板上に実装されたCPUの動作無しで行うことができる。このため、従来のように、基板上のCPUを動作させて評価していた時の、CPU動作不良によるチェック不能を回避することができる。
|
| 【出願人】 |
【識別番号】000005267 【氏名又は名称】ブラザー工業株式会社
|
| 【出願日】 |
平成12年9月29日(2000.9.29) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100083839 【弁理士】 【氏名又は名称】石川 泰男 (外2名)
|
| 【公開番号】 |
特開2002−108643(P2002−108643A) |
| 【公開日】 |
平成14年4月12日(2002.4.12) |
| 【出願番号】 |
特願2000−299517(P2000−299517) |
|