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【発明の名称】 修正方法および修正装置
【発明者】 【氏名】松久 正彦

【要約】 【課題】本発明は、修正データを計算機システムに反映する修正方法および修正装置に関し、システム起動時などに修正レベルが緊急レベルのときは即座に実施し、そうでないときは逐次実施すると共に付随情報も同期を取って実施するなどし、メンテナンスの自動実施を合理的かつ自動的に実現すると共に付随するマニュアルなども併せて修正を実施することを目的とする。

【解決手段】修正データをネットワークから受信するステップと、受信した修正データ中の修正レベルが緊急と設定されている部分について即時に自システムに実施するステップと、緊急と設定されていない修正レベルの部分について確認メッセージを表示して修正指示があったときあるいは別途指示されたときに自システムに実施するステップとからなる修正方法である。
【特許請求の範囲】
【請求項1】修正データを計算機システムに反映する修正方法において、修正データをネットワークから受信するステップと、上記受信した修正データ中の修正レベルが緊急と設定されている部分について即時に自システムに実施するステップと、上記緊急と設定されていない修正レベルの部分について確認メッセージを表示して修正指示があったときあるいは別途指示されたときに自システムに実施するステップとからなる修正方法。
【請求項2】上記自システムに修正を実施したときに当該実施した修正部分のプログラムあるいはデータに対応するマニュアルなどの付随情報について、上記受信した修正データ中から取り出しあるいはネットワークを介してダウンロードし、自システムの付随情報の修正を実施するステップを備えたこと特徴とする請求項1記載の修正方法。
【請求項3】上記自システムに修正を実施する場合に、待機システムに実施して動作確認後に運用システムに実施するステップを備えたことを特徴とする請求項1あるいは請求項2記載の修正方法。
【請求項4】上記自システムに修正を実施する場合に、退避した後に修正を実施するステップを備えたことを特徴とする請求項1からは請求項3のいずれかに記載の修正方法。
【請求項5】修正データを反映する修正装置において、修正データをネットワークから受信する手段と、上記受信した修正データ中の修正レベルが緊急と設定されている部分について即時に自システムに実施する手段と、上記緊急と設定されていない修正レベルの部分について確認メッセージを表示して修正指示があったときあるいは別途指示されたときに自システムに実施する手段とを備えたことを特徴とする修正装置。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、修正データを計算機システムに反映する修正方法および修正装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ネットワークに接続されたシステム(コンピュータシステム)は、システム起動時にメンテナンス(修正プログラム、修正情報などをシステムに反映するメンテナンス)を自動的に実施する機能は既に実用化されている。この自動メンテナンスは、一括して修正プログラムなどで修正するものであり、修正はソフトウェアに対してのみ修正を行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このため、システムの起動時に従来の自動メンテナンスを実行すると、修正プログラムや修正データで自動的にシステムのものを修正してしまうため、ときとしてレベルダウンしてしまう問題がある。これを避けるために、メンテナンスする前にバックアップしてメンテナンス後にレベルダウンしたらバックアップしたものを復元するという面倒や作業が必要となってしまう問題もあった。
【0004】また、システム起動時に一括メンテナンスする場合、修正対象が多いとメンテナンス時間が多く必要となり、システム起動時間に遅れてしまう問題もあった。これを避けるために、修正レベルを設けて緊急度に応じてメンテナンス時期を使い分けることが望まれている。
【0005】また、ソフトウェアのメンテナンスをしたら、付随する関連部分(マニュアルなど)も併せて同期を取ってメンテナンスすることも望まれている。本発明は、これらの問題を解決するため、システム起動時などに修正レベルが緊急レベルのときは即座に実施し、そうでないときは逐次実施すると共に付随情報も同期を取って実施するなどし、メンテナンスの自動実施を合理的かつ自動的に実現すると共に付随するマニュアルなども併せて修正を実施することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】図1を参照して課題を解決するための手段を説明する。図1において、クライアント11は、受信した修正デーをもとに修正およびマニュアルなどの付随情報の修正を行う対象のシステムである。
【0007】サーバ4は、修正レベルを付与した修正データをクライアント11に送信したりなどするものである。次に、動作を説明する。クライアント11がサーバ4から受信した修正データ中の修正レベルが緊急と設定されている部分については即時に自システムに修正を実施し、修正レベルが緊急と設定されていない部分については確認メッセージを表示して修正指示があったとき,あるいは別途指示されたときに自システムに修正を実施するようにしている。
【0008】この際、自システムに修正を実施したときに実施した修正部分のプログラムあるいはデータに対応するマニュアルなどの付随情報について、受信した修正データ中から取り出しあるいはネットワークを介してダウンロードし、自システムの付随情報の修正を実施するようにしている。
【0009】また、自システムに修正を実施する場合に、待機システムに実施して動作確認後に運用システムに実施するようにしている。また、自システムに修正を実施する場合に、退避した後に修正を実施するようにしている。
【0010】従って、システム起動時などに修正レベルが緊急レベルのときは即座に実施し、そうでないときは逐次実施すると共に付随情報も同期を取って実施するなどことにより、メンテナンスの自動実施を合理的かつ自動的に実現すると共に付随するマニュアルなども併せて実施することが可能となる。
【0011】
【発明の実施の形態】次に、図1から図7を用いて本発明の実施の形態および動作を順次詳細に説明する。図1は、本発明のシステム構成図を示す。
【0012】図1において、クライアント11は、受信した修正データをもとに修正およびマニュアルなどの付随情報の修正を行う対象のシステムであって、後述する図3のフローチャートに従いプログラム、データ、更に同期して付随情報の修正を実施するシステム(計算機システム、ホスト、サーバ、端末)である。
【0013】サーバ4は、修正レベルを付与した修正データ(修正するソフト(プログラム)、データ、更に、マニュアルなどの付随情報)をクライアント11に送信したりなどするものである(図2、図3などを用いて後述する)。次に、図1のS1からS25を用いて図1の構成のもとで修正を実施するときの動作を説明する。
【0014】図1において、S1で、クライアントにはメンテ情報を要求する。S2で、クライアント11からのメンテ情報要求をネットワークを介してサーバ4に通知する。S3で、サーバ4はメンテ有りか判別する。これは、サーバ4がS2のメンテ情報要求に対応して、当該クライアント(ユーザ)11に対するメンテ情報1の有無で判別する。YESの場合には、S5に進む。NOの場合には、メンテ情報1が無いと判明したので、S4でメンテ情報の無の通知をネットワークを介してクライアント11に行う。
【0015】S3で、メンテ情報1が有り(YES)と判明した場合は、S5でソフト情報(ソフトの修正情報)2を検索して取り出す。S6で、S5で取り出したソフト情報に対応して、修正する付随情報(マニュアルなどの情報)3を検索して取り出す。
【0016】S7で、S5およびS6で取り出したソフト情報2および付随情報3を、ネットワークを介してクライアント11に送信(ダウンロード)する。S8で、S7のダウンロードに対応して、クライアント11がメンテ情報1(ソフト情報2および付随情報3)を受信する。
【0017】S9で、本番システムに直接に修正を実施するか判別する。これは、メンテ情報1中に本番システムに適用の指示があったか(あるいはクライアント11側で本番システムに適用と登録してあったか)で判別する。YESの場合には、本番システムに修正を実施すると判明したので、S10に進む。NOの場合には、検証システムに修正を実施した後に本番システムに修正を実施すると判明したので、S13に進む。
【0018】S10では、S9のYESで本番システムに修正実施すると判明したので、更に、緊急適用の修正か判別する。これは、本番システムに修正実施する修正について、緊急適用と指定(あるいはクライアント側で緊急適用と指定)されている修正か判別する。YESの場合には、S11でメンテナンスを行い(右側の矢印で示すように、サーバ4からダウンロードした修正データで、本番システム21用の対応するソフトウェア、付随部分1・・・nについて修正し)、S12に進む。一方、S10でNOの場合には、緊急適用で無いと判明したので、S13に進む。
【0019】S12で、手動メンテデータが有りか判別する。YESの場合には、S13で手動メンテデータ有りを表示する。そして、S14に進む。一方、S12でNOの場合には、手動メンテデータが無しと判明したので、S16に進む。S14では、S13で時間指定有りか判別する。YESの場合には、S15でメンテ時間を設定する。そして、S16に進む。NOの場合には、そのままS16に進む。
【0020】S16で、システムを起動する。これは、S1からS15で修正を実施した後の状態で、システムを再起動する。S21で、オペレータが起動する(あるいはS15で設定された時間となったときに起動する)。
【0021】S22で、システム管理情報12を読み込む。S23で、本番システムを起動か判別する。これは、本番システムを起動するか、検証システムを起動するかを判別する。YESの場合には、本番システムを起動すると判明したので、S24で本番システムへの変更を行い、システムを起動する。一方、NOの場合には、S25で検証システムへの変更を行い、システムを起動する。
【0022】以上によって、クライアント11のシステム起動時(例えば始業前のシステム起動時など)に、サーバ4にメンテ情報1の有無を問い合わせて有りのときにメンテ情報1のダウンロードを受け、本番システムに適用あるいは検証システムに適用か、緊急適用か、手動メンテデータか、時間指定ありかなどを判別しつつ修正を施し、本番システムに修正実施あるいは検証システムに修正実施して検証した後に本番システムに修正実施して起動したりすることにより、システム起動時などに修正レベルが緊急レベルのときは即座に実施し、そうでないときは逐次実施すると共に付随情報も同期を取って実施し、メンテナンスの実施を合理的かつ自動的に実現すると共に付随するマニュアルなども併せて同期を取って実施することが可能となる。以下順次詳細に説明する。
【0023】図2は、本発明の動作説明フローチャートを示す。図2の(a)は、メンテデータ/データ種別情報の作成フローチャートを示す。図2の(a)において、S31で、サーバ4がメンテデータを作成する。これは、図1のサーバ4で下記のメンテデータを作成する。
【0024】・修正情報:・修正データ、プログラム:・修正マニュアル:ここで、修正情報はいずれのソフトウェアのいずれの個所を修正したのか、あるいは修正版数などの修正に関する情報である。修正データ、プログラムはソフトウェアに実際に修正を実施するデータやプログラムである。修正マニュアルは修正データ、プログラムの修正を実施したときに影響を受けるマニュアルを修正したものである。例えば後述する図4の(a)のメンテデータ41を作成する。
【0025】S32で、データ種別情報を作成する。これは、S31で作成したメンテデータのデータ種別情報として下記の情報を作成する(後述する図4の(a)の適用レベル)。
・修正レベル:1:緊急適用(トラブル発生などに対処したメンテデータを即時に修正する旨を表す)
2:応急修正3:マニュアル(メンテデータの修正を実施したときに影響を受けるマニュアルの該当部分の修正マニュアルの修正を施す旨を表す)
以上のように、サーバ4側でメンテデータ41を作成およびその修正レベルを設定することにより、後述する図3に示す手順でクライアント11側でダウンロードし、メンテナンスの自動実施を合理的かつ自動的に実現すると共に付随するマニュアルなども併せて修正を実施することが可能となる。
【0026】図2の(b)は、本発明のシステム管理情報の作成フローチャートを示す。このシステム管理情報43は、システム導入時にの初回のみ行うものである。図2の(b)において、S41で、システム導入時に創成する。S42で、システム管理情報を作成する。これは、後述する図4の(b)のシステム管理情報12を作成する。
【0027】S43で、システム管理情報を出力する。これは、クライアント11にシステムを導入したときの雛型(後述する図4の(b)の当初の雛型)となる、システム管理情報12を出力したものである。以上によって、クライアント11の導入時の雛型となるシステム管理情報12を作成することが可能となる。
【0028】図3は、本発明の動作説明フローチャートを示す。図3において、S51で、起動する。これは、図1のクライアント11を始業前に起動する。S52で、メンテデータの入手を行う。これは、図1でクライアント11の起動時に、ネットワークを介してサーバ4に接続し、メンテデータのダウンロードを受けて入手、例えば後述する図4の(a)のメンテデータ(修正データ/プログラム、修正マニュアル)を入手する。
【0029】S53で、緊急適用か判別する。YESの場合には、S54に進む。NOの場合には、S61に進む。S54で、S53のYESで緊急適用のメンテデータと判明したので、対応プログラムの修正確認を行う。
【0030】S55で、実施か判別する。YESの場合には、S56でシステムを退避し、S57で修正を実施し、S58に進む。一方、S55でNOの場合には、実施しないと判明したので、S58に進む。S58で、システムを再起動する。
【0031】S59で、修正情報を出力する。以上のS51、S52、S53のYES,S54からS59によって、メンテデータが緊急適用の場合には即時に修正を実施して再起動することにより、修正レベルが緊急適用の場合には修正をクライアント11に即時に反映することが可能となる。
【0032】S61では、S53のNOで緊急適用でないと判明したので、更に、応急修正か判別する。YESの場合には、S62に進む。NOの場合には、S69に進む。S62では、S61がYESでメンテデータの応急修正と判明したので、修正プログラム、データの確認を行う。
【0033】S63で、実施か判別する。YESの場合には、S64に進む。NOの場合には終了する。S64では、S63がYESで実施すると判明したので、システム(修正する部分)を退避する。
【0034】S65で、修正する。これは、修正データ(データ、プログラム)を反映する。S66で、サンプルプログラムを確認する。これは、後述する図4の(a)の(1)の修正データ/プログラム中のサンプルプログラムの欄の情報(例えばデータを含む情報)の確認を行う。
【0035】S67で、再起動する。これは、S65でデータやプログラムに修正を施した後、修正後のデータやプログラムでシステムを再起動する。S68で、修正内容を出力する。以上のS51、S52、S53のNO,S61のYES,S62,S63のYES,S64からS68によって、メンテデータが緊急適用でなくて応急修正の場合には修正プログラムを管理者が確認して実施し再起動することにより、修正レベルが応急修正の場合には起動時に修正をクライアント11で管理者が確認しつつ反映することが可能となる。
【0036】S69では、S61がNOで応急修正でもないと判明したので、更に、マニュアル修正か判別する。YESの場合には、S70に進む。NOの場合には、マニュアル修正でもないと判明したので、S72で他の処理を行い、終了する。S70では、S69がYESでマニュアル修正と判明したので、オンラインマニュアル情報を入れ替える。これは、緊急適用、応急修正したプログラム、データで影響を受けるオンラインマニュアル中の部分を新しいマニュアルで入れ替える。
【0037】S71で、内容を出力する。以上のS51、S52、S53のNO、S61のNO,S69からS72によって、マニュアル修正の場合には、メンテデータで緊急適用、応急修正したことによって影響を受けるマニュアルの部分を入れ替えることにより、修正を実施した後で即時に使えるマニュアル(オンラインマニュアル)に同期して修正を実施することが可能となる。
【0038】図4は、本発明のデータ例を示す。図4の(a)は、メンテデータ例を示す。メンテデータは、図4の(a)の(1)の修正データ/プログラムおよび図4の(a)の(2)の修正マニュアルから構成され、既述した図1のサーバ4がメンテ情報1として作成して保存するものである。
【0039】図4の(a)の(1)は、修正データ/プログラム例を示す。ここでは、帳票出力の機能追加(日付けの出力)を行うときの修正データ/プログラムの例であって、図示の下記のデータである。
・顧客名:001・OS(オペレーティングシステム):MSP・日付:2000.9.3・ソフトウェア名称:A・修正レベル:1(緊急適用)
・内容:帳票の出力項目の追加・対象プログラム/関連情報:プログラムB・サンプルプログラム:データを含む情報・その他:ここで、顧客名はソフトウェアおよびマニュアルのサービスの提供を受ける顧客名(ユーザ名)であって、システム販売した会社などとサービス契約した顧客名である。OSは顧客のクライアント11が使用するオペレーションシステム名である。日付は、プログラムやデータなどを修正した日付けである。ソフトウェア名称は修正対象のソフトウェア名称である。修正レベルは修正データを修正するレベル(1(緊急適用).2(応急適用)、3(マニュアル修正))などのサーバ4側で設定(指示)したレベルである。内容は修正内容である。対象プログラム/関連情報は修正の対象となるプログラム名およびプログラムなどを修正したことで影響を受ける関連情報(ここでは、修正の必要なマニュアルの関連部分の情報)である。サンプルプログラムは修正対象のサンプルのプログラムや情報などである。
【0040】以上のように、顧客名に対応づけて修正データ(OS,日付け、ソフトウエア名称、修正レベル、内容、対象プログラム,サンプルプログラムなど)および関連情報(マニュアルの修正情報、修正内容は図4の(a)の(2)の修正マニュアル)をサーバ4から、クライアント11がシステム起動時にダウンロードを受けることにより、修正レベルをもとに、緊急適用(図3のS53のYES)、応急修正(図3のS61のYES)、更に、マニュアル修正(図3のS69のYES)を自動的に実施することが可能となる。、図4の(a)の(2)は、修正マニュアル例を示す。修正マニュアルは図示の下記のデータである。
【0041】・顧客名:001・OS:MSP・ソフトウェア名称:A・マニュアル修正内容:PDFのデータ・修正レベル:修正日時2000.9.3・その他:ここで、顧客名はマニュアルの修正のサービスの提供を受ける顧客名(ユーザ名)である。OSは顧客のクライアント11が使用するオペレーションシステム名である。ソフトウェア名称はマニュアルを修正する対象のソフトウェア名称である。マニュアル修正個所はオンラインマニュアルの修正個所である。修正レベルは既述した修正レベル1,2,3あるいは修正済みのときは修正した日付けである。
【0042】以上のように、顧客名に対応づけて修正マニュアル(OS,ソフトウェア名称、マニュアル修正内容、修正レベル/修正日付など)をサーバ4から、クライアント11がシステム起動時にダウンロードを受けることにより、プログラム、データなどの修正を実施したときに同期してマニュアルも併せて修正を実施することが可能となる。
【0043】図4の(b)は、システム管理情報例を示す。これは、既述した図1のクライアント11がサーバ4からダウンロードを受けて保存および管理するものであって、図示の下記の情報を設定するものである。
・顧客名:001・稼動システム(本番機):1(修正を適用)
・検証システム:0(非適用)
・修正レベル:2000.8.31・マニュアルレベル:2000.7.31・自動修正レベル:2000.9.3・独自修正:2000.1.4・修正内容:情報・修正プログラム:Aプログラム・その他:ここで、顧客名はメンテのサービスの提供を受ける顧客名(ユーザ名)である。稼動システムは本番用のシステムであって、1のときに修正の適用、0のときに修正の未適用を表す。検証システムは検証用のシステムであって、1のときに修正を適用、0のときに修正を非適用を表す。修正レベル、マニュアルレベル、自動修正レベルは、既述したように1のとき緊急適用、2のときに応急修正、3のときにマニュアル修正、日付けを設定したときは修正日時を表す。独自修正はクライアント11で独自に修正した修正日時を表す。修正内容は修正した内容(情報)を設定する。修正プログラムは修正対象のプログラムである。
【0044】以上の情報をクライアント11でシステム管理情報12として保存し、修正情報などの管理を行うことが可能となる。図5は、本発明の動作説明フローチャート(サンプル確認)を示す。図5において、S61で、修正内容の確認を行う。
【0045】S62で、修正部分の出力サンプルを得る。そして、右側に記載したように、修正内容(出力項目の変更、西暦等の出力)を出力して出力サンプルを得て確認などする。以上によって、修正後の修正サンプルを出力して確認を行うことが可能となる。
【0046】図6は、本発明の自動修正項目プルーフリスト例を示す。ここでは、図1から図4で自動修正した後の、自動修正項目のプルーフリストを印字した例であって、図示のように、ソフトウェア修正情報のもとで、図示の下記の項目を対応づけて印字する。
【0047】・出力日付:・顧客名:・プログラム修正履歴:・緊急適用した日付;
・応急修正した日付:・マニュアル修正した日付:・備考:正常対応済/マニュアル出力済・その他:以上のように、自動修正項目プルーフリストを印字し、自動修正した履歴を保存したり、その履歴を見たりすることが可能となる。
【0048】図7は、本発明の適用例を示す。ここで、サーバ4は図1のサーバ4に対応し、ユーザシステム群を構成するクライアント(1)ないし(n)の1つは図1のクライアント11に対応する。図7において、サーバ群は、外部サーバ(1)ないし(N)から構成され、A社、B社、・・・・N社のそれぞれのサーバであって、ユーザに対するメンテサービス契約を結んだ会社のサーバであり、ネットワークを介して本発明に関わるサーバ4と接続されている。外部サーバ(1)ないし(N)は、それぞれの会社のメンテサービス契約を結んだユーザのユーザ情報を登録したデータベースを持っている。
【0049】サーバ4は、サーバ群を構成する外部サーバ(1)ないし(N)から最新のユーザ情報(1)ないし(N)を取りこむと共に図1の既述したメンテ情報1も併せて一緒に取りこんで保持する。クライアントシステム群を構成するクライアント(1)から(n)は、既述した図1から図6で説明したように、サーバ4から自己のシステムに適合したメンテ情報(図4の(a)メンテ情報1(修正データ/プログラム、修正マニュアル))をシステム起動時などにダウンロードして自動的に修正レベルに応じてソフトウェアおよびソフトウェアの修正に同期してオンラインマニュアルの修正を実施することが可能となる。
【0050】(付記1)修正データを反映する修正方法において、修正データをネットワークから受信するステップと、上記受信した修正データ中の修正レベルが緊急と設定されている部分について即時に自システムに実施するステップと、上記緊急と設定されていない修正レベルの部分について確認メッセージを表示して修正指示があったときあるいは別途指示されたときに自システムに実施するステップとからなる修正方法。
【0051】(付記2)上記自システムに修正を実施したときに当該実施した修正部分のプログラムあるいはデータに対応するマニュアルなどの付随情報について、上記受信した修正データ中から取り出しあるいはネットワークを介してダウンロードし、自システムの付随情報の修正を実施するステップを備えたこと特徴とする請求項1記載の修正方法。
【0052】(付記3)上記自システムに修正を実施する場合に、待機システムに実施して動作確認後に運用システムに実施するステップを備えたことを特徴とする請求項1あるいは請求項2記載の修正方法。
【0053】(付記4)上記自システムに修正を実施する場合に、退避した後に修正を実施するステップを備えたことを特徴とする請求項1からは請求項3のいずれかに記載の修正方法。
【0054】(付記5)修正データを反映する修正装置において、修正データをネットワークから受信する手段と、上記受信した修正データ中の修正レベルが緊急と設定されている部分について即時に自システムに実施する手段と、上記緊急と設定されていない修正レベルの部分について確認メッセージを表示して修正指示があったときあるいは別途指示されたときに自システムに実施する手段とを備えたことを特徴とする修正装置。
【0055】(付記6)上記自システムに修正を実施したときに当該実施した修正部分のプログラムあるいはデータに対応するマニュアルについて、上記受信した修正データ中から取り出しあるいはネットワークを介してダウンロードし、自システムのマニュアルの修正を実施する手段を備えたこと特徴とする請求項5記載の修正装置。
【0056】(付記7)上記受信した修正データ中の修正レベルが緊急と設定されている部分について即時に自システムに実施するプログラムと、上記緊急と設定されていない修正レベルの部分について確認メッセージを表示して修正指示があったときあるいは別途指示されたときに自システムに実施するプログラムとを格納したコンピュータ読取可能な記録媒体。
【0057】(付記8)上記自システムに修正を実施したときに当該実施した修正部分のプログラムあるいはデータに対応するマニュアルについて、上記受信した修正データ中から取り出しあるいはネットワークを介してダウンロードし、自システムのマニュアルの修正を実施するプログラムを格納した請求項7記載のコンピュータ読取可能な記録媒体。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、システム起動時などに修正レベルが緊急レベルのときは即座に実施し、そうでないときは逐次実施すると共に付随情報も同期を取って実施する構成を採用しているため、メンテナンスの自動実施を合理的かつ自動的に実現できると共に付随するマニュアルなども併せて修正を同期して実施できる。これらにより(1) システム起動時にソフトウェアが自動的にメンテナンスされるため、メンテナンス作業の効率化を図ることができる。
【0059】(2) メンテナンスを自動(例えば緊急適用)/手動(例えば応急修正)の選択ができるため、システムの特性にマッチした形態で修正の実施ができる。
(3) ソフトウェアのメンテナンスのほか、付随部分も同時に同期してメンテナンスするため、システム全体の整合性を図ることができる。
【0060】(4) メンテナンスによる検証システムに修正を実施して動作確認後に本番システムに修正を実施でき、バックアップや復元などのわずらわしい作業を低減できる。
【出願人】 【識別番号】000005223
【氏名又は名称】富士通株式会社
【出願日】 平成12年9月29日(2000.9.29)
【代理人】 【識別番号】100089141
【弁理士】
【氏名又は名称】岡田 守弘
【公開番号】 特開2002−108636(P2002−108636A)
【公開日】 平成14年4月12日(2002.4.12)
【出願番号】 特願2000−299866(P2000−299866)