| 【発明の名称】 |
デジタル装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】吉田 定義
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| 【要約】 |
【課題】装置が保管するメモリを小規模化することができて、装置の小型化とコストダウン、複合化を推進させ、複数の装置を持ち歩く必要がないデジタル装置を提供する。
【解決手段】他の装置が保管している書替え可能のプロファイル情報を、本装置(別の装置)側から書き替えること可能とするプロファイル書替え手段を有するデジタル装置であって、少なくとも、他の装置と情報交替するための送受信手段と、情報を保管するメモリ保管手段と、を備えて構成される。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 他の装置が保管している書替え可能のプロファイル情報を、本装置側から書替えることを可能とするプロファイル書替え手段を有するデジタル装置であって、少なくとも、他の装置と情報交替するための送受信手段と、情報を保管するメモリ保管手段と、を備えて構成されることを特徴とするデジタル装置。 【請求項2】 請求項1記載のデジタル装置において、前記送受信手段は近距離無線通信手段を備えて構成されることを特徴とするデジタル装置。 【請求項3】 請求項1または2記載のデジタル装置おいて、前記メモリ保管手段は、他の装置との通信に必要なプロファイル情報を格納できる一時メモリとなるよう構成されることを特徴とするデジタル装置。 【請求項4】 請求項1〜3いずれかに記載のデジタル装置おいて、前記デジタル装置は、携帯電話機・音響機器・デジタルカメラ・音声録音再生機器等の電子装置に複合して構成されることを特徴とするデジタル装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、PC等のデジタル装置が保管(保有)しているプロファイル情報に係り、なかでも、そのプロファイル情報の書き替えに関するものである。プロファイル情報とは、コンピュータ等の各種設定環境情報の集合体からなるものであり、大きく分けると、ハードウエアプロファイル、ユーザープロファイルがあり、装置の動作プログラムをも含んでいる。 【0002】 【従来の技術】従来のデジタル装置では、装置それぞれに特有の用途や機能があるため、プロファイル情報も装置によって固定化されていた。図4にはそれら従来のデジタル装置の例を挙げるが、それぞれは、(1)ポータブル音楽プレーヤー、(2)デジタル記憶装置(一時メモリ)、(3)デジタルカメラ、(4)デジタル音声レコーダー、を示す。またさらに、複数の用途や機能を複合して所有するデジタル装置も存在してはいた。しかし、そのような従来のデジタル装置では、複合化した装置であったとしても、その動作・通信に関するプログラムやその装置に必要な情報は、装置に設置された固定メモリに記録され保管されていた。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】このように、従来のデジタル装置においては、固定メモリはその装置が保管する複合化した装置の情報を全て記録していなければならないので、装置全体の外形サイズはもちろん大型化し、装置を製作するコストも高価なものになっていくという問題点があった。 【0004】本発明は、上述のような従来のデジタル装置の問題点に鑑みなされたもので、装置が保管するメモリを小規模化することができて、ひいては装置の小型化とコストダウンにつながり、また、装置の複合化を推進させ、複数の装置を持ち歩く必要がなくなるようなデジタル装置を提供することを目的とする。 【0005】 【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するために、本発明による装置ケースおよび電子装置は次のような手段を用いる。 (1)他の装置が保管している書替え可能のプロファイル情報を、本装置(別の装置)側から書き替えることを可能とするプロファイル書替え手段を有するデジタル装置であって、少なくとも、他の装置と情報交替するための送受信手段と、情報を保管するメモリ保管手段と、を備えて構成される。 (2)このデジタル装置において、送受信手段は近距離無線通信手段を備えて構成される。 (3)このデジタル装置において、メモリ保管手段は、他の装置との通信に必要なプロファイル情報を格納できる一時メモリとなるよう構成される。 (4)このデジタル装置おいて、デジタル装置は、携帯電話機・音響機器・デジタルカメラ・音声録音再生機器などの電子装置に複合して構成される。 【0006】 【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して本発明によるデジタル装置の実施の形態を詳細に説明する。図1は、本発明のデジタル装置によるプロファイル切り替えのイメージ図であり、右側(A)が本発明のデジタル装置で、左側(B)は他の装置の一例としてのパソコン装置を示している。送受信手段としては、近距離無線通信手段を備えて連結接続されていて、これを通してプロファイル情報の書き替えが実行される。ここではパソコン装置(B)が必要とするプロファイルとその動作プログラムを書き替えることができる。この図1は、複合化した製品としてのデジタル装置を想定したものである。 【0007】図2は、本発明のデジタル装置Aのブロック図の一例を示す。ここでのデジタル装置Aは、音響装置と複合化したデジタル装置製品(マルチ・ポータブル・ユニット)として構成されたものである。このデジタル装置(本装置A)は、必要な機能として、図2に示すように、音楽信号の再生・音楽情報の収集・画像の取り込みに必要なハードウェアを有している。そして、これらを処理するのに必要なプログラム、また、外部のユニットと通信するのに必要なプロファイル情報を格納するのに必要なメモリ(メモリ部12)とデータメモリ(メモリ部13)、さらに、他の装置(外部ユニット)と通信するのに必要なインターフェイス(近距離無線通信手段11)、装置自体を制御するマイコンDSP10、を有している。そのうえ、使用者が本装置を動作させるのに必要なキー入力部14、状態等を表示するディスプレー15などをも有している。 【0008】このような構成にして、本装置Aの側において、他の装置Bをその使用目的に応じてプロファイルの設定を切り替えることにより、複合化した装置で目的に合った動作を可能にしている。本発明では、PCなどの他の装置Bと本装置Aとは近距離無線通信手段11を利用して通信し、必要な他の装置の機能を、本装置A側において切り替えることができる。 【0009】なお、近距離無線通信手段として、マスター(サーバー)とスレーブ(クライアント)間で近距離の双方向無線通信を行なうシステムを用いる。周波数帯域は、特別な免許を必要とせず、ほぼ全世界で共通に使用できるISM(2.4GHz帯)を利用する。この無線通信システムでは、特定の端末を識別できるように端末識別番号がそれぞれ個別に割り当てられる。端末識別番号は書き換えができないように、不揮発性メモリにストアされる。また、データの通信を行なう前に、通信相手が通信エリア内に入ったことを検出する機能を持つ。そして通信相手を検出した後、接続相手を選択或いは接続相手として適しているか判断し、データの通信を行なうために接続処理(呼び出し)を行なう。 【0010】検出する側をマスターとすると、マスター側は検出及び接続ボタンを持つ。検出ボタンを押すことによって検出信号を送信し、応答信号の受信を待つ。検出される側(スレーブ)は検出信号を受信するために、周期的に受信動作を行ない、検出信号を受信したら、自分の端末識別番号と保有機能を応答信号として送り返す。そして、マスター側は応答信号の受信に成功したら、マスターの機能とスレーブの機能を比較する。比較結果が一致した場合、表示器に同一機能を持つ端末の端末識別番号を表示する。その後、ユーザーが接続を望む場合は、接続相手を選択し接続ボタンを押すことで、マスターは接続処理に入り、データの通信を開始する。 【0011】通信接続を開始すると、マスターはスレーブに対して一時的なアドレスを割り当てる。スレーブは、受信したアドレスから自分宛であるかどうかを判断し、自分宛の場合はデータを取り込み、自分宛でない場合は破棄する。また、データ通信終了時にはスレーブに割り当てた一時的なアドレスを放棄することができる。 【0012】上記のような本発明のデジタル装置は、図3のフローチャートで示すようにして、プロファイルの切り替えの動作が実施される。この図で、(A)は本装置A側の処理動作で、(B)は他の装置Bの処理動作である。ここで、他の装置BとしてPC(パソコン)を採用している。他の装置Bのフローチャート図3(B)では、まず、プロファイルを切り替えるかどうか?(ステップB1)対して Yesを選択とすると次に、通信可能か?(ステップB2)となる。ここでYesを選択するなら、PC上で指定されたプロファイルを送信する(ステップB4)となって、これらの動作は終了する。また、通信可能か?(ステップB2)でNoを選択するなら、プロテクト時間経過(ステップB3)に進み、ここでYesとするなら、PC上に通信不可能を表示して処理を終了する(ステップB5)となるし、ここでNoとするなら、ステップB2に戻る。 【0013】一方、本装置A(本発明のデジタル装置)の動作は、図3(A)で示される。まず、プロファイルを切り替えるかどうか?(ステップA1)に対して Yesを選択とすると、PCから送信されたプロファイルを受信する(ステップA2)に進む。この受信が済むと、装置の設定が切り替わったことを表示する(ステップA3)。さらに続いて、前モードデータ残?(ステップA4)となり、ここでNoを選択するならばすぐ終了となるし、Yesとするなら、前モードで使用していたデータをPCへ送信する(ステップA5)を経由してから終了となる。 【0014】これまで記述してきたように、本発明のデジタル装置によれば、装置のプロファイルを切り替え式とすることができ、その装置が保管・保有するプログラム格納メモリを小規模にできるものである。また、複数のプロファイルを切り替えすることもでき、例えば、携帯電話機・オーディオ機器・デジタルカメラ・音声録音機・PCなどのデータ交換に使用できる一時メモリを利用することが可能となる。さらに、本発明では、複合装置の例として、従来例の図4で示したように、音楽再生装置・音声録音装置・デジタルカメラ・一時メモリ装置等を想定してきたがこれに限らず、携帯電話機等の移動通信端末装置とも複合させることが可能である。そして、全てを網羅しなくてもよく、限定的な2つ以上の組み合わせでも同種の効果が期待できるものである。 【0015】 【発明の効果】このように本発明によれば、次のような優れた効果を発揮する。・本発明で実現したデジタル装置は、それぞれの装置が必要とするプロファイルとその動作プログラムを書き替えることができるので、プロファイルやプログラムに必要なメモリは小規模なものに抑えることができる。これにより、装置の全体のコストダウンが見込める。・装置のデータメモリを必要に応じて使い分けることができるため、複合化することで、複数の装置を持ち歩く必要がなくなり、使用者にとっては便利になる。一例を挙げれば、本装置をカメラとして使用する場合は、画像データの蓄積、音声録音機としては音声データの蓄積等が可能となる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000003595 【氏名又は名称】株式会社ケンウッド
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| 【出願日】 |
平成12年9月26日(2000.9.26) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100086368 【弁理士】 【氏名又は名称】萩原 誠
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| 【公開番号】 |
特開2002−108619(P2002−108619A) |
| 【公開日】 |
平成14年4月12日(2002.4.12) |
| 【出願番号】 |
特願2000−292936(P2000−292936) |
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