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【発明の名称】 モジュール選択起動システム
【発明者】 【氏名】武内 保

【要約】 【課題】必要な機能のモジュールだけを選択的に起動することにより、一貫したプログラムを安価に稼動できるモジュール選択起動システムを提供する。

【解決手段】複数のモジュールが格納されるモジュール格納部13と、上記複数のモジュールのうち必要なモジュールの種類および起動手順等をコマンドと関連付けて記憶するテーブル格納部12と、コマンドが入力される入力手段6と、上記コマンドの入力によりテーブル格納部12に記憶された手順に従ってモジュール格納部13のモジュールから必要なモジュールを選択して起動するモジュール起動手段10とを備えたことにより、コマンドを入力するだけでそのコマンドに対応する必要なモジュールが定められた手順で自動的に起動され、従来のパッケージソフトのようなカスタマイズを行わなくても、必要な機能だけを選択して納入会社の業態に合わせた一貫したプログラムを稼動させることができる。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 コンピュータ装置を用いて複数のモジュールの中から所望のモジュールを選択的に起動するモジュール選択起動システムであって、複数のモジュールが格納されるモジュール格納部と、上記複数のモジュールのうち必要なモジュールの種類および起動手順をコマンドと関連付けて記憶する起動手順記憶部と、コマンドが入力されるコマンド入力手段と、上記コマンドの入力により起動手順記憶部に記憶された手順に従ってモジュール格納部のモジュールから必要なモジュールを選択して起動するモジュール起動手段とを備えていることを特徴とするモジュール選択起動システム。
【請求項2】 上記起動手順記憶部に複数のコマンドが記憶され、各コマンドに対応してそれぞれ必要なモジュールの種類および起動手順等がテーブルとして記憶されている請求項1記載のモジュール選択起動システム。
【請求項3】 上記テーブルのコマンドに対応した起動手順のなかに、同一または他のコマンドにジャンプするコマンドを含む請求項2記載のモジュール選択起動システム。
【請求項4】 必要なモジュールの種類および起動手順ならびに関連付けて記憶されるコマンド等を追加および/または変更する追加変更手段を備えている請求項1〜3のいずれか一項に記載のモジュール選択起動システム。
【請求項5】 必要なモジュールの種類および起動手順ならびに関連付けて記憶されるコマンド等の追加および/または変更を、通信回線を介して行なうようになっている請求項4記載のモジュール選択起動システム。
【請求項6】 上記追加変更手段が、テーブルの一部を追加および/または変更するものである請求項4または5記載のモジュール選択起動システム。
【請求項7】 モジュール格納部のモジュールを必要に応じて追加しうるモジュール導入手段を備えている請求項1〜6のいずれか一項に記載のモジュール選択起動システム。
【請求項8】 モジュールの追加を通信回線を介して行なうようになっている請求項7記載のモジュール選択起動システム。
【請求項9】 モジュール格納部がシステム本体の外部に設置され、上記外部のモジュール格納部から通信回線を介して必要なモジュールを出力して起動するようになっている請求項1〜8のいずれか一項に記載のモジュール選択起動システム。
【請求項10】 起動手順格納部がシステム本体の外部に設置され、上記外部の起動手順格納部から通信回線を介して必要なテーブルを出力するようになっている請求項2〜9のいずれか一項に記載のモジュール選択起動システム。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数のモジュールの中から所望のモジュールを選択的に起動して一貫したプログラムを稼動しうるモジュール選択起動システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、汎用コンピュータ装置によって実行される受注管理・在庫管理・売上管理等の業務管理用のソフトウェアは、それぞれの業務ごとに最大公約数的に行なわれる一般的な業務内容を処理できるようなパッケージングがなされたパッケージソフトとして開発され提供されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】しかしながら、上記のようなパッケージソフトは、一般的な業務についてはひととおり対処できるように設計されているが、納入会社の業態に合わせた細かな設定変更等には限界がある。したがって、このような業態に合わせた設計変更は、別途カスタマイズを行なう必要があり、このカスタマイズに要する費用が莫大なものとなっていた。しかも、従来のように多くの機能がパッケージ化されたシステムでは、ほとんど使用されることのない機能が数多く付加されており、システム全体のコストを引き上げる要因となっていた。
【0005】本発明は、このような事情に鑑みなされたもので、必要な機能のモジュールだけを選択的に起動することにより、一貫したプログラムを安価に稼動させることができるモジュール選択起動システムの提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するため、本発明のモジュール選択起動システムは、コンピュータ装置を用いて複数のモジュールの中から所望のモジュールを選択的に起動するモジュール選択起動システムであって、複数のモジュールが格納されるモジュール格納部と、上記複数のモジュールのうち必要なモジュールの種類および起動手順等をコマンドと関連付けて記憶する起動手順記憶部と、コマンドが入力されるコマンド入力手段と、上記コマンドの入力により起動手順記憶部に記憶された手順に従ってモジュール格納部のモジュールから必要なモジュールを選択して起動するモジュール起動手段とを備えていることを要旨とする。
【0007】すなわち、本発明のモジュール選択起動システムは、複数のモジュールが格納されるモジュール格納部と、上記複数のモジュールのうち必要なモジュールの種類および起動手順等をコマンドと関連付けて記憶する起動手順記憶部と、コマンドが入力されるコマンド入力手段と、上記コマンドの入力により起動手順記憶部に記憶された手順に従ってモジュール格納部のモジュールから必要なモジュールを選択して起動するモジュール起動手段とを備えている。このため、コマンド入力手段にコマンドを入力するだけで、あらかじめ準備された複数のモジュールのうち上記コマンドに対応する必要なモジュールが定められた手順で自動的に起動される。したがって、必要な機能だけを選択して一貫したプログラムを稼動させることにより、従来のパッケージソフトのようなカスタマイズを行わなくても、納入会社の業態に合わせた細かな設定を容易に行うことができるようになる。そして、従来のカスタマイズに比較して、極めて安価に納入会社の業態に合わせた業務用ソフトウェアを提供できるようになる。さらに、使用する可能性の低い不要なプログラムは導入しなくてもすむため、システム全体のコストを大幅に引き下げることができる。
【0008】本発明のモジュール選択起動システムにおいて、上記起動手順記憶部に複数のコマンドが記憶され、各コマンドに対応してそれぞれ必要なモジュールの種類および起動手順等がテーブルとして記憶されている場合には、複数のコマンドに対応した複数種類のモジュールの組み合わせを記憶でき、複数の業務に対応したプログラムを稼動することができる。
【0009】本発明のモジュール選択起動システムにおいて、上記テーブルのコマンドに対応した起動手順のなかに、同一または他のコマンドにジャンプするコマンドを含む場合には、より複雑な処理が可能となるうえ、テーブル自体は小さなものですみ、全体のデータ量も少なくなる。
【0010】本発明のモジュール選択起動システムにおいて、必要なモジュールの種類および起動手順ならびに関連付けて記憶されるコマンド等を追加および/または変更する追加変更手段を備えている場合には、納入会社の業態に合わせた必要モジュールの組み合わせの追加や変更を、必要モジュールの種類および起動手順ならびに関連付けて記憶されるコマンド等を追加変更手段によって変更することにより、容易に行うことができる。したがって、納入会社に合わせたソフトウェアの開発を容易かつ短期間で行うことができるようになる。また、納入会社の業態に変更が生じてソフトウェアの変更を余儀なくさせられたような場合でも、追加変更手段による設定変更により、従来のカスタマイズに比較して極めて安価かつ容易に対応できる。
【0011】本発明のモジュール選択起動システムにおいて、必要なモジュールの種類および起動手順ならびに関連付けて記憶されるコマンド等の追加および/または変更を、通信回線を介して行なうようになっている場合には、例えば遠隔地に存在するコンピュータ装置に対し、必要なモジュールの種類や起動手順ならびに関連付けて記憶されるコマンド等を追加や変更することができるようになる。
【0012】本発明のモジュール選択起動システムにおいて、上記追加変更手段が、テーブルの一部を追加および/または変更するものである場合には、必要モジュールの種類および起動手順ならびに関連付けて記憶されるコマンド等の追加や変更を短時間で行なえ、特に通信回線を介して追加等を行なう場合に通信に要する負荷が少なくなって有利である。
【0013】本発明のモジュール選択起動システムにおいて、モジュール格納部のモジュールを必要に応じて追加しうるモジュール導入手段を備えている場合には、新たに作成されたモジュールを必要に応じて追加することができ、ソフトウェアの変更幅を容易に拡大することができる。
【0014】本発明のモジュール選択起動システムにおいて、モジュールの追加を通信回線を介して行なうようになっている場合には、例えば遠隔地に存在するコンピュータ装置に対して新たに作成されたモジュールを必要に応じて追加することができるようになる。
【0015】本発明のモジュール選択起動システムにおいて、モジュール格納部がシステム本体の外部に設置され、上記外部のモジュール格納部から通信回線を介して必要なモジュールを出力して起動するようになっている場合には、例えば、遠隔地に存在するコンピュータ装置に対して必要なモジュールを出力して起動し、一貫したプログラムを稼動させることができる。そして、この際、必要なモジュールだけを通信回線を介して出力するため、通信に要する負荷が少なくてすみ、迅速な起動が実現される。
【0016】本発明のモジュール選択起動システムにおいて、起動手順格納部がシステム本体の外部に設置され、上記外部の起動手順格納部から通信回線を介して必要なテーブルを出力するようになっている場合には、例えば、遠隔地に存在するコンピュータ装置に対してテーブルを出力することができる。そして、この際、必要なテーブルだけを通信回線を介して出力するため、通信に要する負荷が少なくてすみ、迅速な起動が実現される。
【0017】
【発明の実施の形態】つぎに、本発明の実施の形態を詳しく説明する。
【0018】図1は、本発明のモジュール選択起動システムの一実施の形態を示すシステム構成図である。このシステムは、キーボード,マウス等からなり、データやコマンド等を入力する入力手段6と、CPU等からなり、上記入力されたデータの演算やデータの一時的な格納を行う中央演算装置1と、メインメモリ,ハードディスク等からなり、上記中央演算装置1で用いられるモジュールを展開等する主記憶装置2と、プリンタ装置等からなり、上記中央演算装置1で処理されたデータを伝票や帳票等に出力する出力手段8と、CRT装置や液晶ディスプレイ等からなり、上記入力手段6に入力されたデータや出力手段8に出力されるデータ等を表示する表示手段7とを備えている。また、FDドライブやCD−ROMドライブ等からなり、上記主記憶装置2に記憶されるモジュール等を格納する外部記憶装置3を備えている。
【0019】上記主記憶装置2は、複数のモジュールが格納されるモジュール格納部13と、上記中央演算装置1で処理されたデータを格納するデータ格納部14と、後述するように、上記モジュール格納部13に格納された複数のモジュールのうち必要なモジュールの種類および起動手順とコマンドをテーブルとして関連付けて記憶するための上記テーブルを格納するテーブル格納部(起動手順記憶部)12とを備えている。
【0020】上記入力手段6は、上記中央演算装置1で処理されるデータが入力されるだけでなく、上記テーブル格納部12に格納されたテーブルに記録されているコマンドが入力されるようになっており、本発明のコマンド入力手段として機能する。
【0021】上記中央演算装置1は、上記入力手段6に入力されたコマンドをもとに、テーブル格納部12に格納されているテーブルを参照し、入力されたコマンドに対応する必要なモジュールの種類と起動手順を読み出して必要なモジュールを起動するモジュール起動手段10を備えている。また、上記中央演算装置1は、上記モジュール起動手段10で起動されたモジュールを順次実行することにより、一貫した業務管理を行うプログラムを実行するモジュール実行手段11を備えている。
【0022】そして、必要なモジュールが所定の手順で実行され、一貫したプログラムが稼動されたのちは、表示手段7に表示されるデータ入力指示にしたがって入力手段6に必要なデータの入力が行われる。入力されたデータは表示手段7に表示されるとともに自動チェック機能等によるチェックを受けたのち、所定の演算処理等が行われて処理後のデータがデータ格納部14に格納されるとともに表示手段7に表示され、必要に応じて出力手段8により帳票等への出力が行われる。また、必要に応じて関連するファイルのデータ書き換え等が行われる。このようにして、一貫した業務管理プログラムが実行される。
【0023】一方、上記外部記憶装置3は、上記モジュール格納部13に対して新たに格納するモジュールの追加等を行うモジュール導入手段16を備えている。これにより、新たに作成されたモジュールを必要に応じて追加することができ、ソフトウェアの変更幅を容易に拡大することができる。
【0024】また、上記外部記憶装置3は、テーブル格納部12に格納されているテーブルの追加や変更を行うテーブル導入手段(追加変更手段)15を備えている。これにより、テーブル導入手段15によって必要モジュールの種類および起動手順ならびに関連付けて記憶されるコマンド等の追加や変更を行い、納入会社の業態に合わせた必要モジュールの組み合わせの変更を容易に行うことができる。したがって、納入会社に合わせたソフトウェアの開発を容易かつ短期間で行うことができるようになる。また、納入会社の業態に変更が生じてソフトウェアの変更を余儀なくさせられたような場合でも、テーブルの追加や変更により、従来のカスタマイズに比較して極めて安価かつ容易に対応できる。
【0025】ここで、上記テーブル導入手段15は、テーブルの全部を変更したり追加してりするようにもできるし、テーブルの一部を変更したり、あるいはテーブルの部分的な追加を行なうようにもすることができる。このように、テーブルの一部変更や部分的な追加を行なうことにより、追加や変更のデータ量が少なくなり、作業時間等を短縮することができる。
【0026】つぎに、上記システムの動作について、図2に示すフローチャートをもとに説明する。なお、図において「S」は、ステップを意味する。
【0027】まず、入力手段6にコマンドの入力を行う(S1)。コマンドの入力が行われると、モジュール起動手段10により、テーブル格納部12に格納されているテーブルの読み出しが行われる(S2)。
【0028】ここで、テーブルの一例を図3に示す。この例では、コマンドとして「1001」「1002」…のように4桁の数字が用いられている。一方、モジュール格納部13には「A1」「B1」…のように多数のモジュールが格納されている。そして、このテーブルには、上記各コマンドに対応して多数のモジュールのうちどのモジュールをどの手順で起動するかが規定されている。
【0029】ついで、上記テーブルを参照して入力されたコマンドに対応した必要なモジュールがモジュール格納部13から読み出され(S3)、モジュール実行手段11により読み出されたモジュールがテーブルで定められた所定の手順で実行され(S4)、一貫した業務用プログラムの処理が開始される。
【0030】例えば、入力されたコマンドが、売上入力に関するプログラムの処理を開始するものであるとすると、コマンドの入力により、必要な複数のモジュールが読み出されて順次実行され、表示手段7には、図4に示す売上入力画面が表示される。この売上入力画面には、「得意先コード」「日付」「商品コード」「数量」「単価」「金額」等のデータをそれぞれ入力するデータ入力ボックス18が表示され、各データ入力ボックス18に隣接して、入力されたデータを自動チェック機能によりチェックしたチェック結果を表示するチェック結果表示欄19が表示されている。
【0031】上記自動チェック機能は、入力されたデータが、そのデータの属性に照らして正当なものであるかどうかを自動的にチェックするものである。例えば、データとして「得意先コード」の入力が行われた場合に、入力されたコードが口座が存在しない得意先である等、不正なものであった場合にエラー表示を出して再入力を促し、正当なものであった場合にOK表示を出して次のデータ入力を促す等の動作によって入力データの自動チェックが行われる。
【0032】そして、すべてのデータ入力が終了すると、必要に応じて関連するファイルに記録されているデータの書き換えが行われる。例えば、上記の売上入力の例では、売上入力の処理が行われることにより、自動的に顧客ファイルの対応する顧客の売掛金を、今回入力した売上額を加算した金額に書き換えること等が行われる。
【0033】上記一連の処理プログラムのうち、上記の例では、「売上入力画面の表示と関連するデータ入力ボックス18の表示」「データ入力ボックス18に入力されたデータのチェックとチェック結果の表示」「関連ファイルの書き換え」等がそれぞれ独立した別個のモジュールであり、最初のコマンド入力で読み出されたテーブルで規定されたように各モジュールが読み出され、所定の手順で実行されて上記一連のプログラムの処理が行われるのである。そして、モジュールの実行を終了する場合はつぎのステップに進み、終了しない場合はステップ4に戻ってモジュールの実行を継続する(S5)。そののち、処理を終了する場合は終了し、終了しない場合はステップ1に戻ってつぎのコマンドの入力を待つことが行われる(S6)。
【0034】一方、納入会社の業態変更等があった場合、既にモジュール格納部13に格納されていて未利用であったモジュールを利用することで対応できるときは、そのモジュールを組み込んだテーブルを準備し、テーブル導入手段15でテーブルの一部または全部を追加や変更することにより、業態変更に対応したプログラムの処理を行うことができる。
【0035】また、既存のモジュールが存在しない場合には、新たなモジュールを作成してモジュール導入手段16によりモジュール格納部13に格納を行うとともに、テーブル導入手段15でテーブルを変更することにより、業態変更に対応したプログラムの処理を行うことができる。そして、新規に作成したモジュールを蓄積することにより、様々な業態の業務管理に対応でき、ソフトウェアの変更幅を容易に拡大することができる。
【0036】このように、上記システムによれば、コマンド入力手段にコマンドを入力するだけで、あらかじめ準備された複数のモジュールのうち上記コマンドに対応する必要なモジュールが定められた手順で自動的に起動される。したがって、必要な機能だけを選択して一貫したプログラムを稼動させることにより、従来のパッケージソフトのようなカスタマイズを行わなくても、納入会社の業態に合わせた細かな設定を容易に行うことができるようになる。そして、従来のカスタマイズに比較して、極めて安価に納入会社の業態に合わせた業務用ソフトウェアを提供できるようになる。さらに、使用する可能性の低い不要なプログラムは導入しなくてもすむため、システム全体のコストを大幅に引き下げることができる。
【0037】図5は、本発明のシステムの第2の実施の形態を示す。このシステムは、モジュール格納部13とモジュール導入手段16が、システム本体ではなく外部サーバ23に備えられている。また、テーブル導入手段15とテーブル格納部12がシステム本体ではなく外部サーバ23に備えられている。そして、システム本体および外部サーバ23には、それぞれ、相互に入出力するデータを制御する入出力制御部21,22を備えており、両入出力制御部21,22によって、システム本体と外部サーバ23は、インターネット(NET)等の通信回線を介して接続されている。それ以外は、上記第1の実施の形態と同様であり、同様の部分には同じ符号を付している。
【0038】このシステムでは、外部サーバ23から遠隔地に存在するコンピュータ装置に対して必要なモジュールを出力して起動し、一貫したプログラムを稼動させることができる。また、外部サーバ23から遠隔地のコンピュータ装置に対してテーブルの一部または全部を出力することができる。そして、この際、モジュールやテーブル等の必要なデータだけを通信回線を介して出力するため、通信に要する負荷が少なくてすみ、迅速な起動が実現される。それ以外は、上記第1の実施の形態と同様の作用効果を付している。
【0039】図6は、本発明のシステムの第3の実施の形態を示す。このシステムは、モジュール導入手段16およびテーブル導入手段15が、システム本体ではなく外部サーバ23に備えられている。そして、システム本体および外部サーバ23には、それぞれ、相互に入出力するデータを制御する入出力制御部21,22を備えており、両入出力制御部21,22によって、システム本体と外部サーバ23は、インターネット(NET)等の通信回線を介して接続されている。それ以外は、上記第1の実施の形態と同様であり、同様の部分には同じ符号を付している。
【0040】このシステムでは、外部サーバ23から遠隔地に存在するコンピュータ装置に対して必要なモジュールやテーブルの一部または全部を導入することができる。それ以外は、上記第1の実施の形態と同様の作用効果を付している。
【0041】図7は、本発明のシステムに持ちいるテーブルの第2例を示す。この例では、ひとつのコマンドに「A1」「B1」…のモジュールだけが対応しているのではなく、上記テーブルのコマンドに対応したモジュールが序列された起動手順のなかに、同一または他のコマンドにジャンプするコマンドが含まれている。
【0042】例えば、図示のテーブルにおいて、コマンド「1012」を入力すると、「A1」「B2」のモジュールが選択起動されたのち、コマンド「1002」にジャンプし、コマンド1002に対応する「A1」「B1」「C1」…のモジュールが選択起動される。さらに、コマンド「1013」にジャンプし、コマンド「1013」で設定されたモジュール「A1」〜「n6」が選択起動されたのち、コマンド「1002」のルーチンに戻り、「E1」…「n2」が実行され、コマンド「1012のルーチンに戻って…「n5」が実行される。このようにすることにより、より複雑な処理が可能となるうえ、テーブル自体は小さなものですみ、全体のデータ量も少なくなる。
【0043】なお、上記各実施の形態では、本発明を売上記録業務管理プログラムに適用した例を示したが、これに限定するものではなく、在庫管理,顧客管理,経理処理等、各種の業務管理プログラムに適用することができる。
【0044】
【発明の効果】以上のように、本発明のモジュール選択起動システムによれば、コマンド入力手段にコマンドを入力するだけで、あらかじめ準備された複数のモジュールのうち上記コマンドに対応する必要なモジュールが定められた手順で自動的に起動される。したがって、必要な機能だけを選択して一貫したプログラムを稼動させることにより、従来のパッケージソフトのようなカスタマイズを行わなくても、納入会社の業態に合わせた細かな設定を容易に行うことができるようになる。そして、従来のカスタマイズに比較して、極めて安価に納入会社の業態に合わせた業務用ソフトウェアを提供できるようになる。さらに、使用する可能性の低い不要なプログラムは導入しなくてもすむため、システム全体のコストを大幅に引き下げることができる。
【出願人】 【識別番号】300061592
【氏名又は名称】株式会社テクノ・コア
【出願日】 平成12年10月2日(2000.10.2)
【代理人】 【識別番号】100109472
【弁理士】
【氏名又は名称】森本 直之
【公開番号】 特開2002−108618(P2002−108618A)
【公開日】 平成14年4月12日(2002.4.12)
【出願番号】 特願2000−302591(P2000−302591)