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【発明の名称】 情報処理装置
【発明者】 【氏名】福島 勝

【要約】 【課題】表示装置に最適化したフレームレートで再生することにより低消費電力かつ、きれいな動画像表示を実現する。

【解決手段】CPU部5は表示手段1の最大フレームレートの能力値を記憶し、フレームレート制御手段6及び画像復号化手段3へ通知しておく。画像復号化手段3により復号化された画像データは、一旦フレームメモリ2へ記憶される。フレームレート制御手段6は、CPU部5により与えられた表示手段1の最大フレームレートの能力値を超えない範囲で表示手段1へ復号化された画像データを転送することにより表示手段1の最大フレームレート能力の範囲で動画像データの表示が可能となる。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 少なくとも動画像データを表示するための表示部を備えた情報処理装置において、この表示部の特性に応じたフレームレートによって表示データを制御することを特徴とする情報処理装置。
【請求項2】 少なくとも動画像データを表示するための表示部を備えた情報処理装置において、外部表示部が接続されると接続された外部表示部の特性に応じたフレームレートによって表示データが制御されることを特徴とする情報処理装置。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は、少なくとも動画像データを表示できる表示装置の特性に応じたフレームレートによって表示データを制御する情報処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】 従来の少なくとも動画像データを表示できる表示装置を備えた情報処理装置においては、ネットワーク網に接続された動画像配信サーバーなどにより送信されてくる画像データを自端末の表示装置の応答能力にはよらず、前記サーバーに圧縮されて蓄積されている画像データをそのまま復号化し表示していた。また、ネットワーク網のデータ通信帯域幅により、動画像データを配信するサーバーによりフレームレートが制御されているだけであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】 このような従来の情報処理装置にあっては、STN液晶ディスプレイの様な低速表示装置が接続された場合には、動画像を描画する速度が表示装置の応答速度を超える場合があるために、受信した動画像をそのまま表示させようとすると表示装置の能力を超えているためにきれいに表示されないという欠点があった。また、表示装置の表示能力を超える場合には、表示装置の応答速度が間に合わないにもかかわらず描画データのメモリへの書き込みや読み出しが行われるために、余分な電力が消費されるという欠点があった。また、応答速度の遅い表示デバイスにあわせて、その応答速度に対応するように固定的にフレームレートを制御すると、動画像圧縮方式により、可変フレームレートで圧縮されてしまうと、復号化して表示する際に、本来表示可能なフレームもスキップされてしまうという欠点があった。また、動画像をきれいに表示させようとするとTFT液晶ディスプレイの様な高速かつ高価な表示装置を利用するか、ブラウン管の様な大きな表示装置を使用しなければならないといった課題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明はこれらの課題を解決するためのものであり、少なくとも動画像データを表示するための表示部を備えた情報処理装置において、この表示部の特性に応じたフレームレートによって表示データを制御する情報処理装置を提供する。さらに、少なくとも動画像データを表示するための表示部を備えた情報処理装置において、外部表示部が接続されると接続された外部表示部の特性に応じたフレームレートによって表示データが制御される情報処理装置を提供する【0005】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。図1は本発明の一実施例における構成図である。ネットワークインターフェイス部4よりネットワーク網を経由して、動画像データを受信する。受信した動画像データは、データ分離手段9により、音声符号データと画像符号データに分離され、それぞれ音声復号化手段8及び画像復号化手段3に入力される。画像復号化手段3では、圧縮された画像符号データを入力されると、圧縮された画像データの復号化を行う。同様に音声復号化手段8では、圧縮された音声符号データを入力されると、圧縮された音声データの復号化を行う。復号化された音声データは、CPU部5により音声再生手段7へ入力され、音声データの再生を行う。CPU部5は、あらかじめ、接続されている表示手段1の最大フレームレートの能力値を記憶し、フレームレート制御手段6及び画像復号化手段3へ通知しておく。画像復号化手段3により復号化された画像データは、一旦フレームメモリ2へ記憶される。フレームレート制御手段6は、CPU部5により与えられた表示手段1の最大フレームレートの能力値を超えない範囲で表示手段1へ復号化された画像データを転送することにより表示手段1の最大フレームレート能力の範囲で動画像データの表示が可能となる。図2は、本発明における、外部表示装置を接続するためのインターフェイスをもつ場合の一実施例である。通常は自端末に接続されている表示手段101に対して前述の図1での説明の様にフレームレートを制御する本発明の動画像表示装置に対して、外部表示装置を接続する、及び外部表示装置が接続することを認識する外部表示装置インターフェイス部111と接続された外部表示装置のもつ最大フレームレートの能力値を検出するための外部表示装置フレームレート検出部110を追加して構成することにより、通常状態では、自端末に接続されている表示装置101の最大フレームレートの能力値に従って動画像データの表示を行っている際に、外部表示装置が外部表示装置インターフェイス部111に接続されると、外部表示装置インターフェイス部111は、CPU部105へ外部表示装置が接続されたことを通知する。CPU部105は、外部表示装置が接続されたことを認識すると、外部表示装置フレームレート検出部110を使用して、接続された外部表示装置の最大フレームレートを読み取る。この際、接続される外部表示装置との通信手段には、外部表示装置インターフェイス部111を介して、シリアル通信等により行われる。接続される外部表示装置側は、本発明による動画像表示装置との通信を行える手段を有するものとする。CPU部105は、外部表示装置フレームレート検出部110及び外部表示装置インターフェイス部111を介して得られた外部表示装置の最大フレームレートの能力値をフレームレート制御手段106へ通知することにより、フレームレート制御手段106は、表示手段101へ動画像データを転送しつつ、外部表示装置へ、その最大フレームレートの能力値を超えない範囲で外部表示装置インターフェイス部111に対して画像データの転送を行う。フレームレート制御手段106は、各々の表示装置に対してその最大フレームレートの能力値を超えない範囲で、復号化された画像データのフレーム数が接続されている表示装置のフレームレートより多い場合には、多い分のフレームを読み飛ばすことににより表示装置への転送を抑える様、制御を行う。
【0006】
【発明の効果】以上述べた様に本発明によれば、接続されている表示装置の応答特性に最適化されたメモリアクセス及び動画像表示を行うことにより、低消費電力かつ、きれいに動画像表示を行うことができる。
【出願人】 【識別番号】000006633
【氏名又は名称】京セラ株式会社
【出願日】 平成12年9月29日(2000.9.29)
【代理人】
【公開番号】 特開2002−108599(P2002−108599A)
【公開日】 平成14年4月12日(2002.4.12)
【出願番号】 特願2000−300227(P2000−300227)