トップ :: G 物理学 :: G06 計算;計数




【発明の名称】 印刷データ作成装置、印刷データの作成方法及び印刷データの作成処理プログラムを記憶する記憶媒体
【発明者】 【氏名】松山 貴俊

【氏名】星野 真幸

【要約】 【課題】ホストコンピュータのアプリケーションを変更することなくアプリケーションの出力結果を利用して印刷データを作成するのに、帳票に印刷するデータが記録されているデータベースのテーブル名やカラム名を知らなくても帳票に印刷するデータと帳票フォームとの関連付けを簡単に行えフィールド相互の関係を容易に把握可能とする。

【解決手段】通信回線を介して接続されている他のコンピュータのアプリケーションの起動を要求し(S303)アプリケーションの実行結果が書き出された他のコンピュータのスプールファイルよりデータを抽出し(S304)抽出されたデータと予め作成されているフォーム情報からデータ制御情報を作成し(S306)作成したデータ制御情報と抽出されたデータとから印刷文字データを作成し(S307)作成された印刷文字データとフォーム情報とから印刷データを作成する(S308)。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 画像表示装置と接続され予め作成されたフォーム情報と印刷用文字データとから印刷データを作成する印刷データ作成装置であって通信回線で接続された他のコンピュータのスプールファイルから抽出データを抽出するデータ抽出手段と前記抽出データを印刷用紙上にどのように配置するかを記述するデータ制御情報を作成するデータ制御情報作成手段と前記抽出データと前記データ制御情報とから印刷文字データを作成する印刷文字データ作成手段と前記印刷文字データと前記フォーム情報とから印刷データを合成する印刷データ合成手段とを備えることを特徴とする印刷データ作成装置。
【請求項2】 画像表示装置と接続され予め作成されたフォーム情報と印刷用文字データから印刷データを作成する印刷データ作成装置であって通信回線で接続された他のコンピュータのスプールファイルから抽出され当該他のコンピュータから送信されたワークファイルを受信するデータ受信手段と前記受信データを印刷用紙上にどのように配置するかを記述するデータ制御情報を作成するデータ制御情報作成手段と前記抽出データと前記データ制御情報とから印刷文字データを作成する印刷文字データ作成手段と前記印刷文字データと前記フォーム情報とから印刷データを合成する印刷データ合成手段とを備えることを特徴とする印刷データ作成装置。
【請求項3】 通信回線で接続された他のコンピュータに記憶されたフォーム情報を検索すると共に検索条件に合致した前記フォーム情報を受信するフォーム情報照会手段を更に備えることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の印刷データ作成装置。
【請求項4】 前記フォーム情報を作成するフォーム情報作成手段を更に備えることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の印刷データ作成装置。
【請求項5】 前記データ制御情報作成手段は前記抽出データを表示する第1の画面と前記フォーム情報を表示する第2の画面とを前記画像表示装置に同時に表示するための映像信号を作成するようになっていることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の印刷データ作成装置。
【請求項6】 前記画像表示装置に表示された前記第1の画面上の第1の指定位置を入力すると共に前記第2の画面上の第2の指定位置を入力する入力手段を更に備え前記データ制御情報作成手段は前記入力手段により選択された第1の指定位置のテキストを前記第2の指定位置に関連付けることによって前記データ制御情報を作成することを特徴とする請求項5に記載の印刷データ作成装置。
【請求項7】 画像表示装置と接続され予め作成されたフォーム情報と印刷用文字データとから印刷データを作成する印刷データの作成方法であって通信回線で接続された他のコンピュータのスプールファイルから抽出データを抽出するデータ抽出工程と前記抽出データを印刷用紙上にどのように配置するかを記述するデータ制御情報を作成するデータ制御情報作成工程と前記抽出データと前記データ制御情報とから印刷文字データを作成する印刷文字データ作成工程と前記印刷文字データと前記フォーム情報とから印刷データを合成する印刷データ合成工程とを備えることを特徴とする印刷データの作成方法。
【請求項8】 画像表示装置と接続され予め作成されたフォーム情報と印刷用文字データとから印刷データを作成する印刷データの作成方法であって通信回線で接続された他のコンピュータのスプールファイルから抽出され当該他のコンピュータから送信されたワークファイルを受信するデータ受信工程と前記受信データを印刷用紙上にどのように配置するかを記述するデータ制御情報を作成するデータ制御情報作成工程と前記抽出データと前記データ制御情報とから印刷文字データを作成する印刷文字データ作成工程と前記印刷文字データと前記フォーム情報から印刷データを合成する印刷データ合成工程とを備えることを特徴とする印刷データの作成方法。
【請求項9】 通信回線で接続された他のコンピュータに記憶されたフォーム情報を検索すると共に検索条件に合致した前記フォーム情報を受信するフォーム情報照会工程を更に備えることを特徴とする請求項7または請求項8に記載の印刷データの作成方法。
【請求項10】 前記フォーム情報を作成するフォーム情報作成工程を更に備えることを特徴とする請求項7または請求項8に記載の印刷データの作成方法。
【請求項11】 前記データ制御情報作成工程は前記抽出データを表示する第1の画面と前記フォーム情報を表示する第2の画面とを前記画像表示装置に同時に表示するための映像信号を作成することを特徴とする請求項7乃至請求項10のいずれかに記載の印刷データの作成方法。
【請求項12】 前記画像表示装置に表示された前記第1の画面上の第1の指定位置を入力すると共に前記第2の画面上の第2の指定位置を入力する入力工程を更に備え前記データ制御情報作成工程は、前記入力工程により選択された第1の指定位置のテキストを前記第2の指定位置に関連付けることによって前記データ制御情報を作成することを特徴とする請求項11に記載の印刷データの作成方法。
【請求項13】 画像表示装置と接続され予め作成されたフォーム情報と印刷用文字データとから印刷データを作成する印刷データの作成処理を実行するプログラムが格納された記憶媒体であって、通信回線で接続された他のコンピュータのスプールファイルから抽出データを抽出するデータ抽出処理と前記抽出データを印刷用紙上にどのように配置するかを記述するデータ制御情報を作成するデータ制御情報作成処理と前記抽出データと前記データ制御情報とから印刷文字データを作成する印刷文字データ作成処理と前記印刷文字データと前記フォーム情報とから印刷データを合成する印刷データ合成処理とを実行することを特徴とするプログラムが格納された記憶媒体。
【請求項14】 画像表示装置と接続され予め作成されたフォーム情報と印刷用文字データとから印刷データを作成する印刷データの作成処理を実行するプログラムが格納された記憶媒体であって、通信回線で接続された他のコンピュータのスプールファイルから抽出され当該他のコンピュータから送信されたワークファイルを受信するデータ受信処理と前記受信データを印刷用紙上にどのように配置するかを記述するデータ制御情報を作成するデータ制御情報作成処理と前記抽出データと前記データ制御情報とから印刷文字データを作成する印刷文字データ作成処理と前記印刷文字データと前記フォーム情報とから印刷データを合成する印刷データ合成処理とを実行することを特徴とするプログラムが格納された記憶媒体。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は印刷データ作成装置、印刷データの作成方法及び印刷データの作成処理を実行するプログラムを記憶する記憶媒体に関し、特にホストコンピュータと連携してホストコンピュータのデータを印刷するための印刷データ作成装置、印刷データの作成方法及び印刷データの作成処理を実行するプログラムを記憶する記憶媒体装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より画面上にホストのデータベースのテーブル内容を表示してテーブル名とカラム名とを指定してデータを抽出するフィールドを特定しそのフィールドを指定した条件で抽出し帳票の特定の位置に対応付けて印刷させるミドルウェアが知られている。これらのミドルウェアは専用アプリケーションとして動作している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし前記従来技術によれば以下の2点で操作性に問題があった。
【0004】第1に、ユーザーは帳票を作成するためにデータベース名とテーブル名とカラム名とを指定して特定フィールドを指定し帳票の特定位置に対応付けする必要があった。そのためユーザは自分の欲しいデータがどのデータベースのどのテーブルのどのカラムにあるかを知っているか苦労して探し出す必要がありこれらは多大の工数を要するものであった。ユーザーのこのような負担を軽減するためにデータベースの構造を公開してしまうこともセキュリティ上は避けるべきであるとされていた。そこでデータベースの詳細を知りえない場合はユーザは情報システム部の担当者に問い合わせる必要があるが情報システム担当者は多くのユーザを相手にしているため情報システム担当者にとってはこのような問い合わせに対する対応が大きな負担となっていた。
【0005】第2に、ユーザーが自己が利用しようとする帳票を作成するために予め作成されている既存のフォームデータを流用しようとしてもフォーム上に定義された各フィールドの相互関係を直感的に把握することは困難であった。例えば帳票上のフィールドが一定の規則で繰り返されている場合の繰り返しフィールド間の相互関係や1枚の単票用紙にミシン目を付けて複数の伝票に同一のフィールドを印刷する場合の複写フィールド相互の関係を直感的に把握することは困難であった。さらに既存帳票の一部を修正するだけで所望の帳票フォームが作成できる場合でもユーザーは帳票フォーム作成プログラムの使用方法を習得せねばならないためその習得がユーザーにとってに大きな負担となっていた。
【0006】本発明は上記の問題点に鑑みてなされたものであり、帳票に印刷するデータが記録されているテーブル名やカラム名を知らなくても帳票に印刷するデータと帳票フォームとの関連付け(マッピング)を簡単に行うことができフィールド相互の関係を容易に把握でき帳票フォーム作成プログラムの使用方法を習得しなくても直感的な操作で既存の帳票フォームを容易に修正して所望の帳票フォームを作成することのできる印刷データ作成装置印刷データの作成方法及び印刷データの作成処理を実行するプログラムの記憶媒体を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するために本発明の印刷データ作成装置は以下の構成を備える。即ち、画像表示装置と接続され予め作成されたフォーム情報と印刷用文字データとから印刷データを作成する印刷データ作成装置であって【0008】通信回線で接続された他のコンピュータのスプールファイルから抽出データを抽出するデータ抽出手段と前記抽出データを印刷用紙上にどのように配置するかを記述するデータ制御情報を作成するデータ制御情報作成手段と前記抽出データと前記データ制御情報とから印刷文字データを作成する印刷文字データ作成手段と前記印刷文字データと前記フォーム情報とから印刷データを合成する印刷データ合成手段とを備える。
【0009】また、上記目的を達成するために本発明の印刷データ作成装置は以下の構成を備える。即ち、画像表示装置と接続され予め作成されたフォーム情報と印刷用文字データから印刷データを作成する印刷データ作成装置であって通信回線で接続された他のコンピュータのスプールファイルから抽出され当該他のコンピュータから送信されたワークファイルを受信するデータ受信手段と前記受信データを印刷用紙上にどのように配置するかを記述するデータ制御情報を作成するデータ制御情報作成手段と前記抽出データと前記データ制御情報とから印刷文字データを作成する印刷文字データ作成手段と前記印刷文字データと前記フォーム情報とから印刷データを合成する印刷データ合成手段とを備える。
【0010】好ましくは、前記印刷データ作成装置は通信回線で接続された他のコンピュータに記憶されたフォーム情報を検索すると共に検索条件に合致した前記フォーム情報を受信するフォーム情報照会手段を更に備えると良い。
【0011】また、前記フォーム情報を作成するフォーム情報作成手段を更に備えると良い。
【0012】また、前記データ制御情報作成手段は前記抽出データを表示する第1の画面と前記フォーム情報を表示する第2の画面とを前記画像表示装置に同時に表示するための映像信号を作成するようになっていると良い。
【0013】また、前記画像表示装置に表示された前記第1の画面上の第1の指定位置を入力すると共に前記第2の画面上の第2の指定位置を入力する入力手段を更に備え前記データ制御情報作成手段は前記入力手段により選択された第1の指定位置のテキストを前記第2の指定位置に関連付けることによって前記データ制御情報を作成するようになっていると良い。
【0014】上記目的を達成するために本発明の印刷データの作成方法は以下の構成を備える。即ち、画像表示装置と接続され予め作成されたフォーム情報と印刷用文字データとから印刷データを作成する印刷データの作成方法であって【0015】通信回線で接続された他のコンピュータのスプールファイルから抽出データを抽出するデータ抽出工程と前記抽出データを印刷用紙上にどのように配置するかを記述するデータ制御情報を作成するデータ制御情報作成工程と前記抽出データと前記データ制御情報とから印刷文字データを作成する印刷文字データ作成工程と前記印刷文字データと前記フォーム情報とから印刷データを合成する印刷データ合成工程とを備える。
【0016】上記目的を達成するために本発明の印刷データの作成方法は以下の構成を備える。即ち、画像表示装置と接続され予め作成されたフォーム情報と印刷用文字データとから印刷データを作成する印刷データの作成方法であって【0017】通信回線で接続された他のコンピュータのスプールファイルから抽出され当該他のコンピュータから送信されたワークファイルを受信するデータ受信工程と前記受信データを印刷用紙上にどのように配置するかを記述するデータ制御情報を作成するデータ制御情報作成工程と前記抽出データと前記データ制御情報とから印刷文字データを作成する印刷文字データ作成工程と前記印刷文字データと前記フォーム情報とから印刷データを合成する印刷データ合成工程とを備える。
【0018】好ましくは、前記印刷データの作成方法は通信回線で接続された他のコンピュータに記憶されたフォーム情報を検索すると共に検索条件に合致した前記フォーム情報を受信するフォーム情報照会工程を更に備えると良い。
【0019】また、前記フォーム情報を作成するフォーム情報作成工程を更に備えると良い。
【0020】また、前記データ制御情報作成工程では前記抽出データを表示する第1の画面と前記フォーム情報を表示する第2の画面とを前記画像表示装置に同時に表示するための映像信号を作成すると良い。
【0021】また、前記データ制御情報作成工程では前記抽出データを表示する第1の画面と前記フォーム情報を表示する第2の画面とを前記画像表示装置に同時に表示するための映像信号を作成すると良い。
【0022】また、前記画像表示装置に表示された前記第1の画面上の第1の指定位置を入力すると共に前記第2の画面上の第2の指定位置を入力する入力工程を更に備え前記データ制御情報作成工程は前記入力工程により選択された第1の指定位置のテキストを前記第2の指定位置に関連付けることによって前記データ制御情報を作成すると良い。
【0023】上記目的を達成するために本発明の印刷データの作成処理プログラムを記憶する記憶媒体は以下の構成を備える。即ち、画像表示装置と接続され予め作成されたフォーム情報と印刷用文字データとから印刷データを作成する印刷データの作成処理を実行するプログラムが格納された記憶媒体であって、【0024】通信回線で接続された他のコンピュータのスプールファイルから抽出データを抽出するデータ抽出処理と前記抽出データを印刷用紙上にどのように配置するかを記述するデータ制御情報を作成するデータ制御情報作成処理と前記抽出データと前記データ制御情報とから印刷文字データを作成する印刷文字データ作成処理と前記印刷文字データと前記フォーム情報とから印刷データを合成する印刷データ合成処理とを実行することを特徴とするプログラムが格納されている。
【0025】上記目的を達成するために本発明の印刷データの作成処理プログラムを記憶する記憶媒体は以下の構成を備える。即ち、画像表示装置と接続され予め作成されたフォーム情報と印刷用文字データとから印刷データを作成する印刷データの作成処理を実行するプログラムが格納された記憶媒体であって、【0026】通信回線で接続された他のコンピュータのスプールファイルから抽出され当該他のコンピュータから送信されたワークファイルを受信するデータ受信処理と前記受信データを印刷用紙上にどのように配置するかを記述するデータ制御情報を作成するデータ制御情報作成処理と前記抽出データと前記データ制御情報とから印刷文字データを作成する印刷文字データ作成処理と前記印刷文字データと前記フォーム情報とから印刷データを合成する印刷データ合成処理とを実行することを特徴とするプログラムが格納されている。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の実施形態を詳細に説明する。
【0028】図1は本発明の第1の実施例におけるシステム構成を示す図である。
【0029】コンピュータA101には外付けまたは内臓のハードディスク装置が接続されておりハードディスク中にスプールファイル102用の記憶領域が確保されている。このコンピュータA101と印刷装置103と印刷データ作成装置105とがそれぞれ通信ケーブル104によりLAN100に接続されている。また、印刷データ作成装置105はディスプレイケーブル106により画像表示装置107に接続されている。
【0030】印刷データ作成装置105に於いては、データ抽出手段としてのデータ抽出部111によりスプールファイル102からデータを抽出し抽出データを作成する。そして、データ制御情報作成手段としてのデータ制御情報作成部112にて、上記抽出データと予め作成されたフォーム情報とからデータ制御情報が作成される。更に、印刷文字データ作成手段としての印刷文字データ作成部113にて上記データ制御情報と抽出データとから印刷文字データが作成される。この印刷文字データは罫線や固定の文字データを除く印刷用の文字データでありどの位置にどのような文字を印字するかのデータが含まれている。
【0031】次に印刷データ合成手段としての印刷データ合成部114にて印刷文字データと上記フォーム情報とから印刷データが作成され、不図示のプリンタドライバ経由でこのデータが印刷装置103に送られて印刷される。
【0032】図2は本発明の第1の実施例における印刷データ作成装置105のハードウェア構成を示す図である。CPU201はシステムバス200を介してRAM202やROM203、LANアダプタ204、入力部205ハードディスク206とCD−ROMドライブ207ビデオアダプタ208に接続されている。
【0033】CPU201は各種の演算及び印刷データ作成装置105全体の制御を行う。ROM203にはBIOS等が記憶されている。RAM202にはオペレーティングシステム(OS)を含むプログラムとデータとがハードディスク206から読み出され記憶される。キーボード及びマウスからなる入力部205はデータ入力や操作を指示するために使用されCD−ROMドライブ207は記憶媒体としてのCD−ROMからプログラムをハードディスク206にインストールするために使用される。尚このCD−ROMドライブ207から直接RAM202にプログラムを読込んで実行することも可能である。入力されたデータや操作画面はビデオアダプタ208を介して画面表示装置107に表示される。
【0034】図3は第1の実施例における印刷データ作成装置の処理概要を示すフローチャートである。
【0035】まず印刷データ作成装置105のRAM202に読み込まれたプログラムが起動するとデータを抽出するアプリケーションと使用するフォーム名等の条件入力が要求される(S300)。入力されたフォーム名のフォーム情報がハードディスク206中に実在するかがチェックされ実在しない場合はエラーメッセージが表示され(S302)処理を終了する。
【0036】入力されたフォーム名のフォーム情報がハードディスク206中に実在する場合は条件入力で指定したコンピュータA101のアプリケーション起動を要求する(S303)。するとコンピュータA101のアプリケーションが実行され実行結果がスプールファイル102に書込まれる。このスプールファイルデータから抽出データが抽出され、ハードディスク206に記憶される(S304)。アプリケーション起動要求とデータ抽出については後に詳述する。
【0037】次にデータ制御情報がハードディスク206中に実在するかチェックされる(S305)。データ制御情報がない場合や既存のデータ制御情報を修正したい場合はS306に進みデータ制御情報が新規に作成されるか修正される。データ制御情報作成処理については後に詳述する。
【0038】更にデータ制御情報とS304で抽出された抽出データとから印刷文字データが作成され(S307)この印刷文字データとS300で指定されたフォーム情報とから印刷データが作成され(S308)作成された印刷データはハードディスク206に保存される(S309)。
【0039】図4は第1の実施例におけるアプリケーション起動要求(図3のS303)とデータ抽出処理(図3のS304)の詳細を示すフローチャートである。
【0040】まず印刷データ作成装置105はエミュレータによりコンピュータA101との間でセッションを確立する(S400)。次にアプリケーションの起動が要求され(S401)コンピュータA側でアプリケーションが実行され(S4A)スプールファイルが書出される(S4B)。
【0041】この間印刷データ作成装置105は一定時間待ち(S402)起動したアプリケーションに該当するデータがスプールファイルに存在するか確認する(S403)。該当データが存在しない場合はS402に戻る(S404)。該当データが存在する場合はスプールファイル102からスプールデータを受信する(S405)。
【0042】アプリケーション実行結果分のスプールデータの受信が完了するまでスプールデータの受信を続け(S405、S406)受信を完了したら抽出データを保存する(S407)。
【0043】第1の実施例ではコンピュータA101から印刷データ作成装置へのデータ抽出においてエミュレータを使用することを想定した説明を行ったがデータの抽出方法はこれに限らずファイル転送プロトコル(FTP)を用いても良い。
【0044】次に図5と図6と図7を用いて第1の実施例におけるデータ制御情報作成処理(図3のS306)の詳細を説明する。
【0045】図5は第1の実施例におけるデータ制御情報作成処理の詳細を示すフローチャートであり図6は第1の実施例におけるデータ制御情報作成処理の画面を示す図である。また図7は第1の実施例におけるデータ制御情報の内容を示す図である。
【0046】まず図3のS300の条件入力で指定したフォーム情報と図3のS304で抽出された抽出データとにより図6の印刷レイアウト情報作成画面600が表示される(S501)。図6で抽出データは左側の抽出データ表示画面601に表示されフォーム情報は右側のフォーム情報表示画面602に表示される。フォーム情報のフォーム名はPL−010である。
【0047】フォーム情報は罫線データ(罫線の始点終点線種太さからなる)定義部分と固定文字フィールド(帳票の表題等その帳票では全ページ同一の文字情報)定義部分と可変文字フィールド(フィールド毎ページ毎に異なる文字情報)定義部分から構成される(図示せず)。図6のデータ制御情報はこの可変文字フィールド定義部分をベースにして作成される。
【0048】次に処理はS503で入力操作待ちの状態になりドラッグ&ドロップ操作があったかが判定され(S504)ドラッグ&ドロップ操作がないと判定された場合具体的には図6の画面で“終了”または“取消”ボタンが押下されると、処理はS511を経て終了する。また、ドラッグ&ドロップ操作があったと判定された場合はドラッグ位置が識別され抽出データ側の何行目の何桁目の情報が何桁分ドラッグされたかがRAM202に記憶される(S505)。次いでドロップ位置が識別されフォームのどの位置にS505でドラッグされたテキストがドロップされたかがRAM202に記憶される(S506)。
【0049】次いでS507でフォーム情報の可変文字フィールド定義部分から図7に示すデータ制御情報が作成される。最初の時点では“原行桁”は空白になっているがデータ制御情報の起点と終点とS506で記憶されたドロップ位置とが照合され合致する行の“原行桁”に対応するS505のドラッグ位置が書き込まれる。つまりドロップした位置の可変文字フィールドを定義している行の“原行桁”にドラッグした位置の文字データが関連付けられる。
【0050】これを図6、図7で説明すると抽出データ表示画面601の6行目の7桁目に表示されている“A商事”がドラッグされフォーム情報表示画面602の座標(200,40)から座標(300,70)を対角線とする矩形領域にドロップしたと判断されると図7のデータ部分の一行目の“原行桁”に“06,07”が書き込まれ納品書の表題として関連付けられる。
【0051】このとき、図7のデータ制御情報のデータ部分の1行目の“複写”が“Y”であるため、印刷データ文字データ作成時には“増分”の“0,180”つまり180だけ下に同じA商事を印刷する印刷文字データが作成される。
【0052】同様に、抽出データ表示画面601の6行目の1桁目に表示されている“0901”がドラッグされフォーム情報表示画面602の座標(50,135)から座標(70,160)を対角線とする矩形領域にドロップしたと判断されると図7のデータ部分の4行目の“原行桁”に“06,01”が書き込まれ納品書の月日の数値データとして関連付けられる。
【0053】このとき、図7のデータ制御情報のデータ部分の5行目の“繰返”が“Y”であるため、印刷データ文字データ作成時には“増分”の“0,25”つまり25だけ下に、4回分繰り返して月日の対応するデータを印刷する印刷文字データが作成される。つまり、抽出データ表示画面601の6行目の“0901”がフォーム情報表示画面602の座標(50,135)から座標(70,160)の領域に関連付けられ、次いで同じく7行目の“0901”が座標(50,160)から座標(70,185)の領域に関連付けられ、次いで同じく8行目の“0901”が座標(50,185)から座標(70,210)の領域に関連付けられる。複写の結果は既に説明しているので省略する。
【0054】尚、図6のフォーム情報表示画面602に定義されているデータ制御データ毎に異なる色を割り当てて表示しても良い。その場合は、フォーム情報表示画面602の各フィールドは、図7の起点と終点とを対角線とする矩形領域が“色”に指定されている内容に基づいてカラー表示される。これによって各フィールドの繰返関係や複写関係を直感的に把握することができる。
【0055】例えば、図7のデータ部分の4行目の“色”が緑であることから、図6において納品書の4行分と請求書の4行分の月日の明細データは緑色の矩形で表示されることになる。
【0056】また、図6のフォーム情報表示画面602に表示されている罫線をマウスにより選択して線の位置を移動すると、図7のデータ制御情報が更新され(S508)、併せてフォーム情報を更新するか否かの選択を求める小画面(ダイアログ)が表示される。ダイアログでは■フォーム情報を更新しない、■フォーム情報を別名で保存、■フォーム情報を更新の3通りの処理を選択できる。これによって既存の他のフォーム情報を流用している場合等に元のフォーム情報を誤って更新してしまうことを防止すると共に、データ制御情報とフォーム情報との不一致も防止できる。
【0057】次に図6の画面で“保存”ボタンが押下されると、S509、S510にてデータ制御情報が保存され、また必要に応じてフォーム情報が保存されて処理を終了する。
【0058】尚本発明の目的はフォーム情報が印刷データ作成装置内に記憶されていない場合やデータ抽出が印刷データ作成装置内で行われない場合においても異なる構成をとることによって第1の実施例と同様に達成することができる。これらの例を図8乃至図11を用いて第2の実施例及び第3の実施例及び第4の実施例として説明する。以下の説明では第1の実施例と同様な部分についてはその詳細な説明を省略し、第1の実施例との差異を中心に説明する。
【0059】図8は第2の実施例におけるシステム構成を示す図である。第2の実施例はフォーム情報がハードディスク206には記憶されておらずLANを通じて接続されているコンピュータB808に接続されているフォーム情報記憶手段809に記憶されている場合を示している。この場合、印刷データ作成装置105はフォーム情報照会手段としてのフォーム情報照会部115を更に備えている。また、図8に示すように印刷装置はLAN接続されずに印刷データ作成装置105に直接接続しても良いのは言うまでもない。
【0060】図9は第3の実施例におけるシステム構成を示す図である。第3の実施例は印刷データ作成装置105内にフォーム情報作成手段としてのフォーム情報作成部116を更に備えている。このため図10に示す第3の実施例における印刷データ作成装置105の処理概要を示すフローチャートでもS1001でフォーム情報が未作成であってもS1003でその場でフォーム情報を作成することができる点が第1の実施例と異なる。
【0061】図11は第4の実施例におけるシステム構成を示す図である。第4の実施例はLANを通じて接続されているコンピュータA101に接続されている記憶装置内にスプールファイル102と抽出ワークファイル108が記憶されていることを示している。コンピュータA101のアプリケーションにより作成されたスプールファイル102からコンピュータA101のメモリに記憶されたデータ抽出手段101aが抽出ワークファイル108を抽出する。印刷データ作成装置105はデータ抽出手段の代わりにデータ受信手段としてのデータ受信部117を備えており、抽出ワークファイル108をデータ転送により受信してハードディスク206内に抽出データとして記憶する。また、本構成でも印刷データ作成装置105内にフォーム情報作成手段としてのフォーム情報作成部116を備えている。
【0062】尚、本発明の目的は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムを記録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムを読み出し実行することによっても、達成されることは言うまでもない。
【0063】この場合、記憶媒体から読み出されたプログラム自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。また、コンピュータが読み出したプログラムを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているオペレーティングシステム(OS)などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0064】さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張カードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる記憶媒体に書込まれた後、そのプログラムの指示に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0065】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、従来のアプリケーションに全く変更を加えずにユーザーが自由に所望の帳票を作成できる。しかも第1の画面に従来使用しているアプリケーションの印刷イメージを画面表示し第2の画面に帳票の罫線を含むフォームを表示し関連付けたいデータを第1の画面から第2の画面の所望の位置にドラッグ&ドロップするだけで関連付けが可能になるのでデータとフォームの関連付け作業の作業効率を格段に高めることができる。さらにユーザーはデータが存在するデータベースのテーブル名やカラム名を知らなくても作業を行うことが可能となるのでセキュリティ上も問題が少ない。
【0066】またフォーム情報表示画面の各フィールドの矩形領域が色別に表示されるので、各フィールドの繰返関係や複写関係を直感的に把握することができる。
【0067】また、図6のフォーム情報表示画面に表示されているフォーム情報を修正すると確認画面を経てデータ制御情報が更新されるので既存の他のフォーム情報を流用している場合等に元のフォーム情報を誤って更新してしまうことを防止すると共に、データ制御情報とフォーム情報との不一致も防止できる。
【0068】
【出願人】 【識別番号】390002761
【氏名又は名称】キヤノン販売株式会社
【出願日】 平成12年10月4日(2000.10.4)
【代理人】 【識別番号】100089266
【弁理士】
【氏名又は名称】大島 陽一
【公開番号】 特開2002−108590(P2002−108590A)
【公開日】 平成14年4月12日(2002.4.12)
【出願番号】 特願2000−305147(P2000−305147)