トップ :: G 物理学 :: G06 計算;計数




【発明の名称】 営業用印刷システムのプリントサービス方法
【発明者】 【氏名】岩崎 隆治

【要約】 【課題】ユーザが所持している端末から取り込んだ印刷データに基づいて印刷するとともに広告も印刷することでユーザへの印刷料金を無料サービスする。

【解決手段】無線接続部を介して複写機と近くにある携帯電話を無線接続する。続いて、携帯電話は受信した電子メールを複写機に無線転送する。複写機は無線接続部が受信した電子メールを記憶部に保存する。続いて、LAN接続部を介して広告データベースサーバから広告データをダウンロードし、画像処理部でメールデータの余白部にダウンロードした広告データを付加して印刷データを生成し、この印刷データを印刷部により印刷媒体に印刷する。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 不特定のユーザが利用する営業用印刷システムであって、ユーザが所持している端末からメール等の情報を取込んで記憶部に保持し、この記憶部に保持した情報の空きスペースに予め広告主から依頼されて広告データベースに設定されている広告データを付加して印刷部により印刷媒体に印刷し、あるいは前記記憶部に保持した情報を広告主から依頼された広告データを予め印刷した印刷媒体に印刷部により印刷し、広告主からの広告料収入によりユーザへの印刷料金を無料にしたことを特徴とする営業用印刷システムのプリントサービス方法。
【請求項2】 不特定のユーザが利用する営業用印刷システムであって、ユーザが所持している携帯電話や携帯端末が受信したメールに添付ファイルがあるとそのメールを取込んで記憶部に保持し、この保持したメールの添付ファイルを各種添付ファイルを開くアプリケーションソフトが格納されたアプリケーションサーバの対応するアプリケーションソフトを使用して開き、前記記憶部に保持したメールのテキストデータの空きスペースに予め広告主から依頼されて広告データベースに設定されている広告データを付加して前記印刷部により印刷媒体に印刷するとともに添付ファイルの内容を前記印刷部により印刷媒体に印刷し、あるいは前記記憶部に保持したメールのテキストデータ及び添付ファイルの内容を広告主から依頼された広告データを予め印刷した印刷媒体に印刷部により印刷し、広告主からの広告料収入によりユーザへの印刷料金を無料にしたことを特徴とする営業用印刷システムのプリントサービス方法。
【請求項3】 インターネットに接続され、Webブラウザ機能を備えた不特定のユーザが利用する営業用印刷システムであって、ユーザが所持している携帯電話や携帯端末が受信したメールにURL(uniform resource locator)が記述されているとそのメールを取込んで記憶部に保持し、この保持したメールのURLに基づいてWebブラウザ機能を使用してインターネット上のそのURLにアクセスし、前記記憶部に保持したメールのテキストデータの空きスペースに予め広告主から依頼されて広告データベースに設定されている広告データを付加して前記印刷部により印刷媒体に印刷するとともに前記URLから得たファイル情報を前記印刷部により印刷媒体に印刷し、あるいは前記記憶部に保持したメールのテキストデータ及び前記URLから得たファイル情報を広告主から依頼された広告データを予め印刷した印刷媒体に印刷部により印刷し、広告主からの広告料収入によりユーザへの印刷料金を無料にしたことを特徴とする営業用印刷システムのプリントサービス方法。
【請求項4】 不特定のユーザが利用する営業用印刷システムであって、ユーザが所持している携帯電話や携帯端末が受信したメールの一覧を取込んで記憶部に保持し、この記憶部に保持したメールの一覧を表示部に表示してユーザに印刷するか否かを選択させ、印刷を選択したメールの内容を前記携帯電話や携帯端末から取り込んで前記記憶部に保存し、この記憶部に保持したメールの空きスペースに予め広告主から依頼されて広告データベースに設定されている広告データを付加して印刷部により印刷媒体に印刷し、あるいは記憶部に保持したメールを広告主から依頼された広告データを予め印刷した印刷媒体に印刷部により印刷し、広告主からの広告料収入によりユーザへの印刷料金を無料にしたことを特徴とする営業用印刷システムのプリントサービス方法。
【請求項5】 不特定のユーザが利用する営業用印刷システムであって、ユーザが所持し、このユーザのプロフィール情報が登録されている携帯電話や携帯端末が受信したメールを取込んで記憶部に保持するとともに前記携帯電話や携帯端末に登録されているプロフィール情報を取込んで前記記憶部に保持し、この記憶部に保持したメールの空きスペースに予め広告主から依頼されて広告データベースに設定されている広告データの中からユーザのプロフィール情報に適合した広告データを選択し付加して前記印刷部により印刷媒体に印刷し、広告主からの広告料収入によりユーザへの印刷料金を無料にしたことを特徴とする営業用印刷システムのプリントサービス方法。
【請求項6】 インターネットに接続され、インターネットプリンティング機能及び本人認証機能を備えた不特定のユーザが利用する営業用印刷システムであって、前記インターネット上に接続された端末装置から認証情報及び印刷データを受信したときにはその認証情報及び印刷データを前記記憶部に保持し、携帯電話や携帯端末からユーザの認証情報を取込み、前記本人認証機能がこの認証情報と前記記憶部に保持している認証情報との一致を判定すると、前記記憶部に保持している印刷データの空きスペースに予め広告主から依頼されて広告データベースに設定されている広告データを付加して印刷部により印刷媒体に印刷し、あるいは前記記憶部に保持している印刷データを広告主から依頼された広告データを予め印刷した印刷媒体に印刷部により印刷し、広告主からの広告料収入によりユーザへの印刷料金を無料にすることを特徴とする営業用印刷システムのプリントサービス方法。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンビニエンスストア等に設置され、不特定のユーザが利用する営業用印刷システムのプリントサービス方法に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、携帯電話に電子メールを受信できる機能を備えたものが知られている。また、PDA(パーソナル・デジタル・アシスタント)と呼ばれる電子メールを受信できる携帯端末が知られている。このような携帯電話や携帯端末には印刷機能はなく、受信した電子メールを印刷することができなかった。特に携帯電話では表示画面が小さく、テキストを制限文字数しか表示できないため、長文のメールを受信した場合には制限文字数を越えた文字は棄てられていた。また、電子メールに添付ファイルがあってもそのファイルも表示できないため棄てられていた。このようなことから、携帯電話が受信した電子メールをブルートゥースと呼ばれる近距離無線通信技術を使用して携帯電話から印刷装置に送信し、印刷装置で電子メールを印刷する技術も開発されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、携帯電話をビジネスで使用する場合に出先において受信した電子メールを直ちに印刷したい場合が生じるが、このような場合に近くのコンビニエンスストアなどに携帯電話が受信した電子メールを印刷できる印刷装置や印刷機能付き複写機などが設置されていると極めて便利である。しかも、電子メールを印刷する場合に、単に印刷するのみではなく、営業的にサービスの向上に連動させれば極めて有用である。
【0004】各請求項記載の発明は、ユーザが所持している携帯電話などの端末からメール等の印刷データを取り込み、その印刷データを印刷媒体に印刷するとともにその印刷媒体に広告主から依頼された広告を印刷することでユーザへの印刷料金を無料サービスできる営業用印刷システムのプリントサービス方法を提供する。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、不特定のユーザが利用する営業用印刷システムであって、ユーザが所持している端末からメール等の情報を取込んで記憶部に保持し、この記憶部に保持した情報の空きスペースに予め広告主から依頼されて広告データベースに設定されている広告データを付加して印刷部により印刷媒体に印刷し、あるいは記憶部に保持した情報を広告主から依頼された広告データを予め印刷した印刷媒体に印刷部により印刷し、広告主からの広告料収入によりユーザへの印刷料金を無料にしたことにある。
【0006】請求項2記載の発明は、不特定のユーザが利用する営業用印刷システムであって、ユーザが所持している携帯電話や携帯端末が受信したメールに添付ファイルがあるとそのメールを取込んで記憶部に保持し、この保持したメールの添付ファイルを各種添付ファイルを開くアプリケーションソフトが格納されたアプリケーションサーバの対応するアプリケーションソフトを使用して開き、記憶部に保持したメールのテキストデータの空きスペースに予め広告主から依頼されて広告データベースに設定されている広告データを付加して印刷部により印刷媒体に印刷するとともに添付ファイルの内容を印刷部により印刷媒体に印刷し、あるいは記憶部に保持したメールのテキストデータ及び添付ファイルの内容を広告主から依頼された広告データを予め印刷した印刷媒体に印刷部により印刷し、広告主からの広告料収入によりユーザへの印刷料金を無料にしたことにある。
【0007】請求項3記載の発明は、インターネットに接続され、Webブラウザ機能を備えた不特定のユーザが利用する営業用印刷システムであって、ユーザが所持している携帯電話や携帯端末が受信したメールにURL(uniform resource locator)が記述されているとそのメールを取込んで記憶部に保持し、この保持したメールのURLに基づいてWebブラウザ機能を使用してインターネット上のそのURLにアクセスし、記憶部に保持したメールのテキストデータの空きスペースに予め広告主から依頼されて広告データベースに設定されている広告データを付加して印刷部により印刷媒体に印刷するとともにURLから得たファイル情報を印刷部により印刷媒体に印刷し、あるいは記憶部に保持したメールのテキストデータ及びURLから得たファイル情報を広告主から依頼された広告データを予め印刷した印刷媒体に印刷部により印刷し、広告主からの広告料収入によりユーザへの印刷料金を無料にしたことにある。
【0008】請求項4記載の発明は、不特定のユーザが利用する営業用印刷システムであって、ユーザが所持している携帯電話や携帯端末が受信したメールの一覧を取込んで記憶部に保持し、この記憶部に保持したメールの一覧を表示部に表示してユーザに印刷するか否かを選択させ、印刷を選択したメールの内容を携帯電話や携帯端末から取り込んで前記記憶部に保存し、この記憶部に保持したメールの空きスペースに予め広告主から依頼されて広告データベースに設定されている広告データを付加して印刷部により印刷媒体に印刷し、あるいは記憶部に保持したメールを広告主から依頼された広告データを予め印刷した印刷媒体に印刷部により印刷し、広告主からの広告料収入によりユーザへの印刷料金を無料にしたことにある。
【0009】請求項5記載の発明は、不特定のユーザが利用する営業用印刷システムであって、ユーザが所持し、このユーザのプロフィール情報が登録されている携帯電話や携帯端末が受信したメールを取込んで記憶部に保持するとともに携帯電話や携帯端末に登録されているプロフィール情報を取込んで記憶部に保持し、この記憶部に保持したメールの空きスペースに予め広告主から依頼されて広告データベースに設定されている広告データの中からユーザのプロフィール情報に適合した広告データを選択し付加して印刷部により印刷媒体に印刷し、広告主からの広告料収入によりユーザへの印刷料金を無料にしたことにある。
【0010】請求項6記載の発明は、インターネットに接続され、インターネットプリンティング機能及び本人認証機能を備えた不特定のユーザが利用する営業用印刷システムであって、インターネット上に接続された端末装置から認証情報及び印刷データを受信したときにはその認証情報及び印刷データを記憶部に保持し、携帯電話や携帯端末からユーザの認証情報を取込み、本人認証機能がこの認証情報と記憶部に保持している認証情報との一致を判定すると、記憶部に保持している印刷データの空きスペースに予め広告主から依頼されて広告データベースに設定されている広告データを付加して印刷部により印刷媒体に印刷し、あるいは記憶部に保持している印刷データを広告主から依頼された広告データを予め印刷した印刷媒体に印刷部により印刷し、広告主からの広告料収入によりユーザへの印刷料金を無料にすることにある。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。図1は営業用印刷システムの構成を示すブロック図で、1は例えばコンビニエンスストア等に設置された営業用複写機でLAN2に接続されている。前記LAN2には複数の広告主から依頼された広告データを格納した広告データベースサーバ3、メールに添付される各種添付ファイルを開くアプリケーションソフトを格納したアプリケーションサーバ4及びインターネット5に接続されたルータ6がそれぞれ接続されている。7はユーザが所持している携帯電話である。
【0012】前記複写機1は、図2に示すように、制御部本体を構成するマイクロプロセッサ11、原稿を読取るスキャナ部12、用紙等の印刷媒体に対する印刷を行う印刷部13、前記携帯電話7が近くにあるときにこの携帯電話7と例えばブルートゥースと呼ばれる近距離無線通信方式で無線接続する無線接続部14、前記LAN2に接続したLAN接続部15、各種情報を記憶保持する記憶部16、画像情報の編集等を行う画像処理部17、Webブラウザ機能18、受信した電子メールを解析する電子メール解析部19、操作部20及び液晶ディスプレイからなる表示部21を設け、これらをバスライン22によって互いに電気的に接続している。前記複写機1は、通常はスキャナ部12で原稿を光学機構によって読取り、印刷部13によって印刷媒体に印刷出力する複写動作を行うようになっている。
【0013】また、前記複写機1を印刷システムにおける印刷部として動作させることができる。この場合、印刷システムは以下の各種動作を行う。
a.携帯電話7からテキストのみの電子メールを取り込む場合この場合は、図3に示すように、S1にて、無線接続部14を介して複写機1と近くにある携帯電話7を無線接続する。続いて、S2にて、携帯電話7は受信した電子メールを複写機1に無線転送する。複写機1のマイクロプロセッサ11は無線接続部14が受信した電子メールを記憶部16に保存する。
【0014】続いて、前記マイクロプロセッサ11は、S3にて、LAN接続部15を制御し、このLAN接続部15を介して広告データベースサーバ3から広告データをダウンロードし、S4にて、画像処理部17を制御し、この画像処理部17でメールデータの余白部にダウンロードした広告データを付加して印刷データを生成し記憶部16に保存する。そして、S5にて、記憶部16から印刷データを読み出し、この印刷データを印刷部13により印刷媒体に印刷する。
【0015】このようにして図4に示すように携帯電話7が受信した電子メールEMを印刷するとともに空きスペースに広告ADを印刷した印刷媒体23が出力される。
【0016】b.携帯電話7から添付ファイルを添付した電子メールを取り込む場合この場合は、図5に示すように、S11にて、無線接続部14を介して複写機1と近くにある携帯電話7を無線接続する。続いて、S12にて、携帯電話7は受信した電子メールを複写機1に無線転送する。複写機1のマイクロプロセッサ11は無線接続部14が受信した電子メールを記憶部16に保存する。
【0017】続いて、前記マイクロプロセッサ11は、S13にて、LAN接続部15を制御し、このLAN接続部15を介して広告データベースサーバ3から広告データをダウンロードし、S14にて、電子メール解析部19を制御し、この電子メール解析部19でテキストと添付ファイルを分離する。そして、LAN接続部15を制御し、このLAN接続部15を介して添付ファイルをアプリケーションサーバ4に送る。
【0018】S15にて、前記アプリケーションサーバ4は、受信した添付ファイルに適したアプリケーションを起動し、印刷データを生成し、この生成した印刷データを前記複写機1に送る。複写機1のマイクロプロセッサ11は、LAN接続部15が受信した前記アプリケーションサーバ4からの印刷データを記憶部16に保存する。
【0019】前記マイクロプロセッサ11は、続いて、S16にて、画像処理部17を制御し、この画像処理部17でメールのテキストデータの余白部にダウンロードした広告データを付加して印刷データを生成し記憶部16に保存する。そして、S17にて、記憶部16から広告データを付加した印刷データと添付ファイルの印刷データを読み出し、印刷部13により印刷媒体に印刷する。
【0020】c.携帯電話7からURL(uniform resource locator)が記述されている電子メールを取り込む場合この場合は、図6に示すように、S21にて、無線接続部14を介して複写機1と近くにある携帯電話7を無線接続する。続いて、S22にて、携帯電話7は受信した電子メールを複写機1に無線転送する。複写機1のマイクロプロセッサ11は無線接続部14が受信した電子メールを記憶部16に保存する。
【0021】続いて、前記マイクロプロセッサ11は、S23にて、LAN接続部15を制御し、このLAN接続部15を介して広告データベースサーバ3から広告データをダウンロードし、S24にて、電子メール解析部19を制御し、この電子メール解析部19でURLを抽出し、Webブラウザ機能18によりLAN接続部15からLAN2を介してインターネット5上のそのURLをアクセスしてそのWebページを表示部21に表示する。そして、表示データを記憶部16に保存する。
【0022】続いて、前記マイクロプロセッサ11は、S25にて、画像処理部17を制御し、この画像処理部17でメールのテキストデータの余白部にダウンロードした広告データを付加して印刷データを生成し記憶部16に保存する。そして、S26にて、記憶部16から広告データを付加した印刷データとURLのWebページデータを読み出し、印刷部13により印刷媒体に印刷する。
【0023】このようにして図7に示すように携帯電話7が受信した電子メールのテキストデータTXを印刷するとともに空きスペースに広告ADを印刷した印刷媒体24が出力される。また、URLのWebページデータが例えば地図であれば図8に示すように地図を印刷した印刷媒体25も出力される。
【0024】d.携帯電話7が受信した複数の電子メールから印刷を選択する場合この場合は、図9に示すように、S31にて、無線接続部14を介して複写機1と近くにある携帯電話7を無線接続する。続いて、S32にて、携帯電話7は受信した複数の電子メールの一覧を複写機1に無線転送する。複写機1のマイクロプロセッサ11は無線接続部14が受信した電子メールの一覧を表示部21に表示する。
【0025】続いて、S33にて、前記操作部20にて表示部21の表示画面を見ながら電子メールの一覧から印刷したいメールを選択する操作が行われると、マイクロプロセッサ11は、S34にて、無線接続部14を制御し、携帯電話7に選択情報を送信する。これにより、携帯電話7は選択された電子メールを前記複写機1に送信する。複写機1のマイクロプロセッサ11は、無線接続部14が受信した電子メールを記憶部16に保存する。
【0026】続いて、前記マイクロプロセッサ11は、S35にて、LAN接続部15を制御し、このLAN接続部15を介して広告データベースサーバ3から広告データをダウンロードし、S36にて、画像処理部17を制御し、この画像処理部17でメールデータの余白部にダウンロードした広告データを付加して印刷データを生成し記憶部16に保存する。そして、S37にて、記憶部16から印刷データを読み出し、この印刷データを印刷部13により印刷媒体に印刷する。
【0027】e.ユーザのプロフィール情報が登録されている携帯電話7が受信した電子メールを取り込む場合この場合は、図10に示すように、S41にて、無線接続部14を介して複写機1と近くにある携帯電話7を無線接続する。続いて、S42にて、携帯電話7は受信した電子メールと登録されているユーザのプロフィール情報を複写機1に無線転送する。なお、プロフィール情報としては、ユーザの性別や年齢、趣味、趣向等がある。複写機1のマイクロプロセッサ11は無線接続部14が受信した電子メール及びユーザのプロフィール情報を記憶部16に保存する。
【0028】続いて、前記マイクロプロセッサ11は、S43にて、LAN接続部15を制御し、このLAN接続部15を介して広告データベースサーバ3にユーザのプロフィール情報を転送する。S44にて、前記広告データベースサーバ3は、受信したプロフィール情報に基づいてその情報に適合した広告データを選択し複写機1にダウンロードする。複写機1は、LAN接続部15を介して広告データを受信し記憶部16に保存する。
【0029】続いて、前記マイクロプロセッサ11は、S45にて、画像処理部17を制御し、この画像処理部17でメールデータの余白部にダウンロードした広告データを付加して印刷データを生成し記憶部16に保存する。そして、S46にて、記憶部16から印刷データを読み出し、この印刷データを印刷部13により印刷媒体に印刷する。
【0030】f.インターネット上に接続されたPC(パーソナルコンピュータ)から印刷データを受信して印刷する場合この場合は、図11に示すように、S51にて、PCは、インターネット5上に存在する複写機1を印刷先として指定し、また、印刷物受取人を指定する。この場合の印刷物受取人指定は、例えば、この受取人が所持している携帯電話7の電話番号を本人認証情報として指定することで行う。そして、指定した複写機1に印刷データを送信する。前記複写機1のマイクロプロセッサ11は、S52にて、LAN接続部15を制御し、このLAN接続部15を介してPCからの印刷データを受信し、記憶部16に保存する。
【0031】この状態で携帯電話7を所持した印刷物受取人が指定された複写機が設置されているコンビニエンスストア等に訪れ、複写機1の近くで所望の操作を行うと、複写機1のマイクロプロセッサ11は、S53にて、無線接続部14を介して複写機1と近くにある携帯電話7を無線接続する。続いて、携帯電話7は、S54にて、本人認証情報である電話番号と印刷起動信号を複写機1に無線転送する。
【0032】複写機1のマイクロプロセッサ11は、S55にて、無線接続部14が受信した携帯電話番号と記憶部16に保存されている携帯電話番号との比較を行い、両者が一致すると、LAN接続部15を制御し、このLAN接続部15を介して広告データベースサーバ3から広告データをダウンロードし、S56にて、画像処理部17を制御し、この画像処理部17で記憶部16に保存されている印刷データの余白部にダウンロードした広告データを付加して新たな印刷データを生成し記憶部16に保存する。そして、S57にて、記憶部16から広告データを付加した印刷データを読み出し、印刷部13により印刷媒体に印刷する。
【0033】このように、ユーザが所持している携帯電話7が受信した電子メールやPCからの印刷データをコンビニエンスストア等に設置された営業用複写機1の印刷部13を使用して印刷させることができ、その場合に印刷する印刷媒体に対して空きスペースを利用して広告データも印刷する。これにより、広告主からは広告料収入が得られるのでユーザに対する印刷料金を無料にすることができ、サービスの向上が図れる。しかも、ユーザが所持している携帯電話7の電話番号によって本人を確認してから印刷するので、印刷データを該当するユーザに確実に手渡すことができる。
【0034】また、電子メールに添付ファイルがあっても、それをアプリケーションサーバ4のアプリケーションソフトを使用して開き印刷部13で印刷することができる。また、電子メールにURLが記述されていた場合にはWebブラウザ機能を使用してインターネット上のそのURLをアクセスし、URLのWebページデータも印刷部13で印刷することができる。従って、ユーザの要望に十分に応えることができ複写機1の汎用性を高めることができる。
【0035】また、携帯電話7が複数の電子メールを受信した場合にすべての電子メールを自動的に印刷することはなく、複写機1の表示部21に受信した電子メールの一覧を表示させてユーザに印刷する、しないの選択を行わせ、印刷を選択した電子メールのみを印刷することができるので、ユーザにとって無駄な印刷を防止することができ、この点においてもユーザへのサービスを向上できる。
【0036】また、携帯電話7にユーザのプロフィール情報が登録されている場合にはこのプロフィール情報によって広告データベースサーバ3からダウンロードする広告データを選択し、ユーザのプロフィール情報に適合した広告データを印刷するので、ユーザに対して適確で有用な広告ができる。
【0037】また、複写機1はWebブラウザ機能18、表示部21、操作部20を備えているので、携帯電話を持たないユーザが直接操作部20を操作してWebサーフィンし、URLのWebページデータを印刷部13で印刷させることも可能である。勿論、この場合においても広告データを付加して印刷することになる。
【0038】また、携帯電話にはiモードと呼ばれるインターネット機能が備わっているものもあるが、この複写機1にはiモード対応機能が備わっており、iモードで表示している画面も印刷できる。そして、iモードで表示されている画面からリンクされている先がiモード非対応のページであってもWebブラウザ機能18を使用して表示部21にそのページを表示し、かつ印刷することもできる。通常、iモードではiモード非対応のURLを入力するとエラーが表示されるが、この複写機1と無線接続されている状態では自動的に複写機1の表示部21にそのURLのページを表示できる。また、印刷部13でそのURLのページを印刷することもできる。
【0039】なお、ここでは広告データベースサーバ3に広告データを格納し、電子メールなどの印刷データを印刷するときに広告データベースサーバ3から広告データをダウンロードして広告データを印刷データの空きスペースに付加して印刷媒体にリアルタイムで印刷するようにしたが必ずしもこれに限定するものではなく、予め裏面や表面の決められた場所に広告を印刷した印刷媒体を使用して印刷データを印刷するようにしてもよい。
【0040】また、ここでは印刷データを印刷するとき必ず広告データを付加して印刷を行うようにしたが必ずしもこれに限定するものではなく、広告データを付加するか否かをユーザの選択とし、ユーザが広告データの付加を望まなかった場合には印刷料金を請求するシステムにすればよい。この場合に、印刷料金を現金で支払っても、あるいは携帯電話7を使用したオンライン決済で行ってもよい。
【0041】なお、この実施の形態では携帯電話と複写機の接続をブルートゥースなどの近距離無線通信方式で行う場合について述べたが必ずしもこれに限定するものではなく、ソケット等を使用して物理的に接続する方式であってもよい。
【0042】また、この実施の形態では印刷データに広告データを付加して印刷するようにしたが、広告データの他、例えば、店で使用可能なクーポン券を印刷してもよい。また、この実施の形態では複写機を使用したが必ずしもこれに限定するものではなく、専用の印刷装置を使用したものであってもよい。
【0043】さらに、この実施の形態ではメールを取り込む相手を携帯電話としたが必ずしもこれに限定するものではなく、PDA(パーソナル・デジタル・アシスタント)やモバイル機器などの携帯端末であってもよい。
【0044】さらにまた、この実施の形態ではアプリケーションサーバを設け、電子メールの添付ファイルをこのアプリケーションサーバのアプリケーションソフトを使用して開いてから複写機にダウンロードするようにしたが必ずしもこれに限定するものではなく、複写機がアプリケーションサーバからアプリケーションソフトを取り込んで添付ファイルを開くようにしても、また、複写機に予め各種のアプリケーションソフトを用意しておき、複写機のみで添付ファイルを開くようにしてもよい。
【0045】
【発明の効果】各請求項記載の発明によれば、ユーザが所持している携帯電話などの端末からメール等の印刷データを取り込み、その印刷データを印刷媒体に印刷するとともにその印刷媒体に広告主から依頼された広告を印刷することでユーザへの印刷料金を無料サービスできる。
【0046】また、請求項2記載の発明によれば、さらに、電子メールに添付ファイルがある場合にはそれをアプリケーションソフトを使用して開き印刷することができ、汎用性を向上できる。
【0047】また、請求項3記載の発明によれば、さらに、電子メールにURLが記述されていた場合にはWebブラウザ機能を使用してインターネット上のそのURLをアクセスし、URLのWebページデータも印刷することができ、汎用性を向上できる。
【0048】また、請求項4記載の発明によれば、さらに、携帯電話や携帯端末が複数の電子メールを受信した場合には受信した電子メールの一覧を表示させてユーザに印刷する、しないの選択を行わせ、選択した電子メールのみを印刷することができるので、ユーザにとって無駄な印刷を防止することができる。
【0049】また、請求項5記載の発明によれば、さらに、携帯電話や携帯端末にユーザのプロフィール情報が登録されている場合にはこのプロフィール情報によってユーザに適合した広告データを印刷するので、ユーザに対して適確で有用な広告ができる。
【0050】また、請求項6記載の発明によれば、さらに、携帯電話や携帯端末からユーザの認証情報を取り込んで本人を確認してから印刷するので、印刷データを該当するユーザに確実に手渡すことができる。
【出願人】 【識別番号】000003562
【氏名又は名称】東芝テック株式会社
【出願日】 平成12年10月3日(2000.10.3)
【代理人】 【識別番号】100058479
【弁理士】
【氏名又は名称】鈴江 武彦 (外6名)
【公開番号】 特開2002−108578(P2002−108578A)
【公開日】 平成14年4月12日(2002.4.12)
【出願番号】 特願2000−303769(P2000−303769)