| 【発明の名称】 |
照明機能付入力ペン |
| 【発明者】 |
【氏名】小漆 信博
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| 【要約】 |
【課題】外観を損なうことなく簡単な操作で点灯したり消灯できる照明機能付入力ペンを提供する。
【解決手段】軸筒8の後端より突出した押棒10を回動させることにより照明機能を点灯したり消灯させる。更に、押棒10を覆うキャップ13を軸筒8に設ける。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 先端に入力用の入力チップを設けた入力ペン本体に、入力ペンの先端を照らすための照明機能と、照明機能を起動させる電池を設けた照明機能付入力ペンにおいて、軸筒の後端より後部が突出した押棒を回動させることにより押棒を長手方向に移動させ、照明機能を点灯させたり消灯させるとともに、軸筒の後部に設けられたキャップにより前記押棒の後部を覆うように構成したことを特徴とする照明機能付入力ペン。 【請求項2】 軸筒の後部にキャップを着脱可能に取り付け、キャップを外した後に、軸筒の後端より後部が突出した押棒を回動させ、押棒を長手方向に移動させることを特徴とする請求項1記載の照明機能付入力ペン。 【請求項3】 軸筒の後部にキャップを回動可能に取り付け、かつキャップ内に押棒の後部を回動不能でかつ長手方向に移動可能に内蔵し、キャップを回動することにより押棒も回動し、押棒を長手方向に移動させることを特徴とする請求項1記載の照明機能付入力ペン。 【請求項4】 軸筒の後部に内軸を固着し、該内軸にキャップを設けるとともに、内軸に押棒を螺合し、回動することにより押棒を長手方向に移動させることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の照明機能付入力ペン。 【請求項5】 押棒の前部に止め部材を固着し、該止め部材の凹溝にOリングを嵌合し、該Oリングを軸筒の内面に摩擦嵌合したことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の照明機能付入力ペン。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、入力ペン先端部を照らすための照明機能を設けた照明機能付入力ペンに関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来の照明機能付入力ペンは、特開平11−53096号に記載されているように、軸筒の後端より突出したスイッチを回動することによりスイッチを長手方向に移動させ、照明機能を点灯させたり消灯させていた。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかし、上記記載のものは、軸筒の後端よりスイッチが突出し、しかもスイッチが長手方向に移動するために非常に外観を損なうという課題があった。 【0004】本発明は、上記課題を解消する照明機能付入力ペンを提供することを目的とするものである。 【0005】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するために本発明は、先端に入力用の入力チップを設けた入力ペン本体に、入力ペンの先端を照らすための照明機能と、照明機能を起動させる電池を設けた照明機能付入力ペンにおいて、軸筒の後端より突出した押棒の後部を回動させることにより押棒を長手方向に移動させ、照明機能を点灯させたり消灯させるとともに、軸筒の後部に設けられたキャップにより前記押棒の後部を覆うように構成したことを要旨とする。 【0006】 【実施例】図1、図2及び図3により本発明の照明機能付入力ペンの第1実施例を説明する。尚、図1の左側を前方とし、右側を後方とする。先ず、図3に示したように、電気伝導体であるリン青銅でコイルスプリング1を形成し、該コイルスプリング1の前端より長手方向前方に伸びた棒状部1Aを形成する。また、非電気伝導体である合成樹脂により形成される固定部材2は、断面円形でかつ一部に長手方向に伸びた切欠部2Aが形成される。更に、固定部材2には貫通した孔2Bが形成され、孔2Bの両端には太径孔2Cが形成されている。 【0007】また、接点部材3は、電気伝導体であるリン青銅の板材を折り曲げてコ字形に形成され、更に、後端部3Aは外側に開く方向に適宜折り曲げて形成される。 【0008】次に、前記固定部材2の孔2Bに接点部材3を挿入し、接点部材3の開く方向に折り曲げられた後端部3Aが固定部材2の後端側の太径孔2Cに圧入される。 【0009】更に、固定部材2の切欠部2Aに前記コイルスプリング1の棒状部1Aを配置し、照明機能である発光ダイオード4の一方の足4Aは前記コイルスプリング1の棒状部1Aにハンダ付けにより接続される。また、発光ダイオード4の他方の足4Bは前記接点部材3の前端面3Bにハンダ付けにより接続される。 【0010】この固定部材2を前軸5の前方より挿入し、固定部材2を前軸5の後部に形成した細径孔5Aに圧入固定する。 【0011】更に、前軸5には透明でかつ光伝導性物質からなる投光体6を螺合し、該投光体6の内側に前記発光ダイオード4が位置される。 【0012】前記投光体6の前部には、先端が曲面に形成された入力チップ7を圧入固着する。 【0013】軸筒8の後部には内軸9が圧入固着され、内軸9の螺子部9Aに押棒10が長手方向に移動可能に螺合されている。押棒10の後部には外鍔10Aが形成され、該外鍔10Aの外周面には指で保持した時に滑らないように長手方向に伸びた溝が複数形成される。更に、外鍔10Aの後方には棒状のリセットピン10Bが一体に形成される。棒状部材10の前部細径部10Cには、止め部材11が圧入固着され、該止め部材11の凹溝11AにOリング12が設けられて軸筒8の内面と適度に摩擦嵌合している。 【0014】更に、内軸9にはキャップ13が着脱可能に嵌合され、このキャップ13によって前記リセットピン10Bが覆われている。内軸9にキャップ13を嵌合する手段としては、内軸9の凹部9Bにキャップ13の内方突部13Aを嵌め込んで構成する。しかも、キャップ13には隆起部13Bが形成され、隆起部13Bの表面には携帯情報端末から入力ペンを外す時に、指で押えて外し易いように滑り止め用の凹溝13Cが複数形成されている。更に、キャップ13の天部に形成された内孔13Dに、軟質入力部材14が取り付けられ、軟質入力部材14には略半球状の入力部14Aが形成される。 【0015】以上のように構成された軸筒8の前方よりピン形リチウム電池15を挿入し、ピン形リチウム電池15の底面15Aが前記押棒10の前端に当接される。 【0016】更に、軸筒8の前部に前記前軸5を着脱可能に螺合し、コイルスプリング1の後端がピン形リチウム電池15の電極15Bに接触する。ピン形リチウム電池15のもう一方の電極であるピン15Cは接点部材3と適宜離間し、発光ダイオード4は消灯した状態となっている。 【0017】以上説明した第1実施例の照明機能付入力ペンにおいて、発光ダイオード4を点灯する場合には、先ず内軸9からキャップ13を外した後、押棒10の外鍔10Aを指で保持して正回転し、内軸9の螺子部9Aに螺合された押棒10を前進させる。押棒10を前進すると、押棒10に押されてピン形リチウム電池15が前進し、ピン15Cがコ字形の接点部材3に挿入されて接触する。 【0018】すると、発光ダイオード4が点灯し図4に示した状態となる。点灯した発光ダイオード4の光は、投光体6を伝わって先端より発生する。従って、暗い場所でも入力面上における入力チップ7の位置が容易に確認できる。 【0019】しかも、ピン形リチウム電池15のピン15Cが接点部材3に挿入されて接触部分を大きく取れるので、ピン形リチウム電池15の全長がばらついても確実に接触することができる。 【0020】また、止め部材11に設けられたOリング12が軸筒8の内面と適度の力で摩擦接触しているので、止め部材11と連動する押棒10は指で保持して回動させない限り、常に同じ位置に止まっており、振動等により軸筒8が揺動しても押棒10の位置が動く心配はなく、使用者の意志に反して発光ダイオード4が点灯したり消灯する恐れは全くない。 【0021】発光ダイオード4を消灯する場合には、押棒10を逆回転させて後退させると、ピン形リチウム電池15もコイルスプリング1により後方に付勢されて後退し、ピン形リチウム電池15のピン15Cが接点部材3から離間する。すると、発光ダイオード4が消灯する。更に、内軸9にキャップ13を嵌合させれば図1の状態に復帰する。 【0022】図5及び図6は本発明の照明機能付入力ペンの第2実施例を示すものである。尚、図1と同一の部材は同一の符号を付してその説明は省略する。内軸9の螺子部9Aに押棒110が長手方向に移動可能に螺合され、押棒110の後部には外鍔110Aが形成される。該外鍔110Aの断面形状は、四角形あるいは六角形、更には円形の一部を切り欠いた非円形状に形成する。尚、ここでは六角形で説明する。更に、外鍔110Aの後方には棒状のリセットピン110Bが一体に形成される。 【0023】また、内軸9にはキャップ113が着脱可能にかつ回動自在に嵌合される。更に、キャップ113の孔113Eは断面形状が前記押棒110の外鍔110Aと略同形に形成される。したがって、キャップ113内に内蔵された押棒110は、外鍔110Aがキャップ113の孔113Eに挿入されることにより、長手方向には移動可能であるが回動不能に内蔵される。 【0024】以上説明した第2実施例の照明機能付入力ペンにおいて、発光ダイオード4を点灯する場合には、キャップ113を正回転するとキャップ113とともに押棒110も正回転する。すると、押棒110は内軸9の螺子部9Aに螺合されているためにキャップ113内を前進する。押棒110が前進すると、押棒110に押されてピン形リチウム電池15が前進し、ピン15Cがコ字形の接点部材3に挿入されて接触する。ピン15Cが接点部材3に接触すると発光ダイオード4が点灯し図7に示した状態となる。点灯した発光ダイオード4の光は、投光体6を伝わって先端より発生する。 【0025】また、発光ダイオード4を消灯する場合には、キャップ113を逆回転させて押棒110を後退させると、ピン形リチウム電池15もコイルスプリング1により後方に付勢されて後退し、ピン形リチウム電池15のピン15Cが接点部材3から離間する。すると、発光ダイオード4が消灯し、図5の状態に復帰する。 【0026】従って、この第2実施例の場合には、キャップ113を外す必要がなく、キャップ113を回動することによって発光ダイオード4を点灯させたり消灯することができ、操作が簡単に行える利点がある。 【0027】尚、上記した実施例において、投光体の材質としては、ポリカーボネート樹脂あるいはアクリル樹脂が好ましいが、透明性及び光線透過率を考えると、特にポリカーボネート樹脂における[商品名:カリバーの301−15又は301−22](住友ダウ(株))か、アクリル樹脂(別名メタクリル樹脂)における[商品名:パラペットGR−04970](クラレ(株))か[商品名:デルペット560F](旭化成工業(株))が好ましい。 【0028】 【発明の効果】以上説明した本発明の照明機能付入力ペンは、照明機能を点灯したり消灯させるために回動しながら長手方向に移動する押棒が、キャップにより覆われているために外観を損なうことがない。その上、点灯したり消灯させる操作も簡単に行える効果も合わせて期待できるものである。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000111904 【氏名又は名称】パイロットプレシジョン株式会社
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| 【出願日】 |
平成12年9月29日(2000.9.29) |
| 【代理人】 |
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| 【公開番号】 |
特開2002−108548(P2002−108548A) |
| 【公開日】 |
平成14年4月12日(2002.4.12) |
| 【出願番号】 |
特願2000−300024(P2000−300024) |
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