| 【発明の名称】 |
画面入力支援方法及びそれを用いた情報処理装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】大町 一樹
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| 【要約】 |
【課題】ウェブブラウザにより表示される複数の入力画面への入力を容易にする。
【解決手段】個別入力画面をブラウザプログラムにそれぞれ表示させる複数の個別画面入力要求ファイル(例えば5A, 5C)がユーザにより選択される。手続代行サーバ1により、それらのファイルから複数の個別入力項目を抽出する。抽出された複数の個別入力項目から、複数の個別入力項目群をそれぞれ代表する複数の共通入力項目を決定する。これらの共通入力項目に対するデータ入力を要求する共通入力画面をブラウザプログラムに表示させる共通画面入力要求ファイル(30)を生成し、共通入力画面をユーザ情報端末3に表示させる。ユーザにより共通入力画面に入力された入力データを含む共通画面入力結果ファイル(31)に基づいて各個別画面入力要求ファイル(5A, 5C)に対する入力データを含む個別画面入力結果ファイル(33)を決定する。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 複数の個別入力項目に対するデータ入力を要求する個別入力画面をブラウザプログラムにそれぞれ表示させる、ユーザにより選択された複数の個別画面入力要求ファイルから複数の個別入力項目を抽出し、前記抽出された複数の個別入力項目に基づいて、それぞれ共通の入力項目により実質的に代表される複数の個別入力項目からなる複数の個別入力項目群を判別し、前記複数の個別入力項目群をそれぞれ代表する複数の共通入力項目を決定し、各共通入力項目を、当該共通入力画面が代表する個別入力項目群に属する複数の個別入力項目に関連付ける関連付けデータを生成し、前記決定された複数の共通入力項目に対するデータ入力を要求する共通入力画面をブラウザプログラムにより表示させる共通画面入力要求ファイルを生成し、前記生成された共通画面入力要求ファイルに基づいて、前記共通入力画面をユーザが使用する情報端末のブラウザプログラムにより表示させる、ステップを含むことを特徴とする画面入力支援方法。 【請求項2】 前記抽出ステップでは、各個別画面入力要求ファイルが指定する前記複数の個別入力項目の各々について、当該個別入力項目に対して指定された、入力データが満たすべき書式条件を更に抽出し、前記複数の共通入力項目を決定するステップでは、各個別入力項目群に属する複数の個別入力項目に対して抽出された複数の書式条件に基づいて、当該個別入力項目群を代表する共通入力項目に対する入力データが満たすべき書式条件を決定し、前記共通画面入力要求ファイルを生成するステップでは、各共通入力項目に対して、当該共通入力項目について決定された前記書式条件を満たすデータを入力させる入力画面が前記共通入力画面として表示されるように、前記共通画面入力要求ファイルを生成することを特徴とする請求項1に記載の画面入力支援方法。 【請求項3】 前記表示された共通入力画面に前記ユーザにより入力された、前記複数の共通入力項目に対する複数の入力データと前記関連付けデータとに基づいて、各個別画面入力要求ファイルについて、それが指定する複数の個別入力項目に対する複数の入力データを決定し、前記複数の個別画面入力要求ファイルのそれぞれについて前記入力データ決定ステップで決定された複数の入力データに基づいて、前記複数の個別画面入力要求ファイルに対する入力データを表す、複数の個別画面入力結果ファイルを生成する、ステップを更に含むことを特徴とする請求項1に記載の画面入力支援方法。 【請求項4】 前記抽出ステップでは、各個別画面入力要求ファイルが指定する前記複数の個別入力項目の各々について、当該個別入力項目に対して指定された、入力データが満たすべき書式条件を更に抽出し、前記入力データ決定ステップでは、各個別画面入力要求ファイルが指定する複数の個別入力項目の各々について抽出された前記書式条件を満たすように、当該個別入力項目に対する入力データを当該個別入力項目を代表する共通入力項目に対する入力データから決定することを特徴とする請求項3に記載の画面入力支援方法。 【請求項5】 前記複数の共通入力項目を決定するステップでは、各個別入力項目群に属する複数の個別入力項目に対して抽出された複数の書式条件に基づいて、当該個別入力項目群を代表する共通入力項目に対する入力データが満たすべき書式条件を決定し、前記共通画面入力要求ファイルを生成するステップでは、各共通入力項目に対して、当該共通入力項目について決定された前記書式条件を満たすデータを入力させる入力画面が前記共通入力画面として表示されるように、前記共通画面入力要求ファイルを生成することを特徴とする請求項4に記載の画面入力支援方法。 【請求項6】 複数の個別入力項目に対するデータ入力を要求する個別入力画面をブラウザプログラムにそれぞれ表示させる、ユーザにより選択された複数の個別画面入力要求ファイルから複数の個別入力項目を抽出し、前記抽出された複数の個別入力項目に基づいて、それぞれ共通の入力項目により実質的に代表される複数の個別入力項目からなる複数の個別入力項目群と当該複数の個別入力群に属さない少なくとも一つの独自の個別入力項目を判別し、前記複数の個別入力項目群をそれぞれ代表する複数の共通入力項目を決定し、各共通入力項目を、当該共通入力項目が代表する個別入力項目群に属する複数の個別入力項目に関連付ける関連付けデータを生成し、前記決定された複数の共通入力項目と前記少なくとも一つの個別入力項目に対するデータ入力を要求する共通入力画面をブラウザプログラムにより表示させる共通画面入力要求ファイルを生成し、前記生成された共通画面入力要求ファイルに基づいて、前記共通入力画面を前記ユーザが使用する情報端末のブラウザプログラムにより表示させる、ステップを含むことを特徴とする画面入力支援方法。 【請求項7】 前記抽出ステップでは、各個別画面入力要求ファイルが指定する前記複数の個別入力項目の各々について、当該個別入力項目に対して指定された、入力データが満たすべき書式条件を更に抽出し、前記複数の共通入力項目を決定するステップでは、各個別入力項目群に属する複数の個別入力項目に対して抽出された複数の書式条件に基づいて、当該個別入力項目群を代表する共通入力項目に対する入力データが満たすべき書式条件を決定し、前記共通画面入力要求ファイルを生成するステップでは、各共通入力項目に対して、当該共通入力項目について決定された前記書式条件を満たすデータを入力させ、かつ、前記少なくとも一つの独自の個別入力項目に対して、当該独自の個別入力項目について抽出された前記書式条件を満たすデータを入力させる入力画面が前記共通入力画面として表示されるように、前記共通画面入力要求ファイルを生成することを特徴とする請求項6に記載の画面入力支援方法。 【請求項8】 前記表示された共通入力画面に前記ユーザにより入力された、前記複数の共通入力項目に対する複数の入力データと、前記少なくとも一つの独自の個別入力項目に対する入力データと、前記関連付けデータとに基づいて、各個別画面入力要求ファイルについて、それが指定する複数の個別入力項目に対する複数の入力データを決定し、前記複数の個別画面入力要求ファイルのそれぞれについて前記入力データ決定ステップで決定された複数の入力データに基づいて、前記複数の個別画面入力要求ファイルに対する入力データを表す、複数の個別画面入力結果ファイルを生成する、ステップを更に含むことを特徴とする請求項7に記載の画面入力支援方法。 【請求項9】 前記抽出ステップでは、各個別画面入力要求ファイルが指定する前記複数の個別入力項目の各々について、当該個別入力項目に対して指定された、入力データが満たすべき書式条件を更に抽出し、前記入力データ決定ステップでは、各個別画面入力要求ファイルが指定する、いずれかの共通入力項目により代表される個別入力項目の入力データを、当該個別入力項目について抽出された前記書式条件を満たすように、当該個別入力項目を代表する当該共通入力項目に対する入力データから決定することを特徴とする請求項8に記載の画面入力支援方法。 【請求項10】 前記複数の共通入力項目を決定するステップでは、各個別入力項目群に属する複数の個別入力項目に対して抽出された複数の書式条件に基づいて、当該個別入力項目群を代表する共通入力項目に対する入力データが満たすべき書式条件を決定し、前記共通画面入力要求ファイルを生成するステップでは、各共通入力項目に対して、当該共通入力項目について決定された前記書式条件を満たすデータを入力させ、かつ、前記少なくとも一つの独自の個別入力項目に対して、当該独自の個別入力項目について抽出された前記書式条件を満たすデータを入力させる入力画面が前記共通入力画面として表示されるように、前記共通画面入力要求ファイルを生成することを特徴とする請求項9に記載の画面入力支援方法。 【請求項11】 ネットワークに接続され、当該ネットワークを介してユーザが使用する情報端末からアクセス可能な情報処理装置であって、前記ネットワークに接続された複数の情報処理装置に保持され、複数の個別入力項目に対するデータ入力を要求する個別入力画面をブラウザプログラムによりそれぞれ表示させる、ユーザにより選択された複数の個別画面入力要求ファイルから複数の個別入力項目を抽出する手段と、前記抽出された複数の個別入力項目に基づいて、それぞれ共通の入力項目により実質的に代表される複数の個別入力項目からなる複数の個別入力項目群を判別する手段と、前記複数の個別入力項目群をそれぞれ代表する複数の共通入力項目を決定する手段と、各共通入力項目を、当該共通入力項目が代表する個別入力項目群に属する複数の個別入力項目に関連付ける関連付けデータを生成する手段と、前記決定された複数の共通入力項目に対するデータ入力を要求する共通入力画面をブラウザプログラムにより表示させる共通画面入力要求ファイルを生成する手段と、前記生成された共通画面入力要求ファイルを前記ユーザが使用する情報端末に送信し、当該共通画面入力要求ファイルに基づいて、前記共通入力画面を当該情報端末のブラウザプログラムにより表示させる手段と、を備えることを特徴とする情報処理装置。 【請求項12】 前記表示された共通入力画面に前記ユーザにより入力された、前記複数の共通入力項目に対する複数の入力データを前記情報端末から受信する手段と、前記受信された複数の入力データと前記関連付けデータとに基づいて、各個別画面入力要求ファイルについて、それが指定する複数の個別入力項目に対する複数の入力データを決定する手段と、前記複数の個別画面入力要求ファイルのそれぞれに対して前記入力データ決定ステップで決定された複数の入力データに基づいて、前記複数の個別画面入力要求ファイルに対する入力データを表す、複数の個別画面入力結果ファイルを生成する手段と、それぞれの個別画面入力結果ファイルを前記複数の情報処理装置に前記ネットワークを介して送信する手段と、を更に備えることを特徴とする請求項11に記載の情報処理装置。 【請求項13】 ネットワークに接続され、当該ネットワークを介してユーザが使用する情報端末からアクセス可能な情報処理装置であって、前記ネットワークに接続された複数の情報処理装置に保持され、複数の個別入力項目に対するデータ入力を要求する個別入力画面をブラウザプログラムにそれぞれ表示させる、ユーザにより選択された複数の個別画面入力要求ファイルから複数の個別入力項目を抽出する手段と、前記複数の個別画面入力要求ファイルから抽出された複数の個別入力項目に基づいて、それぞれ共通の入力項目により実質的に代表される複数の個別入力項目からなる複数の個別入力項目群と、前記複数の個別入力群に属さない少なくとも一つの独自の個別入力項目とを判別する手段と、前記複数の個別入力項目群をそれぞれ代表する複数の共通入力項目を決定する手段と、各共通入力項目を、当該共通入力項目が代表する個別入力項目群に属する複数の個別入力項目に関連付ける関連付けデータを記憶する手段と、前記決定された複数の共通入力項目と前記少なくとも一つの個別入力項目に対するデータ入力を要求する共通入力画面をブラウザプログラムにより表示させる共通画面入力要求ファイルを生成する手段と、前記生成された共通画面入力要求ファイルを前記ユーザが使用する情報端末に送信し、当該共通画面入力要求ファイルに基づいて、前記共通入力画面を当該情報端末のブラウザプログラムにより表示させる手段と、を備えることを特徴とする情報処理装置。 【請求項14】 前記表示された共通入力画面に前記ユーザにより入力された、前記複数の共通入力項目に対する複数の入力データと、前記少なくとも一つの独自の個別入力項目に対する入力データと、前記関連付けデータとに基づいて、各個別画面入力要求ファイルについて、それが指定する複数の個別入力項目に対する複数の入力データを決定する手段と、前記複数の個別画面入力要求ファイルのそれぞれについて前記入力データ決定ステップで決定された複数の入力データに基づいて、前記複数の個別画面入力要求ファイルに対する入力データを表す複数の個別画面入力結果ファイルを生成する手段と、それぞれの個別画面入力結果ファイルを前記複数の情報処理装置に前記ネットワークを介して送信する手段と、を更に備えることを特徴とする請求項13に記載の情報処理装置。 【請求項15】 前記複数の情報処理装置は、複数の組織のための、少なくとも住所変更をネットワークを介して受け付けるものであり、前記複数の個別画面入力要求ファイルは、それぞれ前記複数の情報処理装置に住所変更データを入力するためのファイルであることを特徴とする請求項11から14のいずれか一つに記載の画面情報処理装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、ブラウザプログラムにデータ入力画面を表示させる複数の画面入力要求ファイルが要求するデータの入力を支援する画面入力支援方法及びそれを用いる情報処理装置に係り、特に、複数の組織の情報処理装置に保持された、住所変更手続のための画面入力要求ファイルが要求する住所変更データの入力を支援するのに好適な画面入力支援方法及びそれを用いた情報処理装置に関する。 【0002】 【従来の技術】個人が住所を変更した場合、市役所、銀行その他のいろいろの組織に対して住所変更手続をしなければならない。住所変更手続をネットワークを介して届け出ることが可能になると、個人は各組織の窓口に出向かなくてもよいので好都合である。現に、ネットワークを介して住所変更を受け付ける組織も出現している。しかし、ネットワークで住所変更手続を実行できると言っても、各組織に対して同じ処理を繰り返すのは時間を要する。 【0003】この問題を解決するための技術が特開平10−171896に提案されている。この従来技術では、複数の組織に共通な共同情報サービスセンターを設け、このセンターをアクセスしたユーザの情報端末に入力画面を表示し、この入力画面にユーザが入力したデータに基づいて、複数の組織に対する住所変更依頼データを生成し、それぞれの組織のサーバーに送信する。更に、特開平10−228499号公報には同様な目的のために、住所をデータベースを利用して対話的に入力する技術が提案されている。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】ネットワーク上でデータを受け入れる情報処理装置(以下では簡単化のために単にサーバと呼ぶことがある)は、データを入力するための入力画面をユーザの情報端末に表示させる。入力画面は、通常、ウェブブラウザプログラム(以下、単にブラウザプログラムと呼ぶことがある)により表示される。ブラウザプログラムに入力画面を表示させるファイルを以下では画面入力要求ファイルと呼ぶことにする。ブラウザプログラムにより表示された入力画面に対して入力されたデータを含むファイルが、ブラウザプログラムにより上記情報処理装置に送信される。以下では、ブラウザプログラムにより送信される、入力データを含むファイルを画面入力結果ファイルとよぶ。 【0005】通常、画面入力要求ファイルは、HTMLファイルである。HTMLファイルからなる画面入力要求ファイルは、入力項目名を示す文字列と、入力データを受け入れる変数と、入力フィールドを規定する部分とを含んでいる。 【0006】同じ住所変更届でも、記載内容が組織により異なるのが普通である。例えば、入力項目名もまちまちである。一例として、手続する者の氏名を指定する入力項目の名称も、「氏名」、「お名前」などいろいろの名称が使用される。更に、氏名の入力を受け取る変数も、例えば「namae」、「name」などいろいろである。更に、同じ入力項目に対する入力フィールドの長さ等の書式条件も互いに異なることがありうる。入力すべき文字が全角か半角かに関する書式条件も異なることがあり得る。 【0007】しかし、上記従来技術では、上記入力画面をどのように生成するかは開示されていない。したがって、ユーザが選んだ種々の画面入力要求ファイルから、自動的に共通の画面入力要求ファイルを生成することが望ましい。更に、上記従来技術では、ユーザに情報端末に表示された入力画面に入力されたデータから、各組織のサーバに送信するファイルをどのようにして作成するかは開示されていない。共通の画面に入力された複数の入力データから、複数の組織のサーバに送信する複数の画面入力結果ファイルを自動的に生成することが望ましい。 【0008】更に、同じ住所変更届でも、組織によっては、他の組織が要求しない独自の入力項目を指定することもある。したがって、他と共通に使用される共通な入力項目と、独自の入力項目を指定する複数の画面入力要求ファイルから、これらの画面入力要求ファイルに対する共通の入力画面を表示させることが望ましい。更に、共通の画面に入力された複数の住所変更用データから、複数の組織のサーバに送信する、住所変更用データを含む複数の画面入力結果ファイルを自動的に生成することが望ましい。 【0009】以上の問題は、住所変更のための入力ファイルに限ったことではなく、類似の入力項目を指定する複数の画面入力要求ファイルについても言える。 【0010】したがって、本発明の目的は、ユーザが選んだ種々の画面入力要求ファイルから共通画面入力要求ファイルを自動的に生成して共通の入力画面による入力を可能にする画面入力支援方法及びシステムを提供することである。 【0011】本発明の他の目的は、上記共通の入力画面に対して入力されたデータから、個々の画面入力要求ファイルに対する入力データを表す複数の画面入力結果ファイルを自動的に生成する画面入力支援方法及びシステムを提供することである。 【0012】本発明のより具体的な目的は、ユーザが選んだ住所変更用の種々の画面入力要求ファイルから住所変更用の共通画面入力要求ファイルを自動的に生成して共通の入力画面をブラウザプログラムにより表示させる画面入力支援方法及びシステムを提供することである。 【0013】本発明のより具体的な他の目的は、住所変更用の上記共通の入力画面に対して入力されたデータから、個々の住所変更用の画面入力要求ファイルに対する入力データを表す複数の画面入力結果ファイルを自動的に生成する画面入力支援方法及びシステムを提供することである。 【0014】 【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するために、本発明に係る画面入力支援方法は、複数の個別入力項目に対するデータ入力を要求する個別入力画面をブラウザプログラムにそれぞれ表示させる、ユーザにより選択された複数の個別画面入力要求ファイルから複数の個別入力項目を抽出し、前記抽出された複数の個別入力項目に基づいて、それぞれ共通の入力項目により実質的に代表される複数の個別入力項目からなる複数の個別入力項目群を判別し、前記複数の個別入力項目群をそれぞれ代表する複数の共通入力項目を決定し、各共通入力項目を、当該共通入力画面が代表する個別入力項目群に属する複数の個別入力項目に関連付ける関連付けデータを生成し、前記決定された複数の共通入力項目に対するデータ入力を要求する共通入力画面をブラウザプログラムにより表示させる共通画面入力要求ファイルを生成し、前記生成された共通画面入力要求ファイルに基づいて、前記共通入力画面をユーザが使用する情報端末のブラウザプログラムにより表示させる、ステップを含むものである。 【0015】ここで、共通の入力項目により実質的に代表される複数の個別入力項目とは、実質的に同じ入力データの入力を要求する個別入力項目ということである。この発明により、ユーザが選択した複数の画面入力要求ファイルに基づいて、それぞれのファイルがブラウザプログラムに表示させる複数の入力画面に代えて、一つの共通入力画面を表示させる共通の画面入力要求ファイルを自動的に生成して、共通画面を表示させることができる。ユーザは、この一つの共通入力画面にデータを入力すればよく、ユーザの操作が簡単になる。更に、複数の画面入力要求ファイルが要求する複数の個別入力項目からなる個別入力項目群を一つの共通入力項目により代表させ、共通入力画面では、共通の入力項目に対してデータを入力させるので、ユーザの操作は非常に簡単になる。 【0016】なお、上記複数の画面入力要求ファイルの選択は、例えば、それぞれの画面入力要求ファイルを提供する複数の組織をユーザにより選択させてもよい。あるいは、組織と入力したいデータの種類あるいは目的をユーザにより選択させてもよい。又は個々の画面入力要求ファイルをユーザに直接選択させてもよい。あるいは他の方法によってもよい。 【0017】より望ましくは、本発明に係る画面入力支援方法は、前記表示された共通入力画面に前記ユーザにより入力された、前記複数の共通入力項目に対する複数の入力データと前記関連付けデータとに基づいて、各個別画面入力要求ファイルについて、それが指定する複数の個別入力項目に対する複数の入力データを決定し、前記複数の個別画面入力要求ファイルのそれぞれについて前記入力データ決定ステップで決定された複数の入力データに基づいて、前記複数の個別画面入力要求ファイルに対する入力データを表す、複数の個別画面入力結果ファイルを生成する、ステップを更に含むものである。 【0018】これにより、上記共通入力画面に入力された複数の入力データに基づいて、個々の画面入力要求ファイルに対する入力データを表す複数の個別画面入力結果ファイルが自動的に生成されるので、ユーザの操作は簡単になる。 【0019】本発明に係る画面入力支援方法の望ましい態様は、複数の個別入力項目に対するデータ入力を要求する個別入力画面をブラウザプログラムにそれぞれ表示させる、ユーザにより選択された複数の個別画面入力要求ファイルから複数の個別入力項目を抽出し、前記抽出された複数の個別入力項目に基づいて、それぞれ共通の入力項目により実質的に代表される複数の個別入力項目からなる複数の個別入力項目群と当該複数の個別入力群に属さない少なくとも一つの独自の個別入力項目を判別し、前記複数の個別入力項目群をそれぞれ代表する複数の共通入力項目を決定し、各共通入力項目を、当該共通入力項目が代表する個別入力項目群に属する複数の個別入力項目に関連付ける関連付けデータを生成し、前記決定された複数の共通入力項目と前記少なくとも一つの個別入力項目に対するデータ入力を要求する共通入力画面をブラウザプログラムにより表示させる共通画面入力要求ファイルを生成し、前記生成された共通画面入力要求ファイルに基づいて、前記共通入力画面を前記ユーザが使用する情報端末のブラウザプログラムにより表示させる、ステップを含むものである。 【0020】これにより、ユーザが指定した複数の画面入力要求ファイルに基づいて、複数の共通入力項目と少なくとも一つの独自の個別入力項目の入力を要求する共通画面入力要求ファイルが自動的に生成され表示されるので、ユーザはこの画面にデータを入力すればよく、ユーザの操作は簡単になる。 【0021】より望ましくは、前記抽出ステップでは、各個別画面入力要求ファイルが指定する前記複数の個別入力項目の各々について、当該個別入力項目に対して指定された、入力データが満たすべき書式条件を更に抽出し、前記複数の共通入力項目を決定するステップでは、各個別入力項目群に属する複数の個別入力項目に対して抽出された複数の書式条件に基づいて、当該個別入力項目群を代表する共通入力項目に対する入力データが満たすべき書式条件を決定し、前記共通画面入力要求ファイルを生成するステップでは、各共通入力項目に対して、当該共通入力項目について決定された前記書式条件を満たすデータを入力させ、かつ、前記少なくとも一つの独自の個別入力項目に対して、当該独自の個別入力項目について抽出された前記書式条件を満たすデータを入力させる入力画面が前記共通入力画面として表示されるように、前記共通画面入力要求ファイルを生成する。 【0022】これにより、複数の個別画面入力要求ファイルがいずれかの共通入力項目に対して異なる書式条件を指定している場合でも、その共通入力項目を共通の書式条件でユーザに入力させることができる。なお、場合によっては、一部の共通入力項目の書式条件を、その共通入力項目により代表される複数の個別入力項目のそれぞれの書式条件に基づいて決めるのではなく、あらかじめ定めて書式条件にしてもよい。 【0023】本発明に係る画面入力支援方法の更に望ましい態様は、前記表示された共通入力画面に前記ユーザにより入力された、前記複数の共通入力項目に対する複数の入力データと、前記少なくとも一つの独自の個別入力項目に対する入力データと、前記関連付けデータとに基づいて、各個別画面入力要求ファイルについて、それが指定する複数の個別入力項目に対する複数の入力データを決定し、前記複数の個別画面入力要求ファイルのそれぞれについて前記入力データ決定ステップで決定された複数の入力データに基づいて、前記複数の個別画面入力要求ファイルに対する入力データを表す、複数の個別画面入力結果ファイルを生成する、ステップを更に含むものである。 【0024】これにより、複数の共通入力項目と少なくとも一つの独自入力項目に対してデータをユーザが入力すれば、複数の個別画面入力要求ファイルに対する入力データを表す、複数の個別画面入力結果ファイルが自動的に生成されるので、ユーザの操作は簡単になる。 【0025】更に望ましくは、前記抽出ステップでは、各個別画面入力要求ファイルが指定する前記複数の個別入力項目の各々について、当該個別入力項目に対して指定された、入力データが満たすべき書式条件を更に抽出し、前記入力データ決定ステップでは、各個別画面入力要求ファイルが指定する、いずれかの共通入力項目により代表される個別入力項目の入力データを、当該個別入力項目について抽出された前記書式条件を満たすように、当該個別入力項目を代表する当該共通入力項目に対する入力データから決定する。 【0026】これにより、複数の個別画面入力要求ファイルがいずれかの共通入力項目により代表される一群の個別入力項目に対して互いに異なる書式条件を指定している場合でも、個々の個別画面入力要求ファイルが個別入力項目について指定する書式条件を満たすように、その個別入力項目を代表する共通入力項目に対する入力データに基づいて、個々の個別入力項目に対する入力データを決定することができる。 【0027】本発明に係る情報処理装置は、ネットワークに接続され、当該ネットワークを介してユーザが使用する情報端末からアクセス可能な情報処理装置であって、前記ネットワークに接続された複数の情報処理装置に保持され、複数の個別入力項目に対するデータ入力を要求する個別入力画面をブラウザプログラムによりそれぞれ表示させる、ユーザにより選択された複数の個別画面入力要求ファイルから複数の個別入力項目を抽出する手段と、前記抽出された複数の個別入力項目に基づいて、それぞれ共通の入力項目により実質的に代表される複数の個別入力項目からなる複数の個別入力項目群を判別する手段と、前記複数の個別入力項目群をそれぞれ代表する複数の共通入力項目を決定する手段と、各共通入力項目を、当該共通入力項目が代表する個別入力項目群に属する複数の個別入力項目に関連付ける関連付けデータを生成する手段と、前記決定された複数の共通入力項目に対するデータ入力を要求する共通入力画面をブラウザプログラムにより表示させる共通画面入力要求ファイルを生成する手段と、前記生成された共通画面入力要求ファイルを前記ユーザが使用する情報端末に送信し、当該共通画面入力要求ファイルに基づいて、前記共通入力画面を当該情報端末のブラウザプログラムにより表示させる手段と、備えるものである。 【0028】更に望ましくは、上記情報処理装置は、前記表示された共通入力画面に前記ユーザにより入力された、前記複数の共通入力項目に対する複数の入力データを前記情報端末から受信する手段と、前記受信された複数の入力データと前記関連付けデータとに基づいて、各個別画面入力要求ファイルについて、それが指定する複数の個別入力項目に対する複数の入力データを決定する手段と、前記複数の個別画面入力要求ファイルのそれぞれに対して前記入力データ決定ステップで決定された複数の入力データに基づいて、前記複数の個別画面入力要求ファイルに対する入力データを表す、複数の個別画面入力結果ファイルを生成する手段と、それぞれの個別画面入力結果ファイルを前記複数の情報処理装置に前記ネットワークを介して送信する手段と、を更に備える。 【0029】本発明に係る情報処理装置の更に望ましい態様は、ネットワークに接続され、当該ネットワークを介してユーザが使用する情報端末からアクセス可能な情報処理装置であって、前記ネットワークに接続された複数の情報処理装置に保持され、複数の個別入力項目に対するデータ入力を要求する個別入力画面をブラウザプログラムにそれぞれ表示させる、ユーザにより選択された複数の個別画面入力要求ファイルから複数の個別入力項目を抽出する手段と、前記複数の個別画面入力要求ファイルから抽出された複数の個別入力項目に基づいて、それぞれ共通の入力項目により実質的に代表される複数の個別入力項目からなる複数の個別入力項目群と、前記複数の個別入力群に属さない少なくとも一つの独自の個別入力項目とを判別する手段と、前記複数の個別入力項目群をそれぞれ代表する複数の共通入力項目を決定する手段と、各共通入力項目を、当該共通入力項目が代表する個別入力項目群に属する複数の個別入力項目に関連付ける関連付けデータを記憶する手段と、前記決定された複数の共通入力項目と前記少なくとも一つの個別入力項目に対するデータ入力を要求する共通入力画面をブラウザプログラムにより表示させる共通画面入力要求ファイルを生成する手段と、前記生成された共通画面入力要求ファイルを前記ユーザが使用する情報端末に送信し、当該共通画面入力要求ファイルに基づいて、前記共通入力画面を当該情報端末のブラウザプログラムにより表示させる手段と、を備えるものである。 【0030】更に望ましくは、上記情報処理装置は、前記表示された共通入力画面に前記ユーザにより入力された、前記複数の共通入力項目に対する複数の入力データと、前記少なくとも一つの独自の個別入力項目に対する入力データと、前記関連付けデータとに基づいて、各個別画面入力要求ファイルについて、それが指定する複数の個別入力項目に対する複数の入力データを決定する手段と、前記複数の個別画面入力要求ファイルのそれぞれについて前記入力データ決定ステップで決定された複数の入力データに基づいて、前記複数の個別画面入力要求ファイルに対する入力データを表す複数の個別画面入力結果ファイルを生成する手段と、それぞれの個別画面入力結果ファイルを前記複数の情報処理装置に前記ネットワークを介して送信する手段と、を更に備える。 【0031】より望ましくは、前記複数の情報処理装置は、複数の組織のための、少なくとも住所変更をネットワークを介して受け付けるものであり、前記複数の個別画面入力要求ファイルは、それぞれ前記複数の情報処理装置に住所変更データを入力するためのファイルである。 【0032】 【発明の実施の形態】以下、本発明に係る画面入力支援方法及びそれを用いた情報処理装置の実施形態を図面を参照して詳細に説明する。 [発明の実施の形態1] 【0033】図1は、本発明に係る画面入力支援方法を用いた画面入力支援システムの概略ブロック図である。本システムは、手続代行サーバ1と、組織A、B、C用の手続受付サーバ2A、2B、2C、、、と、ネットワーク4と、ユーザの情報端末3とを含む。手続代行サーバ1は、例えば、一つ又は複数のワークステーションからなる。手続代行サーバ1は複数のサーバからなっていてもよい。これらのことは、組織用の手続受付サーバ2Aから2Cについても同様である。情報端末3は、例えば通常のパーソナルコンピュータである。情報端末3にはブラウザプログラムが組み込まれ、ユーザは、このプログラムを用いてネットワーク4を介して手続代行サーバ1等をアクセスできる。しかし、情報端末3は、通信機能のある簡易携帯端末でもよく、更には携帯電話機でもよい。ネットワーク4は例えばインターネットであるが、無線通信網あるいは他のネットワークでもよい。 【0034】ここで、組織A、B、C、、は、金融機関(例えば銀行、証券会社、保険会社、カード会社等)、企業(電話会社、ガス会社、電力会社、一般企業等)、又は公共団体(例えば市町村の役所、郵便局、水道局等)等の組織の一つを示す。これらの組織の中には現時点ではネットワークによる手続を受け付けていない組織も多くあるが、ここでは、そのような組織も近い将来、ネットワークによる手続を受け付けるであろうと想定し、これらの組織を区別しないで、本発明に係る画面入力支援方法を適用できる組織であると仮定する。 【0035】また、ネットワークによる手続を受け付ける組織の中には、ネットワークによる手続を書面による手続と同じく有効な手続として処理する組織以外に、ネットワークによる手続は、手続書類の発送の依頼として受け付け、書面を依頼者に郵送する組織、あるいはネットワークによる手続を一旦受け付け、後に電話で本人確認をしたうえで、ネットワークによる手続を有効なものとして処理する組織も存在する可能性がある。本発明は、ネットワークを介して何らかの手続ファイルを受け付ける組織を対象とする。したがって、上記のいくつか例示された組織は、ネットワークを介して受け付けた手続のその後の処理の違いに拘わらず、本発明に関してはいずれもネットワークにより手続を受け付ける組織である。 【0036】更に、これらの組織によっては、住所変更手続を実際に住所を変更する前に手続しなければならないものもあり、住所を変更した後に手続してもよい組織もある。本実施の形態ではいずれの場合も区別しないで住所変更手続と呼ぶ。 【0037】各組織用の手続受付サーバ2A、2B、2C、、は、ネットワークを介して手続を受け付けるサーバであり、それぞれ手続を受け付けるための画面入力要求ファイル5A、5B、5C、、を記憶している。これらのファイルは、ユーザがそれぞれのファイルを保持する手続受付サーバをアクセスしたときに、ユーザの情報端末3のブラウザプログラムにより入力画面を表示させる。 【0038】手続代行サーバ1は、ユーザが指定した複数の組織に対する手続を一括して代行するサーバである。手続代行サーバ1には共通画面入力ファイル生成プログラム10と、画面入力結果ファイル一括生成プログラム11と、ウェブインタフェースプログラム12等のプログラムがあらかじめ記憶され、更に、手続代行受付用画面入力要求ファイル13、組織一覧テーブル20と、共通入力項目テーブル24があらかじめ記憶されている。図1に示された他のテーブル及びファイルは、共通画面入力ファイル生成プログラム10又は個別画面入力結果ファイル一括生成プログラム11により生成されるテーブル又はファイルである。 【0039】後に図6又は図7に例示するように、画面入力要求ファイルがブラウザプログラムに表示させる画面には、複数の入力項目の名称と、それぞれの項目のデータを入力するためのフィールドが表示される。ユーザが各入力項目に対するデータを入力する。その後、ユーザが、画面に表示された、例えば送信ボタンをクリックすると、ユーザが入力した複数のデータを含む画面入力結果ファイルが、ブラウザプログラムにより手続受付サーバに送信されるように、上記画面入力要求ファイルが構成されている。 【0040】ウェブインタフェースプログラム12は、情報端末3のブラウザプログラム又は手続受付サーバ2Aから2Cなどの内部に設けられた同様のインタフェースプログラムとの間でネットワーク4を介して通信を行うプログラムである。具体的には、手続代行受付用画面入力要求ファイル13を情報端末3に送信し、あるいは情報端末3からユーザが入力したデータを受信し、共通画面入力ファイル生成プログラム10あるいは個別画面入力結果ファイル一括生成プログラム11に転送する。 【0041】手続代行サーバ1に手続の代行を依頼するには、ユーザは情報端末3を用いて上記手続代行受付用画面入力要求ファイル13にアクセスし、手続代行受付用画面入力要求ファイル13を情報端末3の図示しない表示装置にブラウザプログラムにより表示させる。上記手続代行受付用画面入力要求ファイル13が表示されると、手続依頼画面が表示され、その中に含まれた例えばOKボタンをユーザがクリックすると、手続代行サーバ1は、手続代行のための処理を開始する。 【0042】まず、共通画面入力ファイル生成プログラム10が実行され、そのプログラムの実行後に個別画面入力結果ファイル一括生成プログラム11が実行される。図2は、共通画面入力ファイル生成プログラム10の処理の概略的フローチャートである。 【0043】最初に、組織選択画面をユーザの情報端末3にネットワーク4を介して組織選択画面を表示する(ステップS101)。図3は、あらかじめ記憶された組織一覧テーブル20の例を示す。組織一覧テーブル20には、手続代行サーバ1が手続を代行できる組織、例えばA、B、C、、等の組織名20Aと、それぞれの組織用の手続受付サーバに記憶された、ネットワークによる住所変更手続のための画面入力要求ファイル5A、5B、5Cのアドレス(URL)20Bを記憶している。 【0044】図4は、組織選択画面の一例であり、各組織名とその前にチェックボタンが表示される。この組織選択画面は、図3に示した組織一覧テーブル20に基づいて表示される。ユーザは手続した組織名の前に設けられたチェックボタンをクリックすることにより、複数の組織を選択することができる。 【0045】図2に戻り、ユーザにより選択された複数の組織は、手続対象組織テーブルに記憶される(ステップS102)。図5は、手続対象組織テーブル21の例を示す。このテーブルには、ユーザが選択した組織、例えばA、C、、の組織名21AとURL21Bとが記憶される。この手続対象組織テーブル21には、入力項目テーブル名21Cが、後に各組織に対応して記憶される。 【0046】図2に戻り、手続対象組織テーブル21を用いて、選択された組織の手続受付サーバから画面入力要求ファイル5A、5C、、を取得する(ステップS103)。しかし、手続代行サーバ1が過去において、これらのファイルをすでに取得しているときには、ステップS103は省略される。図6は、組織A用の手続受付サーバ2Aから取得した画面入力要求ファイル5Aをブラウザプログラムに表示させたときの、住所変更データ入力画面のうち、データ入力に関連する部分を模式的に示す。実際には、画面には説明文などが表示される。 【0047】この画面では、左側に入力項目の名称が列挙されている。図の例では、入力項目名は、「お名前」、「登録番号」、「現住所」、「郵便番号」、「新住所」、「新郵便番号」、「新住所」、「新郵便番号」、「住所変更日」、「連絡先電話番号」である。 【0048】それぞれの名称の右側にデータ入力フィールドが表示される。各入力項目に応じてデータ入力フィールドの大きさが異なっている。各データ入力フィールドの右側には、各データ入力フィールドに入力する文字の書式について、例えば「全角で入力して下さい」又は「半角で入力して下さい」というユーザに対する指示文が表示されることがある。図において、括弧内に記載されている(全角)あるいは(半角)は、この指示文を簡略化して示すものである。実際には、更に、入力例が表示される場合もあるが、図では簡単化のために省略している。 【0049】図7は、組織C用の手続受付サーバ2Cから取得した画面入力要求ファイル5Cをブラウザプログラムに表示させたときの、住所変更データ入力画面のうち、データ入力に関連する部分の例を模式的に示す。この画面では、入力項目名は、「氏名」、「登録番号」、(変更前の)「住所」、「郵便番号」、(変更後の)「住所」、「郵便番号」、「住所変更日」である。 【0050】図6と図7の比較から分かるように、同じデータの入力を要求する入力項目でもその名称が組織ごとに異なっている。例えば、氏名については、組織Aでは「お名前」であり、組織Cでは「氏名」である。更に、組織Aは「連絡先電話番号」の入力を要求しているのに対し、組織Cはこれを要求しない。更に、組織Cでは、変更前の住所と変更後の住所も同じ「住所」という項目名であり、その前にある「変更前」と「変更後」という説明句により、これら二つの「住所」がいずれの住所であるかが区別可能になっている。 【0051】本実施の形態では、画面入力要求ファイルはHTMLファイルであると仮定する。このHTMLファイルを図8を参照して説明する。同図(a)には、組織A用の手続受付サーバ2Aから取得した画面入力要求ファイル5Aのうち、入力項目名「お名前」に関連する部分の例を示す。 【0052】図に示されるように、タグtdを用いて「お名前」という文字が指定され、その後のinputタグにより、データ入力フィールドに入力する文字のタイプ「TEXT」と、そのフィールドに入力されたデータを受け取る変数の名称「namae」と、データ入力フィールドのサイズ「size」と最大長「maxlength」等が指定されている。更に、最後に「全角でお願いします」という注意文が記載されている。なお、font colorは表示色を指定するパラメータである。組織A用の画面入力要求ファイル5Aには、実際には、他の入力項目のそれぞれに対応して同様な要素が含まれている。 【0053】同図(a)に示す画面入力要求ファイル5Aをブラウザプログラムに表示させると、同図(b)に示すように、「お名前」という入力力項目名と、データ入力フィールドと、「(全角でお願いします)」という注意文が表示される。このデータ入力フィールドの長さが、上記サイズsizeと最大長maxlengthにより規定される。 【0054】同図(c)には、組織C用の手続受付サーバ2Cから取得した画面入力要求ファイル5Cのうち、入力項目名「氏名」に関連する部分の例を示す。同図(a)との比較から分かるように、入力項目名が「氏名」に変更され、変数が「name」に変更され、サイズsize、最大長maxlengthの値も変更され、注意文も「全角で入力して下さい」に変更され、更に表示色も変更されていることが分かる。同図(c)の画面入力要求ファイル5Cをブラウザプログラムに表示させると、同図(d)に示すように、入力項目名の名称「氏名」と、同図(b)より長いデータ入力フィールドと、「(全角で入力して下さい)」という注意文が表示される。 【0055】本明細書では、後に述べる共通画面入力要求ファイル及び共通入力項目と区別するために、各組織が指定する画面入力要求ファイルを個別画面入力要求ファイルと呼び、各個別画面入力要求ファイルが指定する入力項目を個別入力項目と呼ぶことがある。 【0056】図2に戻り、共通画面入力ファイル生成プログラム10では、各組織の個別画面入力要求ファイル5A、5C、、が要求する個別入力項目の情報を抽出し、その組織用の個別入力項目テーブルに格納する(ステップS104)。なお、手続代行サーバ1が過去においてすでにこの抽出を実行したことがあるときには、ステップS104は省略可能である。 【0057】図9は、組織A用の個別入力項目テーブル22の例を示す。このテーブル22には、組織A用の画面入力要求ファイル5Aから抽出された入力項目名22Aと、変数22Bと、書式条件22Cとが格納される。書式条件22Cには、例えば全角半角の区別、サイズ(size)、最大長(maxlength)が格納される。例えば、図8(a)に示した個別画面入力要求ファイル5Aの場合、入力項目名「お名前」と、変数「namae」と、書式条件「全角」、サイズ「10」、最大長「10」の組が格納される。 【0058】他の入力項目に対しても同様なデータが格納される。図9には、このようにして格納されたデータの例が示されている。なお、テーブル22には、入力値22D、グループ番号22Eを格納する領域も設けられ、これらのデータは後に入力される。 【0059】図10は、組織C用の個別入力項目テーブル23の例を示す。このテーブル23にも、組織A用の画面入力要求ファイル5Aから抽出された入力項目名23Aと、変数23Bと、書式条件23Cとが格納される。例えば、図8(c)に示した画面入力要求ファイル5Cの場合、入力項目名「氏名」と、変数「name」と、書式条件「全角」、サイズ「15」、最大長「15」の組が格納される。他の入力項目に対しても同様なデータが格納される。図10には、このようなにして格納されたデータの例が示されている。 【0060】図9と図10の比較から分かるように、氏名に関する入力項目名以外の入力項目名についても、対応する変数が異なり、かつ書式条件のうちサイズと最大長が異なることが分かる。逆に、登録番号は、組織AとCでは本来異なる値を持つべき入力項目であるが、入力項目の名称、変数も同じであることが分かる。 【0061】図2に戻り、全ての選択された組織用の個別入力項目テーブルから、それぞれ共通の入力項目により実質的に代表される複数の個別入力項目からなる複数の個別入力項目群及びそれ以外の少なくとも一つの独自の個別入力項目があればそれを検出する(ステップS105 )。ここで、共通の入力項目により実質的に代表される複数の個別入力項目とは、実質的に同じ入力データの入力を要求する個別入力項目ということである。 【0062】選択された組織が組織AとCの場合、図9と10示された個別入力項目テーブル22,23からこのような複数群の個別入力項目群を決定すればよい。例えば、図9の「お名前」と図10の「氏名」は、ともに氏名に関する入力項目であるので、共通の入力項目により代表させることができる入力項目であり、同一の個別入力項目群を構成する。 【0063】図9の「現住所」と図10の最初の「住所」は、ともに変更前の住所に関する入力項目であるので、共通の入力項目により代表させることができる入力項目であり、同一の個別入力項目群を構成する。図9の「現郵便番号」と図10の最初の「郵便番号」はともに変更前の住所の郵便番号に関する入力項目であるので、共通の入力項目により代表させることができる入力項目であり、同一の個別入力項目群を構成する。 【0064】図9の「新住所」と図10の2番目の「住所」はともに変更後の住所に関する入力項目であるので、共通の入力項目により代表させることができる入力項目であり、同一の個別入力項目群を構成する。図9の「新郵便番号」と図10の2番目の「郵便番号」はともに変更後の住所の郵便番号に関する入力項目であるので、共通の入力項目により代表させることができる入力項目であり、同一の個別入力項目群を構成する。 【0065】図9の「住所変更日」と図10の「住所変更日」はともに住所変更日に関する入力項目であるので、共通の入力項目により代表させることができる入力項目であり、同一の個別入力項目群を構成する。 【0066】なお、図9の「登録番号」と図10の「登録番号」はともに登録番号に関する入力項目であるが、登録番号は組織ごとに異なるのが通常であるので、共通の入力項目により代表させることができない。更に、図9の「連絡先電話番号」に対応する入力項目が図10にはないので、「連絡先電話番号」は、共通の入力項目により代表させることができない入力項目の例である。 【0067】複数の画面入力要求ファイルが指定する複数の個別入力項目のいずれが共通の入力項目により代表させることができるかの判定方法は、それぞれの画面入力要求ファイルに含まれる複数の個別入力項目の名称と変数がどのような関係にあるかに依存して変化する。例えば、複数の画面入力要求ファイルに含まれている複数の入力項目の名称が同じときには、それらの同じ名称の入力項目は共通の入力項目により代表させることができ、更に、異なる名称の入力項目は共通の入力項目により代表させることはできないということがあらかじめ分かっている場合には、上記複数の画面入力要求ファイルから同じ名称の入力項目を探して同じグループに属する入力項目とすればよい。 【0068】しかし、図9と図10に示されたような組織A用の画面入力要求ファイル5Aと組織C用の画面入力要求ファイル5Cでは、上記の方法を採用することができない。このような複数の画面入力要求ファイルについても複数の個別入力項目群を自動的に見つけるには、例えば次の方法を採ることができる。 【0069】手続代行サーバ1の管理者があらかじめ以下の処理を行う。まず、手続代行サーバ1が手続を代行する複数の組織用のサーバ2A、2B、2C、、の住所変更用の画面入力要求ファイル5A、5B、5C、、を全てあらかじめ取得し、それらの項目名と前後の説明用の文言から、それぞれ共通の入力項目により代表させることができる複数の入力項目からなる一群の入力項目をあらかじめ検出する。各群を代表する共通入力項目の名称と変数を決定して登録する。 【0070】以上において、共通の入力項目により代表される個別入力項目グループには、手続代行サーバ1が代行可能な全ての組織の手続受付サーバの住所変更用の一部の画面入力要求ファイルの入力項目が含まれていなくてもよいこととする。すなわち、全画面入力要求ファイルの一部の複数の画面入力要求ファイルに含まれている複数の個別入力項目が、共通の入力項目により代表させることができるときには、それらの個別入力項目も一つの個別入力項目群を構成するとする。 【0071】この検出を繰り返して他の同様な個別入力項目群を検出する。同一の個別入力項目群に属する複数の個別入力項目の変数を一つのグループとして記憶する。他の個別入力項目グループについても同様に変数を記憶する。その後、いずれかのユーザがいくつかの組織を手続対象に指定したときに、上記記憶された情報を使用する。 【0072】具体的には、図11は、共通入力項目テーブル24を示す。テーブル24には、共通入力項目名24A、共通変数24B、個別変数24Cがあらかじめ記憶されている。なお、共通入力項目テーブル24には、後に、共通書式条件24D、グループ番号24E、入力値24Fを記憶することができるようになっている。テーブル24の一つの行は、上述のようにあらかじめ検出された一つの個別入力項目群に対応している。異なる行は異なる個別入力項目群に対応している。 【0073】共通入力項目名24Aには、同一の個別入力項目群に対してあらかじめ定められた当該個別入力項目群を代表する共通入力項目の名称を記憶する。例えば、図において第1行は、氏名に関する個別入力項目群に対応し、共通入力項目名24Aには、ここでは「氏名」が共通入力項目名として記憶されている。共通変数24Bは、その共通入力項目に割り当てられた変数であり、共通入力項目「氏名」に対しては、「name」が割り当てられている。 【0074】個別変数24Cは、同じ個別変数群に属する個別変数を、それぞれが含まれる画面入力要求ファイルを識別する情報と対にしてあらかじめ記憶している。ここでは、画面入力要求ファイルを識別する情報として、簡単化のためにそれぞれの画面入力ファイルの提供元の組織の名称A、B、C、、を用いている。例えば、共通入力項目「氏名」により代表される個別入力項目群に属する変数は、組織Aの個別画面入力要求ファイル5Aについては、図9から分かるように「namae」であり、組織Cの画面入力要求ファイル5Cについては、図10から分かるように「name」である。これらの変数は個別変数24Cに格納されている。 【0075】共通入力項目テーブル24に登録された共通変数に対しては、全ての組織A、B、C、、の個別変数が、個別変数24Cの列に登録されていなければならないということはなく、少なくとも複数の組織に対する変数が、個別変数24Cの列に登録されていればよい。この場合、共通変数は、それらの一部の組織に対する住所変更用の複数の画面入力要求ファイルに含まれる少なくとも複数の個別入力項目に対して共通入力項目として使用可能である。 【0076】共通入力項目テーブル24には、他の共通入力項目として「旧住所」、「旧郵便番号」、「新住所」、「新郵便番号」、「住所変更日」が登録されている。図9と10の両方に表れた「登録番号」は、同じ入力項目名であり、かつ変数も同じ「userno」であるが、既に述べたように、これらは異なるデータの入力を要する入力項目であるので、図11の共通入力項目テーブル24には登録されていない。また、図9に示された入力項目「連絡先電話番号」は、組織Cの画面入力要求ファイル5Cには含まれていないことから分かるように、共通入力項目テーブル24には共通入力項目として登録されていない。 【0077】さて、図2のステップS105における個別入力項目群を決定するには、この共通入力項目テーブル24を参照して以下のように実行できる。すなわち、共通入力項目テーブル24の同じ行に対して、かつ、ユーザが選択した複数の組織に対応して記憶された複数の個別変数を有する複数の入力項目が同一の個別変数群に属する個別入力項目である。例えば、組織A用の個別変数「nemae」を有する個別入力項目(「お名前」)と組織C用の個別変数「name」を有する個別入力項目(「氏名」)が同じ個別変数グループに属することが判別される。 【0078】図2に戻り、つぎに、決定された各個別入力項目群に対して、共通入力項目とグループ番号と共通書式条件を決定し、これらの情報を共通入力項目テーブル24に格納する(ステップS106)。ステップS105でのグループ番号の決定は、例えばつぎのようにして実行できる。 【0079】例えば、選択された組織A、C、、の一つ、例えば組織A用の個別入力項目テーブル22に出現する変数を順次テーブルの上のほうから順次選択する。最初の変数(今の場合には、「namae」)が、図11のいずれかの行に対応する個別変数のエントリに、その組織に対する変数として記憶されていれば、ユーザが選択した他の組織の全てについて個別変数がその同じエントリに格納されているか否かを判断する。 【0080】今の場合には、組織C、、に対する個別変数が格納されているか否かを判断する。もし、これらの変数が格納されていれば、それらの個別変数が表す入力項目は共通の入力項目により代表させられることが既に分かっている。なお、組織Bはユーザにより選択されていないので、この組織Bに対して個別変数が格納されていなくてもよい。もし、組織A、C、、に対する変数が同じエントリに格納されていれば、個別変数のエントリが属する行のグループ番号のエントリにグループ番号1を記憶する。今の場合、組織Aの変数「namae」と組織Cの変数「name」が、共通入力項目テーブル24の第1行の個別変数のエントリに格納されているので、第1行のグループ番号22Eのエントリに、共通入力項目テーブル24の第1行に格納されているグループ番号1を記憶する。 【0081】個別入力項目テーブル22の第2の変数「userno」は、共通入力項目テーブル24に登録されていないので、この変数を有する個別入力項目は、独自の個別入力変数である。個別入力項目テーブル22の第3の変数「addr1」は共通入力項目テーブル24の第2行に、組織Aに対する変数として記憶され、かつ同じ行に対する個別変数として他の組織Cに対する個別変数「addrp」も格納されているので、変数「addr1」を有する個別入力項目「現住所」は、共通入力項目テーブル24の第2行に対応する個別入力項目群に属する。この第2行のグループ番号22Eのエントリに、共通入力項目テーブル24の第1行に格納されているグループ番号2を格納する。 【0082】以下、同様にして、個別入力項目テーブル22に後続の変数のうち、共通入力項目テーブル24に登録された変数が出現するごとに、共通入力項目テーブル24のその変数が登録された行に次のグループ番号を格納する。以上の処理を繰り返せばよい。 【0083】ステップS106での、共通入力項目の決定は適当な方法で実行可能である。本実施の形態では、共通入力項目テーブル24の共通入力項目名24Aに既に登録された名称を使用すればよい。あるいは、共通入力項目が代表する複数の入力項目の一つを使用してもよい。ステップS106での共通書式条件の決定は、次のようにして行うことができる。共通入力項目テーブル24の各行が対応する複数の個別入力項目群に属する個別項目に対して抽出された書式条件から、共通入力項目の書式条件を決める。決定された書式条件は、共通入力項目テーブル24内の書式条件の列22Cの対応するエントリに記憶される。 【0084】例えば、共通入力項目テーブル24の第1行の場合、個別入力項目テーブル22内の変数「namae」に対する書式条件が指定するサイズ「10」と個別入力項目テーブル23内の変数「name」に対する書式条件が指定するサイズ「12」のうちの大きいサイズ「12」を、共通入力項目「氏名」に対するサイズに関する書式条件とする。 【0085】共通入力項目「氏名」に対する書式条件のうち最大長も同様に、個別入力項目テーブル22内の変数「namae」に対する書式条件が指定する最大長「10」と個別入力項目テーブル23内の変数「name」に対する書式条件が指定する最大長「12」のうちの大きいサイズ「12」に等しくする。 【0086】共通入力項目「氏名」に対する書式条件の全角/半角は、個別入力項目テーブル22内の変数「namae」に対する書式条件が指定する全角/半角条件「全角」と、個別入力項目テーブル23内の変数「name」に対する書式条件が指定する全角/半角条件「全角」とに基づいて決める。なお、場合によっては、各共通入力項目ごとにあらかじめ全角/半角条件を固定的に決めておいてもよい。 【0087】共通入力項目の全角/半角条件は、これらの全角/半角条件に基づいて、例えば多数決論理で決めればよい。全角、半角が同数の場合には、適当に定めた一方を選択すればよい。今の場合、変数「namae」についても変数「name」についても全角/半角条件は「全角」であるので、共通入力項目「氏名」に対する全角/半角条件は「全角」になる。 【0088】図2に戻り、つぎに、グループ番号を、各組織用の入力項目テーブルの該当する個別入力項目に対して格納する(ステップS107)。この格納は、図11に示す共通入力項目テーブル24を用いて例えば以下のようにして実行できる。 【0089】共通入力項目テーブル24内のグループ番号が格納された各行から、選択された組織A、C、、に対する個別変数を取り出す。その行のグループ番号を、その個別変数が組織A用の変数である場合、個別入力項目テーブル22(図9)内のその個別変数が含まれている行内のグループ番号のエントリに格納する。その行のグループ番号を、その個別変数が組織C用の変数である場合、個別入力項目テーブル23(図10)内のその個別変数が含まれている行内のグループ番号のエントリに格納する。 【0090】例えば、共通入力項目テーブル24の最初の行の個別変数「namae」が含まれる、個別入力項目テーブル22内の第1行にグループ番号1が格納され、共通入力項目テーブル24の同じ行の個別変数「name」が含まれる、個別入力項目テーブル23内の第1行にもグループ番号1が格納される。以上の処理を、共通入力項目テーブル24内の全てのグループ番号について繰り返せばよい。 【0091】こうして、図9、10に示されるように、個別入力項目テーブル22、24のそれぞれのグループ番号の列内の該当するエントリにグループ番号1から6が記憶される。この結果、個別入力項目テーブル22、24において、グループ番号が格納されている行の個別入力項目が共通入力項目で代表される個別入力項目であり、グループ番号が格納されていない行の入力項目は独自の入力項目であることが分かる。以上から分かるように、グループ番号は、共通入力項目を、それが代表する個別入力項目群に属する個別入力項目に対応付ける対応付けデータとして作用することが分かる。 【0092】図2に戻り、つぎに各個別入力項目テーブル22、23内の独自の個別入力項目とその書式条件を独自入力項目テーブルに格納する(ステップS108)。図12は、独自入力項目テーブル25の例を示す。独自入力項目テーブル25には、各独自の入力項目について、その入力項目が使用されている組織の名称25Aと、独自入力項目名25Bと、変数25Cと、書式条件25Dとを記憶する。今の場合、独自入力項目テーブル25には、組織Aのための入力項目名「登録番号」と「連絡先番号」と、組織Cのための「登録番号」と、それぞれに関する変数と書式条件とが格納される。なお、独自入力項目テーブル25には後に入力値25Eを格納可能になっている。 【0093】以上から分かるように、独自入力項目テーブル25は、基本的には、各組織用の入力項目テーブル内の独自入力項目に関する情報を記憶するものであるので、独自入力項目テーブル25使用しないで、各組織用の入力項目テーブル内の独自入力項目に関する情報を利用するようにしてもよい。また、場合によっては、共通入力画面に表示するときに、独自入力項目に対する入力データに課せる書式条件をその入力項目と同じ名称の個別入力項目に課せられた書式条件とは異ならせてもよい。 【0094】図2に戻り、共通入力項目テーブル24と独自入力項目テーブル25から共通画面入力要求ファイル30を生成する(ステップS109)。共通画面入力要求ファイル30は、共通画面入力ファイル生成プログラム10により最終的に生成すべきファイルである。ここでは共通画面入力要求ファイル30もHTMLファイルであるとする。共通画面入力要求ファイル30の具体的な内容の例は、以下に示す図13の画面とその説明及び図8に示した個別画面入力要求ファイル5A、5Cの例などから、当業者には自明であるので、簡単化のために図示しない。 【0095】図13は、共通画面入力要求ファイル30をブラウザプログラムに表示させたときの画面の例を示す。この画面には、共通入力項目を表示する領域43Aと、組織A用の独自入力項目を表示する領域43Bと、組織C用の独自入力項目を表示する領域43C、、と、送信指示ボタン43Dとを含む。 【0096】領域43Aでは、各共通入力項目の名称と、その右側に位置するデータ入力フィールドと、当該データ入力フィールドに対する全角/半角に関する注意文とが表示される。領域43Aに表示される共通入力項目の名称は、共通入力項目テーブル24に登録された共通入力項目名24Aである。各データ入力フィールドの大きさは、同じ共通入力項目テーブル24内の共通書式条件24D内のサイズと最大長により規定される。全角/半角に関する注意文も、同じ共通書式条件24D内の全角/半角条件にしたがって生成される。なお、注意文は図では「(全角)」あるいは「(半角)」という簡単な表現であるが、図7又は8に関して説明したように、注意を喚起する文章を簡単化して示したものである。 【0097】領域43B、43Cには、独自入力項目の名称と、その右側に位置するデータ入力フィールドと、当該データ入力フィールドに対する全角/半角に関する注意文とが表示される。領域43Bに表示される独自入力項目の名称は、独自入力項目テーブル25(図12)に登録された独自入力項目名25Bのうち、組織Aに属する入力項目名である。領域43Cに表示される独自入力項目の名称は、独自入力項目テーブル25に登録された独自入力項目名25Bのうち、組織Cに属する入力項目名である。 【0098】領域43B、43Cにいずれでも、各データ入力フィールドの大きさは、同じ独自入力項目テーブル25内の書式条件25D内のサイズと最大長により規定される。全角/半角に関する注意文も、同じ共通書式条件24D内の全角/半角条件にしたがって生成される。なお、組織A、C以外の他の組織に関する独自入力項目を表示する部分は簡単化のために図示されていない。 【0099】なお、共通画面入力要求ファイル30は、送信指示ボタン43Dがクリックされたときに、上記複数のデータ入力フィールドに入力された複数の入力データの手続代行サーバ1への送信を指示するように生成される。 【0100】図2に戻り、手続対象組織テーブル21(図5)の入力項目テーブル名のエントリ21Cに、各組織に対して生成された個別入力項目テーブル22又は23のファイル名を格納する(ステップS110)。こうして、共通画面入力ファイル生成プログラム10が終了する。 【0101】共通画面入力ファイル生成プログラム10の実行が終了すると、個別画面入力結果ファイル一括生成プログラム11が起動されるようになっている。図14は、個別画面入力結果ファイル一括生成プログラム11の処理の概略フローチャートである。まず、共通画面入力要求ファイル30をユーザの情報端末3に送信する(ステップS111)。情報端末3のブラウザプログラムにより、図13に示した画面が表示されることになる。 【0102】ユーザは、複数の共通入力項目及び複数の独自入力項目の各々に対するデータ入力フィールドにデータを入力した後に、送信指示ボタン43Dをクリックすると、共通画面入力要求ファイル30は、入力されたデータを手続代行サーバ1に送信することをユーザの情報端末3のブラウザプログラムに指示する。 【0103】ブラウザプログラムは、ユーザにより入力された複数の入力データを含む共通画面入力結果ファイル31をネットワーク4を介して手続代行サーバ1に送信する。送信された共通画面入力結果ファイル31は、ウェブインタフェースプログラム12(図1)により受信される。個別画面入力結果ファイル一括生成プログラム11は、受信された共通画面入力結果ファイル31をウェブインタフェースプログラム12より受信する(ステップS112)。 【0104】図15は、共通画面入力結果ファイル31の内容を模式的に示す。このファイルの入力データ群31Aは、各共通入力項目の変数とそれに対する入力されたデータとの対を含む。図では、簡単化のために各対を等号を用いて示している。図で、「ABCD」、「XYZ…」は、それぞれ「氏名」及び「旧住所」に対する例示のための入力データを表す。 【0105】入力データ群31Bは、組織Aの独自入力項目の変数とそれぞれに対する入力データとの対を示す。図において、「abcd…」は、組織Aの「登録番号」に対する例示のための入力データを示す。入力データ31Cは、組織Cの独自入力項目の変数とそれに対する入力データとの対を示す。図において、「efgh…」は組織Cの「登録番号」に対する例示のための入力データを示す。 【0106】個別画面入力結果ファイル一括生成プログラム11では、受信した共通画面入力結果ファイル31に含まれた各共通入力項目に対する入力データを、共通入力項目テーブル24に格納する(ステップS113)。すなわち、共通画面入力結果ファイル31内の入力データ群31A(図15)に含まれた複数の共通変数に対する複数の入力データを共通入力項目テーブル24(図11)のそれぞれの共通変数に対する入力値24Fのエントリに格納する。 【0107】図14に戻り、つぎに、共通画面入力結果ファイル31内の各独自入力項目に対する入力データを、独自入力項目テーブル25(図12)に格納する(ステップS114)。すなわち、共通画面入力結果ファイル31(図15)の入力データ群31B、31C、、、に含まれた複数の独自変数に対する複数の入力データを独自入力項目テーブル25(図12)のそれぞれの独自変数に対する入力値25Eのエントリに格納する。 【0108】図14において、つぎに、共通入力項目テーブル24(図11)に格納された入力値を、各組織用の個別入力項目テーブルに格納する(ステップS115)。すなわち、共通入力項目テーブル24(図11)の入力値24Fに格納された各入力データを、当該入力値に対する共通入力項目テーブル24内のグループ番号24Eと同じグループ番号を有する、組織A用の個別入力項目テーブル22(図9)内の入力値22Dのエントリ及び組織B用の個別入力項目テーブル23(図10)の入力値23Dのエントリに格納する。こうして、各共通入力項目により代表される、各個別入力項目テーブル内の個別変数の入力データを決めることができる。 【0109】例えば、共通入力項目テーブル24内の共通入力項目「氏名」に対する例示的な入力データ「ABCD」が、組織A用の個別入力項目テーブル22(図9)内の入力項目「お名前」に対する入力データとして格納される。同じ入力データは組織B用の個別入力項目テーブル23(図10)の個別入力項目「氏名」に対する入力データとしても格納される。 【0110】ステップS115の実行時には、必要に応じて、共通入力項目テーブル24内の入力データの書式を、個別入力項目テーブル22又は23内の対応する個別入力項目の書式に合致するように変更され、当該変更後の入力データが個別入力項目テーブル22又は23に格納される。 【0111】例えば、共通入力項目「氏名」に対するサイズと最大長はいずれも「15」である。一方、図9から分かるように、組織A用の個別入力項目「お名前」に対するサイズと最大長はいずれも「10」である。したがって、共通入力項目「氏名」に対する入力データのサイズは「10」を越えることが起こりうる。この場合には、共通入力項目「氏名」に対する入力データのうち、個別入力項目「お名前」のサイズ「10」を越える部分を削除して、個別入力項目テーブル22内のその個別入力項目に対する入力値のエントリに格納する。 【0112】なお、図10から分かるように、組織C用の個別入力項目「氏名」に対するサイズと最大長はいずれも「15」である。したがって、共通入力項目「氏名」に対する入力データのサイズが組織C用の個別入力項目「氏名」に対する制限サイズを越えることはなく、その入力データはそのまま個別入力項目テーブル23内の個別入力項目「氏名」に対する入力値のエントリに格納される。 【0113】あるいは、入力データ中の文字列を変換する場合もあり得る。今の例では、共通入力項目「氏名」に対する書式条件は、「全角」である。更に、組織A用の個別入力項目テーブル22内の対応する個別入力項目「お名前」あるいは組織B用の個別入力項目テーブル23内の対応する個別入力項目「氏名」に対する書式条件もいずれも「全角」を指定している。したがって、入力データは、全角と半角に関しては、変更することなく、そのまま組織A用の「お名前」あるいは「氏名」に使用できる。このことは、今の例では、共通入力項目「住所」に関しても同じである。 【0114】しかし、例えば住所の番地の数字の部分を半角で入力することを求める組織がある場合、共通入力項目の「住所」に対する入力データ内の数字の部分を半角の数字に変換して、その組織用の個別入力項目の入力データに使用する。 【0115】更に、ユーザの操作ミスにより、共通入力項目「氏名」に対する入力データの文字列の中に、上記番地の数字の部分に半角文字が含まれていることが起こりうる。この場合、その入力データに含まれた上記半角文字を全角文字に変換した後に、上記入力データを組織A及びCの個別入力項目に対する入力データに使用する。 【0116】図14に戻り、つぎに独自入力項目テーブル25(図12)内の入力値を、対応する個別入力項目テーブル22又は23に格納する(ステップS116)。例えば、独自入力項目テーブル25(図12)の第1行の組織Aの入力項目「登録番号」に対する入力値を、その入力項目と同じ名称を有する、組織A用の個別入力項目テーブル22(図9)内の個別入力項目に対する入力値に格納する。 【0117】このステップS116の実行時にも必要に応じて独自入力項目テーブル25内の入力値にある文字の書式を変更し、変更後の入力値を個別入力項目の入力値に使用する。本実施の形態では、独自入力項目に対する入力データに課せられた書式条件には、その入力項目と同じ名称の個別入力項目に課せられた書式条件がそのまま使用されている。したがって、この書式変更は本来不要である。 【0118】しかし、前述のように、ユーザが入力時に全角と半角を誤る場合がある。その場合には、上記書式変更を行う。また、場合によっては、共通入力画面に表示するときに、独自入力項目に対する入力データに課せる書式条件をその入力項目と同じ名称の個別入力項目に課せられた書式条件とは異ならせる場合もあり得る。その場合にも上記書式変更を行う。 【0119】以上により、各組織用の個別入力項目テーブル22、23の全ての入力項目に対する入力値が格納されたことになる。 【0120】図14に戻り、各組織用の個別入力項目テーブルを用いて、その組織用の個別画面入力結果ファイルを生成する(ステップS117)。このファイルは、当該組織用の個別画面入力要求ファイルが要求した複数の入力データを含むファイルであり、当該組織用の手続受付サーバに送信すべき入力データを含む。 【0121】各組織用の個別画面入力結果ファイルの内容は、各個別画面入力要求ファイルをブラウザプログラムにより入力画面に表示した状態で、その入力画面に表示される複数のデータ入力フィールドのそれぞれにデータが入力された後に、その入力画面内の送信ボタンがクリックしたときに、その組織に送信されるファイルの内容に一致するように定められる。 【0122】図16(a)、(b)は、それぞれ組織A、C用の個別画面入力結果ファイル32、33の例を示す。図から分かるように、各組織用の個別画面入力結果ファイル32又は33は、先に説明した共通画面入力結果ファイル31(図15)と同じく、複数の変数とそれぞれの変数に対する入力値との対を含むものである。図から分かるように、ファイル32、33内の変数「namae」、「name」の入力値として同じ氏名「ABCD」が使用されている。一方、上記二つのファイルの同じ変数「userno」に対して異なる入力値「abcd…」、「efgh…」が使用されている。 【0123】図14に戻り、個別画面入力結果ファイル一括生成プログラム11は、生成された各組織用の共通画面入力結果ファイル32、33等をそれぞれの組織用の手続受付サーバ2A、2C等に宛てて送信する(ステップS118)。こうして、これらのファイル32、33は、ウェブインタフェースプログラム12、ネットワーク4を介してそれぞれの手続受付サーバ2A、2Cに送信される。 【0124】以上から分かるように、本実施の形態によれば、複数の組織に対する住所変更手続をネットワーク4を介して行う場合、ユーザは、一つの住所変更データ入力画面43(図13)に所定のデータを入力すればよい。手続代行サーバ1は、この画面に対する入力データから、ユーザが指定した複数の組織に対する住所変更データ32、33(図16)を生成し、各組織用の手続受付サーバに送信する。したがって、ユーザの操作は簡単になる。更に、住所、氏名等の共通する入力を、各組織ごとに繰り返し入力する必要がないので、その点でもユーザの操作は非常に簡単になる。 【0125】手続代行サーバ1は、ユーザが選択した複数の組織に依存して上記住所変更データ入力画面43(図13)をブラウザプログラムに表示させるための、共通画面入力要求ファイル30を、ユーザが指定した組織の任意の組合せに対して自動的に生成することができる。 【0126】なお、以上では、共通入力画面43(図13)では、入力する文字について全角、半角の指定をしたが、この指定をしないで済ませることもできる。個別画面入力結果ファイル一括生成プログラム11では、ユーザによりこの共通入力画面43に入力された文字が全角の文字か半角の文字かをその文字の文字コードから判断することができる。共通入力画面に入力された入力データを個別入力項目の入力値として個別入力項目テーブルに格納するときに、そのテーブルが指定する全角、半角の条件に合わせて、上記入力された文字を変換すればよい。 【0127】以上の実施の形態では、住所変更届のみについて説明したが、他の手続にも本発明は適用できることは明らかである。そのためには、手続代行サーバ1は、ユーザがアクセスしたときに、ユーザが希望する手続をユーザに選択させる画面をユーザの情報端末に表示し、ユーザが選択した手続について以上と同様の処理を施せばよい。更に、一つの手続だけでなく、複数種類の手続について同時に以上の処理を実行するようにすることもできる。例えば、同じ組織に対する複数種類の手続を同時に処理するようにしてもよい。複数の組織について複数種類の手続を同時に実行するようにしてもよい。 【0128】以上においては、ユーザに手続対象の組織を選ばせ、それにより処理すべき複数の個別画面入力要求フィルが結果的に選択された。したがって、この場合でも、画面入力ファイルがユーザにより選択されたと考えることができる。しかし、他の方法でこれらのファイルがユーザにより選択されてもよい。例えば、これらのファイルを直接ユーザにより直接選択させてもよい。 【0129】[発明の実施の形態2]いずれかの組織の住所変更のための画面入力要求ファイルは、上記第1の実施の形態で示した表示とは異なる形態でデータの入力を求めることがあり得る。例えば、図17は、他の組織の画面入力要求ファイルにより表示される住所変更データ入力画面の例を示す。データ入力項目群44Aは、氏名を姓と名に区別して入力することを求めている。更に、住所を都道府県等のいくつかの単位に区分して入力することを求めている。データ入力項目44Bは、郵便番号を二つの部分に区分して入力することを求められている。更に、データ入力項目44Cは、住所変更日を西暦ではなく年号を用いて、更に、年、月、日に区分して入力することを求めている。 【0130】しかし、図17に示された入力項目は、図8又は9に示された、氏名、住所、郵便番号と実質的に同じデータの入力を、異なる形態で入力することを求めているだけである。更に、図17が要求する年号による住所移転日は、図8が要求する西暦によるデータとは一対一に対応するので、互いに他を変換することにより得られる。したがって、図17に示す年号によるデータと図8又は9に示す西暦によるデータは、実質的に同一のデータであり、単に表示形態が異なると考えることができる。 【0131】したがって、図17により入力される氏名、住所、郵便番号も、図8に示す対応する入力項目も、共通の入力項目により代表させることができる。図17が要求する西暦での住所移転日も、図8が要求する年号での住所移転日も、共通の入力項目により代表させることができる。本発明は、このように一つの入力項目に対して異なる形態でデータの入力を求める複数の入力項目を共通の入力項目として処理することが可能である。例えば、以下の方法を用いることができる。 【0132】氏名について、共通入力項目として、姓と名という異なる部分に対する入力項目名「姓」と「名」と、それぞれに対応する変数を定める。これらの入力項目を一つの部分入力項目として共通入力項目テーブル24に登録する。氏名を共通入力項目として共通入力画面に表示するときには、図17に示すように、氏名の各部分に対する入力を求めるように、共通画面入力要求ファイルを生成する。このように区分された複数の入力データを、図8の組織A用の個別入力項目のデータに使用するときには、氏名という同じ入力項目の異なる部分に対する複数の入力データを連結して使用すればよい。住所に関しても同様である。住所変更日についても、図17に示すように年号表示を区分して入力することを求め、入力された複数の部分データから、西暦の対応するデータを決定し、そのデータを組織A用の住所移転日に使用すればよい。 【0133】[発明の実施の形態3]第1の実施の形態では、住所変更に関して共通入力項目により代表させられる個別入力項目群をあらかじめ手続代行サーバ1の管理者が判断し、共通入力項目テーブル24に、共通入力項目名24Aと、共通変数24Bと、個別変数24Cとを登録しておいた。共通画面入力ファイル生成プログラム10は、ユーザが選択した任意の組織の画面入力要求ファイルが指定する個別入力項目が共通入力項目により代表させることができるか否かを、共通入力項目テーブル24にあらかじめ登録された個別変数24Cに基づいて判断した。しかし、本発明は、このような方法に限定されない。 【0134】手続代行サーバ1の管理者によりあらかじめ共通入力項目に代表される個別入力項目を判断する方法に代えて、ユーザが指定した複数の組織から取得した複数の個別画面入力要求ファイルから、共通入力項目で代表させられる個別入力項目を直接判別するように、共通画面入力ファイル生成プログラム10を生成しておいてもよい。これにより、任意の個別画面入力要求ファイルの組合せに対して本発明に係る画面入力支援方法を適用できることになる。 【0135】上記直接判別を実現するには、いくつかの方法がある。例えば、あらかじめ同じ入力項目に使用される可能性がある複数の項目名を登録する。例えば、氏名に関しては、「氏名」、「お名前」、「お客様名」等を氏名に関する類似語として登録しておく。ある画面入力要求ファイルに属する入力項目が、氏名に関する入力項目か否かをこの登録された類似語を使用して判別することができる。類似語には、更に上記類似語に「名」を登録し、入力項目名に「名」があれば、氏名の類似語として扱うように、上記類似語の使用することも有効である。住所についても同様である。 【0136】しかし、住所の場合、「移転前の住所」、「移転後の住所」等のように複数の住所が存在する。画面入力要求ファイルの住所に関する入力項目がいずれの住所に関するかを、その入力項目に表れる用語あるいはその入力項目の前に表れる説明句又は文等から、その住所に関する入力項目が、いずれの住所であるかを判別する。このような判断を他の入力項目についても同様にして行う。入力項目を種別に区分し、各種別ごとに、チェックすべき事項を定めておくことが望ましい。 【0137】こうして、ある画面入力要求ファイルが指定する複数の入力項目の各々をあらかじめ定めた標準の入力項目名に対応つける。この対応付けを、ユーザが選んだ他の画面入力要求ファイルについても実行する。こうして得られた、各画面入力要求ファイルが指定する標準の入力項目名を相互に比較し、同じ標準の入力項目名が複数の画面入力要求ファイルに使用されている場合には、それらは共通の入力項目で代表される入力項目あるとして処理することができる。そうでない入力項目は、独自入力項目として処理する。 【0138】場合によっては、以上の自動的な判別においてユーザの援助を求めてもよい。すなわち、自動判別の結果をユーザの情報端末3に表示し、ユーザに自動判別の結果に修正を要するか否かを求めてもよい。このとき、ユーザの判断の参考に、ユーザが指定した複数の組織から取得した複数の画面入力要求ファイルを画面に表示させるか若しくはそこから抽出した入力項目名のリストを表示してもよい。 【0139】もし上記自動判断の結果に誤りがあるとユーザが判断した場合には、ユーザが修正を指示し、指示に従い自動判別結果を修正する。このように自動判断の結果の妥当性のチェックにユーザの介入を求め、必要に応じてユーザの指示に従って上記自動判断の結果を修正する場合でも、画面入力要求ファイルの取得、入力項目の抽出、共通画面入力要求ファイルの生成、共通画面入力結果ファイルに基づく個別画面入力結果ファイルの生成は自動的に実行され、本発明は、このような場合でも有効である。 【0140】[発明の実施の形態4]第3の実施の形態で実行された自動判別に代えて、ユーザに共通項目を判別させてもよい。すなわち、ユーザが選択した複数の組織から複数の画面入力要求ファイルを取得し、これらの画面入力要求ファイルを画面に表示させ、ユーザに各画面入力要求ファイルについて、いずれの入力項目が共通入力項目として扱えるかを指定させる方法でもよい。この方法では、ユーザの操作が増大するが、本発明は、この場合にも有効であるのは、第3の実施の形態と同じである。 【0141】ユーザにより決定された共通入力項目、独自入力項目を登録しておけば、後に同じ複数の画面入力要求ファイルを使用する場合には、この登録された結果を再利用すればよい。したがって、この実施の形態の方法は、同じ複数の画面入力要求ファイルが繰り返し使用される場合に有効である。 【0142】[発明の実施の形態5]以上の実施の形態1では、手続代行サーバ1を使用したが、手続代行サーバ1が実行する共通画面入力ファイル生成プログラム10と個別画面入力結果ファイル一括生成プログラム11をユーザの情報端末で実行するようにしてもよい。この場合、手続代行サーバ1を利用することなく、ユーザが自分で、複数の組織に対する複数の手続をネットワーク4を介して実行可能になる。 【0143】更に、上記二つのプログラムにより、組織A等が有するあらかじめ定められた複数の画面入力要求ファイルに対する共通画面入力要求ファイルを生成する場合に限らず、ユーザがインターネットから選んだ複数の任意の画面入力要求ファイルに対する共通画面入力要求ファイルを生成し、その共通画面入力要求ファイルを表示した画面に対して入力されたデータを含む共通画面入力結果ファイルから、上記複数の個別画面入力要求ファイルに対する複数の個別画面入力結果ファイルを生成するようにすることもできる。この場合、同じ共通入力項目により代表される個別入力項目群の決定には、既に述べた実施の形態2から4の方法を使用することが望ましい。 【0144】なお、本発明は以上の実施の形態に限定されるものではなくことは言うまでもない。例えば、画面入力要求ファイルはHTMLファイル以外のファイルでもよい。更に、場合によっては、共通入力項目あるいは独自入力項目の書式条件を第1の実施の形態のように各共通入力項目ごとあるいは各独自入力項目ごとに決定しなくても、あらかじめ定めた書式条件を使用してもよい。特に、サイズと最大長を第1の実施の形態に従い決定し、全角/半角条件はあらかじめ定めた条件を使用してもよい。また、共通入力画面表示要求ファイルの生成ステップと分離して、共通入力画面に入力されたデータから個別の入力画面表示要求ファイルに対する入力データを生成するステップを実行してもよい。 【0145】また、組織への届出等に代えて、インターネット上のいくつかのホームページにそれぞれ表示された複数のアンケートへ同時に応募するときに、本発明を適用してもよい。あるいはインターネット上のいくつかのホームページに会員として登録する処理を同時に実行するときに、本発明を適用してもよい。更に、本発明は、ネット上にある画面入力要求ファイルに対して実行させる場合に限定されない。例えば、ユーザの情報端末に保持された、ブラウザプログラムに画面を表示させる複数の画面入力要求ファイルに適用してもよい。 【0146】 【発明の効果】以上に説明したように、本発明によれば、ブラウザプログラムに入力画面を表示させる複数の画面入力要求ファイルから共通画面入力要求ファイルを自動的に生成し、上記複数の画面入力要求ファイルに対するデータを入力するための共通入力画面をブラウザプログラムに表示させることができる。 【0147】更に、上記共通入力画面に入力されたデータから、個々の画面入力要求ファイルに対する入力データを自動的に生成することができる。 【0148】本発明の望ましい態様では、住所変更用の種々の画面入力要求ファイルから住所変更用の共通画面入力要求ファイルを自動的に生成し、共通の入力画面をブラウザプログラムに表示させることができる。 【0149】更に、上記住所変更用の上記共通の入力画面に対して入力されたデータから、個々の住所変更用の画面入力要求ファイルに対する入力データを表す複数の入力結果ファイルを自動的に生成することができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000233055 【氏名又は名称】日立ソフトウエアエンジニアリング株式会社
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| 【出願日】 |
平成12年9月28日(2000.9.28) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100083378 【弁理士】 【氏名又は名称】松村 勝
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| 【公開番号】 |
特開2002−108546(P2002−108546A) |
| 【公開日】 |
平成14年4月12日(2002.4.12) |
| 【出願番号】 |
特願2000−296590(P2000−296590) |
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