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【発明の名称】 柄付き清掃用具及び柄付き清掃用具セット
【発明者】 【氏名】勝川 慶隆

【要約】 【課題】

【解決手段】一端に着塵用払拭シート支持体取付部4が設けられた柄2と、着塵用払拭シート支持体取付部4に着脱自在に挟着された着塵用払拭シート支持体6と、着塵用払拭シート支持体6に接着により固着された面ファスナー雄部7と、面ファスナー雄部7を介して着塵用払拭シート支持体6に着脱自在に取り付けられた着塵用払拭シート8とからなるものとする。着塵用払拭シート支持体6は圧縮変形される弾性体からなり、側面形状が先細り状に形成されている。着塵用払拭シート支持体取付部4は、上壁部4aとその両側端縁から延設された一対の対向壁部4bを備えている。着塵用払拭シート支持体6の基端部6aが対向壁部6b,6bに挟着される。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 一端に着塵用払拭シート支持体取付部(4)が設けられた柄(2)と、該着塵用払拭シート支持体取付部(4)に着脱自在に取り付けられた着塵用払拭シート支持体(6)と、該着塵用払拭シート支持体(6)又は前記着塵用払拭シート支持体取付部(4)に固着された面ファスナー雄部(7)と、該面ファスナー雄部(7)を介して着塵用払拭シート支持体(6)の少なくとも前端部を覆うように着脱自在に取り付けられた着塵用払拭シート(8)とからなることを特徴とする柄付き清掃用具。
【請求項2】 着塵用払拭シート支持体(6)が圧縮変形される弾性体からなり、着塵用払拭シート支持体取付部(4)は上壁部(4a)とその両側端縁から延設された一対の対向壁部(4b)(4b)とを備え、前記着塵用払拭シート支持体(6)の基端部(6a)が該対向壁部(4b)(4b)間に挟着されてなる請求項1に記載の柄付き清掃用具。
【請求項3】 着塵用払拭シート支持体(6)は、側面形状が先細り状に形成されてなる請求項1又は請求項2のいずれかに記載の柄付き清掃用具。
【請求項4】 一端に着塵用払拭シート支持体取付部(4)が設けられた柄(2)と、前記着塵用払拭シート支持体取付部(4)に着脱自在に取り付けられる複数個の着塵用払拭シート支持体(6)(16a)…と、各着塵用払拭シート支持体(6)…又は着塵用払拭シート支持体取付部(4)に着脱自在に取り付けられる着塵用払拭シート(8)とからなり、着塵用払拭シート支持体取付部(4)又は各着塵用払拭シート支持体(6)…は、面ファスナー雄部(7)を備え、該面ファスナー雄部(7)を介して着塵用払拭シート(8)が各着塵用払拭シート支持体(6)の少なくとも前端部を覆うように着脱自在に取り付けられるものとなされてなることを特徴とする柄付き清掃用具セット。
【請求項5】 少なくとも着塵用払拭シート支持体(6)の1つが、側面形状が先細り状に形成されてなるものである請求項4に記載の柄付き清掃用具セット。
【請求項6】 着塵用払拭シート支持体(16)の1つは、その先端が二股状に分岐することにより柄(2)の長さ方向に沿って隙間(20)が形成されてなるものである請求項4又は請求項5に記載の柄付き清掃用具セット。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、清掃用具、例えばパソコンやワープロ等のキーボード間の隙間や、引き出しの隅部あるいは、ブラインドシャッターに溜まった埃を取るのに好適な柄付き清掃用具及び被清掃部位に対応する複数の着塵用払拭シート支持体を備えた柄付き清掃用具セットに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の清掃用具として、図8(イ)、(ロ)に示すように、可撓性を有する柄(101)の先端部にスポンジ等の弾性素材から形成されてなる挟持体(102)が止着糸(図示しない)等により取付部(104)に固定され、該挟持体(102)を覆うように着塵用の払拭シート(103)が前記挟持体(102)の挟持部(102a)に着脱自在に取り付けられたものが提案されている(特開平11−137496号公報)。
【0003】この柄付き清掃用具は、汚れた払拭シートを清潔な払拭シートに取り換えることにより清掃能力を回復させることができるとともに、清掃部が特定の面に限定されず、また清掃部の面積を比較的大きくとれることから、清掃作業中に何度も払拭シートを取り換えることなく比較的広い範囲を清掃することができるなどの清掃時の簡便性を向上させることができるという利点を有している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従来の清掃用具においては、払拭シート(103)を挟持体(102)に取り付ける際に、二つ折りにした払拭シート(103)の前後半部の両側縁部をそれぞれ挟持体(102)の挟持部(102a)に挟み込むだけで取り付けられるのであるが、そのような操作は、いささか面倒であり、清掃前の簡便性が確保されていないという難点があった。
【0005】また、スポンジ等の弾性素材から形成されてなる挟持体(102)は、使用に伴い挟持力が低下したり、亀裂等の破損が生じたりすることがあるが、かかる挟持体(102)をそのまま使用すると払拭シート(103)の脱落や清掃能力の低下を招き、却って清掃時の簡便性を低下させる虞がある。従って、このような場合には挟持体(102)を取り換えれば良いが、上記従来の清掃用具は挟持体(102)が柄(101)の先端部に固定されたものであるので、挟持体(102)のみを取り換えることができず、柄(101)を含めた全体を取り換える必要があり、コスト面から必ずしも好ましいものでなかった。もとより、上記従来の柄付き清掃用具において、使用者自ら挟持体(102)を取り換えることは不可能ではないが、取り換えのためには使用者自ら止着糸を切断し、古い挟持体を取り外し、その後止着糸で新しい挟持体を柄の先端部に固定する作業を要する。しかしながら、このような作業はいささか面倒である。
【0006】さらに、挟持体(102)が柄(101)の先端部に固定されているので、被清掃部位の形状や態様の如何に拘わらず、常に一定の形状の挟持体(102)により払拭シート(103)が支持される結果、被清掃部位の形状等によっては、塵や埃が完全に排除されず、完全かつ確実な清掃が困難であった。
【0007】この発明は、上記のような問題点に鑑みてなされたものであり、主たる目的は清掃時及び清掃前の簡便性をより向上させるとともに、コスト面において優れた柄付き清掃用具を提供することにある。他の目的は、異なる被清掃部位の形状もしくは態様に十分対応できる柄付き清掃用具セットを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】而して、上記第一の目的を達成するために、この発明に係る柄付き清掃用具は、着塵用払拭シートを簡単かつ迅速に着脱することができ、該払拭シートを支持する払拭シート支持体を柄に着脱自在に取り付けられる構成とした。
【0009】すなわち、この発明に係る柄付き清掃用具は、一端に着塵用払拭シート支持体取付部が設けられた柄と、該着塵用払拭シート支持体取付部に着脱自在に取り付けられた着塵用払拭シート支持体と、該着塵用払拭シート支持体又は前記着塵用払拭シート支持体取付部に固着された面ファスナー雄部と、該面ファスナー雄部を介して着塵用払拭シート支持体の少なくとも前端部を覆うように着脱自在に取り付けられた着塵用払拭シートとからなる構成を採用する。
【0010】この清掃用具によれば、前記着塵用払拭シート支持体又は前記着塵用払拭シート支持体取付部に固着された面ファスナー雄部により着塵用払拭シートを簡単かつ迅速に取付、取り換えることができ、簡便性の向上を図ることができる。しかも、着塵用払拭シート支持体が着塵用払拭シート支持体取付部に着脱自在に取り付けられてなるので、着塵用払拭シート支持体が破損等した場合には該支持体のみを比較的容易に取り換えることができ、柄をそのまま活用することができることからコスト面で優れたものとなる。
【0011】また、着塵用払拭シート支持体が、圧縮変形される弾性体からなる場合には、被清掃部位における多少の段差等の形状変化に対応しつつ清掃することができ、また被清掃部位の損傷を可及的に回避することができる。しかも、着塵用払拭シート支持体取付部は、上壁部とその両側縁から延設された一対の対向壁部とを備え、前記着塵用払拭シート支持体の一部が該対向壁部に挟着されてなるので、着塵用払拭シート支持体が強固に取り付けられるとともに、該支持体を対向壁部に対して水平方向にスライドさせることにより比較的容易に着脱させることができる。
【0012】さらに、着塵用払拭シート支持体が、側面形状が先細り状に形成されてなる場合には、キーボードのキー間等の細い溝や狭い隙間等についても確実に清掃することができるとともに、キーボードの一側面だけでなく隣り合うキーボードの対向側面を一挙に清掃することができる。
【0013】また、上記第二の目的を達成するために、この発明に係る柄付き清掃用具セットは、一端に着塵用払拭シート支持体取付部が設けられた柄と、前記着塵用払拭シート支持体取付部に着脱自在に取り付けられる複数個の着塵用払拭シート支持体と、各着塵用払拭シート支持体又は着塵用払拭シート支持体取付部に着脱自在に取り付けられる着塵用払拭シートとからなり、着塵用払拭シート支持体取付部又は各着塵用払拭シート支持体は、面ファスナー雄部を備え、該面ファスナー雄部を介して着塵用払拭シートが各着塵用払拭シート支持体の少なくとも前端部を覆うように着脱自在に取り付けられるものとなされてなる構成が採用される。
【0014】この清掃用具セットによれば、予め複数の被清掃部位の形状や態様に対応した着塵用払拭シート支持体を用意しておき、清掃の際に適宜選択して柄に取り付けることにより被清掃部位に対応した清掃が可能となり、塵や埃を完全に排除し、完全かつ確実な清掃を達成することができる。
【0015】さらに、少なくとも着塵用払拭シート支持体の1つが、側面形状が先細り状に形成されてなるものであることが望ましい。被清掃部位が例えばキーボードのキー間等の細い溝や狭い隙間である場合にも、確実に清掃することができ、また溝や隙間の両側面を一挙に清掃することができるからである。
【0016】また、着塵用払拭シート支持体の1つは、その先端が二股状に分岐することにより柄の長さ方向に沿って隙間が形成されてなるものであることが望ましい。例えば、ブラインドシャッターのスラット等の薄板状の被清掃部位についても簡便に清掃することができるからである。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、この発明に係る柄付き清掃用具及び柄付き清掃用具セットを図示実施形態に基づいて説明する。
【0018】図1ないし図3に示すように、この発明にかかる柄付き清掃用具(1)は、柄(2)と、該柄(2)に着脱自在に取り付けられた着塵用払拭シート支持体(6)と、該着塵用払拭シート支持体(6)に着脱自在に取り付けられた着塵用払拭シート(8)とを備えるものである。
【0019】柄(2)は、図1ないし図3に示すように断面視ほぼH字状の柄本体(3)と、その一端に設けられた着塵用払拭シート支持体取付部(4)と、柄本体(3)の他端に設けられ、その先端に向かって側面が薄くなるように形成されたへら状掻き落とし部(5)とを備え、これらがポリエチレン、ポリプロピレン等の合成樹脂から一体成形されている。前記着塵用払拭シート支持体取付部(4)は、長方形状の上壁部(4a)と、その前後両側縁から下方に向かって延設された一対の対向壁部(4b)(4b)とからなり、該一対の対向壁部(4b)(4b)間に着塵用払拭シート支持体(6)が挟着されるものとなされている。前記対向壁部(4b)(4b)は、図3に示すように内方傾斜状に設けられ、着塵用払拭シート支持体(6)の下方への抜脱を確実に防止するものとなされている。また、へら状掻き落とし部(5)は、被清掃部位に強固に付着した汚れを剥離するために用いられるものであり、該へら状掻き落とし部(5)と着塵用払拭シート(8)とを組み合わせて使用することにより被清掃部位をより確実に清掃することができる。
【0020】着塵用払拭シート支持体(6)は、図2に示すように楔形、すなわち側面形状が先細り状の鋭角二等辺三角形に形成され、狭い溝部や隙間においても確実に清掃できるものとなされている。この着塵用払拭シート支持体(6)の基端部(6a)の厚さは、図3に示すように、前記着塵用払拭シート支持体取付部(4)の対向壁部(4a)(4a)間の距離よりも若干大なるように設定され、前記支持体(6)の基端部(6a)が、前記着塵用払拭シート支持体取付部(4)に取り付けられた場合に、対向壁部(4a)(4a)に挟着されるものとなされている。また、前記支持体(6)は、弾性を有すると共に圧縮変形されうる発泡ポリエチレン等の低発泡の合成樹脂発泡体から作製され、被清掃部位の形状に対応して容易に変形されうる一方、着塵用払拭シート支持体取付部(4)に強固に挟着されるものとなされている。さらに、前記支持体(6)は、その前後2斜面上部にそれぞれ方形状の面ファスナー雄部(7)が接着等により固着されている。
【0021】着塵用払拭シート(8)は、ポリエチレンやポリエステル等の極細繊維からなり、両面に無数の毛羽を有する不織布を着塵用払拭シート支持体(6)とほぼ同幅のテープ状とし、該テープが所定長さに切断されてなるものである。着塵用払拭シート(8)は、前記無数の毛羽を係合部として面ファスナー雄部(7)に係合することより、着塵用払拭シート支持体(6)に取り付けられるのである。従って、前記着塵用払拭シート(8)は、この実施形態のような不織布に限定されるものではないが、少なくとも片面に前記無数の毛羽のように面ファスナー雄部(7)に係合しうる係合部を有するものでなければならない。また、前記シート(8)は、二つ折り状に折り曲げられ、その前後両半部をそれぞれ面ファスナ雄部(7)を介して前記着塵用払拭シート支持体(6)に取り付けられている。
【0022】而して、前記着塵用払拭シート支持体(6)を前記柄(2)の着塵用払拭シート支持体取付部(4)に取り付ける操作について説明すると、先ず着塵用払拭シート支持体(6)の基端部(6a)を厚さ方向に指などで押圧し、前記支持体(6)の厚さが着塵用払拭シート支持体取付部(4)の対向壁部(4b)(4b)間よりも薄くなるように弾性変形させる。そして、前記支持体(6)を前記取付部(4)の側方より対向壁部(4b)(4b)間に強制的に挿入する。
【0023】このような操作により、図1及び図3に示すように、前記支持体(6)の基端部(6a)が弾性回復するにつれ、その基端部(6a)が一対の対向壁(4b)(4b)に押圧される結果、前記支持体(6)の基端部(6a)が一対の対向壁部(4b)(4b)に挟着されることとなる。また、この支持体(6)を着塵用払拭シート支持体取付部(4)から抜脱するには、支持体(6)をその幅方向に強制的にスライドさせることにより比較的容易に行うことができる。
【0024】上記清掃用具(1)によれば、着塵用払拭シート(8)が面ファスナー雄部(7)を介して着塵用払拭シート支持体(6)に着脱自在に取り付けられているので、着塵用払拭シート支持体(6)の取り付け及び取り換えを簡単かつ迅速に行うことができる。
【0025】また、着塵用払拭シート支持体(6)が着塵用払拭シート支持体取付部(4)に着脱自在に取り付けられているので、着塵用払拭シート支持体(6)が破損した場合等には、該支持体(6)のみ取り換えればすみ、柄を含めた全体を取り換えなければならない従来の清掃用具と比較してコスト面で優れたものとなる。さらに、前記支持体(6)の側面形状が先細り状に形成されているので、例えば図4に示すようにキーボード等の細い溝部を有する被清掃部位についても適用することができるとともに、溝部の対向面を一挙に清掃することができる。さらに、着塵用払拭シート支持体(6)が弾性を有すると共に圧縮変形されうる発泡ポリエチレン等の低発泡の合成樹脂発泡体から作製されているので、被清掃部位を損傷することもないし、ある程度は被清掃部位の形状に対応して変型することにより、より一層の清掃効果を奏する。
【0026】しかも、着塵用払拭シート支持体取付部(4)は、上壁部(4a)とその両側縁から延設された一対の対向壁部(4b)(4b)とを備え、前記着塵用払拭シート支持体(6)の基端部(6a)が該対向壁部(4b)(4b)に挟着されてなるので、着塵用払拭シート支持体(6)が強固に取り付けられる一方、該支持体(6)を対向壁部(4b)に対して水平方向に強くスライドさせることにより比較的容易に着脱させることができる。
【0027】図5は、着塵用払拭シート支持体(6)の変形例を示すもので、着塵用払拭シート支持体取付部(4)に挟着される基端部(16a)から前後一対のシート支持部(16b)(16b)が二股状に連設され、両シート支持部(16b)(16b)間に柄(2)の長さ方向に沿った隙間(16c)が形成されている。前記シート支持部(16b)(16b)の先端部は、その対向面が面取りされて隙間(16c)の間口が大きく取られ、隙間(16c)内に薄板状の被清掃部位を挿入しやすくなされている。従って、この着塵用払拭シート支持体(16)が取り付けられた清掃用具(1)は、ブラインドシャッターのスラットに付着した埃の拭き取りに好適である。
【0028】これを用いて清掃するには、同図(ロ)に示すように、先ず着塵用払拭シート(8)を下方に余裕を持たせて前記着塵用払拭シート支持体(16)に装着する。次に、同図(ハ)に示すように被清掃部位であるスラット(U)を前記隙間(16c)に挿入して、スラット(U)を着塵用払拭シート(8)を介して前記支持部(16b)(16b)に挟み込む。そして、この状態で清掃用具(1)を左右に動かすことにより、スラット(U)に付着した埃等の汚れが拭き取られるのである。
【0029】図6(イ)ないし同(ニ)は、着塵用払拭シート支持体(26)(36)…の更なる変形例を示すもので、被清掃部位の形状もしくは態様に対応しうる形状に形成されている。
【0030】同図(イ)に示す着塵用払拭シート支持体(26)は、その先端部が90°の角度をもって山形状に突出されてなるものであり、基端部(26a)が着塵用シート取り付け部(4)に取り付けられることにより柄(2)に装着されるものである。この着塵用払拭シート支持体(26)は、被清掃部位が例えばタンスの隅部等の入り隅部周辺である場合に好適に使用される。
【0031】同図(ロ)に示す着塵用払拭シート支持体(36)は、その先端部が二股状に分岐され、その開き角度が略々90度に設定されてなるものであり、基端部(36a)が着塵用シート取り付け部(4)に取り付けられることにより柄(2)に装着されるものである。この着塵用払拭シート支持体(36)は、被清掃部位が出隅部周辺である場合に好適に使用される。
【0032】同図(ハ)に示す着塵用払拭シート支持体(46)は、先端部に円弧状溝が形成されたものであり、基端部(46a)が着塵用シート取り付け部(4)に取り付けられることにより柄(2)に装着されるものである。この着塵用払拭シート支持体(46)は、被清掃部位が例えば蛍光灯のような管状のものあるいはそれに準じた曲面を備えているものに好適に使用される。
【0033】同図(ニ)に示す着塵用払拭シート支持体(56)は、先端部にW字状の溝が刻まれたものであり、基端部(56a)が着塵用シート取り付け部(4)に取り付けられることにより柄(2)に装着されるものである。この着塵用払拭シート支持体(56)被清掃部位が例えばサッシ等の複数の溝部有するものである場合に好適に使用される。
【0034】なお、これらの支持体(16)(26)(36)(46)(56)の他の構成は、前記清掃用具の支持体(6)とほぼ同様であることから、対応部分に同一符号を付して説明を省略する。
【0035】而して、上記のような種々の着塵用払拭シート支持体(6)(16)(26)…と、1ないし複数本の柄(2)とをセットにすることにより、異なる被清掃部位の形状もしくは態様に対応しうる清掃用具セットを提供できる。
【0036】次に本発明に係る柄付き清掃用具及び柄付き清掃用具セットの第2の実施形態を図7に示す。
【0037】この柄付き清掃用具(61)は、上記実施形態の清掃用具(1)とは面ファスナー雄部(7)の固着位置が異なり、面ファスナー雄部(17)が、着塵用払拭シート支持体取付部(4)の対向壁部(4b)(4b)外面に固着されている。これにより、着塵用払拭シート支持体(6)に面ファスナー(7)を固着する必要がなく、着塵用払拭シート支持体(6)(16)…の製造コストを抑制することができる。なお、この実施形態におけるその他の構成は、前記実施形態における清掃用具(1)とほぼ同様であることから、対応部分に同一符号を付して説明を省略する。
【0038】なお、以上に本発明に係る清掃用具及び清掃用具セットの実施形態を説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されるものでなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、種々の変更が可能である。例えば、以下のような変更が可能である。
【0039】上記実施形態においては、着塵用払拭シート支持体取付部(4)が、柄本体(3)と一体的に形成されたものを用いたが、これに限定されるものでなく、各々独立に形成され、これらをボルトやリベット等を用いて回動可能に締着されたものを用いても良い。このように、着塵用払拭シート支持体取付部を柄本体に回動可能に取り付けられる構成を採用することにより、前記取付部に対する柄本体の角度を変更することにより使い勝手の良いものとなる。
【0040】また、着塵用払拭シート支持体(6)は、低発泡の合成樹脂発泡体から作製されたものを用いたが、無発泡の合成樹脂、その他エストラマーやゴム等から作製されたものを用いても良い。ただ、着塵用払拭シート支持体取付部(4)に対する強固な取付が保持されるとともに低コストで作製することができるという点に鑑みると、低発泡の合成樹脂発泡体から作製することが望ましい。
【0041】また、この発明は、清掃用具等の大きさを特に限定するものでなく、上記実施形態に示すようなキーボード等のキー間などを清掃することができる比較的小さいものからほうきやモップ等と同大の比較的大きいものまで含まれる。
【0042】
【発明の効果】上述の次第で、請求項1に記載の柄付き清掃用具によれば、着塵用払拭シートが、面ファスナー雄部を介して着塵用払拭シート支持体又は着塵用払拭シート支持体取付部に取り付けられているので、着塵用払拭シート支持体の取り付け及び取り換えを簡単かつ迅速に行うことができ、清掃時及び清掃前の簡便性をより向上させることができる。
【0043】しかも、着塵用払拭シート支持体は、着塵用払拭シート支持体取付部着脱自在に取り付けられているので、着塵用払拭シート支持体が破損等した場合でも該支持体のみ取り換えればすむので、低コストで清掃能力を回復することができる、経済的に優れたものとなる。
【0044】請求項2に記載の柄付き清掃用具によれば、被清掃部位において多少の段差等がある場合でも段差の上段及び下段のそれぞれに対応しつつ同時に両段を清掃することができ、清掃時の簡便性をより向上させることができるとともに、被清掃部位を傷つけることもないという利点がある。しかも、着塵用払拭シート支持体が着塵用払拭シート支持体取付部に強固に取り付けられる一方、該支持体を対向壁部に対して水平方向にスライドさせることにより比較的容易に着脱させることができる。
【0045】請求項3に記載の清掃用具によれば、細い溝や小さい隙間等を清掃することができるとともに、溝や隙間の対向面を一挙に清掃することができ、より一層簡便に清掃することが可能となるという利点がある。
【0046】請求項4に記載の清掃用具セットによれば、予め複数の被清掃部位の形状に対応した着塵用払拭シート支持体を用意しておき、清掃の際に適宜選択して柄に取り付けることにより被清掃部位に対応した清掃が可能となり、塵や埃を完全に排除し、完全かつ確実な清掃を達成することができる。
【0047】請求項5に記載の清掃用具セットによれば、請求項3に記載の柄付き清掃用具と同様に細い溝や狭い隙間に対しても対応することができ、隅々まで簡便に清掃することができるという利点がある。
【0048】請求項6に記載の清掃用具セットによれば、ブラインドシャッターのスラットなど薄板状の清掃部位に対しても上下面両面を一挙に清掃することができ、より一層清掃時における簡便性を向上させることができるという利点がある。
【出願人】 【識別番号】391042405
【氏名又は名称】株式会社まめいた
【出願日】 平成12年9月29日(2000.9.29)
【代理人】 【識別番号】100071168
【弁理士】
【氏名又は名称】清水 久義 (外2名)
【公開番号】 特開2002−108541(P2002−108541A)
【公開日】 平成14年4月12日(2002.4.12)
【出願番号】 特願2000−299879(P2000−299879)