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【発明の名称】 コンピュータ用キーボードカバー
【発明者】 【氏名】犀川 匡仙

【要約】 【課題】コンピュータのキーボードを未経験者、高齢者、障害者等にとっても操作しやすいものにするコンピュータ用キーボードカバーを提供する。

【解決手段】キーボード(5)の形状に対応させて一体的に形成してなるコンピュータ用キーボードカバー(1)において、キーボードの各キー(3)(3’)にそれぞれ単一の数字(13a)を割り当て、これらの数字を整序した状態で該コンピュータ用キーボードカバーにおけるキーに対応する位置に表示し、コンピュータの使用者はこれらの数字に従って該コンピュータ用キーボードカバー上よりキーを操作するようにしたことを特徴とするコンピュータ用キーボードカバー。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 キーボードの形状に対応させて一体的に形成してなるコンピュータ用キーボードカバーにおいて、キーボードの各キーにそれぞれ単一の数字を割り当て、これらの数字を整序した状態で該コンピュータ用キーボードカバーにおけるキーに対応する位置に表示し、コンピュータの使用者はこれらの数字に従って該コンピュータ用キーボードカバー上よりキーを操作するようにしたことを特徴とするコンピュータ用キーボードカバー。
【請求項2】 前記コンピュータ用キーボードカバーにおける所定のキーに対応する部分及び数字と、該コンピュータ用キーボードカバーにおける他のキーに対応する部分及び数字とを色分けしたことを特徴とする請求項1のコンピュータ用キーボードカバー。
【請求項3】 キーボードの形状に対応させて一体的に形成してなるコンピュータ用キーボードカバーにおいて、キーボードの各キーにそれぞれ単一の数字を割り当て、これらの数字を整序した状態で該コンピュータ用キーボードカバーにおけるキーに対応する位置に点字により表示し、コンピュータの使用者はこれらの点字に従って該コンピュータ用キーボードカバー上よりキーを操作するようにしたことを特徴とするコンピュータ用キーボードカバー。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はコンピュータ用キーボードカバーに関するものである。特許請求の範囲を含む本明細書における「コンピュータ」には、デスクトップ型のパーソナルコンピュータ(パソコン)、ノート型のパーソナルコンピュータ等のコンピュータが含まれる。
【0002】
【従来の技術】コンピュータ用キーボードカバーとしては、防水用ないし防塵用にキーボードの上面に取り付けられるものが既に知られている。この従来のコンピュータ用キーボードカバーは、キーボードの形状に対応させて合成樹脂により一体的に形成してなるものであり、キーボードの上面に取り外し自在に嵌着される。キーボードは該コンピュータ用キーボードカバーを嵌着した状態で操作することができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】コンピュータのキーボードは未経験者、高齢者、障害者等にとっては極めて操作し難いものである。その一因は、キーボードにはそれぞれ複数の平仮名、片仮名、アルファベット、数字、記号等が表示された多数のキーが一見整序されていない状態で配列されていることにあるものと思われる。即ち、例えば「Q」の文字と「た」の文字とを表示したキーの右側には「W」の文字と「て」の文字とを表示したキーが隣接し、更に当該「W」の文字と「て」の文字とを表示したキーの右側には「E」の文字と「い」の文字とを表示したキーが隣接しているのである。このようなキーの配列態様は未経験者、高齢者、障害者等にとっては極めて分かり難いものである。
【0004】このような状況に鑑み、本発明は各キーを何人にとっても分かり易い状態で表示したカバーをコンピュータのキーボードに嵌着することにより、上述の問題を解決しようとしてなされたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するために、本発明は下記のコンピュータ用キーボードカバーを提供するものである。
【0006】(1)キーボードの形状に対応させて一体的に形成してなるコンピュータ用キーボードカバーにおいて、キーボードの各キーにそれぞれ単一の数字を割り当て、これらの数字を整序した状態で該コンピュータ用キーボードカバーにおけるキーに対応する位置に表示し、コンピュータの使用者はこれらの数字に従って該コンピュータ用キーボードカバー上よりキーを操作するようにしたことを特徴とするコンピュータ用キーボードカバー(請求項1)。
【0007】(2)前記コンピュータ用キーボードカバーにおける所定のキーに対応する部分及び数字と、該コンピュータ用キーボードカバーにおける他のキーに対応する部分及び数字とを色分けする(請求項2)。
【0008】(3)キーボードの形状に対応させて一体的に形成してなるコンピュータ用キーボードカバーにおいて、キーボードの各キーにそれぞれ単一の数字を割り当て、これらの数字を整序した状態で該コンピュータ用キーボードカバーにおけるキーに対応する位置に点字により表示し、コンピュータの使用者はこれらの点字に従って該コンピュータ用キーボードカバー上よりキーを操作するようにしたことを特徴とするコンピュータ用キーボードカバー(請求項3)。
【0009】
【作用】[請求項1のコンピュータ用キーボードカバー]キーボード上の各キーには単一の数字が割り当てられ、しかもこれらの数字は整序された状態でカバーに配列されているため、コンピュータの使用者は該数字により所望のキーを容易に見出すことができる。即ち、コンピュータの使用者は整序された状態でカバーに配列されている数字を見出し、カバーにおける該数字の部分を押圧することにより所望のキーを押圧することができる。
【0010】[請求項2のコンピュータ用キーボードカバー]カバーにおける所定のキーに対応する部分及び数字と、該カバーにおける他のキーに対応する部分及び数字とを色分けしたため、コンピュータの使用者は所望のキーを更に容易に見出すことができる。
【0011】[請求項3のコンピュータ用キーボードカバー]各キーには単一の数字が割り当てられ、しかもこれらの数字は整序された状態で点字によりカバーに配列されているため、目の不自由な人の場合でも該点字により所望のキーを容易に見出すことができる。即ち、コンピュータの使用者は整序された状態でカバーに配列されている数字を表わす点字を見出し、カバーにおける該点字の部分を押圧することにより所望のキーを押圧することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を添付図面に従って説明する。符号1に示すものはコンピュータ用キーボードカバーである。コンピュータ用キーボードカバー1は、多数のキー3、3…を備えたキーボード5の形状に対応させて軟質合成樹脂により一体的に形成してなるものである。
【0013】キーボード5に配設されている各キー3、3…にそれぞれ単一の数字13aを割り当て、これらの数字13a、13a…を整序した状態でコンピュータ用キーボードカバー1におけるキー3、3…に対応する位置に表示し、コンピュータの使用者はこれらの数字13a、13a…に従って該コンピュータ用キーボードカバー1上よりキー3、3…を操作するようになす。これらの数字13a、13a…は、キー3、3…の個数により一桁〜二桁又は一桁〜三桁の数字となる。
【0014】前記数字13a、13a…は、例えば図1に示すように、コンピュータ用キーボードカバー1の左側より順番に「1」「2」「3」「4」「5」…という具合に整序した状態で表示する。
【0015】前記数字13a、13a…をコンピュータ用キーボードカバー1におけるキー3、3…に対応する位置に表示する際には、該数字13a、13a…をコンピュータ用キーボードカバー1の表面又は裏面に印刷してもよいが(図2参照)、該数字13a、13a…を表示するシール等の表示体9をコンピュータ用キーボードカバー1の表面(図3参照)又は裏面(図4参照)に貼着してもよい。なお、数字13a、13a…をコンピュータ用キーボードカバー1の裏面に印刷し、又は該数字13a、13a…を表示するシール等の表示体9をコンピュータ用キーボードカバー1の裏面に貼着する場合には、コンピュータ用キーボードカバー1における少なくともキー3、3…に対応する部分13b、13b…が透明であることを要することはいうまでもない。
【0016】図1に示す事例においては、「0」から「9」までの数字13a、13a…を入力するための10個のテンキー3’、3’…はキーボード5の右端に配設されているが、これらのテンキー3’、3’…には入力すべき数字「0」〜「9」に対応する単一の数字「0」〜「9」(13a)がそのまま割り当てられ、キーボード5上の残りの99個のキー3、3…にはそれぞれ単一の数字「1」〜「99」が割り当てられている。即ち、この事例においては、数字「1」〜「9」については、9個のテンキー3’、3’…と他の9個のキー3、3…とに重複して割り当てられている。
【0017】コンピュータ用キーボードカバー1における所定のキー3、3…、3’、3’…に対応する部分13b、13b…及び数字13a、13a…と、該コンピュータ用キーボードカバー1における他のキー3、3…、3’、3’…に対応する部分13b、13b…及び数字13a、13a…とを色分けすることが望ましい。図1に示す事例においては、テンキー3’、3’…に対応する部分13b、13b…及び数字13a、13a…を、他のキー3、3…に対応する部分13b、13b…及び数字13a、13a…から色分けしている。また、テンキー3’、3’…以外のキー3、3…についても、使用頻度の高いキー3、3…と使用頻度の低いキー3、3…とを同様の色分けにより容易に区別し得るようにしてもよい。
【0018】キーボード5に配設されている各キー3、3…にそれぞれ単一の数字13aを割り当て、これらの数字13a、13a…を整序した状態でコンピュータ用キーボードカバー1におけるキー3、3…に対応する位置に点字7により表示し、コンピュータの使用者はこれらの点字7に従って該コンピュータ用キーボードカバー1上よりキー3、3…を操作するようにしてもよい。図5参照。
【0019】本発明のコンピュータ用キーボードカバーを使用する際には、コンピュータの使用者が所定の数字13aを割り当てられた所定のキー3を押すことによりコンピュータが所定の動作を行なうようにするための支援ソフトが必要である。該支援ソフトは、例えば、数字「1」が割り当てられたキー3を押すことによりコンピュータの電源が切れ、数字「6」が割り当てられたキー3を押すことにより印刷が行われ、数字「44」が割り当てられたキー3を押すことにより特定の平仮名が入力されるようにするものである。即ち、支援ソフトにより多数のキーがショートカットキーとなる。
【0020】
【発明の効果】[請求項1のコンピュータ用キーボードカバー]キーボード上の各キーには単一の数字が割り当てられ、しかもこれらの数字は整序された状態でカバーに配列されているため、コンピュータの使用者は該数字により所望のキーを容易に見出すことができる。即ち、コンピュータの使用者は整序された状態でカバーに配列されている数字を見出し、カバーにおける該数字の部分を押圧することにより所望のキーを押圧することができる。従って、キーボードは未経験者、高齢者、障害者等にとっても極めて操作し易いものとなる。
【0021】[請求項2のコンピュータ用キーボードカバー]カバーにおける所定のキーに対応する部分及び数字と、該カバーにおける他のキーに対応する部分及び数字とを色分けしたため、コンピュータの使用者は所望のキーを更に容易に見出すことができる。従って、キーボードは未経験者、高齢者、障害者等にとっても更に操作し易いものとなる。
【0022】[請求項3のコンピュータ用キーボードカバー]各キーには単一の数字が割り当てられ、しかもこれらの数字は整序された状態で点字によりカバーに配列されているため、目の不自由な人の場合でも該点字により所望のキーを容易に見出すことができる。即ち、コンピュータの使用者は整序された状態でカバーに配列されている数字を表わす点字を見出し、カバーにおける該点字の部分を押圧することにより所望のキーを押圧することができる。従って、キーボードは目の不自由な人にとっても操作し易いものとなる。
【出願人】 【識別番号】500459270
【氏名又は名称】犀川 匡仙
【出願日】 平成12年10月2日(2000.10.2)
【代理人】 【識別番号】100082913
【弁理士】
【氏名又は名称】長野 光宏
【公開番号】 特開2002−108537(P2002−108537A)
【公開日】 平成14年4月12日(2002.4.12)
【出願番号】 特願2000−302006(P2000−302006)