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【発明の名称】 広告表示機能を備えた情報提供システム
【発明者】 【氏名】芦 尚文

【要約】 【課題】クリック頻度を高めて広告効果を高めることができる広告表示機能を備えた情報提供システムを提供する。

【解決手段】情報提供システム1をサーバ9と情報通信端末装置11とから構成し、ネットワーク7を介して接続する。サーバ9を情報提供手段21と広告情報表示手段29とから構成する。広告情報表示手段29を広告情報記憶手段23aとキーワード記憶手段23bとキーワード識別手段23cと、広告情報決定手段23eと、広告情報読み出し手段39と広告選択画面表示手段23gと情報内容判別手段23dとから構成する。情報の文章中のキーワードがクリックされるとキーワード記憶手段23bに記憶されているキーワードと広告情報の対応関係からクリックされたキーワードに対応する1以上の広告情報を決定し表示部15に表示する。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 操作部及び表示部を備えてネットワークに接続される情報通信端末装置と、前記ネットワークに接続されて前記情報通信端末装置に各種の情報を提供するサーバとを具備し、前記サーバが、前記情報通信端末装置からの要求に応じて前記表示部に文章を含む表示態様により前記情報を提供する情報提供手段と、前記表示部に広告情報を表示する広告情報表示手段とを具備する情報提供システムであって、前記広告情報表示手段は、複数の広告情報を記憶する広告情報記憶手段と、前記複数の広告情報に関してそれぞれの広告内容に関連して予め定めた1以上のキーワードを前記広告情報と対応関係を持って記憶するキーワード記憶手段と、前記情報提供手段から前記表示部に提供された前記情報の前記文章中に含まれる前記キーワードを他のワードと識別できるように表示させるキーワード識別手段と、前記文章中の前記キーワードが前記操作部の操作により選択されると、前記キーワード記憶手段に記憶されている前記キーワードと前記広告情報との対応関係から、選択された前記キーワードに対応する1以上の前記広告情報を決定する広告情報決定手段と、前記広告情報決定手段で決定した1以上の前記広告情報を前記広告情報記憶手段から選択的に読み出して、前記表示部に表示する広告情報読み出し手段とを備えていることを特徴とする広告表示機能を備えた情報提供システム。
【請求項2】 操作部及び表示部を備えてネットワークに接続される情報通信端末装置と、前記ネットワークに接続されて前記情報通信端末装置に各種の情報を提供するサーバとを具備し、前記サーバが、前記情報通信端末装置からの要求に応じて前記表示部に文章を含む表示態様により前記情報を提供する情報提供手段と、前記表示部に広告情報を表示する広告情報表示手段とを具備する情報提供システムであって、前記広告情報表示手段は、複数の広告情報を記憶する広告情報記憶手段と、前記複数の広告情報に関してそれぞれの広告内容に関連して予め定めた1以上のキーワードを前記広告情報と対応関係を持って記憶するキーワード記憶手段と、前記情報提供手段から前記表示部に提供された前記情報の前記文章中に含まれる前記キーワードを他のワードと識別できるように表示させるキーワード識別手段と、前記文章中の前記キーワードが前記操作部の操作により選択されると、前記キーワード記憶手段に記憶されている前記キーワードと前記広告情報との対応関係から、選択された前記キーワードに対応する1以上の前記広告情報を決定する広告情報決定手段と、前記広告情報決定手段で決定した1以上の前記広告情報を前記広告情報記憶手段から選択的に読み出して、前記表示部に表示する広告情報読み出し手段と、前記広告選択画面に従って選択された前記広告情報を前記広告情報記憶手段から読み出して前記表示部に表示する広告情報読み出し手段とを備えていることをを特徴とする広告表示機能を備えた情報提供システム。
【請求項3】 前記情報提供手段が提供する前記情報の内容が、前記広告情報提供手段による前記広告情報の提供によって広告効果を上げられる内容かまたは広告効果を下げる内容かを判別する情報内容判別手段を更に備え、前記広告情報提供手段は、前記情報内容判別手段が前記情報提供手段が提供する前記情報が広告効果を上げられる内容であると判別した場合にだけ動作することを特徴とする請求項1または2に記載の広告表示機能を備えた情報提供システム。
【請求項4】 操作部及び表示部を備えてネットワークに接続される情報通信端末装置の前記表示部に、前記ネットワークに接続されたサーバから前記情報通信端末装置に送信した前記広告情報を表示する広告情報表示方法であって、前記サーバが、前記表示部に表示される情報の中に広告情報に関連したキーワードがあるときには、そのキーワードを他のワードと識別できるように表示し、前記キーワードが前記操作部の操作により選択されると前記広告情報を前記表示部に表示するように動作することを特徴とする広告情報表示方法。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はパソコン等の情報通信端末装置とインターネット等のコンピュータネットワークで接続されたサーバとで構成され広告表示機能を備えた情報提供システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】インターネット上にはポータルサイトをはじめとする各種の情報を提供する情報提供サービスがある。この種の情報提供サービスに用いられている情報提供システムは、各種の情報を提供するサーバと、このサーバにネットワークを介して接続され、このサーバから情報を取得する情報通信端末装置とから構成されている。情報通信端末装置の操作部からサーバに情報の取得要求が出されると、サーバは、情報通信端末装置の表示部に文章を含む表示態様で情報を表示(提供)する情報提供手段と、情報の提供と共に広告(通常はバナー広告)を表示部に表示させる広告情報表示手段とを備えている。バナー広告の場合、バナー広告が表示されている場所がクリック可能になっており、バナー広告の部分をクリックするとバナー広告を提供している広告主のホームページにジャンプすることにより、広告情報を提供する。したがってバナー広告はクリックされて初めて広告効果が生じる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述した情報提供システムでは、提供される情報の内容と無関係なバナー広告が表示されるため、情報提供システムのサービスの利用者がバナー広告によほど興味を持った場合のみにバナー広告がクリックされているのが現状である。そのため、バナー広告のクリック頻度を高めることができず、広告効果を上げることが難しかった。
【0004】本発明の目的は、従来よりもクリック頻度を高めることができる広告表示機能を備えた情報提供システム及び広告表示方法を提供することにある。
【0005】本発明の他の目的は、提供される情報の内容に関連した広告を表示することができ、クリック頻度を高めることができる広告表示機能を備えた情報提供システムを提供することにある。
【0006】本発明の更に他の目的は、提供される情報の内容との関連で広告を表示することが広告効果を下げる場合には、広告表示をしない広告表示機能を備えた情報提供システムを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、操作部及び表示部を備えてネットワークに接続される情報通信端末装置と、ネットワークに接続されて情報通信端末装置に各種の情報を提供するサーバとを具備し、サーバが、情報通信端末装置からの要求に応じて表示部に文章を含む表示態様により情報を提供する情報提供手段と表示部に広告情報を表示する広告情報表示手段とを具備する情報提供システムを改良の対象とする。
【0008】本発明では、広告情報表示手段は、複数の広告情報を記憶する広告情報記憶手段と、複数の広告情報に関してそれぞれの広告内容に関連して予め定めた1以上のキーワードを広告情報と対応関係を持って記憶するキーワード記憶手段と、情報提供手段から表示部に提供された情報の文章中に含まれるキーワードを他のワードと識別できるように表示させるキーワード識別手段と、文章中のキーワードが操作部の操作により選択されると、キーワード記憶手段に記憶されているキーワードと広告情報との対応関係から、選択されたキーワードに対応する1以上の広告情報を決定する広告情報決定手段と、広告情報決定手段で決定した1以上の広告情報を広告情報記憶手段から選択的に読み出して、表示部に表示する広告情報読み出し手段とを備えている。
【0009】本発明のシステムでは、キーワード記憶手段に記憶されているキーワードが情報通信端末装置の表示部に表示された文章中に含まれている場合には、原則としてそのキーワードを他のワードの表示態様と異なる表示態様で表示して、利用者の注意を引き付けて、クリック頻度を高めることできる。その上利用者がそのキーワードをクリックすると、そのキーワードに何らかの関係がある広告情報の表示がなされる。そのためキーワードをクリックした利用者が、興味のあるまたは関心のある情報に関連した情報の一種として広告情報を見る可能性が高くなる。その結果、本発明によれば、従来のバナー広告と比べて、利用者のクリック頻度が高くなる。具体的には、情報サービス提供者は、サーバから情報サービス利用者の情報通信端末装置に情報データを送って、その表示部に文章を含む情報を表示する。そしてこの文章中のある単語(キーワード)を情報サービス利用者がクリック可能なように表示する。そして情報サービス利用者がこのキーワードをクリックすると、キーワードに対応付けられて広告情報記憶手段に記憶されている広告情報が情報サービス利用者の表示部に表示される。情報サービス利用者に提供する(情報サービス利用者が要求する)情報の内容に対応した広告情報が提供されるので、クリック頻度を高めることができるとともに、広告効果を高めることができる。
【0010】本発明では、1つのキーワードに複数の広告情報を対応付けることもできる。
【0011】その場合、表示部に複数の広告情報を順番に表示していくことも考えられる。しかしながら順番に表示していくと、情報サービス利用者にとって興味のない広告情報が長々と表示される事態も発生して、かえってアクセス頻度を下げる可能性もある。そこで1つのキーワードに対して複数の広告情報がある場合には、情報サービス利用者に複数の広告情報の中から表示する情報を選択できる機会を与えのが好ましい。このようにすると、広告情報であっても、利用者にとっては自分で選択できる情報の一種となり、利用者は広告を見せられているという意識ではなく、情報を見ている意識になる。そこでこれを実現するためには、広告情報表示手段を、複数の広告情報を記憶する広告情報記憶手段と、複数の広告情報に関してそれぞれの広告内容に関連して予め定めた1以上のキーワードを広告情報と対応関係を持って記憶するキーワード記憶手段と、情報提供手段から表示部に提供された情報の文章中に含まれるキーワードを他のワードと識別できるように表示させるキーワード識別手段と、文章中のキーワードが操作部の操作により選択されると、キーワード記憶手段に記憶されているキーワードと広告情報との対応関係から、選択されたキーワードに対応する1以上の広告情報を決定する広告情報決定手段と、広告情報決定手段で決定した1以上の広告情報を広告情報記憶手段から選択的に読み出して、表示部に表示する広告情報読み出し手段と、広告選択画面に従って選択された広告情報を広告情報記憶手段から読み出して表示部に表示する広告情報読み出し手段とから構成すればよい。
【0012】上述した本発明の広告表示機能を備えた情報提供システムにおいて、情報サービス利用者の情報通信端末に表示される情報に含まれるキーワードを、必ずクリックできるようにしてもよい。しかしながら表示部に表示する情報の内容によっては、広告情報を表示することが、かえって広告提供者のイメージダウンとなり、広告効果を下げてしまう場合もある。例えば自動車事故の情報が表示されている画面に新車の発売の広告情報が表示されてしまうと、情報サービス利用者の反感を買うことになり、クリック頻度が低下するとともに広告効果が低下することが考えられる。そこでこのような場合を考慮すると、情報提供手段が提供する情報の内容が、広告情報提供手段による広告情報の提供によって広告効果を上げられる内容かまたは広告効果を下げる内容かを判別する情報内容判別手段を更に設け、情報提供手段が提供する情報が広告効果を上げられる内容であると情報内容判別手段が判別した場合にだけ広告情報提供手段を動作させるようにする。このようにすれば、広告効果が下がるのを有効に防止できる。
【0013】また本発明の広告情報表示方法では、表示部に表示される情報の中に広告情報に関連したキーワードがあるときには、そのキーワードを他のワードと識別できるように表示し、キーワードが操作部の操作により選択されると広告情報を表示部に表示するようにサーバを動作させる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して、本発明の実施の形態の一例を詳細に説明する。図1は本発明の実施の形態の一例の情報提供システム1の構成を概念的に示した図である。図1の情報提供システム1には、情報を提供しようとする情報サービス提供者3と、情報サービス提供者3から情報が提供される複数の情報サービス利用者5とがいる。図1において、符号7で示す部分はインターネット等のネットワークである。情報サービス提供者3の場所にはサーバ9が設置されており、情報サービス利用者5の場所には情報通信端末装置としてのユーザーコンピュータ11がそれぞれ設置されている。サーバ9とユーザーコンピュータ11とはネットワーク7を介して接続されている。本例で用いるネットワーク7はインターネットを利用している。ユーザーコンピュータ11は操作部13と表示部15とを備えている。なお操作部13はキーボードやトラックパッド、マウス等のデータを入力することができるものであればよく、表示部15は液晶ディスプレイやCRT等の文字情報、静止画・動画像等を表示できるものであればよい。
【0015】図2は、情報サービス提供者3が設置するサーバ9内の概略構成を示すブロック図である。そして図3は、このサーバ9を動作させるためのプログラムのアルゴリズムを示すフローチャートである。図4及び図5並びに図7乃至図11は、ユーザーコンピュータ11の表示部15に表示される具体的な表示画面を示している。以下図3のフローチャートと図4乃至図11の表示画面を参照しながら、図2のサーバ9の構成を説明する。
【0016】本例で用いるサーバ9は、ネットワーク9に接続されて情報通信端末装置としてユーザーコンピュータ11の表示部15に表示する情報をユーザーコンピュータ11に送信する。サーバ9内には、ネットワーク7への送受信のための送信手段17と受信手段19とが配置されている。またサーバ9は、情報提供手段21と広告情報表示手段23とを備えている。情報提供手段21は、アクセス判定手段21aと情報記憶手段21bとを含んでいる。アクセス判定手段21aは、情報サービス利用者5が情報サービス提供者3にアクセスしたことを判別し、情報通信端末装置11からの要求に応じて情報記憶手段21bに記憶されている情報から要求に対応した情報を読み出して送信手段17へと送り出す。そして送信手段17は、この情報をネットワーク7を介して情報通信端末装置11へと送信する。情報通信端末装置11は、送信されてきた情報を表示部15に文章を含む表示態様により表示する。
【0017】広告情報表示手段23は、情報通信端末装置11の表示部15に広告情報を表示するものであり、広告情報記憶手段23aと、キーワード記憶手段23bと、キーワード識別表示手段23cと、情報内容判別手段23dと、広告情報決定手段23eと、広告情報読み出し手段23fと、広告選択画面表示手段23gと、広告選択判定手段23hとを備えている。これらの手段は、いずれもメモリーまたは記憶部を除いては、コンピュータ内にロードしたプログラムによって実現されている手段である。
【0018】広告情報記憶手段23aは、広告の依頼者から広告を依頼された複数の広告情報を記憶している。例えば広告情報記憶手段23aには、自動車メーカの新車の広告情報、新築マンションをはじめとするマンションディベロッパーの広告情報、ビールメーカの新商品の広告情報、飲食店の情報等が記憶されている。キーワード記憶手段23bは、複数の広告情報に関してそれぞれの広告内容に関連して予め定めた1以上のキーワードを広告情報と対応関係を持って記憶している。例えば自動車メーカーの新車に関する広告情報には「車」、「新車」、「ドライブ」等のキーワードが対応付けられており、マンション関連の広告情報には「マンション」、「住宅」、「公庫融資」等のキーワードが対応付けられている。即ち「車」というキーワードとこのキーワードが選択されたときに表示されるべき広告情報との対応関係が、このキーワード記憶手段23bに記憶されている。
【0019】キーワード識別表示手段23cは、情報提供手段21から情報通信端末装置11の表示部15に提供された情報の文章中に含まれるキーワードを他のワードと識別できるように表示させるものである。キーワード識別表示手段23cは、情報記憶手段21bに記憶されて送信手段17を介して送信される情報中に、キーワード記憶手段23bに記憶されているキーワードが含まれている場合には、そのキーワードを他のワードと表示を異ならせるための指令データを出力する。
【0020】情報内容判別手段23dは、情報提供手段21が提供する情報の内容が広告情報提供手段23による広告情報の提供によって広告効果を上げられる内容かまたは広告効果を下げる内容かを判別するものである。そしてこの情報内容判別手段23dが情報提供手段21が提供する情報が広告効果を上げられる内容であると判別した場合だけ広告情報提供手段23を動作させる。これは、情報提供手段21から情報サービス利用者5に提供された情報の内容と、この情報に含まれるキーワードを選択して表示される広告情報の内容とが不釣り合いになり、情報サービス利用者5に不快感を感じさせることを阻止するために設けられる。広告情報を提供している広告主が広告情報を表示させたくないと考えている内容の情報が情報提供手段21から情報通信端末装置11の表示部15に表示される場合には、キーワード識別表示手段23cは、この情報の文章中に含まれるキーワードを他のワードと識別できないように(選択できないように)表示させる。即ち、情報内容判別手段23dが広告効果を下げる内容と判断した情報は、広告情報が表示されない。
【0021】広告情報決定手段23eは、情報通信端末装置11の表示部13に表示された情報の文章中に含まれるキーワードが情報通信端末装置11の操作部13の操作により選択された指令を広告選択判定手段23hから受け取ると、キーワード記憶手段23bに記憶されているキーワードと広告情報との対応関係から、選択されたキーワードに対応する1以上の広告情報を決定する。広告情報決定手段23eで決定された広告情報は、広告情報読み出し手段23fにより広告情報記憶手段23aから読み出される。
【0022】広告情報読み出し手段23fは、広告情報決定手段23eで決定した1以上の広告情報を広告情報記憶手段23bから選択的に読み出して送信手段17を介して情報通信端末装置11の表示部15に表示する。
【0023】広告選択画面表示手段23gは、広告情報決定手段23eで決定した1以上の広告情報を広告情報記憶手段23bから選択的に読み出すための広告選択画面を送信手段17を介して情報通信端末装置11の表示部15に表示する。例えば、自動車メーカーの新車に関する広告情報が複数(1つの自動車メーカーの複数の車種あるいは複数の自動車メーカーの車種)広告情報記憶手段23aに記憶され、そしてそれらの広告情報に「車」、「新車」、「ドライブ」等のキーワードが対応付けられている場合がある。このような広告情報が広告情報決定手段23eで決定された場合には、情報サービス利用者5により上記のキーワードが選択されると、広告選択画面表示手段23gは、どの車種の広告情報を表示するのか、あるいはどの自動車メーカーの広告情報を表示するのかを選択させる画面を情報通信端末11の表示部15に表示させる。
【0024】広告選択判定手段23hは、後述する情報サービス利用者5が表示部15に表示された情報の文章中に含まれるキーワードを選択したかどうかを判定するものである。広告選択判定手段23hにおいてキーワードが選択されたと判定されると、キーワード記憶手段23bに記憶されているキーワードと広告情報との対応関係から、選択されたキーワードに対応する1以上の広告情報を決定するように広告情報決定手段23eに指令データを出力する。
【0025】サーバ9は、情報サービス利用者5のユーザーコンピュータ11から情報サービス提供者3のサーバ9に、各種の情報の提供を要求するためのアクセスがされたことをアクセス判定手段21aで判定する(ステップST1)。そしてユーザーコンピュータ11の表示部15に表示しようとする情報を情報記憶手段21bから読み出し、この情報の内容を情報内容判別手段23dで判別する作業を行う(ステップST2)。具体的には、情報の内容が、情報の文章中に含まれるキーワードに対応する広告情報を提供することによって広告効果を上げることができると判別した場合はキーワード「マンション」を選択可能に加工して(ステップST3)、表示部15に情報を表示する(ステップST4)。一方、情報の内容が、情報の文章中に含まれるキーワード「マンション」に対応する広告情報を提供することによって広告効果を下げる内容であると判別した場合は、キーワードを選択不可に加工して(ステップST5)、表示部15に情報を表示する(ステップST6)。図4は情報内容判別手段23dで広告効果を上げることができると判別され、キーワードが選択可能に加工されて表示部15に表示された情報の情報表示画面25である。マンションの販売戸数に関するニュースが情報として表示されている。情報表示画面25に表示されている情報の中で「マンション」のワードには、キーワード識別表示手段23cにより下線が付せられ且つ色が付けられて他のワードと容易に判別できるように加工(選択可能に)されている。情報表示画面25の情報の中の「通産省」のワードにも下線が付せられ且つ色が付せられているが、これは一般にホームページ等で文字をクリックすると他のページや他のホームページにジャンプするように加工されているハイパーリンクである。本発明では、キーワード識別表示手段23cによってキーワードの「マンション」に付せられた色とハイパーリンクの「通産省」のワードに付せられた色とは異なる色が付けられており、明確に区別されている。
【0026】図5は情報通信端末装置11の表示部15に表示する情報の内容が、情報の文章中に含まれるキーワードに対応する広告情報を提供することによって広告効果を下げる内容であると情報内容判別手段23dによって判定された情報の一例を表示した表示画面27である。この情報はマンションの火災を報じたもので、当事者にとっては不幸な内容を含む情報である。キーワード識別表示手段23cによってキーワード「マンション」が選択可能に加工された情報が表示部15に表示され、キーワードが選択されると新築マンションの広告情報が表示されるように広告情報提供手段23を動作させてしまうと、「このような内容の記事に広告を掲載するのは不謹慎である」と情報サービス提供者1あるいは広告情報の広告主に苦情が寄せられることが予想される。このため、広告効果を下げる内容であると情報内容判別手段23dによって判定された情報は、キーワード「マンション」を選択不可に加工して(他のワードと同じ色、字体等にして)表示部15に表示する。
【0027】次にサーバ9は、ユーザーコンピュータ11の表示部15に表示された情報の中に含まれるキーワード「マンション」が、情報サービス利用者5により選択されたかどうか(クリックされたかどうか)を判別する(ステップST7)。情報サービス利用者5によりキーワードが選択されていないと判定された場合は、このまま情報を表示し続ける。情報サービス利用者5によりキーワードが選択されたと判定した場合は、広告情報記憶手段23aに記憶されている広告情報の中からこのキーワードに対応付けられている広告情報を広告情報決定手段23gにより決定する(ステップST8)。このとき、決定した広告情報が1つか複数かの判別を行い(ステップST9)。決定した広告情報が1つの場合は、広告情報読み出し手段23fは広告情報記憶手段23aから広告情報を読み出してユーザーコンピュータ11の表示部15に表示する(ステップST10)。図6はステップST7〜ステップST10により表示部15に表示された広告情報の表示画面である。この広告情報表示画面29には、マンションディベロッパA社が手がける新築マンションの販売開始の内容の広告情報が表示されている。
【0028】一方、ステップST9でキーワードが選択され広告情報記憶手段23aに記憶されている広告情報の中からこのキーワードに対応する広告情報が複数存在すると判定された場合は、図7に示すように複数の広告情報の中から情報サービス利用者に好みの広告情報を選択させる広告情報選択画面33を広告選択画面表示手段23gにより表示する(ステップST11)。そして情報サービス利用者5が広告情報選択画面33の中からある広告情報の表示をする選択をしたかどうかの判定を行う(ステップST12)。広告情報の表示をする選択がなされた場合は、広告情報選択画面33の選択肢から選択された広告情報が広告情報読み出し手段23fにより広告情報記憶手段23aから読み出され、表示部15に表示される(ステップST13)。次に情報サービス利用者5が広告情報選択画面33の他の広告情報を表示するように選択したかどうかの判定を行う(ステップST14)。他の広告情報を表示する選択がされたと判定すると、他の広告情報が広告情報読み出し手段23fにより広告情報記憶手段23aから読み出され、表示部15に表示される。
【0029】次に、情報サービス利用者5が表示部15に表示された広告情報の表示を終了させたかどうかの判定を行う(ステップ15)。情報サービス利用者5が広告情報の表示を終了させたかどうかの判断は、広告情報が表示されている画面内に広告情報の表示を終了させるか否かを選択させる選択肢(選択ボタン)を設け、情報サービス利用者5が広告情報を終了させる選択肢を選択した場合をもって表示終了の判断をしてもよいし、広告情報が表示されている画面(ブラウザ)の「戻る」ボタンが選択(クリック)されたことで判断してもよい。そして、情報サービス利用者5が広告情報の表示の存続を選択した場合(情報サービス利用者5が何もしない場合)はそのまま広告情報を表示し続ける。情報サービス利用者5が広告情報の表示を終了させたと判定した場合は、もとの情報を表示させている表示画面(図4)を表示させる(ステップ16)。そして情報サービス利用者5が情報サービス提供者3へのアクセスを中止すると(ステップ17)終了する。このように、情報提供手段21から情報サービス利用者5に提供される情報の内容と関連した広告情報が情報サービス利用者5に提供されるので、クリック頻度が高まり、広告効果を高めることができる。また広告情報の提供によって広告効果が下がると判断した場合は広告表示をしないので、広告効果が下がるのを未然に防止することができる。
【0030】図8は、本発明の実施の形態の一例の情報提供システム1のユーザーコンピュータ11の表示部15に表示する広告情報の表示の方法(表示位置)の他の実施例を示したものである。上述した例では情報サービス利用者5が表示部15に表示されている情報の文章中に含まれるキーワードを選択すると、選択されたキーワードに対応した広告情報が広告情報記憶手段23aから読み出され、この広告情報は情報が表示されている画面(例えば図4)を覆うかたちで表示されている。これに対して本実施例では、図4において情報が表示されている画面内の任意のスペースに広告情報を表示するようにしたものである。広告情報は画面35のどの位置に表示してもよいが、すでに表示されている情報が広告情報によって隠れない位置に表示されるようにするのが好ましい。
【0031】図9は広告情報を表示させる位置を限定した例である。表示部15に表示されている情報の文章中に含まれるキーワード「マンション」が選択されると、「マンション」のワードの近傍に、広告情報が吹き出し状の表示画面37で表示される。この吹き出し状の広告情報表示画面37は、吹き出し状の広告情報表示画面37の任意の場所をマウスでクリックすると消える。なお、この吹き出し状の表示画面37は、キーワード「マンション」のワード上にマウスのポインタが位置するだけで表示されるポップアップ形態で表示してもよい。
【0032】図10は、情報サービス利用者5によりキーワードが選択されて広告情報が表示される前に、広告情報を表示してもよいかを情報サービス利用者5に選択させる広告情報許可画面39を表示させたものである。情報サービス利用者5が広告情報を表示してもよい旨の選択をした場合のみ、表示部15に広告情報が表示される。
【0033】図11に示す実施例は、図9に示したポップアップで表示される広告表示画面39で、広告情報を表示させる前に広告情報を表示してもよいかを選択させる画面41を表示させるものである。
【0034】なお、本発明のシステムを構成するネットワーク7はインターネットに限定されるものではない。例えば情報通信端末装置11を携帯電話とし、ネットワークの途中に中継基地を設ける。そして形態電話から中継基地までの接続をパケット通信網を使用し、中継基地から情報サービス提供者3までの接続をインターネットまたは専用線で行うようにしてもよい。
【0035】
【発明の効果】本発明によれば、情報サービス利用者に、提供する(情報サービス利用者が要求する)情報の内容に関連した広告情報を提供できるのでクリック頻度を高めることができるとともに、広告効果を高めることができる利点がある。
【0036】また、本発明によれば、提供される情報の内容との関連で広告を表示することが広告効果を下げる場合には広告表示をしないので、広告効果を下げることを未然に防止することができる利点がある。
【出願人】 【識別番号】500244333
【氏名又は名称】株式会社ウォーカープラス・ドット・コム
【出願日】 平成12年9月20日(2000.9.20)
【代理人】 【識別番号】100091443
【弁理士】
【氏名又は名称】西浦 ▲嗣▼晴
【公開番号】 特開2002−91997(P2002−91997A)
【公開日】 平成14年3月29日(2002.3.29)
【出願番号】 特願2000−284825(P2000−284825)