| 【発明の名称】 |
地図情報検索方法及びその装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】長谷川 幸紀
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| 【要約】 |
【課題】指定名称位置の絞り込み検索を短時間で行って、指定名称が存在する地図を迅速に表示できるようにする。
【解決手段】名称検索手段211は、入力された検索条件に基づいてベクトル地図データファイル121より検索条件に一致する全ての名称を検索し、その位置を登録する。付近目標物検索手段214では、入力された検索条件に基づいて目標物データファイル122より検索条件に一致する全ての目標物を付近目標物として検索する。さらに、指定名称選出手段213では、名称位置からの一定距離内に付近目標物が存在するか否かを条件として指定名称を選出する。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 電子地図上の目的場所を該目的場所の名称を入力させて検索する地図情報検索方法において、検索する前記名称の他に前記目的場所の付近に存在する目標物を入力させ、該目標物の近辺に存在する前記名称位置を前記目的場所として検索することを特徴とする地図情報検索方法。 【請求項2】 請求項1において、検索された目的場所が載っている電子地図を画面に表示すると共に、該地図上の前記検索対象となった名称を他と区別化して表示し且つ前記目的場所を更に区別化して表示することを特徴とする地図情報検索方法。 【請求項3】 電子地図上の目的場所を該目的場所の名称を入力させて検索する地図情報検索装置において、検索する前記名称の他に前記目的場所の付近に存在する目標物を入力させる手段と、該目標物の近辺に存在する前記名称位置を前記目的場所として検索する手段とを備えることを特徴とする地図情報検索装置。 【請求項4】 請求項3において、前記検索する手段の検索した前記目的場所が載っている電子地図を画面に表示すると共に該地図上の前記検索対象となった名称を他と区別化して表示し且つ前記目的場所を更に区別化して表示する表示手段を備えることを特徴とする地図情報検索装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は電子地図上の目的場所を検索する地図情報検索方法及びその装置に係り、特に、目的場所を短時間で検索するのに好適な地図情報検索方法及びその装置に関する。 【0002】 【従来の技術】電子地図上で探したい目的場所の名称を指定し、表示地図をスクロールさせて当該目的場所が表示地図上で真ん中に表示されるようにするには、従来は、検索対象とする地図を表示しておき、名称検索画面より名称を入力指定(以下、これを「オペレーションA」という。)することで当該指定名称の位置を地図上で検索実行させた後、当該指定名称の位置にズームアップ・ダウンやスクロール等の操作(以下、これを「オペレーションB」という。)を行っている。 【0003】またこのとき、検索対象の地図上に探したい名称が無かった場合は、検索対象地図を切り替えた後、オペレーションAを再び行なったり、オペレーションBにて、例えば、検索したい名称と同じ名称の位置を間違って表示させてしまった場合、再びオペレーションBを実行し、探したい目的場所を表示させている。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】上述した従来技術では、指定名称と同一名称が電子地図上に複数存在した場合には、各々の名称位置が探したい目的場所であるか否かを一々確認するために地図を当該位置までスクロールしなければならず、手間がかかって煩わしいという問題の他、目的場所に到達するまで時間がかかるという問題がある。 【0005】本発明の目的は、指定名称と同一名称が複数存在した場合でも短時間に目的場所を検索し当該目的場所の地図を表示させることが可能な地図情報検索方法及びその装置を提供することにある。 【0006】 【課題を解決するための手段】上記目的は、電子地図上の目的場所を該目的場所の名称を入力させて検索する場合に、検索する前記名称の他に前記目的場所の付近に存在する目標物を入力させ、該目標物の近辺に存在する前記名称位置を前記目的場所として検索することで、達成される。 【0007】好適には、上記において、検索された目的場所が載っている電子地図を画面に表示すると共に、該地図上の前記検索対象となった名称を他と区別化して表示し且つ前記目的場所を更に区別化して表示する。 【0008】地図上に同一名称の場所が多数存在した場合でも、名称だけでなく付近目標物も考慮して検索するため、短時間に目的場所の検索が可能となる。 【0009】 【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面を参照して説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る地図情報検索装置の機能構成図である。この地図情報検索装置は、入力装置11と、検索処理装置10と、外部記憶装置(外部メモリ)12と、表示装置13とで構成されている。検索処理装置10は、コンピュータのCPU及び記憶装置(主メモリ)で成る部分であり、入力装置11,表示装置13,外部記憶装置(外部メモリ)12がその外部装置として接続されている。 【0010】入力装置11は、キーボードやマウス等のポインティングデバイスで成り、使用者は表示装置13の表示内容と対話しながら入力を行う。この入力には、指定名称検索を行う為の検索条件の入力、地図拡大、縮小等に代表される地図操作処理を行う為の入力がある。検索処理装置10は、上記各入力に基づく処理を行い、処理結果を表示装置13の画面上に表示する。 【0011】外部記憶装置12は、ベクトル地図データファイル121と目標物データファイル122とを持つ。ベクトル地図データファイル121と目標物データファイル122は、検索処理装置10の要求に基づいて検索処理装置10内に取り込まれる。 検索処理装置10は、対話制御処理部20と、名称検索処理部21と、検索結果表示処理部22と、地図処理部24と、記憶装置23とで構成されている。 【0012】対話制御処理部20は、操作者が入力装置11を介して入力した指定名称を検索する為の検索条件及び画面上の操作の処理を行う。また、操作者が表示装置13を見てキーボードやマウス等の操作を行った信号を処理する。 【0013】名称検索処理部21は、入力装置11から入力された検索条件に基づき、ベクトル地図データファイル121上に書き込まれている全ての名称の中から、検索条件と一致する名称を検索する名称検索手段211と、その名称位置を登録し名称位置格納メモリ領域231に読み込む名称位置登録手段212と、検索条件に基づいて指定名称位置付近の目標物を検索する付近目標物検索手段214と、検索された全ての名称位置からの一定距離内に存在する目標物と、検索された付近目標物とを比較し、一致することを条件として、付近目標物に近い名称位置を指定名称位置として選出する指定名称選出手段213とで構成されている。検索結果表示処理部22は、選出された指定名称を画面上の名称一覧に表示する。 【0014】地図処理部24は、名称検索処理部21で選出された指定名称が存在する地図データを、外部記憶装置12に格納されているベクトル地図データファイル121から検索し、地図データメモリ領域232に読み込む地図検索手段241と、地図データメモリ領域232から描画メモリ領域233へ指定名称が存在する地図データの書き込みを行う地図描画手段243と、描画メモリ領域233から指定名称の存在する地図を切り出し、表示装置13の画面上に表示する地図表示手段242とで構成されている。対話制御処理部20、名称検索処理部21、検索結果表示処理部22、地図処理部24は、コンピュータのCPUで実現され、記憶装置23は、主メモリで実現される。 【0015】図2は、指定名称位置の絞り込み検索処理手順を示すフローチャートである。先ず、対話制御装置処理部20の処理として、ステップ101で、入力装置11を介して検索条件の指定名称位置もしくは、その付近目標物が存在する市町村または電話局を入力する。即ち、検索対象とする地域を特定する。次のステップ102では検索する「名称」を指定し、ステップ103で「付近目標物」の目標物種別を指定し、ステップ104では、検索する「名称」位置と検索する「付近目標物」との距離を入力する。尚、後述するように、上記のステップ101〜104で入力する検索条件は、同じ検索画面で入力するため、その入力順序は任意である。 【0016】次のステップ105では、外部記憶装置12のベクトル地図データファイル121上で、入力された検索条件に適合する「名称」データを検索し、その検索結果を地図上の位置として記憶装置23の名称位置格納メモリ領域231に格納する(ステップ106)。ステップ107では、外部記憶装置12の目標物データファイル122上で、入力された検索条件に合う「付近目標物」データを検索する。 【0017】次のステップ108では、以下に述べるステップ109,110の処理を、ステップ105で検索された全ての名称について行ったか否かを判定し、処理が終了していない場合には次のステップ109に進み、処理が終了した場合にはこの図2の検索処理手順を終了する。 【0018】ステップ109では、指定「名称」位置から一定距離内に指定「付近目標物」があるか否かを判定し、無い場合にはステップ108に戻り、在る場合には次のステップ109に進む。ステップ110では、一定距離内に「付近目標物」が存在す「名称」位置を一覧に表示し、ステップ108に戻る。このように、ステップ109,110を繰り返すことで、ステップ105で検索された全ての指定「名称」の中から、一定距離内に指定「付近目標物」が存在する「名称」位置を絞り込む。 【0019】以下、具体例について説明する。ここでは、“○○市”に存在する“××”という名称を検索する場合の手順を想定して説明する。図3は、画面上に表示された名称検索画面を示す図である。この名称検索画面で○○市に存在する“××”という名称の絞り込み検索を行う。先ず、図4に示すように、入力装置11から検索条件として検索名称“××”30を入力する。次に、図5に示す様に市町村名を入力すると、範囲一覧に、○○市、□□市、等の表示がされる。そこで検索条件である○○市を、図6に示す様に、選択する。このように指定することで、○○市に存在する“××”という名称を全て検索し、その位置をメモリ内に格納することで、○○市に存在する“××”という名称の一覧、“××通り”“スーパー××”“××ビル”31等が表示される。 【0020】この名称検索時点では、検索された名称データの数がまだ多量であり、この名称を持った目的場所を特定するのは困難である。そこで、指定「名称」位置の付近に存在する付近目標物を検索対象として指定し、さらに名称データの絞り込みを行う。 【0021】この例では、検索条件として、付近目標物が所属する種別を、例えば、「小学校」を指定すべく、先ず図7に示すように大分類一覧から「各種学校」を選択し、次に図8に示す様に小分類の中から「小学校」を選択する。これにより、○○市に存在する全ての小学校が「付近目標物」として指定される。さらに、「名称」位置から「付近目標物」までの距離を、図9に符号32で示すように、例えば、“100m”と入力する。 【0022】これにより、検索された「××」という名称位置から100m以内に「小学校」が存在する「名称」のみが検索される。即ち、○○市に存在し、「小学校」の近く(100m以内)に存在する全ての“××”という名称(この例では、××ビル)が、図9に示す様に、検索名称一覧31に検索結果として表示される。そして、地図情報検索装置は、検索結果である“××ビル”の存在する地図を、図10に示す様に、表示装置の画面上に表示する。 【0023】ここで、目的場所を載せた電子地図を画面に表示させたとき、電子地図上で目的場所が一目瞭然となるように、図10の例では“××”のついた名称場所を他と区別化して例えば赤色表示(図示の例では波線枠で表示)させ、目的場所である“××ビル”名称を例えばブリンク表示(図示の例では太線枠で表示)させる。 【0024】尚、この図9の検索名称一覧に1箇所“××ビル”のみが検索された例を示したが、複数の目的場所が検索される場合も当然考えられる。このため、付近目標物を複数指定可能とすることも有効である。また、付近目標物までの距離を一々指定しなくても、ディフォルト値として例えば100mを設定しておき、検索された名称一覧には、付近目標物からの距離の短い順に表示させたり、複数の付近目標物が指定されたとき指定名称から各付近目標物までの距離を考慮して各名称位置の確からしさを求めてその順に表示させ、その中からユーザが指定した地図を画面に表示させる様にすることも有効である。 【0025】 【発明の効果】本発明によれば、地図上に同一名称の場所が多数存在した場合でも、名称だけでなく付近目標物も考慮して検索するため、短時間に目的場所の検索が可能となる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】390023928 【氏名又は名称】日立エンジニアリング株式会社
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| 【出願日】 |
平成12年9月19日(2000.9.19) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100093872 【弁理士】 【氏名又は名称】高崎 芳紘
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| 【公開番号】 |
特開2002−91986(P2002−91986A) |
| 【公開日】 |
平成14年3月29日(2002.3.29) |
| 【出願番号】 |
特願2000−283828(P2000−283828) |
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