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【発明の名称】 文書管理装置、文書管理方法および記憶媒体
【発明者】 【氏名】清野 博之

【要約】 【課題】異なるスキーマの複数のフォルダにそれぞれ含まれる文書の検索を容易に行うことができる文書管理装置を提供する。

【解決手段】PC上の構築される文書管理システムは、選択されたフォルダに対してスキーマを登録するスキーマ登録手段102と、選択されたフォルダから選択された文書に対して、該文書が含まれるフォルダに登録されたスキーマより定義されている属性値を登録する属性値登録手段105と、文書検索条件となる属性値を入力する検索属性値入力手段108と、検索属性値入力手段108により入力された属性値と属性値記憶手段106に登録されている属性値とを照合することにより該当文書の検索を行う文書検索手段109とを備える。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 少なくとも1つの文書が含まれる複数のフォルダおよび該複数のフォルダにそれぞれ含まれる文書を管理する文書管理装置であって、前記複数のフォルダの中から選択されたフォルダに対してスキーマを登録するスキーマ登録手段と、前記選択されたフォルダに含まれる文書に対して、該文書が含まれるフォルダに登録されたスキーマより定義されている属性値を登録する属性値登録手段と、文書検索条件となる属性値を入力する検索属性値入力手段と、前記検索属性値入力手段により入力された属性値と前記属性値登録手段に登録されている属性値とを照合することにより該当文書の検索を行う検索手段とを備えることを特徴とする文書管理装置。
【請求項2】 前記複数のフォルダの中から前記スキーマの登録対象となるフォルダを選択するフォルダ選択手段と、前記選択されたフォルダから前記属性値の登録対象となる文書を選択する文書選択手段とを備えることを特徴とする請求項1記載の文書管理装置。
【請求項3】 検索対象となるフォルダを指定する検索対象フォルダ指定手段と、前記検索対象として指定されたフォルダに対してスキーマが登録されているか否かを判定する判定手段とを備え、前記検索手段は、前記検索対象として指定されたフォルダにスキーマが登録されていないときには、前記検索を中止することを特徴とする請求項1または2記載の画像管理装置。
【請求項4】 前記検索手段による検索結果を出力する検索結果出力手段を備えることを特徴とする請求項1記載の画像管理装置。
【請求項5】 少なくとも1つの文書が含まれる複数のフォルダおよび該複数のフォルダにそれぞれ含まれる文書を管理する文書管理方法であって、前記複数のフォルダの中から選択されたフォルダに対してスキーマを登録する工程と、前記選択されたフォルダに含まれる文書に対して、該文書が含まれるフォルダに登録されたスキーマより定義されている属性値を登録する工程と、文書検索条件となる属性値を入力する工程と、前記入力された属性値と前記登録されている属性値とを照合することにより該当文書の検索を行う工程とを有することを特徴とする文書管理方法。
【請求項6】 前前記複数のフォルダの中から前記スキーマの登録対象となるフォルダを選択する工程と、前記選択されたフォルダから前記属性値の登録対象となる文書を選択する工程とを有することを特徴とする請求項5記載の文書管理方法。
【請求項7】 検索対象となるフォルダを指定する工程と、前記検索対象として指定されたフォルダに対してスキーマが登録されているか否かを判定する工程と、前記検索対象として指定されたフォルダにスキーマが登録されていないときには、前記検索を中止する工程とを有することを特徴とする請求項5または6記載の画像管理方法。
【請求項8】 前記検索結果を出力する工程を有することを特徴とする請求項5記載の画像管理方法。
【請求項9】 少なくとも1つの文書が含まれる複数のフォルダおよび該複数のフォルダにそれぞれ含まれる文書を管理する文書管理システムを構築するためのプログラムを格納したコンピュータ読取り可能な記憶媒体であって、前記プログラムは、前記複数のフォルダの中から選択されたフォルダに対してスキーマを登録するスキーマ登録モジュールと、前記選択されたフォルダに含まれる文書に対して、該文書が含まれるフォルダに登録されたスキーマより定義されている属性値を登録する属性値登録モジュールと、文書検索条件となる属性値を入力する検索属性値入力モジュールと、前記検索属性値入力モジュールにより入力された属性値と前記属性値登録モジュールにより登録されている属性値とを照合することにより該当文書の検索を行う検索モジュールとを有することを特徴とする記憶媒体。
【請求項10】 前記プログラムは、前記複数のフォルダの中から前記スキーマの登録対象となるフォルダを選択するフォルダ選択モジュールと、前記選択されたフォルダから前記属性値の登録対象となる文書を選択する文書選択モジュールとを有することを特徴とする請求項9記載の記憶媒体。
【請求項11】 前記プログラムは、検索対象となるフォルダを指定する検索対象フォルダ指定モジュールと、前記検索対象として指定されたフォルダに対してスキーマが登録されているか否かを判定する判定モジュールとを有し、前記検索モジュールは、前記検索対象として指定されたフォルダにスキーマが登録されていないときには、前記検索を中止することを特徴とする請求項9または10記載の記憶媒体。
【請求項12】 前記プログラムは、前記検索モジュールによる検索結果を出力手段に出力する検索結果出力モジュールを有することを特徴とする請求項9記載の記憶媒体。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、少なくとも1つの文書が含まれる複数のフォルダおよび該複数のフォルダにそれぞれ含まれる文書を管理する文書管理装置、画像管理方法および記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、スキャナなどにより原稿上の画像を読み取って作成されたイメージデータや、ワードプロセッサなどで作成された文書データなどを、その作成者、作成日などの属性を含む文書管理情報と関連付けて記憶し、この文書管理情報を用いて文書データの検索を行うことが可能な文書管理装置が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述した従来の画像管理装置において、既存のファイルシステム上にある文書を管理する場合には、このファイルシステム上にある文書を本装置に移動する必要がある。また、単一のスキーマしか扱うことができず、異なるスキーマの複数のフォルダにそれぞれ含まれる文書の検索を容易に行うことができない。
【0004】本発明の目的は、異なるスキーマの複数のフォルダにそれぞれ含まれる文書の検索を容易に行うことができる文書管理装置、文書管理方法および記憶媒体を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、少なくとも1つの文書が含まれる複数のフォルダおよび該複数のフォルダにそれぞれ含まれる文書を管理する文書管理装置であって、前記複数のフォルダの中から選択されたフォルダに対してスキーマを登録するスキーマ登録手段と、前記選択されたフォルダに含まれる文書に対して、該文書が含まれるフォルダに登録されたスキーマより定義されている属性値を登録する属性値登録手段と、文書検索条件となる属性値を入力する検索属性値入力手段と、前記検索属性値入力手段により入力された属性値と前記属性値登録手段に登録されている属性値とを照合することにより該当文書の検索を行う検索手段とを備えることを特徴とする。
【0006】請求項2記載の発明は、請求項1記載の文書管理装置において、前記複数のフォルダの中から前記スキーマの登録対象となるフォルダを選択するフォルダ選択手段と、前記選択されたフォルダから前記属性値の登録対象となる文書を選択する文書選択手段とを備えることを特徴とする。
【0007】請求項3記載の発明は、請求項1または2記載の画像管理装置において、検索対象となるフォルダを指定する検索対象フォルダ指定手段と、前記検索対象として指定されたフォルダに対してスキーマが登録されているか否かを判定する判定手段とを備え、前記検索手段は、前記検索対象として指定されたフォルダにスキーマが登録されていないときには、前記検索を中止することを特徴とする。
【0008】請求項4記載の発明は、請求項1記載の画像管理装置において、前記検索手段による検索結果を出力する検索結果出力手段を備えることを特徴とする。
【0009】請求項5記載の発明は、少なくとも1つの文書が含まれる複数のフォルダおよび該複数のフォルダにそれぞれ含まれる文書を管理する文書管理方法であって、前記複数のフォルダの中から選択されたフォルダに対してスキーマを登録する工程と、前記選択されたフォルダに含まれる文書に対して、該文書が含まれるフォルダに登録されたスキーマより定義されている属性値を登録する工程と、文書検索条件となる属性値を入力する工程と、前記入力された属性値と前記登録されている属性値とを照合することにより該当文書の検索を行う工程とを有することを特徴とする。
【0010】請求項6記載の発明は、請求項5記載の文書管理方法において、前前記複数のフォルダの中から前記スキーマの登録対象となるフォルダを選択する工程と、前記選択されたフォルダから前記属性値の登録対象となる文書を選択する工程とを有することを特徴とする。
【0011】請求項7記載の発明は、請求項5または6記載の画像管理方法において、検索対象となるフォルダを指定する工程と、前記検索対象として指定されたフォルダに対してスキーマが登録されているか否かを判定する工程と、前記検索対象として指定されたフォルダにスキーマが登録されていないときには、前記検索を中止する工程とを有することを特徴とする。
【0012】請求項8記載の発明は、請求項5記載の画像管理方法において、前記検索結果を出力する工程を有することを特徴とする。
【0013】請求項9記載の発明は、少なくとも1つの文書が含まれる複数のフォルダおよび該複数のフォルダにそれぞれ含まれる文書を管理する文書管理システムを構築するためのプログラムを格納したコンピュータ読取り可能な記憶媒体であって、前記プログラムは、前記複数のフォルダの中から選択されたフォルダに対してスキーマを登録するスキーマ登録モジュールと、前記選択されたフォルダに含まれる文書に対して、該文書が含まれるフォルダに登録されたスキーマより定義されている属性値を登録する属性値登録モジュールと、文書検索条件となる属性値を入力する検索属性値入力モジュールと、前記検索属性値入力モジュールにより入力された属性値と前記属性値登録モジュールにより登録されている属性値とを照合することにより該当文書の検索を行う検索モジュールとを有することを特徴とする。
【0014】請求項10記載の発明は、請求項9記載の記憶媒体において、前記プログラムは、前記複数のフォルダの中から前記スキーマの登録対象となるフォルダを選択するフォルダ選択モジュールと、前記選択されたフォルダから前記属性値の登録対象となる文書を選択する文書選択モジュールとを有することを特徴とする。
【0015】請求項11記載の発明は、請求項9または10記載の記憶媒体において、前記プログラムは、検索対象となるフォルダを指定する検索対象フォルダ指定モジュールと、前記検索対象として指定されたフォルダに対してスキーマが登録されているか否かを判定する判定モジュールとを有し、前記検索モジュールは、前記検索対象として指定されたフォルダにスキーマが登録されていないときには、前記検索を中止することを特徴とする。
【0016】請求項12記載の発明は、請求項9記載の記憶媒体において、前記プログラムは、前記検索モジュールによる検索結果を出力手段に出力する検索結果出力モジュールを有することを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
【0018】図1は本発明の実施の一形態に係る文書管理装置を構成するパーソナルコンピュータの構成を示すブロック図である。本実施の形態では、パーソナルコンピュータ(以下、PCという)から構成された画像管理装置について説明する。
【0019】画像管理装置を構成するPCは、図1に示すように、ROM207に格納されているBIOSに従いHDD(ハードディスク装置)209からOS(オペレーティングシステム)プログラムを読み出してOSを構築するCPU201を備え、CPU201は、このOS上でHDD(ハードディスク装置)209またはFDD(フロッピディスクドライブ)205から読み出されたアプリケーションプログラムを実行することによって各種処理を実行する。このCPU201の作業領域は、RAM208により提供される。CPU201はバス210に接続され、このバス210には、上記ROM207、RAM208、HDD209、FDD205とともに、キーボード202、マウス203、表示装置204、スキャナ206が接続されている。
【0020】本実施の形態では、画像管理プログラムをHDD209に格納し、この画像管理プログラムを読み出して実行することによって、画像管理システムを構築する。この画像管理プログラムにより構築される画像管理システムの機能構成について図2を参照しながら説明する。図2は図1のPC上に構築される画像管理システムの機能構成を示すブロック図である。
【0021】上記画像管理プログラムにより構築される画像管理システムは、図2に示すように、スキーマ登録フォルダ選択手段101と、属性値登録文書選択手段104と、文書検索フォルダ選択手段107とを備える。
【0022】スキーマ登録フォルダ選択手段101は、ユーザにより指定されたフォルダをスキーマ登録対象フォルダとして選択し、この選択されたフォルダを特定する情報例えばフォルダ名称をスキーマ登録手段102に通知する。スキーマ登録手段102は、上記選択されたフォルダに対し、スキーマの登録を行う。この選択されたフォルダの親フォルダにスキーマが存在すれば、選択されたフォルダに対して親フォルダのスキーマに対応する属性が登録され、さらに追加する属性があれば、この追加する属性が登録されることになる。スキーマ登録手段102により、選択されたフォルダに対して登録されたスキーマは、スキーマ記憶手段103(HDD209)に格納される。
【0023】ここで、スキーマとは、フォルダ毎に定義される属性の集合であり、この属性とは、文書の性質や特徴を表現するためのものである。属性としては、例えば「作成日」、「作成者」などがある。この属性の実体としての値が属性値であり、上記属性の例に対応した属性値は、例えば、「2000年1月1日」、「Bill」などとなる。フォルダに属する全てのファイルは、そのスキーマで定義される全ての属性に対する属性値を持つことになる。また、スキーマは各フォルダ毎に異なるものを定義することが可能である。
【0024】属性値登録文書選択手段104は、ユーザにより指定された文書を属性値登録対象文書として選択し、この選択された文書を特定する情報例えば文書名称を属性値登録手段105に通知する。属性値登録手段105は、スキーマ記憶手段103の登録内容を参照して、上記選択された文書に対し、この文書が属するフォルダのスキーマに含まれる属性の属性値を登録する。この選択された文書が含まれるフォルダの親フォルダにスキーマが存在すれば、選択された文書に対して親フォルダのスキーマに含まれている属性の属性値が登録され、さらに追加する属性があれば、この追加する属性が登録されることになる。属性値登録手段105により、選択された文書に対して登録された属性値は、属性値記憶手段106(HDD209)に格納される。
【0025】文書検索フォルダ選択手段107は、ユーザにより指定されたフォルダを文書検索対象フォルダとして選択し、この選択されたフォルダを特定する情報例えばフォルダ名称を検索属性値入力手段108に通知する。検索属性値入力手段108は、スキーマ記憶手段103の登録内容を参照して選択されたフォルダのスキーマに含まれる属性に対して、検索条件となる属性値を入力する。ここで、この選択されたフォルダの親フォルダにスキーマが存在すれば、この親フォルダのスキーマに含まれている属性に対しても検索条件となる属性値の入力を行うことが可能である。
【0026】検索属性値入力手段108により入力された属性値は、文書検索手段109に与えられ、文書検索手段109は、属性値記憶手段106内の属性値を検索し、検索属性値入力手段108により入力された属性値に合致する属性値が付加されている文書を見出す。文書検索手段109による検索結果は、検索結果表示手段110(表示装置204)に表示される。
【0027】次に、上記文書管理ステムにおけるスキーマ、属性値の管理方法について図3を参照しながら説明する。図3は図2の文書管理システムにおけるスキーマ、属性値の管理構造を示す図である。
【0028】本実施の形態においては、スキーマ記憶手段103および属性値記憶手段106(図2に示す)をHDD209から構成し、HDD209には、フォルダに対応するスキーマおよび属性値が格納される。HDD209においては、各フォルダ名に対してスキーマ格納先、属性値格納先を格納する領域301が設けられている。ここで、各フォルダ名は、ファイルシステム上のフォルダ名である。スキーマ格納先は、フォルダに対応するスキーマを格納した領域302a,302b,302cのアドレスを示す。属性値格納先は、フォルダに含まれている文書の属性値を格納した領域303a,303b,303cのアドレスを示す。
【0029】例えば、フォルダ名"/Documents"に対しては、そのスキーマが領域302aに格納され、この領域302aの先頭には、親フォルダのスキーマを格納した領域のアドレスが格納される。ここで、このフォルダ名"/Documents"は親フォルダであるので、この領域302aの先頭には"NULL"が格納されている。領域302aの先頭に続く領域には属性である"作成者"、さらに続く領域には属性である"作成日"がそれぞれ格納されている。また、属性値が領域303aに格納され、この領域303aには、フォルダ名"/Documents"のフォルダに属する文書名、作成者の属性値、作成日の属性値がそれぞれ格納されている。
【0030】また、フォルダ名" /Documents/Budget"に対しては、そのスキーマが領域302bに格納され、この領域302bの先頭には、親フォルダ(フォルダ名" /Documents/Budget")のスキーマを格納した領域のアドレスが格納される。
【0031】次に、スキーマ登録対象のフォルダの選択、およびその選択されたフォルダに対するスキーマの登録について図4を参照しながら説明する。図4はスキーマの入力画面の一例を示す図である。
【0032】スキーマを登録する際には、表示装置204にスキーマ入力画面例えば図4に示すスキーマ入力画面が表示される。この入力画面においては、フォルダ名入力欄401、属性入力欄402、属性型入力欄403が設けられている。フォルダ名入力欄401には、スキーマ登録対象となるフォルダの名称が入力される。属性入力欄402には、フォルダに付加する属性の名称が入力される。ここで、例えば、このフォルダに対して親フォルダのスキーマが存在する場合には、この親フォルダのスキーマにより定義される属性の名称が表示される。この親フォルダのスキーマにより定義される属性を変更することはできない。属性型入力欄403には、属性に対する型が入力される。ただし、親フォルダのスキーマにより定義される属性の型を変更することはできない。
【0033】次に、文書の選択、およびその選択された文書に対する属性値の登録について図5を参照しながら説明する。図5は属性値の入力画面の一例を示す図である。
【0034】属性値を登録する際には、表示装置204に属性値入力画面例えば図5に示す属性値入力画面が表示される。この入力画面においては、文書名入力欄501、属性表示欄502、属性値入力欄503が設けられている。文書名入力欄501には、属性値登録対象となる文書名が入力される。属性表示欄502には、入力された文書名の文書が属するフォルダに対応するスキーマの属性およびその親フォルダに対応するスキーマの属性が表示される。属性値入力欄503には、属性表示欄502に表示された属性に対する属性値が入力される。
【0035】次に、文書検索条件となる属性値の入力について図6を参照しながら説明する。図6は文書検索条件となる属性値の入力画面の一例を示す図である。
【0036】文書を検索する際には、表示装置204に文書検索条件となる属性値入力画面例えば図6に示す属性値入力画面が表示される。この入力画面においては、検索対象フォルダ名入力欄601、属性表示欄602、検索範囲入力欄603、検索条件となる属性値入力欄604が設けられている。検索対象フォルダ名入力欄601には、検索対象となるフォルダ名が入力される。属性表示欄602には、入力されたフォルダ名のフォルダに対応するスキーマの属性およびその親フォルダに対応するスキーマの属性が表示される。検索範囲入力欄603には、予め決められている検索範囲の中から選択された検索範囲が入力される。属性値入力欄604には、属性表示欄602に表示された属性に対する属性値が検索条件として入力される。
【0037】次に、検索結果の表示画面について図7を参照しながら説明する。図7は検索結果表示画面の一例を示す図である。
【0038】選択されたフォルダ内の文書の検索が終了すると、図7に示すように、その検索結果が表示装置204に表示される。この表示された検索結果には、該当する文書の名称、そのバージョン情報、作者、作成日などが含まれる。
【0039】次に、本実施の形態における全体動作について図8を参照しながら説明する。図8は図2のPC上に構築された画像管理システムにおける全体動作を示すフローチャートである。
【0040】画像管理システムが起動されると、図8に示すように、ますステップS801においてユーザの操作受付を行い、続くステップS802で、ユーザ操作により指示された処理の判別を行う。ここで、ユーザ操作によりスキーマ登録が指示されると、ステップS803に進み、スキーマ登録処理を実行する。そして、上記ステップS801に戻る。ユーザ操作により属性値登録が指示されると、ステップS804に進み、属性値登録処理を実行する。そして、上記ステップS801に戻る。ユーザ操作により文書検索が指示されると、ステップS805に進み、文書検索処理を実行する。そして、上記ステップS801に戻る。
【0041】次に、上記ステップS803のスキーマ登録処理について図9を参照しながら説明する。図9は図8のステップS803のスキーマ登録処理の手順を示すフローチャートである。
【0042】スキーマ登録処理では、図9に示すように、まずステップS901においてスキーマ入力画面(図4に示す)上で入力されたスキーマ登録対象となるフォルダ名を受け付ける。続いて、ステップS902に進み、入力フォルダ名のフォルダに対して親フォルダがあるか否かを判定する。この親フォルダがあるときには、ステップS903に進み、親ホルダのスキーマに対応する属性を表示し、ステップS904に進む。これに対し、親フォルダがないときには、上記ステップS903をスキップしてステップS904に進む。
【0043】ステップS904では、スキーマ入力画面(図4に示す)上で入力されたフォルダに対するスキーマを構成する属性の入力を受け付け、続くステップS905で、受け付けられたスキーマの属性をスキーマ記憶手段103(HDD209)に登録する。そして、本処理を抜ける。
【0044】次に、上記ステップS804の属性値登録処理について図10を参照しながら説明する。図10は図8のステップS804の属性値登録処理の手順を示すフローチャートである。
【0045】属性値登録処理では、図10に示すように、まずステップS1001において属性値入力画面(図5に示す)上で入力された属性値登録対象となる文書名を受け付ける。続いて、ステップ1002に進み、入力された文書名の文書が属するフォルダにスキーマが登録されているか否かを判定する。この文書が属するフォルダにスキーマが登録されているときには、ステップS1003に進み、この文書が属するフォルダに登録されているスキーマを読み込み、ステップS1004に進む。これに対し、文書が属するフォルダにスキーマが登録されていないときには、上記ステップS1003をスキップしてステップS1004に進む。
【0046】ステップS1004では、文書が属するフォルダに対して親フォルダがあるか否かを判定する。この親フォルダがあるときには、ステップS1005に進み、親ホルダのスキーマの属性を読み込み、ステップS1006に進む。これに対し、親フォルダがないときには、上記ステップS1005をスキップしてステップS1006に進む。
【0047】ステップS1006では、文書が属するフォルダまたはその親フォルダのスキーマの読み込みが行われたか否かを判定し、このスキーマの読み込みが行われていないときには、スキーマの登録が行われておらず、属性値の登録を行うことができないと判断して本処理を抜ける。
【0048】文書が属するフォルダまたはその親フォルダのスキーマの読み込みが行われたときには、ステップS1007に進み、属性値入力画面(図5に示す)上に読み込まれたスキーマの属性を表示するとともに、属性値入力画面(図5に示す)上で入力された文書に対する属性の属性値の入力を受け付け、続くステップS1008で、受け付けられた属性値を属性値記憶手段106(HDD209)に登録する。そして、本処理を抜ける。
【0049】次に、上記ステップS805の文書検索処理について図11を参照しながら説明する。図11は図8のステップS805の文書検索処理の手順を示すフローチャートである。
【0050】文書検索処理では、図11に示すように、まずステップS1101において検索条件属性値入力画面(図6に示す)上で入力された検索対象となるフォルダ名を受け付ける。続いて、ステップ1102に進み、入力されたフォルダ名のフォルダにスキーマが登録されているか否かを判定する。このフォルダにスキーマが登録されているときには、ステップS1103に進み、このフォルダに登録されているスキーマを読み込み、ステップS1104に進む。これに対し、フォルダにスキーマが登録されていないときには、上記ステップS1103をスキップしてステップS1104に進む。
【0051】ステップS1104では、フォルダに対して親フォルダがあるか否かを判定する。この親フォルダがあるときには、ステップS1105に進み、親ホルダのスキーマの属性を読み込み、ステップS1106に進む。これに対し、親フォルダがないときには、上記ステップS1105をスキップしてステップS1106に進む。
【0052】ステップS1106では、入力されたフォルダ名のフォルダまたはその親フォルダのスキーマの読み込みが行われたか否かを判定し、このスキーマの読み込みが行われていないときには、スキーマの登録が行われておらず、属性値による検索を行うことができないと判断して本処理を抜ける。
【0053】フォルダまたはその親フォルダのスキーマの読み込みが行われたときには、ステップS1107に進み、検索条件属性値入力画面(図6に示す)上に読み込まれたスキーマの属性を表示するとともに、この入力画面上で検索条件となる属性値の入力を受け付け、続くステップS1008で、属性値記憶手段106(HDD209)内を検索し、受け付けられた属性値に合致する属性値が付加された文書を見出す。そして、ステップS1009に進み、上記検索結果を表示装置204に表示し、本処理を抜ける。
【0054】このように、本実施の形態では、各フォルダに対してスキーマを登録するスキーマ登録処理と、各フォルダから所望の文書を選択し、選択された文書に対して、該文書が含まれるフォルダに登録されたスキーマより定義されている属性値を登録する属性値登録処理と、文書検索条件となる属性値を入力し、この入力された属性値と属性値記憶手段106に登録されている属性値とを照合することにより該当文書の検索を行う文書検索処理とを実行することが可能であるので、異なるスキーマの複数のフォルダにそれぞれ含まれる文書の検索を容易に行うことができる。
【0055】また、スキーマ登録を図4に示すスキーマ入力画面を用いて行うことができ、属性値登録を図5に示す属性値入力画面を用いて行うことができ、検索条件となる属性値の入力を図6に示す検索条件属性値入力画面を用いて行うことができるので、スキーマ登録、属性値登録、検索条件となる属性値の入力に掛かる作業を容易に行うことができる。
【0056】また、上述の実施形態の機能(図2に示す機能ブロック、図8ないし図11に示すフローチャートを含む)を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行することによっても、達成されることはいうまでもない。
【0057】この場合、記憶媒体から読出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
【0058】プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピディスク,ハードディスク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROM,DVDなどを用いることができる。
【0059】また、コンピュータが読出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることはいうまでもない。
【0060】さらに、記憶媒体から読出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることはいうまでもない。
【0061】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の文書管理装置によれば、複数のフォルダの中から選択されたフォルダに対してスキーマを登録するスキーマ登録手段と、選択されたフォルダに含まれる文書に対して、該文書が含まれるフォルダに登録されたスキーマより定義されている属性値を登録する属性値登録手段と、文書検索条件となる属性値を入力する検索属性値入力手段と、検索属性値入力手段により入力された属性値と属性値登録手段に登録されている属性値とを照合することにより該当文書の検索を行う検索手段とを備えるから、異なるスキーマの複数のフォルダにそれぞれ含まれる文書の検索を容易に行うことができる。
【0062】また、本発明の文書管理方法によれば、複数のフォルダの中から選択されたフォルダに対してスキーマを登録する工程と、選択されたフォルダに含まれる文書に対して、該文書が含まれるフォルダに登録されたスキーマより定義されている属性値を登録する工程と、文書検索条件となる属性値を入力する工程と、入力された属性値と登録されている属性値とを照合することにより該当文書の検索を行う工程とを有するから、異なるスキーマの複数のフォルダにそれぞれ含まれる文書の検索を容易に行うことができる。
【0063】本発明の記憶媒体によれば、プログラムは、複数のフォルダの中から選択されたフォルダに対してスキーマを登録するスキーマ登録モジュールと、選択されたフォルダに含まれる文書に対して、該文書が含まれるフォルダに登録されたスキーマより定義されている属性値を登録する属性値登録モジュールと、文書検索条件となる属性値を入力する検索属性値入力モジュールと、検索属性値入力モジュールにより入力された属性値と属性値登録モジュールにより登録されている属性値とを照合することにより該当文書の検索を行う検索モジュールとを有するから、異なるスキーマの複数のフォルダにそれぞれ含まれる文書の検索を容易に行うことができる。
【出願人】 【識別番号】000001007
【氏名又は名称】キヤノン株式会社
【出願日】 平成12年9月20日(2000.9.20)
【代理人】 【識別番号】100081880
【弁理士】
【氏名又は名称】渡部 敏彦
【公開番号】 特開2002−91979(P2002−91979A)
【公開日】 平成14年3月29日(2002.3.29)
【出願番号】 特願2000−285299(P2000−285299)