| 【発明の名称】 |
エージェントシステム、情報提供方法及び情報提供装置並びにデータ記録媒体 |
| 【発明者】 |
【氏名】浅見 彰子
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| 【要約】 |
【課題】本発明の目的は、パーソナルコンピュータ等の情報通信機器に仮想生命体としてのキャラクタを住まわせ、ユーザとキャラクタとのコミュニケーションを通じて、興趣をもって、楽しみながら情報収集することを可能とするエージェントシステム、情報提供方法及び情報提供装置並びにデータ記録媒体を提供する。
【解決手段】キャラクタを表示させてユーザへ情報提供を行うエージェントシステム21であって、このエージェントシステム21は、通信回線網2に接続可能なユーザコンピュータに設けられたエージェントプログラム22と、ユーザ情報29と、キャラクタの表示形態を決定するキャラクタ表示用データ26,32と、を少なくとも備え、エージェントプログラム21は、ユーザ情報及びユーザ情報により選択される情報を収集する処理と、ユーザ情報と、選択された情報に基づいてユーザ固有のキーワードを作成する処理と、選択された情報とキャラクタ表示用データから、キャラクタに情報に関連付けられた表示形態を情報毎に異ならせて情報を提供する処理と、を少なくとも行う。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 キャラクタを表示させてユーザへ情報提供を行うエージェントシステムであって、該エージェントシステムは、通信回線網に接続可能なユーザコンピュータに設けられたエージェントプログラムと、ユーザ情報と、前記キャラクタの表示形態を決定するキャラクタ表示用データと、を少なくとも備え、前記エージェントプログラムは、前記ユーザ情報及び該ユーザ情報により選択される情報を収集する処理と、前記ユーザ情報と、前記選択された情報に基づいてユーザ固有のキーワードを作成する処理と、前記選択された情報と前記キャラクタ表示用データから、前記キャラクタに情報に関連付けられた表示形態を情報毎に異ならせて情報を提供する処理と、を少なくとも行うことを特徴とするエージェントシステム。 【請求項2】 前記選択された情報は、前記通信回線網を介して接続されたサーバに設けられた情報と、前記サーバにおいて検索されたWebページからの情報と、を含むことを特徴とする請求項1記載のエージェントシステム。 【請求項3】 前記Webページからの情報は、予め読み込まれてから表示されることを特徴とする請求項2記載のエージェントシステム。 【請求項4】 前記Webページからの情報は、予めダウンロードされてから表示されることを特徴とする請求項2記載のエージェントシステム。 【請求項5】 前記キーワードは、ユーザへ与えられた質問への回答から作成されることを特徴とする請求項1記載のエージェントシステム。 【請求項6】 前記キーワードは、通信回線網を介して接続可能なWebページのアドレスを含むことを特徴とする請求項1記載のエージェントシステム。 【請求項7】 前記ユーザコンピュータは、持ち運び可能なモバイル端末を含むことを特徴とする請求項1記載のエージェントシステム。 【請求項8】 表示されたキャラクタによってユーザへ情報を提供する情報提供方法であって、前記ユーザの個別情報を収集し、このユーザの個別情報に基づいてキーワードを作成し、該キーワードに基づいて特定の情報を検索し、前記キャラクタの形態を検索によって得られた検索結果情報に関連付けられた所定の形態として特定し、該特定されたキャラクタによってユーザへ前記検索結果情報を提供するようにしたことを特徴とする情報提供方法。 【請求項9】 前記特定の情報はWebページからの情報であることを特徴とする請求項8記載の情報提供方法。 【請求項10】 前記検索結果情報に基づいて、さらにキーワードが作成されることを特徴とする請求項8記載の情報提供方法。 【請求項11】 前記ユーザの個別情報は、ユーザへ質問を提示し、該提示された質問に対する回答を収集することにより得られることを特徴とする請求項8記載の情報提供方法。 【請求項12】 前記質問は、キャラクタから提示されることを特徴とする請求項11記載の情報提供方法。 【請求項13】 前記ユーザの個別情報は、ユーザとキャラクタとの会話において、ユーザから入力された所定の語句を選定することにより得られることを特徴とする請求項8記載の情報提供方法。 【請求項14】 ユーザ情報の獲得処理と、キャラクタ表示用データからキャラクタ表示形態を決定する処理と、ユーザ情報及び/又は該ユーザ情報により選択される情報を収集する処理と、前記ユーザ情報及び/又は前記選択された情報に基づいてユーザ固有のキーワードを作成する処理と、前記選択された情報と前記キャラクタ表示用データから前記キャラクタに情報に関連付けられた表示形態を情報毎に異ならせて情報を提供する処理と、通信回線網を介して他のコンピュータと情報の送受信を行う送受信部と、所定の情報を格納する情報記憶部と、前記キーワードから前記情報記憶部内の情報を検索する情報検索部と、を備えたことを特徴とする情報提供装置。 【請求項15】 前記ユーザ情報の獲得処理と、キャラクタ表示用データからキャラクタ表示形態を決定する処理と、ユーザ情報及び/又は該ユーザ情報により選択される情報を収集する処理と、前記ユーザ情報及び/又は前記選択された情報に基づいてユーザ固有のキーワードを作成する処理と、前記選択された情報と前記キャラクタ表示用データから前記キャラクタに情報に関連付けられた表示形態を情報毎に異ならせて情報を提供する処理は、エージェントプログラムにより行われることを特徴とする請求項14記載の情報提供装置。 【請求項16】 前記エージェントプログラムは、ユーザコンピュータ、或いはサーバコンピュータによって実行されることを特徴とする請求項15記載の情報提供装置。 【請求項17】 前記通信回線網を介して他のコンピュータと情報の送受信を行う送受信部と、所定の情報を格納する情報記憶部と、前記ユーザコンピュータから入力されたキーワードから前記情報記憶部内の情報を検索する情報検索部は、ユーザコンピュータ、或いはサーバコンピュータによって行われることを特徴とする請求項14記載の情報提供装置。 【請求項18】 前記ユーザコンピュータは、持ち運び可能なモバイル端末を含むことを特徴とする請求項16又は17記載の情報提供装置。 【請求項19】 ユーザ情報及び該ユーザ情報により選択される情報を収集する情報収集ステップと、前記ユーザ情報と、前記選択された情報に基づいてユーザ固有のキーワードを作成するキーワード作成ステップと、前記選択された情報に基づいて、前記選択された情報に関連付けられた表示形態を情報毎に異ならせて、キャラクタの表示形態を選択する表示形態選択ステップと、該選択された表示形態に基づいて表示されるキャラクタを介して、前記選択された情報を表示する情報提供ステップと、を少なくともコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したことを特徴とするデータ記録媒体。 【請求項20】 前記キーワード作成ステップは、ユーザへ質問を与えるステップと、前記質問へのユーザからの回答を収集するステップと、該収集された回答に基づいてキーワードを作成するステップと、を含むことを特徴とする請求項19記載のデータ記録媒体。 【請求項21】 前記キーワード作成ステップは、前記ユーザ情報により選択された情報を収集するステップと、該収集された情報に基づいてキーワードを作成するステップと、を含むことを特徴とする請求項19記載のデータ記録媒体。 【請求項22】 前記キーワード作成ステップは、前記ユーザ情報により選択されたWebぺージからの情報を収集するステップと、該収集されたWebページからの情報に基づいてキーワードを作成するステップと、を含むことを特徴とする請求項19記載のデータ記録媒体。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、エージェントシステム、情報提供方法及び情報提供装置並びにデータ記録媒体に係り、コンピュータと人間との間に介在するエージェントに関するもので、特に、動画像キャラクタを表示して、インターネットなどを含むコンピュータ操作や、会話を通して情報の授受が可能で、興趣に富んだ快適な環境とすることが可能なエージェントシステム、情報提供方法及び情報提供装置並びにデータ記録媒体に関する。 【0002】 【従来の技術】パーソナルコンピュータ等の情報機器が普及したことにより、インターネットを利用して様々な情報を得ることが可能となっている。インターネットとは、世界中にクモの巣状又は連鎖状に張り巡らされた水平分散型の大型ネットワークであり、ユーザはパーソナルコンピュータ等を用いて所定のWebサーバにアクセスすることにより、必要な情報を入手することができるものである。 【0003】上記インターネットからユーザが自分に必要な情報を効率的に入手するための手段として、検索エンジン・サイトが知られている。検索エンジン・サイトは、所定のキーワードを入力することにより、そのキーワードに合致するWebページが提示されるように構成されている。 【0004】また、情報検索などをユーザのために代行する技術としては、エージェント技術が知られている。このエージェント技術は、ユーザの代理人となるソフトをコンピュータ上に常駐させておき、それが事象に応じて起動し、ネットワーク内で目的の行動をするように構築されたものであり、ユーザの代理人としてネットワーク上で作業をする自律プログラムであり、例えば在庫調べのような場合、ある商品がどこにあるか特定することを命令すると、そのエージェントは、自分の常駐するコンピュータから自動的に倉庫の在庫システムにアクセスして商品の有無を調査し、無ければ通信回線を移動しながら次々と探しに行くといったものである。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】しかし、インターネットから情報を入手するとき、上記従来の検索エンジン・サイトによる方法では、検索エンジン・サイトを利用するユーザが増加するにしたがって、検索エンジン・サイトに繋がりにくくなり、情報検索に時間がかかるという問題があった。 【0006】また、従来のインターネット環境では、所望のWebページが見つかったとしても、Webページを表示するのに時間がかかるため、その間の時間を持て余してしまうという不都合があった。 【0007】また、検索エンジン・サイトへは、様々なユーザから、各種検索に関する情報が集まってくるものであるが、ほとんどのユーザはダイヤルアップ接続を行っているため、インターネットへの接続により電話料金がかかるため、あらゆる時間帯で長時間に渡って接続することは難しい環境にあった。 【0008】このため、ユーザは、そのときに最も必要とする情報のみ検索することとなり、日常的に思いついたことや、それほど収集の必要が差し迫っていないものについては、すぐに検索しないという傾向にあった。 【0009】また、インターネットへアクセスし、Webコンテンツを閲覧するためには、Webブラウザと呼ばれる閲覧ソフトウェアを介して行う。これらの閲覧ソフトウェアは、使い慣れているユーザにとっては便利に構成されているものであるが、インターネットを初めて行うユーザにとってはなじめないものであった。 【0010】さらに、エージェント技術においては、所定の内容を指示した事柄について、探索等を行い、その情報を通知することはできるが、沢山の指示を出している状態の場合、エージェントが知らせる情報は、何であるのか、ユーザにとって、にわかに判別し難いという不都合がある。 【0011】このように、従来のインターネットを使用した検索方法によれば、ユーザは、その時々に必要な情報は得られるものの、普段から漠然と興味を持っている情報や、日頃から気にかかっている情報については、改めて検索するチャンスが少なかった。また、エージェント技術を用いたとき、エージェントに沢山の指示を出した場合、ユーザにとって、エージェントが知らせてくれる情報が何の情報かを直ちに、直感的に知りにくいという問題があった。 【0012】本発明の目的は、パーソナルコンピュータ等の情報通信機器に仮想生命体としてのキャラクタを住まわせ、ユーザとキャラクタとのコミュニケーションを通じて、興趣をもって、楽しみながら情報収集することを可能とするエージェントシステム、情報提供方法及び情報提供装置並びにデータ記録媒体を提供することにある。 【0013】本発明の他の目的は、キャラクタとのコミュニケーションにおいて、キャラクタが提供する情報が直感的に判別することが可能なエージェントシステム、情報提供方法及び情報提供装置並びにデータ記録媒体を提供することにある。 【0014】 【課題を解決するための手段】上記課題は、本発明に係るエージェントシステムによれば、キャラクタを表示させてユーザへ情報提供を行うエージェントシステムであって、該エージェントシステムは、通信回線網に接続可能なユーザコンピュータに設けられたエージェントプログラムと、ユーザ情報と、前記キャラクタの表示形態を決定するキャラクタ表示用データと、を少なくとも備え、前記エージェントプログラムは、前記ユーザ情報及び該ユーザ情報により選択される情報を収集する処理と、前記ユーザ情報と、前記選択された情報に基づいてユーザ固有のキーワードを作成する処理と、前記選択された情報と前記キャラクタ表示用データから、前記キャラクタに情報に関連付けられた表示形態を情報毎に異ならせて情報を提供する処理と、を少なくとも行う、ことにより解決される。 【0015】このように、本発明のエージェントシステムは、ユーザ情報に基づいてキーワードが作成され、選択された情報が提示され、また、この選択された情報から更にキーワードが作成され、別の情報が提示されるように構成されているので、ユーザは自分の好みに合った情報を得ることが可能となる。 【0016】また、本発明のエージェントシステムでは、キャラクタを介して情報が提供される。このとき、情報の種類に合わせてキャラクタの表示形態が決定され、情報毎に異なる姿をしたキャラクタから情報が提示される。 【0017】よって、ユーザはキャラクタの姿を見たときに、直感的に、何に関する情報なのかを判別することができ、混乱なく且つ速やかに、情報を受け入れることが可能となる。 【0018】ユーザに提示される情報としては、例えば、通信回線網を介して接続されたサーバに設けられた情報や、前記サーバにおいて検索されたWebページからの情報などがある。 【0019】なお、Webページからの情報が提示されるとき、予め読み込まれてから表示されるようにすると、ユーザが閲覧するときの待ち時間を少なくすることができる。或いは、Webページからの情報を、予めダウンロードしてから表示すると、オフラインにしてからゆっくり閲覧することができ好適である。 【0020】なお、提供情報を選択するためのキーワードは、ユーザへ与えられた質問への回答から作成される。また、キーワードには、ユーザにとって有効な情報を掲載しているWebページのアドレスも含まれるものである。 【0021】本例のエージェントシステムは、ユーザが在宅しているときでも、出先でも使用可能なものである。すなわち、エージェントシステムを、持ち運び可能なモバイル端末に設けることにより、出先でも使用することが可能となる。 【0022】また前記課題は、本発明の請求項8に係る情報提供方法によれば、表示されたキャラクタによってユーザへ情報を提供する情報提供方法であって、前記ユーザの個別情報を収集し、このユーザの個別情報に基づいてキーワードを作成し、該キーワードに基づいて特定の情報を検索し、前記キャラクタの形態を検索によって得られた検索結果情報に関連付けられた所定の形態として特定し、該特定されたキャラクタによってユーザへ前記検索結果情報を提供するようにした、ことにより解決される。 【0023】上記特定の情報はWebページからの情報としたり、検索結果情報に基づいて、さらにキーワードが作成されるものである。このように、本発明の情報提供方法によれば、ユーザに固有の情報に基づいて、ユーザそれぞれのニーズに合致した情報を提供することができ、また、この情報について、情報の内容を表すような形態をしたキャラクタから提示されるので、キャラクタを見ただけで、どのような内容の情報が提示されるのかを判別することが可能となる。 【0024】また、前記ユーザの個別情報は、ユーザへ質問を提示し、該提示された質問に対する回答を収集することにより得られる。本発明の情報提供方法によれば、質問はキャラクタから提示されるので、ユーザは身構えることなく本音で答えることができ、ユーザの興味対象を的確に捉えることが可能となる。 【0025】或いは、ユーザの個別情報は、ユーザとキャラクタとの会話において、ユーザから入力された所定の語句を選定することにより得られる。したがって、ユーザが普段から漠然と興味を持っていることや、気にかけていることを、キャラクタとの会話を通じて把握することが可能となる。 【0026】前記課題は、請求項14に係る情報提供装置によれば、ユーザ情報の獲得処理と、キャラクタ表示用データからキャラクタ表示形態を決定する処理と、ユーザ情報及び/又は該ユーザ情報により選択される情報を収集する処理と、前記ユーザ情報及び/又は前記選択された情報に基づいてユーザ固有のキーワードを作成する処理と、前記選択された情報と前記キャラクタ表示用データから前記キャラクタに情報に関連付けられた表示形態を情報毎に異ならせて情報を提供する処理と、通信回線網を介して他のコンピュータと情報の送受信を行う送受信部と、所定の情報を格納する情報記憶部と、前記キーワードから前記情報記憶部内の情報を検索する情報検索部と、を備えたこと、により解決される。 【0027】前記ユーザ情報の獲得処理と、キャラクタ表示用データからキャラクタ表示形態を決定する処理と、ユーザ情報及び/又は該ユーザ情報により選択される情報を収集する処理と、前記ユーザ情報及び/又は前記選択された情報に基づいてユーザ固有のキーワードを作成する処理と、前記選択された情報と前記キャラクタ表示用データから前記キャラクタに情報に関連付けられた表示形態を情報毎に異ならせて情報を提供する処理は、エージェントプログラムにより行われるように構成するとよい。このエージェントプログラムは、ユーザコンピュータ、或いはサーバコンピュータによって実行されるように構成することが可能である。 【0028】また、ユーザコンピュータ、或いはサーバコンピュータは、前記通信回線網を介して他のコンピュータと情報の送受信を行う送受信部と、所定の情報を格納する情報記憶部と、前記ユーザコンピュータから入力されたキーワードから前記情報記憶部内の情報を検索する情報検索部を備えるように構成すると好適である。 【0029】なお、エージェントシステムを構成するエージェントプログラムは、データ記録媒体に格納可能であり、必要に応じて、サーバコンピュータやユーザコンピュータへインストールされるように構成されている。また、ユーザコンピュータは、持ち運び可能なモバイル端末を含んでいる。 【0030】すなわち、本発明の請求項19に係るデータ記録媒体は、ユーザ情報及び該ユーザ情報により選択される情報を収集する情報収集ステップと、前記ユーザ情報と、前記選択された情報に基づいてユーザ固有のキーワードを作成するキーワード作成ステップと、前記選択された情報に基づいて、前記選択された情報に関連付けられた表示形態を情報毎に異ならせて、キャラクタの表示形態を選択する表示形態選択ステップと、該選択された表示形態に基づいて表示されるキャラクタを介して、前記選択された情報を表示する情報提供ステップと、を少なくともコンピュータに実行させるためのプログラムを記録した、ことを特徴とする。 【0031】上記プログラムについて、実施の形態の欄に記載されているエージェントプログラム22を例にして説明すると、エージェントプログラム22は、ユーザ情報の収集ステップとして、キーワード作成処理(A)のステップS24及びステップS25(ユーザに対して質問等を行い回答を得る処理)を備え、選択情報収集ステップとして、情報提供処理(B)のステップS39(キーワード或いは入力語句から情報検索を行う処理)を備えている。 【0032】また、エージェントプログラム22は、ユーザ情報に基づいてキーワードを作成するステップとして、キーワード作成処理(A)のステップS26及びステップS27(ユーザの回答からキーワードを作成する処理)を備え、選択された情報に基づいてキーワードを作成するステップとして、ユーザへのサーバ情報提供処理(B)のステップS42(サーバ情報からのキーワード作成を判定する処理)や、Webページの情報処理(C)のステップS55(お気に入りのWebページのアドレスをキーワードとする処理)や、ユーザへの情報提供処理(D)のステップS66(提供情報からのキーワード作成を判定する処理)を備えている。 【0033】さらに、エージェントプログラム22は、キャラクタの表示形態を選択する表示形態選択ステップとして、キャラクタの態様処理(E−1)のステップS71−1〜ステップS83−1(キャラクタの表情を情報の内容に合わせて変化させる処理)を備えている。 【0034】さらにまた、エージェントプログラム22は、情報提供ステップとして、キャラクタの態様処理(E−1)のステップS77−1(情報の内容に合致した表情をしたキャラクタから情報が提示される処理)を備えている。 【0035】なお、前記キーワード作成ステップは、ユーザへ質問を与えるステップと、前記質問へのユーザからの回答を収集するステップと、該収集された回答に基づいてキーワードを作成するステップと、を含むように構成すると好適である。 【0036】上記ステップについて、実施の形態の欄に記載されているエージェントプログラム22を例にして説明すると、エージェントプログラム22は、ユーザへ質問を与えるステップとして、キーワード作成処理(A)のステップS24(ユーザに対して質問を行うステップ)を備えており、ユーザからの回答を収集するステップとして、キーワード作成処理(A)のステップS25(質問への回答を得る処理)を備えており、回答に基づいてキーワードを作成するステップとして、キーワード作成処理(A)のステップS26(回答からキーワードを作成する処理)と、を備えている。 【0037】また、前記キーワード作成ステップは、前記ユーザ情報により選択された情報を収集するステップと、該収集された情報に基づいてキーワードを作成するステップと、を含むように構成すると好適である。 【0038】上記ステップについて、実施の形態の欄に記載されているエージェントプログラム22を例にして説明すると、エージェントプログラム22は、ユーザへ提供される情報を収集するステップとして、ユーザへの情報提供処理(B)のステップS39〜ステップS41(情報検索を行い、サーバ情報を提供する処理)を備えており、サーバ情報に基づいてキーワードを作成するステップとして、ステップS43〜ステップS45(サーバ情報に含まれる語句で、例えば繰り返し出現する語句など、キーワードになる得る語句をキーワードとする処理)を備えている。 【0039】或いは、前記キーワード作成ステップは、前記ユーザ情報により選択されたWebぺージからの情報を収集するステップと、該収集されたWebページからの情報に基づいてキーワードを作成するステップと、を含むように構成すると好適である。 【0040】上記ステップについて、実施の形態の欄に記載されているエージェントプログラム22を例にして説明すると、エージェントプログラム22は、Webページからの情報を収集するステップとして、ユーザへの情報提供処理(B)のステップS46(情報検索を行った結果、Webページからの情報があるかどうか判定する処理)を備えており、Webページからの情報に基づいてキーワードを作成するステップとして、Webページの情報処理(C)のステップS55(お気に入りのWebページのアドレスをキーワードとする処理)を備えている。 【0041】 【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図面に基づいて説明する。以下の説明例ではエージェントシステムによって説明しているが、情報提供方法、情報提供装置、コンピュータに実行させるためのプログラムを記録したデータ記録媒体についても同じ態様のものについては、同様であることは勿論である。また、以下に説明する部材,配置等は本発明を限定するものでなく、本発明の趣旨の範囲内で種々改変することができるものである。 【0042】図1乃至図19は本実施の形態のエージェントシステムを示すものであり、図1乃至図6はキャラクタの表示形態の一例を示す説明図、図7はユーザコンピュータ,通信回線網,サーバの関係を示す説明図、図8はユーザコンピュータのハード構成を示す説明図、図9はエージェントシステムの概略構成図、図10はメモリマップを示す説明図、図11はサーバ装置の構成を示す説明図、図12乃至図18はエージェントシステムによる処理概要を示す説明図、図19はキーワード作成蓄積処理を示す説明図である。 【0043】(エージェントシステムの概略)本例のエージェントシステム21は、ユーザとのコミュニケーションツールとして、仮想生命体であるキャラクタを使用し、ユーザへサービスを提供するものである。 【0044】本例のエージェントシステム21は、表示手段を備えたコンピュータ(本例ではユーザコンピュータ1を例にする)等の情報通信機器にキャラクタを表示させ、オンライン・オフラインに関わらず、ユーザとキャラクタとの会話が可能であり、この会話を通じてユーザ情報を常に蓄積し、これら蓄積された情報から、ユーザのニーズを的確に把握することを可能とするものである。 【0045】そして、ユーザのニーズに合わせて、画面上に表示されたキャラクタ側から必要情報がユーザに提示される。このとき、キャラクタKは、提供される情報の種類に応じて異なる表示形態となって表示される。 【0046】キャラクタの表示態様の一例を、図1乃至図6に示す。本例では、コンピュータ1の電源を投入するとエージェントシステム21が直ちに稼動するように構成されている。そしてエージェントシステム21が稼働すると、図1に示すように、キャラクタKが表示装置の画面G上に登場する。このとき、図示されているように、キャラクタKが鳥をモデファイしたような形態である場合は、遠くから飛来してくるような表示がなされる。なお、キャラクタKは、他の動物でもよいし、想像や架空の形態のものでもよいが、キャラクタのアクションがユーザにとって、「かわいい」、「たのしい」、「なごむ」等の感情を想起させるようなものであると、より好ましい。 【0047】キャラクタKは、先ず、ユーザへの挨拶や、情報の提供を行う。例えば、図2に示すように、傘Uを持った姿で表示され、「今日は午後から雨が降るらしいよ!かさを忘れずにね!」という、お天気情報I1をユーザへ提供する。 【0048】さらに、キャラクタKは、ユーザに特有な情報や、Webぺージからの情報を提供する。例えば、図3に示すように、ユーザが頻繁にパソコンを使用する環境にあり、パソコンに興味を持っている場合は、「えーと、○○(ここではパソコン)の(ホーム)ページが新しくなったらしいよ!みに行ってみようよ!」という、パソコンに関するWebページからの情報I2を、ユーザへ提供する。このとき、キャラクタKは、図3で図示されているように、Webページ更新を告知する看板B(「NEW!○○のページ」)を持った姿で表示される。 【0049】また、キャラクタKから一方的に提示される情報の他、キャラクタからの情報に対して、ユーザ側で何らかのリアクションを起こし、さらにキャラクタ側でユーザ側からの情報を受け入れて、ユーザの要望に応えるように構成することも可能である。 【0050】例えば、「ホームページが新しくなった」情報が提供された後、ユーザの見たい情報について質問され、ユーザ側で所定の言葉を入力(入力はキーボードや音声などを含む)すると、その言葉について、ユーザの見たい情報が更新されているかどうかを検索する。このとき、キャラクタKは、図4に示すように、「え?プレゼントによっては見てやってもいい?じゃあちょっとまってて!」等の発言(音声でもよいし、吹き出しによる文字表示でもよいし、音声と文字表示を同時に行ってもよい)をし、キャラクタKとユーザと通常の会話をしているように情報のやりとりが行われる。 【0051】さらに、図5に示すように、ユーザ側から良く行う指示事項についてウィンドウWを表示するように構成しても良い。この例では、「音声ウインドウを開く(V)」、「表示しない(H)」、「Advanced Character Options」、「コンピュータ用語ホームページ」、「試し聴き」、「インターネットで探す」、「お出かけパックを作る」、「新しくなったか調べる」、「Close」などのメニューが表示される。例えば、図示されているように、ユーザの好きなバンドについてのホームページが見つかった場合、ウィンドウWの「音声指示ウィンドウを開く」P1と、「試し聴き」P4を選択すると、Webページから試聴のためのファイルがダウンロードされ、音楽の一部を試聴できるような構成とされる。 【0052】上記のように、試聴をする場合や、或いは、ホームページの更新情報として新曲の紹介があった場合、キャラクタKは、図6に示すように、選択された情報に関連付けられた表示形態として、音楽を聴いている形態で表示される。本例の場合では、表示画面G上にヘッドホーンHを装着した姿で表示される。 【0053】これにより、ユーザはキャラクタと一緒に音楽を試聴している気分を味わうことができる。また、新曲情報の更新を知らせる場合は、図6に示すキャラクタKの形態により、ユーザへ試聴を促すことが可能となる。 【0054】このように、本例のエージェントシステム21は、描画システムに基づいて描かれるキャラクタKが情報の内容に沿った姿で情報を提供するので、ユーザは、どのような分野に関する情報なのかを即座に判別することが可能となる。 【0055】本例のエージェントシステム21は、図7及び図9に示すように、ユーザ側の情報通信機器としてのユーザコンピュータ1に、キャラクタ表示が可能なエージェントシステム21を常駐させるとともに、ユーザコンピュータ1側にユーザプロファイル、ユーザ情報を蓄積したものである。キャラクタは、ナレッジデータベース26のデータに基づいて表示されるとともに、現在のキャラクタの状態は、キャラクタ状態保存部32に記憶されており、キャラクタの表示態様が変化するたびにキャラクタ状態保存部32のデータが変更される。なお、ユーザ側の情報通信機器ではなくサーバ側に、同様構成を構築してもよい。この場合には、例えばASP(アプリケーション・サービス・プロバイダー)等の手法等を用いることが可能である。 【0056】ユーザ情報は、キャラクタからの質問の結果、ユーザから得た回答や、WEB接続時の入力フォームでの入力項目等から取得され、記憶装置(例えばHDD、PROM等)に設けられた属性情報記憶部29に記憶される。また、ユーザ情報からキーワードが作成され、これらのキーワードを基に情報検索を行い、ユーザへ情報提供を行ったり、所定のWebページへの接続が行われるように構成されている。 【0057】(ユーザコンピュータ側のハード構成)図8は、本例のユーザコンピュータ1のハード構成例を示す。ユーザコンピュータ1は、データの演算・制御処理装置としてのCPU11と、記憶装置としてのRAM13,ROM12,HDD14,EEPROM15と、を備えている。 【0058】CPU11は、ROM12やHDD14などに記憶されているプログラムにしたがって、各種の処理を実行するようになされている。RAM13には、CPU11が各種の処理を実行する上において必要なデータなどが適宜記憶される。EEPROM15には、ユーザプロファイルなど、電源オフ後も記憶する必要のあるデータなどが記憶される。 【0059】また、ユーザコンピュータ1には、上記CPU11により制御される機器として、入力部としてのマウス1a及びキーボード1b、音声入力を行うためのマイク1c、モニター等の表示装置1d、音声出力を行うためのスピーカ1e、記憶媒体1f,インターネット等の通信回線網へ接続するための通信装置1h,音声を文字データに変換するためのコンバータ1i等が設けられている。これらの機器は、バス1j及びインターフェース1kを介してCPU11によって制御されるものである。 【0060】なお、上記記憶媒体1fは、外付けハードディスク、光磁気ディスク、CD-R、DVD、メモリスティックなどにより構成される。記憶媒体1fは、ユーザコンピュータ1におけるデータを記憶したり、また、ユーザコンピュータ1が記憶媒体1fのデータを読み出すことができるようになされている。 【0061】また、ユーザコンピュータ1のデータを、モバイル端末1gと共有できるように構成しても良い。モバイル端末1gとしては、電子手帳型携帯情報ツールの他、携帯型ゲーム機、携帯電話を含み、さらに本例のエージェントシステム専用の携帯用端末を含むものである。 【0062】このように、ユーザコンピュータ1のデータを、モバイル端末1gと共有可能とすることにより、ユーザはどこにいてもエージェントシステム21を使用することが可能となり、ユーザ情報の継続的な蓄積と、タイムリーな情報取得が可能となる。 【0063】このとき、モバイル端末1g側には、少なくとも、画面上にキャラクタを表示させるプログラムと、このプログラムに基づいて処理を行うCPU等の制御部が設けられていることが前提となる。 【0064】そして、モバイル端末1g側の容量に余裕があれば、キャラクタに所定のセリフを発言させるためデータや、入力されたデータを格納するための記憶部も設けておく。 【0065】このように構成することにより、外出先で、キャラクタとユーザとのコミュニケーションを可能とすることが可能となる。外出先で蓄積されたデータは、ユーザが帰宅したときに、モバイル端末1gとユーザコンピュータ1とを接続し、モバイル端末1gからユーザコンピュータ1へデータを出力する。 【0066】なお、上記のように、モバイル端末1gを補助的に使用する他、モバイル端末1gにエージェントシステム21の全ての機能を持たせ、モバイル端末1g単体で、本例のエージェントシステム21を実施する構成としても良い。 【0067】モバイル端末1g単体で、本例のエージェントシステム21を実施する場合は、モバイル端末1gに、図8に示すハード構成として、CPU11,ROM12,RAM13,EEPROM15、及び記憶部を設けた構成とする。記憶部としては、例えば、モバイル端末1gの内蔵メモリの他、メモリ・カードやメモリスティックを利用する。 【0068】モバイル端末1gとしては、電子手帳型携帯情報ツールや携帯電話等が利用されるが、モバイル端末1gの構成に応じて、文字の入力方法や、キャラクタの表示方法が異なるものである。例えば、モバイル端末1gとして、電子手帳型携帯情報ツールを使用する場合は、ユーザコンピュータ1を使用する場合とほぼ同様であり、入力手段としてマウス1aやキーボード1bを使用したり、モバイル端末1gに一体に設けられたマイクやスピーカを使用することが可能である。また、表示手段を備えているので、表示手段にキャラクタを表示させることが可能である。 【0069】また、モバイル端末として携帯電話を使用する場合は、文字等を入力する手段として、プッシュボタンを使用したり、送話部を利用して音声入力をすることが可能である。また、相手先を検索したり、設定を行うためのボタンやダイヤルを備えている場合は、これらのボタンやダイヤルを入力手段として利用する構成としても良い。さらに、通常は相手先電話番号等が表示される表示画面に、キャラクタを表示させる構成とする。 【0070】モバイル端末として携帯電話を利用すれば、携帯電話単体で、ユーザ情報の蓄積をしたり、サーバ3に接続することが可能であり、場所をとらずに、また場所を選ぶことなく、エージェントシステム21を利用することが可能となる。 【0071】携帯電話は、ユーザが持ち歩いている場合は、通常は電源が入った状態となっており、このときキャラクタは携帯電話の表示部に表示されている。ユーザが、例えばプッシュボタンの1を押すと、キャラクタから会話や質問が示される。 【0072】このとき、ユーザによりプッシュボタンの1が押されたとき、自動的に携帯電話からサーバ3へ接続され、サーバ3からお天気情報等を収集して、キャラクタからユーザへ情報提供する構成としても良い。或いは、キャラクタからユーザへ、サーバ3への接続を行っても良いかどうかを問い合わせてから、接続する構成としても良い。或いは、ユーザからサーバ3へ主体的に接続を行わない限り、サーバ3への接続をしない構成としても良い。 【0073】ユーザは、プッシュボタンを利用して、キャラクタからの質問に答えたり、キャラクタとの会話を楽しむ。ユーザからの入力情報からは、ユーザ固有のキーワードが作成され、記憶部に記憶される。また、ユーザが携帯電話をサーバ3に接続しているときには、エージェントシステム21の情報収集部23により、サーバ3や、お気に入りのWebページからの情報が収集され、ユーザに提供される。 【0074】また、サーバ3やWebページの情報だけでなく、ユーザとキャラクタとの会話で入力された言葉から、エージェントシステム21に予め記憶されている情報を検索し、ユーザに提示しても良い。 【0075】(エージェントシステムの構成)次に、ユーザコンピュータ1に設けられたエージェントシステム21のシステム構成について説明する。本例のエージェントシステム21は、ユーザコンピュータ1や、モバイル端末1gの表示部1dに、仮想生命体としてのキャラクタを表示させ、このキャラクタとの会話を通じてユーザ情報の蓄積を行ったり、蓄積されたユーザ情報に基づいてユーザに合致する情報をサーバ3側から提供したり、ユーザに合ったWebページの紹介をするように構成されている。 【0076】エージェントシステム21は、ユーザコンピュータ1側に常駐されている。図9に示すように、エージェントシステム21は、キャラクタの意思,行動を制御するエージェントプログラム22と、キャラクタの態様に関する情報を格納するナレッジデータベース26と、現在のキャラクタの内部状態,外部状態,環境情報を一時的に保持しているキャラクタ状態保存部32と、キャラクタの表示データを生成する描画システム36と、キャラクタの音声を出力する音声システム37と、を備える。 【0077】エージェントシステム21は、通常は、ユーザコンピュータ1の電源がONされたときに起動されるように構成されている。なお、エージェントシステム21の起動のタイミングについて、ユーザ側で適宜設定できるように構成しても良い。 【0078】本例のエージェントシステム21では、エージェントプログラム22はHDD14に記憶されており、常時監視プログラムデータをRAM22へ取り込み、CPU11との間において常時監視プログラムとして演算処理を行うように構成されている。 【0079】したがって、表示装置1dにキャラクタが表示されていない状態(エージェントプログラムが実行されていない場合)でも、ユーザの実行履歴を常時ログデータとして取得することができる。 【0080】エージェントプログラム22は、ナレッジデータベース26より与えられるキャラクタの知識情報と、キャラクタ状態量保存部32に格納されたキャラクタの内部状態、外部状態、及び環境情報とに基づき、キャラクタの意思、行動を制御し、制御結果をキャラクタ状態量保存部32に格納する。 【0081】上記エージェントプログラム22により、ユーザコンピュータ1の表示装置1dにおいて自立的に行動することが可能なキャラクタが構築される。なお、1つのキャラクタシステムに対して、表示されるキャラクタであるキャラクタは、必ずしも1つとは限らず、複数表示されても良い。また、情報の内容に応じて、情報を表示するキャラクタの使い分けをしても良い。 【0082】エージェントプログラム22は、情報収集部23と、情報解析部24と、情報提供部25と、を備えている。情報収集部23は、ユーザ情報の取り込みを行うとともに、ユーザ向けにサーバから送出された情報の取り込みも行う。なお、ユーザ情報は、属性情報記憶部29に記憶され、サーバ側から送出された情報は、提供情報記憶部31へ記憶される。 【0083】情報収集部23は、ユーザ情報を収集する他、次述する情報解析部24で生成されるキーワードに基づいて、サーバ情報やWebページからの情報を取得する。サーバ情報やWebページからの情報は、ユーザコンピュータ1がオンラインになっているときに収集可能である。 【0084】ユーザコンピュータ1からは、ユーザ固有のキーワードがサーバ3側に送出される。サーバ3側では、キーワードに合致する情報が検出され、ユーザへ提供される。情報収集部23は、サーバ3側から提供された情報を、提供情報記憶部31へ格納する。 【0085】サーバ3側で検出される情報としては、サーバ3の情報記憶部に記憶された情報や、ユーザのニーズに合致するWebページからの情報が検出される。Webページからの情報としては、Webページのアドレスの他、ユーザからの指定があれば、Webページの所定情報がダウンロードされ、ユーザへ提供される。 【0086】情報解析部24は、情報収集部23において取得されたユーザ情報に基づいて、ユーザの好みや嗜好の解析を行い、キーワードを生成する。すなわち、情報解析部24は、予めHDD14に記憶されたエージェントプログラム22のプログラムデータと、ユーザ情報を、RAM22へ取り込み、CPU11との間において演算処理を行うことによって、嗜好解析し、キーワードを生成する。キーワードは、後述するキーワード記憶部29bへ記憶される。 【0087】情報提供部25は、ユーザのために情報を選別するとともに、情報を提供する際のキャラクタの外見や行動を決定するものである。すなわち、情報提供部25は、次述するナレッジデータベース26の共通ルール27を基にして、キャラクタがどのような表情で情報を提示するか、或いはどのようなコスチュームで情報を提示するかを決定する。 【0088】情報提供部25で決定されたキャラクタの情報提供態様は、次述するキャラクタ状態量保存部32に送られ、キャラクタ状態量保存部32の内部データを更新する。 【0089】また、情報提供部25で決定された情報提供態様は、次述する描画システム36、音声生成システム37に入力され、情報提供部25で決定された情報提供態様に基づいて、キャラクタの挙動に伴う映像と音声が生成される。 【0090】ナレッジデータベース26は、予めHDD14などの記憶装置に記憶されている。ナレッジデータベース26には、どのような状況でキャラクタがどのように振る舞うか、どのような音(言語)を発するか等、キャラクタの生態に関するデータと、ユーザの属性情報と、各種キーワードデータと、ユーザに提供される情報に関するデータが格納されている。 【0091】図9に示すように、ナレッジデータベース26には、共通ルール記憶部27,独自ルール記憶部28,属性情報記憶部29,提供情報記憶部31が設けられている。 【0092】共通ルール記憶部27には、キャラクタに関する共通のデータが格納される。例えば、キャラクタの表情や、キャラクタのコスチューム、身体の動かし方、発声、ユーザや機器の動きに対するリアクションなどを設定するデータが格納されている。 【0093】共通ルール記憶部27には、キャラクタの表示形態を決定するデータに関してメモリマップ27aが作成されている。メモリマップは、図10に示すように、「動作」「表現」「表情」などをユーザ使用領域の所定の番地に記録するように構成されている。これらの記録されたアドレスからデータを読み出して、キャラクタの表情、キャラクタのコスチューム、身体の動かし方、発声、リアクションなど、カテゴリ別の各種態様が表現される。 【0094】例えば、キャラクタの表情については、表情1として笑顔、表情2として怒った表情、表情3として悲しい表情、表情4として和んだ表情、表情5として感動している表情、表情6として特に感情を表していない表情、等のデータが記憶されている。 【0095】また、キャラクタのコスチュームについては、表現1として傘を持った状態、表現2としてサングラスをかけた状態、表現3としてヘッドホーンを付けた状態、表現4としてユニフォームを着用した状態、表現5として食事をしている状態、表現6としてパソコンを持っている状態等、他にも様々な状態を表示するためのデータが記憶されている。 【0096】また、キャラクタの動作については、動作1として立っている状態、動作2として踊っている状態、動作3として腕組みをして考えている状態、動作4として歩き回っている状態、動作5としてスキップしている状態、等、動作を表示するためのデータが記憶されている。 【0097】上記メモリマップ27aのデータは、キャラクタからユーザへ情報が提供されるときに、キャラクタの形態を情報に合わせたものとするために、情報を提供するたびに選択される。 【0098】独自ルール記憶部28には、キャラクタシステムを動かすユーザ固有のルールが格納される。例えば、キャラクタが画面上に現れてくる出現頻度、ユーザに対して行う質問頻度、キャラクタシステムで表示するキャラクタの数、各々のキャラクタ音声の種類、各々のキャラクタのタイプ(例えば、宇宙人、動物、植物、ロボット等)等が設定される。 【0099】また、独自ルール記憶部28には、例えば、キャラクタがお喋りするときに「ふきだし」を表示するかしないか、ふきだしを表示する場合には文字表示の速度をどのくらいにするか、表示言語や入力言語は何語にするか、音声出力はステレオかモノラルか等、ユーザが使いやすいように個別に設定がなされる。 【0100】属性情報記憶部29には、ユーザの属性情報としてユーザプロファイルが記憶されるユーザプロファイル記憶部29aと、ユーザ情報を基にして作成されたキーワードを記憶するキーワード記憶部29bとが設けられる。 【0101】ユーザプロファイル記憶部29aには、前記したように、ユーザプロファイルとして、ユーザの住所,誕生日,性別,職業,好きな食べ物,色,季節,家族構成、家族の誕生日,趣味,ライフスタイル等、ユーザの個別情報が格納される。 【0102】キーワード記憶部29bには、前記したように、ユーザへの質問の回答や、インターネット等に接続した際のアンケート等の入力フォームに入力された入力データから作成されたキーワードが格納される。 【0103】なお、属性情報記憶部29に蓄積される情報容量は、ある所定のサイズを予め設定して、設定容量を越えたら、最新情報を優先的に属性情報記憶部29に記憶しながら、日付の古い情報をオーバーフロー削除するようにする。また、作成されたキーワードについて、必要ないものについては、適宜削除可能な構成とする。ただし、ユーザプロファイルについては、変更されることが少ないため、削除されないように保護をかけておいても良い。 【0104】なお、上記独自ルール記憶部28と、属性情報記憶部29へのユーザプロファイル記憶部29aへのユーザプロファイルの登録については、プログラムのインストール時や、プログラムの初回起動時に行う初期設定時になされる。 【0105】提供情報記憶部31には、エージェントプログラム22の情報収集部23によって、サーバ3から取得した情報や、ユーザへの質問内容、ユーザと会話するときの受け答え、何気ない世間話、生活の知恵情報、雑学情報等、ユーザへ提供される情報が格納されている。 【0106】提供情報記憶部31に格納される情報としては、次表に示すものが挙げられる。なお、ユーザへ提供する情報については、次表に示すように、分類して格納されれている。このように、情報を分類しておくことにより、情報検索時間を短縮することができ好適である。 【0107】 【表1】
【0108】キャラクタ状態保存部32には、時間経過やイベントの発生などにより、逐次移り変わるキャラクタの状態が記憶される。このうち、キャラクタの感情、空腹度、好奇心等の内部的なパラメータ(他のキャラクタから分からないもの)は、内部状態記憶部33に記憶される。 【0109】また、キャラクタの位置や、向き、色等の外部パラメータ(他のキャラクタから分かるもの)は、外部状態記憶部34に記憶される。さらに、キャラクタを取り巻く物理的な環境を示すパラメータ(キャラクタ以外のオブジェクト、天気、温度、重力、日付等)は、環境情報記憶部35に記憶される。 【0110】なお、上記環境情報記憶部35に格納される情報は、サーバ3から取り込まれる。情報としては、例えば、天気情報(雨、晴れ、暑い、寒い等)、時事ニュース(地震があった、大事件があった等)、芸能ニュース(有名タレントが婚約、新譜情報等)等である。 【0111】このとき、天気情報については、ユーザプロファイルとして入力されたユーザの住所に基づいて、ユーザの住んでいる地域に合致する天気情報を提供すると、よりユーザにとって、より価値のある情報となり好適である。 【0112】描画システム36は、表情を変える、コスチュームを着替える、手足を動かす、口を会話にあわせて動かす、リズムに合わせて踊る、傘や楽器等を含む小道具を持つ、擬似形態をする等の、エージェントプログラム22において決定されるキャラクタの意思、行動等の表示データを生成する。 【0113】音声生成システム37は、キャラクタの意思、行動等に基づいた会話や質問について、音声データを生成する。これらのデータは、出力データとして、スピーカへ出力される。また、本例のエージェントシステム21には、通信制御部16が設けられているので、予め自動で電話をかけるためのアプリケーションプログラムを、HDDにインストールすることによって、文字データをコンバータ22により音声情報とし、キャラクタがユーザの携帯電話等へ電話をかけてきて、音声によっておしゃべりをさせることもできる。 【0114】次に、本例のエージェントシステム21における情報処理について説明する。本例のエージェントシステム21におけるユーザ情報取得は、具体的には次のようにして行われる。まず、エージェントシステム21のインストール時等において、ユーザプロファイルが入力される。 【0115】ユーザプロファイルとしては、ユーザの住所,誕生日,性別,職業,好きな食べ物,色,季節,家族構成、家族の誕生日,趣味,ライフスタイル等、ユーザの個別情報が入力される。 【0116】また、随時移り変わるユーザの興味対象等を把握するために、タイムリーなユーザ情報が取得される。ユーザ情報は、キャラクタとの対話などを通して収集される。 【0117】例えば、キャラクタから、所定時間毎に、ユーザへ様々な質問がされる。キャラクタからは様々な質問が発せられるが、これらの質問は、提供情報記憶部31にデータとして記憶されている。このとき、本例の特徴は、ユーザに提供される情報の内容に合わせてキャラクタの表示形態が変更されるものであり、キャラクタからの質問がされるときは、エージェントプログラム22の情報提供部25により、提供情報記憶部31から所定の質問データが選択される。 【0118】また、情報提供部25により、キャラクタが質問を行う時の表示形態が決定される。表示形態が決定されると、共通ルール記憶部27より、キャラクタを表示するためのデータが選出され、キャラクタ状態保存部32のデータが更新される。 【0119】すなわち、キャラクタからユーザへ質問が行われるとき、ユーザコンピュータ1では、次の動作が行われる。先ず、HDD14に記憶された提供情報記憶部31から、所定の質問データが選択され、選択された質問データはRAM12へ読み込まれる。 【0120】次に、CPU11は、RAM12に読み込まれた質問データがどのような分野に含まれるものなのかを判定し、判定結果により、HDD14に記憶されているキャラクタの表示データをRAM12に読み込む。 【0121】このとき、RAM12(キャラクタ状態保存部32)には、質問が行われるまで、キャラクタの表示形態を行っていた、別のキャラクタ表示データがあるが、新たに読み込む質問時用のキャラクタ表示データに更新される。 【0122】CPU11は、RAM12へ読み込まれた質問データと、キャラクタ表示データとにより、表示装置1dに、質問用の姿をしたキャラクタと、キャラクタの近傍に表示されるふきだしの中に質問内容を表示する。このとき、例えばキャラクタは、?マークのプラカードを所持した姿として表示される。 【0123】具体的な質問としては、先ず、「音楽は好き?」という漠然とした質問がなされ、「Yes」と回答すると、次には「好きなアーティストは誰?」等の質問がなされる。 【0124】或いは、「スポーツは好き?」という漠然とした質問に「Yes」と回答すると、次には「具体的にはどんなスポーツが好き?」等の質問がなされる。 【0125】上記質問への回答がユーザ情報であり、このユーザ情報を基にして、情報解析部24においてキーワードが作成される。例えば、好きなアーティスト名としての「○×バンド」や、好きなスポーツとしての「野球」がキーワードとして登録される。 【0126】なお、上記のようにユーザに質問をする他、ユーザとキャラクタとの適当な世間話を基に、ユーザの興味対象を引き出す。例えば、ユーザが「この間映画に行った」という話をキャラクタに対して行った場合、この情報を基に、「映画」というキーワードが作成される。 【0127】また、キーワードとしては、ユーザから入力された情報だけでなく、ユーザへ提供するために、サーバ3から取得された情報からも作成される。例えば、ユーザにアーティスト情報が提供された場合、提供された情報の中に繰り返し使用されている言葉がある場合(例えば、ハードロック、R&B、バラード等)、情報解析部24が、例えば3回繰り返された言葉についてキーワードとして自動的に登録する構成とする。 【0128】このように、1つのキーワード(ここでは所定のアーティスト名)から、関連するキーワード(ハードロックなど)が作成されることにより、ユーザはバリエーションに富んだ情報を得ることが可能となる。 【0129】(サーバ側のハード構成及びシステム構成)ここで、サーバ側のハード構成と、システム構成について説明する。本例のエージェントシステム21は、ユーザコンピュータ側に設けられているものであり、ユーザ情報の収集や、キャラクタによりユーザへ情報を提供する制御や、情報を検索するためのキーワードの作成などは、全てユーザコンピュータ側において行われるものであるが、キーワードに基づく情報検索作業は、サーバ3側で行われる。なお、前記したように、ユーザコンピュータ側に設けられているユーザ情報の収集や、キャラクタによりユーザへ情報を提供する制御や、情報を検索するためのキーワードの作成をサーバ側で行ってもよいことは勿論である。 【0130】このため、本例のサーバ3は、少なくとも、データの演算・制御処理装置としてのCPU3aと、記憶装置としてのRAM3b,HDD3cと、情報検索プログラム3dと、を備えている。 【0131】図11は、サーバ3のシステム構成を示すブロック図である。サーバ3は、ユーザに提供する情報を格納する情報記憶部3eと、ユーザコンピュータや他のWebサーバとの情報をやりとりする送受信部3fとを備えている。 【0132】情報記憶部3eは、例えばHDD3cに設けられているが、この情報記憶部3eは、常に最新の情報が格納されているように、サーバの管理者によりメンテナンスされているものである。 【0133】サーバ3では、送受信部3fに受け入れられたキーワードに基づいて、情報記憶部3eに合致するデータがあるかどうか検索される。すなわち、RAM3b上にキーワードが読み出され、CPU3aによりRAM3b上のキーワードと、HDD3cに格納された情報データとが比較される。 【0134】さらに、サーバ3では、キーワードに基づいて、合致するWebページがあるかどうか検索される。この場合、サーバ3の情報記憶部3eに、Webページからの情報が登録されている構成としても良く、或いは、サーバ3から、さらに他の検索エンジンサイトへアクセスし、他の検査エンジンサイトでWebページ検索を行う構成としても良い。 【0135】上記構成により、キーワードに合致する情報が検出された場合、送受信部3fから、ユーザコンピュータ1へ向けて情報が発信される。 【0136】(情報検索について)なおここで、ユーザコンピュータ1から送出されたキーワードに基づくサーバ3側での情報検索について説明する。ユーザにより回線接続が行われて、ユーザコンピュータ1がオンラインになったときや、或いは、予めタイマー等により設定した時間にユーザコンピュータ1がオンラインになったとき、サーバ3との間で情報の送受信が可能となる。このとき、情報収集部23は、通信回線網2を介して、サーバ3へ向けて所定のキーワードを送信する。 【0137】サーバ3は、ユーザコンピュータ1から送出されたキーワードを、キーワード受信部3aにおいて受信する。サーバ3は、サーバ側の情報記憶部3bに記憶された各種情報から、キーワードに合致する情報を検索し、ユーザへ提供する情報を選出する。 【0138】上記選出されたサーバ情報は、情報送出部3cからユーザコンピュータへ向けて送出される。この情報は、通信回線網2を介して、ユーザコンピュータの情報収集部23に受け取られ、提供情報記憶部31に格納される。 【0139】上記提供情報記憶部31に格納された情報について、キャラクタを介してユーザに提供するために、提供される情報の内容に合わせて、キャラクタの表示形態が決定される。 【0140】情報提供部25は、キャラクタの表示形態を決定するために、予め決められた法則に従って、ルール記憶部27のメモリマップよりデータを読み出す。例えば、お天気に関する情報であれば、キャラクタが立っている状態で情報提供を行うことが予め決められている。また、お天気が雨である場合には、キャラクタは傘を持った姿とされ、また、表情は悲しい表情であることが予め決められている。 【0141】また、音楽に関する情報であれば、図6に示すように、表情5「感動している表情」で、表現3「ヘッドホーンを付けた状態」で、動作1「立っている状態」がキャラクタの表示データとして選択される。 【0142】このとき、キャラクタの表示形態を決定するデータについては、細分化されて形成されているほど、キャラクタを表情豊かに表示することが可能となる。例えば、上記のように音楽に関する情報である場合、特定のアーティストについての情報であれば、そのアーティストに特有のコスチュームをキャラクタに装着させるデータを設ける。 【0143】これにより、ユーザは情報提供を受ける際、情報の分野が判るだけでなく、音楽であればどのアーティストに関する情報なのか、スポーツであれば何のスポーツに関する情報なのか、等を知ることが可能となる。 【0144】例えば、音楽のアーチストに関する情報であれば、そのアーチスト特有の形態(例えばギターを持っている、マイクの握り方が特殊である、リズムや踊り方が特殊である)を表現して表示画面上に現れるように構成する。 【0145】このように、本発明によれば、キャラクタは、提供する情報に関連付けられた表示形態で、情報を提供する。したがって、ユーザは、キャラクタの表示形態を見るだけで、何に関する情報かを直感的に把握することが可能となる。 【0146】なお、上記のように、エージェントシステム21側からユーザへ向けて自立的に情報が提供される他、従来のように、ユーザ側が所望したときに、所定の検索ワードを指定して情報を得ることができることは勿論である。 【0147】また、キーワードとしては、言葉に限らず、例えば、ユーザへの提供情報として所定のWebページからの情報が提示されたとき、そのWebページをお気に入りとして登録することにより、Webページのアドレスもキーワードとして登録することができる。 【0148】このように、Webページのアドレスもキーワードとして登録しておくことにより、通信回線網への接続を行うたびに、お気に入りとして登録されたWebページへ自動的にアクセスし、更新されていればその更新情報を提供情報として提示することが可能となる。 【0149】Webページの更新情報の取得は、例えば、次のようにして行われる。先ず、ユーザにより回線接続が行われて、ユーザコンピュータ1がオンラインになったときや、或いは、予めタイマー等により設定した時間にユーザコンピュータ1がオンラインになったとき、情報収集部23は、通信回線網2を介して、サーバ3へ向けてお気に入りのWebページのアドレスを送信する。 【0150】サーバ3は、上記アドレスからWebページを開示しているWebサーバへアクセスし、Webページのヘッダ情報、または、Webページのファイルデータの転送をWebサーバに要求する。 【0151】ヘッダ情報には、通信のプロトコルに関する情報、通信のステータス情報の他、そのファイルの更新日時の情報が含まれている。サーバ3は、このヘッダ情報をユーザコンピュータ1へ転送する。 【0152】ユーザコンピュータ1では、サーバ3から送信されたヘッダ情報に基づいて、Webページが更新されているかどうかを確認する。このため、ユーザコンピュータ1では、Webページを閲覧したときに、Webページのタイトルとヘッダ情報を一対にして、提供情報記憶部31に格納されるようにし、提供情報記憶部31のヘッダ情報と、サーバ3から送信されたヘッダ情報とを比較するように構成される。 【0153】ヘッダ情報が得られない場合は、サーバ3へWebページのファイルが送信される。サーバ3は、送信されたファイルからタイムスタンプに関する情報を、ユーザコンピュータ1へ送信する。 【0154】ユーザコンピュータ1では、サーバ3から送信されたタイムスタンプ情報に基づいて、Webページが更新されているかどうかを確認する。このため、ユーザコンピュータ1では、Webページを閲覧したときに、Webページのタイトルとタイムスタンプ情報とを一対にして、提供情報記憶部31に格納されるようにし、提供情報記憶部31のタイムスタンプ情報と、サーバ3から送信されたタイムスタンプ情報とを比較するように構成されると良い。 【0155】ユーザコンピュータ1では、CPU11が、提供情報記憶部31の設けられているHDD14から、前回閲覧時のヘッダ情報またはタイムスタンプ情報をRAM12に読み出し、また、サーバ3から受け入れた新しいヘッダ情報またはタイムスタンプ情報をRAM12上に読み出し、新旧の情報を比較する。 【0156】比較の結果、新しいヘッダ情報またはタイムスタンプ情報に変更があった場合すなわち、更新日時が変わっていた場合、CPU11は、Webページの更新が行われたと判定し、その情報をユーザへ報知する。 【0157】なお、Webページの更新情報を、キャラクタを介してユーザへ報知する場合も、通常の情報を提供するときと同様の処理が行われる。、CPU11は、HDDにある共通ルール記憶部27のメモリマップから、表情1「笑顔」、表現6「パソコンを持っている状態」、動作1「立っている状態」を選択し、これらの表示データに基づいてキャラクタの表示を行う。 【0158】また、CPU11は、キャラクタからユーザへホームページへのアクセスを促す発言をさせる。すなわち、CPU11は、HDD14にある提供情報記憶部31から、Webページ更新の際にキャラクタから発せられる、「○○のページが新しくなったらしいよ!みにいってみようよ!」という定型文を選択し、「○○」の部分に、Webページのタイトルを入れて、キャラクタのふきだしの中に表示する。 【0159】このとき、ただ単に、更新されたホームページへのアクセスを促すだけでなく、ユーザの最も知りたい情報が更新されているかどうかを確認してから、ホームページを閲覧できるような構成としても良い。 【0160】例えば、図3に示すように、キャラクタKからホームページの更新がなされたことが報知されたとき、その後、「見に行く?」との質問がなされ、ユーザ側で「はい/いいえ」のいずれかを選択する。「はい」を選択すると、さらに、「特に見たい項目はある?」との質問がキャラクタからなされるようにする。 【0161】ユーザが特に見たい項目が有る場合、ユーザが「はい」を選択すると、ホームページのトップページデータ、或いは更新ファイルのトップページデータ、或いは更新ファイルが、ユーザコンピュータ1へ一旦ダウンロードされ、提供情報記憶部31へ格納される。 【0162】次いで、キャラクタから「何について見たいの?」との質問がなされるので、ユーザは、「プレゼント」と入力する。すると、キャラクタからは、図4に示すように、「え?プレゼントによっては見てやってもいい?じゃあちょっとまってて!」との発言がなされ、ユーザコンピュータ1では、情報解析部24において、「プレゼント」というキーワードと併せて、「懸賞」,「抽選」などのキーワードが作成される。さらに、情報提供部25により、提供情報記憶部31に格納されたトップページのデータ等が検索される。 【0163】検索の結果、プレゼントに関する更新情報があればユーザへ提示され、プレゼントに関する更新情報がなければ、プレゼントに関して新しい情報がなかったことがユーザへ報知される。 【0164】なお、上記のように、トップページのデータ等をダウンロードしてからユーザコンピュータ1側で検索する方法の他、予めWebページ側から更新情報をサーバ3側に提供しておき、サーバ3側で更新情報を情報記憶部3eに格納し、ユーザの所望の情報が更新されているかどうか、サーバ3側で検索するように構成しても良い。 【0165】なお、上記Webページの更新確認は、定期的に行われるようにしておくと、更新確認に漏れがなくなり、ユーザは情報を見落とすことなく最新の情報を得ることが可能となる。なお、Webページの更新に限らず、所定のキーワードに基づく情報を、定期的に提供するか否かを決定しておいても良い。これにより、所望の頻度で、定期的にユーザへ情報が提供されるようになる。 【0166】なお、上記のように定期的に情報が配信されるとき、ユーザコンピュータ1をユーザが使用していないときでも、メール等により情報が送付されるようにすると、情報の取得に漏れがなくなり好適である。 【0167】また上記構成を採用する場合、ユーザがモバイル端末1gを所有していれば、ユーザコンピュータ1と接続することにより、いつでも,どこにいても、エージェントシステム21により提供された情報を取得することが可能となる。 【0168】なお、提供情報のうち、Webページの情報については、エージェントプログラム22の情報収集部23が、Webページを自動的に先読みし、HDD14等の記憶部にデータをコピーするようにすると、Webページの表示待ち時間を少なくすることができ好適である。 【0169】または、提供情報としてWebページが提示されるとき、エージェントプログラム22の情報収集部23により、HDD14等の記憶部へ、Webページを一括ダウンロードしても良い。このような構成により、オフラインでもWebページを閲覧することができ、接続料金の低減を図ることが可能となる。 【0170】さらにまた、上記のようにWebページをダウンロードする際、映像情報などは省略して、テキストデータなど、比較的容量の小さいデータのみをダウンロードし、提供情報記憶部31に記憶させても良い。 【0171】このように、データ容量を小さくすることにより、ダウンロードされたデータを、電子手帳型携帯情報ツールや携帯電話などのモバイル端末1gに出力することができ、出先でデータを閲覧することが可能となる。 【0172】次に、エージェントシステム21が行う処理について、代表的なものについて、フローチャートにしたがって説明する。 【0173】(エージェントシステムによる処理の概要)先ず、本例のエージェントシステム21による処理の概要について説明する。図12のフローチャートは、本例のエージェントシステム21の機能について、朝から始まる時間の流れに沿って示している。 【0174】なお、図12では、エージェントシステム21に、情報提供機能の他、目覚まし機能と、スケジューラー機能と、アニバーサリー機能とが設けられた構成として説明する。本例ではエージェントシステム21が、コンピュータの電源のON−OFFに関わらず、前日に休止している場合について説明する。 【0175】先ず、コンピュータの電源がONされている場合或いは所定時間に電源がONとなるなどして、スタートすると、エージェントシステム21が立ち上がり、目覚まし機能を使用するかどうかが判定される(ステップS1)。 【0176】目覚まし機能を使用するとき(ステップS1;Yes)、所定時刻になると、キャラクタからユーザへ起床時間になったことが報知される(ステップS2)。目覚まし機能を使用しないとき(ステップS1;No)、次の処理へ進む。 【0177】次に、本日が誕生日などの特別な日なのかどうかが判定される(ステップS3)。本日が、誕生日などの特別な日である場合(ステップS3;Yes)、キャラクタから、「お誕生日おめでとう」などのメッセージが表示される(ステップS4)。この場合、キャラクタは「誕生日ケーキ」などを所持して、誕生日であることが直感的に判別可能な態様で現れる。特別な日でない場合(ステップS3;No)、次の処理に進み、本日の予定を確認するかどうか(アポ確認するかどうか)が判定される(ステップS5)。 【0178】本日の予定を確認する場合(ステップS5;Yes)、予め入力されているユーザの日程が検索され、予定があるかないか、また予定がある場合は、その内容が報知される(ステップS6)。この場合、キャラクタは「スケジュール表」などを所持して、本日の予定に関する情報であることが直感的に判別可能な態様で現れる。 【0179】本日の予定を確認しない場合(ステップS5;No)、次の処理に進み、キャラクタとコミュニケーションをとるかどうかが判定される(ステップS7)。キャラクタとコミュニケーションを取らない場合は(ステップS7;No)、処理を終了する。 【0180】キャラクタとコミュニケーションを取る場合(ステップS7;Yes)、キャラクタとのコミュニケーションが開始し、ユーザとキャラクタとの会話が始まる(ステップS8)。 【0181】このとき、キャラクタとのコミュニケーションにより、どのような処理が行われるのかを判定するため、キャラクタとのコミュニケーションからキーワードを作成するのかどうか判定される(ステップS9)。 【0182】キーワードを作成するのである場合(ステップS9;Yes)、キーワード作成処理(A)に進む。また、キーワードを作成しない場合(ステップS9;No)、ユーザへ情報提供するかどうかが判定される(ステップS10)。 【0183】ユーザへ情報提供される場合(ステップS10;Yes)、情報提供処理(B)に進む。なお、情報提供しない場合(ステップS10;No)、処理を終了する。 【0184】(処理A:キャラクタとのコミュニケーションによるキーワード作成蓄積処理)次に、ユーザとキャラクタとがコミュニケーションすることにより、キーワードを作成蓄積する処理について、図13に基づいて説明する。 【0185】先ず、エージェントシステム21が起動しているかどうかが判定される(ステップS21)。エージェントシステム21が起動していないとき(ステップS21;No)、エージェントシステム21が起動される(ステップS22)。 【0186】このようにして、エージェントシステム21が起動されると、ユーザコンピュータ1の表示装置1dにキャラクタが表示される(ステップS23)。表示されたキャラクタは、ユーザに対し、質問したり世間話をしたりする(ステップS24)。 【0187】これらキャラクタからの質問や世間話に対して、ユーザが応答する(ステップS25)。この応答はユーザの興味傾向を示す情報であり、この応答に基づいて、エージェントプログラム22の情報解析部24においてキーワードが作成される(ステップS26)。 【0188】このとき、作成されたキーワードが新たなキーワードかどうか、すなわち、既にキーワード記憶部29bに蓄積されているキーワードなのかどうかが判定される(ステップS27)。 【0189】新たなキーワードである場合(ステップS27;Yes)、キーワード記憶部29aへ蓄積される(ステップS28)。また、新たなキーワードでない場合(ステップS27;No)、新たなキーワードが作成されるまで、ステップS24〜ステップS27までの処理を繰り返す。 【0190】(処理B:ユーザへの情報提供処理)次に、ユーザへの情報提供処理について、図14に基づいて説明する。先ず、エージェントシステム21が起動しているかどうかが判定される(ステップS31)。エージェントシステム21が起動していないとき(ステップS31;No)、エージェントシステム21が起動される(ステップS32)。 【0191】このようにして、エージェントシステム21が起動されると、ユーザコンピュータ1の表示装置1dにキャラクタが表示される(ステップS33)。次に、ユーザコンピュータ1がオンラインかどうか、つまり通信回線網へ接続されているかどうかが判定される(ステップS34)。 【0192】オンラインでないとき(ステップS34;No)、通信回線網への接続が行われる(ステップS35)。このとき、通信回線網への接続は、エージェントシステム21の起動と同時に行うようにしても良いが、ユーザへ接続確認してから行う構成としても良い。また、ユーザが主体的に通信回線網への接続を行わない限り、通信回線網へは接続しない構成としても良い。このようにして、通信回線網への接続が行われると、通信回線網を介してサーバ3へのアクセスが行われる(ステップS36)。 【0193】サーバへのアクセスが行われたら、情報をキーワードで検索するかどうかが判定される(ステップS37)。キーワードでの検索を行う場合(ステップS37;Yes)、キーワードと一致する情報があるかどうか検索を行う(ステップS39)。 【0194】キーワードからの検索を行わない場合(ステップS37;No)、検索したい情報に関する語句が入力され(ステップS38)、この語句と一致する情報があるかどうか検索を行う(ステップS39)。この処理は、ユーザ側に、積極的に検索したい情報がある場合に行われる。 【0195】次いで、情報が検出されたかどうか判定される(ステップS40)。情報が検出された場合、キャラクタより情報が提供される(ステップS41)。このとき、キャラクタの表示形態を決定するための処理(E)が行われる。この処理はキャラクタが提供する情報に関連付けられた表示形態を伴う。なお、処理(E)については後述する。 【0196】次に、提供されたサーバ情報に基づいてキーワードを作成するかどうかが判定される(ステップS42)。キーワードを作成する場合(ステップS42;Yes)、情報解析部24において、提供されたサーバ情報にキーワードになりうる言葉があるかどうか判定される(ステップS43)。 【0197】例えば、サーバ情報のなかに繰り返し出現する言葉があり、この言葉がキーワードとなる場合(ステップS43;Yes)、キーワードが作成され(ステップS44)、キーワード記憶部29aへ蓄積される(ステップS45)。 【0198】キーワードを作成しない場合(ステップS42;No)、次いで、情報検索によりWebページに関する情報が検出されたかどうかが判定される(ステップS46)。Webページに関する情報が検出された場合(ステップS46;Yes)、処理(C)に進む。 【0199】Webページに関する情報が検出されなかったとき(ステップS46;No)、処理を終了するかどうか判定される(ステップS47)。ユーザがサーバへの接続を終了するなどして、情報検索処理が続行されないとき(ステップS47;Yes)、処理が終了される。また、別の情報をサーバから検索するとき(ステップS47;No)、ステップS37〜ステップS46までの処理を繰り返す。 【0200】(処理C:Webページの情報処理)次に、ユーザへの提供情報として、Webページが検出されたときの処理について、図15に基づいて説明する。 【0201】先ず、検出されたWebページのアドレスが提示される(ステップS51)。次に、そのWebページへアクセスするかどうか判定される(ステップS52)。このとき、図5に示すように、キャラクタから「○○についてのページは2つあったよ。行ってみる?」等の問いかけが行われる。 【0202】ホームページにアクセスする場合(ステップS52;Yes)、Webページが表示される(ステップS53)。なお、Webページを表示しない判定がなされた場合(ステップS52;No)、処理が終了される。 【0203】次に、表示されたWebページについて、お気に入りに登録するかどうか判定される(ステップS54)。お気に入りに登録する場合(ステップS54;Yes)、Webページのアドレスをキーワードとして、キーワード記憶部29bに格納する(ステップS55)。 【0204】さらに、Webページをダウンロードするかどうか判定する(ステップS56)。ダウンロードを行う場合(ステップS56;Yes)、ダウンロード処理が行われる(ステップS57)。 【0205】ダウンロードが終了すると、さらに別の情報を提供するかどうかが判定される(ステップS58)。別情報を提供する場合(ステップS58;Yes)、ユーザへの情報提供処理(B)へ移行する。別情報の提供をしない場合(ステップS58;No)、処理を終了する。 【0206】なお、このように、Web情報を得る場合、図5に示すように、ユーザ側から良く行う指示事項についてウィンドウ表示するように構成すると良い。例えば、図示されているように、所定のバンドについてのホームページが見つかった場合、ウィンドウの「音声指示ウィンドウを開く」P1と、「試し聴き」P4を選択する。これにより、Webページから、試聴のためのファイルがダウンロードされ、ユーザコンピュータ1側で試聴ファイルが再生され、音楽の一部を試聴できるような構成としても良い。なお、上記ケースは、Web情報の提供先が、試し聴きのデータを備えている場合に可能である。 【0207】或いは、ホームページを閲覧しないときは、「表示しない」P2を選択する。また、ついでに、予め登録しておいた他のお気に入りのページ(ここでは「コンピュータ用語ホームページ」P3)を閲覧したり、「新しくなったか調べる」P7を選択して、お気に入りのページが更新されているかどうかチェックすることもできる。 【0208】また、Webページをチェックしている時間のないときは、「お出かけパックを作る」P6の項目を選択すれば、映像情報などは省略して、テキストデータなど、比較的容量の小さいデータのみがダウンロードされ、ダウンロードされたデータを、電子手帳型携帯情報ツールや携帯電話等のモバイル端末1gに出力することにより、出先でデータを閲覧することが可能となる。 【0209】また、「新しくなったか調べる」P7を選択することにより、予め登録されているお気に入りのページが更新されているかどうかチェックすることができる。さらにまた、他の情報についてインターネットで検索したい場合は、「インターネットで探す」P5を選択する。 【0210】なお、キャラクタの設定を変更する場合は、「Advanced Character Options」P8を選択し、全ての処理を終了する場合は、「Close」P9を選択する。 【0211】(処理D:ユーザへの情報提供処理)次に、サーバからの情報ではなく、エージェントシステム21のナレッジデータベース26に蓄積されている情報をユーザに提供する処理について、図16に基づいて説明する。この処理は、ユーザがオフラインでキャラクタとコミュニケーションしたり、ユーザへの提供情報を検索するためのキーワードが十分に蓄積されていない場合、などに行われるものである。 【0212】先ず、ナレッジデータベース26の提供情報記憶部31に格納されている情報と、キーワードとを比較する(ステップS61)。なお、本処理では、キーワードが十分に蓄積されていない場合も想定されている。適当なキーワードがない場合は、主に、ユーザプロファイルである、年齢,性別,職業などに基づいて情報が検索される。また、予め蓄積されたキーワードだけでなく、キャラクタとの会話で入力された言葉を直接利用して、情報を検索する構成としても良い。 【0213】次に、提供するのに適当な情報があったかどうか判定される(ステップS62)。適当な情報があった場合(ステップS62;Yes)、この情報は、キャラクタからの世間話や耳より情報などの形式でユーザへ提供される(ステップS64)。 【0214】提供するのに適当な情報がない場合(ステップS62;No)、ランダムに情報提示するかどうかが判定される(ステップS63)。ランダムに提示される場合(ステップS63;Yes)、ステップS64に進み、情報が提供される。 【0215】なお、ランダムに情報提供しない場合(ステップS63;No)の場合というのは、例えばユーザが高齢であり、ランダムに情報が提供されても楽しめない場合などが想定される。この場合は、例えば、バージョンアップなどにより提供情報記憶部31に高齢者向きの情報を充実させるなど、個別の対応がとられる。 【0216】ユーザへ情報が提供されると、さらに別の情報を提供するかどうか判定される(ステップS65)。別の情報を提供するとき(ステップS65;Yes)、ステップS61〜ステップS65の処理が繰り返される。 【0217】また、情報提供によるユーザとキャラクタとのコミュニケーションから、キーワードを作成するかどうかが判定される(ステップS66)。キーワード作成の場合(ステップS66;Yes)、キーワード作成蓄積処理(A)へ移行する。キーワードを作成しない場合(ステップS66;No)、処理を終了する。 【0218】(処理E−1:情報提供時のキャラクタの態様処理−その1)次に、情報を提供するときのキャラクタの態様処理について、図17に基づいて説明する。なお、キャラクタの態様は、キャラクタの表情、キャラクタのコスチューム、キャラクタの動き、キャラクタが所持する小道具等から決定されるものである。ここでは、先ず、キャラクタの表情についての態様処理について説明する。 【0219】先ず、提示される情報の内容が検討される(ステップS71−1)。例えば、提供される情報が楽しいものであると判定された場合(ステップS72−1)、メモリマップから明るい表情を示すデータが選択される(ステップS73−1)。 【0220】次いで、キャラクタの現在の表情が明るい表情なのかどうかが判定される(ステップS74−1)。キャラクタが現在明るい表情であるなら(ステップS74−1;Yes)、キャラクタはそのままの明るい表情で情報の提供を行う(ステップS77−1)。 【0221】キャラクタの現在の表情が明るくない場合(ステップS74−1;No)、共通ルール記憶部27のメモリマップ27aより読み出された明るい表情を示すデータにより、キャラクタ状態保存部32の内部データが更新される(ステップS75−1)。これにより、キャラクタは暗い表情から明るい表情へ変更され(ステップS76−1)、情報の提供を行う(ステップS77−1)。 【0222】ステップS71−1の内容検討により、提供される情報が暗い内容であると判断された場合は(ステップS78−1)、メモリマップから暗い表情を示すデータが選択される(ステップS79−1)。 【0223】次いで、キャラクタの現在の表情が暗い表情なのかどうかが判定される(ステップS80−1)。キャラクタが現在暗い表情であるなら(ステップS80−1;Yes)、キャラクタはそのままの暗い表情で情報の提供を行う(ステップS77−1)。 【0224】また、キャラクタの現在の表情が明るい場合(ステップS80−1;No)、共通ルール記憶部27のメモリマップ27aより読み出された悲しい表情を示すデータにより、キャラクタ状態保存部32の内部データが更新される(ステップS81−1)。これにより、キャラクタは明るい表情から暗い表情へ変更され(ステップS82−1)、情報の提供を行う(ステップS77−1)。 【0225】さらに、ステップS71−1の内容検討により、提供される情報が悲しい内容であると判断された場合は(ステップS83−1)、上記と同様の処理が行われ悲しい表情のキャラクタから情報が提供される。このように、提供される情報の内容に応じて、キャラクタの表情が変化される。キャラクタの表情としては、上記のように明るい表情、暗い表情のほか、和んだ表情、感動している表情、無表情などがあり、それぞれ情報の内容に応じて、内容に最も沿った表情が選択される。 【0226】(処理E−2:情報提供時のキャラクタの態様処理−その2)次に、情報の内容別にキャラクタの小道具が変更される処理について、図18に基づいて説明する。 【0227】先ず、提示される情報の内容が検討される(ステップS71−2)。例えば、音楽情報であると判定された場合(ステップS72−2)、メモリマップから音楽情報を示す小道具として例えばヘッドホーンが選択される(ステップS73−2)。 【0228】次いで、キャラクタが現在ヘッドホーンを着用しているのかどうか判定される(ステップS74−2)。キャラクタが現在ヘッドホーンを着用しているのなら(ステップS74−2;Yes)、キャラクタはそのままの形態で情報の提供を行う(ステップS77−2)。 【0229】キャラクタがヘッドホーンを着用していない場合(ステップS74−2;No)、共通ルール記憶部27のメモリマップより読み出されたヘッドホーンを着用させるデータにより、キャラクタ状態保存部32の内部データが更新される(ステップS75−2)。これにより、キャラクタはヘッドホーンを着用した状態へ変更され(ステップS76−2)、情報の提供を行う(ステップS77−2)。 【0230】上記処理と同様に、例えば、ステップS71−2の判定において、提供される情報が野球情報であると判定された場合(ステップS78−2)、メモリマップから、キャラクタにバットを持たせるデータが選択される(ステップS79−2)。 【0231】次いで、キャラクタが現在、バットを所持しているかどうかが判定される(ステップS80−2)。キャラクタが現在バットを所持しているなら(ステップS80−2;Yes)、キャラクタはそのままの形態で情報の提供を行う(ステップS77−2)。 【0232】キャラクタがバットを所持していない場合(ステップS80−2;No)、共通ルール記憶部27のメモリマップ27aより読み出された、キャラクタにバットを所持させるデータにより、キャラクタ状態保存部32の内部データが更新され(ステップS81−2)。これにより、キャラクタはバットを所持した形態に変更され(ステップS82−2)、情報の提供を行う(ステップS77−2)。 【0233】さらに、ステップS71−2の内容検討により、提供される情報が旅行情報であると判断された場合は(ステップS83−2)、上記と同様の処理が行われ旅行カバンを所持したキャラクタから情報が提供される。 【0234】なお、キャラクタの形態としては、上記のように、小物を所持させる他、コスチュームを着替える、手足を動かす、口を会話にあわせて動かす、リズムに合わせて踊る、擬似形態をする等の各種態様により表現される。なお、全ての情報に、その情報特有の形態を対応させると、処理に手間がかかってしまう場合は、情報提供の多いものについては形態を使い分け、めったにない情報のときには、特別な形態を表示しない構成とする。 【0235】このように、キャラクタは、情報に応じて、その情報に関連付けられた表示形態として変更される。なお、上記のように、キャラクタの表情、キャラクタの小物・コスチュームが変更される他、情報の種類に応じて、キャラクタそのものが変更される構成としても良い。 【0236】この場合は、予め、情報の種類に応じて、どのキャラクタが使用されるかが決められており、情報提供されるときに、情報の内容が検討され、表示されるキャラクタが決定されるように構成される。 【0237】例えば、最新情報を提示するときには若々しいキャラクタが提示し、生活の知恵や健康情報などを提示するときには、落ち着いたキャラクタが情報提示するようにすると、ユーザ側に違和感なく情報を提供することが可能となる。 【0238】(キーワード作成の手順)次に、ユーザへの情報を選別するためのキーワード生成システムについて、図19を用いて説明する。図19に示すように、キーワードは、入力部24aに入力される情報に基づいて、エージェントプログラム22の情報解析部24において作成される。 【0239】なお、上記情報とは、ユーザプロファイル,キャラクタからの質問への回答,インターネット等に接続した際のアンケート等の入力フォームに入力された入力データ等が含まれる。これらキーワードを作成するための情報は、情報解析部24の入力部24aに入力される。 【0240】回答解析処理部24aは、ユーザの基本情報、ユーザの生活習慣、ユーザの興味対象など分野別に、情報を分類する。 【0241】上記のように、情報が分類されたら、キーワード生成部24cにおいて、分野別に具体的なキーワードが作成される。キーワードは、分野に応じて、グループ29c〜29eに分類されて、属性情報記憶部29に設けられたキーワード記憶部29bに記憶される。 【0242】このとき、キーワードを重要度に応じてランク付けしておくと、キーワードに基づいて情報提供を行うとき、ユーザの最も必要としている情報から提供することができ好適である。 【0243】なお、キャラクタからの質問は、一週間毎、一ヶ月毎など、所定のサイクルで繰り返しなされ、別の回答があれば、その都度キーワードが作成されて、キーワード記憶部29bに蓄積される。 【0244】このようにして、常に、ユーザの興味対象についてのキーワードを作成することが可能となる。なお、キーワード記憶部29bの記憶許容量には限界があるので、それぞれのグループ別に許容量を定めておき、キーワードが許容量まで達したところで、古いものから順に自動的に削除されるような構成としても良い。 【0245】なお、上記のように、日常的に繰り返される質問により、ユーザの興味対象のキーワードを作成していく他、ユーザが、即時に情報を得たい場合などは、質問への回答という形ではなく、ユーザから積極的に入力を行う。 【0246】例えば、ユーザが急な出張で北海道に行くことになった場合、「北海道行きの航空券」と入力すると、この言葉は特定状況キーワード生成部24dに入力される。特定状況キーワード生成部24dは、入力された言葉から、「北海道」,「航空券」という2つのキーワードを作成し、作成されたキーワードは、特定状況キーワード記憶部29fに記憶される。 【0247】なお、上記のように、入力によらず、ユーザの日常生活からユーザ情報が取り込まれたり、キーワードが作成される場合もある。例えば、ユーザコンピュータ1のスイッチがオンされたことをその都度記憶しておき、最も多くオンされた時間を割り出して、ユーザがネット接続する時間帯を把握したり、また、ユーザが直接アクセスしてダウンロードしたWebページの内容から、ユーザの興味対象である事柄についてのキーワードを作成することが可能となる。 【0248】(エージェントシステムを用いた応用例1)キャラクタからの質問やお話の内容について、性別,職業,年齢等のユーザの属性によって内容が変わるようにしても良い。このために、ペットが登場したときに、「誰と話す?」等の質問がされるようにしておき、選択された人物に合わせた会話が展開していくようにする。 【0249】(エージェントシステムを用いた応用例2)エージェントシステム21にメール機能を設けても良い。メール機能により、キャラクタを介してメールを送信し、エージェントシステム21を有する他者とのコミュニケーションツールとして使用することができる。 【0250】通信回線網2を介して、他者へメールを送付するとき、メールに、キャラクタ表示データと、加工されたユーザ情報とが添付される。加工されたユーザ情報とは、ユーザ情報をそのまま示すのではなく、ユーザ情報の内、他者に知られても構わない趣味の分野の情報などを、必要であればさらに加工して示すものである。 【0251】この場合、キャラクタと話した内容について、特に秘密にしておきたい内容については、秘匿性が守られるような機能を設ける。或いは、メールで言いづらい内容について、キャラクタから伝えてもらえるような機能を設けても良い。 【0252】(エージェントシステムを用いた応用例3)エージェントシステム21に健康管理機能を設けても良い。この場合、ナレッジデータベース26の提供情報記憶部31に、病状や治療法に関する辞書を登録しておく。 【0253】ユーザがキャラクタとの会話で、「お腹が痛い」と入力すると、エージェントシステム21では、「腹」「痛」というキーワードを作成し、提供情報記憶部31から腹痛に関する情報をユーザに提供する。 【0254】例えば、腹痛であれば、「風邪」,「食あたり」,「胃炎」など腹痛が該当する病名と、それぞれの症状が表示される。ユーザが、該当すると思われる病名を選択すると、さらにその治療法が表示される。このとき、キャラクタは、白衣や聴診器を身につけた状態で表示される。 【0255】このとき、オンラインであれば、エージェントシステム21がサーバ3にアクセスし、その病気に関する薬を紹介している薬品メーカーのWebページや、専門病院のWebページのアドレスを検出して、ユーザへ提供される。 【0256】さらに、日常の健康管理のための機能として、カロリー計算機能を設けても良い。この場合は、食材・料理に関するカロリーデータと、カロリー計算式を提供情報記憶部31に格納しておく。 【0257】ユーザが、ユーザコンピュータ1を使用して、毎日の食事について記録を付けると、その内容からキーワードを作成し、提供情報記憶部31から関連する情報を呼び出してカロリー計算を行い、カロリーを提示する。 【0258】なお、毎日の食事記録を所定期間記憶させておき、1日、1週間、1ヶ月毎に、その期間中に摂取した品目データと、カロリーデータを集積し、どの栄養素が不足なのか、どのくらいカロリーがオーバーしているか、を報知する構成としても良い。 【0259】(エージェントシステムを用いた応用例4)エージェントシステム21にショッピング機能を設けても良い。ショッピング機能は、エージェントシステム21が、忙しいユーザに代わって買い物をする機能である。 【0260】本例のショッピング機能は、特に、毎日の食材の買い出しのように、できれば誰かに代わってもらいたい、という買い物を代行し、ユーザの家事負担を軽減させるものである。ショッピング機能を利用する場合には、代金決済等の手続きが必要であるため、ユーザにのみ知らされるユーザ識別子とパスワードが使用される。 【0261】ショッピング機能のために、提供情報記憶部31には、各種献立と、その献立を作るのに必要な食材等の情報、各種献立を視覚的に示す映像情報等がデータとして記憶されている。各種献立は、ユーザがキャラクタとの会話において、「今日の献立何にしようかな?」と入力することにより一覧として表示される。 【0262】ユーザが所定の献立と、人数を選択すると、必要な食材の種類と必要量とが順次表示される。ユーザは、ストックされている食材を確認して、購入が必要な食材を決定する。また、購入時期を決定する。購入時期はタイマーに登録される。 【0263】上記のように、購入品と時期が決定されると、これらのデータはHDD等の記憶部に記憶される。そして、購入時期が到来すると、ショッピング機能による次の処理により、所望の商品が自動的に購入される。 【0264】先ず、購入時期が到来すると、エージェントシステム21が作動する。エージェントシステム21が既に立ち上がっているときには、キャラクタから、購入を行う旨が報知される。このとき、キャラクタは、買い物かごを手に持った姿で表示される。エージェントシステム21が立ち上がっていないときは、タイマーによりエージェントシステム21が作動される。 【0265】先ず、ユーザ識別子とパスワードが、通信回線網2を介してサーバ3へ送信され、ユーザの認証が行われる。次に、購入したい商品に関する情報がサーバ3へ送信される。 【0266】サーバ3側では、購入商品を扱っているWebページへアクセスし、Webページから購入対象商品に関する情報を取得し、ユーザへ提示する。商品情報は、例えば一覧表にされ、その商品をクリックすることにより、ユーザに購入の最終確認が得られるように構成されている。 【0267】なお、ユーザ側で、購入確認をしている時間がなく、エージェントシステム21に購入を任せても良いと考える場合は、購入したい商品をサーバ3へ送る際に、今回の買い物はお任せである、ことを知らせる情報を合わせて送信しておく。 【0268】このようにして、ユーザの必要な商品が自動的に購入される。なお、ショッピング機能を使用したときの支払いについては、カード払い、銀行振り込み払い、代金引換払いなどのうち1つが選択される。支払い選択についても、ユーザの状況に合わせて、購入時での決定か、予め決定しておくか、どちらか選択可能としておくと良い。 【0269】(エージェントシステムを用いた応用例5)サーバ3側の機能として、1つのキーワードからバリエーションを広げて、多くの情報を提供する機能を設けても良い。例えば、あるアーティストについての情報を得たい場合、そのアーティスト名から、同じジャンルに属する他のアーティストを選出し、他のアーティストに関する情報も併せて提供するようにする。これにより、ユーザは、自分の興味のある分野で、予期していなかった情報を得ることが可能となり、情報を得る楽しみが倍増するという効果を得ることが可能となる。 【0270】 【発明の効果】以上のように、本発明によれば、ユーザに提供される情報の種類に応じて、キャラクタの態様が変化するので、ユーザは直感的に情報の内容を理解し、情報を即座に受け入れるといった情報提供が可能となる。 【0271】また、オンライン、オフラインに関わらず、ユーザが日頃興味をもっていることについて、キャラクタとの会話を通じて、時間をかけて収集及び分析できるので、ユーザにとって自分の好みに合った情報が得られ、同時に情報提供側は有効な情報を提供することが可能となる。 【0272】さらに、キャラクタを介在させて情報を提供するので、住宅事情でペットを飼えない、ストレスの多い環境に貢献することが可能となる。つまり、コンピュータを操作するたびにペットが現れ、コミュニケーションを取ることができれば、混ユータを使用するときの楽しみが倍増し、またキャラクタがユーザ情報を蓄積して成長していくので、育成する楽しみを得ることもできる。 【0273】本発明では、ユーザが在宅しているときでも、出先でも使用可能なものである。すなわち、エージェントシステムを、持ち運び可能なモバイル端末に設けることにより、出先でも使用することが可能となる。 【0274】また、エージェントプログラム等をユーザコンピュータ側に設けるように構成すると、ユーザ情報の秘匿性を保つことが可能となる。また、ユーザが増加したときに、サーバ側に過度な負担がかかるのを防止することができ、サーバーメンテナンスが容易になる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000002185 【氏名又は名称】ソニー株式会社
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| 【出願日】 |
平成12年9月11日(2000.9.11) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100088580 【弁理士】 【氏名又は名称】秋山 敦 (外1名)
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| 【公開番号】 |
特開2002−91971(P2002−91971A) |
| 【公開日】 |
平成14年3月29日(2002.3.29) |
| 【出願番号】 |
特願2000−275637(P2000−275637) |
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