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【発明の名称】 データ入力用キーボード及びその製造方法
【発明者】 【氏名】井上 悦治

【要約】 【課題】小指の負担が軽減される打鍵方法を容易に採用、学習できるデータ入力用キーボードを提供する。

【解決手段】領域R1,R2,R3,R4,R5,R6,R7,R8,R9はそれぞれ右手の人差し指、中指、薬指、人差し指、中指、薬指、親指、親指又は薬指、薬指又は小指が担当するキーの範囲を示し、領域L1,L2,L3,L4,L5,L6はそれぞれ左手の人差し指、中指、薬指、薬指又は小指、親指又は薬指、親指が担当するキーの範囲を示す。かかる範囲は例えば担当する指を示すシールをキーに貼ったり、担当する指を示すカバーをかけることにより容易に視認できる。このように表示されたキーに対して、表示された指使い通りにキーを打鍵することにより、小指にかかる負担を小さくする打鍵が可能となる。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 左手のホームポジションを示す第1のポジションマークと、右手の2つのホームポジションを示す第2、第3のポジションマークとが設けられ、前記第1のポジションマークと前記第3のポジションマークの間に前記第2のポジションマークが位置するデータ入力用キーボード。
【請求項2】 QWERT式に配列されたキーが採用され、前記第1、第2、第3のポジションマークはそれぞれ〔F〕〔J〕〔;〕のキーに設けられる請求項1記載の入力用キーボード。
【請求項3】 右手の人差し指で打鍵すべきことが表示された第1のキー群と、前記第1のキー群の右隣に配置され、右手の中指で打鍵すべきことが表示された第2のキー群と、前記第2のキー群の右隣に配置され、右手の薬指で打鍵すべきことが表示された第3のキー群と、前記第3のキー群の右隣に配置され、右手の人差し指で打鍵すべきことが表示された第4のキー群と、前記第4のキー群の右隣に配置され、右手の中指で打鍵すべきことが表示された第5のキー群と、前記第5のキー群の右隣に配置され、右手の薬指で打鍵すべきことが表示された第6のキー群とを有して、連続して配置されたキー配列を備え、前記第6のキー群に属する少なくとも一つのキーは前記キー配列の最右端に配置されるデータ入力用キーボード。
【請求項4】 前記キー配列は、前記第1のキー群の左隣に配置され、左手の人差し指で打鍵すべきことが表示された第7のキー群と、前記第7のキー群の左隣に配置され、左手の中指で打鍵すべきことが表示された第8のキー群と、前記第8のキー群の左隣に配置され、左手の薬指で打鍵すべきことが表示された第9のキー群とを更に備え、前記第9のキー群に属する少なくとも一つのキーは前記キー配列の最左端に配置される、請求項3記載のデータ入力用キーボード。
【請求項5】 (a)複数のキーが連続して配置されたキー配列を有する、データ入力用原キーボードを準備する工程と、(b)前記キー配列に設けられた第1のキー群に、右手の人差し指を用いて打鍵すべきことを表示する工程と、(c)前記第1のキー群の右隣に配置され、前記キー配列に設けられた第2のキー群に、右手の中指を用いて打鍵すべきことを表示する工程と、(d)前記第2のキー群の右隣に配置され、前記キー配列に設けられた第3のキー群に、右手の薬指を用いて打鍵すべきことを表示する工程と、(e)前記第3のキー群の右隣に配置され、前記キー配列に設けられた第4のキー群に、右手の人差し指を用いて打鍵すべきことを表示する工程と、(f)前記第4のキー群の右隣に配置され、前記キー配列に設けられた第5のキー群に、右手の中指を用いて打鍵すべきことを表示する工程と、(g)前記第5のキー群の右隣に配置され、それに属する少なくとも一つのキーが前記キー配列の最右端に位置する、前記キー配列に設けられた第6のキー群に、右手の薬指を用いて打鍵すべきことを表示する工程とを備えたデータ入力用キーボードの製造方法。
【請求項6】 (h)前記キー配列に設けられ、前記第1のキー群の左隣に配置された第7のキー群に、左手の人差し指を用いて打鍵すべきことを表示する工程と、(i)前記キー配列に設けられ、前記第7のキー群の左隣に配置された第8のキー群に、左手の中指を用いて打鍵すべきことを表示する工程と、(j)前記キー配列に設けられ、前記第8のキー群の左隣に配置され、それに属する少なくとも一つのキーが前記キー配列の最左端に位置する第9のキー群に、左手の薬指を用いて打鍵すべきことを表示する工程とを更に備えた請求項5記載のデータ入力用キーボードの製造方法。
【請求項7】 前記工程(a)〜(j)は、所定の指使いが表示され、前記キー配列を覆うカバーを前記データ入力用原キーボードに覆うことによって実行される、請求項5又は6に記載のデータ入力用キーボードの製造方法。
【請求項8】 前記工程(a)〜(j)は、所定の指使いが表示された表示物を前記データ入力用原キーボードに設けることによって実行される、請求項5又は6に記載のデータ入力用キーボードの製造方法。
【請求項9】 (a)複数のキーが連続して配置されたキー配列を有する、データ入力用原キーボードを準備する工程と、(b)左手のホームポジションを示す第1のポジションマークと、右手のホームポジションを2種類示すための第2及び第3のポジションマークとを設ける工程とを備え、前記第1のポジションマークと前記第3のポジションマークの間に前記第2のポジションマークが位置するデータ入力用キーボードの作製方法。
【発明の詳細な説明】【発明の属する技術分野】この発明は、例えばコンピュータの入力デバイスとして用いられるデータ入力用キーボードに関するものである。
【従来の技術】データ入力用キーボード、例えばコンピュータの入力デバイスとして用いられるキーボードを打鍵(キー入力)する際、迅速に行える様に、各キーに対する指使いを設定する場合がある。図4は従来のデータ入力用キーボードの構成を概念的に例示する平面図であり、JIS規格を採用したものである。図4において、領域11,12,13,14はそれぞれ右手の人差し指、中指、薬指、小指が担当する。領域21,22,23,24はそれぞれ左手の人差し指、中指、薬指、小指が担当する。
【発明が解決しようとする課題】しかし従来の指使いでは、小指の担当するキーの数が最も多いうえ、改行キー31、後退キー32のように、データ入力において頻繁に使用するキーも小指が担当している。そこで、本発明では新たなデータ入力用キーボードを提案し、主として小指の負担を減らす指使いを採用し、また学習することができる技術を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1にかかるものを、括弧書きにて参照符号を以て例示すれば、左手のホームポジションを示す第1のポジションマーク(〔F〕)と、右手のホームポジションを2種類示すための第2及び第3のポジションマーク(〔J〕と〔;〕)とが設けられ、前記第1のポジションマークと前記第3のポジションマークの間に前記第2のポジションマークが位置するデータ入力用キーボードである。この発明の請求項2にかかるものを、括弧書きにて参照符号を以て例示すれば、QWERT式に配列されたキーが採用され、前記第1、第2、第3のポジションマークはそれぞれ〔F〕〔J〕〔;〕のキーに設けられる、請求項1記載の入力用キーボードである。この発明の請求項3にかかるものを、括弧書きにて参照符号を以て例示すれば、右手の人差し指で打鍵すべきことが表示された第1のキー群(R1)と、前記第1のキー群の右隣に配置され、右手の中指で打鍵すべきことが表示された第2のキー群(R2)と、前記第2のキー群の右隣に配置され、右手の薬指で打鍵すべきことが表示された第3のキー群(R3)と、前記第3のキー群の右隣に配置され、右手の人差し指で打鍵すべきことが表示された第4のキー群(R4)と、前記第4のキー群の右隣に配置され、右手の中指で打鍵すべきことが表示された第5のキー群(R5)と、前記第5のキー群の右隣に配置され、右手の薬指で打鍵すべきことが表示された第6のキー群(R6)とを有して連続して配置されたキー配列(100)を備え、前記第6のキー群に属する少なくとも一つのキーは前記キー配列の最右端に配置されるデータ入力用キーボードである。この発明の請求項4にかかるものを、括弧書きにて参照符号を以て例示すれば、前記第1のキー配列は、前記第1のキー群の左隣に配置され、左手の人差し指を用いて打鍵すべきことが表示された第7のキー群(L1)と、前記第7のキー群の左隣に配置され、左手の中指を用いて打鍵すべきことが表示された第8のキー群(L2)と、前記第8のキー群の左隣に配置され、左手の薬指を用いて打鍵すべきことが表示された第9のキー群(L3)とを更に備え、前記第9のキー群に属する少なくとも一つのキーは前記キー配列の最左端に配置されるデータ入力用キーボードである。この発明の請求項5にかかるものは、](a)複数のキーが連続して配置されたキー配列を有する、データ入力用原キーボードを準備する工程と、(b)前記キー配列に設けられた第1のキー群に、右手の人差し指を用いて打鍵すべきことを表示する工程と、(c)前記キー配列に設けられ、前記第1のキー群の右隣に配置された第2のキー群に、右手の中指を用いて打鍵すべきことを表示する工程と、(d)前記キー配列に設けられ、前記第2のキー群の右隣に配置された第3のキー群に、右手の薬指を用いて打鍵すべきことを表示する工程と、(e)前記キー配列に設けられ、前記第3のキー群の右隣に配置された第4のキー群に、右手の人差し指を用いて打鍵すべきことを表示する工程と、(f)前記キー配列に設けられ、前記第4のキー群の右隣に配置された第5のキー群に、右手の中指を用いて打鍵すべきことを表示する工程と、(g)前記第1のキー配置領域に設けられ、前記第5のキー群の右隣に配置され、それに属する少なくとも一つのキーが前記キー配列の最右端に位置する第6のキー群に、右手の薬指を用いて打鍵すべきことを表示する工程とを備えたデータ入力用キーボードの製造方法である。この発明の請求項6にかかるものは、(h)前記キー配列に設けられ、前記第1のキー群の左隣に配置された第7のキー群に、左手の人差し指で打鍵すべきことを表示する工程と、(i)前記キー配列に設けられ前記第7のキー群の左隣に配置された第8のキー群に、左手の中指で打鍵すべきことを表示する工程と、(j)前記キー配列に設けられ、前記第8のキー群の左隣に配置され、それに属する少なくとも一つのキーが前記キー配列の最左端に位置する第9のキー群に、左手の薬指を用いて打鍵すべきことを表示する工程とを更に備えた、請求項6記載のデータ入力用キーボードの製造方法である。なお、請求項5又は6に記載のデータ入力用キーボードの製造方法において、前記工程(a)〜(j)は、所定の指使いが表示され、前記キー配列を覆うカバーを前記データ入力用原キーボードに覆うことによって実行されることが好適である。あるいは前記工程(a)〜(j)は、所定の指使いが表示された表示物を前記原データ入力用原キーボードに設けることによって実行されてもよい。また、請求項9記載の発明のように、前記第1〜第3のポジションマークを貼付、あるいはカバーにて表示して請求項1記載のデータ入力用キーボードを作製してもよい。
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施の形態にかかるデータ入力用キーボードの構成を概念的に例示する平面図である。領域R1に属する第1のキー群は、右手の人差し指で打鍵すべきことが表示され、領域R2に属する第2のキー群は、第1のキー群の右隣に位置し、右手の中指で打鍵すべきことが表示され、領域R3に属する第3のキー群は、第2のキー群の右隣に位置し、右手の薬指で打鍵すべきことが表示され、領域R4に属する第4のキー群は、第3のキー群の右隣に位置し、右手の人差し指で打鍵すべきことが表示され、領域R5に属する第5のキー群は、第4のキー群の右隣に位置し、右手の中指で打鍵すべきことが表示され、領域R6に属する第6のキー群は、第5のキー群の右隣に位置し、右手の薬指で打鍵すべきことが表示される。即ち、それぞれ領域R1〜R6に含まれる第1〜第6のキー群は、この順に右へと連続して配置される。そして第6のキー群に属する少なくとも一つのキー、例えば改行キー31、後退キー32はこのような連続したキー配列100の最右端に配置される。このように表示されたキーに対して、表示された指使い通りにキーを打鍵することにより、右手が2つのホームポジションを採用した打鍵を行うことができるので、右手の小指にかかる負担を小さくする打鍵が可能となる。即ち、第1のホームポジションは右手人差し指がキー42に配置された状態であって左手から近く、第2のホームポジションは右手人差し指がキー43に配置された状態であって左手から遠い。よって従来のように、第1のホームポジションに基づいて打鍵する際に右手の小指にかかっていた大きな負担が非常に軽減される。例えば、改行キー31、後退キー32は右手薬指で担当することになり、小指と比較して力が入りやすく、またその担当する範囲も左右に大きく広がることはない。このようなホームポジションを右手の人差し指で触覚的に判断するため、従来からキー42にはポジションマークなどが設けられてきたが、本発明において望ましくは、更にキー43にもポジションマークを設ける。これらは凹凸など触覚的に判断されるものが望ましい。キー42,43は例えばいわゆるQWERT方式の配列がなされたキーボードでは〔J〕〔;〕を入力するキーである。勿論、右手中指でホームポジションを把握するためのキーにポジションマークを設けてもよい。また、左手に関しても、その小指をなるべく用いない打鍵方法の方が、キーボード操者は疲れにくい。よって左手の薬指が担当するキーを広げることが望ましい。図1において領域L1に属する第7のキー群は、左手の人差し指で打鍵すべきことが表示され、領域L2に属する第8のキー群は、第7のキー群の左隣に位置し、左手の中指で打鍵すべきことが表示され、領域L3に属する第9のキー群は、第8のキー群の左隣に位置し、左手の薬指で打鍵すべきことが表示される。即ち、それぞれ領域L1〜L3に含まれる第7〜第9のキー群は、この順に左へと連続して配置される。そして第9のキー群に属する少なくとも一つのキー、例えば〔Tab〕キー35、〔Caps〕キー36はキー配列100の最左端に配置される。このように表示された指使い通りにキーを打鍵することにより、左手の小指にかかる負担を小さくする打鍵が可能となる。左手のホームポジションを左手の人差し指で触覚的に判断するため、従来からキー41にはポジションマークなどが設けられてきたが、本発明においても備えることができる。これらは凹凸など触覚的に判断されるものが望ましい。キー41は例えばいわゆるQWERT方式の配列がなされたキーボードでは〔F〕を入力するキーである。勿論、左手中指でホームポジションを把握するためのキーにポジションマークを設けてもよい。なお、キーが連続して配置されたキー配列100において、領域R6の下に配置された領域R9に属する第10のキー群のキー33,34(例えばそれぞれ〔Shift〕〔Ctrl〕)は、他の遠くのキーと兼用される可能性があるので、右手薬指と右手小指とのいずれかが担当して打鍵されることが表示される。また、連続して配置されたキー配列において、領域L3の下に配置された領域L6に属する第11のキー群のキー38,39(例えばそれぞれ〔Shift〕〔Ctrl〕)も、遠くのキーと兼用される可能性があるので、左手薬指と左手小指とのいずれかが担当して打鍵されることが表示される。領域L6に属する第11のキー群のキー37(〔a〕)は母音であるため使用頻度が高いのであるが、打鍵速度の点から小指が担当するほうが効率的である場合もあるので、左手薬指と左手小指とのいずれかが担当して打鍵されることが表示される。更に、領域R1〜R6,L1〜L3の下方に存在するキーにおいても、打鍵を担当する指を表示してもよい。例えばキー配列100の最下段において、領域L6の右隣に配置される領域L5は左手薬指と左手親指とのいずれかが担当して打鍵されることが表示され、領域L5の右隣に配置される領域L4は左手親指が担当して打鍵されることが表示され、領域L4の右隣に配置される領域R7は右手親指が担当して打鍵されることが表示され、領域R7の右隣に配置される領域R8は右手親指と右手薬指のいずれかが担当して打鍵されることが表示される。これらについて更に具体的な一例を示せば、各領域と、それに含まれるキーとの関係は以下のようになる。
領域R1…〔6〕〔7〕〔Y〕〔U〕〔H〕〔J〕〔N〕〔M〕
領域R2…〔8〕〔I〕〔K〕〔,〕
領域R3…〔9〕〔0〕〔ー〕〔O〕〔P〕〔L〕〔>〕
領域R4…〔^〕〔@〕〔;〕
領域R5…〔¥〕〔「〕〔:〕〔・〕
領域R6…〔後退〕〔改行〕〔」〕〔\〕
領域R7…〔変換〕〔かな〕
領域R8…〔Alt〕〔Windows(登録商標)〕〔その他〕
領域R9…〔Shift〕〔Ctrl〕
領域L1…〔4〕〔5〕〔R〕〔T〕〔F〕〔G〕〔V〕〔B〕
領域L2…〔3〕〔E〕〔D〕〔C〕
領域L3…〔1〕〔2〕〔Q〕〔W〕〔S〕〔Z〕〔X〕〔半角〕〔Tab〕〔Caps〕
領域L4…〔無変換〕〔空白〕
領域L5…〔Option〕〔Alt〕
領域L6…〔A〕〔Shift〕〔Ctrl〕
参考のため、上記キーの位置を図2に示す。なお、図2に示されたキーボードでは、キー配列100の上方(キー配列100を操作する際に、手首から指先へ向かう方向)において、左端に〔Esc〕キーが、その右側に12個のファンクションキーが設けられている。これらは図2においては、4個ずつ連続したものが3組並んで配置された態様として例示されていて、その機能がユーザーによって規定できるキーであり、例えば左からキー〔F1〕〔F2〕〔F3〕〔F4〕〔F5〕〔F6〕〔F7〕〔F8〕〔F9〕〔F10〕〔F11〕〔F12〕である。これらのキーについても、領域R1〜R5,L1〜L3に所属させ、それぞれ対応する指使いを表示させることができる。具体的には〔Esc〕キー及びキー〔F1〕〔F2〕は領域L3に属して左手薬指が担当することが表示され、キー〔F3〕〔F4〕は領域L2に属して左手中指が担当することが表示され、キー〔F5〕〔F6〕は領域L1に属して左手人差し指が担当することが表示され、キー〔F7〕〔F8〕は領域R1に属して右手人差し指が担当することが表示され、キー〔F9〕〔F10〕は領域R2に属して右手中指が担当することが表示され、キー〔F11〕〔F12〕は領域R6に属して右手薬指が担当することが表示される。また、キー配列100やファンクションキーの右側には図3に示すような特殊キー配列201,202,203設けられることがある。また、特殊キー配列201,202,203の右側に更にテンキー300が設けられることもある。これらのキーについても打鍵の際の指使いを表示させることができる。例えば特殊キー配列201において、キー201a,201b,201cはそれぞれ〔Print Screen〕〔Scroll Lock〕〔Pause〕の機能が付与されている。また例えば特殊キー配列202において、キー202a,202b,202c,202d,202e,202fはそれぞれ〔Insert〕〔Delete〕〔Home〕〔End〕〔Page Up〕〔Page Down〕の機能が付与されている。また例えば特殊キー配列203において、キー203a,203b,203c,203dはそれぞれカーソルの上移動、左移動、下移動、右移動の機能が付与されている。そしてキー201a,202a,202d,203b(図中領域R11)に、右手人差し指を用いて打鍵することの表示が付与され、キー201b,202b,202e,203a,203c(図中領域R12)に、右手中指を用いて打鍵することの表示が付与され、キー201c,202c,202f,203d(図中領域R13)に、右手薬指を用いて打鍵することの表示が付与されされる。このように表示された通りに打鍵することにより、特殊キー配列201,202,203においても、同じ指を用いて打鍵すべきキーが縦に配列され、かつ右手小指を用いることなく打鍵操作が行えるので、右手の負担は軽減されることになる。更に、テンキー300については、〔Num Lock〕キー、数字の〔0〕〔1〕〔4〕〔7〕(図中領域R14)を担当するキーに右手人差し指を用いて打鍵することの表示が付与され、除算キー〔/〕、数字の〔2〕〔5〕〔8〕(図中領域R15)を担当するキーに右手中指を用いて打鍵することの表示が付与され、乗算キー〔*〕、加算キー〔+〕、減算キー〔−〕、数字の〔3〕〔6〕〔9〕を担当するキー、小数点〔.〕を担当するキー、入力キー〔Enter〕(図中領域R16)に右手薬指を用いて打鍵することの表示が付与される。このように表示された通りに打鍵することにより、テンキー300においても、同じ指を用いて打鍵すべきキーが縦に配列され、かつ小指を用いることなく打鍵操作が行えるので、小指の負担は軽減されることになる。上記に記載された新たな指使いは、従来から採用されてきたキーボード(データ入力用原キーボード)に、例えばシールを貼って指使いを表示することにより、容易に学習することができる。あるいは新たな指使いが表示されキー配列領域を覆うカバーで覆ってもよい。このような方法で、新たな指使いを表示するキーボードを作製することができる。
【発明の効果】この発明のうち請求項1にかかるデータ入力用キーボードによれば、第2及び第3のポジションマークに基づいて、右手のホームポジションの2種類を容易に把握できるので、2種類のホームポジションを採用した右手による打鍵は左手から近い方と遠い方の2種類のホームポジションを採用することができ、右手の小指にかかる負担を小さくする打鍵が可能となる。この発明のうち請求項2にかかるデータ入力用キーボードによれば、第1のポジションマークに左手の人差し指を置くことにより左手のホームポジションを容易に把握でき、第2及び第3のポジションマークのいずれか一方に右手の人差し指を置くことにより右手の2種類のホームポジションを容易に把握することができる。この発明のうち請求項3にかかるデータ入力用キーボードによれば、表示された指使い通りにキーを打鍵することにより、右手が2つのホームポジションを採用した打鍵を行うことができるので、右手の小指にかかる負担を小さくする打鍵が可能となる。この発明のうち請求項4にかかるデータ入力用キーボードによれば、表示された指使い通りにキーを打鍵することにより、左手の小指にかかる負担を小さくする打鍵が可能となる。この発明のうち請求項5,7,8にかかるデータ入力用キーボードの製造方法によれば、請求項3記載のデータ入力用キーボードを製造することができる。この発明のうち請求項6,7,8にかかるデータ入力用キーボードの製造方法によれば、請求項4記載のデータ入力用キーボードを製造することができる。この発明のうち請求項9にかかるデータ入力用キーボードの製造方法によれば、請求項1記載のデータ入力用キーボードを製造することができる。
【出願人】 【識別番号】399052501
【氏名又は名称】井上 悦治
【出願日】 平成12年7月6日(2000.7.6)
【代理人】
【公開番号】 特開2002−23923(P2002−23923A)
【公開日】 平成14年1月25日(2002.1.25)
【出願番号】 特願2000−204780(P2000−204780)