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【発明の名称】 仮想計算機のシステム構成情報生成システム及び方法並びに記録媒体
【発明者】 【氏名】柏原 義祐

【要約】 【課題】仮想計算機システムをホストコンピュータに組み込む際、仮想計算機システムを動作させるために必要となる仮想計算機システム構成情報、およびホストコンピュータと各子OSのシステム構成情報を自動生成し,人的ミスを排除して信頼性を向上し、保守性を向上するシステムの提供。

【解決手段】システム構成情報を作成する際、知識ベース化された仮想計算機システム化変換規則を手段として備え、ホストコンピュータのシステム構成情報、ハードウェア構成情報、各子OSの必要資源情報と仮想計算機システム化変換規則を用いて、変換システムが、各システム構成情報を自動生成することで、仮想計算機システム構成情報、仮想計算機システムが組み込まれたホストコンピュータのシステム構成情報、各子OSのシステム構成情報を得る。
【特許請求の範囲】
【請求項1】ホストコンピュータのシステム構成情報及びハードウェア構成情報と、前記ホストコンピュータ上に組み込まれる仮想計算機システムの各子オペレーティングシステム(OS)の必要資源情報を入力情報とし、予め記憶手段に記憶されている仮想計算機システム化変換規則を参照して、仮想計算機システムを前記ホストコンピュータ上で動作させるために必要とされる仮想計算機システム構成情報、及び、前記仮想計算機システムが組み込まれたホストコンピュータと各子OSのシステム構成情報を自動生成する手段を備えた、ことを特徴とする、仮想計算機のシステム構成情報生成システム。
【請求項2】前記仮想計算機システム化変換規則が、前記仮想計算機システムを、前記ホストコンピュータに組み込む際に必要となる、前記ホストコンピュータのシステム構成情報、仮想計算機システムのシステム構成情報、及び、各子OSのシステム構成情報を生成するために必要とされる変換規則を知識ベース化した集まりからなる、ことを特徴とする、請求項1記載の仮想計算機のシステム構成情報生成システム。
【請求項3】前記仮想計算機システム化変換規則が、前記ホストコンピュータに割り付けられている資源を子OSのために占有して再割り付けするか、又は、前記資源を前記ホストコンピュータと子OSと共用利用する場合に必要となる、各システム構成情報の書き換え規則の集合を含む、ことを特徴とする、請求項1又は2に記載の仮想計算機のシステム構成情報生成システム。
【請求項4】ホストコンピュータに割り付けられている資源を、子オペレーティングシステム(OS)のために占有して再割り付けするか、又は、前記資源を前記ホストコンピュータと子OSとで共用利用する場合に必要となる各システム構成情報の書き換え規則の集合を含む仮想計算機システム化変換規則を蓄積した記憶手段を備え、前記ホストコンピュータを動作させるために必要となるソフトウェア構成情報よりなるホストコンピュータのシステム構成情報と、前記ホストコンピュータのハードウェア構成情報と、前記ホストコンピュータ上に組み込まれる仮想計算機システムの各子OSで利用する物理的な装置を規定する資源情報である各子OSの必要資源情報と、とを入力し、前記記憶手段に蓄積されている前記仮想計算機システム化変換規則を参照して、前記仮想計算機システムを動作させるために必要とされる、各子OSで利用するすべての物理的な装置、及びチャネルを規定する構成情報を含む仮想計算機システム構成情報を自動生成する手段と、前記ホストコンピュータのシステム構成情報と、前記生成された仮想計算機システム構成情報とを入力し、前記記憶手段に蓄積されている前記仮想計算機システム化変換規則を参照して、仮想計算機システムが組み込まれたホストコンピュータのシステム構成情報を自動生成するとともに、子OSを動作させるために必要となるソフトウェア構成情報よりなる各子OSのシステム構成情報を自動生成する手段と、を備えている、ことを特徴とする、仮想計算機のシステム構成情報生成システム。
【請求項5】ホストコンピュータを動作させるために必要となるソフトウェア構成情報よりなるホストコンピュータのシステム構成情報と、前記ホストコンピュータのハードウェア構成情報と、前記ホストコンピュータ上に組み込まれる仮想計算機システムの各子オペレーティングシステム(OS)で利用する物理的な装置を規定する資源情報である各子OSの必要資源情報と、に基づき、前記ホストコンピュータに割り付けられている資源を、子OSのために占有して再割り付けするか、又は前記資源を前記ホストコンピュータと子OSと共用利用する場合に必要となる、各システム構成情報の書き換え規則の集合を含む仮想計算機システム化変換規則を蓄積した記憶手段を参照して、前記仮想計算機システムを動作させるために必要とされ、各子OSで利用するすべての物理的な装置、チャネルを規定する構成情報を含む仮想計算機システム構成情報と自動生成する第1のステップと、前記ホストコンピュータのシステム構成情報と前記生成された仮想計算機システム構成情報とに基づき、前記仮想計算機システム化変換規則を蓄積した記憶手段を参照して、仮想計算機システムが組み込まれたホストコンピュータのシステム構成情報を生成出力する第2のステップと、前記ホストコンピュータのシステム構成情報と前記生成された仮想計算機システム構成情報とに基づき、子OSを動作させるために必要となるソフトウェア構成情報よりなる各子OSのシステム構成情報を生成出力する第3のステップと、を含むことを特徴とする、仮想計算機のシステム構成情報生成方法。
【請求項6】ホストコンピュータを動作させるために必要となるソフトウェア構成情報よりなるホストコンピュータのシステム構成情報と、前記ホストコンピュータのハードウェア構成情報と、前記ホストコンピュータ上に組み込まれる仮想計算機システムの各子オペレーティングシステム(OS)で利用する物理的な装置を規定する資源情報である各子OSの必要資源情報と、に基づき、前記ホストコンピュータに割り付けられている資源を、子OSのために、占有して再割り付けするか、又は前記資源を前記ホストコンピュータと共用利用する場合に必要となる各システム構成情報の書き換え規則の集合を含む仮想計算機システム化変換規則を蓄積した記憶手段を参照して、前記仮想計算機システムを動作させるために必要とされ、各子OSで利用するすべての物理的な装置、チャネルを規定する構成情報を含む仮想計算機システム構成情報と自動生成する第1の処理と、前記ホストコンピュータのシステム構成情報と前記生成された仮想計算機システム構成情報とに基づき、前記仮想計算機システム化変換規則を蓄積した記憶手段を参照して、仮想計算機システムが組み込まれたホストコンピュータのシステム構成情報を生成出力する第2の処理と、前記ホストコンピュータのシステム構成情報と前記生成された仮想計算機システム構成情報とに基づき、子OSを動作させるために必要となるソフトウェア構成情報よりなる各子OSのシステム構成情報を生成出力する第3の処理と、の前記第1乃至第3の処理を、コンピュータに実行させるためのプログラムを記録した記録媒体。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、仮想計算機システムに関し、特に、ホストコンピュータ上で仮想計算機システムを動作させるために必要となる仮想計算機システム構成情報、およびホストコンピュータと子オペレーティングシステム(OS)のシステム構成情報を自動生成するシステム及び方法並びに記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】仮想計算機システム(Virtual Machine)は、ホストコンピュータのもとで運用され、ホストコンピュータの資源(リソース)を利用して、一又は複数のOS(オペレーティングシステム)を動作させる。仮想計算機システムで稼動される仮想的なOSを、ホストコンピュータのOSに対して、子OSという。
【0003】この仮想計算機システムを運用するために、ホストコンピュータのシステム構成情報、各子OSのシステム構成情報、仮想計算機システムのシステム構成情報が必要とされている。
【0004】ところで、コンピュータのシステム構成情報の自動生成を行うシステムとして、例えば特開平05−094283号公報には、システム構成に必要な各種の知識を記憶するフレーム群を用意することで、システム構成における障害を防ぎ、システム構成時の資源の無駄な消費をなくし、処理を効率化するシステム構成情報を自動生成するシステム構成情報生成方式が提案されている。しかしながら、上記特開平05−094283号公報に記載されているシステム構成情報生成方式は、ホストコンピュータにおけるシステム構成情報の自動生成を行うものであり、仮想計算機システムの組み込みの際に必要とされる各システム構成情報の自動生成については、適用することはできない。
【0005】例えば、仮想計算機システムをホストコンピュータに組み込む際に、各子OSが利用する資源は、ホストコンピュータの一部から子OSに、占有的に再割り付けされるか、もしくは、ホストコンピュータのOSと子OSとの間で共用して利用される。そのために、ホストコンピュータのシステム構成情報を参照し、仮想計算機を動作させるために必要とされる仮想計算機のシステム構成情報、およびホストコンピュータと各子OSのシステム構成情報が作成される。
【0006】そして、従来より、この仮想計算機システム構成情報、およびホストコンピュータと子OSのシステム構成情報は、経験、知識を有する熟練技術者によって、手作業で作成されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、仮想計算機のシステム構成情報の従来の生成方法においては、仮想計算機システムをホストコンピュータに組み込む際、仮想計算機システム構成情報、およびホストコンピュータと子OSのシステム構成情報は、スキルを有する技術者等によって、もっぱら手作業で作成されているため、人的コストがかかる、という問題点を有している。
【0008】その理由は、仮想計算機システムをホストコンピュータに組み込む際のシステム構成情報の作成にはハードウェア構成およびシステム構成に関して高いスキルが必要であるため、自動化が困難であったこと、および、システム構成情報の作成作業は、主に仮想計算機システムの導入時の一度きりの作業であるため、やむをえないコストであるとして、容認されていたためである。
【0009】この場合、人手作業に頼るため、人為ミス等が発生する可能性がある、という問題点を有するほか、仮想計算機システムが大規模なものとなると、信頼性、保守性の向上を図ることが難しくなるほか、作業工数が増大し、その結果、仮想計算機システムの導入(システム立ち上げ)に要する時間が増大する、という問題点を有している。
【0010】したがって、本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであって、その目的は、仮想計算機システムをホストコンピュータに組み込む際、仮想計算機システムを動作させるために必要となる仮想計算機システム構成情報、およびホストコンピュータと各子OSのシステム構成情報を自動生成することで、人的ミスを排除し、信頼性を向上し、保守性も向上するシステム及び方法並びに記録媒体を提供することにある。
【0011】本発明の他の目的は、ホストコンピュータ上への仮想計算機システムの導入の高速化を図るとともに、システム構成を最適化できる、システム及び方法並びに記録媒体を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成する本発明は、各システム構成情報を作成する際に、知識ベース化された仮想計算機システム化変換規則を備えている。
【0013】本発明において、入力情報として、ホストコンピュータのシステム構成情報、ハードウェア構成情報、各子OSの必要資源情報を用意し、仮想計算機システム化変換規則を用いて、各システム構成情報を自動生成する。
【0014】本発明において、出力情報として、仮想計算機システム構成情報、仮想計算機システムが組み込まれたホストコンピュータのシステム構成情報、各子OSのシステム構成情報が得られる。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について説明する。仮想計算機システムをホストコンピュータに組み込む際、各子OSが利用する資源は、ホストコンピュータの一部から子OSに占有的に再割り付けされるか、もしくは子OSとホストコンピュータの間で共用形態で利用される。そのために、ホストコンピュータのシステム構成情報を参照し、仮想計算機を動作させるために必要となる仮想計算機システム構成情報、およびホストコンピュータと各子OSのシステム構成情報を作成する作業が実施される。
【0016】本発明は、この作業を、知識ベース化された仮想計算機システム化変換規則を用いることで、自動的に行うものである。
【0017】本発明に係るシステムは、ホストコンピュータのシステム構成情報、前記ホストコンピュータ上に組み込まれる仮想計算機システムの各子オペレーティングシステム(OS)の必要資源情報を入力情報とし、予め記憶手段に記憶されている仮想計算機システム化変換規則を参照して、仮想計算機システムを前記ホストコンピュータ上で動作させるために必要とされる仮想計算機システム構成情報、および、前記仮想計算機システムが組み込まれたホストコンピュータと、各子OSのシステム構成情報を自動生成する手段を備えている。
【0018】仮想計算機システム化変換規則は、前記仮想計算機システムをホストコンピュータに組み込む際に必要とされ、前記ホストコンピュータのシステム構成情報、仮想計算機システムの構成情報、各子OSのシステム構成情報を生成するために必要とされる変換規則を知識ベース化した集まりからなる。より詳細には、前記仮想計算機システム化変換規則が、前記ホストコンピュータに割り付けられている資源を、子OSのために、占有して再割り付けするか、又は前記資源を前記ホストコンピュータと共用利用する場合に必要となる各システム構成情報の書き換え規則の集合を含む。
【0019】本発明に係る方法は、ホストコンピュータを動作させるために必要となるソフトウェア構成情報よりなるホストコンピュータのシステム構成情報と、前記ホストコンピュータのハードウェア構成情報と、前記ホストコンピュータ上に組み込まれる仮想計算機システムの各子オペレーティングシステム(OS)で利用する物理的な装置を規定する資源情報である各子OSの必要資源情報と、に基づき、前記ホストコンピュータに割り付けられている資源を、子OSのために、占有して再割り付けするか、又は前記資源を前記ホストコンピュータと共用利用する場合に必要となる各システム構成情報の書き換え規則の集合を含む仮想計算機システム化変換規則を蓄積した記憶手段を参照して、前記仮想計算機システムを動作させるために必要とされ、各子OSで利用するすべての物理的な装置、チャネルを規定する構成情報を含む仮想計算機システム構成情報と自動生成する第1のステップと、前記ホストコンピュータのシステム構成情報と前記生成された仮想計算機システム構成情報とに基づき、前記仮想計算機システム化変換規則を蓄積した記憶手段を参照して、仮想計算機システムが組み込まれたホストコンピュータのシステム構成情報を生成出力する第2のステップと、前記ホストコンピュータのシステム構成情報と前記生成された仮想計算機システム構成情報とに基づき、子OSを動作させるために必要となるソフトウェア構成情報よりなる各子OSのシステム構成情報を生成出力する第3のステップと、を含む。
【0020】前記第1乃至第3のステップの各処理は、ホストコンピュータ等のコンピュータ上で実行されるプログラムにより実現することができる。この場合、該プログラムを記録した記録媒体(磁気ディスク、磁気テープ、CD−ROM等の光ディスク、半導体メモリ等)から該プログラムを読み出してコンピュータの主記憶にロードして実行することで、本発明を実施することができる。
【0021】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照して詳細に説明する。図1を参照すると、本発明の一実施例においては、入力情報として、ホストコンピュータのシステム構成情報1と、ハードウェア構成情報2と、各子OSの必要資源情報3と、仮想計算機システム構成情報4と、を用意する。なお、仮想計算機システム構成情報4は、変換システム8から生成出力される出力情報であるとともに、他の出力情報の自動生成にあたり、変換システム8への入力情報として利用される。
【0022】ホストコンピュータのシステム構成情報1は、ホストコンピュータを動作させるために必要となるソフトウェア構成カードである。
【0023】ハードウェア構成情報2は、ホストコンピュータに物理的に接続されている装置、チャネルの情報を規定する構成カードである。
【0024】各子OSの必要資源情報3は、各子OSで利用する物理的な装置を規定する資源情報である。
【0025】仮想計算機システム構成情報4は、仮想計算機システムを動作させるために必要なもので、各子OSで利用するすべての物理的な装置、チャネルを規定する構成情報を含む。
【0026】仮想計算機システム構成情報4は、ホストコンピュータのシステム構成情報1と、ハードウェア構成情報2と、各子OSの必要資源情報3とを用いて、変換システム8で、最初に作成される(図2参照)。
【0027】そして、これらの入力情報を基に、変換システム8から、仮想計算機システムが組み込まれたホストコンピュータのシステム構成情報6と、各子OSのシステム構成情報7が出力される(図3、及び図4参照)。
【0028】子OSのシステム構成情報7は、子OSを動作させるために必要となるソフトウェア構成カードである。
【0029】また、変換システム8において、これらの出力情報を得るために、記憶装置(不図示)に格納されている、知識ベース化された仮想計算機システム化変換規則5が用いられる。
【0030】この仮想計算機システム化変換規則5は、仮想計算機システムをホストコンピュータに実装する際に必要とされ、ホストコンピュータのシステム構成情報、仮想計算機システムの構成情報、各子OSのシステム構成情報を生成するために必要な変換規則を知識ベース化した集まりからなる。例えばホストコンピュータに割り付けられている資源が子OSのために占有して再割り付けされたり、またはその資源をホストコンピュータと共用利用する場合に必要となる各システム構成情報の書き換え規則の集合を含む。
【0031】、変換システム8は、入力情報と、知識ベース化された仮想計算機システム化変換規則5から、公知の推論エンジン等により、適用する規則を選択して該規則に従い入力情報に対して変換を施し、出力情報を自動生成する。
【0032】汎用ホストコンピュータ(例えばACOS−6)のOS上に仮想計算機システムを実装する場合の仮想計算機システム化変換規則5の一例は、以下のようなものとなる。なお、変換規則は、自然言語ではなく、知識ベース表現で記述される。
【0033】・仮想計算機システムが使用するチャネルは、該チャネルが接続されている装置のコントローラの種別にしたがって、ホストコンピュータのシステム構成に反映させ、各子OSのシステム構成に組み込む。
【0034】・仮想計算機システムが使用する装置は、ホストコンピュータと各子OSとの間で共用、もしくは排他的使用の種別にしたがって、ホストコンピュータのシステム構成に反映させ、各子OSのシステム構成に組み込む。
【0035】・各子OSで使用されるコンソール装置には、1本のチャネルのみを接続し、ホストコンピュータのシステム構成からは削除して、子OSののシステム構成に組み込む。
【0036】次に、本発明の一実施例の動作について説明する。まず仮想計算機システム構成情報4の生成について、図2を参照して説明する。
【0037】図2を参照すると、ホストコンピュータのシステム構成情報1、ホストコンピュータのハードウェア構成情報2、各子OSの必要資源情報3を入力情報として、仮想計算機システム化変換規則5に基づいて、変換システム8が、仮想計算機システム構成情報4を作成する。
【0038】仮想計算機システム構成情報4は、仮想計算機システムを動作させるために必要とされる情報であり、各子OSで利用されるすべての資源に関してシステム的に参照可能な形で表現されたものである。
【0039】次に、ホストコンピュータのシステム構成情報の書き換えについて、図3を参照して説明する。
【0040】図3を参照すると、ホストコンピュータのシステム構成情報1と仮想計算機システム構成情報4とを入力情報として、仮想計算機システム化変換規則5に基づいて、子OSで利用される資源がホストコンピュータに割り付けられている場合、その資源が子OSで占有的に利用できるようにするか、もしくはホストコンピュータと共用利用できるように、ホストコンピュータのシステム構成情報1を書き換え、仮想計算機システムが組み込まれたホストコンピュータのシステム構成情報5として出力する。
【0041】次に、各子OSのシステム構成情報の生成について、図4を参照して説明する。図4を参照すると、ホストコンピュータのシステム構成情報1と仮想計算機システム構成情報4を入力情報として、子OSが占有的に利用できるか、もしくはホストコンピュータと共用利用される資源を用いて、子OSのシステム構成情報7が作成される。子OSのシステム構成情報は、ACOS−6では、前述したように、子OSがソフトウェアシステム構成カードからなり、子OSの必要資源の情報3の中で、子OSが占有的に利用できるか、もしくはホストコンピュータと共用されるかが定義される。子OSが占有的に使用する装置(磁気テープ装置:MT00)について、仮想計算機のシステム構成情報4において、例えば、MT00 SHARE,16,UNIT-01,…,と定義される。一方、ホストコンピュータと共用して利用される装置である場合、 MT00 SHARE,16,UNIT-01,…,HOSTUNIT,…,と定義することが必要とされる。
【0042】ホストコンピュータのシステム構成情報1と、仮想計算機のシステム構成情報4に基づき、各子OSが利用する資源を、子OSの占有、ホストコンピュータとの共用の2種の属性に従い、各子OSのシステム構成情報7が生成される。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば下記記載の効果を奏する。
【0044】本発明の第1の効果は、仮想計算機システムを動作させる際に必要となる仮想計算機システム構成情報、およびホストコンピュータと各子OSのシステム構成情報の作成に要する作業の省力化とコストの低減を図ることができる、ということである。
【0045】その理由は、本発明においては、従来スキルのある技術者によって人的に行われていた作業を、自動化することで、省力化したためである。
【0046】本発明の第2の効果は、仮想計算機システムを動作させる際に必要となる仮想計算機システム構成情報、およびホストコンピュータと各子OSのシステム構成情報の生成時の、書き換えミス等の人為ミスの発生が回避される、ということである。
【0047】その理由は、本発明においては、従来スキルのある技術者によって人的に行われていた作業を自動化している、ためである。
【0048】本発明の第3の効果は、仮想計算機システムの導入を短縮することができる、ということである。
【0049】その理由は、本発明においては、仮想計算機システムを動作させる際に必要となる仮想計算機システム構成情報、およびホストコンピュータと各子OSのシステム構成情報が自動生成し、従来スキルのある技術者によって人手で行われていた作業を自動化することで、作業時間を短縮している、ためである。
【出願人】 【識別番号】000004237
【氏名又は名称】日本電気株式会社
【出願日】 平成12年6月23日(2000.6.23)
【代理人】 【識別番号】100080816
【弁理士】
【氏名又は名称】加藤 朝道
【公開番号】 特開2002−7149(P2002−7149A)
【公開日】 平成14年1月11日(2002.1.11)
【出願番号】 特願2000−189805(P2000−189805)